JP2009133277A - 遠心式送風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吹出風量の低下を防止する。
【解決手段】回転軸周りに配置された多数枚のブレード11を有し、回転軸方向の両端部に設けられた吸入口10a、10bから空気を吸入して径方向の外側に向けて空気を吹き出す遠心式多翼ファン10と、遠心式多翼ファン10を回転駆動する駆動モータ14と、遠心式多翼ファン10を収納するケーシング15とを備え、遠心式多翼ファン10は、駆動モータ14が発生した回転駆動力をブレード11に伝達するボスプレート12を有し、ボスプレート12は、ブレード11よりも前記径方向の内側のみに形成され、ブレード11のうち前記径方向における内側端部11aと連結している。
【選択図】図3

Description

本発明は、遠心式多翼ファンを用いた遠心式送風機に関するもので、車両用空調装置の送風機に用いて好適である。
従来、この種の遠心式送風機として、図7に示すものが製品化されている。この従来技術の遠心式多翼ファン10は、回転軸方向の両端部に設けられた吸入口10a、10bから空気を吸入して径方向の外側に向けて空気を吹き出す両吸込式の送風ファンであり、この遠心式多翼ファン10が回転軸方向一方側の第1ファン部50と回転軸方向他方側の第2ファン部51とに仕切られている。
より具体的には、回転軸方向両端部間に配置されたボスプレート52をブレード11のうちファン径方向における外側端部11bまで形成することで、遠心式多翼ファン10の内部空間を回転軸方向一方側の空間と回転軸方向他方側の空間とに仕切っている。
したがって、遠心式多翼ファン10は、図7の矢印に示すように、回転軸方向一方側の吸入口10aから吸入された空気を第1ファン部50のみにより径方向の外側に向けて吹き出し、回転軸方向他方側の吸入口10bから吸入された空気を第2ファン部51のみにより径方向の外側に向けて吹き出す。
なお、この従来技術では、遠心式多翼ファン10がケーシング15に収納され、このケーシング15のうち遠心式多翼ファン10の吸入口10a、10bと対向する部位に、空気を取り入れるための開口部15a、15bが形成されている。この開口部15a、15bはケース2によって覆われ、このケース2の内部には開口部15a、15bに向かって空気が流れる2つの空気通路16、17が形成されている。
図7からわかるように、この空気通路16、17の回転軸方向における通路幅の寸法は一定ではなく、部位によって異なっている。そして、当該通路幅の最小寸法(以下、吸い込み寸法という。)G1、G2は、搭載スペース上の制約により、遠心式多翼ファン10の内径D1よりも小さくなっている。
一方、特許文献1には、回転軸方向一方側のみから空気を吸引して径方向に吹き出す片吸込式の遠心式ファンを有する遠心式送風機において、電磁振動を緩和するために、ボスプレートのうちブレードよりもファン径方向内側の部位に孔を形成したものが開示されている。
特開2007−113451号公報
しかしながら、前者の従来技術では、第1ファン部50への流入空気量と第2ファン部51への流入空気量との比が吸い込み寸法G1、G2の比とほぼ同じになるので、吸い込み寸法G1、G2の比が第1、第2ファン部50、51のファン高さh1、h2の比と異なっている場合には、流入空気量とファン高さh1、h2とがアンバランスになる。このため、ブレード11を有効に利用することができず、吹出風量が低下してしまうという問題がある。
この問題は、搭載スペース上の制約により吸い込み寸法G1、G2が小さくなるほど顕著になる。
この対策として、遠心式多翼ファン10を大型化して吹出風量の低下を補うことが考えられるが、搭載スペース上の制約を受ける場合には、この対策を採用することはできない。
別の対策として、第1、第2ファン部50、51のファン高さh1、h2を吸い込み寸法G1、G2の比に合わせることが考えられるが、この対策によると、吸い込み寸法G1、G2が異なる他種類の遠心式送風機に対して遠心式多翼ファン10を設計し直さなければならないので、開発コストが増大してしまう。
