JP2013182165A - レンズ鏡筒および光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の移動部材のレンズ鏡筒へのロック動作およびそのロック解除動作を好適に行うことができるレンズ鏡筒および光学装置を提供する。
【解決手段】第1レンズホルダを第1ロック位置(R2)から離れる方向に移動させるときに、第1駆動用コイルが発生する磁界によって第1磁気特性を変化させるとともに、第2駆動用コイルが発生する磁界によって第2磁気特性を変化させて、第1ロック用磁性体とロック用磁石との吸着力を弱めるレンズ鏡筒および光学装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、レンズ鏡筒および光学装置に関する。
撮影装置の電源オフ状態のときに、撮影装置内の移動部材を固定して保持させることで、移動部材が不用意に移動することを抑制することができる。たとえば、特許文献1の従来技術では、電源オフ状態のときに、レンズ枠を、磁石の吸着力により固定部材に吸着させて、レンズ枠を固定部材に固定している。
しかしながら、従来技術では、レンズ枠を磁石の吸着力により固定部材にロックさせた状態から、ロックを解除する技術に関しては特に開示がされていない。たとえば、磁石の吸着力より強い力を加えてレンズ枠のロックを解除することが考えられるが、この場合には、大きな動力が必要であり、消費電力が大きくなってしまう問題がある。
特開2006−345589
本発明の目的は、複数の移動部材のレンズ鏡筒へのロック動作およびそのロック解除動作を好適に行うことができるレンズ鏡筒および光学装置に関する。
上記の目的を達成するために、本発明のレンズ鏡筒は、
レンズ鏡筒本体と、
前記レンズ鏡筒本体に設けられた駆動用磁石(30)と、
第1レンズ(210)を保持し、前記レンズ鏡筒本体に対して光軸方向に相対移動可能な第1レンズホルダ(220)と、
前記第1レンズホルダに設けられ、前記駆動用磁石との相互作用により前記第1レンズホルダを前記光軸方向に移動させる第1駆動用コイル(241)と、
前記第1レンズホルダに設けられ、前記第1駆動用コイルが発生する磁界を受けて第1磁気特性が変化する第1ロック用磁性体(290)と、
第2レンズ(110)を保持し、前記レンズ鏡筒本体に対して前記光軸方向に相対移動可能な第2レンズホルダ(120)と、
前記第2レンズホルダに設けられ、前記駆動用磁石との相互作用により前記第2レンズホルダを前記光軸方向に移動させる第2駆動用コイル(141)と、
前記第2レンズホルダに設けられ、前記第2駆動用コイルが発生する磁界を受けて第2磁気特性が変化する第2ロック用磁性体(190)と、
前記レンズ鏡筒本体に設けられたロック用磁石(70)とを有し、
前記第1レンズホルダを第1ロック位置(R2)から離れる方向に移動させるときに、前記第1駆動用コイルが発生する磁界によって前記第1磁気特性を変化させるとともに、前記第2駆動用コイルが発生する磁界によって前記第2磁気特性を変化させて、前記第1ロック用磁性体と前記ロック用磁石との吸着力を弱める。
本発明のレンズ鏡筒は、上記のレンズ鏡筒を有する光学装置であっても良い。
なお、上述の説明では、本発明をわかりやすく説明するために、実施形態を示す図面の符号に対応付けて説明したが、本発明は、これに限定されるものでない。後述の実施形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成に代替させてもよい。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るカメラの概略ブロック図である。 図2(a)は、図1に示すカメラのズーム部の正面図であり、図2(b)は、図1に示すカメラのフォーカス部の正面図である。 図3は、図2に示すズーム部およびフォーカス部のA−A線に沿う概略断面図である。 図4は、本発明のロック動作の一例を示すフローチャートである。 図5Aは、本発明のロック解除動作の一例を示すフローチャートである。 図5Bは、本発明のロック解除動作の一例を示すフローチャートであり、図5Aのフローチャートに関連する。 図6は、図2に示すズーム部およびフォーカス部のロック動作の一例を示し、図3と同様な概略断面図である。 図7は、図2に示すズーム部およびフォーカス部のロック状態の一例を示し、図3と同様な概略断面図である。 図8は、図2に示すズーム部およびフォーカス部のロック解除動作の一例を示し、図3と同様な概略断面図である。 図9は、図2に示すズーム部およびフォーカス部の他の実施例に係るA−A線に沿う概略断面図である。 図10は、図1に示すカメラの他の実施例に係るズーム部の正面図である。
第1実施形態
