JP2013183482A - モータの制御装置及びスロットルバルブ装置 - Google Patents

モータの制御装置及びスロットルバルブ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】モータに誘起電圧が発生したときにスイッチング素子やスイッチ回路が破壊されることを防止する。
【解決手段】モータの制御装置4は、バッテリ5に接続されたメインリレー51からHブリッジ回路52に電力が供給されるようになっている。Hブリッジ回路52は、モータ3に対して4つのスイッチング素子SW1〜SW4がH型に結線されている。メインリレー51とHブリッジ回路52の接続点と基準電位点との間には、第3の電解コンデンサC3が設けられており、モータ3を停止したときに発生する誘起電圧に起因する電荷を蓄積できるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータの制御装置及びスロットルバルブ装置に関する。
車両のエンジンには、外気を取り込む吸気管が取り付けられている。さらに、吸気管には、エンジンに取り込む空気量を制御するスロットルバルブが吸気管の流路を開閉自在に設けられている。スロットルバルブは、リターンスプリングによって閉方向に付勢された弁体を有し、リターンスプリングの付勢力に抗しながら弁体をモータで回動させることによって開度を調節するようになっている。モータには、スロットルバルブを開方向と閉方向のそれぞれに回動できるように、4つのスイッチング素子を配列したHブリッジ回路を用いて電流が供給される。Hブリッジ回路は、バッテリとアースに接続されており、モータの回転時には、Hブリッジ回路の4つのスイッチング素子をCPU(Central Processing Unit)で開閉させる。このようにしてモータを正転又は逆転させることによって、スロットルバルブを開閉する。
ここで、従来のモータの制御装置では、Hブリッジ回路の各スイッチング素子が、FETとダイオードを並列に接続させた構成を有し、ダイオードはアース側からバッテリ側に向かう方向が順方向に設定されている。また、Hブリッジ回路とバッテリの間には、例えばスイッチ回路が設けられており、CPUからの指令によってスイッチ回路をON、OFFさせることによって、バッテリとHブリッジ回路の電気的な接続を管理している。また、スイッチ回路とHブリッジ回路の間に、A/D(Analog/digital)変換器が接続されており、CPUがHブリッジ回路に供給される電圧を測定できるようになっており、A/D変換器へ入力するアナログ電圧に含まれるノイズを除去するためのコンデンサが取り付けられている。コンデンサは、例えば、スイッチ回路の出力側の電圧に含まれるサージ電圧を吸収することでノイズを除去するように構成されており、CPUはコンデンサによってノイズが除去された電圧をモニタしながら、スロットルバルブの開閉操作を制御している。
特開2008−43051号公報
ところで、モータの回転制御中に、CPUの指令に基づいてHブリッジ回路の各スイッチング素子をOFFにすると、モータへの電流供給が遮断され、モータが停止する。これによって、モータからスロットルバルブの弁体に加えられていた力がなくなるので、リターンスプリングの付勢力によってスロットルバルブの弁体が閉方向に回動する。その結果、スロットルバルブに機械的に連結されているモータのロータがスロットルバルブの弁体によって回転させられる。
モータには、電流が供給されていないので、モータのロータが弁体によって回転させられることによって、モータの巻き線に誘起電圧が発生する。モータにおいて発生した誘起電圧は、Hブリッジ回路の各スイッチング素子に印加される。さらに、スイッチング素子のダイオードを通ってスイッチ回路に入力される。従って、モータで発生する誘起電圧が大きいときには、スイッチング素子やスイッチ回路が破壊される可能性がある。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、モータに誘起電圧が発生した