そこで、本発明者は、このような問題を解決すべく、前者の従来技術に後者の従来技術を適用することを検討した。すなわち、ボスプレート52のうちブレード11よりもファン径方向内側の部位に孔を形成することによって、第1、第2ファン部50、51間で空気を流通させ、その結果、第1、第2ファン部50、51への流入空気量をファン高さh1、h2とバランスさせることで、ブレード11を有効に利用して吹出風量の低下を防止することを検討した。
しかしながら、本発明者の詳細な検討によると、この対策では、ブレード11間の空間がボスプレート52によって仕切られているために、第1、第2ファン部50、51間の空気の流通が僅かしか行われず、吹出風量の低下を十分に防止できないことがわかった。
本発明は、上記点に鑑み、吹出風量の低下を防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、回転軸周りに配置された多数枚のブレード(11)を有し、回転軸方向の両端部に設けられた吸入口(10a、10b)から空気を吸入して径方向の外側に向けて空気を吹き出す遠心式多翼ファン(10)と、
遠心式多翼ファン(10)を回転駆動する駆動モータ(14)と、
遠心式多翼ファン(10)を収納するケーシング(15)とを備え、
遠心式多翼ファン(10)は、駆動モータ(14)が発生した回転駆動力をブレード(11)に伝達するボスプレート(12)を有し、
ボスプレート(12)は、ブレード(11)よりも前記径方向の内側のみに形成され、ブレード(11)のうち前記径方向における内側端部(11a)と連結していることを特徴とする。
これによると、ブレード(11)間の空間がボスプレート(12)によって仕切られることがないので、ブレード(11)間の空間において空気がファン回転軸方向に自由に流通可能である(後述の図3を参照)。このため、ブレード(11)全体を有効に利用することができるので、吹出風量(Va)の低下を防止することができる。
なお、本発明における「ボスプレート(12)がブレード(11)よりも前記径方向の内側のみに形成されている」とは、ボスプレート(12)が厳密にブレード(11)よりも前記径方向の内側のみに形成されていることのみを意味するものではなく、成形上、強度上等の理由によりボスプレート(12)がブレード(11)の内側端部(11a)よりも若干前記径方向の外側まで形成されていることをも含む意味のものである。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の遠心式送風機において、ボスプレート(12)は、前記径方向の内側から外側に向かって放射状に突出するスポーク部(12b)を有し、
スポーク部(12b)の突出先端部がブレード(11)の内側端部(11a)と連結していることを特徴とする。
これによると、スポーク部(12b)間の空間においても空気がファン回転軸方向に自由に流通可能であるので、ブレード(11)全体をより有効に利用することができ、ひいては、吹出風量(Va)の低下をより防止することができる。。
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の遠心式送風機において、ボスプレート(12)は、回転軸と同軸状の円板形状を有しており、
ボスプレート(12)の外周縁部がブレード(11)の内側端部(11a)と連結していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明のように、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の遠心式送風機において、ケーシング(15)のうち遠心式多翼ファン(10)の回転軸方向両端側には、空気を取り入れるための開口部(15a、15b)が形成され、
開口部(15a、15b)のうち少なくとも一方の開口部へ向かって空気が流れる空気通路(16、17)を形成するケース(2)が、前記少なくとも一方の開口部を覆うように配置され、
空気通路(16、17)のうち前記回転軸方向の通路幅が最も狭い部位における前記通路幅の寸法(G1、G2)が、遠心式多翼ファン(10)の内径(D1)の1/4以下に設定されていれば、上記した請求項1の発明の作用効果をより発揮することができる(後述の図4を参照)。
請求項5に記載の発明のように、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の遠心式送風機において、ケーシング(15)のうち遠心式多翼ファン(10)の回転軸方向両端側には、空気を取り入れるための開口部(15a、15b)が形成され、
