JP2013180414A - 化粧パネルの製造方法 - Google Patents

化粧パネルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013180414A
JP2013180414A JP2012043876A JP2012043876A JP2013180414A JP 2013180414 A JP2013180414 A JP 2013180414A JP 2012043876 A JP2012043876 A JP 2012043876A JP 2012043876 A JP2012043876 A JP 2012043876A JP 2013180414 A JP2013180414 A JP 2013180414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
decorative
decorative panel
melamine resin
surface layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012043876A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5842673B2 (ja
Inventor
Kosuke Arai
航介 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
Priority to JP2012043876A priority Critical patent/JP5842673B2/ja
Publication of JP2013180414A publication Critical patent/JP2013180414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5842673B2 publication Critical patent/JP5842673B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】 メラミン樹脂化粧板を用いて、既存化粧パネル或いは化粧天板を効果的にリニューアルする。
【解決手段】既存の化粧パネル或いは化粧天板の表面にメラミン樹脂化粧板を上貼りすることを特徴とする化粧パネルの製造方法であり、メラミン樹脂化粧板が、表面層と芯材層とが積層された構造を有するメラミン樹脂化粧板であって、前記表面層は、意匠面となる第1の面側にメラミン樹脂を含有する樹脂を担持し、前記芯材層と接する第2の面側に熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分を担持する表面層基材からなる表面層材料で構成され、前記芯材層は、ガラスクロス又はガラスクロスを基材とするプリプレグからなる芯材層材料で構成されるものである化粧パネルの製造方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、既存の化粧パネル或いは化粧天板の表面にメラミン樹脂化粧板を上貼りする化粧パネルの製造方法に関するものである。
化粧パネル、化粧天板の表面化粧材としては、メラミン樹脂化粧板を始め、塩ビ化粧シート等の各種シート貼り材料やポリエステル化粧板など多様な材料が使用されているが、これらの化粧材料の中でもメラミン樹脂化粧板は、表面が硬く、耐熱性や耐汚染性にも優れ、化粧面の耐久性(美観維持)が高い材料として、長年、テーブルトップ、流し台、会議用テーブル、デスク天板等に広く使用されている。一般に化粧パネル、化粧天板は、前述した各種化粧材と下地芯材、或いは更に裏打ち材を加えた複合体として作製され、これに更に各種アセンブリ部品等を組み込んで目的の建材、オフィス製品に利用されている。これらの加工製品のライフは、組み込まれる使用材料の持つ個々の耐久性能により異なる。表面化粧材料については、最も重要な機能が外観意匠性の維持であるため、外観(=美観)が損なわれた場合、化粧材料のみでなく製品自体の価値をも損なう結果をもたらす。従来、一般的には、補修を加えて延命を図り、長期の使用等によりリニューアルが必要となった場合は、製品全体を廃棄し新品と取り替えられる。種々のパーツで構成される複合体では、個々の耐久性が異なるため、多くの部品が機能を十分に保っているにもかかわらず廃棄処理されることが多い。こうした処理方法は、化粧パネル、化粧天板の生産規模や用途の多様性から、莫大な産業廃棄物を発生させるため、その処理を困難にし、社会的問題にまで発展している。
産業廃棄物に対する対策を考える場合、大別して2つの方法になる。1つは廃棄物を分別回収し、それぞれを再利用する方法があり、もう一つは製品のライフを長くする、即ち、廃棄物とするまでの時間を長期化することである。メラミン樹脂化粧板の場合、再利用に関しては燃料用補助材、熱硬化性成形材料用充填材料といった方法が取られている。また、製品ライフについては、もともとメラミン樹脂化粧板は高耐久性素材であるが、15〜30年前に施工された化粧パネル天板や車両内装材のリニューアルの時期となり、このリニューアルが産業廃棄物問題と相まって、重要な課題となっており、例えば特許文献1に記載の方法が提案されている。
特開2001−96703号公報。
本発明の目的は、メラミン樹脂化粧板の高耐久性を活用しつつ、軽量化、パネル反りの軽減、耐クラック性の安定化、改修作業に要する工程数及び時間を低減して簡易に既存の仕上げ表面を新装することができると同時に改修費用の負担を軽減し、ひいては、産業廃棄物を有効に削減することができる仕上げ表面の改修方法を提供することにある。
