JP2013184569A - 車体下部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】補強部材が本来有する衝突安全性能向上機能を維持しつつ、補強部材の上面の変形を抑制し、車両走行時のトンネルの横倒れモード(車幅方向への振動)を抑制して、NVH性能の向上を図ることができる車体下部構造の提供を目的とする。
【解決手段】フロアトンネル14の車体下方側の面に沿って一方のトンネルメンバ23から他方のトンネルメンバ23にわたってフロアトンネル14の車体下方側の面と共に閉断面部29を形成する補強部材30を備え、補強部材30の両側の第1屈曲部K1,K1間の距離をW1、両側の第3屈曲部K3,K3間の距離をW2、両側の第3屈曲部K3,K3間を結ぶ直線Lと第2屈曲部K2との距離をH1、両側の第3屈曲部K3,K3間を結ぶ直線Lと第1屈曲部K1との距離をH2とした時、(W1/W2)×(H1・H2)が0.12以下であることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

この発明は車体下部構造に関し、詳しくは、車両前部で車幅方向に配設されたダッシュパネルと、該ダッシュパネルの後部から後方に延設されたフロアパネルと、このフロアパネルの中央部で上方に膨出したフロアトンネルと、該フロアトンネルの車幅方向両側に沿って車体の前後方向に延びるトンネルメンバとを備えたような車体下部構造に関する。
一般に、上述のフロアトンネルの構造には、衝突要件、NVH要件(NVHとは、noiseノイズ、vibration振動、harshness連成振動の略)、レイアウト要件などの様々な要件を満足することが求められている。
このような要件を満足する手段としてはフロアトンネルに補強部材を設けることが知られている(特許文献1,2参照)。
特許文献1に開示された従来構造は、フロアトンネルの左右の上角部を下側つまり車外側から補強部材で補強した構造である。
特許文献2に開示された従来構造は、側突対応構造として、トンネル部の裏面側に、リインフォース上部とリインフォース下部とから成る上下複数分割構造のトンネルリインフォース(トンネル補強部材)を配設した構造である。
しかしながら、上述の特許文献1,2に開示された何れの従来構造も側突などの衝突耐荷重向上に対する構成であって、NVH特性については充分ではなく、改良の余地があった。
本発明者等はNVH特性の向上を図るため、そのメカニズムを検討した。
その結果、車両走行時にトンネル補強部材の上角部に応力が集中して、該トンネル補強部材の上面が変形することにより、フロアトンネルに横倒れモード(車幅方向への振動)が生じることを見出した。
すなわち、フロアトンネルは横倒れする共振周波数をもっており、この共振周波数の入力がフロアトンネルに入ると、横倒れモードが励起され、フロアトンネルが横倒れする(トンネルのマッチボックス変形で、トンネルが平行四辺形のように変形する)。
フロアトンネルにはフロアパネルが一体または一体的に結合されており、フロアトンネルが横倒れした時の振動がフロアパネルに伝わり、この伝達した振動によりフロアパネルそれ自体が上下に振動する。
フロアパネル上の車室内には空気が存在し、この空気自体の固有の振動数(約160H)とフロアトンネルの横倒れの固有振動数が略同等の共振周波数にあると、2つの共振周波数が重なって、より大きな音となる。
つまり、フロアトンネルの横倒れで増幅された振動が、フロアパネルに伝わり、フロアパネルから車室内の空気に伝わった振動がさらに空気の振動モードで増幅され、乗員に不快な音(100〜200Hのこもり音)として伝わることが分かった。
したがって、車両走行時のフロアトンネルの横倒れモード(詳しくは、トンネル補強部材の上面の変形)を如何にして抑制するかという点が課題となる。
特開2005−199788号公報 特開2005−297610号公報
そこで、この発明は、補強部材が本来有する衝突安全性能向上機能を維持しつつ、補強部材の上面の変形を抑制し、車両走行時のトンネルの横倒れモード(車幅方向への振動)を抑制して、NVH性能の向上を図ることができる車体下部構造の提供を目的とする。
