JP2013180544A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクジェットプリンター本体の外部等にインクタンクを配置する場合に、インクタンクとキャリッジとの間に配置されるチューブの配置経路の最適化を図る。
【解決手段】液体噴射装置1は、キャリッジに搭載された液体噴射ヘッドから記録媒体に向けて液体を噴射する液体噴射装置本体2と、液体噴射装置本体2の外部領域配置された液体収容体110と、液体収容体110とキャリッジとの間に配置される液体供給チューブ120と、を備え、液体供給チューブ120は、液体噴射ヘッドよりも記録媒体搬送方向の上流側と下流側の複数の経路に配置される。
【選択図】図1

Description

キャリッジに搭載された液体噴射ヘッドから記録媒体に向けて液体を噴射する液体噴射装置に関する。
液体噴射ヘッドから液体を記録媒体に対して噴射させる液体噴射装置として、インクジェットプリンターが広く知られている。
インクジェットプリンターは、キャリッジと、キャリッジに搭載された記録ヘッドとを備える。キャリッジを記録用紙(記録媒体)に対して走査移動させながら、記録ヘッドに形成されたノズルからインク(液体)を噴射して、記録用紙に対して印刷を行う。
インクジェットプリンターには、記録ヘッドにインクを供給するインクカートリッジがキャリッジ上に搭載されるものがある(オンキャリッジタイプ)。インクカートリッジは、キャリッジに対して着脱可能に装着される。
オンキャリッジタイプのインクジェットプリンターにおいては、インクカートリッジのインク容量に限界がある。比較的大量の印刷を実行しようとする場合には、インクカートリッジの頻繁な交換が必要となり、ランニングコストが嵩む。
インクジェットプリンターの外部に大型のインクタンクを配置して、このインクタンクからキャリッジに向けてインクを供給する装置が提案されている。キャリッジには、インクカートリッジに代えてアタッチメントを装着する。インクタンクからチューブを介してアタッチメントにインクを供給する。これにより、大量に印刷できる(特許文献1参照)。
中国実用新案公告第二825289号明細書
特許文献1に記載された技術では、インクジェットプリンター本体の外部側方に大型のインクタンクを配置する。チューブは、インクジェットプリンター本体の側部からキャリッジに架け渡される。
チューブは、インクタンクの数に応じて4本以上となる。このようにチューブの本数が多くなったり、またはチューブの直径が大きくなったりすると、インクジェットプリンター本体においてチューブを配置するスペースの確保が困難となる。
本発明は、インクジェットプリンター本体の外部等にインクタンクを配置する場合に、インクタンクとキャリッジとの間に配置されるチューブの配置経路の最適化を図ることを目的とする。
本発明に係る液体噴射装置は、キャリッジに搭載された液体噴射ヘッドから記録媒体に向けて液体を噴射する液体噴射装置本体と、前記液体噴射装置本体の外部領域配置された液体収容体と、前記液体が収容された液体収容体から送られる液体を前記液体噴射ヘッドへと導き、前記キャリッジの前記移動に伴って追従変形する変形可動部を有する複数の液体供給チューブと、を備える液体噴射装置において、前記液体供給チューブは、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側と下流側の複数の経路に配置されることを特徴とする。
前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する上流一方側経路と、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する下流一方側経路と、を有することを特徴とする。
前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する上流他方側経路と、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する下流一方経路と、を有することを特徴とする。
前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する上流他方側経路と、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する下流他方側経路と、を有することを特徴とする。
前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する上流一方側経路と、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する下流他方側経路と、を有することを特徴とする。
前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する下流一方側経路と、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する下流他方側経路と、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する上流一方側経路と、を有することを特徴とする。
前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する下流一方側経路と、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する下流他方側経路と、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する上流他方側経路と、を有することを特徴とする。
前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する下流一方側経路と、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する上流一方側経路と、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する上流他方側経路と、を有することを特徴とする。
