JP2013180653A - 車両後部構造 - Google Patents

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彰彦 石川
Takafumi Makihara
孝文 槇原
Naritoku Koga
成徳 古賀
Yoshihito Yoshihara
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Abstract

【課題】リヤバンパカバーの外側面に沿って流れる主流が空気通路部から排出された排出流によって乱されることを抑制することができる車両後部構造を得る。
【解決手段】車両14の後部は、リヤバンパカバー16と、エアアウトレットダクト18と、を備えている。また、このエアアウトレットダクト18は、リヤバンパカバー16の内側で、かつリヤホイールハウス22の車両後方側に設けられている。その結果、このエアアウトレットダクト18を通じて、リヤホイールハウス22内の空気をリヤバンパカバー16の後部域に設けられた排出開口26から車両後方へ排出することが可能となっている。さらに、エアアウトレットダクト18の底壁34と車両前後方向とのなす角度θ2は、リヤバンパカバー16の下縁部32と車両前後方向とのなす角度θ1よりも大きな角度となるように設定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両後部構造に関する。
従来、リヤホイールハウス内の空気をリヤバンパカバー内に設けられた空気通路部(連通部)を通じて車両後方側へ向けて排出させることにより、車両の空気抵抗を低減させた車両後部構造が知られている。
特開平07−025369号公報
しかしながら、従来の構造では、空気通路部から排出された排出流とリヤバンパカバーの外側面に沿って流れる主流とが交差すると、主流が排出流によって乱され、その結果、空気抵抗の低減効果を充分に得られないことが考えられる。
本発明は上記事実を考慮し、リヤバンパカバーの外側面に沿って流れる主流が空気通路部から排出された排出流によって乱されることを抑制することができる車両後部構造を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係る車両後部構造は、車体の後端部に設けられたリヤバンパカバーと、このリヤバンパカバーの両端部の車幅方向内側に配置されると共に、リヤホイールハウスの後部に設けられた流入開口とリヤバンパカバーの後部領域に設けられた排出開口とを連通し、更に車両側方から見たときの車両前後方向に対する傾斜角度が前記リヤバンパカバーの車幅方向の側部下縁の切上げ角度以上に設定された底壁を有する空気通路部と、を備えたことを特徴としている。
請求項1記載の本発明では、車両の走行に伴い、該車両の下方側には、車両前方から後方に向けて空気が流れる(以下この空気の流れを「車両の下方を流れる主流」という)。この車両の下方を流れる主流は、リヤバンパカバーの下縁部に沿って流れた後、車両の後方側へ抜けて行く。また、リヤホイールハウス内の空気は、リヤバンパカバーの内側に設けられた空気通路部を通じて、リヤバンパカバーの後部域に設けられた排出開口から車両後方側へ向けて排出される(以下この空気の流れを「排出流」という)。以上説明した、車両の下方を流れる主流と排出流とが、車両の後方側にて交差すると、車両の下方を流れる主流が排出流によって乱され、その結果、車両の空気抵抗が増加することが考えられる。しかしながら、本発明では、車両側面視において、空気通路部の底壁と車両前後方向とのなす角度が、リヤバンパカバーの側部下縁と車両前後方向とのなす角度以上の角度とされている。そのため、車両の下方を流れる主流と排出流とが、車両の後方側にて交差することが防止される。
請求項2記載の本発明に係る車両後部構造は、車体の後端部に設けられたリヤバンパカバーと、このリヤバンパカバーの両端部の車幅方向内側に配置されると共に、リヤホイールハウスの後部に設けられた流入開口とリヤバンパカバーの後部領域に設けられた排出開口とを連通し、更に車両上方から見たときの車両前後方向に対する傾斜角度が前記リヤバンパカバーの車幅方向外側の壁面の傾斜角度以上に設定された外側壁を有する空気通路部と、を備えたことを特徴としている。
