JP2013184629A - 避難装置を備える軌条車両および避難装置の固定方法 - Google Patents

避難装置を備える軌条車両および避難装置の固定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高架に敷設された軌条に沿って運行される軌条車両に備えられる非難装置であって、軌条車両の側引戸を開放して設置された避難装置を利用して避難する避難者および避難者を誘導する避難誘導者の安全性を高めること。
【解決手段】本体フレーム210の上部にたたまれた状態で備えられている遮蔽物280を展開して、遮蔽物280の上部固定部284,284を乗降口の上部に備えられる係止部286に係止する。遮蔽物280の下部固定部282は、本体フレーム210の上端部に接続されているので、遮蔽物280は避難装置200の上部から乗降口の上部に至る空間を遮蔽することができる。遮蔽物280の材質は、避難誘導者が、避難者の状況を目視できるように、窓あるいは透過性の材質を部分的に備えるシートであっても良いし、ネットであってもよい。
【選択図】図11

Description

本発明は、特に、高架に設置された軌道に沿って走行する軌条車両に備えられる避難装置、当該避難装置を備える軌条車両に係るものであり、特に、避難装置の近傍で避難者を誘導する避難誘導員および避難者の避難時の安全性を高めることができる避難装置、当該避難装置を備える軌条車両、および避難装置の軌条車両への固定方法に関する。
高架に敷設される軌条に沿って走行する軌条車両に、重大な故障あるいは火災等が生じた場合、乗客を当該車両から避難させる必要が生じる。当該車両が駅に停車中であれば、駅に併設される乗降用ホームへ避難することができる。しかしながら、高架に敷設された軌条を走行中の軌条車両であって、ホームなど避難に供することができる構造物が無い駅と駅との間を走行中に前述した事象が生じた場合、その場に停車した当該車両から乗客を安全に避難誘導しなければならない。
隣接する複線の高架軌道を走行する場合であれば、対向する高架軌道に、当該編成車両に対して並列に救援編成車両を停車させ、当該編成車両と救援編成車両の対面する側引戸を開放した後、避難用通路(梯子)を両車両の側引戸の間に架設して、当該編成車両から救援編成車両へ乗客を避難誘導する方法が検討されている。また、単線の高架上であれば、当該編成車両に直列に救援編成車両を停車させて、当該編成車両の後尾車両から救援編成車両の先頭車両へ避難用通路(梯子)を架設して、乗客を避難誘導する方法が検討されている。
大規模地震等で軌条車両の運行に必要な電力を供給する変電施設に重大な支障が生じた場合など、高架を走行する複数の軌条車両が停車するため、救援編成車両を運行することが難しいと推察されている。このため救援編成車両に依存することなく当該編成車両に備えられる避難装置によって、当該編成車両から乗客が安全に地上へ避難できる避難装置が考案されている。
この避難装置は、軌条車両の車内に設置されており、軌条車両の任意の側引戸に選択的に設置することができるとともに、軌条車両の側引戸に簡便な構成と手順で固定できる特長を有している。この避難装置の構成は特許文献1に示されている。
特開2011−131795号公報
軌条車両から地上へ避難する場合、まず、軌条車両に添乗する乗務員等(以下、避難誘導者)がこの避難装置を保管場所から引き出して、側引戸を開放した乗降口に設置する。その後、避難誘導者が乗客を避難装置へ誘導して、避難装置に内蔵される脱出シュータを用いて地上へ避難させる。
避難誘導者は、開放された側引戸に設置された避難装置付近で避難者を避難装置(脱出シュータ:筒体の内部に螺旋状の滑り台が備えられたもの)の入口へ誘導するとともに、脱出シュータで降下する避難者の数が脱出シュータの定員を超過しないように監視しなければならない。このため、脱出シュータの出口から地上へ避難する避難者の様子を、軌条車両から目視できることが望ましく、避難者や避難誘導者の安全をより高める点において改善すべき課題がある。
本発明の目的は、高架に敷設された軌条に沿って運行される軌条車両に備えられる避難装置であって、避難装置を側引き戸に選択的に設置することができるとともに、軌条車両の側引戸に簡便な構成と手順で避難装置を固定でき、避難者及び避難誘導者がより安全に使用できる避難装置を提供することにある。
