JP2013182035A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成を行う本体部において記録紙のジャムが発生した場合に、原稿給紙部における原稿給紙制御を変更することなく、原稿給送部で給送中の原稿のみを排出させることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】原稿検出センサー41によって原稿載置部31に載置された原稿MSが検出される限り、先の原稿MSに引き続いて次の原稿MSを連続して給紙する原稿給送部において、原稿検出センサー41による原稿MSの検出を妨げる原稿リフトアップアーム42を具備し、本体部において記録紙のジャムが発生すると、原稿給送部における原稿MSの給送を中断させると共に、本体部におけるジャムが解消されると、原稿リフトアップアーム42の回動によって原稿検出センサー41による原稿MSの検出を妨げた後に、原稿給送部における原稿MSの給送を再開させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、原稿を1枚ずつ給紙する原稿給紙部と、給紙された原稿を読み取る原稿読取部とを備えた画像形成装置に関する。
従来、原稿給紙部と原稿読取部とを備えた画像形成装置において、画像形成を行う本体部で記録紙のジャムが発生した場合、原稿給紙部内の原稿の滞溜を低減し、未処理の原稿の再セットを容易にする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−249347
しかしながら、近年は、画像形成装置のデジタル化に伴い、原稿給紙部及び原稿読取部での原稿の給送及び読み取りと、本体部での画像形成とを独立で制御することが一般的であり、それぞれで処理速度の向上を目指している。従って、原稿給紙部における原稿給紙制御は、原稿検出センサーによって原稿載置部に載置された原稿が検出される限り、先の原稿に引き続いて次の原稿を連続して給紙するという、単純なものが採用されている。このような原稿給紙制御下において、本体部での記録紙のジャムが発生した時点で、原稿給紙部で給送中の原稿のみを排出させる場合には、「次の原稿の給送開始を止める」、「給送中の原稿のみ排出する」という、ジャム時対応の煩雑な特別制御が必要になってしまい、ソフト開発にかかるコストが高価なものになってしまう。
本発明の目的は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画像形成を行う本体部において記録紙のジャムが発生した場合に、原稿給紙部における原稿給紙制御を変更することなく、原稿給送部で給送中の原稿のみを排出させることができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、原稿検出手段によって原稿載置部に載置された原稿が検出される限り、先の原稿に引き続いて次の原稿を連続して給紙する原稿給送部と、当該原稿給送部によって給送された原稿を読み取る原稿読取部と、当該原稿読取部によって読み取られた画像データに基づいて記録紙に印刷を行う本体部とを備えた画像形成装置であって、前記原稿検出手段による原稿の検出を妨げる原稿検出防止手段を具備し、前記本体部において記録紙のジャムが発生すると、前記原稿給送部における原稿の給送を中断させると共に、前記本体部における前記ジャムが解消されると、前記原稿検出防止手段によって前記原稿検出手段による原稿の検出を妨げた後に、前記原稿給送部における原稿の給送を再開させることを特微とする。
さらに、本発明の画像形成装置において、前記原稿検出防止手段は、一端部が回動可能に支持された原稿リフトアップアームを備え、前記原稿リフトアップアームを回動させて原稿を移動させることで、前記原稿検出手段による原稿の検出を妨げるようにしても良い。
さらに、本発明の画像形成装置において、前記ジャムの解消後の給送による原稿の給送距離と、前記原稿読取部による原稿の読み取り状況とに応じた案内を報知する報知手段を具備しても良い。
本発明によれば、画像形成を行う本体部において記録紙のジャムが解消され、原稿給送部による原稿の給送が再開されると、原稿載置部に原稿が載置されていても、原稿検出手段によって原稿載置部に載置された原稿が検出されないため、原稿給紙部における原稿給紙制御を変更することなく、原稿給送部で給送中の原稿のみを排出させることができるという効果を奏する。