このような目的は、下記[1]〜[9]に記載の本発明により達成される。
[1] 既存の化粧パネル或いは化粧天板の表面にメラミン樹脂化粧板を上貼りする化粧パネルの製造方法であって、前記メラミン樹脂化粧板は、表面層と芯材層とが積層された構造を有し、
前記表面層は、意匠面となる第1の面側にメラミン樹脂を含有する樹脂を担持し、前記芯材層と接する第2の面側に熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分を担持する表面層基材からなる表面層材料で構成され、
前記芯材層は、燃焼時貫通防止材料からなる芯材層材料で構成されるメラミン化粧板であることを特徴とする化粧パネルの製造方法。
[2] 前記燃焼時貫通防止材料が、ガラスクロス、ガラスクロスを基材とするプリプレグ又はアルミニウム箔である[1]に記載の化粧パネルの製造方法。
[3] 前記熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分は、平均粒径が30〜100nmのエマルジョン樹脂粒子を含む、[1]又は[2]に記載の化粧パネルの製造方法。
[4] 前記熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分は、非水溶性である、[1]乃至[3]のいずれか一項に記載の化粧パネルの製造方法。
[5] 前記熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分は、単一粒子内にアクリル樹脂とウレタン樹脂との異相構造を有するウレタンアクリル複合粒子を含む、[1]乃至[4]のいずれか一項に記載の化粧パネルの製造方法。
[6] 前記ウレタンアクリル複合粒子は、アクリル成分をコアとし、ウレタン成分をシェルとするコアシェル構造を有する水性クリヤータイプである、[5]に記載の化粧パネルの製造方法。
[7] 前記ガラスクロスを基材とするプリプレグは、熱可塑性樹脂を固形分で10〜50質量%含有する樹脂組成物をガラスクロスに含浸してなる、[1]乃至[6]のいずれか一項に記載の化粧パネルの製造方法。
[8] 前記熱可塑性樹脂は、アクリル樹脂及び/又はウレタン樹脂を含有する、[7]に記載の化粧パネルの製造方法。
[9] 既存の化粧パネル或いは化粧天板の表面が上貼りされる前に粗化される[1]乃至[8]のいずれか一項に記載の化粧パネルの製造方法。
本発明は、既存の化粧パネル或いは化粧天板表面にメラミン樹脂化粧板を上貼りすることにより、表面化粧材料の経時劣化に伴うパネル取り替えを行うことなく、表面化粧機能を復元させるものであり、効率的に化粧パネルのリニューアルが図られる。このように、パネル部材の効率的活用により廃棄物の量を軽減して、環境保全、産業廃棄物対策として有用な方法を提供するものである。
本発明の方法により得られた化粧パネルの構成を示す断面図。 本発明のメラミン樹脂化粧板の製造方法の一例を説明する図である。
本発明は、既存の化粧パネル或いは化粧天板の表面にメラミン樹脂化粧板を上貼りすることを特徴とする化粧パネルの製造方法に関するものである。
以下、本発明の仕上げ表面の改修方法に用いるメラミン樹脂化粧板について、図をもとに詳細に説明する。
本発明のメラミン樹脂化粧板の構成及びメラミン樹脂化粧板の製造方法の一例として、図2に、メラミン樹脂化粧板12の製造方法の一例を示す。図2に示す例では、メラミン樹脂化粧板12は、表面層材料15Aと芯材層材料16Aとを重ね合わせ、これを加熱加圧成形して積層することにより得られる。
<1.表面層>
表面層15は、表面層材料15Aで構成され、この表面層材料15Aは、本発明のメラミン樹脂化粧板12の意匠面(露出される側の面)側に配置される。表面層材料15Aは、意匠面となる第1の面側151にメラミン樹脂を含有する樹脂を担持し、前記芯材層16と接する第2の面側152に熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分を担持する表面層基材からなるものである。
なお、本発明において表面層基材が樹脂を担持するとは、樹脂が基材(担体)の表面に付着し、又は、基材内部の空隙部に含浸され、表面層材料の成形後に担持させた樹脂の性能を発現することを可能にする状態であることを意味する。なお、樹脂は基材の表面及び基材の内部に均一に分布していなくてもよい。
前記表面層基材は、第1の面側151に意匠面が形成されたシート状の基材である。前記表面層基材の材質は特に限定されないが、好ましくは、パルプ、リンター、合成繊維、ガラス繊維などを用いることができ、必要に応じて、酸化チタンなどの顔料を含有する酸化チタン含有化粧紙などを用いることができる。
前記表面層基材の坪量は特に限定されないが、40〜150g/mであることが好ましい。坪量が前記下限値未満であると、樹脂含浸工程での切れ、しわの問題から、塗工処理が困難であり、さらに第1の面と第2の面それぞれに担持させる樹脂含浸量を調整する事も困難である。一方、坪量が前記上限値を超えると、表面層基材が担持する樹脂の含浸量にムラが生じ、メラミン樹脂化粧板12の柔軟性を低下させると共に、生産性低下、コスト高の原因となるため好ましくない。
本発明に用いる表面層材料15Aは、表面層基材の第1の面側151にはメラミン樹脂を含有する樹脂が担持されてなる。これにより、表面層材料15Aの第1の面側151の表面、即ちメラミン樹脂化粧板表面に好適な表面硬度を付与することができる。