本発明の目的を達成するため、本発明による軌条車両は、乗降口に設置される避難装置を備えており、この避難装置は脱出経路をなす脱出シュータと、この避難装置の上部から前記乗降口の上部に至る範囲を覆う遮蔽物とを有することを特徴とする。
また、本発明による避難装置は、軌条車両の乗降口に備えられるとともに、本体フレームの左右両枠部に配設される鉛直軸の周りに回動可能に備えられる落下防止板と、この本体フレームの下端部に配設される水平軸の周りに回動可能に備えられる保持フレームと、この保持フレームに備えられる脱出シュータとを備えており、さらに、当該避難装置の上部から乗降口の上部に至る範囲を覆う遮蔽物を備えることを特徴とする。
本発明によれば、避難装置を側引き戸に選択的に設置することができるとともに、軌条車両の側引戸に簡便な構成と手順で避難装置を固定でき、さらに、避難者及び避難誘導者の安全をより高めることができる避難装置を提供することができる。
図1は、本発明による避難装置が適用される、高架に敷設された軌道を走行するモノレール車両(軌条車両)を模式的に示す側面図である。 図2は、図1に示すモノレール車両のA−A断面図である。 図3は、図2に示すモノレール車両のB−B断面図である。 図4は、本発明による避難装置をモノレール車両の車内側から車外側に見た斜視図である。 図5は、本発明による避難装置をモノレール車両の車外側から車内側に見た斜視図である。 図6は、本発明による避難装置の使用状況を示す図であって、使用状況にある避難装置をモノレール車両の車内側から車外側に見た斜視図である。 図7は、図6に示す避難装置に備えられる踏板を備える保持フレームの展開状態を示す斜視図である。 図8は、本発明による避難装置がモノレール車両の側引戸に固定された状態を示す上面図である。 図9は、図8に示した避難装置がモノレール車両に固定された時のC―C断面図である。 図10は、図9に示した避難装置の固定位置を示すためのE−E断面拡大図である。 図11は、モノレール車両に固定された避難装置を車内側から見た図である。
以下、図面を参照して本発明による避難装置の一実施例を説明する。
図1は、軌条車両の一例として挙げる跨座型モノレール車両10(以下、「モノレール車両10」という)の側面図である。軌条車両とは、敷設された軌道に案内されて走行する車両であり、鉄道車両、跨座型(懸垂型)モノレール車両、新交通システム用車両等である。本発明では、軌条車両の例として跨座型モノレール車両を例に挙げて、高架に敷設された軌条(軌道)に沿って運行されるとともに乗降口に備えられる避難装置を備える跨座型モノレール車両10と、この跨座型モノレール車両10に備えられる避難装置200と、この避難装置200を跨座型モノレール車両10の乗降口に固定する方法について説明する。
図1に示すモノレール車両10は3両の車両が連結されて編成を構成しており、地面1から高さHの高架に敷設された軌道桁2の上を走行する。モノレール車両10は、軌道桁2の上面を転動する支持輪と、軌道桁の両側面を転動する案内輪及び安定輪とを備える台車(図示なし)に支持されて軌道桁2に沿って走行する。
モノレール車両10の屋根上には空調装置45が備えられ、車内の温湿度を調整する。モノレール車両10を支持する台車と、モノレール車両10の床下に備えられる各種機器は、後述する側構体30に連続する形態で備えられるスカート22によって覆われており、これら機器から生じる騒音の伝播を抑制している。
図2は、図1に示すモノレール車両10のA−A断面図である。モノレール車両10は、台枠20の幅方向の両端部に側構体30,30を備えるとともに、長手方向の両端部に妻構体(図示なし)を備え、側構体30,30及び妻構体の上端部に屋根構体40を載置することによって構成される。
台枠20の下面には、主変換機、変圧器、補助電源装置等の床下機器(図示なし)が搭載される床下機器室が備えられる。台枠20の上面には床14が構成されており、床14の上には後述する避難装置200を格納する格納室100、椅子39、乗客の乗降に供される乗降口を開閉する側引戸34等の艤装品が備えられる。
図3は、図2に示すモノレール車両のB−B断面図である。モノレール車体10の長手方向に沿う中心線16から避難装置200が配置されている一方の幅方向270の側のみを示す。モノレール車両10を構成する側構体30には、乗客等が乗降する際に開閉される側引戸34,34が収納される戸袋32,32が設けられており、側引戸34の下端部に対応する台枠20の車外側の側面には、その開閉方向に沿ってステップ24が備えられる。
