JP2013176514A - サイクロン分離装置及び電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイクロン分離装置において、ごみ捨てを衛生的に行うことができ、且つ、ごみ捨ての手間を軽減させることができるようにする。
【解決手段】集塵ユニット11は、旋回室27を形成する旋回室形成部、第1集塵部22、第2集塵部23を備える。旋回室形成部には、第1開口37及び第2開口31が設けられる。第2開口31は、第1開口37より下流側に配置される。第1集塵部22は、内部が、第1開口37を介して旋回室27に通じる。第2集塵部23は、内部が、第2開口31を介して旋回室27に通じる。第1集塵部22は、第2集塵部23が収容ユニット10に対して固定された状態で、収容ユニット10から取り外すことができる。また、第1集塵部22及び第2集塵部23は、一体として、収容ユニット10から取り外すことができる。
【選択図】図12

Description

この発明は、サイクロン分離装置、及び、サイクロン分離装置を備えた電気掃除機に関するものである。
下記特許文献1には、サイクロン分離装置を備えた電気掃除機が記載されている。
特許文献1に記載された電気掃除機では、2段階に分けて、吸引した空気(含塵空気)からごみを分離している。即ち、最初に、比較的嵩の大きなごみ(以下、このようなごみのことを「ごみα」ともいう)を含塵空気から分離する。その後、比較的嵩の小さなごみ(以下、このようなごみのことを「ごみβ」ともいう)を含塵空気から分離する。分離されたごみα及びごみβは、集塵室に捕集される。
特許文献1に記載された電気掃除機では、集塵室がごみで満杯になると、集塵室を形成するケースを取り外して、ごみを捨てる。集塵室は、嵩の大きなごみ(ごみα)で頻繁に満杯になるため、ごみ捨ての頻度は多くなる。このため、ごみ捨て時に舞い上がり易いごみβのごみ捨て頻度も多くなり、衛生的に良くないといった問題があった。
電気掃除機の他の例として、ごみαとごみβとを別々に捨てることができるように構成したものが提案されている(例えば、特許文献2、図8及び図9参照)。
特許文献2に記載された電気掃除機では、ごみαを第1集塵室で捕集し、ごみβを第2集塵室で捕集する。第2集塵室を形成するケースは、第1集塵室を形成するケースとは別に設けられている。このため、第1集塵室がごみαで満杯になると、第1集塵室を形成するケースのみを取り外して、中のごみを捨てることができる。
特表2002−528250号公報 特開2007−307352号公報
特許文献2に記載された電気掃除機では、ごみαとごみβとを捨てる場合、先ず、第1集塵室を形成するケースを掃除機本体から取り外して、ごみαを捨てる。その後、第2集塵室を形成するケースを掃除機本体から取り外して、ごみβを捨てる。このため、ごみ捨てに手間が掛かり、利便性が悪いといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、ごみ捨てを衛生的に行うことができ、且つ、ごみ捨ての手間を軽減させることができるサイクロン分離装置と、このようなサイクロン分離装置を備えた電気掃除機とを提供することである。
この発明に係るサイクロン分離装置は、流入口から流入した含塵空気を旋回させ、含塵空気からごみを分離する旋回室と、旋回室を形成する旋回室形成部と、旋回室形成部に設けられた第1開口と、内部が、第1開口を介して旋回室に通じる第1集塵部と、旋回室形成部に設けられた第2開口と、内部が、第2開口を介して旋回室に通じる第2集塵部と、を備え、第1集塵部は、第2集塵部より大きい塵埃を捕集するとともに、第2集塵部が所定の収容ユニットに対して固定された状態で、収容ユニットから取り外すことができ、第1集塵部及び第2集塵部は、一体として、収容ユニットから取り外すことができるものである。
また、この発明に係るサイクロン分離装置は、旋回室ユニットと、旋回室ユニットを所定の収容ユニットに着脱自在に設ける装着手段と、第1集塵部と、第1集塵部を旋回室ユニットに着脱自在に設ける第1着脱手段と、を備え、旋回室ユニットは、流入口から流入した含塵空気を旋回させ、含塵空気からごみを分離する旋回室と、旋回室を形成する旋回室形成部と、旋回室形成部に設けられた第1開口と、旋回室形成部に設けられた第2開口と、内部が、第2開口を介して旋回室に通じる第2集塵部と、を備え、第1集塵部は、第2集塵部より大きい塵埃を捕集するとともに、内部が、第1開口を介して旋回室に通じ、第1着脱手段に対して所定の解除操作が行われると、旋回室ユニットが収容ユニットに固定された状態で、旋回室ユニットから取り外され、旋回室ユニットは、装着手段に対して所定の解除操作が行われると、第1集塵部と一体となって、収容ユニットから取り外されるものである。
この発明に係る電気掃除機は、上記サイクロン分離装置と、サイクロン分離装置の内部に所定の気流を発生させるための送風機と、を備えたものである。
この発明によれば、サイクロン分離装置やサイクロン分離装置を備えた電気掃除機において、ごみ捨てを衛生的に行うことができるようになる。また、ごみ捨ての手間を軽減させることができるようになる。
この発明の実施の形態1における電気掃除機を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体を示す平面図である。 図3に示す掃除機本体のA−A断面図である。 図4に示す掃除機本体のB−B断面図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の収容ユニットを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の集塵ユニットを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の集塵ユニットを示す平面図である。 図8に示す集塵ユニットのC−C断面図である。 図9に示す集塵ユニットのD−D断面図である。 図9に示す集塵ユニットのE−E断面図である。 ごみ捨て時の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態2における電気掃除機の集塵ユニットを示す斜視図である。 ごみ捨て時の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態3における電気掃除機の掃除機本体を示す断面図である。 この発明の実施の形態3における電気掃除機の掃除機本体の他の例を示す断面図である。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図において、同一又は相当する部分には、同一の符号を付している。重複する説明については、適宜簡略化或いは省略している。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における電気掃除機を示す斜視図である。
図1に示すように、電気掃除機100は、その要部が、吸込口体1、吸引パイプ2、接続パイプ3、サクションホース4、掃除機本体5から構成される。
吸込口体1は、下向きに形成された開口から、床面上のごみ(塵埃)を空気と一緒に吸い込むためのものである。吸込口体1は、長手方向中央部に、排気のための接続部を備えている。
吸引パイプ2は、円筒状を呈する真直ぐな部材からなる。吸引パイプ2の一側(吸気側)の端部は、吸込口体1の接続部に接続される。
接続パイプ3は、途中で折れ曲がった円筒状の部材からなる。接続パイプ3の一側(吸気側)の端部は、吸引パイプ2の他端部に接続される。接続パイプ3には、取っ手6が設けられる。取っ手6は、掃除をする人が持って操作するためのものである。取っ手6には、電気掃除機100の運転を制御するための操作スイッチ7が設けられる。
サクションホース4は、可撓性を備えた蛇腹状を呈する部材からなる。サクションホース4の一側(吸気側)の端部は、接続パイプ3の他端部に接続される。
