JP2009207023A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同様の内容が複数ページに渡って記載された一連の原稿を読み取っているときにジャムが発生した場合に、ユーザが、これら原稿の中から再セットすべき先頭原稿を迷うことなく特定することを可能とする。
【解決手段】
一連の原稿を読み取り中に、ジャム等が発生した場合、直前に読み取られた原稿のイメージ画像102を原稿再セット要求画面100に表示するだけでなく、ページ戻しボタン105若しくはページ送りボタン106又はこれらと同一の機能を持つハードウェアキーを随時押下して、上記発生時までに読み取られた全ての原稿のイメージ画像102をそれぞれ表示し、確認することができるようにした。また、両面読み取りの場合には、上記直前のイメージ画像は画面100に意図的に表示させないようにして、先頭原稿を特定する手間を簡略化した。
【選択図】図4

Description

本発明は、コピー機能を有するデジタル複写機、ファクシミリ又は複合装置等の画像形成装置に関する。
下記特許文献1では、自動原稿搬送装置を備えた複合機を用いて一連の原稿を読み取っているときにジャムが発生した場合、読み取り途中の原稿の画像データ及びその直前の原稿の画像データを表示する、発明が開示されている。
この発明によれば、ユーザは、ジャム解除後に、一連の原稿のうちどの原稿を先頭として上記自動原稿搬送装置に再セットすればよいか視覚的に判断することができる。
特開2005−274941号公報
しかしながら、上記特許文献1の発明では、最大でも二ページ分の原稿しか表示されないので、一連の原稿の中に同様の内容が記載された原稿がある場合、再セットすべき先頭原稿を取り違えるおそれがあった。特に、これら一連の原稿を両面読み取りする場合、どの原稿を先頭にして、さらに、その先頭原稿の表面裏面どちらの面を上にして再セットすべきかを判断しなければならないので、再セットすべき先頭原稿を取り違える可能性が一層高い。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、同様の内容が複数ページに渡って記載された一連の原稿を読み取っているときにジャムが発生した場合に、ユーザが、これら原稿の中から再セットすべき先頭原稿を迷うことなく特定することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明による画像形成装置の第1態様では、
表示装置と、記憶装置と、原稿積載手段から一連の原稿を搬送する自動原稿搬送手段と、該自動原稿搬送手段により搬送された原稿を読み取る原稿読み取り手段と、該原稿読み取り手段により読み取られた原稿の画像データを該記憶装置に格納させる原稿画像記憶制御手段と、を備えた画像形成装置において、
該自動原稿搬送手段が該一連の原稿を搬送しているときに、その搬送を中断する原因があった場合、その原因発生前までに該記憶装置に格納された一連の原稿の画像データ毎に、表示用データを生成する表示用データ生成手段と、
該表示用データ生成手段により生成された表示用データの画像を含む原稿再セット要求画面を、該表示装置に表示させる表示制御手段と、
をさらに備えることを特徴とする。
なお、上記表示装置は、画像形成装置に結合された外部の表示装置をも含み、上記記憶装置は、メモリに限定されずHDD等でもよい。また、上記中断原因とは、ジャム又は給紙トレイがオープンしたとき等である。
本発明による画像形成装置の第2態様では、
該中断原因発生時に、該搬送に係るジョブにおいて両面読み取り設定がされている場合に、該中断原因発生時の読み取り途中の原稿ページが、その原稿の一片面を読み取った後の反対面であるか否かを判断し、肯定判断したときに例外が発生したと判断する例外発生判断手段を、さらに備え、
該例外が発生した場合、
該表示用データ生成手段は、該一片面の画像データを除いて、該中断原因発生前までに該記憶装置に格納された一連の原稿の画像データ毎に、表示用データを生成し、
該表示制御手段は、該表示用データ生成手段により生成された表示用データの画像を含む原稿再セット要求画面を、該表示装置に表示し、該一片面の画像データに係る画像は表示させない、
ことを特徴とする。
なお、上記ジョブは、コピージョブに限られず、スキャンジョブ又はファクシミリジョブのいずれかでもよい。
本発明による画像形成装置の第3態様では、
該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、該一片面を含む原稿を先頭原稿とし、それ以降のページの原稿を該原稿積載手段にセットして、ジョブ再開を指示するよう操作者に促すためのメッセージを、さらに該表示装置に表示させ、
該入力手段により該ジョブ再開が指示された場合、該原稿画像記憶制御手段は、読み取り済みの該一片面の画像データに続いて該反対面の画像データから、該記憶装置に順次格納させる、