請求項2記載の本発明では、車両の走行に伴い、該車両の側方には、車両前方から後方に向けて空気が流れる(以下この空気の流れを「車両の側方を流れる主流」という)。この車両の側方を流れる主流は、リヤバンパカバーの車幅方向外側の側面に沿って流れた後、車両の後方側へ抜けて行く。また、リヤホイールハウス内の空気は、リヤバンパカバーの内側に設けられた空気通路部を通じて、リヤバンパカバーの後部域に設けられた排出開口から車両後方側へ向けて排出される(排出流)。以上説明した、車両の側方を流れる主流と排出流とが、車両の後方側にて交差すると、車両の側方を流れる主流が排出流によって乱され、その結果、車両の空気抵抗が増加することが考えられる。しかしながら、本発明では、車両上方視において、空気通路部の外側壁と車両前後方向とのなす角度が、リヤバンパカバーの車幅方向外側の壁面と車両前後方向とのなす角度以上の角度とされている。そのため、車両の側方を流れる主流と排出流とが、車両の後方側にて交差することが防止される。
請求項3記載の本発明に係る車両後部構造は、車体の後端部に設けられたリヤバンパカバーと、このリヤバンパカバーの両端部の車幅方向内側に配置されると共に、リヤホイールハウスの後部に設けられた流入開口とリヤバンパカバーの後部領域に設けられた排出開口とを連通し、更に車両側方から見たときの車両前後方向に対する傾斜角度が前記リヤバンパカバーの車幅方向の側部下縁の切上げ角度以上に設定された底壁と、車両上方から見たときの車両前後方向に対する傾斜角度が前記リヤバンパカバーの車幅方向外側の壁面の傾斜角度以上に設定された外側壁と、を有する空気通路部と、を備えたことを特徴としている。
請求項3記載の本発明では、車両側面視において、空気通路部の底壁と車両前後方向とのなす角度が、リヤバンパカバーの側部下縁と車両前後方向とのなす角度以上の角度とされていると共に、車両上方視において、空気通路部の外側壁と車両前後方向とのなす角度が、リヤバンパカバーの車幅方向外側の壁面と車両前後方向とのなす角度以上の角度とされている。そのため、車両の下方を流れる主流と排出流とが、車両の後方側にて交差することが防止されると共に、車両の側方を流れる主流と排出流とが、車両の後方側にて交差することが防止される。
請求項4記載の本発明に係る車両後部構造は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両後部構造において、前記排出開口の開口面積が前記流入開口の開口面積よりも小さく設定されたことを特徴としている。
請求項4記載の本発明では、排出開口の開口面積が流入開口の開口面積よりも小さく設定されている。そのため、所謂ベンチュリー効果によって、排出開口から排出される空気の流速が流入開口から流入する空気の流速よりも上昇する。その結果、排出開口から排出される空気の圧力(動圧)が上昇し、負圧領域が車両の後方側に形成されることが抑制される。
請求項1〜請求項3記載の本発明に係る車両後部構造は、リヤバンパカバーの外側面に沿って流れる主流が空気通路部から排出された排出流によって乱されることを抑制することができる、という優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係る車両後部構造は、車両の空気抵抗をより一層抑制することができる、という優れた効果を有する。
本実施形態に係る車両後部構造が適用された車両を示す斜視図である。 車両の後部に設けられたエアアウトレットダクト付近の構成を示す斜視図である。 車両の後部に設けられたエアアウトレットダクト付近の構成を車両側方から見た側面図である。 車両の後部に設けられたエアアウトレットダクト付近の構成を車両上方側から見た平面図である。 (A)及び(B)は、変形例に係るエアアウトレットダクトの構成を示す図3に相当する平面図である。
次に、図1〜図4を用いて、本発明の実施形態に係る車両後部構造について説明する。なお、車両前後方向後方側を矢印RRで示し、車幅方向外側を矢印OUTで示し、車両上下方向上側を矢印UPで示す。また、以下の説明で、特記なく前後、上下の方向を用いる場合は、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下を示すものとする。