図1に示す本発明の一実施形態に係るカメラ500は、レンズ鏡筒300とカメラ本体400とを有する。以下の実施形態では、レンズ鏡筒300がカメラ本体400に着脱自在に取り付けられるレンズ交換式の一眼レフカメラを例に説明するが、本実施形態はこれに限定されない。たとえば、ミラー機構を省いたミラーレスタイプのカメラであっても良い。また、レンズ鏡筒300とカメラ本体400とが一体であるコンパクトカメラや、ビデオカメラ、双眼鏡、顕微鏡、望遠鏡、携帯電話などの光学機器にも適用できる。
カメラ本体400は、第1制御部402および通信部404を備え、第1制御部402は、通信部404を介して、レンズ鏡筒300が備える第2制御部302と通信可能である。第1制御部402と第2制御部302との間では、電源スイッチの状態やレンズ目標位置座標、レンズ位置座標、レンズロック状態等の情報が送受信される。
レンズ鏡筒300には、光軸Lに沿って被写体側から、ズームレンズ部100、フォーカスレンズ部200の順に配置されており、被写体側からの光をカメラ本体400の撮像部(不図示)に導く。ズームレンズ部100のズームレンズ110およびフォーカスレンズ部200のフォーカスレンズ210は、光軸Lに対して平行方向に移動し、ズーム調整やフォーカス調整等を行う。なお、光軸Lに沿って被写体側から、フォーカスレンズ部200、ズームレンズ部100の順に配置しても良い。
ズームレンズ部100の第1駆動部145は、第2制御部302からの制御に基づき、ズームレンズ110を光軸L方向に移動させてズーム調整を行う。第1位置検出部185は、ズームレンズ110の位置を検出し、第2制御部302に出力する。
フォーカスレンズ部200の第2駆動部245は、第2制御部302からの制御に基づき、フォーカスレンズ210を光軸L方向に移動させてフォーカス調整を行う。第2位置検出部285は、フォーカスレンズ210の位置を検出し、第2制御部302に出力する。
ズームレンズ部100とフォーカスレンズ部200との間には、ロック機構部90が設けられ、ロック機構部90は、ズームレンズ部100およびフォーカスレンズ部200を所定の位置にロックする。ロック状態検出部80は、ズームレンズ部100およびフォーカスレンズ部200がロック機構部90によって所定の位置にロックされていることを検出し、第2制御部302に出力する。ロック状態検出部80は、第1位置検出部185と第2位置検出部285とで構成されても良い。
以下の説明では、光軸Lと平行な軸をZ軸とし、このZ軸に垂直な平面をX軸とY軸を含む面とする。X軸とY軸とは、相互に垂直である。
図2(a)に示すように、図1に示すズームレンズ部100は、ズームレンズホルダ120に保持されたズームレンズ110を有する。ズームレンズ110は、X−Y平面上で、ズームレンズホルダ120の略中心に配置される。
ズームレンズホルダ120には、周方向に沿って時計回りに、第1VCM140、第1ガイド部160、第2VCM150および第2ガイド部170が配置されている。第1VCM140と第1ガイド部160と第2VCM150と第2ガイド部170とは、周方向にほぼ等しい角度で配置してある。
第1VCM140および第2VCM150は、ズームレンズ110の略中心を含むY軸方向の両側に配置される。ズームレンズ110の略中心から第1VCM140までの距離と、ズームレンズ110の略中心から第2VCM150までの距離とは同程度である。
第1VCM140および第2VCM150は、電磁アクチュエータであり、図1に示す第1駆動部145を構成する。図2に示すズームレンズホルダ120は、第1VCM140および第2VCM150により、光軸Lに沿って相対移動可能である。
第1ガイド部160および第2ガイド部170は、ズームレンズ110の略中心を含むX軸方向の両側に配置される。ズームレンズ110の略中心から第1ガイド部160までの距離と、ズームレンズ110の略中心から第2ガイド部170までの距離とは同程度である。
第1ガイド部160は、Z軸方向に伸びる第1ガイドバー61に摺動可能に保持され、第2ガイド部170は、光軸L方向に伸びる第2ガイドバー62に摺動可能に保持される。
第1ガイド部160は、軸受け部161を持ち、軸受け部161に第1ガイドバー61を挿入させることで、光軸L方向に平行な第1ガイドバー61に沿って、第1ガイド部160をスムーズに摺動させるようになっている。
第2ガイド部170は、X軸方向に細長に形成された長穴171を有する。第2ガイドバー62は、光軸L方向に沿ってスムーズに摺動し且つX軸方向に遊びを持つように第2ガイド部170の長穴171に嵌合される。
ズームレンズホルダ120が光軸L方向に沿って移動する間、第2ガイド部170は、ズームレンズホルダ120が光軸Lに対して回転することを防止することができる。