メラミン樹脂としては、特に限定されないが、例えば、メラミンとホルムアルデヒドを中性又は弱アルカリ下において反応させて得られるものを用いることができる。メラミンに対するホルムアルデヒドの反応モル比((ホルムアルデヒドのモル量)/(メラミンのモル量)の値であり、以下、単に「反応モル比」ということがある。)は、特に限定されないが、1.0〜4.0、好ましくは1.0〜2.0、さらに好ましくは1.1〜1.8として、反応させて得られたものを好適に用いることができる。反応モル比が前記下限値未満であると、未反応成分が増加し保存性低下、コスト高となり、前記上限値を超えると硬化後の樹脂柔軟性低下が著しくなる。なお、メラミン樹脂としては、1種類が単独で含まれるもの用いることもできるし、反応モル比や重量平均分子量等が異なる2種類以上のメラミン樹脂を混合して含むものを用いることもできる。
また、メラミン樹脂としては、住友化学(株)製のメラミン樹脂等、市販のものを用いることもできる。
メラミン樹脂の重量平均分子量は、特に限定されないが、200〜500が好ましく、特に250〜350が好ましい。分子量が前記下限値よりも小さいと、未反応分が多くなり、保存性が低下し、前記上限値よりも大きいと、基材への含浸性が低下する。なお、前記重量平均分子量は、例えば、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー、標準物質:ポリスチレン換算)で測定することができる。
表面層材料15Aの第1の面側151に担持される樹脂中の上記メラミン樹脂の含有量は、特に限定されないが、80〜100質量%であり、特に95〜100質量%が好ましい。メラミン樹脂の含有量が前記下限値未満であると、表面硬度や耐汚染性が低下する。
前記メラミン樹脂を含有する樹脂を表面層基材の第1の面側151に担持させる方法としては、特に限定されないが、前記樹脂を溶剤に溶解した樹脂ワニスを、例えば、スプレー装置、シャワー装置、キスコーター、コンマコーターなどの公知の装置を用いて塗工した後、80〜130℃程度で加熱乾燥する方法等が挙げられる。なお、前記加熱乾燥後の樹脂含浸紙には、当該樹脂含浸紙全体の重さを100質量%としたときに、2〜6質量%の揮発分(溶剤)が残存する事が好ましい。これにより、樹脂含浸紙の取り扱いが容易になり、また加熱成形時において、第1の面側151に担持させたメラミン樹脂の樹脂フローが向上する事で化粧板の意匠外観・表面光沢度が良好となるからである。揮発分が2%以下では樹脂含浸紙が割れ易く取り扱いが困難となり、樹脂フローの低下もあり外観形成に支障が生じる。また、揮発分が6%以上にした場合、成形後の乾燥環境下では、化粧板反り(シートカール)が増大しやすくなり、7.5%以上では化粧板外観での光沢転写性に揮発分の影響が生じて来る。
前記メラミン樹脂を含有する樹脂を溶解する溶剤としては、特に限定されないが、例えば、水、メタノール等が挙げられる。中でも水が好ましい。また、悪影響を及ぼさない範囲で貧溶媒を使用しても構わない。前記樹脂ワニスの固形分(溶剤を除く全成分)は、特に限定されないが、前記樹脂ワニスの30〜70質量%が好ましく、特に45〜60質量%が好ましい。これにより、樹脂ワニスの基材への含浸性を向上できる。
本発明の表面層材料15Aは、表面層基材の意匠面と反対側である第2の面側152には、熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分が担持されてなる。なお、本発明において、熱可塑性エマルジョン樹脂とは、熱可塑性樹脂を含むが溶剤に分散してエマルジョン状態となったものである。また、熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分とは、熱可塑性エマルジョン樹脂から溶剤を除いた成分を意味する。
熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分は、エマルジョン樹脂粒子として存在する成分を含み、金属や各種素材との接着特性を有し、メラミン樹脂化粧板に柔軟性を付与する。従って、第2の面側152には、熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分が担持することにより、表面層15と芯材層16との接着強度を向上させることができるとともに、メラミン樹脂化粧板の曲げ加工性を向上させることができる。
前記熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分には、特に限定されないが、例えば、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、酢酸ビニル系共重合体、ウレタンアクリル複合粒子、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ニトリルゴム(NBR)等の熱可塑性樹脂のエマルジョン粒子が挙げられる。これらの中でもウレタンアクリル複合粒子が好ましい。本発明において、ウレタンアクリル複合粒子とは、単一粒子内にアクリル樹脂とウレタン樹脂との異相構造を有するものを意味する。ウレタン樹脂とアクリル樹脂とは、各々が芯材層との接着強度が高いため、ウレタンアクリル複合粒子を用いることで、芯材層との良好な接着強度を発現することができる。さらに、ウレタン樹脂は、特に強靭性、弾性、柔軟性に優れ、アクリル樹脂は、特に透明性、耐久性、耐候性、耐薬品性、造膜性に優れる。