ときにスイッチング素子やスイッチ回路が破壊されることを防止することを目的とする。ことを主な目的とする。
請求項1に係る発明によれば、電源から電力供給を受けてスイッチング素子を開閉させ、車両に設けられたスロットルバルブの弁体をリターンスプリングの付勢力に抗しながら回動させるモータを制御する駆動回路と、前記電源と前記駆動回路の電気的な接続を切り替えるスイッチ回路と、前記駆動回路と前記スイッチの接続点と基準電位点との間に設けられたコンデンサと、を含んで構成され、前記コンデンサは、前記スロットルバルブが前記リターンスプリングの付勢力によって閉方向に回動したときに前記モータに発生する誘起電圧を、前記スイッチング素子又はスイッチ回路に許容される電圧以下にする静電容量を有することを特徴とするモータの制御装置が提供される。
また、請求項2に係る発明によれば、前記駆動回路の電圧モニタ回路を有し、前記コンデンサの静電容量は、前記電圧モニタ回路に設けられたノイズ除去用コンデンサの静電容量より大きいことを特徴とする請求項1に記載のモータの制御装置が提供される。
さらに、請求項3に係る発明によれば、請求項1又は請求項2に記載のモータの制御装置と、前記モータの回転を13倍以上の減速比で前記スロットルバルブに伝達する減速ギヤ装置と、を有することを特徴とするスロットルバルブ装置が提供される。
そして、請求項4に係る発明によれば、請求項1又は請求項2に記載のモータ制御装置を有し、前記モータは、回転時の角速度が180rad/sec以上であることを特徴とするスロットルバルブ装置が提供される。
モータの誘起電圧によって生じる電荷をコンデンサに蓄積させて、スイッチング素子やスイッチ回路にかかる電圧を耐電圧以下にできる。
図1は、本発明の実施の形態に係るモータの制御装置を含むスロットルバルブ装置の概略構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るスロットルバルブとモータの構成を説明する断面図である。
本発明を実施するための形態について以下に詳細に説明する。
最初に、図1を参照してスロットルバルブ装置の概略構成について説明する。
スロットルバルブ装置1は、エンジンに吸入される空気量を調整するために設けられたスロットルバルブ2と、スロットルバルブを駆動させるモータ3と、モータ3の制御装置4とを含んで構成され、制御装置4には電源であるバッテリ5から電力が供給されるように構成されている。
図2に断面図を示すように、スロットルバルブ2は、車両のエンジンの吸気管中に配置されるスロットルボディ10を有する。スロットルボディ10には、外気を通流させる吸気道11が形成されており、吸気道11が吸気管路に接続される。
さらに、スロットルボディ10には、吸気道11の中心を横断するよう弁軸12が設けられており、弁軸12は一対の軸受13を介してスロットルボディ10に回動自在に取り付けられている。さらに、弁軸12には、吸気道11の内径に応じた円板状の弁体14が
固定されている。弁体14は、弁軸12と共に回動することによって、吸気道11を開閉したり、吸気道11の開口面積、即ちスロットルバルブ装置1の開度を変化させたりする。
スロットルボディ10の一端部には、制御ケース21が一体に、又は接合によって形成されており、弁軸12の一端部はスロットルボディ10を貫通して制御ケース21内に延びている。制御ケース21は、弁軸12の一端部が配置されるギヤ収容部22と、ギヤ収容部22の側方に形成されたモータ収容部23とを有する。モータ収容部23には、モータ3が収容されており、ギヤ収容部22にはモータ3の回転を減速して弁軸12に伝達する減速ギヤ装置25が収容されている。さらに、モータ3及び減速ギヤ装置25を覆うようにケースカバー30が不図示のボルトによって制御ケース21に着脱可能に取り付けられている。
モータ3は、不図示のコイルに通電することで出力軸3Aを回転させる構成を有する。この実施の形態におけるモータ3は、角速度が例えば180rad/sec以上になっている。