ズームレンズホルダ120には、第1ガイド部160と第1VCM140との間に、半径方向の外方に突出する突起180が形成されている。突起180は、ズームレンズホルダ120と共に光軸L方向に移動し、ズームレンズホルダ120が図3に示す第1ロック位置R1にあるときに、図1に示すロック状態検出部80が突起180を検出するようになっている。つまり、ロック状態検出部80は、ズームレンズホルダ120が第1ロック位置R1にあることを検出する。ロック状態検出部80は、たとえば、フォトインタラプタやタッチセンサ等で構成される。
図2(a)および図3に示すように、第1VCM140は、第1駆動用コイル141、駆動用磁石30、ヨーク20を備える。ヨーク20は、図3に示すように、断面がU字形状の鉄板20Aと平板形状の鉄板20Bとから成る。鉄板20Aは、レンズ鏡筒300の固定部10に取り付けられており、鉄板20Aと鉄板20Bとは、光軸L方向の鉄板20Aの開口側の端部において、一体的に結合してある。
駆動用磁石30は、第1駆動用磁石30Aおよび第2駆動用磁石30B、ならびに第1駆動用磁石30Aと第2駆動用磁石30Bとの間に配置される磁石30Cを含む。第1駆動用磁石30Aと第2駆動用磁石30Bと磁石30Cとは、ハルバッハ配列で配置される。すなわち、第1駆動用磁石30Aは、光軸Lに垂直な方向に着磁してあり、たとえば、表面30ANがN極で、裏面30ASがS極になるように着磁してある。磁石30Cは、光軸Lに平行な方向に着磁してあり、たとえば、表面30CNがN極で、裏面30CSがS極になるように着磁してある。第2駆動用磁石30Bは、光軸Lに垂直な方向に着磁してあり、たとえば、表面30BNがN極で、裏面30BSがS極になるように着磁してある。
駆動用磁石30は、ヨーク20に覆われるようにして配置されており、ヨーク20を構成する鉄板20Aの上側に、ネジ止め、接着あるいはその他の方法で固定される。駆動用磁石30は、上記のように光軸Lに垂直なY軸に沿って着磁されており、ヨーク20とともにY軸に沿って磁界を発生する磁気回路を構成する。
第1駆動用コイル141は、ズームレンズホルダ120に取り付けられている。第1駆動用コイル141は、駆動用磁石30とヨーク20との間に発生する磁界と垂直な方向に電流が流れるように配置されている。すなわち、駆動用磁石30とヨーク20とで構成される磁気回路が、ヨーク20内に配置された第1駆動用コイル141に対してY軸方向に磁界を発生させるので、第1駆動用コイル141は、Y軸に垂直なX軸に沿って電流が流れるように配置される。
第1駆動用コイル141に電流を流すことにより第1駆動用コイル141に生じるローレンツ力を受けて、ズームレンズホルダ120が駆動され、ズームレンズ110が光軸L(Z軸)に沿って移動する。
第1ロック用磁性体190は、第1駆動用コイル141の内周側且つ駆動用磁石30とヨーク20とで構成される磁気回路の外側に配置され、ズームレンズホルダ120に取り付けられる。
第1ロック用磁性体190は、第1駆動用コイル141に対して、ロック用磁石70側に向けて突き出て配置されることが好ましい。第1ロック用磁性体190の形状は、棒状、板状、円柱状、またはその他の形状であってもよい。
ズームレンズホルダ120の光軸L方向の第1ロック位置R1では、ヨーク20に取り付けられているロック用磁石70の表面70Nが、第1ロック用磁性体190の先端に磁力により吸着可能になっている。
ロック用磁石70は、ズームレンズ部100とフォーカスレンズ部200との間に配置される。ロック用磁石70は、光軸Lに平行な方向に着磁してあり、たとえば、表面70NがN極で、裏面70SがS極になるように着磁してある。ロック用磁石70は、2個以上の磁石で構成してあっても良い。
ロック用磁石70は、表面70N側で、ズームレンズ部100の第1ロック用磁性体190を吸着し、裏面70S側で、フォーカスレンズ部200の第2ロック用磁性体290を吸着する。ロック用磁石70と第1ロック用磁性体190と第2ロック用磁性体290とは、図1に示すロック機構部90を構成する。
図2(A)に示す第2VCM150は、第2駆動用コイル151、駆動用磁石50、ヨーク40を有する。第2VCM150は、上述の第1VCM140の構成と同様なので、その説明を省略する。
図2(b)に示すように、フォーカスレンズ部200は、フォーカスレンズ210、フォーカスレンズホルダ220、第3VCM240、第3駆動用コイル241、第4VCM250、第4駆動用コイル251、第3ガイド部260、軸受け部261、第4ガイド部270、長穴271、突起280等を有する。