図3に示す側引戸34,34は対向する2枚の引戸の各々がモノレール車両10の長手方向に沿って開閉する両開きタイプであるが、1枚の引戸からなる片開きタイプの側引戸であってもよい。戸袋32,32の側引戸34,34の側の端部の車内側の面には、鉛直方向に沿って戸袋柱36,36が備えられる。図示はしないが、戸袋柱36の車内側の面に手摺が備えられることもある。
一方の側引戸34の側に、避難装置200が格納される格納室100が備えられる。格納室100は直方体の箱状であり、鉛直方向の断面形状が略L字形の扉120を備えている。この扉120の一方の鉛直縁部に備えられる回転軸110周りに、扉120を回転させて、避難装置200を格納室100へ出し入れする。
扉120の他方の鉛直縁部は、容易に破断できるシール等によって閉じられており、非常時にはシールを破断した後、扉120を開いて格納室100から避難装置200を速やかに取り出すことができるとともに、モノレール車両10の走行時の振動に起因する騒音が扉120から発生することを抑制している。他方の側引戸34の側には手摺38が備えられるとともに、モノレール車両10の長手方向に沿って床14の上に椅子39が備えられる。
図4は、本発明による避難装置をモノレール車両の車内側から車外側に見た斜視図である。図5は、本発明による避難装置をモノレール車両の車外側から車内側に見た斜視図である。
避難装置200は、縦材212と横材214ととから構成される直方体状の本体フレーム210と、本体フレーム210の長手方向(矢印272で示す車体長手方向)の両端部であって、その垂直縁に沿って備えられる落下防止板230,230と、乗客が滑り降りる螺旋状滑り台を内部に有する脱出シュータ260を保持するとともに避難路を成す踏板242(図7参照)を備える保持フレーム240(図5参照)と、本体フレーム210の下面に備えられる踏板222(図6参照)と、本体フレーム210の上部に備えられる遮蔽物280と、を有する。
遮蔽物280は、モノレール車両10の乗降口(開放された側引戸34)に避難装置200を固定した時に、避難装置200の上端部から乗降口の上部に至る空間を閉鎖するものであり、折りたたまれた状態で本体フレーム210の上部に備えられている。
本体フレーム210は、縦材212と横材214とを組み合わせた枠と枠とを対向して配置して、枠と枠とを横材214で連結した直方体状である。本体フレーム210の内部には折り畳まれた状態の脱出シュータ260が収納されている。
落下防止板230、230は、その一方の垂直縁を、枠をなす縦材212に沿う回転軸234周りに回動可能に取り付けられるとともに、その他方の垂直縁には、避難装置200が側引戸34に備えられる時に戸袋柱36に当接される当接部236と、当接部236に接続する態様で戸袋柱36に避難装置200を係止する係止部232を備える。
当接部236には、避難装置200を戸袋柱36に当接した時の緩衝のためにゴム板が貼り付けられる。係止部232は、避難装置200の矢印272の方向(モノレール車両の長手方向)の動きを抑制する機能を有す。当接部236が戸袋柱36に当接される場合を例に挙げて説明するが、当接部236は必ずしも戸袋柱36に当接される必要はなく、避難装置200の車体幅方向270の方向に固定できる部位に当接されれば良い。
脱出シュータ260を保持する保持フレーム240は、本体フレーム210の下端部に設けられる回転軸244周りに回動可能に備えられており、収納時には直立した態様で本体フレーム210に収容されている。本体フレーム210の下面を構成する横材214の下方には車輪224が備えられており、格納庫100から取り出された避難装置200を任意の側引戸34まで車内を容易に搬送できる。車輪224は水平面内で回転可能な継手を介して横材214に固定されているので容易に移動方向も変更できる。
図6は、本発明による避難装置の使用状況を示す図であって、使用状況にある避難装置をモノレール車両の車内側から車外側に見た斜視図である。なお、避難装置200がモノレール車両10の乗降口(開放された側引戸34)に固定される様子を示すため、モノレール車両10の描写を省略している。