掃除機本体5は、ごみを含む空気(含塵空気)からごみを分離し、ごみが取り除かれた空気(清浄空気)を排出する(例えば、室内に戻す)ためのものである。掃除機本体5には、前側端部に、サクションホース4の他端部が接続される。
掃除機本体5は、電動送風機8(図1においては図示せず)、電源コード9を備えている。電源コード9は、掃除機本体5内部のコードリール部(図示せず)に巻き付けられている。電源コード9が外部電源に接続されることにより、電動送風機8等の内部機器が通電する。電動送風機8は、通電によって駆動し、操作スイッチ7に対する操作に応じて所定の吸引動作を行う。
吸込口体1、吸引パイプ2、接続パイプ3、サクションホース4は、内部が一続きに形成される。電動送風機8が吸引動作を行うと、床面上のごみが空気と一緒に吸込口体1に吸い込まれる。吸込口体1に吸い込まれた含塵空気は、吸込口体1、吸引パイプ2、接続パイプ3、サクションホース4の各内部を通って、掃除機本体5に送られる。このように、吸込口体1、吸引パイプ2、接続パイプ3、サクションホース4は、外部から掃除機本体5の内部に含塵空気を流入させるための風路を形成する。
図2はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体を示す斜視図である。図3はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体を示す平面図である。図4は図3に示す掃除機本体のA−A断面図である。図5は図4に示す掃除機本体のB−B断面図である。
掃除機本体5は、収容ユニット10、集塵ユニット11を備える。収容ユニット10には、集塵ユニット11以外の各種機器が収容される。集塵ユニット11は、収容ユニット10に着脱自在に設けられる。図2乃至図5は、集塵ユニット11が収容ユニット10に適切に装着された状態を示している。
図6はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の収容ユニットを示す斜視図である。図6は、掃除機本体5から集塵ユニット11を取り外した状態を示している。
収容ユニット10は、上述した電動送風機8やコードリール部の他、吸入風路形成部12、排気風路形成部13、車輪14を備えている。電動送風機8やコードリール部は、収容ユニット10の内部に設けられる。車輪14は、収容ユニット10の両側に設けられる。
収容ユニット10は、外形が箱状を呈する。収容ユニット10は、前側端部近傍の上面が斜め後方を向き、それよりも後方部分の上面10bが斜め前方を向く。このため、収容ユニット10の上面は、側方から見てL字状に形成される。収容ユニット10の上記L字状の上面は、その上方に、収容部10aを形成する。収容部10aは、集塵ユニット11を収容するための空間からなる。集塵ユニット11が収容ユニット10に適切に取り付けられると、集塵ユニット11は、その要部が、収容部10a内、即ち、収容ユニット10の上方に配置される。集塵ユニット11は、斜め後方を向く収容ユニット10の(前側)上面によって底面側が覆われ、安定的に保持される。
吸入風路形成部12は、掃除機本体5において、含塵空気を集塵ユニット11に導くための吸入風路15を形成する。吸入風路形成部12は、一端が、収容ユニット10の前面で開口する。吸入風路形成部12は、収容ユニット10の内部空間を通過し、他端が、収容ユニット10の後側の上面10bで開口する。吸入風路形成部12の上記他端は、集塵ユニット11との接続口16を形成する。
集塵ユニット11は、含塵空気からごみを分離し、分離したごみを一時的に溜めておくためのものである。集塵ユニット11は、内部で含塵空気を旋回させることにより、遠心力によってごみを空気から分離する。即ち、集塵ユニット11は、サイクロン分離機能を有している。
集塵ユニット11の具体的な構成及び機能については後述する。
排気風路形成部13は、掃除機本体5において、集塵ユニット11から排出された空気(集塵ユニット11においてごみが取り除かれた清浄空気)を、排気口(図示せず)に導くための排気風路17を形成する。排気風路形成部13は、一端が、収容ユニット10の上面10bで開口する。排気風路形成部13は、収容ユニット10の内部空間を通過し、他端が、収容ユニット10の外側に向けて開口する。排気風路形成部13の上記一端は、集塵ユニット11との接続口18を形成する。排気風路形成部13の上記他端は、排気口を形成する。
電動送風機8は、電気掃除機100に形成された風路(掃除機本体5の内部に含塵空気を流入させるための風路、吸入風路15、後述する集塵ユニット11内の風路、排気風路17)に、気流を発生させるためのものである。電動送風機8は、排気風路17内に配置される。
電動送風機8が吸引動作を開始すると、電気掃除機100に形成された各風路に、気流が発生する。吸込口体1に吸い込まれた含塵空気は、上述したように、掃除機本体5の内部に取り込まれる。掃除機本体5の内部に流入した含塵空気は、吸入風路15を経て、接続口16から集塵ユニット11に送られる。集塵ユニット11の内部に発生する気流については、後述する。集塵ユニット11から排出された空気(清浄空気)は、接続口18から排気風路17に流入し、排気風路17内において電動送風機8を通過する。電動送風機8を通過した空気は、排気風路17を更に進み、排気口から掃除機本体5(電気掃除機100)の外部に排出される。
次に、図7乃至図12も参照し、集塵ユニット11について詳細に説明する。
図7はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の集塵ユニットを示す斜視図である。図8はこの発明の実施の形態1における電気掃除機の集塵ユニットを示す平面図である。図9は図8に示す集塵ユニットのC−C断面図である。図10は図9に示す集塵ユニットのD−D断面図である。図11は図9に示す集塵ユニットのE−E断面図である。
集塵ケース11は、円筒部19、円錐部20、流入管21、第1集塵部22、第2集塵部23、第1排出部24、第2排出部25を備えている。
以下においては、集塵ユニット11を単独で説明する場合、図9に示す向きを基準に、上下を特定する。
符号19乃至25に示す集塵ケース11の各構成は、例えば、成型品からなる。19乃至25に示す構成の何れか、或いは、複数が適切に配置されることにより、集塵ユニット11には、流入風路26、旋回室27、第1集塵室28、第2集塵室29、流出風路30が形成される
円筒部19は、中空の円筒状を呈する。円筒部19は、中心軸が上下方向を向くように配置される。円錐部20は、先端部が切り取られた中空の円錐状を呈する。円錐部20は、中心軸が円筒部19の中心軸と一致するように、上下方向に配置される。円錐部20は、上端部が円筒部19の下端部に接続され、下方に向かうに従って径が小さくなるように、円筒部19の下端部から下方に延びるように設けられる。このため、円錐部20の下端部は、下方(中心軸方向)を向いて開口する。円錐部20の下端部に形成されたこの開口が、第2開口31である。
円筒部19の内部空間と円錐部20の内部空間とからなる一続きの空間は、旋回室27を構成する。即ち、円筒部19及び円錐部20は、旋回室27の側壁を形成する。円筒部19及び円錐部20は、旋回室27を形成する旋回室形成部の一部からなる。旋回室27は、含塵空気を旋回させるための空間である。
流入管21は、吸入風路15を通過してきた含塵空気を、円筒部19の内部(旋回室27)に導くためのものである。流入管21の内部空間は、流入風路26を形成する。流入風路26は、吸入風路15から旋回室27に含塵空気を流入させるための風路である。
流入管21は、例えば、断面が四角環状を呈する一直線状の部材からなる。流入管21は、一端が外側を向いて開口し、他端が円筒部19の内部に開口する。流入管21の上記一端は、集塵ユニット11に含塵空気を取り込むためのユニット流入口32を形成する。流入管21の上記他端は、流入風路26を通過してきた含塵空気を円筒部19の内部(旋回室27)に取り込むための流入口33を形成する。流入管21は、流入風路26からの含塵空気が、円筒部19の内部にその接線方向から流入するように、円筒部19の上部に接続される。