図3に示すように、フォーカスレンズ210を保持するフォーカスレンズホルダ220は、ズームレンズ110を保持するズームレンズホルダ120よりもZ軸に沿った幅が短く、そのため体積が小さい。このため、本実施形態では、フォーカスレンズ210を保持するフォーカスレンズホルダ220の質量は、ズームレンズ110を保持するズームレンズホルダ120の質量よりも軽い。なお、フォーカスレンズホルダ220の質量が、ズームレンズホルダ120の質量よりも重くても良い。フォーカスレンズ部200のその他の構成については、上述のズームレンズ部100の構成と同様なので、その説明を省略する。
次に、図4、図6および図7を用いて、ズームレンズ部100およびフォーカスレンズ部200の第1ロック位置R1および第2ロック位置R2へのロック動作を説明する
図4に示すステップS102にて、図1に示す第1制御部402が、カメラ本体400の電源スイッチがOFFになったことを検出すると、ステップS104にて、図1に示す第2制御部302が、ズームレンズ部100のロック動作の制御を開始する。
すなわち、第2制御部302は、図6に示すように、ズームレンズ部100を光軸Lに沿ってロック用磁石70に近づけるように、第1駆動用コイル141に電流を流す制御を行う。
図6に示すように第1駆動用コイル141に電流が流れると、ズームレンズ部100を光軸Lに沿ってロック用磁石70に近づけるように、ローレンツ力が発生する。また、このとき、第1ロック用磁性体190は、第1駆動用コイル141に電流が流れることにより発生する磁界の影響を受けて、ロック用磁石70との吸着力を強めるように、磁気特性が変化する。
このとき、第1ロック用磁性体190が発生する磁界の向きと、ロック用磁石70が発生する磁界の向きとが同じになる。したがって、第1ロック用磁性体190とロック用磁石70とが互いに引き合うので、小さい駆動力でズームレンズ部100を第1ロック位置R1に吸着させることができる。
ステップS106にて、図1に示すロック状態検出部80が、ズームレンズ部100が第1ロック位置R1に到達したことを検出すると、ステップS108にて、第2制御部302は、第1駆動用コイル141への通電をストップする。
第1ロック用磁性体190とロック用磁石70とが一旦吸着すると、図7に示すように、第1駆動用コイル141への電流供給が止まっても、ロック用磁石70の磁力による第1ロック用磁性体190への磁気的吸着により、ズームレンズ部100の固定部10への吸着が保持される。したがって、カメラ500の電源がOFF状態になって、第1駆動用コイル141への通電が止まっても、ズームレンズ部100の固定部10への吸着を維持することができる。
フォーカスレンズ部200の第2ロック位置R2へのロック動作に関しては、上述のズームレンズ部100の第1ロック位置R1へのロック動作と同様なので、その説明を省略する。なお、ズームレンズ部100の第1ロック位置R1へのロック動作およびフォーカスレンズ部200の第2ロック位置R2へのロック動作は、同時に行っても良いし別々に行っても良い。
次に、図5A、図5Bおよび図8を用いて、ズームレンズ部100およびフォーカスレンズ部200の第1ロック位置R1および第2ロック位置R2からのロック解除動作を説明する。
図5Aに示すステップS202にて、図1に示す第1制御部402が、カメラ本体400の電源スイッチがONになったことを検出すると、ステップS204にて、図1に示すロック状態検出部80が、フォーカスレンズ部200が第2ロック位置R2にあるか否かを検出する。
フォーカスレンズ部200が第2ロック位置R2にある場合は、ステップS206に進む。フォーカスレンズ部200が第2ロック位置R2にない場合は、図5Bに示すステップS240に進む。
図5Aに示すステップS206にて、図1に示すロック状態検出部80が、ズームレンズ部100が第1ロック位置R1にあるか否かを検出する。ズームレンズ部100が第1ロック位置R1にある場合は、ステップS208に進む。
ズームレンズ部100が第1ロック位置R1にない場合は、ステップS230にて、ズームレンズ部100を第1ロック位置R1に移動させる。すなわち、上記のように、ズームレンズ部100を第1ロック位置R1にロックしてから、ステップS208に進む。
ステップS208にて、図1に示す第2制御部302は、図8に示すように、第1駆動用コイル141に電流を供給する制御を行い、ズームレンズ部100によるフォーカスレンズ部200のロック解除補助動作を開始する。このとき、第2制御部302は、ズームレンズ部100が第1ロック位置R1から離れない範囲内で、第1駆動用コイル141に電流を供給する制御を行う。
すなわち、図8に示すように第1駆動用コイル141に電流が流れると、第1ロック用磁性体190は、第1駆動用コイル141に電流が流れることにより発生する磁界の影響を受けて、ロック用磁石70の吸着力を弱めるように磁気特性が変化する。