本発明に係る画像形成装置の実施の形態の内部構成を示す概略模式側断面図である。 図1に示す原稿給送部の内部構成を示す概略模式側断面図である。 図2に示す原稿載置部の構成を示す側面図である。 図2に示す原稿載置部の構成を示す上面図である。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態の概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る画像形成装置の実施の形態における給紙動作について説明するためのフローチャートである。 図2に示す原稿載置部におけるジャム検出時の原稿の配置例を示す図である。 図2に示す原稿載置部におけるジャム検出時の原稿の配置例を示す図である。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施の形態の画像形成装置1は、複写機であり、図1を参照すると、原稿読取部2と、原稿給送部3と、本体部5と、操作部6とを備えている。原稿読取部2は、本体部5の上部に配設され、原稿読取部2と本体部5との間には、記録紙排出トレイ51が形成されている。原稿給送部3は、原稿読取部2の上部に配設されている。また、原稿給送部3は、可倒式に構成され、原稿給送部3を上方に開くことで、原稿読取部2の上面を開放させることができる構成になっている。操作部6は、画像形成装置1の手前側に配設されている。なお、本件の画像形成装置1は、複写機で説明したが、スキャナー、複合機等が含まれるのは、言うまでもない。
操作部6には、液晶表示部61、操作ボタン62が設けられている。ユーザーは操作部6を操作して指示を入力することで、画像形成装置1の各種の設定をし、画像形成等の各種機能を実行させる。液晶表示部61は、画像形成装置1の状態を示したり、画像形成状況や印刷部数を表示したり、タッチパネルとして、両面印刷や白黒反転等の機能や倍率設定、濃度設定など各種設定を行えるようになっている。操作ボタン62としては、画像形成を開始するようにユーザーが指示するスタートボタン、画像形成を中止する際等に使用するストップ/クリアボタン、画像形成装置1の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するリセットボタン、テンキー等が設けられている。
原稿読取部2は、スキャナー21と、プラテンガラス22と、原稿読取スリット23とを備える。スキャナー21は、露光ランプ及びCCD(Charge Coupled Device)センサー等から構成され、原稿給送部3による原稿の給送方向に移動可能に構成されている。プラテンガラス22は、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。原稿読取スリット23は、原稿給送部3による原稿MSの給送方向と直交方向に形成されたスリットを有する。
プラテンガラス22に載置された原稿MSを読み取る場合には、スキャナー21は、プラテンガラス22に対向する位置に移動され、プラテンガラス22に載置された原稿を走査しながら原稿MSを読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部5に出力する。また、原稿給送部3により給送された原稿MSを読み取る場合には、スキャナー21は、原稿読取スリット23と対向する位置に移動され、原稿読取スリット23を介し、原稿給送部3による原稿MSの給送動作と同期して原稿MSを読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部5に出力する。
原稿給送部3は、ADF(Auto Document Feeder)であり、原稿載置部31と、原稿排出トレイ32と、原稿給送機構33とを備えている。原稿載置部31に載置された原稿MSは、原稿給送機構33によって、1枚ずつ順に繰り出されて原稿読取スリット23に対向する位置へ給送され、その後、原稿排出トレイ32に排出される。
原稿給送機構33は、図2を参照すると、ピックアップローラー34と、原稿給送ローラー35と、レジストローラー36と、原稿給紙センサー37と、原稿押圧部38と、原稿排出ローラー39とを備えており、各ローラーは、図示しないステッピングモーターによって回転駆動される。また、図3及び図4を参照すると、原稿載置部31には、図示しないバネ等の付勢手段によって上向きに付勢され、原稿載置部31にセットされた原稿MSをピックアップローラー34に所定の圧力で押圧するセット原稿押さえ部材40と、原稿載置部31に載置された原稿MSの有無を検知する原稿検出センサー41と、原稿リフトアップアーム42と、原稿リフトアップアーム42を駆動するソレノイド43とが設けられている。なお、本実施の形態では、図4に示すように、複数(2個)の原稿給紙センサー37、原稿リフトアップアーム42及びソレノイド43を設けたが、原稿給紙センサー37及び原稿リフトアップアーム42は単数(1個)であっても良い。