格納室100から出された避難装置200を、安全に避難できることが確認された地点に対応する側引戸34,34の近くに搬送して、当該側引戸34,34を手動で開放した後、後述する手順を経て乗降口(開放された側引戸34,34)の車内側に固定される。
まず、避難装置200の両端部に備えられる落下防止板230、230の面がモノレール車両10の側構体30(図示なし)に対してほぼ平行になるまで展開する。
次に、落下防止板230、230の展開状態を保持するために、その内部に備えられている落下防止ストッパ231,231を略水平になるまで展開して、落下防止板230,230の展開状態を保持する。落下防止ストッパ231は、俯瞰した時の形状が略直角3角形状であり、直角3角形の直角をなす一方の辺に相当する部材が、本体フレーム210をなす横材214の長手方向に沿う態様で本体フレーム210の上部に回動可能に備えられている。落下防止板230を展開した後、この回動可能に備えられた落下防止ストッパ231を略水平になる高さまで展開し、落下防止板230の車内側の面を支持することによって、落下防止板230の展開状態が保持される。
次に、脱出シュータ260と踏板242とを備える保持フレーム240を、車外側に展開するとともに、折り畳まれて収納されていた脱出シュータ260を地面1に至るまで展開する。保持フレーム240は、展開された保持フレーム240が略水平を維持できるように、その先端部に備えられるワイヤ係留部248,248(図7参照)と本体フレーム210の上部に備えあれるワイヤ係留部218,218とがワイヤ250,250で繋がれている。
次に、本体フレーム210の上部に畳まれた状態で備えられている遮蔽物280を展開して、遮蔽物280の上部固定部284,284を乗降口の上部に備えられる係止部286(図9参照)に係止して避難装置200を所定の乗降口に固定する作業が完了する。遮蔽物280の下部固定部282(図9参照)は、本体フレーム210の上端部に接続されているので、遮蔽物280は避難装置200の上部から乗降口の上部に至る空間を遮蔽することができる。遮蔽物280の材質は、避難誘導者が、避難者の状況を目視できるように、窓あるいは透過性の材質を部分的に備えるシート、あるいはネット、蛇腹状に折り畳まれたシートなどであっても良い。さらに、遮蔽物280は避難者が寄り掛かった場合にも破損しない程度の強度を有する。
落下防止板230、230は、モノレール車両10の側引戸34と避難装置200との隙間を閉鎖して乗客の落下を防ぐとともに、本体フレーム210の下部に備えられる踏板222と、展開された保持フレーム240に備えられる踏板242とが、脱出シュータ260の入口に至る連続した避難路を構成する。
以上の設置手順によって、避難者はモノレール車両10の車内から踏板222,242を経て、延伸された脱出シュータ260の入り口に容易に到達することができるのでスムーズに避難することができる。
さらに、遮蔽物280が避難装置200の上部と乗降口の上部との開放された空間を塞ぐため、避難誘導者および避難者の安全性をより高めることができる。さらに、避難誘導者は、透過性の部位を備えた遮蔽物280越しに、避難者の様子を目視できるので、容易に避難状況を把握できる。したがって、脱出シュータ260に、その定員より多くの避難者を一度に誘導することも抑制できるので、安全性を高めることができる。
転落防止板230は、その垂直方向に沿って、押出成形された押出形材から構成してもよいし、軽量化を進めるために、骨部材とする枠に皮部材として薄板を張り付けた構造であってもよい。また、避難装置200に備えられた遮蔽物280を展開した例を説明したが、遮蔽物280は必ずしも避難装置200に備えられている必要はなく、避難装置200とは別体として格納室100へ保管しておき、避難装置200が任意の乗降口に固定された後、避難装置200の上部から乗降口の上部に至る空間を別体の遮蔽物280で閉鎖しても良いし、乗降口の上部(側構体30の車内側の上部)に折り畳んだ状態で遮蔽物280を備えておき、避難装置200が乗降口に固定された後、乗降口の上部から遮蔽物280を延伸して避難装置200の上部に接続して、乗降口の上部から避難装置200の上部に至る空間を閉鎖しても良い。
図7は、図6に示す避難装置に備えられる踏板を備える保持フレームの展開状態を示す斜視図である。