減速ギヤ装置25は、モータ3の出力軸3Aに固着される1次駆動ギヤ32を有し、1次駆動ギヤ32は1次従動ギヤ33に噛み合わされている。1次従動ギヤ33は、中間軸34に回転自在に支承されており、中間軸34は制御ケース21に固定されている。さらに、1次従動ギヤ33には、第2駆動ギヤ35が一体に形成されており、第2駆動ギヤ35にはセクタ型の出力ギヤ36が噛み合わされている。さらに、出力ギヤ36は、弁軸12の一端部にナット37で固定されている。このような構成を有する減速ギヤ装置25は、モータ3の出力軸3Aの回転を2段階に減速して弁軸12に伝達し、弁軸12を中心にして弁体14を回動させるようになっている。
ここで、減速ギヤ装置25の減速比は、例えば、13倍以上になっている。即ち、モータ3の回転は、1/13以下に減速されて弁軸12に伝達される。また、減速ギヤ装置25の各ギヤ32,33,35,36は平歯車であり、モータ3及び中間軸34は、これらの軸線が弁軸9の軸線と平行に並ぶように配置される。さらに、スロットルボディ10及び出力ギヤ36には、この出力ギヤ36をスロットルバルブ2の閉じ方向に付勢する捩じれコイルばねからなるリターンスプリング40が接続される。
次に、図1を参照して、モータ3の制御装置4について説明する。
制御装置4は、バッテリ5からの電力供給と遮断を切り替えるメインリレー(スイッチ回路)51を有し、メインリレー51を介して駆動回路であるHブリッジ回路52がバッテリ5に接続されている。Hブリッジ回路52は、モータ3を正逆駆動させるもので、4つのスイッチング素子SW1,SW2,SW3,SW4をH型のブリッジに結線した構成を有し、一端がメインリレー51を介してバッテリ5に接続され、他端が基準電位に接地されている。スイッチング素子SW1〜SW4は、例えば、リレースイッチRS1,RS2,RS3,RS4と、ダイオードD1,D2,D3,D4を1つずつ並列に接続した構成を有し、例えば、スイッチング素子SW1は、リレースイッチRS1と、ダイオードD1が並列に接続されている。各ダイオードD1〜D4は、図1の下側の接地されている基準電位側からバッテリ5側に向かう方向が順方向になるように設定されている。
また、制御装置4は、メインリレー51及びスイッチング素子SW1〜SW4の開閉を制御するメインCPU60を有する。メインCPU60は、電圧モニタ回路60Aを有し、Hブリッジ回路52に供給される電圧を測定できるようになっている。さらに、メインCPU60とメインリレー51及びHブリッジ回路52の間には、メインCPU60に入力されるアナログ電圧に含まれるノイズを除去する第1の電解コンデンサC1が設けられ
ている。第1の電解コンデンサC1は、メインリレー51とメインCPU60の接続点と基準電位点(アース)に接続されている。
さらに、制御装置4には、メインリレー51及びHブリッジ回路52の動作を監視するサブCPU61が設けられている。サブCPU61は、電圧モニタ回路61Aを有し、Hブリッジ回路52に供給される電圧を測定できるようになっている。さらに、サブCPU61とメインリレー51及びHブリッジ回路52の間には、サブCPU61に入力されるアナログ電圧に含まれるノイズを除去する第2の電解コンデンサC2が設けられている。第2の電解コンデンサC2は、メインリレー51とサブCPU61の接続点と基準電位点(アース)に接続されている。
ここで、これら電解コンデンサC1,C2は、ノイズを除去できる程度の静電容量を有していれば足りる。このために、電解コンデンサC1,C2の静電容量は、0.1μF程度である。また、サブCPU61は、この実施の形態に必須の構成要素ではない。
さらに、メインリレー51とHブリッジ回路52の接続点と基準電位点(アース)には、第3の電解コンデンサC3が接続されている。即ち、メインリレー51及びHブリッジ回路52は、第3の電解コンデンサC3を介して基準電位に接続されている。第3の電解コンデンサC3は、後に詳細を説明するように、モータ3で発生した誘起電圧を緩和させるために設けられており、その静電容量は100μF以上である。この実施の形態では、第3の電解コンデンサC3の静電容量は、例えば、220μFとする。なお、第3の電解コンデンサC3の静電容量は、スロットルバルブ装置1の通常のモータ制御に影響を与えない大きさになっている。
