JP2007259657A - モータ駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】キックバック発生時の電圧上昇を抑えてMOSFETの破壊を防止可能であり、低コストのモータ駆動回路を提供する。
【解決手段】モータ駆動回路は、第1電源ラインと、第2電源ラインと、第1及び第2ソーストランジスタ及び第1及び第2シンクトランジスタにより構成されるHブリッジ回路と、第2電源ラインと第1及び第2ソーストランジスタの制御電極との間に接続され、第1及び第2ソーストランジスタの制御電極の電圧の上昇を、第2電源ラインの電圧に応じた電圧に抑制する電圧抑制回路と、を備える。そして、第1及び第2ソーストランジスタは、第1電源ライン側の電極及び制御電極の電圧差に応じてオンオフするトランジスタであり、第2電源ラインの電圧は、第1ソーストランジスタから第2シンクトランジスタに電流が流れている場合は、第2ソーストランジスタがオフとなる電圧であることとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ駆動回路に関する。
モータを駆動するための回路として、Hブリッジ回路が一般的に用いられている。Hブリッジ回路でモータを駆動する場合、キックバック発生時の電圧上昇によってMOSFETが破壊されないように、ツェナーダイオードを用いて電圧上昇を抑制することが行われている(例えば特許文献1)。
図10は、ツェナーダイオードを用いて電圧上昇を抑制するモータ駆動回路の構成例を示す図である。モータ駆動回路は、電源側がPチャネルMOSFET101,102であり、接地側がNチャネルMOSFET103,104であるHブリッジ回路を含んで構成されている。そして、PチャネルMOSFET101及びNチャネルMOSFET103の接続点と、PチャネルMOSFET102及びNチャネルMOSFET104の接続点との間にモータコイル105が接続される。
電圧VAを発生する電源110は、コネクタ111を介して、電源ライン112及び接地ライン113と接続されている。そして、PチャネルMOSFET101,102のソースは電源ライン112と接続され、NチャネルMOSFET103,104のソースは接地ライン113と接続されている。さらに、電源ライン112には、電流が電源110に逆流することを防ぐための回路として、ダイオード114が設けられている。また、Hブリッジ回路にキックバックが発生した場合に電源ライン112の電圧Vmの上昇を抑えるための回路としてツェナーダイオード120が設けられている。そして、キックバック時の電流を吸収するための回路としてコンデンサ121が設けられている。
PチャネルMOSFET101のオンオフを制御するための回路として、電流源130、NPN型トランジスタ131〜133、及び抵抗134が設けられている。なお、PチャネルMOSFET101のゲートは、NPN型トランジスタ133のコレクタと接続されるとともに、抵抗134を介して電源ライン112と接続されている。
ここで、NPN型トランジスタ131がオフの場合、電流源130から出力される電流はNPN型トランジスタ132に流れ込み、電流ミラー接続されているNPN型トランジスタ133にもミラー比に応じた電流が流れることとなる。これにより、抵抗134にも電流が流れ、電源ライン112の電圧Vmを降下させた電圧がPチャネルMOSFET101のゲートに印加され、PチャネルMOSFET101はオンとなる。
一方、NPN型トランジスタ131がオンの場合、電流源130から出力される電流はNPN型トランジスタ131に流れ込むため、抵抗134には電流が流れないこととなる。これにより、PチャネルMOSFET101のゲート電圧は電源ライン112の電圧Vmまで引き上げられ、PチャネルMOSFET101はオフとなる。
また、NチャネルMOSFET103のオンオフを制御するための回路として、NPN型トランジスタ140及びPNP型トランジスタ141が設けられている。そして、NチャネルMOSFET103のゲートは、NPN型トランジスタ140及びPNP型トランジスタ141の接続点と接続されている。
ここで、NPN型トランジスタ140がオン、PNP型トランジスタ141がオフの場合、NチャネルMOSFET103のゲート電圧は電源ライン112の電圧Vmに引き上げられ、NチャネルMOSFET103はオンとなる。
一方、NPN型トランジスタ140がオフ、PNP型トランジスタ141がオンの場合、NチャネルMOSFET103のゲート電圧は接地ライン113の電圧に引き下げられ、NチャネルMOSFET103はオフとなる。
同様に、PチャネルMOSFET102のオンオフを制御するための回路として、電流源150、NPN型トランジスタ151〜153、及び抵抗154が設けられている。また、NチャネルMOSFET104のオンオフを制御するための回路として、NPN型トランジスタ160及びPNP型トランジスタ161が設けられている。そして、これらのトランジスタのオンオフを制御することによりモータの駆動を制御する駆動回路170が設けられている。
このようなモータ駆動回路において、PチャネルMOSFET101及びNチャネルMOSFET104をオン、PチャネルMOSFET102及びNチャネルMOSFET103をオフにすると、図11の破線で示す経路で電流が流れ、モータがある方向に回転する。この状態から、適宜のタイミングでPチャネルMOSFET101及びNチャネルMOSFET104をオフにすると、コイル105に蓄積されたエネルギーにより、電流は流れ続けようとする。そのため、図12の破線で示すように、NチャネルMOSFET103の寄生ダイオード103d及びPチャネルMOSFET102の寄生ダイオード102dを経由したキックバック電流が発生する。