第1集塵部22及び第2集塵部23は、集塵ユニット11において、下部に並んで配置される。
第2集塵部23は、全体として箱状を呈し、円錐部20が上面を貫くような形で、円錐部20(旋回室形成部)に設けられる。即ち、円錐部20は、その下部(下端を含む)が、第2集塵部23の内部に配置される。
第2集塵部23の内部空間のうち、円錐部20を除く部分が、第2集塵室29を形成する。第2集塵室29は、第2開口31を介して旋回室27に通じている。旋回室27において含塵空気から分離されたごみの一部は、第2開口31を通って第2集塵室29に進入し、捕集される。第2集塵室29は、円錐部20の下方と円錐部20の下部の周囲とを取り囲むように配置される。
第2集塵部23は、第2基体34、第2蓋体35、第2開閉手段(図示せず)を備えている。
第2基体34は、上方が塞がれた筒状を呈する。第2基体34は、上部が、円錐部20に一体的に設けられる。第2基体34の下端は、下方に開口する。第2基体34の下端に形成されたこの開口は、第2出口36を形成する。第2出口36は、第2集塵室29に溜まったごみを捨てるための開口である。
第2蓋体35は、第2基体34の下端(第2出口36)を開閉するためのものである。第2蓋体35は、第2出口36を密閉できる所定の構造を有している。第2蓋体35は、例えば、一端部が、所定の軸を介して第2基体34の下端部に回転自在に設けられる。第2蓋体35の他端部が所定の位置まで持ち上げられると、第2蓋体35が、第2出口36を完全に閉じるように配置される。
第2開閉手段は、例えば、第2蓋体35の他端部に設けられる。第2開閉手段は、第2蓋体35が第2出口36を完全に閉じた状態(閉塞状態)に、第2蓋体35を保持できる所定の構造を有している。第2開閉手段は、所定の開放操作が行われると、第2蓋体35を閉塞状態に保持する上記保持状態を解除する。即ち、上記保持状態が解除されることにより、第2蓋体35の他端部が下方に移動し、第2基体34の下端(第2出口36)が開放される。
第1集塵部22は、全体として箱状を呈し、円筒部19や円錐部20、第2集塵部23の側方に並んで配置される。第1集塵部22の内部空間は、第1集塵室28を形成する。第1集塵部22は、所定の第1着脱手段(図示せず)により、旋回室ユニットに着脱自在に設けられる。
旋回室ユニットは、旋回室27を備えた部材であって、一体的に形成されている部材のことをいう。本実施の形態では、集塵ユニット11のうち、第1集塵部22以外の部分が、旋回室ユニットを構成する。例えば、旋回室形成部や第2集塵部23は、旋回室ユニットの主要部を構成する。以下においては、一例として、第1集塵部22が第1着脱手段によって円筒部19に取り付けられる場合について説明する。
円筒部19には、所定の高さに第1開口37が形成される。第1開口37は、流入口33よりも低い位置(下流側)で、第2開口31よりも高い位置(上流側)に設けられる。第1集塵部22は、上部の第1開口37に対向する位置に、開口が形成されている。このため、第1集塵室28は、第1開口37(及び、上記上部の開口)を介して、旋回室27に通じている。旋回室27において含塵空気から分離されたごみの一部は、第1開口37を通って第1集塵室28に進入し、捕集される。第1集塵室28は、第1開口37から、下方(旋回室27の中心軸方向)、及び、旋回室27において空気が旋回する方向(旋回方向)に延びるように設けられる。
第1集塵部22は、第1基体38、第1蓋体39、第1開閉手段(図示せず)を備えている。
第1基体38は、上方が塞がれるとともに、上部に、第1開口37に対向する開口が形成された筒状を呈する。第1基体38は、上記第1着脱手段によって円筒部19に着脱自在に固定される。第1基体38の下端は、下方に開口する。第1基体38の下端に形成されたこの開口は、第1出口40を形成する。第1出口40は、第1集塵室28に溜まったごみを捨てるための開口である。第1出口40は、第2出口36と同様に、旋回室27の中心軸方向(下方)を向いて開口する。
第1蓋体39は、第1基体38の下端(第1出口40)を開閉するためのものである。第1蓋体39は、第1出口40を密閉できる所定の構造を有している。第1蓋体39は、例えば、一端部が、所定の軸を介して第1基体38の下端部に回転自在に設けられる。第1蓋体39の他端部が所定の位置まで持ち上げられると、第1蓋体39が、第1出口40を完全に閉じるように配置される。
第1開閉手段は、例えば、第1蓋体39の他端部に設けられる。第1開閉手段は、第1蓋体39が第1出口40を完全に閉じた状態(閉塞状態)に、第1蓋体39を保持できる所定の構造を有している。第1開閉手段は、所定の開放操作が行われると、第1蓋体39を閉塞状態に保持する上記保持状態を解除する。即ち、上記保持状態が解除されることにより、第1蓋体39の他端部が下方に移動し、第1基体38の下端(第1出口40)が開放される。
第1排出部24及び第2排出部25は、集塵ユニット11において、上部に重ねて配置される。
第1排出部24は、円筒部19の上端部に、上方から密着するように載せられる。旋回室27の上壁は、第1排出部24によって形成される。第1排出部24には、第1排出管41が備えられる。第1排出管41は、旋回室27内の空気を旋回室27の外に排出するためのものである。第1排出管41は、旋回室27の上壁から、下方(旋回室27の中心軸方向)に向けて旋回室27内に突出するように配置される。
第1排出管41は、所定の中間位置よりも上方の部分が円筒状を呈する。第1排出管41の上記中間位置よりも下方の部分は、下方に向かうに従って径が小さくなる中空の円錐状を呈する。第1排出管41は、中心軸が円筒部19の中心軸と一致するように、上下方向に配置される。第1排出管41には、多数の微細孔が設けられている。この微細孔は、旋回室27内の空気を旋回室27の外に排出するための開口である。
第2排出部25は、第1排出部24を上方から覆うように、円筒部19の上端部に設けられる。第2排出部25には、第2排出管42が備えられる。第2排出管42は、第1排出管41の内部を通過してきた空気の進行方向を切り替えて、集塵ユニット11の外に排出するためのものである。第2排出管42の一端は、第1排出管41の上端に接続される。第2排出管42の他端は、ユニット流出口43を形成する。ユニット流出口43は、集塵ユニット11から空気を流出させるための開口である。ユニット流出口43は、ユニット流入口32と同方向に開口する。
流出風路30は、第1排出管41の内部空間と第2排出管42の内部空間とからなる。流出風路30は、旋回室27の内部の空気を集塵ユニット11の外に流出させるための風路である。
集塵ユニット11は、所定の装着手段(図示せず)により、収容ユニット10に着脱自在に設けられる。装着手段は、集塵ユニット11及び収容ユニット10に設けられる。装着手段の集塵ユニット11側の部材は、旋回室ユニット(例えば、旋回室形成部)に設けられる。上記装着手段によって旋回室ユニット(集塵ユニット11)が収容ユニット10に取り付けられると、ユニット流入口32が接続口16に接続される。ユニット流出口43は、接続口18に接続される。
次に、上記構成を有する集塵ユニット11の機能について具体的に説明する。
電動送風機8の吸引動作が開始されると、含塵空気は、上述した通り、吸入風路15を通過し、接続口16に達する。当該含塵空気は、接続口16及びユニット流入口32を順次通過して、流入管21の内部に流入する。当該含塵空気は、流入風路26を通過し、流入口33から円筒部19の内部(旋回室27)に流入する。
含塵空気は、円筒部19の内周面に沿うように、旋回室27に流入する。このため、含塵空気は、旋回室27において所定の方向に回る旋回気流を形成する。この旋回気流は、中心軸近傍の強制渦領域とその外側の自由渦領域とを形成しながら、その経路構造と重力とによって下向きに流れていく。