この発明による車体下部構造は、車両前部で車幅方向に配設されたダッシュパネルと、該ダッシュパネルの後部から後方に延設されたフロアパネルと、該フロアパネルの中央部で上方に膨出したフロアトンネルと、上記フロアトンネルの車幅方向両側に沿って車体の前後方向に延びるトンネルメンバとを備えた車体下部構造であって、上記フロアトンネルの車体下方側の面に沿って一方のトンネルメンバから他方のトンネルメンバにわたって上記フロアトンネルの車体下方側の面と共に閉断面部を形成する補強部材を備え、上記補強部材の上記フロアトンネルの車体下方側の面と離間して対向する面は、車体正面視でフロアトンネル上部と対向する上面部と、フロアトンネル側部と対向する側面部と、該側面部から車幅方向に延び上記トンネルメンバにつながる側方延設部と、フロアトンネル上部両端と対向し上記上面部と上記側面部とを連結する傾斜部と、上記上面部と上記傾斜部とをつなぐ第1屈曲部と、上記傾斜部と上記側面部とをつなぐ第2屈曲部と、
上記側面部と上記側方延設部とをつなぐ第3屈曲部と、を有し、上記両側の第1屈曲部間の距離をW1、上記両側の第3屈曲部間の距離をW2、上記両側の第3屈曲部間を結ぶ直線と上記第2屈曲部との距離をH1、上記両側の第3屈曲部間を結ぶ直線と上記第1屈曲部との距離をH2とした時、(W1/W2)×(H1/H2)が0.12以下であることを特徴とするものである。
上記構成によれば、(W1/W2)×(H1/H2)を0.12以下としたので、補強部材が本来有する衝突安全性能向上機能を維持しつつ、補強部材の上面の変形を抑制して、車両走行時のフロアトンネルの横倒れモード(車幅方向への振動)を抑制することができ、NVH性能の向上を図ることができる。
詳しくは、乗員の耳を圧迫するような不快な音(周波数100〜200Hのこもり音)の発生を抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、上記補強部材の上記フロアトンネルの車体下方側の面と離間して対向する面の車幅方向断面における上記第1屈曲部での上記上面部と上記傾斜部とのなす角度と、上記第2屈曲部での上記傾斜部と上記側面部とのなす角度が略等しく設定されたものである。
上記構成によれば、第1屈曲部での上面部と傾斜部との成す角度と、第2屈曲部での傾斜部と側面部との成す角度を略等しく設定したので、フロアトンネルの横倒れモードをさらに抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、上記フロアパネルの両側で車体前後方向に沿って延びるサイドシルと、上記フロアパネルに接合され上記フロアトンネルと上記サイドシルとの間に車幅方向に延びるクロスメンバとを備え、上記クロスメンバと車体前後方向で重ならない位置に上記補強部材が配設されたものである。
上記構成によれば、フロアトンネルの横倒れモードによりフロアパネルの上下振動が励起されやすい位置、つまりフロアパネルがクロスメンバで拘束されていない位置に上記補強部材を配設したので、フロアパネルの上下振動抑制をより一層効果的に高めることができる。
この発明の一実施態様においては、上記ダッシュパネルが、両端部が車体に接合されたダッシュアッパパネルと、該ダッシュアッパパネルの下部に接合されたダッシュロアパネルとを備え、車体前後方向で上記ダッシュアッパパネルと上記クロスメンバとの間に上記補強部材が配設されたものである。
上記構成によれば、フロアトンネルの横倒れモードによりフロアパネルの上下振動が最も励起されやすい位置、つまり車体とクロスメンバとによる拘束部位の間に、上記補強部材を配設したので、フロアパネルの上下振動抑制を、さらに効果的に高めることができる。
この発明の一実施態様においては、車体前後方向で上記ダッシュアッパパネルと上記クロスメンバとの間の略中央に上記補強部材が配設されたものである。
上記構成によれば、フロアトンネルの横倒れモードの腹となる部位、つまり、振動周波数の振幅が最大となる箇所に、上記補強部材を設けたので、トンネル横倒れモード抑制効果をより一層高めることができる。
この発明の一実施態様においては、上記補強部材は車体前後方向断面が略ハット形状に形成され、該略ハット形状の車体前後方向の前端部が、上記ダッシュロアパネルと上記フロアトンネルと共に重ね合せ接合されたものである。
上記構成によれば、ダッシュロアパネルとフロアトンネルとが接合されて元々車体剛性が高くなっている部位に上記補強部材を重ね合せ接合したので、補強部材それ自体の剛性がさらに高くなり、該補強部材の上面部の変形を抑制することができる。
よって、車両走行時のフロアトンネルの横倒れモードをさらに抑制することができて、NVH性能のさらなる向上を図ることができる。