前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する下流他方側経路と、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する上流一方側経路と、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する上流他方側経路と、を有することを特徴とする。
前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する下流一方側経路と、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する下流他方側経路と、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する上流一方側経路と、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する上流他方側経路と、を有することを特徴とする。
本発明の第一実施形態に係る複合機1を示す外観斜視図(スキャナーユニット3が開放状態のとき)を示す斜視図である。 プリンターユニット2の内部構造及びチューブ120の配置経路を示す側面視断面図である。 プリンターユニット2の内部構造及びチューブ120の配置経路を示す分解斜視図である。 プリンターユニット2の内部構造及びチューブ120の配置経路を示す上面図である。 本発明の第二実施形態に係る複合機201を示す外観斜視図(スキャナーユニット3が開放状態のとき)を示す斜視図である。 プリンターユニット2の内部構造及びチューブ120の配置経路を示す上面図である。 本発明の第三実施形態に係る複合機301におけるチューブ120の配置経路を示す上面図である。 本発明の第四実施形態に係る複合機401におけるチューブ120の配置経路を示す上面図である。 本発明の第五実施形態に係る複合機501におけるチューブ120の配置経路を示す模式図である。 本発明の第六実施形態に係る複合機601におけるチューブ120の配置経路を示す模式図である。 本発明の第七実施形態に係る複合機701におけるチューブ120の配置経路を示す模式図である。 本発明の第八実施形態に係る複合機801におけるチューブ120の配置経路を示す模式図である。 本発明の第九実施形態に係る複合機901におけるチューブ120の配置経路を示す模式図である。
〔第一実施形態〕
本発明の第一実施形態に係る複合機1について説明する。
以下、各図において、記録用紙Pの搬送方向(副走査)をX方向、キャリッジ81の走査方向(水平方向)をY方向、鉛直方向をZ方向とする。
慣用上、記録用紙(記録媒体)Pの搬送方向の下流側(+X方向)を前方、上流側(−X方向)を後方と呼ぶ。Y方向のうち、+Y方向を左側、−Y方向を右側と呼ぶ。Z方向のうち、+Z方向を上方、−Z方向を下方と呼ぶ。
図1は、本発明の第一実施形態に係る複合機1を示す外観斜視図(スキャナーユニット3が開放状態のとき)を示す斜視図である。
複合機(液体噴射装置)1は、装置本体であるプリンターユニット2と、プリンターユニット2の上部に配設されたアッパーユニットであるスキャナーユニット3と、を一体に備える。図1に示すように、複合機1は、プリンターユニット2の外部に、インクを貯留するインク容器(液体収容体)110を備える。
スキャナーユニット3は、後端部の開閉手段4を介してプリンターユニット2に回動自在に支持されており、プリンターユニット2の上部を開閉自在に覆う。
図1に示すように、スキャナーユニット3を回動方向に引き上げることで、プリンターユニット2の上面開口部10が露出する。これにより、上面開口部10からプリンターユニット2の内部が露出する。
一方、スキャナーユニット3を回動方向に引き降ろし、プリンターユニット2上に載置することで、スキャナーユニット3によって上面開口部10が閉塞する。
このように、スキャナーユニット3を引き上げて、上面開口部10を露出させることにより、紙詰まりの解消等が可能である。
スキャナーユニット3は、樹脂製のアッパーフレーム11と、アッパーフレーム11に収容された画像読取部12と、アッパーフレーム11の上部に回動自在に支持された上蓋13と、を備える。
アッパーフレーム11の後端部には、開閉手段4のスキャナーユニット3側の構成部材が設けられる。
アッパーフレーム11は、画像読取部12を収容する箱型の下ケース16と、下ケース16の天面を覆う上ケース17と、を備える。
上ケース17には、ガラス製の原稿載置板が広く配設される(図示省略)。原稿載置板には、読取面を下に向けた読取媒体が載置される。
下ケース16に収容した画像読取部12は、ラインセンサー方式のセンサーユニット等を備える(図示省略)。センサーユニットは、X方向に延在したCCD(Charge Coupled Device)方式のラインセンサーであるイメージセンサー(センサー部)を有し、Y方向に往復動する。これにより、原稿載置板上の読取媒体(原稿)の画像を読み取る。
イメージセンサーとして、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)方式のラインセンサーを用いてもよい。
プリンターユニット(液体噴射装置本体)2は、枚葉の記録用紙Pを搬送経路Rに沿って送る搬送部61と、搬送経路Rの上方に配設されて記録用紙Pにインクジェット方式で印刷処理を行う印刷部62と、前面に配設されたパネル形式の操作部63と、搬送部61、印刷部62および操作部63を搭載した装置フレーム64と、これらを覆う装置ハウジング65と、を備える。
図2は、プリンターユニット2の内部構造及びチューブ120の配置経路を示す側面視断面図である。