ことを特徴とする。
本発明による画像形成装置の第4態様では、
該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、該一片面を含む原稿を先頭原稿とし、それ以降のページの原稿を該原稿積載手段にセットして、ジョブ再開を指示するよう操作者に促すためのメッセージを、さらに該表示装置に表示させ、
該入力手段により該搬送に係るジョブの再開が指示された場合、
該原稿画像記憶制御手段は、該記憶装置に該一片面の画像データを消去させ、消去された一片面よりも一ページ前の画像データに続いて、該原稿積載手段に積載された先頭原稿における最初の読み取り面の画像データから、該記憶装置に順次格納する、
ことを特徴とする。
本発明による画像形成装置の第5態様では、
該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、該画面に表示する該表示用データの画像のページ番号と、読込み済みページ数と、をさらに該表示装置に表示させることを特徴とする。
本発明による画像形成装置の第6態様では、
指示入力手段をさらに備え、
該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、該原稿ページの切替えガイドをさらに該表示装置に表示させ、該ガイドに従った該指示入力手段による切替え指示に応答して、切替え後のページ番号に該当する表示用データの画像を含む原稿再セット要求画面を、該表示装置に表示させる、
ことを特徴とする。
本発明による画像形成装置の第7態様では、
該表示用データ生成手段は、原因発生前までに該記憶装置に格納された一連の原稿の画像データを縮小し、サムネイル画像として表示用データを生成し、
該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、該表示用データ生成手段により生成された全てのサムネイル画像を、該表示装置に表示させる、
ことを特徴とする。
本発明による画像形成装置の第8態様では、
両面読み取り設定がされている場合、該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、原稿の片面の画像と、その反対面の画像とを隣り合わせにして、該表示装置に表示させる、
ことを特徴とする。
上記第1態様の構成によれば、「該自動原稿搬送手段が該一連の原稿を搬送しているときに、その搬送を中断する原因があった場合、その原因発生前までに該記憶装置に格納された一連の原稿の画像データ毎に、表示用データを生成する表示用データ生成手段と、該表示用データ生成手段により生成された表示用データの画像を含む原稿再セット要求画面を、該表示装置に表示させる表示制御手段と」をさらに備える。これにより、ユーザは、搬送に係る中断原因発生前までに読み取られた全ての原稿の画像を、同時に又は別個に表示して確認することができるので、上記一連の原稿の中に同様の内容が記載された原稿が複数ある場合でも、再セットすべき先頭原稿を迷うことなく特定することができるという効果を奏する。
上記1態様では、両面読み取りの場合には、先頭原稿を特定した後、さらにその先頭原稿の表面裏面どちらの面を上にして再セットすべきか判断しなければならない。すなわち、先頭原稿を原稿単位で特定し、かつ、ページ単位で特定しなければならない。
よって、上記第1態様の例外処理として、上記第2態様の構成によれば、「該中断原因発生時に、該搬送に係るジョブにおいて両面読み取り設定がされている場合に、該中断原因発生時の読み取り途中の原稿ページが、その原稿の一片面を読み取った後の反対面であるか否かを判断し、肯定判断したときに例外が発生したと判断する例外発生判断手段を、さらに備え、該例外が発生した場合、該表示用データ生成手段は、該一片面の画像データを除いて、該中断原因発生前までに該記憶装置に格納された一連の原稿の画像データ毎に、表示用データを生成し、該表示制御手段は、該表示用データ生成手段により生成された表示用データの画像を含む原稿再セット要求画面を、該表示装置に表示し、該一片面の画像データに係る画像は表示させない」。
これにより、反対面がまだ読まれていない上記一片面の画像データに係る画像は視覚に入らないので、ユーザは、先頭原稿となる該一片面を含んだ原稿の表面裏面どちらの面を上にして再セットすべきか判断せず、ページ単位ではなく、原稿単位で意識することが可能となり、もって先頭原稿を迷うことなく特定することができるという効果を奏する。