この発明によれば、補強部材が本来有する衝突安全性能向上機能を維持しつつ、補強部材の上面の変形を抑制し、車両走行時のトンネルの横倒れモード(車幅方向への振動)を抑制して、NVH性能の向上を図ることができる効果がある。
本発明の車体下部構造の実施例を示す平面図 車体下部構造を示す底面図 車体下部構造を示す側面図 図2のA−A線に沿う部分拡大断面図 図3のB−B線矢視断面図 補強部材の斜視図 補強部材の断面図 効果の検証に用いた補強部材の簡易モデルの斜視図 検証結果を示す特性図 検証結果を示す説明図
補強部材が本来有する衝突安全性能向上機能を維持しつつ、補強部材の上面の変形を抑制し、車両走行時のトンネルの横倒れモード(車幅方向への振動)を抑制して、NVH性能の向上を図るという目的を、車両前部で車幅方向に配設されたダッシュパネルと、該ダッシュパネルの後部から後方に延設されたフロアパネルと、該フロアパネルの中央部で上方に膨出したフロアトンネルと、上記フロアトンネルの車幅方向両側に沿って車体の前後方向に延びるトンネルメンバとを備えた車体下部構造において、上記フロアトンネルの車体下方側の面に沿って一方のトンネルメンバから他方のトンネルメンバにわたって上記フロアトンネルの車体下方側の面と共に閉断面部を形成する補強部材を備え、上記補強部材の上記フロアトンネルの車体下方側の面と離間して対向する面は、車体正面視でフロアトンネル上部と対向する上面部と、フロアトンネル側部と対向する側面部と、該側面部から車幅方向に延び上記トンネルメンバにつながる側方延設部と、フロアトンネル上部両端と対向し上記上面部と上記側面部とを連結する傾斜部と、上記上面部と上記傾斜部とをつなぐ第1屈曲部と、上記傾斜部と上記側面部とをつなぐ第2屈曲部と、上記側面部と上記側方延設部とをつなぐ第3屈曲部と、を有し、上記両側の第1屈曲部間の距離をW1、上記両側の第3屈曲部間の距離をW2、上記両側の第3屈曲部間を結ぶ直線と上記第2屈曲部との距離をH1、上記両側の第3屈曲部間を結ぶ直線と上記第1屈曲部との距離をH2とした時、(W1/W2)×(H1/H2)を0.12以下とする構成で実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車体下部構造を示し、図1はその平面図、図2は車体下部構造を示す底面図、図3は車幅方向中央で縦断した状態で示す側面図である。
図1〜図3において、車両前部で車幅方向に配設されたダッシュパネル1を設けている。このダッシュパネル1は、その左右両端部が車体としてのヒンジピラー2に接合されたダッシュアッパパネル3と、このダッシュアッパパネル3の下部に接合されたダッシュロアパネル4とを備えている。
上述のダッシュロアパネル4は、エンジンルームと車室とを前後方向に仕切るパネル部材であって、このダッシュロアパネル4の車幅方向中央には上方に膨出したトンネル部5が一体形成されている。このトンネル部5は後述するフロアパネル13のトンネル部14と一体化されるものである。
また上述のダッシュロアパネル4の上下方向中間位置における前面部には、断面略ハット形状のダッシュクロスメンバ6を接合固定して、このダッシュクロスメンバ6とダッシュロアパネル4との間には、車幅方向に延びるダッシュクロス閉断面7を形成して、ダッシュパネル1の剛性向上を図っている。
上述のヒンジピラー2は、図1に示すように、ヒンジピラーインナ2aとヒンジピラーアウタ2bとを接合固定して、上下方向に延びるヒンジピラー閉断面2cを形成した車体剛性部材であり、このヒンジピラー2には、図示しないフロントドアが開閉可能に取付けられる。
図3に示すように、上述のダッシュアッパパネル3の後端部上面にはカウルパネル8の後端下部を連結し、また、ダッシュアッパパネル3とダッシュロアパネル4との結合部の上面には、断面凹形状のカウルフロント9を接合固定し、このカウルフロント9の前部縦壁部9a背面との間に閉断面10を形成すべく、該カウルフロント9の前部にはカウルフロントレイン11を接合して、上記各要素3,8,9,11から成るオープンカウル構造のカウル部12を構成している。
図1,図2に示すように、上述のダッシュロアパネル4の下端後部から後方に向けて略水平に延設されたフロアパネル13を設けると共に、このフロアパネル13の車幅方向の中央部には上方に膨出したフロアトンネルとしてのトンネル部14を設けている。このトンネル部14はダッシュロアパネル4によるトンネル部5と車体前後方向に連続するよう一体化されるものである。