印刷部62は、装置フレーム64に支持されると共にY方向に幅一杯に延在する板金製のガイドフレーム71と、ガイドフレーム71に往復動自在に支持されたキャリッジユニット72と、キャリッジユニット72をガイドフレーム71に沿って往復動させるキャリッジ移動機構73(図1参照)と、を備える。
キャリッジユニット72は、係合スライダー部81aを介してガイドフレーム71に往復動自在に支持された箱状のキャリッジ81と、キャリッジ81の下面に一体に組み込まれたインクジェットヘッド83と、キャリッジ81に着脱自在に収納された4個のインクカートリッジアダプタ84と、を備える。
インクジェットヘッド(液体噴射ヘッド)83は、4色のインク滴を吐出する4連のノズル列(図示省略)を有する。4色のインクを貯留する4個のインクカートリッジアダプタ84をキャリッジ81に装着する。4個のインクカートリッジアダプタ84は、インクジェットヘッド83に上面側に直接接続される。
インクカートリッジアダプタ84には、後述するインク容器110からインクが供給される。
キャリッジユニット72が走査可能な領域の一方端は、ホームポジションHPと称する待機領域が設けられる。キャリッジユニット72は、非記録時には、ホームポジション(一方側)HPにて待機する。キャリッジユニット72が走査可能な領域の他方端は、アウェイポジション(一方側)APと称する領域が設けられる。
キャリッジユニット72は、ホームポジションHPとアウェイポジションAPの間を往復(走査)移動する。
搬送部61は、記録用紙Pを右揃えでセットする可動式の用紙トレイ91と、用紙トレイ91から記録用紙Pを1枚ずつ分離して送り出す分離ローラー92と、分離ローラー92の下流側に位置し、記録用紙Pを搬送経路Rに沿って印刷部62に送り込む給紙ローラー93と、給紙ローラー93の下流側に位置し、インクジェットヘッド83に対面する媒体規制部材95と、媒体規制部材95の下流側に位置する鋸歯状のガイドローラー97と、ガイドローラー97の下流側に位置し、排出口100(図1参照)から記録用紙Pを送り出す排紙ローラー96と、を備える。
媒体規制部材95は、いわゆるプラテンに相当する。
分離ローラー92により、用紙トレイ91から送り込まれた記録用紙Pは、給紙ローラー93により、媒体規制部材95上を排紙ローラー96に向かってX方向に間欠送りされる(副走査)。
この間欠送りに同期して、キャリッジユニット72がX方向に往復動しながらインクを選択的に吐出して(主走査)、所望の印刷が行われる。
媒体規制部材95を越えてガイドローラー97に達した記録用紙Pの先端は、ガイドローラー97により上反り状態を矯正されるようにして、排紙ローラー96に送り込まれる。
このようにして、印刷が完了した記録用紙Pは、排紙ローラー96により、排出口100から前方に送り出される。
図3は、プリンターユニット2の内部構造及びチューブ120の配置経路を示す分解斜視図である。
図4は、プリンターユニット2の内部構造及びチューブ120の配置経路を示す上面図である。
装置フレーム64は、プリンターユニット2の各部を支持するフレームであり、一体成形された樹脂で構成される。
装置フレーム64は、ベースフレーム部64a、左右一対のサイドフレーム部64b、左右一対のフロントフレーム部64c及び左右一対のリアフレーム部64dを備える。
左右一対のサイドフレーム部64bは、ベースフレーム部64aに立設されて搬送部61の各構成部材およびガイドフレーム71を両側で支持する。
左右一対のフロントフレーム部64cは、ベースフレーム部64aの前部においてスキャナーユニット3の前部を支持すると共に、操作部63を支持する。
左右一対のリアフレーム部64dは、ベースフレーム部64aの後部において、開閉手段4を介してプリンターユニット2を開閉自在に支持する。
一対のリアフレーム部64dは、装置ハウジング65の後部に開口した後部開口部を介して装置ハウジング65外部まで立設する。一対のリアフレーム部64dは、開閉手段4のプリンターユニット2側の構成部材が形成される。
サイドフレーム部64bの前部には、ガイドローラー97及び補助ローラー99を支持する排紙フレーム101が配置される。補助ローラー99は、排紙ローラー96に対向配置される
排紙フレーム101は、キャリッジ81よりも前方(+X方向)側かつ下方(−Z方向)側に配置される。排紙フレーム101は、一対のサイドフレーム部64bの間に、キャリッジ81の走査方向(Y方向)に沿って水平に架け渡される。
複合機1の側面側(−Y方向)には、4色のインクを貯留する4個のインク容器110が配置される(図1参照)。インク容器110のインク収容量は、インクカートリッジアダプタ84のインク収容量よりも大きい。
4個のインク容器110のうち、前方側に2個のインク容器111,112が、後方側に2個のインク容器113,114が配置される。
インク容器110とインクカートリッジアダプタ84の間には、インク容器110に収容されたインクをインクカートリッジアダプタ84に向けて供給するためのチューブ120が配置(配管)される。
チューブ(液体供給チューブ)120は、4色のインクを供給する4本のチューブ121−124からなる。前方側に配置された2個のインク容器111,112には、チューブ121,122が連結される。後方側に配置された2個のインク容器113,114には、チューブ123,124が連結される。
チューブ120は、インク容器110とインクカートリッジアダプタ84の間において、2つの経路を経る。
チューブ120のうち、前方側に配置されたインク容器111,112に連結するチューブ121,122は、プリンターユニット2の上面前方側を経由して、インクカートリッジアダプタ84に繋がる(右側前方経路RF)。
チューブ121,122は、プリンターユニット2の上面と排紙フレーム101に取り付けられたチューブ固定部材130の2箇所に固定される。
チューブ120(チューブ121,122)のうち、チューブ固定部材130とインクカートリッジアダプタ84の間の領域は、キャリッジ81の走査移動に伴って屈曲変形する可動領域120Fとなる。