また、本発明において「異相構造」とは、1個の粒子内に異なる種類の樹脂からなる相が複数存在する構造を意味し、例えば、コアシェル構造、局在構造、海島構造等が挙げられる。また、前記ウレタンアクリル複合粒子が、表面層材料15Aの第1の面側151に担持された時の粒子間の配列状態は、特に限定されないが、例えば、直鎖構造等が挙げられる。粒子の構造及び粒子間の配列状態は、例えば走査型電子顕微鏡(SEM)により確認することができる。これらの中でも、前記ウレタンアクリル複合粒子は、アクリル成分をコアとし、ウレタン成分をシェルとするコアシェル構造を有する水性クリヤータイプであることが特に好ましい。ウレタンアクリル複合粒子が上記コアシェル構造であると、表面層材料15Aの第2の面側152に担持させたときに、表面外郭がウレタン組成となるので、表面層材料15Aの第2の面側152は、ウレタン樹脂及びアクリル樹脂の両方の特性を有しつつ、外郭にウレタン樹脂の特性が付与される。なお、本発明において「水性クリヤー」とは、樹脂液は水溶性であり水分を飛ばした後の塗膜は非水性で、かつ下地の色柄が明らかに識別出来る程の透明性を持つ樹脂水溶液を意味する。表面層材料15Aの第2の面側152に担持される樹脂が水性クリヤータイプであることにより、表面層が有する意匠面の色調に及ぼす影響を抑制することができる。
なお、熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分としては、これらの中の1種類が単独で含まれるもの用いることもできるし、異なる2種類以上の熱可塑性樹脂を混合して含むもの用いることもできる。
また、熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分には、上記熱可塑性樹脂のエマルジョン粒子以外にも、必要に応じて少量の増粘剤、浸透促進剤、消泡剤等を含んでいても良い。
前記熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分は、平均粒径が30〜100nmのエマルジョン樹脂粒子を含むことが好ましく、前記エマルジョン樹脂粒子の平均粒径は、60〜90nmであることが特に好ましい。これにより、表面層基材の繊維間への含浸性が向上し、より表面層基材の内部に含浸させることができるため、表面層に良好な柔軟性を付与することができる。
また、前記熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分は、非水溶性であることが好ましい。これにより、熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分が表面層材料15Aの第1の面側151へと移行して、第1の面側151に担持されているメラミン樹脂と混合して、第1の面側151のメラミン樹脂による表面性能を損なうことを防止することができる。
熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分を表面層基材の第2の面側152に担持させる方法としては、特に限定されず、メラミン樹脂を含有する樹脂を表面層基材の第1の面側151に担持させる上述の方法と同様にして行うことができる。つまり、溶剤に溶解されたエマルジョン状態の前記熱可塑性エマルジョン樹脂を塗工、加熱乾燥する方法等が挙げられる。なお、前記加熱乾燥後の樹脂含浸紙には、当該樹脂含浸紙全体の重さを100質量%としたときに、2〜6質量%の揮発分が残存することが好ましい。これにより、樹脂含浸紙の取り扱いが容易になり、また加熱成形時において、第1の面側151に担持させたメラミン樹脂の樹脂フローが向上する事で化粧板の意匠外観・表面光沢度が良好となるからである。
前記熱可塑性エマルジョン樹脂に用いられる溶剤としては、特に限定されないが、例えば、水等が挙げられる。また、悪影響を及ぼさない範囲で貧溶媒を使用しても構わない。
前記熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分(溶剤を除く全成分)は、特に限定されないが、前記熱可塑性エマルジョン樹脂の25〜60質量%が好ましく、特に30〜45質量%が好ましい。これにより、前記熱可塑性エマルジョン樹脂の基材への含浸性を向上できる。
<2.芯材層>
メラミン樹脂化粧板12は、表面層15の第2の面側152に、芯材層16を積層してなる。
前記芯材層16は、日本建築総合試験場の業務標準「防耐火性能試験・評価業務方法書」4.10 不燃性能試験・評価方法における、(2)ii)4.10.2 の発熱性試験・評価方法において、裏面に達する亀裂・穴の発生を防止することのできる燃焼時貫通防止材料からなる芯材層材料16Aで構成される。このような燃焼時貫通防止材料としては、ガラスクロス、アルミニウム箔等の金属箔、金属線、金属メッシュ、カーボンファイバー、カーボンファイバークロス、アラミド繊維又はアラミド繊維クロス或いはこれらを基材とするプリプレグなどが挙げられる。これらの中でも、ガラスクロス、ガラスクロスを基材とするプリプレグ又はアルミニウム箔が好ましい。これにより、メラミン樹脂化粧板に、耐熱性、不燃性、剛性などを付与することができるとともに、リニューアルされた化粧パネルに不燃性を賦与することができる。
燃焼時貫通防止材料に用いるガラスクロスとしては、特に限定されないが、例えば、ガラス織布、ガラス不織布等が挙げられ、中でも不燃性、強度の点からガラス織布が好ましい。
また、ガラスクロスを構成するガラスとしては、例えばEガラス、Cガラス、Aガラス、Sガラス、Dガラス、NEガラス、Tガラス、Hガラス等が挙げられる。これらの中でもTガラスが好ましい。これにより、ガラスクロスの熱膨張係数を小さくすることができる。
前記プリプレグとしては、特に限定されず、例えば、熱可塑性樹脂等を含有する樹脂組成物を上述のガラスクロスに含浸してなるものを用いることができる。前記樹脂組成物としては、前記表面層15の第2の面側152と芯材層16との層間接着強度が、メラミン樹脂化粧板12を形成するために十分であれば、特に限定されないが、中でも、熱可塑性樹脂を固形分で10〜50質量%含有することが好ましく、20〜35質量%含有することが特に好ましい。これにより、前記表面層15の第2の面側152と芯材層16との層間接着強度を向上させることができる。