上述のフロアパネル13は車室の底面(床面)を構成するもので、図1,図2に示すように、該フロアパネル13の左右両側で車体前後方向に沿って延びるサイドシル15,15を設けている。このサイドシル15は、サイドシルインナ15aとサイドシルアウタ15bとの接合フランジ部を接合固定して、車体前後方向に延びるサイドシル閉断面を備えた車体強度部材である。
さらに、図1に平面図で示すように、フロアパネル13に接合されてトンネル部14の側壁とサイドシル15におけるサイドシルインナ15aの縦壁との間に車幅方向に延びる左右一対のクロスメンバ16,16(いわゆるNo.2クロスメンバ)を設けている。
これら左右のクロスメンバ16,16(No.2クロスメンバ)は、トンネル部14を隔てて車幅方向に一直線状に配置されており、クロスメンバ16とフロアパネル13との間には、車幅方向に延びる閉断面が形成されている。
また上述のクロスメンバ16と車体後方に離間した位置にも、フロアパネル13に接合されてトンネル部14の側壁とサイドシル15におけるサイドシルインナ15aの縦壁との間に車幅方向に延びる左右一対のクロスメンバ17,17(いわゆるNo.2.5クロスメンバ)を設けている。
これら左右のクロスメンバ17,17(No.2.5クロスメンバ)もNo.2クロスメンバと同様に、トンネル部14を隔てて車幅方向に一直線状に配置されており、該クロスメンバ17とフロアパネル13との間にも、車幅方向に延びる閉断面が形成されている。
ここで、上述の左右分割タイプのクロスメンバ16,17に代えて、左右のクロスメンバ部をトンネル部14を跨ぐパネル部材で一体化した左右非分割構造のクロスメンバを採用してもよいことは勿論である。
図1に示すように、前側のクロスメンバ16(No.2クロスメンバ)はヒンジピラー2とセンタピラー18との間の車体前後方向の中間部位に対応して配設されており、後側のクロスメンバ17(No.2.5クロスメンバ)は、その一部がセンタピラー18の前部と車体前後方向でオーバラップする位置に配設されている。
上述のセンタピラー18は、センタピラーインナ18aとセンタピラーアウタ18bとを接合固定して、車体上下方向に延びるセンタピラー閉断面18cを備えた車体強度部材である。
一方、図2に底面図で示すように、後側のクロスメンバ17(No.2.5クロスメンバ)のさらに後方には、車幅方向に延びるリヤクロスメンバ19(いわゆるNo.3クロスメンバ)を設けている。
このリヤクロスメンバ19は左右のリヤサイドフレーム20,20の前端部相互間に架設された閉断面構造の車体強度部材であり、また、上述の左右一対のリヤサイドフレーム20,20は図示しないリヤフロアの下面に接合されると共に、リヤサイドフレーム20の前端部側面は、左右のサイドシル15,15におけるサイドシルインナ15a,15aの後端部に連結されている。
さらに、図2に示すように、前側のクロスメンバ16,16(No.2クロスメンバ)の配設位置と対応して、トンネル部14の車外側面つまり車体下方側の面には、側突対応の補強メンバ21を接合固定し、側突耐力の向上を図っている。
同様に、図2に示すように、後側のクロスメンバ17,17(No.2.5クロスメンバ)の配設位置と対応して、トンネル部14の車外側面つまり車体下方側の面にも、側突対応の補強メンバ22を接合固定して、側突耐力の向上を図っている。
図4は図2のA−A線矢視断面、図5は図3のB−B線矢視断面図であって、図2,図5に示すように、トンネル部14の車幅方向両側に沿って車体の前後方向に延びる左右一対のトンネルメンバ23,23を設けている。
図5に示すように、上述のトンネルメンバ23は断面ハット形状に構成されており、この実施例では、該トンネルメンバ23はトンネル部14の下縁に沿ってフロアパネル13の下面に接合されており、フロアパネル13とトンネルメンバ23との間には車体前後方向に延びる閉断面24が形成されている。
図5に示すように、この実施例では、フロアパネル13と、トンネル部14と、トンネルメンバ23とは、それぞれ別部材により構成されていて、トンネル部14の下端部は、フロアパネル13の車幅方向内端部とトンネルメンバ23の車幅方向内端部との間に、サンドイッチ状に挟持結合されているが、この構造に代えて、フロアパネルとトンネル部とを一体形成した構造を採用してもよく、あるいは、トンネル部とトンネルメンバとを一体形成した構造を採用してもよい。