原稿検出センサー41は、原稿載置部31に載置された原稿MSを検出するために、原稿載置部31の原稿載置面に設けられている。原稿検出センサー41としては、例えば、原稿載置部31に載置された原稿MSに向けて光を照射し、その反射光を受光する光センサーや、原稿載置部31に載置された原稿MSに当接する機械的スイッチを用いることができる。
原稿検出センサー41によって原稿MSが検出されない状態で、操作部6の操作ボタン62によってコピー動作(原稿MSの読み取り)が指示されると、原稿読取部2は、プラテンガラス22に載置された原稿MSを読み取るフラット読取モードとなり、プラテンガラス22に載置された原稿MSを読み取る。フラット読取モードにおいて原稿読取部2は、スキャナー21がプラテンガラス22に対向する位置に移動させ、スキャナー21を主走査方向と直交する副走査方向に移動させながら1ラインずつ画像データを取得し、取得した画像データを本体部5に出力する。
原稿検出センサー41によって原稿MSが検出された状態で、操作部6の操作ボタン62によってコピー動作(原稿MSの読み取り)が指示されると、原稿給送部3は、原稿MSを1枚ずつ順に繰り出して原稿読取スリット23に対向する位置へ給送し、原稿読取部2は、原稿給送部3により給送されてくる原稿をMS原稿読取スリット23の位置で読み取るADF読取モードとなる。ADF読取モードにおいて原稿読取部2は、スキャナー21を原稿読取スリット23と対向する位置に移動させ、原稿読取スリット23を介し、原稿給送部3による原稿MSの給送動作と同期して原稿MSを読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部5に出力する。
原稿リフトアップアーム42は、一端部が回動可能に支持されている板状の部材であり、ソレノイド43がオフの状態では、図3(a)に示すように、原稿載置部31に載置された原稿MSと干渉しない位置に配置されている。ソレノイド43がオンされると、原稿リフトアップアーム42は、図3(b)に示すように、原稿載置部31に載置された原稿MSをリフトアップ(持ち上げる)方向に回動され、原稿載置部31に載置された原稿MSが原稿検出センサー41によって検出することができない位置まで移動(リフトアップ)される。すなわち、原稿リフトアップアーム42及びソレノイド43は、原稿検出センサー41による原稿載置部31に載置された原稿MSの検出を妨げる原稿検出防止手段として機能する。
本体部5は、記録部7を備えると共に、給紙部52と、記録紙搬送路53と、記録紙搬送ローラー54と、記録紙排出ローラー55とを備えている。給紙部52は、複数の給紙カセット52a1〜52anと、給紙カセット52a1〜52anから記録紙を1枚ずつ記録紙搬送路53に繰り出す記録紙給紙ローラー52b1〜52bnとを備えている。記録紙給紙ローラー52b1〜52bn、記録紙搬送ローラー54及び記録紙排出ローラー55が記録紙搬送部として機能し、記録紙が搬送される。記録紙給紙ローラー52b1〜52bnによって記録紙搬送路53に繰り出された記録紙は、記録紙搬送ローラー54によって記録部7に搬送される。そして、記録部7によって記録が施された記録紙は、記録紙排出ローラー55によって記録紙排出トレイ51に排出される。また、本体部5の記録紙搬送路53には、記録紙のジャムを検出する図示しない各種センサーが設けられている。
記録部7は、感光体ドラム71と、露光部72と、画像形成部73と、転写部74と、定着部75とを備えている。露光部72は、レーザー装置やミラー等を備えた光学ユニットであり、画像データに基づいてレーザー光を出力して感光体ドラム71を露光し、感光体ドラム71の表面に静電潜像を形成する。画像形成部73は、トナーを用いて感光体ドラム71に形成された静電潜像を現像する現像ユニットであり、静電潜像に基づいたトナー像を感光体ドラム71上に形成させる。転写部74は、画像形成部73によって感光体ドラム71上に形成されたトナー像を記録紙に転写させる。定着部75は、転写部74によってトナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる。
図5には、画像形成装置1の概略構成を示すブロック図が示されている。上述の原稿読取部2、原稿給紙部3、搬送部(記録紙給紙ローラー52b1〜52bn、記録紙搬送ローラー54、記録紙排出ローラー55)、操作部6及び記録部7は、制御部8に接続され、制御部8によって動作制御される。また、制御部8には、画像処理部9と、記憶部10とが接続されている。