チューブ120のうち、後方側に配置されたインク容器113,114に連結するチューブ123,124は、プリンターユニット2の上面後方側を経由して、インクカートリッジアダプタ84に繋がる(右側後方経路RB)。
チューブ121,122は、プリンターユニット2の上面とガイドフレーム71の2箇所に固定される。
チューブ120(チューブ123,124)のうち、ガイドフレーム71とインクカートリッジアダプタ84の間の領域は、キャリッジ81の走査移動に伴って屈曲変形する可動領域120Fとなる。
チューブ固定部材130は、上下方向に延びる平板形の部材であり、板金を折り曲げ加工等して形成される(図3参照)。
チューブ固定部材130の下方側端部である基端部131は、排紙フレーム101の前面に対してねじなどを用いて固定される。チューブ固定部材130の上方側端部である先端部132は、折り曲げられて水平面に形成される。
チューブ固定部材130は、搬送部61の左右方向中央に配置される。先端部132の上面には、2本のチューブ121,122からなるチューブ120が固定される。2本のチューブ121,122は、先端部132においてX方向に並列になるように結束して固定される。
ガイドフレーム71の上面71uには、2本のチューブ123,124からなるチューブ120が直接固定される。2本のチューブ123,124は、ガイドフレーム71の上面71uにおいてX方向に並列になるように結束して固定される。
チューブ120の2つの配置経路(配管ルート)をインク容器110からインクカートリッジアダプタ84に向かう方向(インクが流れる方向)に沿って説明する(図1、図4の順に説明する)。
[右側前方経路(下流一方側)RF]
図1に示すように、チューブ120(2本のチューブ121,122)は、インク容器111,112から装置ハウジング65の上面に向けて円弧状の経路となるように架け渡される。装置ハウジング65の上面には、Y方向に沿う溝状の溝状凹部66が形成されている。チューブ120は、溝状凹部66においてチューブ結束固定具125を用いて固定される。
チューブ結束固定具125は、溝状凹部66に並列に並べられた2本のチューブ121,122の全体を上面側から覆って結束及び固定する部材である。チューブ結束固定具125は、硬質の樹脂により形成される。
チューブ結束固定具125は、スキャナーユニット3を閉じた際に、チューブ120がスキャナーユニット3により押し潰されないようにする機能を有する。このため、スキャナーユニット3は、チューブ結束固定具125に当接するので、スキャナーユニット3を完全に閉じることはできない。
次に、図1に示すように、チューブ120は、装置ハウジング65の溝状凹部66において固定された後に、上面開口部10からチューブ固定部材130に向けて架け渡される。チューブ120は、装置ハウジング65の溝状凹部66とチューブ固定部材130の先端部132の間では、Y方向に向かうほぼ直線状の経路となるように架け渡される。
チューブ120は、搬送部61の左右方向中央において、チューブ固定部材130の先端部132に固定される。チューブ固定部材130の先端部132では、チューブ120は、結束バンド等を用いて結束及び固定される。
さらに、図4に示すように、チューブ120は、チューブ固定部材130に固定された後に、一旦+Y方向に向かうように配置される。その後、チューブ120は、U字形に折り返されて、+Y方向から−Y方向に反転する。チューブ120は、上下方向においてU字形に折り返される。
チューブ120は、−Y方向に反転した後に、キャリッジ81に収納された4個のインクカートリッジアダプタ84の上面において固定される。チューブ120は、インクカートリッジアダプタ84の上面において結束バンド等を用いて固定される。そして、チューブ120の2本のチューブ121,122は、それぞれインクカートリッジアダプタ84に接続される。
チューブ120(2本のチューブ121,122)のうち、U字形に折り曲げられた領域は、キャリッジ81の走査移動に伴って屈曲変形する可動領域120Fとなる。可動領域120Fの長さは、キャリッジ81の走査移動を阻害しないように調整される。
[右側後方経路(上流一方側)RB]
図2に示すように、チューブ120(2本のチューブ123,124)は、インク容器113,114から装置ハウジング65の上面に向けて円弧状の経路となるように架け渡される。装置ハウジング65の上面には、Y方向に沿う溝状の溝状凹部67が形成されている。チューブ120は、溝状凹部67においてチューブ結束固定具126を用いて固定される。
チューブ結束固定具126は、溝状凹部67に並列に並べられた2本のチューブ123,124の全体を上面側から覆って結束及び固定する部材である。チューブ結束固定具126は、硬質の樹脂等により形成される。
チューブ結束固定具126は、スキャナーユニット3を閉じた際に、チューブ120がスキャナーユニット3により押し潰されないようにする機能を有する。このため、スキャナーユニット3は、チューブ結束固定具126に当接するので、スキャナーユニット3を完全に閉じることはできない。
溝状凹部67は、プリンターユニット2の側面に繋がる。装置ハウジング65の側面には、溝状凹部67を露出させる切欠部68が形成される。
次に、図1に示すように、チューブ120は、装置ハウジング65の溝状凹部67においてチューブ結束固定具126により固定された後に、溝状凹部67に沿ってプリンターユニット2の左右方向のほぼ中央まで敷設(配置)される。チューブ120は、装置ハウジング65の溝状凹部67においては、Y方向に向かうほぼ直線状の経路となるように敷設される。
チューブ120は、搬送部61の左右方向中央において、ガイドフレーム71の上面71uに固定される。ガイドフレーム71の上面71uでは、チューブ120は、結束バンド等を用いて結束及び固定される。
さらに、図4に示すように、チューブ120は、ガイドフレーム71に固定された後に、一旦+Y方向に向かうように配置される。その後、チューブ120は、U字形に折り返されて、+Y方向から−Y方向に反転する。チューブ120は、前後(X方向)方向においてU字形に折り返される。