保持フレーム240は長方形の枠体からなり、この枠体をなす1辺の筒体243が本体フレーム210の下部の回転軸234周りに回動可能に備えられている。保持フレーム240をなす筒体243の軸に沿う形態で、別の筒体244が保持フレーム240に備えられている。筒体244には保持フレーム210を避難時に車外側に展開した時に乗降口の下部に備えられるステップ24(図3参照)に当接する当接部246を備える。当接部246は板材からなる部材であり、ステップ24に2面で当接できるように、L型の垂直断面形状を有する。筒体243と筒体244とを跨ぐ態様で踏板242が備えられており、避難者が脱出シュータ260の入口に至る経路の一部を構成する。
保持フレーム240に備えられる踏板242から脱出シュータ260の入口に至る範囲を覆うキャンバス(図示なし)を内側から支持するとともに、乗客が脱出シュータ260の入口に滑りこむ際に手摺となるキャンバス保持フレーム292が筒体243の回転軸234周りに回動可能な態様で備えられる。保持フレーム240が展開された際に、キャンパス保持フレーム292は保持フレーム240に対して角度αを維持できる機構(図示なし)を備える。
なお、保持フレーム240の一辺であるとともに本体フレーム210に回動可能に接続する筒体243から最も離れた位置にある筒体245には、上述したキャンバスを支持するベルト250,250が繋がれる係留部249,249が備えられる。
図8は、本発明による避難装置がモノレール車両の側引戸に固定された状態を示す上面図(図3相当)である。非常時には、地上1の様子を確認するとともに避難装置200を設置する側引戸34,34を選定した後、避難装置200を格納庫100から選定された側引戸34,34の近くまで引き出す。当該側引戸34,34を手動にて開閉可能にするドアコック等を扱い、側引戸34,34を開放する。
避難装置200の長手方向の左右に備えられる落下防止板230,230を回転軸234,234回りに左右に回動して展開した後、落下防止板230,230の当接部236,236を戸袋柱36,36に当接させる。同時に、当接部236,236に連続して備えられる係止部232,232が戸袋柱36,36を係止して、避難装置200のモノレール車両10の長手方向の動きを抑制する。
なお、当接部236には、落下防止板230を戸袋柱36に当接した時の緩衝と、落下防止板230と戸袋柱36の表面とのモノレール車両10の長手方向の摩擦力を大きくできるゴム等が備えられる。
落下防止板230は乗客が避難する際に、避難装置200と開放される側引戸36との隙間から転落することを防止する安全上の機能と避難装置200をモノレール車両10に固定する機能との双方を併せ持つ。
避難装置200の落下防止板230,230を展開した時のモノレール車体10に沿う寸法は、開放した側引戸34,34の寸法より少し大きく設定されているので、避難装置200がモノレール車両10から地上へ落下することを抑制できる。また、踏板242がモノレール車両10の幅方向(矢印270の方向)に向けて側構体30より外側に突出する態様で備えられ、脱出シュータ260が踏板242の外側(モノレール車両10から離れる方向)に備えられる。このため、保持フレーム240から地上1に向けて展開される脱出シュータ260は、モノレール車両10のスカート22から離れた位置に設置されることになり、脱出シュータ260がモノレール車両10に接触することが抑制されるので、避難者の安全性を高めることができる。
図9は、図8に示した避難装置がモノレール車両に固定された時のC―C断面図である。避難装置200に備えられる保持フレーム240を、車内側から車外側に押出す方向に展開すると、本体フレーム210の上端部に備えられる係留部218、218と、保持フレーム240に備えられるワイヤ係留部248、248とがワイヤ250、250によって接続されるので、踏板242を備える保持フレーム240がほぼ水平に維持される。本体フレーム210に折畳まれて収納されていた脱出シュータ260が降下する過程で延伸されて、踏板222から踏板242を経て脱出シュータ260に至る避難路が構成される。
展開される保持フレーム240に回動可能に備えられる筒体244に接続する拘束部246が、モノレール車両10の台枠20(ステップ24)の車外側の側面を車外側から車内側の方向に押圧(拘束)する。つまり、避難装置200のモノレール車両10の幅方向(矢印270)の動きは、上述した落下防止板230の当接部232が戸袋柱36を当接して押圧する作用と、拘束部246が台枠20(ステップ24)を当接して押圧する作用とによって拘束される。