図1に示されるように、本実施形態の車両後部構造10は、4つのサイドドア12が車体の側部に設けられた所謂セダンタイプの車両14に適用されている。具体的には、図2に示されるように、車両14の後部は、リヤバンパカバー16と、このリヤバンパカバー16の両端部の車幅方向内側に配置された空気通路部としての一対のエアアウトレットダクト18と、リヤタイヤ20を格納するリヤホイールハウス22と、を備えている。以下、先ずリヤバンパカバー16について説明し、次いでエアアウトレットダクト18及びリヤホイールハウス22についてこの順で説明する。
(リヤバンパカバー16)
リヤバンパカバー16は、車両上方視で車両前方側に開口したU字状に形成されている。具体的には、リヤバンパカバー16は、車両上下方向及び車幅方向に延在する後壁部24を備えている。この後壁部24の車幅方向外側の両端部には、後述するエアアウトレットダクト18と連通される矩形状の排出開口26がそれぞれ形成されている。また、リヤバンパカバー16は、後壁部24の車幅方向外側の両端部から車両前方側に向けて屈曲して延在する側壁部28を備えている。図4に示されるように、この側壁部28は、車両後方から前方に向けて車幅方向外側に傾斜して延在している。その結果、この側壁部28の車幅方向外側の壁面30と車両前後方向とのなす角度がθ3(deg)となっている。さらに、図3に示されるように、リヤバンパカバー16の下縁部32は、車両前方から後方に向けて車両上方側に傾斜するように形成されている。その結果、この下縁部32と車両前後方向とのなす角度がθ1(deg)となっている。
(エアアウトレットダクト18)
図2に示されるように、エアアウトレットダクト18は、車両前方から後方に向けて車両上方側に傾斜して延びる角パイプ状に形成されていると共に、リヤバンパカバー16の内側で、かつ後述するリヤホイールハウス22の車両後方側に設けられている。具体的には、エアアウトレットダクト18は、該エアアウトレットダクト18の下部を形成する底壁34と、上部を形成する上壁36と、車幅方向外側の部分を形成する外側壁38と、車幅方向内側の部分を形成する内側壁40と、を備えている。また、図3に示されるように、底壁34と上壁36とは略平行に配置されていると共に、底壁34と車両前後方向とのなす角度はθ2(deg)とされている。さらに、この底壁34と車両前後方向とのなす角度θ2は、リヤバンパカバー16の下縁部32と車両前後方向とのなす角度θ1よりも大きな角度となるように設定されている。また、図4に示されるように、外側壁38と内側壁40とは略平行に配置されていると共に、外側壁38と車両前後方向とのなす角度はθ4(deg)とされている。さらに、外側壁38と車両前後方向とのなす角度θ4は、リヤバンパカバー16の壁面30と車両前後方向とのなす角度θ3よりも大きな角度となるように設定されている。以上説明したエアアウトレットダクト18は、リヤバンパカバー16の排出開口26と連通する位置にて、リヤバンパカバー16に取付けられている。
(リヤホイールハウス22)
図2に示されるように、リヤホイールハウス22は、クウォータパネル42の内側に設けられていると共に、リヤタイヤ20の形状に沿って形成された図示しないホイールハウスアウタパネル、ホイールハウスインナパネル及びフェンダライナ44(図1参照)等によって形成されている。また、図1に示されるように、フェンダライナ44におけるリヤタイヤ20の後方側の部位には、エアアウトレットダクト18の前端部と連通された流入開口46が形成されている。その結果、リヤホイールハウス22内の空気をリヤバンパカバー16に設けられた排出開口26から車両後方へ排出することが可能となっている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、本実施形態の車両後部構造10が適用された車両14が走行すると、この車両の前方から後方に向けて空気が流れる。また、この図には、車両の前方からボンネット48及びルーフ50に沿って流れる空気が矢印F1で示されており、車両14の側方をサイドドア12及びリヤバンパカバー16の車幅方向外側の壁面30に沿って流れる空気が矢印F2で示されており(以下この空気の流れを「車両の側方を流れる主流F2」という)、フロントバンパカバー52の下方に流入すると共に車両14の下部に沿って流れる空気が矢印F3で示されている(以下この空気の流れを「車両の下方を流れる主流F3」という)。