このキックバック電流は、ダイオード114があるため電源110に回生することはできず、コンデンサ121に流れ込むこととなる。これにより、電源ライン112の電圧Vmが上昇する。また、ダイオード114が無い場合であっても、電源ライン112が長い場合等は、電源ライン112の電圧Vmが上昇する。このとき、電源ライン112の電圧Vmの上昇は、ツェナーダイオード120によって抑制され、PチャネルMOSFET101,102の破壊が防止される。
特開2005−269885号公報
ところで、モータのサイズが大きくなるほど、キックバックが発生した際の電源ライン112の電圧Vmの上昇も大きくなるため、ツェナーダイオード120のサイズを大きくする必要がある。また、コンデンサ121のサイズも例えば100μF〜1000μF程度に大きくする必要がある。このように、ツェナーダイオード120及びコンデンサ121のサイズが大きくなると、コストの増大を招くこととなる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、キックバック発生時の電圧上昇を抑えてMOSFETの破壊を防止可能であり低コストのモータ駆動回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のモータ駆動回路は、第1電源ラインと、第2電源ラインと、直列接続される第1ソーストランジスタ及び第1シンクトランジスタと、直列接続される第2ソーストランジスタ及び第2シンクトランジスタと、前記第1ソーストランジスタ及び前記第1シンクトランジスタとの接続点に接続されるモータコイルと、前記第1及び第2ソーストランジスタ及び前記第1及び第2シンクトランジスタの夫々に設けられる第1〜第4回生ダイオードとを有し、前記第1電源ラインと接地との間に接続され、前記第1ソーストランジスタ及び前記第2シンクトランジスタと、前記第2ソーストランジスタ及び前記第1シンクトランジスタとが相補的にスイッチングするHブリッジ回路と、前記第2電源ラインと前記第1及び第2ソーストランジスタの制御電極との間に接続され、前記第1及び第2ソーストランジスタの制御電極の電圧の上昇を、前記第2電源ラインの電圧に応じた電圧に抑制する電圧抑制回路と、を備え、前記第1及び第2ソーストランジスタは、前記第1電源ライン側の電極及び制御電極の電圧差に応じてオンオフするトランジスタであり、前記第2電源ラインの電圧は、前記第1ソーストランジスタから前記第2シンクトランジスタに電流が流れている場合は、前記第2ソーストランジスタがオフとなる電圧であることとする。
そして、前記電圧抑制回路は、一端が前記第2電源ラインと接続され、他端が前記第1ソーストランジスタの制御電極と接続される第1抵抗と、一端が前記第2電源ラインと接続され、他端が前記第2ソーストランジスタの制御電極と接続される第2抵抗と、により構成されることとすることができる。
また、前記モータ駆動回路は、一端が前記第1電源ラインと接続され、他端が前記第1ソーストランジスタの制御電極と接続される第1抵抗と、一端が前記第1電源ラインと接続され、他端が前記第2ソーストランジスタの制御電極と接続される第2抵抗と、を備え、前記電圧抑制回路は、カソード側が前記第2電源ラインと接続され、アノード側が前記第1ソーストランジスタの制御電極と接続される第1ダイオードと、カソード側が前記第2電源ラインと接続され、アノード側が前記第2ソーストランジスタの制御電極と接続される第2ダイオードと、により構成されることとすることができる。
さらに、前記モータ駆動回路は、入力電極が前記第2電源ラインと接続され、出力電極が前記第1ソーストランジスタの制御電極と接続され、オンになると前記第2電源ラインの電圧を前記第1ソーストランジスタの制御電極に印加し、前記第1ソーストランジスタをオフにする第1制御MOSFETと、入力電極が前記第2電源ラインと接続され、出力電極が前記第2ソーストランジスタの制御電極と接続され、オンになると前記第2電源ラインの電圧を前記第2ソーストランジスタの制御電極に印加し、前記第2ソーストランジスタをオフにする第2制御MOSFETと、を備え、前記第1ダイオードは、前記第1制御MOSFETの寄生ダイオードであり、前記第2ダイオードは、前記第2制御MOSFETの寄生ダイオードであることとしてもよい。
また、前記第1電源ラインには、電流が前記電源に逆流することを防ぐダイオードが設けられていることとしてもよい。
キックバック発生時の電圧上昇を抑えてMOSFETの破壊を防止可能であり、低コストのモータ駆動回路を提供することができる。
==第1実施形態==
(1)回路構成
まず、第1実施形態のモータ駆動回路の構成について説明する。図1は、本発明の第1実施形態であるモータ駆動回路の構成例を示す図である。モータ駆動回路は、例えばファンモータ等の単相モータを駆動する回路であり、モータコイル10に流れる電流を制御する。本実施形態では、モータ駆動回路は、PチャネルMOSFET11,12、NチャネルMOSFET13,14、電源ライン21,22、接地ライン23、ダイオード24,25、コンデンサ26,27、電流源31,32、NPN型トランジスタ41〜48、PNP型トランジスタ51,52、駆動回路60、及びコネクタ70を含んで構成されている。
PチャネルMOSFET11,12及びNチャネルMOSFET13,14はHブリッジ回路を構成しており、電源側のPチャネルMOSFET11(第1ソーストランジスタ)及びPチャネルMOSFET12(第2ソーストランジスタ)のソースが電源ライン21(第1電源ライン)に接続されている。また、接地側のNチャネルMOSFET13(第1シンクトランジスタ)及びNチャネルMOSFET14(第2シンクトランジスタ)のソースが接地ライン23に接続されている。PチャネルMOSFET11及びNチャネルMOSFET13のドレイン同士が接続され、PチャネルMOSFET12及びNチャネルMOSFET14のドレイン同士が接続されている。そして、PチャネルMOSFET11及びNチャネルMOSFET13の接続点と、PチャネルMOSFET12及びNチャネルMOSFET14の接続点との間に、モータコイル10が接続される。