上記第3態様の構成によれば、「該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、該一片面を含む原稿を先頭原稿とし、それ以降のページの原稿を該原稿積載手段にセットして、ジョブ再開を指示するよう操作者に促すためのメッセージを、さらに該表示装置に表示させ、該入力手段により該ジョブ再開が指示された場合、該原稿画像記憶制御手段は、読み取り済みの該一片面の画像データに続いて該反対面の画像データから、該記憶装置に順次格納させる」。これにより、先頭原稿となる上記一片面を含んだ原稿のどちらの面を上にして再セットしても、原稿の画像データが正しく格納されていくので、ユーザは、ページ単位を意識する必要がなくなり、上記第2態様よりもさらに、先頭原稿を原稿単位として意識することが可能となり、もって先頭原稿を迷うことなく特定することができるという効果を奏する。
上記第4態様の構成によれば、「該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、該一片面を含む原稿を先頭原稿とし、それ以降のページの原稿を該原稿積載手段にセットして、ジョブ再開を指示するよう操作者に促すためのメッセージを、さらに該表示装置に表示させ、該入力手段により該搬送に係るジョブの再開が指示された場合、該原稿画像記憶制御手段は、該記憶装置に該一片面の画像データを消去させ、消去された一片面よりも一ページ前の画像データに続いて、該原稿積載手段に積載された先頭原稿における最初の読み取り面の画像データから、該記憶装置に順次格納する」。これにより、先頭原稿となる上記一片面を含んだ原稿のどちらの面を上にして再セットしても、原稿の画像データが正しく格納されていくので、ユーザは、ページ単位を意識する必要がなくなり、上記第2態様よりもさらに、先頭原稿を原稿単位として意識することが可能となり、もって先頭原稿を迷うことなく特定することができるという効果を奏する。
上記第5態様の構成によれば、「該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、該画面に表示する該表示用データの画像のページ番号と、読込み済みページ数と、をさらに該表示装置に表示させる」ので、一連の原稿の枚数を確認しながら再セットすべき先頭原稿を迷うことなく特定することができるという効果を奏する。
上記第6態様の構成によれば、「指示入力手段をさらに備え、該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、該原稿ページの切替えガイドをさらに該表示装置に表示させ、該ガイドに従った該指示入力手段による切替え指示に応答して、切替え後のページ番号に該当する表示用データの画像を含む原稿再セット要求画面を、該表示装置に表示させる」ので、ユーザは、中断原因発生前までに読み取った全ての画像を、順次表示して確認することができるので、上記一連の原稿の中に同様の内容が記載された原稿が複数ある場合でも、再セットすべき先頭原稿をより容易に特定することができるという効果を奏する。
上記第7態様の構成によれば、「該表示用データ生成手段は、原因発生前までに該記憶装置に格納された一連の原稿の画像データを縮小し、サムネイル画像として表示用データを生成し、該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、該表示用データ生成手段により生成された全てのサムネイル画像を、該表示装置に表示させる」ので、ユーザは、搬送に係る中断原因発生前までに読み取った全ての画像を、同時に表示して一目で確認することができるので、上記一連の原稿の中に同様の内容が記載された原稿が複数ある場合でも、再セットすべき先頭原稿をより容易に特定することができるという効果を奏する。
上記第8態様の構成によれば、「両面読み取り設定がされている場合、該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、原稿の片面及び反対面の表示用データの画像をセットにして、該表示装置に表示させる」ので、原稿の両面画像を同時に確認することができ、もって上記一連の原稿の中に同様の内容が記載された原稿が複数ある場合でも、再セットすべき先頭原稿をより容易に特定することができるという効果を奏する。
本発明の他の目的、構成及び効果は以下の説明から明らかになる。
図1は、本発明の実施例1に係わる画像形成装置のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。
この画像形成装置10は、コピー、プリント、スキャナ及びファクシミリ機能を有する複合機で、主に、コントローラ部20と、パネル部30と、スキャナ部40と、プリンタ部50と、を備える。
コントローラ部20では、MPU21にインタフェース22を介してEEPROM23E1、EEPROM23E2、DRAM23D、ファクシミリモデム24、CODEC25、画像メモリ26、パネル部30、スキャナ部40、及び、プリンタ部50が結合されている。図1では、簡単化のため、複数のインタフェースを1つのブロックで示している。