チューブ120は、−Y方向に反転した後に、キャリッジ81に収納された4個のインクカートリッジアダプタ84の上面において固定される。チューブ120は、インクカートリッジアダプタ84の上面において結束バンド等を用いて固定される。そして、チューブ120の2本のチューブ123,124は、それぞれインクカートリッジアダプタ84に接続される。
チューブ120(2本のチューブ123,124)のうち、U字形に折り曲げられた領域は、キャリッジ81の走査移動に伴って屈曲変形する可動領域120Fとなる。可動領域120Fの長さは、キャリッジ81の走査移動を阻害しないように調整される。
以上説明したように、第一実施形態に係る複合機1では、インク容器110とキャリッジ81との間に配置(配管)されるチューブ120が、複数の経路を経由するので、プリンターユニット2においてチューブ120を配置するスペースの確保が容易となる。
右側前方経路RFに2本のチューブ121,122、右側後方経路RBに2本のチューブ123,124の場合に限らない。右側前方経路RFに1本のチューブ121、右側後方経路RBに3本のチューブ122−124の場合や、右側前方経路RFに3本のチューブ121−123、右側後方経路RBに1本のチューブ124の場合であってもよい。
〔第二実施形態〕
本発明の第二実施形態に係る複合機201について説明する。第一実施形態に係る複合機1と同一の構成や部材などについては、同一の符号を付してその説明を省略などする。
図5は、本発明の第二実施形態に係る複合機201を示す外観斜視図(スキャナーユニット3が開放状態のとき)を示す斜視図である。
図6は、プリンターユニット2の内部構造及びチューブ120の配置経路を示す上面図である。
複合機(液体噴射装置)201の両側面側(+Y方向及び−Y方向)には4色のインクを貯留する4個のインク容器110が配置される。
4個のインク容器110のうち、右側前方に2個のインク容器111,112が、左側後方に2個のインク容器113,114が配置される。
インク容器110とインクカートリッジアダプタ84の間に配置(配管)されるチューブ120は、4色のインクを供給する4本のチューブ121−124からなる。
右側前方に配置された2個のインク容器111,112には、チューブ121,122が連結される。左側後方に配置された2個のインク容器113,114には、チューブ123,124が連結される。
チューブ120は、インク容器110とインクカートリッジアダプタ84の間において、2つの経路を経る。
チューブ120のうち、右側前方に配置されたインク容器111,112に連結するチューブ121,122は、プリンターユニット2の上面前方側を経由して、インクカートリッジアダプタ84に繋がる(右側前方経路RF)。
この右側前方経路RFは、第一実施形態における右側前方経路RFと同一である。
チューブ120のうち、左側後方に配置されたインク容器113,114に連結するチューブ123,124は、プリンターユニット2の上面後方側を経由して、インクカートリッジアダプタ84に繋がる(左側後方経路LB)。
チューブ121,122は、プリンターユニット2の上面とガイドフレーム71の2箇所に固定される。
チューブ120(チューブ123,124)のうち、ガイドフレーム71とインクカートリッジアダプタ84の間の領域は、キャリッジ81の走査移動に伴って屈曲変形する可動領域120Fとなる。
ガイドフレーム71の上面71uには、2本のチューブ123,124からなるチューブ120が直接固定される。2本のチューブ123,124は、ガイドフレーム71の上面71uにおいてX方向に並列になるように結束して固定される。
チューブ120の2つの配置経路(配管ルート)のうち、左側後方経路LBをインク容器110からインクカートリッジアダプタ84に向かう方向(インクが流れる方向)に沿って説明する(図5、図6の順に説明する)。
[左側後方経路(上流他方側)LB]
図5に示すように、チューブ120(2本のチューブ123,124)は、インク容器113,114から装置ハウジング65の上面(上面側端部69)に向けて円弧状の経路となるように架け渡される。
装置ハウジング65の上面側端部69は、ガイドフレーム71を+Y方向に延長した位置である。チューブ120は、上面側端部69においてチューブ結束固定具127を用いて固定される。
チューブ結束固定具127は、上面側端部69に並列に並べられた2本のチューブ123,124の全体を上面側から覆って結束及び固定する部材である。チューブ結束固定具126は、硬質の樹脂により形成される。
チューブ結束固定具127は、スキャナーユニット3を閉じた際に、チューブ120がスキャナーユニット3により押し潰されないようにする機能を有する。このため、スキャナーユニット3は、チューブ結束固定具127に当接するので、スキャナーユニット3を完全に閉じることはできない。
次に、図6に示すように、チューブ120は、装置ハウジング65の上面側端部69においてチューブ結束固定具127により固定された後に、装置ハウジング65の上面を−Y方向に向けて、プリンターユニット2の左右方向のほぼ中央まで敷設(配置)される。チューブ120は、装置ハウジング65の上面においては、Y方向に向かうほぼ直線状の経路となるように敷設される。
チューブ120は、搬送部61の左右方向中央において、ガイドフレーム71の上面71uに固定される。ガイドフレーム71の上面71uでは、チューブ120は、結束バンド等を用いて結束及び固定される。
さらに、図5に示すように、チューブ120は、ガイドフレーム71に固定された後に、一旦−Y方向に向かうように配置される。その後、チューブ120は、U字形に折り返されて、−Y方向から+Y方向に反転する。チューブ120は、前後(X方向)方向においてU字形に折り返される。
チューブ120は、+Y方向に反転した後に、キャリッジ81に収納された4個のインクカートリッジアダプタ84の上面において固定される。チューブ120は、インクカートリッジアダプタ84の上面において結束バンド等を用いて固定される。そして、チューブ120の2本のチューブ123,124は、それぞれインクカートリッジアダプタ84に接続される。