そして、PチャネルMOSFET11には寄生ダイオード11d(第1回生ダイオード)が設けられており、PチャネルMOSFET12には寄生ダイオード12d(第2回生ダイオード)が設けられている。また、NチャネルMOSFET13には寄生ダイオード13d(第3回生ダイオード)が設けられており、NチャネルMOSFET14には寄生ダイオード14d(第3回生ダイオード)が設けられている。
このようなHブリッジ回路では、例えば、PチャネルMOSFET11及びNチャネルMOSFET14がオン、PチャネルMOSFET12及びNチャネルMOSFET13がオフとなることにより、モータコイル10に電流が流れ、モータがある方向に回転することとなる。また、例えば、PチャネルMOSFET11及びNチャネルMOSFET14がオフ、PチャネルMOSFET12及びNチャネルMOSFET13がオンとなることにより、モータコイル10に逆方向の電流が流れることとなる。
電源ライン21,22は、電圧VAを発生する電源80から分岐されたものであり、コネクタ70を介して電源80の正側と接続されている。また、接地ライン23は、コネクタ70を介して電源80の負側(接地側)と接続されている。電源ライン21には、ダイオード24が設けられている。このダイオード24は、例えば電源80がコネクタ70に逆向きに接続された場合等に、電源ライン21から電源80の方向に電流が流れて回路が破壊されることを防止するためのものである。同様に、電源ライン22にも、ダイオード25が設けられている。また、電源ライン21には、コンデンサ26が設けられている。コンデンサ26は、Hブリッジ回路でキックバックが発生した場合に生じる電流を吸収するためのものである。また、電源ライン22には、電源ライン22の電圧Vccを安定化させるためのコンデンサ27が設けられている。なお、コンデンサ27は電源ライン22の電圧Vccの安定化を目的とするためのものであるため、大容量である必要は無く、例えば0.1μF〜1μF程度とすることができる。
電流源31、抵抗33、及びNPN型トランジスタ41〜43は、PチャネルMOSFET11のオンオフを制御する制御回路(第1制御回路)を構成している。電流源31は、一端が電源ライン22と接続され、他端がNPN型トランジスタ41,42のコレクタと接続されている。NPN型トランジスタ41〜43のエミッタは接地ライン23と接続され、NPN型トランジスタ42,43は電流ミラー接続されている。NPN型トランジスタ41のベースには、駆動回路60から出力される電圧Vp1が印加されている。そして、PチャネルMOSFET11のゲートは、抵抗33を介して電源ライン22に接続されるとともに、NPN型トランジスタ43のコレクタと接続されている。
ここで、電圧Vp1がLレベルの場合、NPN型トランジスタ41がオフとなり、電流源31から出力される電流はNPN型トランジスタ42に流れ込み、電流ミラー接続されているNPN型トランジスタ43にもミラー比に応じた電流が流れることとなる。これにより、抵抗33にも電流が流れ、電源ライン22の電圧Vccを降下させた電圧がPチャネルMOSFET11のゲートに印加され、PチャネルMOSFET11はオンとなる。一方、電圧Vp1がHレベルの場合、NPN型トランジスタ41がオンとなり、電流源31から出力される電流はNPN型トランジスタ41に流れ込み、NPN型トランジスタ42,43には電流が流れないこととなる。したがって、抵抗33にも電流が流れず、PチャネルMOSFET11のゲート電圧は電源ライン22の電圧Vccまで引き上げられ、PチャネルMOSFET11はオフとなる。
同様に、電流源32、抵抗34、及びNPN型トランジスタ45〜47は、PチャネルMOSFET12のオンオフを制御する制御回路(第2制御回路)を構成している。電流源32は、一端が電源ライン22と接続され、他端がNPN型トランジスタ45,46のコレクタと接続されている。NPN型トランジスタ45〜47のエミッタは接地ライン23と接続され、NPN型トランジスタ46,47は電流ミラー接続されている。NPN型トランジスタ45のベースには、駆動回路60から出力される電圧Vp2が印加されている。そして、PチャネルMOSFET12のゲートは、抵抗34を介して電源ライン22に接続されるとともに、NPN型トランジスタ47のコレクタと接続されている。
ここで、電圧Vp2がLレベルの場合、NPN型トランジスタ45がオフとなり、電流源31から出力される電流はNPN型トランジスタ46に流れ込み、電流ミラー接続されているNPN型トランジスタ47にもミラー比に応じた電流が流れることとなる。これにより、抵抗34にも電流が流れ、電源ライン22の電圧Vccを降下させた電圧がPチャネルMOSFET12のゲートに印加され、PチャネルMOSFET12はオンとなる。一方、電圧Vp2がHレベルの場合、NPN型トランジスタ45がオンとなり、電流源32から出力される電流はNPN型トランジスタ45に流れ込み、NPN型トランジスタ46,47には電流が流れないこととなる。したがって、抵抗34にも電流が流れず、PチャネルMOSFET12のゲート電圧は電源ライン22の電圧Vccまで引き上げられ、PチャネルMOSFET12はオフとなる。
なお、PチャネルMOSFET11のゲートは抵抗33を介して電源ライン22と接続されているため、PチャネルMOSFET11のゲート電圧は電源ライン22の電圧Vcc以下に抑制される。また、PチャネルMOSFET12のゲートは抵抗34を介して電源ライン22と接続されているため、PチャネルMOSFET12のゲート電圧は電源ライン22の電圧Vcc以下に抑制される。つまり、抵抗33(第1抵抗)及び抵抗34(第2抵抗)が本発明の電圧抑制回路に相当する。