図2に示すように、上述のトンネルメンバ23と上述のサイドシル5との間の車幅方向の中間部には、フロアフレーム25を設けている。左右一対設けられた該フロアフレーム25は断面ハット形状の断面を有しており、このフロアフレーム25をフロアパネル13の下面に接合固定することにより、フロアパネル13とフロアフレーム25との間には、車体前後方向に延びる閉断面を形成している。
図2に示すように、上述のフロアフレーム25と車体前後方向に連続するように左右一対のフロントサイドフレーム26,26を設けている。このフロントサイドフレーム26は車体前後方向に延びる車体強度部材であって、その前部はダッシュロアパネル4からエンジンルームの両サイドにおいて車体前方に延びると共に、その後部はダッシュロアパネル4の下面部からフロアパネル13下面部まで車体後方に延びており、図2に示すように、フロントサイドフレーム26とフロアフレーム25とリヤサイドフレーム20とが車体前後方向に連続するように構成されている。
なお、図2において、27はサスペンションタワー部、28はエプロンレインフォースメントであり、また図中、矢印Fは車両の前方を示す。
図2〜図5に示すように、トンネル部14の車体下方側の面に沿って一方のトンネルメンバ23から他方のトンネルメンバ23にわたってトンネル部14の車体下方側の面と共に閉断面29を形成する補強部材としてのトンネルガセット30を設けている。
図6はトンネルガセット30単体の斜視図であって、このトンネルガセット30は、トンネル部14の車体下方側の面に沿う前後一対の接合フランジ部31,32と、これら前後の接合フランジ部31,32間に位置するガセット本体33と、このガセット本体33の前端と前側の接合フランジ部31との間をつなぐ縦壁部34と、ガセット本体33の後端と後側の接合フランジ部32との間をつなぐ縦壁部35とを一体形成して、全体として略鞍形状に構成されたものである。
上述のトンネルガセット30を配設する車体前後方向の位置は、図2,図3に示すように、No.2クロスメンバとしての上記クロスメンバ16と重ならない位置に設定されている。
詳しくは、図3に示すように、車体前後方向で上述のダッシュアッパパネル3とクロスメンバ16との間に上述のトンネルガセット30が配設されており、さらに詳しくは、車体前後方向でダッシュアッパパネル3とクロスメンバ16との間の車体前後方向の略中央にトンネルガセット30が配設されている。つまり、トンネルガセット30はフロアパネル13が強度部材で拘束されていない箇所で、該フロアパネル13の上下振動が励起されやすい箇所に設けられたものである。
図4に示すように、上述のトンネルガセット30はその車体前後方向断面が略ハット形状に形成されており、該略ハット形状の車体前後方向の前端部つまり前側の接合フランジ部31が、ダッシュロアパネル4の後端部とトンネル部14の前端部と共に重ね合せ接合されている。
すなわち、上述の接合フランジ部31は、図4に示すように、ダッシュロアパネル4とトンネル部14との間にサンドイッチ状の挟持結合されたものである。
また、トンネルガセット30の後側の接合フランジ部32は、トンネル部14の車体下方側の面に接合されており、上述の閉断面29はトンネル部14とガセット本体33との間に形成される。
図5に示すように、上述のトンネルガセット30のトンネル部14の車体下方側の面と離間して対向する面、すなわち、ガセット本体33は、車体正面視でトンネル部14の上部と対向する上面部33Aと、トンネル部14の側部と対向する側面部33Bと、この側面部33Bの下端から車幅方向外方に延びてトンネルメンバ23にスポット溶接にてつながる側方延設部33Cと、トンネル部14の上部両端と対向し上述の上面部33Aと側面部33Bとを連結する傾斜部33Dと、上述の上面部33Aと傾斜部33Dとをつなぐ第1屈曲部K1と、上述の傾斜部33Dと側面部33Bとをつなぐ第2屈曲部K2と、上述の側面部33Bと側方延設部33Cとをつなぐ第3屈曲部K3とを有している。
そして、図5,図7に示すように、左右両側の第1屈曲部K1,K1間の距離をW1、左右両側の第3屈曲部K3,K3間の距離をW2、左右両側の第3屈曲部K3,K3間を結ぶ直線Lと第2屈曲部K2との上下方向の距離をH1、左右両側の第3屈曲部K3,K3間を結ぶ直線Lと第1屈曲部K1との上下方向の距離をH2とした時、
(W1/W2)×(H1/H2)を0.12以下に設定している。