また、図3に示されるように、車両の下方を流れる主流F3は、リヤバンパカバー16の下縁部32に沿って流れた後、車両14の後方側へ抜けて行く。さらに、リヤホイールハウス22内の空気は、リヤバンパカバー16の内側に設けられたエアアウトレットダクト18を通じて、リヤバンパカバー16に設けられた排出開口26から車両後方側へ向けて排出される(この空気の流れを矢印F4で示すと共に、以下この流れを「排出流F4」という)。以上説明した、車両の下方を流れる主流F3と排出流F4とが、車両14の後方側にて交差すると、車両の下方を流れる主流F3が排出流F4によって乱され、その結果、車両14の空気抵抗が増加することが考えられる。しかしながら、本実施形態では、車両側面視において、エアアウトレットダクト18の底壁34と車両前後方向とのなす角度θ2が、リヤバンパカバー16の下縁部32と車両前後方向とのなす角度θ1を超える角度とされている。そのため、車両の下方を流れる主流F3と排出流F4とが、車両14の後方側にて交差することが防止される。
また、図4に示されるように、車両の側方を流れる主流F2は、リヤバンパカバー16の車幅方向外側の壁面30に沿って流れた後、車両14の後方側へ抜けて行く。この車両の側方を流れる主流F2と排出流F4とが、車両14の後方側にて交差すると、車両の側方を流れる主流F2が排出流F4によって乱され、その結果、車両14の空気抵抗が増加することが考えられる。しかしながら、本実施形態では、車両平面視において、エアアウトレットダクト18の外側壁38と車両前後方向とのなす角度θ4が、リヤバンパカバー16の車幅方向外側の壁面30と車両前後方向とのなす角度θ3を超える角度とされている。そのため、車両の側方を流れる主流F2と排出流F3とが、車両の後方側にて交差することが防止される。
以上説明したように、本実施形態では、車両の下方を流れる主流F3及び車両の側方を流れる主流F2と排出流F4とが、車両の後方側にて交差することが防止され、その結果、車両14の空気抵抗を効果的に低減することができる。
なお、上記実施形態においては、エアアウトレットダクト18の底壁34と車両前後方向とのなす角度θ2が、リヤバンパカバー16の下縁部32と車両前後方向とのなす角度θ1を超える角度に設定される共に、エアアウトレットダクト18の外側壁38と車両前後方向とのなす角度θ4が、リヤバンパカバー16の車幅方向外側の壁面30と車両前後方向とのなす角度θ3を超える角度に設定された例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記のθ2とθ1とが同一の角度となるように設定しても良いし、またθ4とθ3とが同一の角度となるように設定しても良い。
また、エアアウトレットダクト18の底壁34と車両前後方向とのなす角度θ2が、リヤバンパカバー16の下縁部32と車両前後方向とのなす角度θ1と同一あるいはこれを超える角度に設定した構成のみを適用した車両後部構造としてもよい。さらに、エアアウトレットダクト18の外側壁38と車両前後方向とのなす角度θ4が、リヤバンパカバー16の車幅方向外側の壁面30と車両前後方向とのなす角度θ3と同一或いはこれを超える角度に設定した構成のみを適用した車両後部構造としてもよい。
さらに、上記実施形態においては、角パイプ状に形成されたエアアウトレットダクト18を用いた例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、円形又は楕円パイプ状に形成されたエアアウトレットダクトを用いても良い。この場合、円形又は楕円パイプ状に形成されたエアアウトレットダクトを車両側方から見て、このエアアウトレットダクトの下方側の部位が底壁に相当する。また、円形又は楕円パイプ状に形成されたエアアウトレットダクトを車両上方から見て、このエアアウトレットダクトの車幅方向外側の部位が外側壁に相当する。
(変形例)
次に、図5を用いて、上記実施形態の変形例に係る車両後部構造について説明する。なお、上記実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