上記旋回気流に含まれるごみには、遠心力が作用する。例えば、繊維ごみや毛髪といった比較的嵩の大きなごみ(ごみα)は、この遠心力によって、円筒部19の内周面(旋回室27の内壁面)に押し付けられながら、旋回室27内を落下する。ごみαは、第1開口37の高さに達すると旋回気流から分離され、第1開口37を通過して第1集塵室28に進入する。第1開口37から第1集塵室28に進入したごみαは、旋回室27内を旋回する気流の方向(旋回方向)と同じ方向に移動しながら、第1集塵室28内を落下する。そして、ごみαは、第1集塵室28の最下部に達し、捕集される。
第1開口37から第1集塵室28に進入しなかったごみは、旋回室27内の気流に乗って、旋回室27内を旋回しながら下方に進む。砂ごみや細かな繊維ごみといった比較的嵩の小さなごみ(ごみβ)は、第2開口31を通過する。そして、ごみβは、第2集塵室29に落下して捕捉される。
旋回室27内で旋回する気流は、旋回室27の最下部に達すると、その進行方向を上向きに変えて、旋回室27の中心軸に沿って上昇する。この上昇気流を形成する空気からは、ごみα及びごみβが除去されている。ごみα及びごみβが取り除かれた気流(清浄空気)は、第1排出管41に形成された微細孔を通過して、旋回室27の外に排出される。旋回室27から排出された空気は、第1排出管41及び第2排出管42の各内部(流出風路30)を通過して、ユニット流出口43に達する。そして、清浄空気は、ユニット流出口43及び接続口18を順次通過して、排気風路17に送られる。
電動送風機8が吸引動作を行うことにより、ごみαが第1集塵室28に、ごみβが第2集塵室29に集積されていく。上記構成の集塵ユニット11であれば、含塵空気から2段階に分けてごみを取り除くことができ、捕集性能を向上させることができる。
以下に、図12も参照して、溜まったごみを捨てる時の動作について説明する。図12はごみ捨て時の動作を説明するための図である。
電気掃除機100の使用時(電動送風機8が吸引動作を行う時)や保管時、集塵ユニット11(旋回室ユニット)は、通常、装着手段によって収容ユニット10に取り付けられる。また、集塵ユニット11においては、第1集塵部22が、第1着脱手段によって円筒部19に取り付けられる。第1蓋体39は、第1開閉手段によって所定の閉塞状態に保持される。第2蓋体35は、第2開閉手段によって所定の閉塞状態に保持される。
第1集塵室28には嵩の大きなごみ(ごみα)が進入するため、第1集塵室28は、第2集塵室29よりも早くごみが溜まり易い。第1集塵部22は、旋回室ユニットが装着手段によって収容ユニット10に固定されている状態で、旋回室ユニットから取り外すことができるように構成されている。即ち、第1着脱手段に対して所定の解除操作を行うことにより、第1着脱手段の固定機能を解除して、第1集塵部22を旋回室ユニットから取り外すことができる。つまり、第1集塵部22のみを収容ユニット10から取り外すことができる。
第1集塵部22を収容ユニット10から取り外した後、第1開閉手段に対して所定の開放操作を行い、第1開閉手段の保持機能を解除して、第1蓋体39を開放させる。これにより、第1集塵室28に溜まっているごみαが第1出口40から落下して、ごみαを捨てることができる。
ごみαを捨てた後、第1蓋体39を閉じて、第1開閉手段に対して所定の閉塞操作を行う。これにより、第1蓋体39を元の位置に戻して、閉塞状態に保持することができる。第1蓋体39を閉じた後、第1集塵部22を円筒部19に対する適切な位置に配置し、第1着脱手段に対して所定の取付操作を行う。これにより、第1集塵部22の上部開口を第1開口37に適切に対向させた状態で、第1集塵部22を旋回室ユニット(例えば、円筒部19)に固定することができる。
ごみαを捨てるための上記一連の動作は、旋回室ユニットを収容ユニット10に取り付けたまま、全てを行うことができる。このため、ごみ捨て時に舞い上がり易いごみβのごみ捨て頻度を低減させることができ、ごみ捨てを衛生的に行うことができる。
また、電気掃除機100を使用すると、第2集塵室29にもごみが溜まっていく。第2集塵部23は、第1集塵部22と一体となって、収容ユニット10から取り外すことができるように構成されている。集塵ユニット11では、第2集塵部23が、旋回室形成部と一体に形成されている。このため、本構成の集塵ユニット11では、旋回室ユニットと第1集塵部22とを一体として収容ユニット10から取り外す。即ち、装着手段に対して所定の解除操作を行うことにより、装着手段の装着機能を解除して、旋回室ユニットを収容ユニット10から取り外す。第1集塵部22は、第1着脱手段によって旋回室ユニットに固定されている。このため、旋回室ユニットを収容ユニット10から取り外すことにより、第1集塵部22と第2集塵部23との双方を、収容ユニット10から同時に取り外すことができる。
第1集塵部22と第2集塵部23との双方(即ち、集塵ユニット11)を収容ユニット10から取り外した後、第2開閉手段に対して所定の開放操作を行い、第2開閉手段の保持機能を解除して、第2蓋体35を開放させる。これにより、第2集塵室29に溜まっているごみβが第2出口36から落下して、ごみβを捨てることができる。この時、第1開閉手段に対して所定の開放操作を行い、第1集塵室28に溜まっているごみαを捨てることもできる。
なお、集塵ユニット11に、第1連結手段(図示せず)を備えても良い。第1連結手段は、第1開閉手段と第2開閉手段とを連結するためのものである。第1集塵部22は旋回室ユニットに対して着脱自在であるため、第1連結手段は、例えば、第1集塵部22が第1着脱手段によって旋回室ユニットに取り付けられている場合に、第1開閉手段と第2開閉手段とを連結する。第1連結手段によって第1開閉手段及び第2開閉手段が連結されると、第1蓋体39及び第2蓋体35を同時に開放させることができる。即ち、第1開閉手段と第2開閉手段とが第1連結手段によって連結されていれば、第1開閉手段に対する開放操作及び第2開閉手段に対する開放操作の何れか一方を行えば、第1蓋体39及び第2蓋体35を一緒に開放させることができる。
第1連結手段は、第1開閉手段と第2開閉手段とを連動させることができれば、第1開閉手段と第2開閉手段とを物理的に連結する必要はない。例えば、第1蓋体39に突起部を設け、第1蓋体39が開放される際に、第2開閉手段の操作部が上記突起部によって押されるように構成しても良い。
ごみβを捨てた後、第2蓋体35を閉じて、第2開閉手段に対して所定の閉塞操作を行う。これにより、第2蓋体35を元の位置に戻して、閉塞状態に保持することができる。なお、第1蓋体39が開いている場合は、同様の操作によって第1蓋体39を閉じる。第1蓋体39及び第2蓋体35の双方が閉じていることを確認した後、集塵ユニット11を収容部10aの適切な位置に配置し、装着手段に対して所定の装着操作を行う。これにより、ユニット流入口32を接続口16に、ユニット流出口43を接続口18に適切に対向させた状態で、集塵ユニット11を収容ユニット10に固定することができる。
ごみβを捨てるための上記一連の動作は、第1集塵部22が旋回室ユニットに固定された状態で行われる。このため、ごみβを捨てる際に、ごみαのごみ捨てを行うことができる。ごみ捨ての手間が軽減され、使い勝手を大幅に向上させることができる。集塵ユニット11に第1連結手段が備えられている場合は、一度の開放操作によってごみα及びごみβの双方を廃棄することができるため、操作性を更に向上させることができる。
また、上記構成を有する集塵ユニット11では、第1出口40及び第2出口36が、共に、旋回室27の中心軸方向(下方)を向いて開口する。このため、ごみαを捨てる時の方向とごみβを捨てる時の方向とが一致し、ごみ捨てを容易に行うことができる。
更に、第1集塵室28は、第1開口37から下方に広がるように設けられている。このため、ごみαは、第1集塵室28の最下部から堆積していく。第1集塵部22内の集塵スペースを無駄なく使用し、捕集量を増やすことができる。また、ごみの堆積方向と廃棄方向とが同じであるため、第1蓋体39を開けた時にごみが落ち易く、簡単に捨てることができる。