前記熱可塑性樹脂としては、特に限定されないが、例えば、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、スチレンブタジエンゴム(SBR)等が挙げられる。中でもアクリル樹脂、ウレタン樹脂が好ましく、前記熱可塑性樹脂はアクリル樹脂及び/又はウレタン樹脂を含有することが好ましい。
前記プリプレグは、従来公知の方法により製造することができ、例えば、上述したガラスクロスと同様のガラスクロスに、前記樹脂組成物を溶剤に溶解させたワニスを含浸、乾燥させることにより得られる。
芯材層に用いる金属箔としては、アルミニウム箔、銅箔等が挙げられる。
燃焼時貫通防止材料には、この他一般的な金属箔、金属箔を基材とするプリプレグ、金属線、金属線を基材とするプリプレグ、金属メッシュ、金属メッシュを基材とするプリプレグ、カーボンファイバー、カーボンファイバーを基材とするプリプレグ、カーボンファイバークロス、カーボンファイバークロスを基材とするプリプレグ、アラミド繊維、アラミド繊維を基材とするプリプレグ、アラミド繊維クロス又はアラミド繊維クロスを基材とするプリプレグなどを用いることができる。
また、前記芯材層材料16Aは、表面層材料15Aと接する面側に、さらに熱可塑性エマルジョン樹脂を担持させる事で、さらに接着強度を向上させ、高い常温曲げ加工性を達成出来る。なお、芯材層材料16Aの表面層材料15Aと接する面側に担持させる熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分は、柔軟性を付与し、燃焼時の発熱量、ガス有害性に支障なければ特に限定されず、当該熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分が含むエマルジョン樹脂粒子の平均粒径は特に限定されず、水溶性でも非水溶性でもよい。
芯材層16の厚みは、100μm以上とすることが好ましい。これにより、メラミン樹脂化粧板12に充分な耐熱性、不燃性を付与することができる。また、厚みの上限については、特に限定されないが、厚みが大きいほどメラミン樹脂化粧板12の厚みと重量が増大すると共に、コストも嵩むため、最終的な製品における設計上、許容される範囲で設定することが好ましく、350μm以下にすることが好ましい。
<3.メラミン樹脂化粧板>
メラミン樹脂化粧板12は、上述した表面層材料15Aと芯材層材料16Aとを、所定の順序で重ね合わせ、これを加熱加圧成形して積層することにより得られる。
メラミン樹脂化粧板12を加熱加圧成形する条件としては特に限定されないが、一例を挙げると、温度130〜150℃、圧力2〜8MPa、時間10〜60分間で実施することができる。
また、メラミン樹脂化粧板12の成形時に、表面層材料15Aの第1の面側に、鏡面仕上げ板を重ねることにより鏡面仕上げとすることができ、エンボス板又はエンボスフィルム等を重ねることにより、エンボス仕上げとすることができる。
図1は本発明の方法にて作製されるメラミン樹脂化粧板を上貼り加工した化粧パネルを示す。上貼り化粧板1は、図2に例示するメラミン樹脂化粧板を接着剤2を介して、リニューアル対象となる既存の化粧パネル3に接着される。既存化粧パネル3は、表面に化粧材料4を残したままであるが、接着品質の安定化を図る上から、汚れ、埃りの除去をおこなったうえ、表面に研磨処理、プライマー処理などが施されていることが好ましい。図2に示すメラミン樹脂化粧板において、表面層材料15Aの第1の面側151は、メラミン樹脂を含浸する樹脂を担持し、メラミン化粧板としての表面性能を形成する。表面層材料15Aの第2の面側152は、熱可塑性エマルジョン樹脂を担持し、柔軟性や耐クラック性を賦与される。
図1に例示される接着剤2は、必ずしも接着剤を用いるものに限定されるものではなく、下記のような接着方法を用いることができる。
すなわち、改修時のメラミン樹脂化粧板と被着体の接着方法としては、特に限定されるものではないが、
例えばアクリル系、シリコーン系、ポリウレタン系、合成ゴム系などの粘着フィルムを介して施工する方法、
エチレン酢酸ビニル共重合体系、ポリオレフィン系、ポリアミド系、合成ゴム系、アクリル系、ポリウレタン系などのホットメルト接着フィルムもしくは接着剤を介して加熱施工する方法、
エポキシ系、アクリル系、ポリウレタン系、合成ゴム系などの接着剤を介して施工する方法などが挙げられる。
本発明のメラミン樹脂化粧板は、常温(通常20〜30℃程度)での最小曲げ半径が10mmR以下の曲げ加工が可能であるが、特に限定はされない。最小曲げ半径Rとは、半径Rの湾曲部を有する型に沿わせて、一方方向に行う常温曲げ加工を繰り返し実施しても、割れ等の不具合を生じず、100%の良品が得られる最小の型の半径Rを意味する。
本発明によれば、上記のように、既存の仕上げ表面に、メラミン樹脂化粧板を積層して、仕上げ表面を新装しているため、既設の化粧パネルを交換することなく、メラミン樹脂化粧板の有する長期耐久性及び意匠性を活用して、簡易に短時間で仕上げ表面を新装することができると同時に、無駄な資源の廃棄をする必要がなく、環境保全、産業廃棄物対策を有効に実現することができる実益がある。
また、以上の結果、本発明によれば、上記のように、家具又は建築物等の内装材又は外装材の仕上げ表面を簡易にかつ適切に新装することができる実益がある。