図5(A)及び(B)に示されるように、変形例に係る車両後部構造54,56は、リヤバンパカバー16に形成された排出開口26の開口面積よりもエアアウトレットダクト58,60の前端部及びフェンダライナ44に形成された流入開口62,64の開口面積の方が大きく設定されていることに特徴がある。
具体的には、図5(A)に示された車両後部構造54では、エアアウトレットダクト58の上壁66は車両前後方向と略平行に配置されていると共に、該エアアウトレットダクトの上壁66と底壁34との距離が車両後方側に行くに従って接近するようになっている。
また、図5(B)に示された車両後部構造56では、エアアウトレットダクト60の上壁68が車両後方側に向けて車両下方側へ傾斜するように配置されていると共に、該エアアウトレットダクトの上壁68と底壁34との距離が車両後方側に行くに従って接近するようになっている。
(本変形例の作用並びに効果)
次に、本変形例に係る車両後部構造の作用並びに効果について説明する。
本変形例に係る車両後部構造54,56は、リヤバンパカバー16に形成された排出開口26の開口面積よりもエアアウトレットダクト58,60の前端部及びフェンダライナ44に形成された流入開口62,64の開口面積の方が大きく設定されている。そのため、所謂ベンチュリー効果によって、リヤバンパカバー16の排出開口26から排出される空気の流速V2がリヤホイールハウス22側から流入する空気の流速V1よりも上昇する。その結果、リヤバンパカバー16の排出開口26から排出される空気の圧力(動圧)が上昇し、負圧領域が車両14の後方側に形成されることが抑制される。即ち、本変形例に係る車両後部構造では、車両14の空気抵抗をより一層抑制することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両後部構造
14 車両
16 リヤバンパカバー
18 エアアウトレットダクト(空気通路部)
22 リヤホイールハウス
26 排出開口
30 壁面
32 下縁部
34 底壁
38 外側壁
46 流入開口
54 車両後部構造
56 車両後部構造
58 エアアウトレットダクト(空気通路部)
60 エアアウトレットダクト(空気通路部)
62 流入開口
64 流入開口

Claims (4)

  1. 車体の後端部に設けられたリヤバンパカバーと、
    このリヤバンパカバーの両端部の車幅方向内側に配置されると共に、リヤホイールハウスの後部に設けられた流入開口とリヤバンパカバーの後部領域に設けられた排出開口とを連通し、更に車両側方から見たときの車両前後方向に対する傾斜角度が前記リヤバンパカバーの車幅方向の側部下縁の切上げ角度以上に設定された底壁を有する空気通路部と、
    を備えた車両後部構造。
  2. 車体の後端部に設けられたリヤバンパカバーと、
    このリヤバンパカバーの両端部の車幅方向内側に配置されると共に、リヤホイールハウスの後部に設けられた流入開口とリヤバンパカバーの後部領域に設けられた排出開口とを連通し、更に車両上方から見たときの車両前後方向に対する傾斜角度が前記リヤバンパカバーの車幅方向外側の壁面の傾斜角度以上に設定された外側壁を有する空気通路部と、
    を備えた車両後部構造。
  3. 車体の後端部に設けられたリヤバンパカバーと、
    このリヤバンパカバーの両端部の車幅方向内側に配置されると共に、リヤホイールハウスの後部に設けられた流入開口とリヤバンパカバーの後部領域に設けられた排出開口とを連通し、更に車両側方から見たときの車両前後方向に対する傾斜角度が前記リヤバンパカバーの車幅方向の側部下縁の切上げ角度以上に設定された底壁と、車両上方から見たときの車両前後方向に対する傾斜角度が前記リヤバンパカバーの車幅方向外側の壁面の傾斜角度以上に設定された外側壁と、を有する空気通路部と、
    を備えた車両後部構造。
  4. 前記排出開口の開口面積が前記流入開口の開口面積よりも小さく設定された請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両後部構造。
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