また、図8に示すように、駆動用磁石30とヨーク20との間に発生する磁界の中で、第1駆動用コイル141に電流が流れると、ズームレンズ部100を光軸Lに沿ってロック用磁石70から遠ざける方向に、第1駆動用コイル141にローレンツ力が発生する。このとき、ステップS208においては、第1駆動用コイル141に供給される電流が小さく、第1駆動用コイル141に発生するローレンツ力が小さいので、ズームレンズ部100は第1ロック位置R1から離脱しない。
ステップS210にて、図1に示す第2制御部302は、図8に示すように、第3駆動用コイル241に電流を供給して、フォーカスレンズ部200のロック解除動作を開始する。
図8に示すように第3駆動用コイル241に電流が流れると、第2ロック用磁性体290は、第3駆動用コイル241に電流が流れることにより発生する磁界の影響を受けて、ロック用磁石70の吸着力を弱めるように磁気特性が変化する。
また、図8に示すように、駆動用磁石30とヨーク20との間に発生する磁界の中で、第3駆動用コイル241に電流が流れると、フォーカスレンズ部200を光軸Lに沿ってロック用磁石70から遠ざける方向に、第3駆動用コイル241にローレンツ力が発生する。
このとき、第2ロック用磁性体290が発生する磁界の向きと、ロック用磁石70が発生する磁界の向きとが逆になる。したがって、第2ロック用磁性体290とロック用磁石70とが互いに反発し合うので、小さい駆動力でフォーカスレンズ部200のロック解除を行うことができる。
本実施形態では、上記のように、第1駆動用コイル141に電流を供給してロック用磁石70の吸着力を弱めた状態で、フォーカスレンズ部200のロック解除動作を行っている。このため、小さい駆動力でフォーカスレンズ部200のロック解除動作を行うことができる。上記のステップS208のロック解除補助動作とステップS210のロック解除動作とは、同時に行っても良い。また、第2制御部302は、第1駆動用コイル141および第3駆動用コイル241に供給する電流を徐々に変化させるように制御を行っても良い。
ステップS212にて、図1に示すロック状態検出部80が、フォーカスレンズ部200が第2ロック位置R2から離脱したことを検出すると、図5Bに示すステップS214にて、フォーカスレンズ部200のロック解除動作を終了し、ステップS216にて、ズームレンズ部100によるロック解除動作を終了する。
次に、ステップS218にて、図1に示す第2制御部302は、図8に示すように、第1駆動用コイル141に電流を供給して、ズームレンズ部100のロック解除動作を開始する。このとき、第2制御部302は、ズームレンズ部100が第1ロック位置R1から離れるように、第1駆動用コイル141に電流を供給する制御を行う。すなわち、第2制御部302は、上記のステップS208のロック解除補助動作の時よりも、第1駆動用コイル141に大きい電流を供給する。このとき、第1ロック用磁性体190が発生する磁界の向きと、ロック用磁石70が発生する磁界の向きとが逆になる。したがって、第1ロック用磁性体190とロック用磁石70とが互いに反発し合うので、小さい駆動力でズームレンズ部100のロック解除を行うことができる。
ステップS220にて、図1に示すロック状態検出部80が、ズームレンズ部100が第1ロック位置R1から離脱したことを検出すると、ステップS222にて、ズームレンズ部100のロック解除動作を終了する。
なお、ズームレンズ部100、フォーカスレンズ部200がともにロック位置にない場合は、ロック解除動作を行わない(ステップS204,S240)。フォーカスレンズ部200が第2ロック位置R2にないが、ズームレンズ部100は第1ロック位置R1にある場合は、フォーカスレンズ部200のロック解除動作は行わず、ズームレンズ部100のロック解除動作のみ行う(ステップS204,S240,S218,S220,S222)。
上記の実施形態では、ズームレンズ部100がロック解除補助動作を行ったが、これに限定されず、フォーカスレンズ部200がロック解除補助動作を行っても良い。すなわち、フォーカスレンズ部200の第3駆動用コイル241に電流を供給してロック用磁石70の吸着力を弱めた状態で、ズームレンズ部100のロック解除動作を行っても良い。
上述したように、本実施形態では、ロック用磁石70のN極側でズームレンズ部100をロックし、S極側でフォーカスレンズ部200をロックしている。このため、本実施形態では、一方のレンズホルダを駆動する際の磁界をロック用磁石に作用させて、そのロック用磁石の他方のレンズホルダに作用する磁界を変化させることができる。本実施形態では、たとえば、フォーカスレンズ部200をロックするロック用磁石70に対して、ズームレンズ部100を駆動する際の磁界を作用させて、ロック用磁石70の吸着力を弱めている。したがって、本実施形態では、フォーカスレンズ部200とロック用磁石70との吸着力を弱めた状態で、フォーカスレンズ部200のロック解除動作を行うことができるので、ロック解除動作時の消費電力を抑えることができる。