この(W1/W2)×(H1/H2)を0.12以下にする理由については、後述する実験結果に基づいて検証する。
また、図7に示すように、トンネルガセット30におけるトンネル部14の車体下方側の面と離間して対向する面、つまり、ガセット本体33の車幅方向断面において第1屈曲部K1での上面部33Aと傾斜部33Dとのなす角度θ1と、第2屈曲部K2での傾斜部33Dと側面部33Bとのなす角度θ2が略等しく設定されたものである。
図7において、上面部33Aの仮想延長線と側面部33Bの仮想延長線との交点をPとすると、交点P、第1屈曲部K1、第2屈曲部K2で囲繞された三角形が形成され、上記角度θ1,θ2が共に略等しく、三角形が二等辺三角形である時に横倒れモードの抑制が良好となる。
上記三角形の面積を仮に同一とした場合、P,K1間がP,K2間よりも大きい三角形が想定されるが、この場合にはθ1<θ2となり、角度θ1が過小となるので好ましくない。逆に、P,K1間がP,K2間よりも小さい三角形も想定されるが、この場合にはθ1>θ2となり、角度θ2が過小となるので好ましくない。
このため、両角度θ1,θ2が略等しく、P,K1,K2で囲繞された三角形が二等辺三角形に形成されることが好ましい。
図8は効果を検証するために用いるトンネルガセット30の簡易モデルMを示す斜視図であって、この簡易モデルMとしては図5,図7で示したトンネルガセット30から左右の側方延設部33C,33Cを省略したものを用いている。
そして、簡易モデルMの第3屈曲部K3の前後4点R1,R2,R3,R4を拘束し、この簡易モデルMに対して図8に矢印で示す横方向から振動を加え、第1屈曲部K1の前後方向中間を加振・応答点として共振周波数の変化を求めた。
図9は検証結果を示す特性図で、横軸に(W1/W2)×(H1/H2)の値をとり、縦軸に実測した簡易モデルMの共振周波数をとった特性図である。但し、検証結果を求めるに際して距離W2と高さH2とは一定とした。
また、図10は、図8で示した簡易モデルMの(W1/W2)×(H1/H2)の値、距離W1,高さH1をそれぞれ変化させ、横倒れ共振周波数を実測した値と、図10中の最も左側のものを基準とした時の横倒れ共振周波数の増加分を算出した結果と、上面部33Aの変形の有無を検証した結果と、を示す説明図である。
図9の特性図から明らかなように、(W1/W2)×(H1/H2)の値が大きい程(換言すれば、図7に示す各点K1,K2,Pで囲繞された三角形の面積の小さい程)、共振周波数が低くなり、(W1/W2)×(H1/H2)の値が小さい程(換言すれば、図7に示す各点K1,K2,Pで囲繞された三角形の面積が大きい程)、共振周波数が高くなり、この共振周波数は(W1/W2)×(H1/H2)の値が0.12を境界として、0.12以下の時に急激に高くなり、図10の説明図で示すように、(W1/W2)×(H1/H2)が0.12以下の時、上面部33Aの変形か無いことが認められた。
つまり、(W1/W2)×(H1/H2)が0.12以下の時、共振周波数が高くなり、空気の固有振動数とトンネルの横倒れ固有振動数とが大きく離れることで、上面部33Aの変形がなくなることが認められた。
このように、上記実施例の車体下部構造は、車両前部で車幅方向に配設されたダッシュパネル1と、該ダッシュパネル1の後部から後方に延設されたフロアパネル13と、該フロアパネル13の中央部で上方に膨出したトンネル部14と、上記トンネル部14の車幅方向両側に沿って車体の前後方向に延びるトンネルメンバ23とを備えた車体下部構造であって、上記トンネル部14の車体下方側の面に沿って一方のトンネルメンバ23から他方のトンネルメンバ23にわたって上記トンネル部14の車体下方側の面と共に閉断面29を形成する補強部材(トンネルガセット30参照)を備え、上記補強部材(トンネルガセット30)の上記トンネル部14の車体下方側の面と離間して対向する面(ガセット本体33参照)は、車体正面視でトンネル部14の上部と対向する上面部33Aと、トンネル部14の側部と対向する側面部33Bと、該側面部33Bから車幅方向に延び上記トンネルメンバ23につながる側方延設部33Cと、トンネル部14の上部両端と対向し上記上面部33Aと上記側面部33Bとを連結する傾斜部33Dと、上記上面部33Aと上記傾斜部33Dとをつなぐ第1屈曲部K1と、上記傾斜部33Dと上記側面部33Bとをつなぐ第2屈曲部K2と、上記側面部33Bと上記側方延設部33Cとをつなぐ第3屈曲部K3と、を有し、上記両側の第1屈曲部K1,K1間の距離をW1、上記両側の第3屈曲部K3,K3間の距離をW2、上記両側の第3屈曲部K3,K3間を結ぶ直線Lと上記第2屈曲部K2との距離をH1、上記両側の第3屈曲部K3,K3間を結ぶ直線Lと上記第1屈曲部K1との距離をH2とした時、(W1/W2)×(H1/H2)が0.12以下であることを特徴とするものである(図3,図5参照)。