NPN型トランジスタ44及びPNP型トランジスタ51は、NチャネルMOSFET13のオンオフを制御する制御回路(第3制御回路)を構成している。NPN型トランジスタ44及びPNP型トランジスタ51はエミッタ同士が接続され、NPN型トランジスタ44のコレクタが電源ライン22と接続され、PNP型トランジスタ51のコレクタが接地ライン23と接続されている。NPN型トランジスタ44のベースには、駆動回路60から出力される電圧Vn1_1が印加され、PNP型トランジスタ51のベースには、駆動回路60から出力される電圧Vn1_2が印加されている。そして、NPN型トランジスタ44及びPNP型トランジスタ51の接続点と、NチャネルMOSFET13のゲートとが接続されている。
ここで、電圧Vn1_1,Vn1_2がHレベルの場合、NPN型トランジスタ44がオン、PNP型トランジスタ51がオフとなり、NチャネルMOSFET13のゲート電圧は電源ライン22の電圧Vccまで引き上げられ、NチャネルMOSFET13はオンとなる。一方、電圧Vn1_1,Vn1_2がLレベルの場合、NPN型トランジスタ44がオフ、PNP型トランジスタ51がオンとなり、NチャネルMOSFET13のゲート電圧は接地ライン23の電圧に引き下げられ、NチャネルMOSFET13はオフとなる。
同様に、NPN型トランジスタ48及びPNP型トランジスタ52は、NチャネルMOSFET14のオンオフを制御する制御回路(第4制御回路)を構成している。NPN型トランジスタ48及びPNP型トランジスタ52はエミッタ同士が接続され、NPN型トランジスタ48のコレクタが電源ライン22と接続され、PNP型トランジスタ52のコレクタが接地ライン23と接続されている。NPN型トランジスタ48のベースには、駆動回路60から出力される電圧Vn2_1が印加され、PNP型トランジスタ52のベースには、駆動回路60から出力される電圧Vn2_2が印加されている。そして、NPN型トランジスタ48及びPNP型トランジスタ52の接続点と、NチャネルMOSFET14のゲートとが接続されている。
ここで、電圧Vn2_1,Vn2_2がHレベルの場合、NPN型トランジスタ48がオン、PNP型トランジスタ52がオフとなり、NチャネルMOSFET14のゲート電圧は電源ライン22の電圧Vccまで引き上げられ、NチャネルMOSFET14はオンとなる。一方、電圧Vn2_1,Vn2_2がLレベルの場合、NPN型トランジスタ48がオフ、PNP型トランジスタ52がオンとなり、NチャネルMOSFET14のゲート電圧は接地ライン23の電圧に引き下げられ、NチャネルMOSFET14はオフとなる。
駆動回路60は、電圧Vp1,Vp2,Vn1_1,Vn1_2,Vn2_1,Vn2_2によりPチャネルMOSFET11,12及びNチャネルMOSFET13,14のオンオフを行い、モータの駆動を制御する。
(2)動作説明
次に、第1実施形態のモータ駆動回路の動作について説明する。まず、図2に示すように、PチャネルMOSFET11及びNチャネルMOSFET14がオン、PチャネルMOSFET12及びNチャネルMOSFET13がオフの状態であるとする。このとき、図の破線で示すように、電源ライン21からPチャネルMOSFET11、モータコイル10、NチャネルMOSFET14の向きに電流が流れ、モータがある方向に回転する。そして、適宜のタイミングでPチャネルMOSFET11及びNチャネルMOSFET14がオフになったとする。このとき、モータコイル10にはエネルギーが蓄積されており、電流を流し続けようとする。そのため、図3に示すように、NチャネルMOSFET13の寄生ダイオード13d、モータコイル10、PチャネルMOSFET12の寄生ダイオード12dを通って電流が流れることとなる。つまり、キックバックが発生することとなる。
キックバックにより生じた電流は、ダイオード24があるため電源80に回生することはできず、コンデンサ26に流れ込むこととなる。これにより、電源ライン21の電圧Vmは上昇していくこととなる。また、ダイオード24が無い場合であっても、電源ライン21が長い場合等は、電源ライン21の電圧Vmが上昇することとなる。そして、電源ライン21の電圧Vmが上昇して、PチャネルMOSFET11,12のゲート・ソース間の電圧が閾値電圧を超えると、図4に示すように、PチャネルMOSFET11,12が自動的にオンの状態になる。そのため、モータコイル10から出力される電流は、PチャネルMOSFET12、PチャネルMOSFET11を流れてモータコイル10に戻る。つまり、モータコイル10に蓄積されたエネルギーは、モータコイル10、PチャネルMOSFET12、及びPチャネルMOSFET11により構成される、Hブリッジ回路の電源側のループで消費されることとなる。そして、モータコイル10に蓄積されたエネルギーが消費され、PチャネルMOSFET11,12のゲート・ソース間の電圧が閾値電圧より小さくなると、PチャネルMOSFET11,12は自動的にオフとなる。
その後、図5に示すように、PチャネルMOSFET12及びNチャネルMOSFET13がオン、PチャネルMOSFET11及びNチャネルMOSFET14がオフになると、図の破線で示すように、電源ライン21からPチャネルMOSFET12、モータコイル10、NチャネルMOSFET13の向きに電流が流れる。そして、適宜のタイミングでPチャネルMOSFET12及びNチャネルMOSFET13がオフになったとする。このとき、モータコイル10にはエネルギーが蓄積されており、電流を流し続けようとする。そのため、図6に示すように、NチャネルMOSFET14の寄生ダイオード14d、モータコイル10、PチャネルMOSFET11の寄生ダイオード11dを通って電流が流れることとなる。