開口部(15a、15b)のうち少なくとも一方の開口部へ向かって空気が流れる空気通路(16、17)を形成するケース(2)が、前記少なくとも一方の開口部を覆うように配置され、
駆動モータ(14)は、少なくとも一部がケース(2)の内部に位置するように、ケーシング(15)から距離(G3)を隔てて配置され、
空気通路(16、17)のうち前記回転軸方向の通路幅が最も狭い部位における前記通路幅の寸法(G1、G2)、および前記距離(G3)のうち少なくとも一つが、遠心式多翼ファン(10)の内径(D1)の1/4以下に設定されていれば、上記した請求項1の発明の作用効果をより発揮することができる(後述の図4を参照)。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図3に基づいて説明する。本実施形態は、本発明に係る遠心式送風機(以下、送風機と呼ぶ。)を車両用空調装置の送風機に用いたものである。
図1は、本実施形態による車両用空調装置の要部を示す断面図である。送風機1は、内外気切替箱2に形成された図示しない内外気導入口および外気導入口から導入された内気と外気とを吸い込んで、図示しない空調ユニット内部に吹き出す。なお、内外気切替箱2は、本発明におけるケースに該当するものである。
空調ユニット内部には図示しない冷却用熱交換器および加熱用熱交換器が配置されており、送風機から吹き出された空気は冷却用熱交換器および加熱用熱交換器によって所望温度に調整された後に空調ユニットの吹出口から車室内に向けて吹き出される。
送風機1の遠心式多翼ファン(以下、ファンという。)10は、回転軸方向の両端部に設けられた吸入口10a、10bから空気を吸入して径方向の外側に向けて空気を吹き出す両吸込式の送風ファンであり、多数枚のブレード11の長手方向を回転軸方向に一致させた状態で回転軸周りに配置してなるものである。図2は、ファン10を示す平面図であり、図3は図2のA−A断面図である。
多数枚のブレード11は、ファン10の回転軸方向両端部間に配置されたボスプレート12と回転軸方向両端側に配置されたリング13とに連結固定されており、このボスプレート12によって、駆動モータ14が発生した回転駆動力がブレード11に伝達される。本例では、これらブレード11、ボスプレート12およびリング13を樹脂にて一体成形することでファン10を形成している。
ボスプレート12は、ファン径方向内側に位置する円板部12aと、円板部12aからファン径方向外側に向かって放射状に突出する多数本のスポーク部12bとを有している。このスポーク部12bの本数はブレード11の枚数に対応しており、スポーク部12bの突出先端部が、ブレード11のうちファン径方向における内側端部(以下、ブレード前端部という。)11aと連結している。リング13は、ブレード11のうちファン径方向における外側端部11bと連結している。
ファン10および駆動モータ14を収納保持するとともに、ファン10から吹き出した空気が流れる空気流路を形成するケーシング15は、ファン10の回転軸周りに渦巻き状に形成されている。そして、ケーシング15のうちファン10の吸入口10a、10bと対向する部位には、空気を取り入れるための開口部15a、15bが形成されており、ケーシング15の渦巻き巻き終わり側には、前述の空調ユニットに連なる図示されていない吹出口が形成されている。
内外気切替箱2の内部には除塵用のフィルタ16が配置されており、フィルタ2aの空気流れ上流側には、図示しない内外気切替ドアが配置されている。
内外気切替箱2の空気流れ最下流部は、ケーシング15の開口部15a、15bを覆うように配置されているので、内外気切替箱2の内部には、開口部15a、15bに向かって空気が流れる2つの空気通路16、17が形成されることとなる。
図1の例では、一方の開口部15a側の空気通路16の回転軸方向における通路幅の寸法はほぼ一定になっているが、他方の開口部15b側の空気通路17の回転軸方向における通路幅の寸法は一定ではなく、部位によって異なっている。
そして、当該通路幅の最小寸法(以下、吸い込み寸法という。)G1、G2は、搭載スペース上の制約により、遠心式多翼ファン10の内径D1よりも小さくなっている。