次に、図1及び図2を参照してモータ3の制御装置4の作用について説明する。
スロットルバルブ2を開閉させるときには、制御装置4のメインCPU60の指令に基づいてメインリレー51をONにする。さらに、メインCPU60は、バッテリ5からHブリッジ回路52に供給される電圧をモニタしながら、Hブリッジ回路52の各スイッチング素子SW1〜SW4の開閉を制御してモータ3の巻き線に所定の向きで電流を流す。なお、バッテリ5からHブリッジ回路52に供給される電圧に含まれるノイズが、第1のコンデンサC1によって除去された後、該ノイズが除去された電圧の情報がメインCPU60に入力される。同様に、サブCPU61にも第2のコンデンサC2によってノイズが除去された電圧の情報が入力される。
例えば、スイッチング素子SW1,SW4をONにしてスイッチング素子SW2,SW3をOFFにすると、電流がスイッチング素子SW1からモータ3を介してスイッチング素子SW4に流れ、モータ3が正転する。この場合、スイッチング素子SW1,SW4をOFFにしてスイッチング素子SW2,SW3をONにすると、電流がスイッチング素子SW2からモータ3を介してスイッチング素子SW3に流れ、モータ3が逆転する。
スロットルバルブ2の開度は、運転者のアクセル操作に応じてメインCPU60が各スイッチング素子SW1〜SW4をPWM(パルス幅変調)制御することによって実現される。即ち、スロットルバルブ1の開度を大きくする場合、メインCPU61は、例えば、スイッチング素子SW2,SW3をONにする時間に対して、スイッチング素子SW1,SW4をONにする時間を多くしてモータ3を正転させる。一方、スロットルバルブ1の開度を小さくするときは、例えば、スイッチング素子SW2,SW3をONにする時間に対して、スイッチング素子SW1,SW4をONにする時間の少なくしてモータ3を逆転させる。そして、スロットルバルブ2を所定開度で維持するときは、スイッチング素子SW1,SW4をONにする時間とスイッチング素子SW2,SW3をONにする時間の比を同じにする。
ここで、スロットルバルブ2を例えば全閉するときなどのように、メインCPU60がHブリッジ回路52の全てのスイッチング素子SW1〜SW4をOFFにしたときには、モータ3への電流の供給が停止する。この結果、弁軸12の作用する力は、リターンスプリング40による閉方向への付勢力だけになる。従って、弁体14で吸気道11を閉じるように弁軸12が回動する。これに伴い、弁軸12にギヤ減速装置25を介して連結されているモータ3のロータが連れ回される。そして、モータ3のロータが回転させられることによって、モータ3の巻き線の両端の間に誘起電圧が発生する。
その結果、各スイッチング素子SW1〜SW4には、通常動作時と逆方向から電圧がかかる。即ち、誘起電圧は、モータ3から各スイッチング素子SW1〜SW4のダイオードD1〜D4を通ってメインリレー51に向かう方向に電流を流すように作用する。さらに、スイッチング素子SW1〜SW4のリレースイッチRS1〜RS4は接点が開いているが、ダイオードD1〜D4は、誘起電圧による電流が流れる方向と、順方向が一致するので、電荷が各スイッチング素子SW1〜SW4を通ってメインリレー51に向かって流れようとする。
従って、この状態では、想定されている電圧を超える電圧がメインリレー51やスイッチング素子SW1〜SW4に印加される可能性がある。しかしながら、この実施の形態では、Hブリッジ回路52とメインリレー51の間に配置されている第3の電解コンデンサC3に、モータ3の誘起電圧に起因する電荷が溜められることによって、スイッチング素子SW1〜SW4のリレースイッチRS1〜RS4や、メインリレー51にかかる電圧を低下できる。