EEPROM23E1及び23E2は、例えばフラッシュメモリである。EEPROM23E1には、BIOS(Basic Input Output System)が格納されている。EEPROM23E2には、OS(Operating System)と、このOS上で動作する各種プログラムと、各種デバイスドライバと、各種設定値とが格納されている。
DRAM23Dはワークエリア用である。ファクシミリモデム24は、ファクシミリ送受信用である。
CODEC25は、画像データを符号化若しくは復号化し、又は、圧縮若しくは伸張するために用いられる。画像メモリ26には、スキャナ部40で読み取った画像データがCODEC25で符号化されて格納される。
パネル部30は、操作画面又は画像形成装置10の機器状態等を表示するLCD(液晶ディスプレイ)を有する表示部31と、設定値又は指示を入力するための複数のハードウェアキーを有する指示入力部32と、から構成される。
スキャナ部40は、スキャン、コピー及びファックス機能で用いられ、原稿積載トレイ41と、自動原稿搬送装置42と、原稿読取部43と、から構成される。原稿積載トレイ41にセットされる一連の原稿Pは、自動原稿搬送装置42により1枚ずつ原稿読取位置まで搬送される。そして、画像読取位置まで搬送された原稿に、ハロゲンランプ又は蛍光灯で光を当てその反射光をCCD(電荷結合素子)センサで読み取り、このアナログ信号をA/D変換でデジタル信号に変換し、画像処理してDRAM23Dに展開され、コピー機能においては、このDRAM23Dに展開された画像はCODEC25で符号化されて画像メモリ26に格納される。
プリント部50は、プリントエンジン、定着器並びに用紙の給紙部、搬送部及び排紙部を備え、DRAM23D上に展開されるビットマップデータに基づいてプリントエンジンの感光ドラムに静電潜像を形成し、これをトナーで現像し、用紙に転写し定着させた後に排紙する。
図2は、複数ページに渡る一連の原稿Pを片面読み取りコピーする場合の、画像形成装置10の動作の詳細フローチャートである。この動作は、MPU21がEEPROM23E2に格納された所定のプログラムを実行することにより実現される。以下、括弧内は図2中のステップ識別符号である。
(S1)ユーザによる指示入力部32の指示に応答して、コピージョブの各種条件設定を行なう。
(S2)指示入力部32のスタートキーが押下されたか否かを判断する。肯定した場合にはステップS3に進み、否定した場合にはステップS1に戻る。
(S3)原稿積載トレイ41に一連の原稿Pがセットされているか否かを判断し、肯定した場合にはステップS4に進み、否定した場合には表示部31を制御して原稿Pをセットすべき旨を表示し、ステップS1に戻る。
(S4)自動原稿搬送装置42を制御して、原稿積載トレイ41から一連の原稿Pのうち先頭原稿を1枚給紙搬送する。
(S5)原稿読取部43を制御して、読み取り位置まで搬送された原稿を読み取っていく。このとき原稿読取部43で読み取られたアナログ画像信号はA/D変換されてデジタル画像信号となり、画像処理がされて上記DRAM23Dに展開されていく。このDRAM23Dに展開された画像データは、CODEC25により符号化されて画像記憶メモリ26に格納される。
(S6)給紙された原稿を読み取り中に、自動原稿搬送装置42でジャム又は給紙トレイがオープンされる等、搬送を中断する原因が発生したか否かを判断する。肯定した場合にはステップS11に進み、否定した場合にはステップS7に進む。
(S7)1枚の原稿について全て読み取りが完了したか否かを判断する。肯定した場合にはステップS8に進み、否定した場合にはステップS5に戻る。
(S8)読み取り済みページ数をカウントする。
(S9、S10)原稿積載トレイ41に原稿があるか否かを判断する。肯定した場合にはステップS4に戻り、否定した場合には上記条件設定に従ってプリント部50を制御して印刷を行う。なお、このフローでは、一連の原稿Pを全て読み取った後に印刷を開始しているが、読み取り済みの原稿から随時印刷を開始してもよい。
(S11)上記中断原因がジャムである場合には、表示部31を制御して、自動原稿搬送装置42内でジャムした原稿を取り除くべき旨の表示をする。他にも、給紙トレイがオープンされた場合には、給紙トレイをクローズすべき旨の表示をする。
(S12)中断原因が解除されたか否かを判断する。肯定した場合にはステップS20に進み、否定した場合にはステップS11に戻る。
(S20)両面読み取り設定がされているか否かを判断する。本実施例1では片面読み取りコピーを行うので、否定判断してステップS21に進む。なお、肯定判断した場合の説明は、後述の実施例2で説明する。
(S21)カウントした読み取り済みページ数を取得する。
(S22)取得した読み取り済みページ数に基づき、ジャム等の中断原因が発生する直前に読み取りを完了し、画像メモリ26に格納された原稿の画像データを、CODEC25によって復号化してDRAM23Dに展開する。次に、展開されたビットマップデータの画像を表示部31に表示するためにサイズを調整して、表示用データを生成し、これをDRAM23Dに格納する。