集塵ユニット11が装着手段によって収容ユニット10に適切に取り付けられると、第2集塵部23は、旋回室27の下側に配置される。また、第2開口31は、第2集塵室29から見て、上方(斜め上方)を向いて開口する。このため、ごみβを、重力も利用して第2集塵室29内に落とし、第2集塵室29の下部から堆積させることができる。第2集塵部23内の集塵スペースを無駄なく使用して捕集量を増やすことができ、ごみ捨て頻度を低減させることができる。
集塵ユニット11では、第2集塵部23の第2基体34が、円錐部20に一体に形成されている。このため、旋回室ユニットの構成を、簡素化することができる。集塵ユニット11の取り扱いも容易になる。
集塵ユニット11では、第1開口37が、旋回室27の側壁を形成する円筒部19に形成され、第1集塵部22が、旋回室形成部の側方に並んで配置される。このため、旋回室ユニットが収容ユニット10に取り付けられている状態でも、旋回室27の半径方向から第1集塵部22を収容ユニット10に対して容易に着脱することができる。即ち、第1集塵部22を横方向から上方向に引いて収容ユニット10に着脱することができ、使い勝手を向上させることができる。特に、集塵ユニット11を安定保持するために集塵ユニット11の底面側を収容ユニット10によって覆うように構成しても、第1集塵部22の操作性が悪化することはない。
また、第1集塵室28を旋回室27に連結する際のシール方向を、旋回室27の半径方向に一致させることができる。このため、第1集塵部22の着脱方向を旋回室27の半径方向に一致させても、上記シール性が損なわれることはない。旋回室27内の含塵空気が、第1集塵部22と旋回室形成部との連結部分から外部に漏れてしまうことも確実に防止できる。
集塵ユニット11では、第1集塵室28が、第1基体38の上部に配置された開口(第1開口37に対向する開口)から、下方(旋回室27の中心軸方向)に、且つ、旋回室27の旋回方向に広がるように形成されている。このため、旋回室27内を旋回するごみの勢いを利用して、ごみ(特に、ごみα)を第1集塵室28に流入させることができる。第1開口37よりも下流側に大きなごみが流れていくのを抑制することができ、第2集塵室29内のごみ捨て頻度を低減させることができる。
更に、集塵ユニット11では、以下の構成を備えていても良い。
例えば、ごみβが溜まる第2集塵室29の容積を、ごみαが溜まる第1集塵室28の容積よりも大きくする。かかる構成であれば、ごみ捨て時に舞い上がり易いごみβのごみ捨て頻度を、更に低減させることができる。また、ごみ捨てのために頻繁に取り付け及び取り外しが必要になる第1集塵部22を小型化することができる。このため、第1集塵部22の取り扱いが容易になり、使い勝手を向上させることができる。
また、例えば、集塵ユニット11(旋回室ユニット)が収容ユニット10から取り外された場合は、第1集塵部22を旋回室ユニットから取り外すことができないようにする。即ち、旋回室ユニットが収容ユニット10から取り外されると、第1着脱手段は、所定の解除操作が行われても、第1集塵部22を旋回室ユニットに固定した状態を保持する。
かかる構成であれば、集塵ユニット11を着脱する時、或いは、集塵ユニット11を収容ユニット10から取り外した後に、第1集塵部22が意図せず落下し、周囲にごみが飛散してしまうことを防止できる。集塵ユニット11の取り扱いが容易になり、使い勝手を向上させることができる。
また、集塵ユニット11に第1連結手段が備えられている場合は、第1開閉手段を操作するための操作レバー(操作手段)のみを設置する。即ち、第2開閉手段を操作するための手段を設置しない。第1集塵部22を旋回室ユニットから取り外してごみαを捨てる場合は、上記操作レバーを開放操作して、第1蓋体39を開放させる。集塵室ユニット11を収容ユニット10から取り外してごみα及びごみβを捨てる場合も、同様に、上記操作レバーを開放操作する。第2開閉手段は、第1連結手段によって第1開閉手段に連結されている。このため、上記操作レバーに対する開閉操作により、第2蓋体35は、第1蓋体39に連動して開閉される。
かかる構成であれば、ごみ捨て時の操作を統一することができる。このため、操作手順が分かり易く、使い勝手を向上させることができる。
また、集塵ユニット11が装着手段によって収容ユニット10に適切に取り付けられた際に、第1開口37(特に、旋回室27の旋回方向に対する下流側の縁部)が、円筒部19のうち、旋回室27内を旋回する含塵空気が(上向きではなく)下向きに流れる部分に配置されるようにする。
集塵ユニット11が収容ユニット10に装着されると、旋回室27は、旋回室27の中心軸を通り且つ鉛直な面を基準にして、含塵空気が重力に逆らって上向きに流れる領域と、重力が作用する方向と同じく下向きに流れる領域との2つの領域に分けることができる。第1開口37は、含塵空気が鉛直下方向に変位する領域を形成する側壁に配置される。例えば、図5に示す状態では、旋回室27の旋回方向が反時計回りである。また、旋回室27の中心軸を通り且つ鉛直な面は、線Fで表される。かかる場合、第1開口37は、円筒部19のうち、直線Fよりも下側に位置する部分に形成される。
かかる構成であれば、ごみが旋回室27から第1集塵室28に進入する際に、その勢いが重力によって弱まることがない。このため、第1集塵室28に、より多くのごみ(特に、嵩の大きなごみα)を捕集することができ、第2集塵室29内のごみ捨て頻度を低減させることができる。
また、第2集塵部23を所定の第2着脱手段によって旋回室形成部に着脱自在に設ける。例えば、第2集塵部23の第2基体34を第2着脱手段によって円錐部20に取り付ける。かかる構成であれば、必要に応じて、第2集塵部23(第2基体34)を旋回室形成部から取り外すことができる。第2集塵部23(第2基体34)の内壁等を簡単に清掃できるため、第2集塵部23のメンテナンスが容易になる。
集塵ユニット11では、図5に示すように第1集塵部22を配置することが望ましい。
即ち、集塵ユニット11が装着手段によって収容ユニット10に適切に取り付けられた際に、第1開口37が、円筒部19の上側の部分に配置されるようにする。
集塵ユニット11が収容ユニット10に装着されると、旋回室27は、旋回室27の中心軸を通り且つ収容ユニット10の上面10bに平行な面を基準にして、上側の領域と下側の領域との2つの領域に分けられる。第1開口37は、上記上側の領域を形成する側壁に配置される。図5に示す状態では、旋回室27の中心軸を通り且つ収容ユニット10の上面10bに平行な面は、線Gで表される。かかる場合、第1開口37は、円筒部19のうち、線Gよりも左側に位置する部分に形成される。
また、集塵ユニット11が装着手段によって収容ユニット10に適切に取り付けられた際に、第1集塵部22のうち、上記線Gで表される面よりも上面10b側に配置される部分が、上面10bに対して垂直方向に延びるようにする。
かかる構成であれば、第1集塵部22の着脱方向を、上面10bに対して垂直な方向に合わせることができる。使用者は、掃除機本体5の前側からの操作によって、第1集塵部22を旋回室形成部に簡単に着脱することができる。第1集塵部22の取り扱いが容易になり、使い勝手を向上させることができる。
また、第1集塵部22(第1基体38)の上面を、第1開口37から旋回方向に離れるに従って高さが低くなるように傾斜させる。同様に、第1集塵部22の上面を、第1開口37から旋回室27の半径方向に離れるに従って高さが低くなるように傾斜させる。かかる構成であれば、第1開口37から第1集塵室28に進入したごみを、第1集塵室28の上壁に沿って下方に移動させることができる。このため、第1集塵室28内のごみは、第2集塵室29の下部から堆積していく。第1集塵部22内の集塵スペースを無駄なく使用して捕集量を増やすことができ、ごみ捨て頻度を低減させることができる。
実施の形態2.