駆動モータ14は、ファン10の回転軸方向一端側にケーシング15と所定距離G3を隔てて配置され、ファン10側の部位が内外気切替箱2内に位置し、残余の部位が内外気切替箱2から外部に突き出している。本例では、所定距離G3を、吸い込み寸法G2よりも小さく設定している。
図4は、本実施形態の送風機1における吸い込み寸法G2と吹出風量との関係を示すグラフである。図4では、吸い込み寸法G1を一定にしており、具体的には、ファン内径D1の1/4に設定している(G1=D1/4)。図4の縦軸は、送風機1の吹出風量Vaと基準風量Va∞との比(Va/Va∞)を表している。
ここで、基準風量Va∞とは、吸い込み寸法G2がファン10の内径D1の1/4に設定された場合(G2=D1/4)における送風機1の吹出風量である。また、ファン10の内径(以下、ファン内径という。)D1とは、ブレード前端部11aでの径寸法である(図3)。
図4中、破線は、図7の従来技術を示している。上述のように、図7の従来技術では、遠心式多翼ファン10がボスプレート52によって第1ファン部50と第2ファン部51とに仕切られているので、第1、第2ファン部50、51間で空気が流通しない。
このため、吸い込み寸法G2がファン内径D1の1/4よりも小さく設定された場合(G2<D1/4)には、第2ファン部51においてブレード11が有効に使われず、吹出風量Vaが低下してしまう。
これに対して、本実施形態では、ボスプレート12がブレード11よりもファン径方向内側のみに形成されており、ブレード11間の空間がボスプレート12によって仕切られていない。このため、図3の矢印a、bのように、ブレード11間の空間において空気がファン回転軸方向に自由に流通可能である。
しかも、ボスプレート12に放射状のスポーク部12bを形成しているので、スポーク部12b間の空間においても空気がファン回転軸方向に自由に流通可能である。
これらの結果、吸い込み寸法G2がファン内径D1の1/4よりも小さく設定された場合であっても、ブレード11全体を有効に利用することができるので、吹出風量Vaの低下を防止することができる。
したがって、吸い込み寸法G2が小さい場合であっても、送風機1を大型化することなく所定の吹出風量Vaを確保できる。このため、送風機1を小型化でき、ひいては車両用空調装置の搭載スペースを縮小できるので、搭載スペースの制約が大きい車両用空調装置において実用上極めて有利である。
この作用効果は、吸い込み寸法G2と送風機1の吹出風量との関係についてのみならず、吸い込み寸法G1と送風機1の吹出風量との関係についても同様である。さらに、吸い込み寸法G1、G2のみならず、駆動モータ14とケーシング15との間の距離G3と送風機1の吹出風量との関係についても同様である。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、ボスプレート12が、回転軸側に位置する円板部12aと、円板部からファン径方向外側に向かって放射状に延びるスポーク部12bとを有しているが、本第2実施形態では、図5、図6に示すように、スポーク部12bを廃止し、円板部12aをブレード前端部11aまで形成して、円板部12aの外周縁部をブレード前端部11aと連結させている。
本実施形態においても、ブレード11がボスプレート12によって仕切られていないので、ブレード11同士の間を空気がファン回転軸方向に自由に流通可能である。このため、上記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、ボスプレート12の形状の一例を示したものであり、これに限定されることなく、ボスプレート12の形状を種々変形可能である。
例えば、上記第1実施形態では、ボスプレート12のスポーク部12bの本数がブレード11の枚数に対応しており、全てのブレード11がスポーク部12bと連結しているが、必ずしも全てのブレード11がスポーク部12bと連結している必要はなく、スポーク部12bの本数をブレード11の枚数の半分にして、ブレード11が1枚おきにスポーク部12bと連結するようにしてもよい。
また、上記第2実施形態の円板部12aに、上記特許文献1と同様の孔を形成してもよい。