(S23)表示部31を制御して、図4に示すような原稿再セット要求画面を表示する。この原稿再セット要求画面100には、読み取り済みページ数及びカレントページ番号101と、上記ステップS22で生成した表示用データに基づいた最終読み取り原稿のイメージ画像102と、再セットすべき先頭原稿のページ番号を示して原稿を再セットするように促すコメント103と、コピーを再開する再開ボタン104と、ページ戻しボタン105と、ページ送りボタン106と、が含まれる。ユーザは、この画面100に従ってコピー対象である一連の原稿Pのうち残りの原稿を、表示されているイメージ画像102に対応するページ番号の次のページ番号の原稿を先頭として原稿積載トレイ41にセットすることができる。なお、表示部31がタッチパネル式でない場合には、再開ボタン104、ページ戻しボタン105及びページ送りボタン106に対応するハードウェアキーの押下を促すガイド(アイコン等)を表示する。
(S24)上記再開ボタン104、ページ戻しボタン105又はページ送りボタン106のうち何れかの押下を受け付けたか否かを判断する。再開ボタン104の押下を受け付けた場合にはステップS25に進み、ページ戻しボタン105の押下を受け付けた場合にはステップS26に進み、ページ送りボタン106の押下を受け付けた場合にはステップS28に進む。
(S25)原稿積載トレイ41に原稿がセットされているか否かを判断し、肯定した場合にはステップS4に戻り、否定した場合にはステップS23に戻る。
(S26)原稿再セット要求画面100に表示されているイメージ画像102に対応するページ番号の、1つ前のページ番号が存在する場合には、その1つ前に該当する原稿の画像データを、CODEC25によって復号化してDRAM23Dに展開する。次に、展開されたビットマップデータを表示部31に表示するためにサイズを調整して表示用データを生成し、これをDRAM23Dに格納する。
(S27)上記1つ前の原稿のイメージ画像102が表示されるように、ステップS26で生成した表示用データに基づき、原稿再セット要求画面100を更新し、ステップS23に戻る。
(S28)原稿再セット要求画面100に表示されているイメージ画像102に対応するページ番号の、1つ後のページ番号が存在する場合には、その1つ後に該当する原稿の画像データを、CODEC25によって復号化してDRAM23Dに展開する。次に、展開されたビットマップデータを表示部31に表示するためにサイズを調整して表示用データを生成し、これをDRAM23Dに格納する。
(S29)上記1つ後の原稿のイメージ画像102が表示されるように、ステップS28で生成した表示用データに基づき、原稿再セット要求画面100を更新し、ステップS23に戻る。
本実施例1によれば、中断原因発生時に表示部31に、図4に示すような原稿再セット要求画面100を表示する。ユーザは、最初に表示された画面100において先頭原稿を特定できないと判断した場合は、ページ戻しボタン105若しくはページ送りボタン106又はこれらと同一の機能を持つ指示入力部32のハードウェアキーを随時押下して、上記中断発生時まで読み取られた全ての原稿の画像をそれぞれ確認することができる。これにより、上記一連の原稿Pの中に同様の内容が記載された原稿が複数ある場合でも、再セットすべき先頭原稿を迷うことなく特定することができるという効果を奏する。
本実施例2では、複数ページに渡る一連の原稿Pを一面ずつ両面読み取りコピーする場合について説明する。画像形成装置10の構成は、実施例2では自動原稿搬送装置42が両面読み取り機能を備えることを除いて、実施例1で説明したものと同一である。
図3は、複数ページに渡る一連の原稿Pを両面読み取りコピーする場合の、画像形成装置10の動作の詳細フローチャートである。この動作は、図2に示すステップS20で肯定判定した場合のフローチャートである。
(S50)中断原因が発生したときの読み取り中の原稿ページが、その原稿の一片面を読み取った後の反対面(両面読み取りの二面目)であるか否かを判断する。肯定した場合にはステップS51に進み、否定した場合には図2に示すステップS21に戻る。
(S51)カウントした読み取り済みページ数を取得する。
(S52)取得した読み取り済みページ数を1だけデクリメントして、この値に基づき、ジャム等の中断原因が発生する直前に読み取りを完了したページより1ページ手前で、両面とも読み取り済みの原稿の二面目の画像データを、CODEC25によって復号化してDRAM23Dに展開する。次に、展開されたビットマップデータの画像を表示部31に表示するためにサイズを調整して、表示用データを生成し、これをDRAM23Dに格納する。