次に、既存パネルの表面粗化について説明する。一般的にも接着強度の安定維持のため、汚れ、埃りの除去は当然、実施される処置であるが、本発明では更に表面粗化が特に望まれる。既存化粧パネルをリニューアルする際、パネル表面には各種化粧材が残ったままであり、化粧素材毎に使用接着剤との相性(濡れ性、凝集力等)が異なる。化学的親和性が小さい場合では表面粗化による機械的強度が大切であり、同時に凹凸、汚れ除去が出来るので好都合である。但し、前述した通り、上貼り化粧板の厚みによって粗化度合いとパネル外観との調整には注意する必要がある。上貼りされる化粧板の厚みは、用途別に種々の制約が生じることが多く、特に木口エッジ処理が伴うケースでは、エッジ材仕様との兼ね合いをみて選定されることになる。制約のない汎用パネルでも、薄いほどリニューアルされた化粧パネルの厚みの変化が小さいので好ましく、1.0mm以下、更には0.8mm以下が実用的である。
以下、本発明について実施例にて具体的に説明する。ここで、「%」は「重量%」を示す。
(実施例1)
表面層基材として坪量80g/mの酸化チタン含有化粧紙(大日本印刷(株)製)を用い、前記酸化チタン含有化粧紙の第2の面側に、ウレタンアクリル複合粒子のエマルジョン(中央理化工業社製「SU−100」、平均粒径:84nm、分散媒:水)を固形分で40g/mとなるように塗工し、続いて前記化粧紙の第1の面側(意匠面側)に、メラミン樹脂(反応モル比1.4、樹脂固形分50質量%)を50g/mとなる様に塗工した後、120℃の熱風乾燥機にて90秒乾燥し、樹脂比率が53%、揮発分率3%の表面層材料を得た。なお、前記メラミン樹脂は反応釜に原料メラミンとホルマリンを所定配合比率で仕込み触媒添加後、沸点まで昇温して還流反応し、メラミン溶解が完了した事を確認した上で、反応終点に達したら脱水処理にて樹脂固形分を調整し冷却する方法により合成した。
得られた表面層材料の第2の面側に、芯材層として厚み0.2mmのガラスクロス(南亜プラスチック社製「WEA7628」)を重ね合わせ、140℃、2MPaの条件で40分間加熱加圧成形して、厚さ0.3mmのメラミン化粧板を得た。
(実施例2)
厚さ0.2mmのガラスクロス(南亜プラスチック社製「WEA7628」)にウレタンアクリル複合粒子のエマルジョン(中央理化工業社製「SU−100」、平均粒径:84nm、分散媒:水)を固形分で70g/mを塗工した後、120℃の熱風乾燥機にて150秒乾燥し、樹脂比率が25%、揮発分率3%のプリプレグを作製し、これを芯材層として用いたこと以外は、実施例と同様にして厚さ0.3mmのメラミン化粧板を得た。
(比較例1)
実施例1で使用した表面層基材(坪量80g/m)の酸化チタン含有化粧紙を用い、化粧紙の表裏面からディップ含浸方式で塗工し、汎用メラミン樹脂(反応モル比1.8、樹脂固形分52質量%)を樹脂固形分が100g/mになる様に塗工した後、120℃の熱風乾燥機に90秒乾燥し、樹脂比率が55%、揮発分率6%の表面層材料を得た。
次に坪量200g/mの晒しクラフト紙(東洋ファイバー(株)製「DLP−195」)に前記表面層に使用した汎用メラミン樹脂をディップ含浸方式で塗工した後、130℃の熱風乾燥機にて150秒乾燥し、樹脂比率が50%、揮発分率4%のプリプレグを作製した。得られたプリプレグを芯材層として用いたこと以外は、実施例1と同様にして厚さ0.3mmのメラミン化粧板(3)を得た。
(比較例2)
比較例1と同様の表面層材料を用い、芯材層として厚み0.2mmポリエステル不織布(旭化成工業社製、スパンボンド「アイエル」)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして厚さ0.3mmのメラミン化粧板(4)を得た。
実施例及び比較例にて得られた各メラミン化粧板(1)〜(4)について、下記不燃性試験と曲げ加工性試験を実施した。次いで、40℃×90%RH×96時間の吸湿前処理を実施した後に上貼り加工のための化粧パネル(厚み18mm、寸法900×1800mm)に接着した。接着剤は、化粧板間の有意差を出し易くする目的からゴム系接着剤を使用した。化粧パネルは、予め60番のサンドペーパーにて表面をサンディング粗化した。また上貼りされた化粧板の耐クラック性を比較するため、得られたリニューアル化粧パネル中央部に径10mmのくり抜き加工を行って、特性を評価した。結果を表1に示す。
(試験方法)
1.不燃性試験
日本建築総合試験場の業務標準「防耐火性能試験・評価業務方法書」4.10 不燃性能試験・評価方法における、(2)ii)4.10.2 の発熱性試験・評価方法 及び 4.10.3 のガス有害性試験・評価方法、により実施した。
上記業務標準「防耐火性能試験・評価業務方法書」の上記項目には、建築基準法第2条第9号(不燃材料)の規定に基づく認定に係わる性能評価方法について記載されている。
2.曲げ成形性試験
JIS K6902の曲げ成形性試験(A法)に準拠し、室温、10mmRにて外曲げ及び内曲げ成形を行い、化粧シート表面の割れの有無を確認した。
3.化粧パネルのクラック及び反り:化粧板を上貼りした化粧パネルを、下記条件にて処理した。処理後、化粧板のクラックの有無及び化粧パネルの反りの有無を目視にて観察した。
温度40℃,95%RH・96時間 → 温度60℃,30%RH・48時間
Figure 2013180414
比較例1では、表面層の第2の面側に担持させる樹脂として、熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分を用いずに、メラミン樹脂を用いたため、メラミン化粧板(3)は常温曲げ加工性に劣った。