図13はこの発明の実施の形態2における電気掃除機の集塵ユニットを示す斜視図である。図14はごみ捨て時の動作を説明するための図である。
図13及び図14に示すように、本実施の形態における集塵ユニット11は、第1集塵部22及び第2集塵部23の具体的な構成が、実施の形態1のものと相違する。その他の構成は、実施の形態1で開示した構成と同じである。
第2集塵部23は、第2基体44、第2蓋体45、第2保持手段(図示せず)を備えている。
第2基体44は、下方が塞がれた筒状を呈する。第2基体44の上端は、上方に開口する。第2基体44の上端に形成されたこの開口は、第2出口46を形成する。第2出口46は、第2集塵室29に溜まったごみを捨てるための開口である。
第2蓋体45は、第2基体44の上端(第2出口46)を開閉するためのものである。第2蓋体45は、第2出口46を密閉できる所定の構造を有している。第2蓋体45は、例えば、円錐部20が上面から貫くような形で、円錐部20に一体的に設けられる。
第2保持手段は、第2出口46が第2蓋体45によって完全に閉じられた状態(閉塞状態)に、第2基体44を保持できる所定の構造を有している。第2保持手段は、所定の開放操作が行われると、第2基体44を閉塞状態に保持する上記保持状態を解除する。即ち、上記保持状態が解除されることにより、第2基体44を第2蓋体45から取り外すことができる状態になる。
第1集塵部22は、第1基体47、第1蓋体48、第1保持手段(図示せず)を備えている。
第1基体47は、下方が塞がれた筒状を呈する。第1基体47の上端は、上方に開口する。第1基体47の上端に形成されたこの開口は、第1出口49を形成する。第1出口49は、第1集塵室28に溜まったごみを捨てるための開口である。第1出口49は、第2出口46と同様に、旋回室27の中心軸方向(上方)を向いて開口する。
第1蓋体48は、第1基体47の上端(第1出口49)を開閉するためのものである。第1蓋体48は、第1出口49を密閉できる所定の構造を有している。第1蓋体48は、例えば、第1着脱手段によって円筒部19に着脱自在に固定される。第1蓋体48は、その上部に、第1開口37に対向する開口が形成される。
第1保持手段は、第1出口49が第1蓋体48によって完全に閉じられた状態(閉塞状態)に、第1基体47を保持できる所定の構造を有している。第1保持手段は、所定の開放操作が行われると、第1基体47を閉塞状態に保持する上記保持状態を解除する。即ち、上記保持状態が解除されることにより、第1基体47を第1蓋体48から取り外すことができる状態になる。
以下に、溜まったごみを捨てる時の動作について説明する。
第1集塵部22を収容ユニット10から取り外した後、第1保持手段に対して所定の開放操作を行い、第1基体47を第1蓋体48から取り外す。これにより、第1基体47を逆さにすれば、第1集塵室28に溜まっているごみαを第1出口49から捨てることができる。本実施の形態においても、ごみαを捨てるための上記一連の動作は、旋回室ユニットを収容ユニット10に取り付けたまま、全てを行うことができる。このため、ごみ捨て時に舞い上がり易いごみβのごみ捨て頻度を低減させることができ、ごみ捨てを衛生的に行うことができる。
ごみβのごみ捨てを行う場合は、装着手段に対して所定の解除操作を行い、旋回室ユニット(集塵ユニット11)を収容ユニット10から取り外す。集塵ユニット11を収容ユニット10から取り外した後、第2保持手段に対して所定の開放操作を行い、第2基体44を第2蓋体45から取り外す。これにより、第2基体44を逆さにすれば、第2集塵室29に溜まっているごみβを第2出口46から捨てることができる。この時、第1保持手段に対して所定の開放操作を行い、第1集塵室28に溜まっているごみαを捨てることもできる。
本実施の形態においても、集塵ユニット11に、第1連結手段(図示せず)を備えても良い。上記構成の集塵ユニット11では、第1連結手段は、第1保持手段と第2保持手段とを連結する。第1集塵部22は旋回室ユニットに対して着脱自在であるため、第1連結手段は、例えば、第1集塵部22が第1着脱手段によって旋回室ユニットに取り付けられている場合に、第1保持手段と第2保持手段とを連結する。
第1連結手段によって第1保持手段及び第2保持手段が連結されると、第1基体47の第1蓋体48からの取り外しと、第2基体44の第2蓋体45からの取り外しとを、同時に行うことができるようになる。即ち、第1保持手段と第2保持手段とが第1連結手段によって連結されていれば、第1保持手段に対する開放操作及び第2保持手段に対する開放操作の何れか一方を行えば、第1基体47及び第2基体44の双方を旋回室形成部側から取り外すことができる。
ごみβを捨てるための上記一連の動作は、第1集塵部22(の第1基体47)が旋回室ユニットに固定された状態で行われる。このため、ごみβを捨てる際に、ごみαのごみ捨ても行うことができる。ごみ捨ての手間が軽減され、使い勝手を大幅に向上させることができる。集塵ユニット11に第1連結手段が備えられている場合は、一度の開放操作によってごみα及びごみβの双方を廃棄することができるため、操作性を更に向上させることができる。
上記構成を有する集塵ユニット11であれば、第2基体44を取り外した際に、第2出口46が上方を向くため、使用者が、ごみの落下速度を調整しながらごみ捨てを行うことができる。このため、ごみ捨て時のごみの舞い上がりを抑制することができる。第1基体47についても、同様の効果が得られる。
集塵ユニット11では、以下の構成を採用しても良い。
例えば、集塵ユニット11に第1連結手段が備えられている場合は、第1保持手段を操作するための操作レバー(操作手段)のみを設置する。即ち、第2保持手段を操作するための手段を設置しない。第1集塵部22を旋回室ユニットから取り外してごみαを捨てる場合は、上記操作レバーを開放操作して、第1基体47を取り外す。集塵室ユニット11を収容ユニット10から取り外してごみα及びごみβを捨てる場合も、同様に、上記操作レバーを開放操作する。第2保持手段は、第1連結手段によって第1保持手段に連結されている。このため、上記操作レバーに対する開放操作により、第1基体47と第2基体44との双方を同時に取り外すことができる。
かかる構成であれば、ごみ捨て時の操作を統一することができる。このため、操作手順が分かり易く、使い勝手を向上させることができる。
また、集塵ユニット11に、所定の第2連結手段を備えても良い。第2連結手段は、第2基体44が第2蓋体45から取り外された際に、第2基体44を第1基体47に連結させるためのものである。特に、集塵ユニット11に第1連結手段が備えられている場合は、第1保持手段或いは第2保持手段に対する開放操作を行えば、第1基体47及び第2基体44の双方を取り外すことができる。この時、第2連結手段が備えられていれば、旋回室形成部側から取り外された第1基体47及び第2基体44を一体として扱うことができる。このため、取り扱いが容易になり、使い勝手を向上させることができる。第1出口49と第2出口46との高さ(位置)を揃えておけば、取り扱いが更に容易になる。
実施の形態3.