制御部8は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部8は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作部6から入力された所定の指示情報に応じて装置全体の制御を行う。
画像処理部9は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、拡大縮小処理や、階調調整、濃度調整等の画像改善処理が行われる。
記憶部10は、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読取部2によって原稿MSを読み取ることで取得された画像データが記憶されると共に、各種の管理情報が記憶されている。
次に、本実施の形態の画像形成装置1における給紙動作について図6乃至図8を参照して詳細に説明する。
制御部8は、コピー行うコピーモード動作において、操作者によるスタートボタンの押下を監視している(ステップA1)。コピーモード動作においてスタートボタンが押下さけると、制御部8は、原稿検出センサー41の出力によって、原稿載置部31に載置された原稿MSの有無を判断し(ステップA2)、原稿検出センサー41によって原稿MSが検出されない場合には、給紙動作を行うことなく処理を終了させる。
ステップA2で原稿検出センサー41によって原稿MSが検出された場合には、制御部8は、原稿給送部3に対して給紙動作を指示し、原稿給送部3は、給紙動作を開始する(ステップA3)。
原稿給送部3による給紙動作は、1次給紙動作と2次給紙動作とで構成されている。原稿載置部31に画像面を上向きにセットされた複数枚の原稿MSは、1次給紙動作として、ピックアップローラー34によって上段の1枚が搬送ローラー35に送られる。搬送ローラー35に送られた原稿は、レジストローラー36に向けて搬送される。レジストローラー36の原稿搬送方向手前側には、原稿給紙センサー37が配置されている。搬送ローラー35及びピックアップローラー34は、原稿給紙センサー37によって原稿MSの先端が検出されてから所定の距離だけその原稿MSを搬送した後、回転駆動が停止され、1次給紙動作が終了される。1次給紙動作の終了時には、原稿MSの先端がレジストローラー36のニップ部に当接された状態となる。なお、原稿給紙センサー37としては、例えば、搬送される原稿MSに向けて光を照射し、その反射光を受光する光センサーを用いることができる。
1次給紙動作が終了してから所定時間経過後、2次給紙動作が開始され、レジストローラー36及び原稿排出ローラー39が回転駆動される。原稿MSは、レジストローラー36により、原稿読取部2の原稿読取スリット23と原稿押圧部38との間の原稿読取位置を経て原稿排出ローラー39に向けて給送された後、原稿排出ローラー39によって原稿排出トレイ32に排出される。
2次給紙動作は、原稿給紙センサー37によって後端が検出された原稿MSが、原稿排出ローラー39によって原稿排出トレイ32に排出されるまで行われ、レジストローラー36及び原稿排出ローラー39は、原稿MSが通過後に停止するように構成されている。なお、原稿MSが通過するタイミングは、例えば、レジストローラー36及び原稿排出ローラー39を回転駆動する図示しないステッピングモーターのステップ数で把握することができる。
また、原稿検出センサー41によって原稿MSが検出された状態で、原稿給紙センサー37によって原稿MSの後端が検出されると、再び1次給紙動作が開始され、ピックアップローラー34によって次の1枚が給送ローラー35に送られる。これにより、2次給紙動作により先の原稿MSが原稿給送機構33から排出される前に、次の原稿MSの1次給紙動作が開始されることになる。従って、複数の原稿MSを給送する際に、給送する原稿の間隔を狭くした連続的な給紙を行うことができ、結果として原稿MSの給送に係る線速が速くなり、読み取り時間を短縮することが可能になる。なお、原稿検出センサー41によって原稿MSが検出されない状態で、原稿給紙センサー37によって原稿MSの後端が検出された場合には、当然1次給紙動作が開始されることなく、原稿MSが通過後にレジストローラー36及び原稿排出ローラー39が停止され、給紙動作が終了されることになり、原稿給送部3は、給送動作終了を制御部8に通知する。
原稿給送部3によって給紙動作が行われている間、制御部8は、本体部5におけるジャム(以下、本体ジャムと称す)の検出と、給送動作終了の通知とを監視し(ステップA4、ステップA5)、ステップA4で本体ジャムが検出されることなく、ステップA5で原稿給送部3から給送動作終了を通知されると、給紙動作の処理を終了させる。