チューブ120(2本のチューブ123,124)のうち、U字形に折り曲げられた領域は、キャリッジ81の走査移動に伴って屈曲変形する可動領域120Fとなる。可動領域120Fの長さは、キャリッジ81の走査移動を阻害しないように調整される。
以上説明したように、第二実施形態に係る複合機201においても、第一実施形態に係る複合機1と同一の効果を奏する。すなわち、複合機201では、チューブ120が複数の経路を経由するので、プリンターユニット2においてチューブ120を配置するスペースの確保が容易となる。
右側前方経路RFに2本のチューブ121,122、左側後方経路LBに2本のチューブ123,124の場合に限らない。右側前方経路RFに1本のチューブ121、左側後方経路LBに3本のチューブ122−124の場合や、右側前方経路RFに3本のチューブ121−123、左側後方経路LBに1本のチューブ124の場合であってもよい。
〔第三実施形態〕
本発明の第三実施形態に係る複合機301について説明する。第一実施形態に係る複合機1及び第二実施形態に係る複合機201と同一の構成や部材などについては、同一の符号を付してその説明を省略などする。
図7は、本発明の第三実施形態に係る複合機301におけるチューブ120の配置経路を示す上面図である。
複合機(液体噴射装置)301におけるチューブ120の配置経路は、第一実施形態におけるチューブ120の配置経路(右側前方経路RFと右側後方経路RB)を左右反転させたものである。つまり、複合機301におけるチューブ120の配置経路は、左側前方経路LFと左側後方経路LBを有する。
複合機201の側面側(+Y方向)には4色のインクを貯留する4個のインク容器110が配置される。
4個のインク容器110のうち、左側前方に2個のインク容器111,112が、左側後方に2個のインク容器113,114が配置される。
チューブ120は、4本のチューブ121−124からなる。左側前方に配置された2個のインク容器111,112には、チューブ121,122が連結される。左側後方に配置された2個のインク容器113,114には、チューブ123,124が連結される。
チューブ120は、インク容器110とインクカートリッジアダプタ84の間において、2つの経路を経る。
チューブ120のうち、左側前方に配置されたインク容器111,112に連結するチューブ121,122は、プリンターユニット2の上面前方側を経由して、インクカートリッジアダプタ84に繋がる(左側前方経路LF)。
チューブ120のうち、左側後方に配置されたインク容器113,114に連結するチューブ123,124は、プリンターユニット2の上面後方側を経由して、インクカートリッジアダプタ84に繋がる(左側後方経路LB)。
この左側後方経路LBは、第二実施形態における左側後方経路LBと同一である。
[左側前方経路(下流他方側)LF]
左側前方経路LFは、第一実施形態における右側前方経路RFを左右反転させたものである。左側前方経路LFの構成は、右側前方経路RFとほぼ同一の構成であるので、説明を省略する。
以上説明したように、第三実施形態に係る複合機301においても、第一実施形態に係る複合機1等と同一の効果を奏する。すなわち、複合機301では、チューブ120が複数の経路を経由するので、プリンターユニット2においてチューブ120を配置するスペースの確保が容易となる。
左側前方経路LFに2本のチューブ121,122、左側後方経路LBに2本のチューブ123,124の場合に限らない。左側前方経路LFに1本のチューブ121、左側後方経路LBに3本のチューブ122−124の場合や、左側前方経路LFに3本のチューブ121−123、左側後方経路LBに1本のチューブ124の場合であってもよい。
〔第四実施形態〕
本発明の第四実施形態に係る複合機401について説明する。第一から第三実施形態に係る複合機1,201,301と同一の構成や部材などについては、同一の符号を付してその説明を省略などする。
図8は、本発明の第四実施形態に係る複合機401におけるチューブ120の配置経路を示す上面図である。
複合機(液体噴射装置)401におけるチューブ120の配置経路は、第二実施形態におけるチューブ120の配置経路(右側前方経路RFと左側後方経路LB)を左右反転させたものである。つまり、複合機401におけるチューブ120の配置経路は、左側前方経路LFと右側後方経路RBを有する。
言い換えれば、複合機401におけるチューブ120の配置経路は、第三実施形態におけるチューブ120の左側前方経路LFと第一実施形態におけるチューブ120の右側後方経路RBとを有する。
以上説明したように、第四実施形態に係る複合機401においても、第一実施形態に係る複合機1等と同一の効果を奏する。すなわち、複合機401では、チューブ120が複数の経路を経由するので、プリンターユニット2においてチューブ120を配置するスペースの確保が容易となる。
〔第五実施形態〕
本発明の第五実施形態に係る複合機501について説明する。第一から第四実施形態に係る複合機1,201,301,401と同一の構成や部材などについては、同一の符号を付してその説明を省略などする。
図9は、本発明の第五実施形態に係る複合機501におけるチューブ120の配置経路を示す模式図である。
複合機(液体噴射装置)501では、チューブ120の配置経路を3つ有する。複合機501におけるチューブ120の配置経路は、右側前方経路RF、左側前方経路LF及び右側後方経路RBである。
右側前方経路RFにチューブ121、左側前方経路LFにチューブ122、右側後方経路RBに2本のチューブ123,124を配置する。チューブ121−124の組合せは、他の組合せであってもよい。
以上説明したように、第五実施形態に係る複合機501においても、第一実施形態に係る複合機1等と同一の効果を奏する。すなわち、複合機501では、チューブ120が複数の経路を経由するので、プリンターユニット2においてチューブ120を配置するスペースの確保が容易となる。