(S53)表示部31を制御して、実施例1で説明した図4に示す原稿再セット要求画面100と同様な画面を表示する。本実施例2で最初に表示されるイメージ画像102は、最終読み取り原稿の1ページ手前で、両面読み取りの二面目に該当する原稿の画像となり、表示される読み取り済みページ数101は、実際の読み取り済みページ数よりも1つ小さな値となる。
本実施例2によれば、上記実施例1の例外処理として、両面読み取り設定がされ、かつ、原稿のうち一片面のみが読み取られている場合には、原稿再セット要求画面100において、その一片面に係るイメージ画像102は意図的に表示させないようにしている。これにより、上記一片面のイメージ画像102は視覚に入らないので、ユーザは、先頭原稿となる該一片面を含んだ原稿の表面裏面どちらの面を上にして再セットすべきか判断せず、ページ単位ではなく、原稿単位で意識することが可能となり、もって先頭原稿を迷うことなく特定することができるという効果を奏する。
また、上記一片面を上にして再セットされた場合、図3に示すステップS56で空送りされて、先頭原稿となる該一片面を含んだ原稿のどちらの面を上にして再セットしても、画像メモリ26には一連の原稿Pの画像データが連続して正しい順序で蓄積されるので、ユーザは、先頭原稿を原稿単位として意識するだけでよく、もって先頭原稿をより容易に特定することができるという効果を奏する。
さらに、両面を同時に読み取る、表面から先に読み取る又は裏面から先に読み取るといった両面読み取りの構成に関係なく、本発明を実現することができる。なお、両面を同時に読み取る機能の場合には、図2に示すステップS20で否定判定される。
なお、上述した本発明の実施例1及び2は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施例にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱することなしに、様々な変形が可能である。以下に、その変形の一部を例示する。
図4に示す画面100は、本発明に係る原稿再セット要求画面の一態様に過ぎず、例えば、図5に示すようにジャム発生前までに読み取りを完了した全ての原稿のサムネイル画像を表示部31に同時に表示するようにしてもよい。また、両面読み取りコピーの場合には、図6に示すように所定原稿の両面のイメージ画像102を同時に表示するようにしてもよい。
また、図2及び図3のフローは、コピージョブに用いられる場合に限られず、スキャンジョブ又はファクシミリジョブにおいても同様に用いることができ、これらジョブにも本発明を適用できる。
さらに、図3に示すステップS56の代わりに、MPU21が画像メモリ26内の最終ページに係る画像データを消去するステップを設けてもよい。この場合、先頭原稿となる上記最終ページを含んだ原稿のどちらの面を上にして再セットしても、一連の原稿Pの画像データが連続して正しい順序で蓄積される。
さらに、画像形成装置10は、上述した構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、或いは、上記した構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。例えば、プリント部50及びモデム24が含まれていなくても、本発明を実施することができる。また、表示部31の代わりに、大型ディスプレイを含んでいる場合には、図2示すステップS22並びに図3に示すステップS52、58及び60でビットマップデータを縮小して表示用データを生成しなくとも、本発明を実施することが可能である。
本発明の実施例1に係わる画像形成装置のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。 複数ページに渡る一連の原稿Pを片面読み取りコピーする場合の、画像形成装置の動作の詳細フローチャートである。 複数ページに渡る一連の原稿Pを両面読み取りコピーする場合の、画像形成装置の動作の詳細フローチャートである。 原稿再セット要求画面の説明図である。 原稿再セット要求画面の第1変形例である。 原稿再セット要求画面の第2変形例である。
符号の説明
10 画像形成装置
20 コントローラ部
21 MPU
22 インタフェース
23E1 EEPROM
23E2 EEPROM
23D DRAM
24 ファクシミリモデム
25 CODEC
26 画像メモリ
30 パネル部
31 表示部
32 指示入力部
40 スキャナ部
41 原稿積載トレイ
42 自動原稿搬送装置
43 原稿読取部
50 プリンタ部
100 原稿再セット要求画面
101 読み取り済みページ数及びカレントページ番号
102 イメージ画像
103 コメント
104 再開ボタン
105 ページ戻しボタン
106 ページ送りボタン
P 一連の原稿

Claims (8)