避難装置200の本体フレーム210の上部にたたまれた状態で備えられている遮蔽物280を展開して、遮蔽物280の上部固定部284,284を乗降口の上部に備えられる係止部286に係止することによって、一連の避難装置200を所定の乗降口に固定する作業が完了する。
遮蔽物280の下部固定部282(図9参照)は本体フレーム210の上端部に接続しているので、部分的に透過する部位を備えたシートあるいはネット等からなる遮蔽物280によって、避難装置200の上部から乗降口の上部に至る空間が遮蔽される。つまり、避難装置200の高さ寸法h1が乗降口の高さ寸法h2に比べて小さいため、避難装置200の上部から乗降口の上部に至る開け放たれる範囲が遮蔽物280で覆われて閉じられている。
また、本体フレーム210の上端部のベルト係留部249,249と、保持フレーム240をなす筒体245に備えられるベルト係留部249、249と、がキャンバス支持フレーム292を介してベルト254,254で接続されている。そして、これらベルト254,254と、キャンバス支持フレーム292と、によって踏板242から脱出シュータ260の入口に至る避難路を覆うキャンバス(図示なし)が内側から支持されている。
キャンバスが避難者の高さ位置の認識を妨げるので、避難者の恐怖心を軽減するとともに、速やかな避難を促進することができる。さらに、保持フレーム240がほぼ水平に維持されるので、避難者は、床14から連続的に配設される本体フレーム210の下部に備えられる踏板222と保持フレーム240に備えられる踏板242とを経て、脱出シュータ260の入口に至る避難路を容易に進むことができるので速やかに避難できる。また、遮蔽物280が避難装置200の上部と乗降口の上部との開放された空間を塞いているので、避難誘導者および避難者の安全性をより高めることができる。さらに、遮蔽物280は避難者の様子を目視できる部位を備えるため、避難誘導者は容易に避難状況を把握できるとともに、脱出シュータ260の定員より多くの避難者を一度に誘導することを抑制できる。
図10は、図9に示した避難装置の固定位置を示すためのE−Eの断面拡大図であり、モノレール車両10の乗降口の上部と遮蔽物280の上部固定部284との接続構造を示す。乗降口の近傍の戸袋柱36の上部に、リング状部を有する係留部286が備えられており、この係留部286と遮蔽物280の上部固定部284とを留具288で連結している。この構成によって、避難装置200の上部から乗降口の上部に至る開放部を遮蔽物280で容易に塞ぐことができる。なお、係留部286は側構体30でなく、側構体30に備えられ且つ適度な強度を有す内装材あるいは戸袋32あるいは戸袋柱36に備えても良い。
図11は、モノレール車両に固定された避難装置を車内側から見た図である。
落下防止板230,230を左右に展開して乗降口に固定された避難装置200の上部から側引戸34,34を開放した乗降口の上部に至る範囲が、遮蔽物280によって覆われている様子を示している。この構成によって、避難誘導者および避難者の安全性をより高めることができる。さらに、避難誘導者は、遮蔽物280越しに避難者の様子を目視できるので、容易に避難状況を把握できるとともに、脱出シュータ260の定員より多くの避難者を一度に誘導することを抑制できる。
1…地面 2…軌道桁
10…モノレール車両 14…床
16…車体長手方向の中心線 20…台枠
22…スカート 24…ステップ
30…側構体 32…戸袋
34…側引戸 36…戸袋柱
38…手摺 39…椅子
40…屋根構体 45…空調装置
100…格納室 110…軸
200…避難装置 210…本体フレーム
212…縦材 214…横材
218…係留部 222…踏板
224…車輪 230…落下防止板
231…落下防止板ストッパ 232…係止部
234…回転軸 236…当接部
240…保持フレーム 242…踏板
243,244,245…筒体 246…当接部
248…ワイヤ係留部 249…ベルト係留部
250…ワイヤ 254…ベルト
260…脱出シュータ 270…車両幅方向を示す矢印
272…車体長手方向を示す矢印 280…遮蔽物
282…下部固定部(遮蔽物280) 284…上部固定部(遮蔽物280)
286…係留部 288…留具
292…キャンバス保持フレーム

Claims (12)

  1. 乗降口に設置される避難装置を備える軌条車両において、