図15はこの発明の実施の形態3における電気掃除機の掃除機本体を示す断面図である。図15は図3のA−A断面に相当する図である。
本実施の形態における掃除機本体5は、ごみ検知手段、報知手段を備える点において、実施の形態1或いは2のものと相違する。その他の構成は、実施の形態1又は2で開示した構成と同じである。
ごみ検知手段は、第2集塵室29に所定量のごみが溜まったことを検出する機能を有している。ごみ検知手段は、送信部50、受信部51、反射部52、制御部(図示せず)を備える。反射部52以外の構成(送信部50、受信部51、制御部)は、例えば、収納ユニット10に設けられる。
送信部50は、例えば、収容ユニット10の上面10bに設けられる。送信部50は、集塵ユニット11が収容ユニット10に適切に取り付けられた際に、第2集塵室29を形成する側壁に対向するように配置される。送信部50は、第2集塵部23に向けて、所定の検知信号を送信する。送信部50から送信された検知信号は、第2集塵室29を形成する側壁(例えば、第2基体34)を通り抜け、第2集塵室29を通過する。上記検知信号として、例えば、光、赤外線、超音波等を利用することができる。
受信部51は、送信部50と同様に、例えば、収容ユニット10の上面10bに設けられる。受信部51は、集塵ユニット11が収容ユニット10に適切に取り付けられた際に、第2集塵室29を形成する側壁に対向するように配置される。受信部51は、送信部50から送信された検知信号を受信する。図15に示す構成では、送信部50と受信部51とが同方向を向いている。反射部52は、送信部50から送信された検知信号を反射して、その進行方向を切り替えるために備えられている。
反射部52は、例えば、第2集塵部23の内部に配置された円錐部20の外周面に設けられる。第2集塵室29にごみが無ければ、送信部50から送信された検知信号は、第2集塵室29を通過し、反射部52で反射される。反射部52で反射された検知信号は、第2集塵室29を再び進み、第2集塵室29を形成する側壁(例えば、第2基体34)を通り抜けて、受信部51に受信される。
上記検知信号が進む経路は、ごみの検知位置に合わせて設定されている。即ち、第2集塵室29にごみが溜まり、上記検知信号の経路がごみによって遮られると、受信部51では、送信部50が送信した検知信号を受信できなくなる、或いは、その受信強度が低下する。送信部50及び受信部51は、制御部によって制御される。送信部50から検知信号を送信した際に、受信部51によって受信された信号の強度が所定値以下であれば、制御部は、第2集塵室29に所定量のごみが溜まったことを検出する。
報知手段は、ごみ検知手段によって検知された結果を報知する機能を有している。報知手段は、例えば、ランプ等の報知器53によって構成される。報知器53は、使用者の目に付き易い場所、例えば、収容ユニット10の上面のうち、集塵ユニット11によって覆われていない場所に配置される。
上記制御器は、第2集塵室29に所定量のごみが溜まったことを検出すると、報知器53を点灯させて、使用者に、ごみ捨て時期であることを報知する。
上述したように、第2集塵室29にはごみが溜まり難い。また、溜まるごみは、小さなものが多い。このため、第2集塵室29に溜まったごみを頻繁に捨てる必要はなく、使用者にはその時期が分かり難い。上記構成を有する集塵ユニット11であれば、第2集塵室29内のごみ捨て時期を正確に報知することができる。使用者が第2集塵室29内のごみ捨てを頻繁に行って、ごみの舞い上がりを発生させたり、第2集塵室29内に容量以上のごみが堆積して、ごみの分離性能が低下したりすることを防止できる。
ごみ検知手段は、上記機能を実現することができれば、如何なる構成であっても構わない。図16はこの発明の実施の形態3における電気掃除機の掃除機本体の他の例を示す断面図である。
図16に示す掃除機本体5では、ごみ検知手段の送信部50及び受信部51を、排気風路17を形成する側壁(排気風路形成部13)に設置している。受信部51は、送信部50に対向するように配置される。このため、受信部51は、送信部50から送信された検知信号を直接受信することができる。本構成のごみ検知手段は、反射部52を備えていない。
第2集塵室29内に容量以上のごみが堆積すると、ごみの分離性能が低下して、排気風路17にごみが流入する。上記構成のごみ検知手段では、受信部51によって受信された信号の強度が所定値以下になると、排気風路17を流れるごみによって検知信号が遮られたと判断し、第2集塵室29に所定量のごみが溜まったことを検出する。制御器は、第2集塵室29に所定量のごみが溜まったことを検出すると、報知器53を点灯させて、使用者に、ごみ捨て時期であることを報知する。
図16に示す掃除機本体5では、より簡単な構成でごみ検知手段を実現することができる。集塵ユニット11に反射部52を設置する必要がない。このため、メンテナンス性を向上させることができる。
また、ごみ検知手段の他の例として、第2集塵室29を間に挟んで、送信部50と受信部51とを対向させても良い。
上記実施の形態1乃至3では、第1開口37及び第1集塵部22を第2開口31及び第2集塵部23の上流側に設ける場合について説明した。しかし、第1開口37及び第1集塵部22を、第2開口31及び第2集塵部23の下流側に設ける構成としても良い。例えば、第2開口31を第1開口37の上流側に配置し、第2開口31に微細孔メッシュを設ける。これにより、上流側の第2集塵部23において、第2開口31の微細孔メッシュを通過したごみβを捕集する。その後、下流側の第1集塵部22において、ごみαを捕集する。
このような構成を採用することにより、第2集塵部23に一旦捕集されたごみβが、小さいために気流で巻き上げられ、旋回室27に戻ってしまった場合でも、下流側の第1集塵部22において、ごみβをごみαとともに再度捕集することが可能となる。このため、高い集塵性能を確保することができる。
上記実施の形態1乃至3では、キャニスタータイプの電気掃除機100について説明したが、本願発明を他のタイプの電気掃除機に適用しても構わない。
1 吸込口体
2 吸引パイプ
3 接続パイプ
4 サクションホース
5 掃除機本体
6 取っ手
7 操作スイッチ
8 電動送風機
9 電源コード
10 収容ユニット
10a 収容部
10b 上面
11 集塵ユニット
12 吸入風路形成部
13 排気風路形成部
14 車輪
15 吸入風路
16、18 接続口
17 排気風路
19 円筒部
20 円錐部
21 流入管
22 第1集塵部
23 第2集塵部
24 第1排出部
25 第2排出部
26 流入風路
27 旋回室
28 第1集塵室
29 第2集塵室
30 流出風路
31 第2開口
32 ユニット流入口
33 流入口
34、44 第2基体
35、45 第2蓋体
36、46 第2出口
37 第1開口
38、47 第1基体
39、48 第1蓋体
40、49 第1出口
41 第1排出管
42 第2排出管
43 ユニット流出口
50 送信部
51 受信部
52 反射部
53 報知器
100 電気掃除機

Claims (24)

  1. 流入口から流入した含塵空気を旋回させ、含塵空気からごみを分離する旋回室と、
    前記旋回室を形成する旋回室形成部と、
    前記旋回室形成部に設けられた第1開口と、
    内部が、前記第1開口を介して前記旋回室に通じる第1集塵部と、
    前記旋回室形成部に設けられた第2開口と、
    内部が、前記第2開口を介して前記旋回室に通じる第2集塵部と、
    を備え、
    前記第1集塵部は、前記第2集塵部より大きい塵埃を捕集するとともに、前記第2集塵部が所定の収容ユニットに対して固定された状態で、前記収容ユニットから取り外すことができ、