この場合も、キックバックにより生じた電流は、ダイオード24があるため電源80に回生することができず、コンデンサ26に流れ込み、電源ライン21の電圧Vmが上昇していく。そして、電源ライン21の電圧Vmが上昇して、PチャネルMOSFET11,12のゲート・ソース間の電圧が閾値電圧を越えると、図7に示すように、PチャネルMOSFET11,12が自動的にオンの状態になる。そのため、モータコイル10から出力される電流は、PチャネルMOSFET11、PチャネルMOSFET12を流れてモータコイル10に戻る。つまり、図4の場合と同様に、モータコイル10に蓄積されたエネルギーは、Hブリッジ回路の電源側のループで消費されることとなる。そして、モータコイル10に蓄積されたエネルギーが消費され、PチャネルMOSFET11,12のゲート・ソース間の電圧が閾値電圧より小さくなると、PチャネルMOSFET11,12は自動的にオフとなる。
したがって、図1に示すモータ駆動回路では、キックバックの発生による電源ライン21の電圧Vmの上昇は、PチャネルMOSFET11,12の閾値電圧と同レベルに抑えられる。そのため、電源ライン21の電圧Vmの上昇を抑制するために大きいサイズのツェナーダイオードを用いる必要がない。また、キックバックにより発生する電流は、モータコイル10、PチャネルMOSFET11、及びPチャネルMOSFET12により構成される、Hブリッジ回路の電源側のループを回ることとなるため、コンデンサ26のサイズを例えば1μF〜10μF程度に小さくすることもできる。つまり、キックバック発生時の電源ライン21の電圧Vmの上昇を抑えてPチャネルMOSFET11,12の破壊を防止可能であり、低コストのモータ駆動回路を実現することができる。
なお、図4に示す状態の場合に、駆動回路60の制御によりPチャネルMOSFET12及びNチャネルMOSFET13がオンになったとしても、モータコイル10から出力される電流は、PチャネルMOSFET11からNチャネルMOSFET13に流れることはなく、モータコイル10に戻ることとなる。これは、キックバック発生により電源ライン21の電圧Vmが上昇しており、ダイオード24に順方向の電流を流すことができないためである。同様に、図7に示す状態の場合においても、仮に駆動回路60の制御によりPチャネルMOSFET11及びNチャネルMOSFET14がオンになったとしても、モータコイル10から出力される電流は、PチャネルMOSFET12からNチャネルMOSFET14に流れることはなく、モータコイル10に戻ることとなる。
==第2実施形態==
次に、本発明の第2実施形態のモータ駆動回路の構成について説明する。図8は、本発明の第2実施形態であるモータ駆動回路の構成例を示す図である。図8に示すモータ駆動回路は、図1に示したモータ駆動回路の構成に加えて、ダイオード85,86を備えている。ダイオード85(第1ダイオード)は、カソード側が電源ライン22と接続され、アノード側がPチャネルMOSFET11のゲートと接続されている。また、ダイオード86(第2ダイオード)は、カソード側が電源ライン22と接続され、アノード側がPチャネルMOSFET12のゲートと接続されている。また、第1実施形態とは異なり、抵抗33は、一端が電源ライン21と接続され、他端がPチャネルMOSFET11のゲートと接続されている。そして、抵抗34は、一端が電源ライン21と接続され、他端がPチャネルMOSFET12のゲートと接続されている。
このような構成のモータ駆動回路では、キックバックの発生により電源ライン21の電圧Vmが上昇すると、PチャネルMOSFET11,12のソース電圧及びゲート電圧も上昇することとなる。しかし、PチャネルMOSFET11のゲートは、ダイオード85を介して電源ライン22に接続されているため、PチャネルMOSFET11のゲートの電圧は、電源ライン22の電圧Vccにダイオード85の順方向電圧Vfを加えた電圧Vcc+Vfに抑えられることとなる。同様に、PチャネルMOSFET12のゲートは、ダイオード86を介して電源ライン22に接続されているため、PチャネルMOSFET12のゲート電圧は、電源ライン22の電圧Vccにダイオード86の順方向電圧Vfを加えた電圧Vcc+Vfに抑えられることとなる。つまり、ダイオード85,86が本発明の電圧抑制回路に相当する。
そして、電源ライン21の電圧Vmが上昇し続けると、PチャネルMOSFET11,12のゲート・ソース間の電圧が閾値電圧を越え、PチャネルMOSFET11,12がオンの状態になる。したがって、キックバック発生時には、電源ライン21の電圧Vmが上昇するとPチャネルMOSFET11,12がオンとなり、第1実施形態の場合と同様に、キックバックにより発生する電流はHブリッジ回路の電源側のループを回ることとなる。これにより、キックバックの発生による電源ライン21の電圧Vmの上昇は、PチャネルMOSFET11,12の閾値電圧と同レベルに抑えられる。そのため、電源ライン21の電圧Vmの上昇を抑制するために大きいサイズのツェナーダイオードを用いる必要がない。また、キックバックにより発生する電流はHブリッジ回路の電源側のループを回ることとなるため、コンデンサ26のサイズを小さくすることもできる。つまり、キックバック発生時の電源ライン21の電圧Vmの上昇を抑えてPチャネルMOSFET11,12の破壊を防止可能であり、低コストのモータ駆動回路を実現することができる。
==第3実施形態==
次に、本発明の第3実施形態のモータ駆動回路の構成について説明する。図9は、本発明の第3実施形態であるモータ駆動回路の構成例を示す図である。図9に示すモータ駆動回路は、図1に示した電流源31,32、NPN型トランジスタ41〜48、及びPNP型トランジスタ51,52に代えて、PチャネルMOSFET90〜93及びNチャネルMOSFET95〜98を備えている。また、第1実施形態とは異なり、抵抗33は、一端が電源ライン21と接続され、他端がPチャネルMOSFET11のゲートと接続されている。そして、抵抗34は、一端が電源ライン21と接続され、他端がPチャネルMOSFET12のゲートと接続されている。