また、比較例1及び比較例2では、芯材層として、ガラスクロス又はガラスクロスを基材とするプリプレグを用いず、比較例1ではクラフト紙を基材としたプリプレグを用い、比較例2ではポリエステル不織布を用いたため、メラミン化粧板(4)は不燃性に劣った。
そして、化粧板を上貼りした化粧パネルを、温度40℃,95%RH・96時間 → 温度60℃,30%RH・48時間処理した後、化粧板のクラックの有無及び化粧パネルの反りの有無を目視にて観察したところ、多大なクラック及び反りの発生が見られた。
一方、実施例1〜2で得られたメラミン化粧板(1)及び(2)は、不燃性に優れ、薄膜化に対応でき、常温での曲げ加工性に優れていた。さらに、化粧板を上貼りした化粧パネルを、温度40℃,95%RH・96時間 → 温度60℃,30%RH・48時間処理した後、化粧板のクラックの有無及び化粧パネルの反りの有無を目視にて観察したところ、クラック及び反りの発生は見られなかった。
本発明は、既存の化粧パネル或いは化粧天板表面にメラミン樹脂化粧板を上貼りすることにより、表面化粧材料の経時劣化に伴うパネル取り替えを行うことなく、表面化粧機能を復元させるものであり、効率的に化粧パネルのリニューアルが図られる。このように、パネル部材の効率的活用により廃棄物の量を軽減して、環境保全、産業廃棄物対策として有用な方法を提供するものである。
1 上貼り用メラミン樹脂化粧板
2 接着剤
3 リニューアルする既存化粧パネル
4 化粧材料
12 メラミン樹脂化粧板
15 表面層
15A 表面層材料
151 第1の面側
152 第2の面側
16 芯材層
16A 芯材層材料

Claims (9)

  1. 既存の化粧パネル或いは化粧天板の表面にメラミン樹脂化粧板を上貼りする化粧パネルの製造方法であって、前記メラミン樹脂化粧板は、表面層と芯材層とが積層された構造を有し、
    前記表面層は、意匠面となる第1の面側にメラミン樹脂を含有する樹脂を担持し、前記芯材層と接する第2の面側に熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分を担持する表面層基材からなる表面層材料で構成され、
    前記芯材層は、燃焼時貫通防止材料からなる芯材層材料で構成されるメラミン樹脂化粧板であることを特徴とする化粧パネルの製造方法。
  2. 前記燃焼時貫通防止材料が、ガラスクロス、ガラスクロスを基材とするプリプレグ又はアルミニウム箔である請求項1に記載の化粧パネルの製造方法。
  3. 前記熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分は、平均粒径が30〜100nmのエマルジョン樹脂粒子を含む、請求項1又は2に記載の化粧パネルの製造方法。
  4. 前記熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分は、非水溶性である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の化粧パネルの製造方法。
  5. 前記熱可塑性エマルジョン樹脂の固形分は、単一粒子内にアクリル樹脂とウレタン樹脂との異相構造を有するウレタンアクリル複合粒子を含む、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の化粧パネルの製造方法。
  6. 前記ウレタンアクリル複合粒子は、アクリル成分をコアとし、ウレタン成分をシェルとするコアシェル構造を有する水性クリヤータイプである、請求項5に記載の化粧パネルの製造方法。
  7. 前記ガラスクロスを基材とするプリプレグは、熱可塑性樹脂を固形分で10〜50質量%含有する樹脂組成物をガラスクロスに含浸してなる、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の化粧パネルの製造方法。
  8. 前記熱可塑性樹脂は、アクリル樹脂及び/又はウレタン樹脂を含有する、請求項7に記載の化粧パネルの製造方法。
  9. 既存の化粧パネル或いは化粧天板の表面が上貼りされる前に粗化される請求項1乃至8のいずれか一項に記載の化粧パネルの製造方法。
JP2012043876A 2012-02-29 2012-02-29 化粧パネルの製造方法 Active JP5842673B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012043876A JP5842673B2 (ja) 2012-02-29 2012-02-29 化粧パネルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012043876A JP5842673B2 (ja) 2012-02-29 2012-02-29 化粧パネルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013180414A true JP2013180414A (ja) 2013-09-12
JP5842673B2 JP5842673B2 (ja) 2016-01-13

Family

ID=49271443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012043876A Active JP5842673B2 (ja) 2012-02-29 2012-02-29 化粧パネルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5842673B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015016255A1 (ja) * 2013-07-31 2015-02-05 住友ベークライト株式会社 メラミン化粧板およびメラミン化粧板の製造方法