    前記第1集塵部及び前記第2集塵部は、一体として、前記収容ユニットから取り外すことができる
    サイクロン分離装置。
  2. 旋回室ユニットと、
    前記旋回室ユニットを所定の収容ユニットに着脱自在に設ける装着手段と、
    第1集塵部と、
    前記第1集塵部を前記旋回室ユニットに着脱自在に設ける第1着脱手段と、
    を備え、
    前記旋回室ユニットは、
    流入口から流入した含塵空気を旋回させ、含塵空気からごみを分離する旋回室と、
    前記旋回室を形成する旋回室形成部と、
    前記旋回室形成部に設けられた第1開口と、
    前記旋回室形成部に設けられた第2開口と、
    内部が、前記第2開口を介して前記旋回室に通じる第2集塵部と、
    を備え、
    前記第1集塵部は、
    前記第2集塵部より大きい塵埃を捕集するとともに、
    内部が、前記第1開口を介して前記旋回室に通じ、
    前記第1着脱手段に対して所定の解除操作が行われると、前記旋回室ユニットが前記収容ユニットに固定された状態で、前記旋回室ユニットから取り外され、
    前記旋回室ユニットは、前記装着手段に対して所定の解除操作が行われると、前記第1集塵部と一体となって、前記収容ユニットから取り外される
    サイクロン分離装置。
  3. 前記第1着脱手段は、前記旋回室ユニットが前記収容ユニットから取り外された場合は、所定の解除操作が行われても、前記第1集塵部を前記旋回室ユニットに固定した状態を保持する請求項2に記載のサイクロン分離装置。
  4. 前記第1集塵部は、
    第1出口が形成された第1基体と、
    前記第1出口を開閉する第1蓋体と、
    を備え、
    前記第2集塵部は、
    第2出口が形成された第2基体と、
    前記第2出口を開閉する第2蓋体と、
    を備え、
    前記第1出口と前記第2出口とは、同じ方向を向いて開口する請求項2又は請求項3に記載のサイクロン分離装置。
  5. 前記第1基体は、上部に、前記第1開口に対向する開口が形成され、前記第1出口が下方を向いて開口し、
    前記第2基体は、前記旋回室形成部に設けられ、前記第2出口が下方を向いて開口する
    請求項4に記載のサイクロン分離装置。
  6. 前記第1蓋体を所定の閉塞状態に保持し、所定の開放操作が行われると、前記第1蓋体を開放させる第1開閉手段と、
    前記第2蓋体を所定の閉塞状態に保持し、所定の開放操作が行われると、前記第2蓋体を開放させる第2開閉手段と、
    前記第1集塵部が前記第1着脱手段によって前記旋回室ユニットに取り付けられている場合に、前記第1開閉手段と前記第2開閉手段とを連動させ、前記第1蓋体と前記第2蓋体とを同時に開放させる第1連結手段と、
    を備えた請求項5に記載のサイクロン分離装置。
  7. 前記第1開閉手段を開放操作するための操作手段を備え、前記第2開閉手段のみを開放操作するための手段を備えていない請求項6に記載のサイクロン分離装置。
  8. 前記第2基体は、前記旋回室形成部と一体に形成された請求項7に記載のサイクロン分離装置。
  9. 前記第2基体を前記旋回室形成部に着脱自在に設ける第2着脱手段と、
    を備えた請求項7に記載のサイクロン分離装置。
  10. 前記第1基体は、前記第1出口が上方を向いて開口し、
    前記第1蓋体は、上部に、前記第1開口に対向する開口が形成され、
    前記第2基体は、前記第2出口が上方を向いて開口し、
    前記第2蓋体は、前記旋回室形成部に設けられた
    請求項4に記載のサイクロン分離装置。
  11. 前記第1基体を所定の閉塞状態に保持し、所定の開放操作が行われると、前記第1基体を前記第1蓋体から取り外し可能な状態にする第1保持手段と、
    前記第2基体を所定の閉塞状態に保持し、所定の開放操作が行われると、前記第2基体を前記第2蓋体から取り外し可能な状態にする第2保持手段と、
    前記第1集塵部が前記第1着脱手段によって前記旋回室ユニットに取り付けられている場合に、前記第1保持手段と前記第2保持手段とを連動させ、前記第1基体の取り外しと前記第2基体の取り外しとを同時に行わせる第1連結手段と、
    を備えた請求項10に記載のサイクロン分離装置。
  12. 前記第1保持手段を開放操作するための操作手段を備え、前記第2保持手段のみを開放操作するための手段を備えていない請求項11に記載のサイクロン分離装置。
  13. 前記第2基体が前記第2蓋体から取り外された場合に、前記第2基体を前記第1基体に連結させる第2連結手段と、
    を備えた請求項11又は請求項12に記載のサイクロン分離装置。
  14. 前記第2集塵部の内部に形成された第2集塵室は、容積が、前記第1集塵部の内部に形成された第1集塵室の容積より大きい請求項1から請求項13の何れかに記載のサイクロン分離装置。
  15. 前記第1開口は、前記旋回室形成部のうち、前記旋回室の側壁を形成する部分に形成され、
    前記第1集塵部は、前記旋回室形成部の側方に並んで配置された
    請求項1から請求項14の何れかに記載のサイクロン分離装置。
  16. 前記第1集塵部は、内部空間が、前記第1開口に対向する開口から、前記旋回室の旋回方向に広がるように形成された請求項1から請求項15の何れかに記載のサイクロン分離装置。
  17. 前記第2集塵部は、前記収容ユニットに対して適切に取り付けられると、前記旋回室の下側に配置され、その内部空間から見て、前記第2開口が上方を向いて開口する請求項1から請求項16の何れかに記載のサイクロン分離装置。
  18. 前記第1開口は、前記旋回室形成部のうち、前記旋回室の側壁を形成する部分に形成され、
    前記第1開口の下流側の縁部は、前記旋回室形成部が前記収容ユニットに適切に取り付けられると、前記旋回室のうち、前記旋回室内を旋回する含塵空気が鉛直下方向に変位する領域を形成する側壁に配置される
    請求項1から請求項17の何れかに記載のサイクロン分離装置。
  19. 請求項1から請求項18の何れかに記載のサイクロン分離装置と、
    前記サイクロン分離装置の内部に所定の気流を発生させるための送風機と、
    を備えた電気掃除機。
  20. 前記第2集塵部の内部に、所定量のごみが溜まったことを検知するごみ検知手段と、
    を備えた請求項19に記載の電気掃除機。
  21. 前記ごみ検知手段は、
    前記収容ユニットに設けられ、所定の検知信号が前記第2集塵部の内部を通過するように、前記検知信号を送信する送信部と、
    前記収容ユニットに設けられ、前記送信部から送信された検知信号を受信する受信部と、
    を備えた請求項20に記載の電気掃除機。
  22. 前記送信部から送信された検知信号を反射させる反射部と、
    を備え、
    前記旋回室形成部は、一部が前記第2集塵部の内部に配置され、
    前記反射部は、前記旋回室形成部の前記一部に設けられた
    請求項21に記載の電気掃除機。
  23. 前記サイクロン分離装置から排出された空気が通る排気風路と、
    前記排気風路を形成する排気風路形成部と、
    を備え、
    前記ごみ検知手段は、
    前記排気風路形成部に設けられ、所定の検知信号を送信する送信部と、
    前記排気風路形成部に設けられ、前記送信部から送信された検知信号を受信する受信部と、
    を備えた請求項20に記載の電気掃除機。
  24. 前記ごみ検知手段の検知結果を報知する報知手段と、
    を備えた請求項20から請求項23の何れかに記載の電気掃除機。
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