PチャネルMOSFET90(第1制御MOSFET)、NチャネルMOSFET95、及び抵抗33は、PチャネルMOSFET11のオンオフを制御する制御回路(第1制御回路)を構成している。PチャネルMOSFET90は、ソース(入力電極)が電源ライン22と接続され、ドレイン(出力電極)がNチャネルMOSFET95のドレインと接続されている。また、NチャネルMOSFET95のソースは接地ライン23と接続されている。そして、PチャネルMOSFET90及びNチャネルMOSFET95のゲートには、駆動回路60から出力される電圧Vp1が印加されている。そして、PチャネルMOSFET90及びNチャネルMOSFET95の接続点と、PチャネルMOSFET11のゲートとが接続されている。
ここで、電圧Vp1がHレベルの場合、PチャネルMOSFET90がオフ、NチャネルMOSFET95がオンとなり、PチャネルMOSFET11のゲート電圧は接地ライン23の電圧まで引き下げられ、PチャネルMOSFET11はオンとなる。一方、電圧Vp1がLレベルの場合、PチャネルMOSFET90がオン、NチャネルMOSFET95がオフとなり、PチャネルMOSFET11のゲート電圧は電源ライン22の電圧Vccまで引き上げられ、PチャネルMOSFET11はオフとなる。
同様に、PチャネルMOSFET92(第2制御MOSFET)、NチャネルMOSFET97、及び抵抗34は、PチャネルMOSFET12のオンオフを制御する制御回路(第2制御回路)を構成している。PチャネルMOSFET92は、ソース(入力電極)が電源ライン22と接続され、ドレイン(出力)がNチャネルMOSFET97のドレインと接続されている。また、NチャネルMOSFET97のソースは接地ライン23と接続されている。そして、PチャネルMOSFET92及びNチャネルMOSFET97のゲートには、駆動回路60から出力される電圧Vp2が印加されている。そして、PチャネルMOSFET92及びNチャネルMOSFET97の接続点と、PチャネルMOSFET12のゲートとが接続されている。
ここで、電圧Vp2がHレベルの場合、PチャネルMOSFET92がオフ、NチャネルMOSFET97がオンとなり、PチャネルMOSFET12のゲート電圧は接地ライン23の電圧まで引き下げられ、PチャネルMOSFET12はオンとなる。一方、電圧Vp2がLレベルの場合、PチャネルMOSFET92がオン、NチャネルMOSFET97がオフとなり、PチャネルMOSFET12のゲート電圧は電源ライン22の電圧Vccまで引き上げられ、PチャネルMOSFET12はオフとなる。
また、PチャネルMOSFET91及びNチャネルMOSFET96は、NチャネルMOSFET13のオンオフを制御する制御回路(第3制御回路)を構成している。PチャネルMOSFET91は、ソースが電源ライン22と接続され、ドレインがNチャネルMOSFET96のドレインと接続されている。また、NチャネルMOSFET96のソースは接地ライン23と接続されている。そして、PチャネルMOSFET91及びNチャネルMOSFET96のゲートには、駆動回路60から出力される電圧Vn1が印加されている。そして、PチャネルMOSFET91及びNチャネルMOSFET96の接続点と、NチャネルMOSFET13のゲートとが接続されている。
ここで、電圧Vn1がLレベルの場合、PチャネルMOSFET91がオン、NチャネルMOSFET96がオフとなり、NチャネルMOSFET13のゲート電圧は電源ライン22の電圧Vccまで引き上げられ、NチャネルMOSFET13はオンとなる。一方、電圧Vn1がHレベルの場合、PチャネルMOSFET91がオフ、NチャネルMOSFET96がオンとなり、NチャネルMOSFET13のゲート電圧は接地ライン23の電圧まで引き下げられ、NチャネルMOSFET13はオフとなる。
同様に、PチャネルMOSFET93及びNチャネルMOSFET98は、NチャネルMOSFET14のオンオフを制御する制御回路(第4制御回路)を構成している。PチャネルMOSFET93は、ソースが電源ライン22と接続され、ドレインがNチャネルMOSFET98のドレインと接続されている。また、NチャネルMOSFET98のソースは接地ライン23と接続されている。そして、PチャネルMOSFET93及びNチャネルMOSFET98のゲートには、駆動回路60から出力される電圧Vn2が印加されている。そして、PチャネルMOSFET93及びNチャネルMOSFET98の接続点と、NチャネルMOSFET14のゲートとが接続されている。
ここで、電圧Vn2がLレベルの場合、PチャネルMOSFET93がオン、NチャネルMOSFET98がオフとなり、NチャネルMOSFET14のゲート電圧は電源ライン22の電圧Vccまで引き上げられ、NチャネルMOSFET14はオンとなる。一方、電圧Vn2がHレベルの場合、PチャネルMOSFET93がオフ、NチャネルMOSFET98がオンとなり、NチャネルMOSFET14のゲート電圧は接地ライン23の電圧まで引き下げられ、NチャネルMOSFET14はオフとなる。
このような構成のモータ駆動回路では、キックバックの発生により電源ライン21の電圧Vmが上昇すると、PチャネルMOSFET11,12のソース電圧及びゲート電圧も上昇することとなる。しかし、PチャネルMOSFET11のゲートは、PチャネルMOSFET90のドレインと接続されているため、PチャネルMOSFET11のゲート電圧は、電源ライン22の電圧VccにPチャネルMOSFET90の寄生ダイオード90d(第1ダイオード)の順方向電圧Vfを加えた電圧Vcc+Vfに抑えられることとなる。同様に、PチャネルMOSFET12のゲートは、PチャネルMOSFET92のドレインと接続されているため、PチャネルMOSFET12のゲート電圧は、電源ライン22の電圧VccにPチャネルMOSFET92の寄生ダイオード92d(第2ダイオード)の順方向電圧Vfを加えた電圧Vcc+Vfに抑えられることとなる。
そして、電源ライン21の電圧Vmが上昇し続けると、PチャネルMOSFET11,12のゲート・ソース間の電圧が閾値電圧を越え、PチャネルMOSFET11,12がオンの状態になる。したがって、キックバック発生時には、電源ライン21の電圧Vmが上昇するとPチャネルMOSFET11,12がオンとなり、第1実施形態の場合と同様に、キックバックにより発生する電流はHブリッジ回路の電源側のループを回ることとなる。