〔第六実施形態〕
本発明の第六実施形態に係る複合機601について説明する。第一から第四実施形態に係る複合機1,201,301,401と同一の構成や部材などについては、同一の符号を付してその説明を省略などする。
図10は、本発明の第六実施形態に係る複合機601におけるチューブ120の配置経路を示す模式図である。
複合機(液体噴射装置)601では、チューブ120の配置経路を3つ有する。複合機601におけるチューブ120の配置経路は、右側前方経路RF、左側前方経路LF及び左側後方経路LBである。
右側前方経路RFにチューブ121、左側前方経路LFにチューブ122、左側後方経路LBに2本のチューブ123,124を配置する。チューブ121−124の組合せは、他の組合せであってもよい。
以上説明したように、第六実施形態に係る複合機601においても、第一実施形態に係る複合機1等と同一の効果を奏する。すなわち、複合機601では、チューブ120が複数の経路を経由するので、プリンターユニット2においてチューブ120を配置するスペースの確保が容易となる。
〔第七実施形態〕
本発明の第七実施形態に係る複合機701について説明する。第一から第四実施形態に係る複合機1,201,301,401と同一の構成や部材などについては、同一の符号を付してその説明を省略などする。
図11は、本発明の第七実施形態に係る複合機701におけるチューブ120の配置経路を示す模式図である。
複合機(液体噴射装置)701では、チューブ120の配置経路を3つ有する。複合機701におけるチューブ120の配置経路は、右側前方経路RF、右側後方経路RB及び左側後方経路LBである。
右側前方経路RFに2本のチューブ121,122、右側後方経路RBにチューブ123、左側後方経路LBにチューブ124を配置する。チューブ121−124の組合せは、他の組合せであってもよい。
以上説明したように、第七実施形態に係る複合機701においても、第一実施形態に係る複合機1等と同一の効果を奏する。すなわち、複合機701では、チューブ120が複数の経路を経由するので、プリンターユニット2においてチューブ120を配置するスペースの確保が容易となる。
〔第八実施形態〕
本発明の第八実施形態に係る複合機801について説明する。第一から第四実施形態に係る複合機1,201,301,401と同一の構成や部材などについては、同一の符号を付してその説明を省略などする。
図12は、本発明の第八実施形態に係る複合機801におけるチューブ120の配置経路を示す模式図である。
複合機(液体噴射装置)801では、チューブ120の配置経路を3つ有する。複合機801におけるチューブ120の配置経路は、左側前方経路LF、右側後方経路RB及び左側後方経路LBである。
左側前方経路LFに2本のチューブ121,122、右側後方経路RBにチューブ123、左側後方経路LBにチューブ124を配置する。チューブ121−124の組合せは、他の組合せであってもよい。
以上説明したように、第八実施形態に係る複合機801においても、第一実施形態に係る複合機1等と同一の効果を奏する。すなわち、複合機801では、チューブ120が複数の経路を経由するので、プリンターユニット2においてチューブ120を配置するスペースの確保が容易となる。
〔第九実施形態〕
本発明の第九実施形態に係る複合機901について説明する。第一から第四実施形態に係る複合機1,201,301,401と同一の構成や部材などについては、同一の符号を付してその説明を省略などする。
図13は、本発明の第九実施形態に係る複合機901におけるチューブ120の配置経路を示す模式図である。
複合機(液体噴射装置)901では、チューブ120の配置経路を4つ有する。複合機901におけるチューブ120の配置経路は、右側前方経路RF、右側後方経路RB、左側前方経路LF及び左側後方経路LBの全てである。
右側前方経路RFにチューブ121、左側前方経路LFにチューブ122、右側後方経路RBにチューブ123、左側後方経路LBにチューブ124を配置する。
以上説明したように、第九実施形態に係る複合機901においても、第一実施形態に係る複合機1等と同一の効果を奏する。すなわち、複合機901では、チューブ120が複数の経路を経由するので、プリンターユニット2においてチューブ120を配置するスペースの確保が容易となる。
上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
チューブ120は、チューブ121,122及びチューブ123,124がそれぞれ個別のチューブではなく、2本のチューブが一体化された並列連結チューブであってもよい。
インク容器110が4つ、チューブ120が4本のチューブ121−124の場合に限らない。インク容器110が6つ、チューブ120が6本のチューブ121等であってもよい。
インク容器110は、プリンターユニット2の外部の左右方向に配置される場合に限らない。プリンターユニット2の外部の前後方向に配置してもよい。
インク容器110を備える装置としては、液体噴射装置に限らず、液体を消費する装置であればよい。
キャリッジ81は、インクカートリッジアダプタ84を搭載しておらず、インク容器110からチューブ120を介して直接インクが供給される構成であってもよい。
液体噴射装置として、インク等の液体を噴射する液体噴射装置を例にして説明したが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置に適用することができる。液体噴射装置が噴射可能な液体は、機能材料の粒子が分散又は溶解されている液状体、ジェル状の流状体を含む。
液体噴射装置から噴射される液体としては、インクのみならず、特定の用途に対応する液体を適用可能である。