JP2016164242A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 住友ベークライト株式会社 メラミン化粧材およびメラミン化粧材の製造方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001096703A (ja) * 1999-09-30 2001-04-10 Sumitomo Bakelite Co Ltd メラミン化粧板パネルの製造方法
JP2001096702A (ja) * 1999-10-04 2001-04-10 Sumitomo Bakelite Co Ltd メラミン樹脂化粧シート
JP2001334627A (ja) * 2000-05-25 2001-12-04 Ibiden Co Ltd 化粧材及びこれを使用した天板
JP2001334626A (ja) * 2000-05-25 2001-12-04 Ibiden Co Ltd 化粧材および天板
JP2003334917A (ja) * 2002-05-17 2003-11-25 Sumitomo Bakelite Co Ltd 化粧板
JP2006035507A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Aica Kogyo Co Ltd 可撓性不燃化粧板
JP2011079297A (ja) * 2009-09-14 2011-04-21 Sumitomo Bakelite Co Ltd 表面層材料及びメラミン化粧板

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001096703A (ja) * 1999-09-30 2001-04-10 Sumitomo Bakelite Co Ltd メラミン化粧板パネルの製造方法
JP2001096702A (ja) * 1999-10-04 2001-04-10 Sumitomo Bakelite Co Ltd メラミン樹脂化粧シート
JP2001334627A (ja) * 2000-05-25 2001-12-04 Ibiden Co Ltd 化粧材及びこれを使用した天板
JP2001334626A (ja) * 2000-05-25 2001-12-04 Ibiden Co Ltd 化粧材および天板
JP2003334917A (ja) * 2002-05-17 2003-11-25 Sumitomo Bakelite Co Ltd 化粧板
JP2006035507A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Aica Kogyo Co Ltd 可撓性不燃化粧板
JP2011079297A (ja) * 2009-09-14 2011-04-21 Sumitomo Bakelite Co Ltd 表面層材料及びメラミン化粧板

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015016255A1 (ja) * 2013-07-31 2015-02-05 住友ベークライト株式会社 メラミン化粧板およびメラミン化粧板の製造方法
JP2016164242A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 住友ベークライト株式会社 メラミン化粧材およびメラミン化粧材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5842673B2 (ja) 2016-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5099206B2 (ja) メラミン化粧板
JP5800084B2 (ja) メラミン樹脂化粧板および仕上げ表面の改修方法
JP6500330B2 (ja) メラミン樹脂金属化粧板の製造方法
JP5487853B2 (ja) 不燃性化粧板
JP5201173B2 (ja) 表面層材料及びメラミン化粧板
JP5842673B2 (ja) 化粧パネルの製造方法
JP6484946B2 (ja) メラミン化粧板およびメラミン化粧板の製造方法
JP5682380B2 (ja) 不燃化粧板
JP4349161B2 (ja) 仕上げ表面の改修方法及び化粧板
JP6720597B2 (ja) メラミン樹脂化粧板
JP6969621B2 (ja) メラミン樹脂化粧板
JP2016022600A (ja) 化粧板
JP5488440B2 (ja) 表面層材料及びメラミン化粧板
TWI474922B (zh) 表面層材料及三聚氰胺裝飾薄板
JP2022131555A (ja) 化粧板
JP6592917B2 (ja) メラミン化粧材およびメラミン化粧材の製造方法
JP6263852B2 (ja) 化粧板の製造方法
JP6413237B2 (ja) メラミン化粧材およびメラミン化粧材の製造方法
JP2018158587A (ja) メラミン化粧材およびメラミン化粧材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151020

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5842673

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150