第3の電解コンデンサC3の静電容量は、モータ3で発生した誘起電圧によってスイッチング素子SW1〜SW4やメインリレー51にかかる電圧が、スイッチング素子SW1〜SW4やメインリレー51の耐電圧未満になるまで電荷を蓄積できる大きさである。このために、第3の電解コンデンサC3に電荷が蓄積されることによって、スイッチング素子SW1〜SW4やメインリレー51にかかる電圧が耐電圧以下になり、スイッチング素子SW1〜SW4やメインリレー51の破壊が防止される。なお、第1及び第2の電解コンデンサC1,C2は、電荷を蓄積することはできるが、静電容量が第3の電解コンデンサC3に比べて、1/100以下、この実施の形態の例では、1/2200なので、スイッチング素子SW1〜SW4やメインリレー51の破壊が防止できる程には、電荷を蓄積できない。
以上、説明したように、この実施の形態では、メインリレー51とHブリッジ回路52の間に、一端が基準電位に接続される第3の電解コンデンサC3を誘起電圧緩和用のコンデンサとして設け、電解コンデンサC3の静電容量をノイズ除去用の第1及び第2の電解コンデンサC1,C2より十分に大きくした。これによって、モータ3の誘起電圧によって生じる電荷を第3の電解コンデンサC3に蓄積させて、スイッチング素子SW1〜SW4やメインリレー51にかかる電圧を耐電圧以下にすることができる。このために、スロットルバルブ装置1は、減速比が13倍以上の減速ギヤ装置25を有する場合や、角速度が180rad/sec以上のモータ3を搭載している場合であっても、誘起電圧による素子の故障を防止できる。ここで、減速ギヤ装置25の減速比が大きいほど、弁軸12の回転角度に対するモータ3のロータの回転角度が大きくなり、誘起電圧が高くなるので、第3の電解コンデンサC3による電圧降下の効果がより顕著になる。
なお、本発明は、実施の形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲において変更が可能である。
例えば、スイッチ回路は、メインリレー51の代わりに、トランジスタや、トランジス
タとダイオードを組み合わせた構成でも良い。スイッチ回路にトランジスタを用いた場場合でも、第3の電解コンデンサC3を設けることによって、モータ3の誘起電圧によるトランジスタの破壊を防止できる。
また、第3の電解コンデンサC3は、電解型のコンデンサに限定されない。
1 スロットルバルブ装置
2 スロットルバルブ
5 バッテリ(電源)
14 弁体
25 減速ギヤ装置
40 リターンスプリング
51 メインリレー(スイッチ回路)
52 Hブリッジ回路(駆動回路)
60A,61A 電圧モニタ回路
SW1,SW2,SW3,SW4 スイッチング素子
C1 第1の電解コンデンサ(ノイズ除去用コンデンサ)
C2 第2の電解コンデンサ(ノイズ除去用コンデンサ)
C3 第3の電解コンデンサ

Claims (4)

  1. 電源から電力供給を受けてスイッチング素子を開閉させ、車両に設けられたスロットルバルブの弁体をリターンスプリングの付勢力に抗しながら回動させるモータを制御する駆動回路と、
    前記電源と前記駆動回路の電気的な接続を切り替えるスイッチ回路と、
    前記駆動回路と前記スイッチの接続点と基準電位点との間に設けられたコンデンサと、を含んで構成され、
    前記コンデンサは、前記スロットルバルブが前記リターンスプリングの付勢力によって閉方向に回動したときに前記モータに発生する誘起電圧を、前記スイッチング素子又はスイッチ回路に許容される電圧以下にする静電容量を有することを特徴とするモータの制御装置。
  2. 前記駆動回路の電圧モニタ回路を有し、前記コンデンサの静電容量は、前記電圧モニタ回路に設けられたノイズ除去用コンデンサの静電容量より大きいことを特徴とする請求項1に記載のモータの制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のモータの制御装置と、
    前記モータの回転を13倍以上の減速比で前記スロットルバルブに伝達する減速ギヤ装置と、
    を有することを特徴とするスロットルバルブ装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のモータ制御装置を有し、前記モータは、回転時の角速度が180rad/sec以上であることを特徴とするスロットルバルブ装置。
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