また、上記各実施形態では、ボスプレート12をブレード11よりもファン径方向内側のみに形成しているが、成形上、強度上等の理由によりボスプレート12をブレード前端部11aよりも若干ファン径方向外側まで形成し、ボスプレート12をブレード前端部11aのみならずブレード前端部11aの近傍部位とも連結させてもよいのはもちろんである。
また、上記各実施形態では、内外気切替箱2の空気流れ最下流部がケーシング15の両開口部15a、15bを覆うように配置されているが、内外気切替箱2の空気流れ最下流部がケーシング15の両開口部15a、15bのうちいずれか一方の開口部のみを覆うように配置されていてもよい。
本発明の第1実施形態による車両用空調装置の要部断面図である。 図1のファンの平面図である。 図2のA−A断面図である。 第1実施形態による送風機の吸い込み寸法と吹出風量との関係を示すグラフである。 第2実施形態によるファンの平面図である。 図5のB−B断面図である。 (a)は従来技術による車両用空調装置の要部断面図であり、(b)は(a)のファンの平面図である。
符号の説明
10…遠心式多翼ファン、10a、10b…吸入口、11…ブレード、
11a…ブレード前端部(内側端部)、12…ボスプレート、12b…スポーク部。

Claims (5)

  1. 回転軸周りに配置された多数枚のブレード(11)を有し、回転軸方向の両端部に設けられた吸入口(10a、10b)から空気を吸入して径方向の外側に向けて空気を吹き出す遠心式多翼ファン(10)と、
    前記遠心式多翼ファン(10)を回転駆動する駆動モータ(14)と、
    前記遠心式多翼ファン(10)を収納するケーシング(15)とを備え、
    前記遠心式多翼ファン(10)は、前記駆動モータ(14)が発生した回転駆動力を前記ブレード(11)に伝達するボスプレート(12)を有し、
    前記ボスプレート(12)は、前記ブレード(11)よりも前記径方向の内側のみに形成され、前記ブレード(11)のうち前記径方向における内側端部(11a)と連結していることを特徴とする遠心式送風機。
  2. 前記ボスプレート(12)は、前記径方向の内側から外側に向かって放射状に突出するスポーク部(12b)を有し、
    前記スポーク部(12b)の突出先端部が前記内側端部(11a)と連結していることを特徴とする請求項1に記載の遠心式送風機。
  3. 前記ボスプレート(12)は、前記回転軸と同軸状の円板形状を有しており、
    前記ボスプレート(12)の外周縁部が前記内側端部(11a)と連結していることを特徴とする請求項1に記載の遠心式送風機。
  4. 前記ケーシング(15)のうち前記遠心式多翼ファン(10)の回転軸方向両端側には、空気を取り入れるための開口部(15a、15b)が形成され、
    前記開口部(15a、15b)のうち少なくとも一方の開口部へ向かって空気が流れる空気通路(16、17)を形成するケース(2)が、前記少なくとも一方の開口部を覆うように配置され、
    前記空気通路(16、17)のうち前記回転軸方向の通路幅が最も狭い部位における前記通路幅の寸法(G1、G2)が、前記遠心式多翼ファン(10)の内径(D1)の1/4以下に設定されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の遠心式送風機。
  5. 前記ケーシング(15)のうち前記遠心式多翼ファン(10)の回転軸方向両端側には、空気を取り入れるための開口部(15a、15b)が形成され、
    前記開口部(15a、15b)のうち少なくとも一方の開口部へ向かって空気が流れる空気通路(16、17)を形成するケース(2)が、前記少なくとも一方の開口部を覆うように配置され、
    前記駆動モータ(14)は、少なくとも一部が前記ケース(2)の内部に位置するように、前記ケーシング(15)から距離(G3)を隔てて配置され、
    前記空気通路(16、17)のうち前記回転軸方向の通路幅が最も狭い部位における前記通路幅の寸法(G1、G2)、および前記距離(G3)のうち少なくとも一つが、前記遠心式多翼ファン(10)の内径(D1)の1/4以下に設定されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の遠心式送風機。
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