    前記避難装置は
    脱出経路をなす脱出シュータと、
    前記避難装置の上部から前記乗降口の上部に至る範囲を覆う遮蔽物と、を有する
    ことを特徴とする軌条車両。
  2. 請求項1に記載された軌条車両において、
    前記避難装置の高さ寸法は、前記乗降口の高さ寸法より小さいこと
    を特徴とする軌条車両。
  3. 請求項1または請求項2に記載される軌条車両において、
    前記避難装置は、
    枠からなる本体フレームと、
    前記本体フレームの左右両枠部に鉛直軸の回りに回動可能に取り付けられている落下防止板と、
    前記本体フレームの下部に水平方向に延びる水平軸の回りに回動可能に取り付けられる枠から構成される保持フレームと、
    前記保持フレームに備えられる前記脱出シュータと、
    を有することを特徴とする軌条車両。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載される軌条車両において、
    前記遮蔽物は前記脱出装置の上部に備えられていること
    を特徴とする軌条車両。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載される軌条車両において、
    前記遮蔽物は前記乗降口の上部に備えられていること
    を特徴とする軌条車両。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載される軌条車両において、
    前記遮蔽物は、前記遮蔽物越しに前記軌条車両の車外を確認できる部位を備えること
    を特徴とする軌条車両。
  7. 軌条車両の乗降口に備えられるとともに、
    本体フレームの左右両枠部に配設される鉛直軸の周りに回動可能に備えられる落下防止板と、
    前記本体フレームの下端部に配設される水平軸の周りに回動可能に備えられる保持フレームと、
    前記保持フレームに備えられる脱出シュータと、
    を備える避難装置において、
    前記避難装置は、前記避難装置の上部から前記乗降口の上部に至る範囲を覆う遮蔽物を備えること
    を特徴とする避難装置。
  8. 請求項7に記載された避難装置において、
    前記避難装置の高さ寸法は前記乗降口の高さ寸法より小さいこと
    を特徴とする避難装置。
  9. 請求項7または請求項8に記載された避難装置において、
    前記遮蔽物は前記脱出装置の上部に備えられていること
    を特徴とする避難装置。
  10. 請求項7ないし請求項9のいずれか一項に記載された避難装置において、
    前記遮蔽物は、前記遮蔽物越しに前記軌条車両の車外を確認できる部位を備えること
    を特徴とする避難装置。
  11. 請求項10に記載された避難装置において、
    前記避難装置は、
    前記保持フレームは、前記水平軸と対をなす前記保持フレームの他方の辺に備えられる第1係留部と、
    前記本体フレームの上端部に備えられる第2係留部と、
    前記水平軸周りに回動可能であるとともに前記保持フレームと前記本体フレームとの間に備えられる門型のフレームと、
    前記第1係留部と前記第2係留部とを前記門型フレームの水平辺を介して接続するベルトと、を備えており、
    前記本体フレームから前記脱出シュータの入口に至る経路を覆うキャンバスが前記門型フレームと前記ベルトによって支持されること
    を特徴とする避難装置。
  12. 軌条車両に備えられる避難装置を前記軌条車両の乗降口に固定する方法であって、
    前記避難装置を前記軌条車両の乗降口までに搬送するステップと、
    前記避難装置の幅方向の両端部に備えられる鉛直軸周りに回動可能に備えられる落下防止板を前記鉛直軸周りに展開するとともに、前記落下防止板に具備される当接部を前記軌条車両に当接するステップと、
    前記避難装置の下部に配設された水平軸の周りに回動可能に備えられる保持フレームを前記軌条車両の車内側から車外側へ展開するステップと、
    前記避難装置の上部から前記乗降口の上部に至る範囲を覆う遮蔽物で覆うステップと、
    からなることを特徴とする避難装置の固定方法。

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