これにより、キックバックの発生による電源ライン21の電圧Vmの上昇は、PチャネルMOSFET11,12の閾値電圧と同レベルに抑えられる。そのため、電源ライン21の電圧Vmの上昇を抑制するために大きいサイズのツェナーダイオードを用いる必要がない。また、キックバックにより発生する電流はHブリッジ回路の電源側のループを回ることとなるため、コンデンサ26のサイズを小さくすることもできる。つまり、キックバック発生時の電源ライン21の電圧Vmの上昇を抑えてPチャネルMOSFET11,12の破壊を防止可能であり、低コストのモータ駆動回路を実現することができる。
また、PチャネルMOSFET11,12のオンオフを制御するPチャネルMOSFET90,92の寄生ダイオード90d,92dを用いてPチャネルMOSFET11,12のゲート電圧の上昇を抑制しているため、第2実施形態に示したPチャネルMOSFET11,12のゲート電圧を抑制するための専用のダイオード85,86が不要であり、部品点数を削減することができる。
以上、本発明の第1〜第3実施形態について説明した。前述したように、キックバック発生時に電源ライン21の電圧Vmが上昇しても、PチャネルMOSFET11,12のゲート電圧は電源ライン22の電圧Vccに応じた電圧に抑制されるため、PチャネルMOSFET11,12が自動的にオンとなり、キックバックにより発生する電流はHブリッジ回路の電源側のループを回ることとなる。これにより、電源ライン21の電圧Vmの上昇は、PチャネルMOSFET11,12の閾値電圧と同レベルに抑えられる。したがって、電源ライン21の電圧Vmの上昇を抑制するために大きいサイズのツェナーダイオードを用いる必要がなく、コンデンサ26のサイズも例えば1μF〜10μF程度に小さくすることができる。つまり、キックバック発生時の電源ライン21の電圧Vmの上昇を抑えてPチャネルMOSFET11,12の破壊を防止可能であり、低コストのモータ駆動回路を実現することができる。
そして、第1実施形態に示したように、抵抗33,34の一端を電源ライン22と接続することにより、PチャネルMOSFET11,12のゲート電圧の上昇を電源ライン22の電圧Vccまでに抑制することができる。この抵抗33,34はPチャネルMOSFET11,12のオンオフを制御する際にも用いられる回路であるため、部品点数を増やすことなく、キックバック発生時の電源ライン21の電圧Vmの上昇を抑えてPチャネルMOSFET11,12の破壊を防止可能なモータ駆動回路を実現することができる。
また、第2実施形態に示したように、ダイオード85,86を用いてPチャネルMOSFET11,12のゲート電圧の上昇を電源ライン22の電圧Vccに応じた電圧に抑制することができる。
さらに、第3実施形態に示したように、PチャネルMOSFET90,92の寄生ダイオード90d,92dにより、第2実施形態のダイオード85,86を代替することができる。つまり、PチャネルMOSFET90,92はPチャネルMOSFET11,12のオンオフを制御する際にも用いられる回路であるため、部品点数を増やすことなく、キックバック発生時の電源ライン21の電圧Vmの上昇を抑えてPチャネルMOSFET11,12の破壊を防止可能なモータ駆動回路を実現することができる。
また、電源80がコネクタ70に逆向きに接続された場合等に電源ライン21から電源80に電流が逆流することを防ぐダイオード24が設けられている場合は、キックバック発生時の電源ライン21の電圧Vmの上昇が顕著となる。そのため、本実施形態に示した構成とすることにより電源ライン21の電圧Vmの上昇を抑えることが特に有効となる。
なお、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば、本実施形態においてはHブリッジ回路を用いて単相ファンモータのモータコイルに流れる電流を制御することとしたが、適用されるモータはファンモータに限られず、また、単相にも限られない。
また、本実施形態においてはHブリッジ回路におけるソーストランジスタをPチャネルMOSFETとしたが、ソーストランジスタをPNP型トランジスタとすることも可能である。つまり、Hブリッジ回路におけるソーストランジスタは、電源ライン21側の電極及び制御電極の電圧差に応じてオンオフするトランジスタであれば良い。なお、ソーストランジスタをPNP型トランジスタとする場合、回生用のダイオード(第1及び第2回生ダイオード)をPNP型トランジスタと並列に設ければ良い。
また、本実施形態においてはHブリッジ回路におけるシンクトランジスタをNチャネルMOSFETとしたが、これに限られるものではなく、PチャネルMOSFETとすることもできるし、バイポーラトランジスタとすることもできる。例えば、シンクトランジスタをNPN型トランジスタとすることも可能である。なお、シンクトランジスタをバイポーラトランジスタとする場合、回生用のダイオード(第3及び第4回生ダイオード)をバイポーラトランジスタと並列に設ければ良い。
また、本実施形態においては、電源ライン21(第1電源ライン)及び第2電源ライン22(第2電源ライン)は同一の電源80から分岐されたものであることとしたが、これに限られるものではなく、電源ライン21と電源ライン22とが別の電源に接続されることとしてもよい。電源ライン21と電源ライン22とが別の電源に接続される場合、電源ライン22の電圧は、例えば図2に示したようにPチャネルMOSFET11(第1ソーストランジスタ)からNチャネルMOSFET14(第2シンクトランジスタ)に電流が流れている場合にPチャネルMOSFET12(第2ソーストランジスタ)がオフとなる電圧であれば良い。例えば、電圧VAを発生する2つの電源の一方に電源ライン21が接続され、他方に電源ライン22が接続されることとすることができる。