この構成によれば、(W1/W2)×(H1/H2)を0.12以下としたので、補強部材(トンネルガセット30参照)が本来有する衝突安全性能向上機能を維持しつつ、補強部材(トンネルガセット30)の上面部33Aの変形を抑制して、車両走行時のトンネル部14の横倒れモード(車幅方向への振動)を抑制することができ、NVH性能の向上を図ることができる。
詳しくは、乗員の耳を圧迫するような不快な音(周波数100〜200Hのこもり音)の発生を抑制することができる。
また、上記補強部材(トンネルガセット30)の上記トンネル部14の車体下方側の面と離間して対向する面(ガセット本体33参照)の車幅方向断面における上記第1屈曲部K1での上記上面部33Aと上記傾斜部33Dとのなす角度θ1と、上記第2屈曲部K2での上記傾斜部33Dと上記側面部33Bとのなす角度θ2が略等しく設定されたものである(図7参照)。
この構成によれば、第1屈曲部K1での上面部33Aと傾斜部33Dとの成す角度θ1と、第2屈曲部K2での傾斜部33Dと側面部33Bとの成す角度θ2を略等しく設定したので、トンネル部14の横倒れモードをさらに抑制することができる。
さらに、上記フロアパネル13の両側で車体前後方向に沿って延びるサイドシル15と、上記フロアパネル13に接合され上記トンネル部14と上記サイドシル15との間に車幅方向に延びるクロスメンバ16とを備え、上記クロスメンバ16と車体前後方向で重ならない位置に上記補強部材(トンネルガセット30参照)が配設されたものである(図2参照)。
この構成によれば、トンネル部14の横倒れモードによりフロアパネル13の上下振動が励起されやすい位置、つまりフロアパネル13がクロスメンバ16で拘束されていない位置に上記補強部材(トンネルガット30)を配設したので、フロアパネル13の上下振動抑制をより一層効果的に高めることができる。
加えて、上記ダッシュパネル1が、両端部が車体(ヒンジピラー2参照)に接合されたダッシュアッパパネル3と、該ダッシュアッパパネル3の下部に接合されたダッシュロアパネル4とを備え、車体前後方向で上記ダッシュアッパパネル3と上記クロスメンバ16との間に上記補強部材(トンネルガセット30参照)が配設されたものである(図3参照)。
この構成によれば、トンネル部14の横倒れモードによりフロアパネル13の上下振動が最も励起されやすい位置、つまり車体とクロスメンバ16とによる拘束部位の間に、上記補強部材(トンネルガセット30)を配設したので、フロアパネル13の上下振動抑制を、さらに効果的に高めることができる。
また、車体前後方向で上記ダッシュアッパパネル3と上記クロスメンバ16との間の略中央に上記補強部材(トンネルガセット30参照)が配設されたものである(図3参照)。
この構成によれば、トンネル部14の横倒れモードの腹となる部位、つまり、振動周波数の振幅が最大となる箇所に、上記補強部材(トンネルガセット30)を設けたので、トンネル横倒れモード抑制効果をより一層高めることができる。
さらに、上記補強部材(トンネルガセット30参照)は車体前後方向断面が略ハット形状に形成され、該略ハット形状の車体前後方向の前端部(前側の接合フランジ部31参照)が、上記ダッシュロアパネル4と上記トンネル部14と共に重ね合せ接合されたものである(図4参照)。
この構成によれば、ダッシュロアパネル4とトンネル部14とが接合されて元々車体剛性が高くなっている部位に上記補強部材(トンネルガセット30)を重ね合せ接合したので、補強部材(トンネルガセット30)それ自体の剛性がさらに高くなり、該補強部材(トンネルガセット30)の上面部33Aの変形を抑制することができる。
よって、車両走行時のトンネル部14の横倒れモードをさらに抑制することができて、NVH性能のさらなる向上を図ることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のフロアトンネルは、上述の実施例のトンネル部14に対応し、
以下同様に、
補強部材は、トンネルガセット30に対応し、
閉断面部は、閉断面29に対応し、