また、本実施形態では、ロック用磁石70のN極とS極とを利用して、ズームレンズ部100およびフォーカスレンズ部200を吸着させており、部品点数の削減を実現している。
また、本実施形態では、質量が軽いフォーカスレンズ部200のロック解除を行った後に、質量が重いズームレンズ部100のロック解除を行っているので、フォーカスレンズ部200のロック解除動作を低消費電力で行うことができる。なぜなら、質量が重いズームレンズ部100のロック解除を行う際には、大きな駆動力を必要とするので、このときには大きな磁界が発生する。大きな磁界をロック用磁石70に作用させて、ロック用磁石70の吸着力を弱めることができるので、フォーカスレンズ部200のロック解除動作を低消費電力で行うことができる。
また、本実施形態では、ロック用磁性体が、光軸に垂直な方向の駆動用コイルを含む平面に設けられている。このため、ロック用磁性体が、駆動用コイルからの磁界を効率良く受けることができる。したがって、ロック解除動作時において、ロック用磁性体とロック用磁石との吸着力が弱まり、ロック動作時において、ロック用磁性体とロック用磁石との吸着力が強まる機能が向上する。
また、本実施形態では、駆動用磁石が、ハルバッハ配列で配置されているので、駆動用磁石の磁界を強めることができる。このため、駆動用磁石と駆動用コイルとから成るVCMの駆動効率を高めて、VCMを駆動する際の消費電流を抑えることができる。
また、本実施形態では、ロック状態検出部が、レンズホルダがロック位置にあることを検出するので、レンズホルダがロック位置に確実にロックされていることを確認することができる。また、レンズホルダが、ロック位置にあるときの座標を原点として、検出センサがレンズホルダを検出した際に原点補正を行うので、レンズホルダの移動制御を高精度に行うことができる。さらに、レンズホルダがロック位置から離れたことも検出できるので、レンズホルダのロック解除動作が完了した後に、レンズホルダのロック解除制御を確実に終了させて、レンズホルダの制御を好適に行うことができる。
また、本実施形態では、VCM用の駆動用コイルを利用して、ロック用磁性体とロック用磁石とから成るロック機構のロック開始と解除を制御しており、シンプルな構造であり、部品点数の削減を図れる。本実施形態では、VCM用の駆動用コイル以外に、ロック専用のコイルを具備させても良い。
また、本実施形態では、ロック用磁性体の材質は、特に限定されず、強磁性体、軟磁性体、その他の磁性体であっても良いが、軟磁性体で構成することで、次に示す利点を有する。すなわち、ロック用磁石に吸着しているロック用磁性体は、駆動用コイルからの磁界を受けて応答性良く磁気特性が変化し、ロック用磁性体とロック用磁石とを、応答性良く反発させることができる。しかも、軟磁性体は、強磁性体と比較して保磁力が小さいので、ロック用磁石および駆動用磁石等から受ける磁場が、ロック用磁性体に残留し難い。そのため、ロック用磁性体がVCMの磁場回路を乱すおそれが少ない。
なお、上述した実施形態において、ロック用磁性体は永久磁石であっても良い。この場合、永久磁石で構成されたロック用磁性体は、ロック用磁石に吸着するようにして配置される。ロック用磁性体を永久磁石で構成することで、ロック位置への係止力を強めることができる。
第2実施形態
本発明の第2実施形態に係るカメラは、図9に示す構成以外は、第1実施形態と同様な構成であり、重複する説明は一部省略する。
前述した第1実施形態では、図3に示すように、ロック用磁石70が、光軸Lに平行な方向に着磁されている。これに対して、第2実施形態では、図9に示すように、ロック用磁石70が、光軸Lに垂直な方向に着磁してある。本実施形態では、たとえば、表面70NがN極で、裏面70SがS極になるように着磁してある。
また、第1実施形態では、図3に示すように、ヨーク20が、断面がU字形状の鉄板20Aと平板形状の鉄板20Bとから構成されている。これに対して、本実施形態では、図9に示すように、ヨーク20が、4枚の平板形状の鉄板20A〜20Dで構成してある。
また、第1実施形態では、図3に示すように、駆動用磁石30が、第1駆動用磁石30Aと第2駆動用磁石30Bと磁石30Cとを含むハルバッハ配列により構成されている。これに対して、本実施形態では、図9に示すように、1つの駆動用磁石30で構成してある。