  1. 表示装置と、記憶装置と、原稿積載手段から一連の原稿を搬送する自動原稿搬送手段と、該自動原稿搬送手段により搬送された原稿を読み取る原稿読み取り手段と、該原稿読み取り手段により読み取られた原稿の画像データを該記憶装置に格納させる原稿画像記憶制御手段と、を備えた画像形成装置において、
    該自動原稿搬送手段が該一連の原稿を搬送しているときに、その搬送を中断する原因があった場合、その原因発生前までに該記憶装置に格納された一連の原稿の画像データ毎に、表示用データを生成する表示用データ生成手段と、
    該表示用データ生成手段により生成された表示用データの画像を含む原稿再セット要求画面を、該表示装置に表示させる表示制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 該中断原因発生時に、該搬送に係るジョブにおいて両面読み取り設定がされている場合に、該中断原因発生時の読み取り途中の原稿ページが、その原稿の一片面を読み取った後の反対面であるか否かを判断し、肯定判断したときに例外が発生したと判断する例外発生判断手段を、さらに備え、
    該例外が発生した場合、
    該表示用データ生成手段は、該一片面の画像データを除いて、該中断原因発生前までに該記憶装置に格納された一連の原稿の画像データ毎に、表示用データを生成し、
    該表示制御手段は、該表示用データ生成手段により生成された表示用データの画像を含む原稿再セット要求画面を、該表示装置に表示し、該一片面の画像データに係る画像は表示させない、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、該一片面を含む原稿を先頭原稿とし、それ以降のページの原稿を該原稿積載手段にセットして、ジョブ再開を指示するよう操作者に促すためのメッセージを、さらに該表示装置に表示させ、
    該入力手段により該ジョブ再開が指示された場合、該原稿画像記憶制御手段は、読み取り済みの該一片面の画像データに続いて該反対面の画像データから、該記憶装置に順次格納させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、該一片面を含む原稿を先頭原稿とし、それ以降のページの原稿を該原稿積載手段にセットして、ジョブ再開を指示するよう操作者に促すためのメッセージを、さらに該表示装置に表示させ、
    該入力手段により該搬送に係るジョブの再開が指示された場合、
    該原稿画像記憶制御手段は、該記憶装置に該一片面の画像データを消去させ、消去された一片面よりも一ページ前の画像データに続いて、該原稿積載手段に積載された先頭原稿における最初の読み取り面の画像データから、該記憶装置に順次格納する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、該画面に表示する該表示用データの画像のページ番号と、読込み済みページ数と、をさらに該表示装置に表示させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  6. 指示入力手段をさらに備え、
    該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、該原稿ページの切替えガイドをさらに該表示装置に表示させ、該ガイドに従った該指示入力手段による切替え指示に応答して、切替え後のページ番号に該当する表示用データの画像を含む原稿再セット要求画面を、該表示装置に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. 該表示用データ生成手段は、原因発生前までに該記憶装置に格納された一連の原稿の画像データを縮小し、サムネイル画像として表示用データを生成し、
    該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、該表示用データ生成手段により生成された全てのサムネイル画像を、該表示装置に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  8. 両面読み取り設定がされている場合、該表示制御手段は、該原稿再セット要求画面において、原稿の片面の画像と、その反対面の画像とを隣り合わせにして、該表示装置に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012095000A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Sharp Corp 画像形成装置
JP2013182035A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2015216658A (ja) * 2015-06-24 2015-12-03 シャープ株式会社 画像形成装置

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