車体は、ヒンジピラー2に対応するも、
この発明は上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、No.2.5クロスメンバ17および補強メンバ22を備えていない車体下部構造においては、図2で示したNo.2クロスメンバ16とNo.3クロスメンバ19との車体前後方向の中間部に対応してトンネル部14の車体下方側の面に上記トンネルガセット30を配設すべく構成してもよい。
以上説明したように、本発明は、車両前部で車幅方向に配設されたダッシュパネルと、該ダッシュパネルの後部から後方に延設されたフロアパネルと、該フロアパネルの中央部で上方に膨出したフロアトンネルと、上記フロアトンネルの車幅方向両側に沿って車体の前後方向に延びるトンネルメンバとを備えた車体下部構造について有用である。
1…ダッシュパネル
2…ヒンジピラー(車体)
3…ダッシュアッパパネル
4…ダッシュロアパネル
13…フロアパネル
14…トンネル部(フロアトンネル)
15…サイドシル
16…クロスメンバ
23…トンネルメンバ
29…閉断面(閉断面部)
30…トンネルガセット(補強部材)
33A…上面部
33B…側面部
33C…側方延設部
33D…傾斜部
K1…第1屈曲部
K2…第2屈曲部
K3…第3屈曲部

Claims (6)

  1. 車両前部で車幅方向に配設されたダッシュパネルと、
    該ダッシュパネルの後部から後方に延設されたフロアパネルと、
    該フロアパネルの中央部で上方に膨出したフロアトンネルと、
    上記フロアトンネルの車幅方向両側に沿って車体の前後方向に延びるトンネルメンバとを備えた車体下部構造であって、
    上記フロアトンネルの車体下方側の面に沿って一方のトンネルメンバから他方のトンネルメンバにわたって上記フロアトンネルの車体下方側の面と共に閉断面部を形成する補強部材を備え、
    上記補強部材の上記フロアトンネルの車体下方側の面と離間して対向する面は、
    車体正面視でフロアトンネル上部と対向する上面部と、
    フロアトンネル側部と対向する側面部と、
    該側面部から車幅方向に延び上記トンネルメンバにつながる側方延設部と、
    フロアトンネル上部両端と対向し上記上面部と上記側面部とを連結する傾斜部と、
    上記上面部と上記傾斜部とをつなぐ第1屈曲部と、
    上記傾斜部と上記側面部とをつなぐ第2屈曲部と、
    上記側面部と上記側方延設部とをつなぐ第3屈曲部と、
    を有し、
    上記両側の第1屈曲部間の距離をW1、上記両側の第3屈曲部間の距離をW2、上記両側の第3屈曲部間を結ぶ直線と上記第2屈曲部との距離をH1、上記両側の第3屈曲部間を結ぶ直線と上記第1屈曲部との距離をH2とした時、
    (W1/W2)×(H1/H2)が0.12以下であることを特徴とする
    車体下部構造。
  2. 上記補強部材の上記フロアトンネルの車体下方側の面と離間して対向する面の車幅方向断面における上記第1屈曲部での上記上面部と上記傾斜部とのなす角度と、
    上記第2屈曲部での上記傾斜部と上記側面部とのなす角度が略等しく設定された
    請求項1記載の車体下部構造。
  3. 上記フロアパネルの両側で車体前後方向に沿って延びるサイドシルと、
    上記フロアパネルに接合され上記フロアトンネルと上記サイドシルとの間に車幅方向に延びるクロスメンバとを備え、
    上記クロスメンバと車体前後方向で重ならない位置に上記補強部材が配設された
    請求項1または2記載の車体下部構造。
  4. 上記ダッシュパネルが、両端部が車体に接合されたダッシュアッパパネルと、該ダッシュアッパパネルの下部に接合されたダッシュロアパネルとを備え、
    車体前後方向で上記ダッシュアッパパネルと上記クロスメンバとの間に上記補強部材が配設された
    請求項3記載の車体下部構造。
  5. 車体前後方向で上記ダッシュアッパパネルと上記クロスメンバとの間の略中央に上記補強部材が配設された
    請求項4記載の車体下部構造。
  6. 上記補強部材は車体前後方向断面が略ハット形状に形成され、
    該略ハット形状の車体前後方向の前端部が、上記ダッシュロアパネルと上記フロアトンネルと共に重ね合せ接合された
    請求項4または5記載の車体下部構造。
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