また、第1実施形態では、図3に示すように、第1ロック用磁性体190が、第1駆動用コイル141の内周側に配置されている。これに対して、本実施形態では、図9に示すように、第1ロック用磁性体190が、第1駆動用コイル141のZ軸方向の外側にズームレンズホルダ120を挟んで配置され、ズームレンズホルダ120に取り付けられる。なお、ロック用磁性体290のフォーカスレンズホルダ220に対する取り付けに関しても、図9に示すように、第1ロック用磁性体190のズームレンズホルダ120に対する取り付けと同様である。
本実施形態では、ロック用磁性体が、駆動用コイルのZ軸方向にレンズホルダを挟んで配置され、レンズホルダに取り付けられる。したがって、レンズ鏡筒の外径を、ロック用磁性体のY軸方向の厚み分小さくすることができるので、コンパクトなレンズ鏡筒を実現することができる。
第3実施形態
本発明の第3実施形態に係るカメラは、図10に示す構成以外は、第1実施形態と同様な構成であり、重複する説明は一部省略する。
前述した第1実施形態では、図2(a)に示すように、ズームレンズホルダ120において、第1VCM140、第1ガイド部160、第2VCM150および第2ガイド部170が、周方向にほぼ等しい角度で配置される。
これに対して、本実施形態では、図10に示すように、第1VCM140と第2VCM150とを、第1ガイド部160に近づけて、第1ガイド部160を挟むようにして配置させている。すなわち、第1ガイド部160を保持するガイドバー61に近づけて、ガイドバー61を挟むように、第1VCM140の第1駆動用コイル141および第2VCM150の第2駆動用コイル151を配置させている。
また、前述した第1実施形態では、図3に示すように、第1ロック用磁性体190が、第1駆動用コイル141の内周側に配置されて、レンズホルダ154に取り付けられている。
これに対して、本実施形態では、図10に示すように、第1ロック用磁性体190が、第1駆動用コイル141と第2駆動用コイル151との間であり且つ第1ガイド部160のY軸方向の外周側に配置され、ズームレンズホルダ120に取り付けられる。なお、第1ロック用磁性体190は、第1駆動用コイル141と第2駆動用コイル151との間であり且つ第1ガイド部160のY軸方向の内周側に配置され、ズームレンズホルダ120に取り付けられても良い。
上記のように、ズームレンズホルダ120とフォーカスレンズホルダ220とは、質量以外の構成については同様なので、フォーカスレンズホルダ220については、その説明を省略する。
本実施形態では、ガイドバーを挟むようにして2つの駆動用コイルを配置させているので、ガイドバーの近くに2つの駆動用コイルを配置することができる。このため、本実施形態では、VCMの推進力を、ガイドバーに沿って効率的に付与することができる。
しかも、ガイドバーを挟むように2つの駆動用コイルを均等位置に配置させることで、レンズホルダに、ガイドバーの両側から均等に推進力を付与することができる。したがって、本実施形態では、ガイドバーに沿ってレンズホルダをスムーズに移動させることができる。
さらに、ロック用磁性体を、2つの駆動用コイルの間に配置させるので、2つの駆動用コイルの双方が発生する磁界をロック用磁性体に作用させることができる。このため、本実施形態では、ロック用磁性体の磁気特性を効率良く変化させることができるので、消費電力の低減、あるいはレンズホルダの係止力を強めることが可能となる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されない。たとえば、上記の実施形態では、ズームレンズ部およびフォーカスレンズ部をレンズ鏡筒に固定保持する手段を説明したが、上記の実施形態は、これに限定されず、光軸方向に沿って移動する他の可動部材にも適用することができる。
また、上記の実施形態では、ズームレンズ部100またはフォーカスレンズ部200がロック解除補助動作を行ったが、これに限定されず、ズームレンズ部100またはフォーカスレンズ部200がロック補助動作を行っても良い。たとえば、ズームレンズ部100を第1ロック位置R1にロックした後に、第1駆動用コイル141に電流を供給してロック用磁石70の吸着力を強めた状態で、フォーカス部100のロック動作を行っても良い。
また、上記の実施形態では、1つのロック用磁石と1つのロック用磁性体とからなる1組のロック機構で、ロック動作およびロック解除動作が行われたがこれに限定されない。レンズホルダのロック位置への係止力を強めるために、複数のロック用磁石および/または複数のロック用磁性体を有する構成であっても良い。
上記の実施形態では、可動部を駆動する手段として、2個のVCMを適用したが、これに限定されず、たとえば、2個以上のVCMであってもよい。また、圧電アクチュエータ等のその他のアクチュエータを使用してもよい。
10 固定部
20 ヨーク