ステップA3で本体ジャムが検出されると、制御部8は、原稿給送部3に対して給紙動作の停止を指示し、原稿給送部3は、給紙動作を中断させる(ステップA6)。次に、制御部8は、本体ジャムの解消を監視し(ステップA7)、本体ジャムが解消されると、制御部8は、原稿給送部3のソレノイド43をオンさせて原稿リフトアップアーム42を回動させることで、原稿載置部31に載置された原稿MSをリフトアップさせた後(ステップA8)、原稿給送部3に対して給紙動作の再開を指示し、原稿給送部3は、給紙動作を再開させる(ステップA9)。なお、本実施の形態では、本体ジャムが解消後、自動的に次の処理が行われるように構成したが、本体ジャムが解消後、操作部6の操作ボタン62(例えば、スタートボタン)が操作により、次の処理が行われるようにしても良い。
ステップA9での給紙動作の再開は、ステップA8で原稿MSがリフトアップされているため、載置部31に原稿MSが載置されてしても、原稿検出センサー41によって原稿MSが検出されることがない。従って、新たに1次給紙動作が開始されることがなく、ステップA6の給紙動作中断時点で原稿給送機構33内に存在している1枚又は2枚の原稿MSが原稿給送機構33から原稿排出トレイ32に排出されると、給紙動作が終了されることになり、原稿給送部3から制御部8に給送動作終了が通知される(ステップA10)。
制御部8は、ステップA10で給送動作終了が通知されると、原稿給送部3のソレノイド43をオフさせて原稿MSをリフトダウンさせる(ステップA8)。次に、制御部8は、ステップA9の給紙動作の再開によって排出された原稿MSの枚数(1枚or2枚)を判定すると共に(ステップA12)、記憶部10に記憶された画像データを参照することで、直近の画像データの読み取りが完了しているか否かを判定する(ステップA13、ステップA14)。
ステップA12における排出された原稿MSの枚数は、例えば、給紙動作のステップA9の再開からステップA10の終了までの原稿MSの給送距離(原稿給送部3の各ローラーを回転駆動するステッピングモーターのステップ数)と、本体ジャム発生時点での原稿読取部2による原稿MSの読み取り状況(読み取って記憶部10に記憶された画像データ)とに基づいて判定することができる。原稿給送機構33から原稿排出トレイ32への排出口に排出センサーを設け、排出口を通過する原稿MSを直接検出して枚数を判定するようにしても良い。
ステップA12で排出された原稿MSの枚数が1枚と判定され、ステップA13で直近の画像データの読み取りが完了している場合には、制御部8は、「そのままの再開」を促すメーセージを操作部6の液晶表示部61に表示させ、ユーザーに再開方法を報知し(ステップA15)、(ステップA1)の処理に戻る。このケースは、図7(a)に示すように、載置部31に載置された最後の原稿MSの読み取りが完了した後に、ステップA4で本体ジャムが検出された場合に生じる。
また、ステップA12で排出された原稿MSの枚数が1枚と判定され、ステップA13で直近の画像データの読み取りが完了していない場合には、制御部8は、排出された「1枚(の原稿MS)を再セットしての再開」を促すメーセージを操作部6の液晶表示部61に表示させ、ユーザーに再開方法を報知し(ステップA16)、(ステップA1)の処理に戻る。このケースは、図7(b)に示すように、載置部31に載置された最後の原稿MSの読み取りが完了していない状態や、図7(c)に示すように、先の原稿MSの後端が原稿給紙センサー37に到達しておらず、次の原稿MSの1次給紙動作が開始されていない状態で、ステップA4で本体ジャムが検出された場合に生じる。
さらに、ステップA12で排出された原稿MSの枚数が1枚と判定されず、2枚と判定され、ステップA13で直近の画像データの読み取りが完了している場合にも、制御部8は、排出された「1枚(の原稿MS)を再セットしての再開」を促すメーセージを操作部6の液晶表示部61に表示させ、ユーザーに再開方法を報知し(ステップA16)、(ステップA1)の処理に戻る。このケースは、図8(a)に示すように、先の原稿MSの読み取りが完了し、次の原稿MSの1次給紙動作が開始された状態で、ステップA4で本体ジャムが検出された場合に生じる。
さらにまた、ステップA12で排出された原稿MSの枚数が1枚と判定されず、2枚と判定され、ステップA13で直近の画像データの読み取りが完了していない場合には、制御部8は、排出された「2枚(の原稿MS)を再セットしての再開」を促すメーセージを操作部6の液晶表示部61に表示させ、ユーザーに再開方法を報知し(ステップA17)、(ステップA1)の処理に戻る。このケースは、図8(b)に示すように、先の原稿MSの読み取りが完了する前に、次の原稿MSの1次給紙動作が開始された状態で、ステップA4で本体ジャムが検出された場合に生じる。