本発明の第1実施形態であるモータ駆動回路の構成例を示す図である。 PチャネルMOSFET11及びNチャネルMOSFET14がオン、PチャネルMOSFET12及びNチャネルMOSFET13がオフの状態の電流の経路を示す図である。 PチャネルMOSFET11及びNチャネルMOSFET14がオフとなり、キックバックが発生した状態を示す図である。 電源ライン21の電圧Vmの上昇によりPチャネルMOSFET11,12がオンとなった状態を示す図である。 PチャネルMOSFET12及びNチャネルMOSFET13がオン、PチャネルMOSFET11及びNチャネルMOSFET14がオフの状態の電流の経路を示す図である。 PチャネルMOSFET12及びNチャネルMOSFET13がオフとなり、キックバックが発生した状態を示す図である。 電源ライン21の電圧Vmの上昇によりPチャネルMOSFET11,12がオンとなった状態を示す図である。 本発明の第2実施形態であるモータ駆動回路の構成例を示す図である。 本発明の第3実施形態であるモータ駆動回路の構成例を示す図である。 ツェナーダイオードを用いて電圧上昇を抑制するモータ駆動回路の構成例を示す図である。 PチャネルMOSFET101及びNチャネルMOSFET104がオン、PチャネルMOSFET102及びNチャネルMOSFET103がオフの状態の電流の経路を示す図である。 PチャネルMOSFET101及びNチャネルMOSFET104がオフとなり、キックバックが発生した状態を示す図である。
符号の説明
10 モータコイル 11,12 PチャネルMOSFET
13,14 NチャネルMOSFET 21,22 電源ライン
23 接地ライン 24,25 ダイオード
26,27 コンデンサ 31,32 電流源
33,34 抵抗 41〜48 NPN型ダイオード
51,52 PNP型ダイオード 60 駆動回路
70 コネクタ 80 電源
85,86 ダイオード 90〜93 PチャネルMOSFET
95〜98 NチャネルMOSFET

Claims (5)

  1. 第1電源ラインと、
    第2電源ラインと、
    直列接続される第1ソーストランジスタ及び第1シンクトランジスタと、直列接続される第2ソーストランジスタ及び第2シンクトランジスタと、前記第1ソーストランジスタ及び前記第1シンクトランジスタとの接続点に接続されるモータコイルと、前記第1及び第2ソーストランジスタ及び前記第1及び第2シンクトランジスタの夫々に設けられる第1〜第4回生ダイオードとを有し、前記第1電源ラインと接地との間に接続され、前記第1ソーストランジスタ及び前記第2シンクトランジスタと、前記第2ソーストランジスタ及び前記第1シンクトランジスタとが相補的にスイッチングするHブリッジ回路と、
    前記第2電源ラインと前記第1及び第2ソーストランジスタの制御電極との間に接続され、前記第1及び第2ソーストランジスタの制御電極の電圧の上昇を、前記第2電源ラインの電圧に応じた電圧に抑制する電圧抑制回路と、
    を備え、
    前記第1及び第2ソーストランジスタは、前記第1電源ライン側の電極及び制御電極の電圧差に応じてオンオフするトランジスタであり、
    前記第2電源ラインの電圧は、前記第1ソーストランジスタから前記第2シンクトランジスタに電流が流れている場合は、前記第2ソーストランジスタがオフとなる電圧であること、
    を特徴とするモータ駆動回路。
  2. 請求項1に記載のモータ駆動回路であって、
    前記電圧抑制回路は、
    一端が前記第2電源ラインと接続され、他端が前記第1ソーストランジスタの制御電極と接続される第1抵抗と、
    一端が前記第2電源ラインと接続され、他端が前記第2ソーストランジスタの制御電極と接続される第2抵抗と、
    により構成されることを特徴とするモータ駆動回路。
  3. 請求項1に記載のモータ駆動回路であって、
    一端が前記第1電源ラインと接続され、他端が前記第1ソーストランジスタの制御電極と接続される第1抵抗と、
    一端が前記第1電源ラインと接続され、他端が前記第2ソーストランジスタの制御電極と接続される第2抵抗と、
    を備え、
    前記電圧抑制回路は、
    カソード側が前記第2電源ラインと接続され、アノード側が前記第1ソーストランジスタの制御電極と接続される第1ダイオードと、
    カソード側が前記第2電源ラインと接続され、アノード側が前記第2ソーストランジスタの制御電極と接続される第2ダイオードと、
    により構成されることを特徴とするモータ駆動回路。
  4. 請求項3に記載のモータ駆動回路であって、
    入力電極が前記第2電源ラインと接続され、出力電極が前記第1ソーストランジスタの制御電極と接続され、オンになると前記第2電源ラインの電圧を前記第1ソーストランジスタの制御電極に印加し、前記第1ソーストランジスタをオフにする第1制御MOSFETと、
    入力電極が前記第2電源ラインと接続され、出力電極が前記第2ソーストランジスタの制御電極と接続され、オンになると前記第2電源ラインの電圧を前記第2ソーストランジスタの制御電極に印加し、前記第2ソーストランジスタをオフにする第2制御MOSFETと、
    を備え、
    前記第1ダイオードは、前記第1制御MOSFETの寄生ダイオードであり、
    前記第2ダイオードは、前記第2制御MOSFETの寄生ダイオードであること、
    を特徴とするモータ駆動回路。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のモータ駆動回路であって、
    前記第1電源ラインには、電流が前記電源に逆流することを防ぐダイオードが設けられていること、
    を特徴とするモータ駆動回路。

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