30 駆動用磁石
70 ロック用磁石
80 ロック状態検出部
90 ロック機構部
100 ズームレンズ部
110 ズームレンズ
120 ズームレンズホルダ
140 第1VCM
141 第1駆動用コイル
150 第2VCM
151 第2駆動用コイル
190 第1ロック用磁性体
200 フォーカスレンズ部
210 フォーカスレンズ
220 フォーカスレンズホルダ
240 第3VCM
241 第3駆動用コイル
250 第4VCM
251 第4駆動用コイル
290 第2ロック用磁性体
300 レンズ鏡筒
400 カメラ本体
R1 第1ロック位置
R2 第2ロック位置

Claims (10)

  1. レンズ鏡筒本体と、
    前記レンズ鏡筒本体に設けられた駆動用磁石と、
    第1レンズを保持し、前記レンズ鏡筒本体に対して光軸方向に相対移動可能な第1レンズホルダと、
    前記第1レンズホルダに設けられ、前記駆動用磁石との相互作用により前記第1レンズホルダを前記光軸方向に移動させる第1駆動用コイルと、
    前記第1レンズホルダに設けられ、前記第1駆動用コイルが発生する磁界を受けて第1磁気特性が変化する第1ロック用磁性体と、
    第2レンズを保持し、前記レンズ鏡筒本体に対して前記光軸方向に相対移動可能な第2レンズホルダと、
    前記第2レンズホルダに設けられ、前記駆動用磁石との相互作用により前記第2レンズホルダを前記光軸方向に移動させる第2駆動用コイルと、
    前記第2レンズホルダに設けられ、前記第2駆動用コイルが発生する磁界を受けて第2磁気特性が変化する第2ロック用磁性体と、
    前記レンズ鏡筒本体に設けられたロック用磁石とを有し、
    前記第1レンズホルダを第1ロック位置から離れる方向に移動させるときに、前記第1駆動用コイルが発生する磁界によって前記第1磁気特性を変化させるとともに、前記第2駆動用コイルが発生する磁界によって前記第2磁気特性を変化させて、前記第1ロック用磁性体と前記ロック用磁石との吸着力を弱めることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記第1レンズホルダを前記第1ロック位置から離れる方向に移動させるときに、前記第2レンズホルダが第2ロック位置から離れない範囲内で、前記第2駆動用コイルが磁界を発生して前記第2磁気特性を変化させることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第2レンズホルダを前記第2ロック位置から離れる方向に移動させるときには、前記第1レンズホルダを前記第1ロック位置から離れる方向に移動させるときよりも、前記第2駆動用コイルが強い磁界を発生して前記第2磁気特性を変化させることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記光軸方向に沿ってN極およびS極を有するように前記ロック用磁石が配置してあることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記第1レンズホルダの質量が前記第2レンズホルダの質量よりも軽いことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記ロック用磁石を、前記第1レンズホルダと前記第2レンズホルダとの間に配置してあることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記駆動用磁石は、ハルバッハ配列で配置される第1駆動用磁石と第2駆動用磁石とを含むことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記第1レンズホルダおよび前記第2レンズホルダを前記光軸方向に移動させるためのガイドバーをさらに含み、前記第1レンズホルダおよび前記第2レンズホルダのそれぞれは、前記ガイドバーを挟むように配置してある2つ以上の前記駆動用コイルを有し、
    前記第1レンズホルダおよび前記第2レンズホルダのそれぞれにおいて、前記駆動用コイルの間に前記ロック用磁性体が配置される請求項1〜7の何れかに記載のレンズ鏡筒。
  9. 前記光軸方向の第1ロック位置に前記第1レンズホルダがあることを検出する第1検出センサと、前記光軸方向の第2ロック位置に前記第2レンズホルダがあることを検出する第2検出センサとをさらに有することを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のレンズ鏡筒。
  10. 請求項1〜9の何れかに記載のレンズ鏡筒を有する光学装置。
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