なお、本実施の形態では、原稿リフトアップアーム42を回動させて原稿MSを移動(リフトアップ)させることで、原稿検出センサー41による原稿載置部31に載置された原稿MSの検出を妨げるように構成したが、原稿検出センサー41自体を移動させたり、原稿載置部31ごと原稿MSを移動させたりして、原稿検出センサー41による原稿MSの検出を妨げるようにしても良い。
以上説明したように本実施の形態は、原稿検出センサー41によって原稿載置部31に載置された原稿MSが検出される限り、先の原稿MSに引き続いて次の原稿MSを連続して給紙する原稿給送部3と、原稿給送部3によって給送された原稿MSを読み取る原稿読取部2と、原稿読取部2によって読み取られた画像データに基づいて記録紙に印刷を行う本体部5とを備えた画像形成装置1であって、原稿検出センサー41による原稿MSの検出を妨げる原稿検出防止手段(原稿リフトアップアーム42及びソレノイド43)を具備し、本体部5において記録紙のジャムが発生すると、原稿給送部3における原稿MSの給送を中断させると共に、本体部5におけるジャムが解消されると、原稿検出防止手段(原稿リフトアップアーム42及びソレノイド43)によって原稿検出センサー41による原稿MSの検出を妨げた後に、原稿給送部3における原稿MSの給送を再開させるように構成されている。この構成によって、画像形成を行う本体部5において記録紙のジャムが解消され、原稿給送部3による原稿MSの給送が再開されると、原稿載置部31に原稿MSが載置されていても、原稿検出センサー41によって原稿載置部31に載置された原稿MSが検出されないため、原稿給紙部3における原稿給紙制御を変更することなく、原稿給送部3で給送中の原稿MSのみを排出させることができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
1 画像形成装置
2 原稿読取部
3 原稿給送部
5 本体部
6 操作部
7 記録部
8 制御部
9 画像処理部
10 記憶部
21 スキャナー
22 プラテンガラス
23 原稿読取スリット
31 原稿載置部
32 原稿排出トレイ
33 原稿給送機構
34 ピックアップローラー
35 原稿給送ローラー
36 レジストローラー
37 原稿給紙センサー
38 原稿押圧部
39 原稿排出ローラー
40 セット原稿押さえ部材
41 原稿検出センサー
42 原稿リフトアップアーム
43 ソレノイド
51 記録紙排出トレイ
52 給紙部
52a1〜52an 給紙カセット
52b1〜52bn 記録紙給紙ローラー
53 記録紙搬送路
54 記録紙搬送ローラー
55 記録紙排出ローラー
61 液晶表示部
62 操作ボタン
71 感光体ドラム
72 露光部
73 画像形成部
74 転写部
75 定着部

Claims (3)

  1. 原稿検出手段によって原稿載置部に載置された原稿が検出される限り、先の原稿に引き続いて次の原稿を連続して給紙する原稿給送部と、当該原稿給送部によって給送された原稿を読み取る原稿読取部と、当該原稿読取部によって読み取られた画像データに基づいて記録紙に印刷を行う本体部とを備えた画像形成装置であって、
    前記原稿検出手段による原稿の検出を妨げる原稿検出防止手段を具備し、
    前記本体部において記録紙のジャムが発生すると、前記原稿給送部における原稿の給送を中断させると共に、前記本体部における前記ジャムが解消されると、前記原稿検出防止手段によって前記原稿検出手段による原稿の検出を妨げた後に、前記原稿給送部における原稿の給送を再開させることを特微とする画像形成装置。
  2. 前記原稿検出防止手段は、一端部が回動可能に支持された原稿リフトアップアームを備え、
    前記原稿リフトアップアームを回動させて原稿を移動させることで、前記原稿検出手段による原稿の検出を妨げることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記ジャムの解消後の給送による原稿の給送距離と、前記原稿読取部による原稿の読み取り状況とに応じた案内を報知する報知手段を具備することを特徴とすることを特微とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
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