1,201,301,401,501,601,701,801,901…複合機(液体噴射装置)、 2…プリンターユニット(液体噴射装置本体)、 81…キャリッジ、 83…インクジェットヘッド(液体噴射ヘッド)、 110…インク容器(液体収容体)、 120…チューブ(液体供給チューブ)、 RF…右側前方経路(下流一方側)、 LF…左側前方経路(下流他方側)、 RB…右側後方経路(上流一方側)、 LB…左側後方経路(上流他方側)、 P…記録用紙(記録媒体)、 R…搬送経路

Claims (10)

  1. キャリッジに搭載された液体噴射ヘッドから記録媒体に向けて液体を噴射する液体噴射装置本体と、
    前記液体噴射装置本体の外部領域配置された液体収容体と、
    前記液体が収容された液体収容体から送られる液体を前記液体噴射ヘッドへと導き、前記キャリッジの前記移動に伴って追従変形する変形可動部を有する複数の液体供給チューブと、
    を備える液体噴射装置において、
    前記液体供給チューブは、前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側と下流側の複数の経路に配置されることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する上流一方側経路と、
    前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する下流一方側経路と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する上流他方側経路と、
    前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する下流一方経路と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  4. 前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する上流他方側経路と、
    前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する下流他方側経路と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  5. 前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する上流一方側経路と、
    前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する下流他方側経路と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  6. 前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する下流一方側経路と、
    前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する下流他方側経路と、
    前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する上流一方側経路と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  7. 前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する下流一方側経路と、
    前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する下流他方側経路と、
    前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する上流他方側経路と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  8. 前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する下流一方側経路と、
    前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する上流一方側経路と、
    前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する上流他方側経路と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  9. 前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する下流他方側経路と、
    前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する上流一方側経路と、
    前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する上流他方側経路と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  10. 前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する下流一方側経路と、
    前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の下流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する下流他方側経路と、
    前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の一方側を経由する上流一方側経路と、
    前記液体噴射ヘッドよりも前記記録媒体の搬送方向の上流側で前記キャリッジの走査方向の他方側を経由する上流他方側経路と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
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