JP5193932B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は電気掃除機に係り、特にサイクロン方式の電気掃除機に関するものである。
従来、サイクロン集塵部を備えた電気掃除機において、サイクロン集塵部は吸口から吸込んだ含塵埃吸気をサイクロン分離筒による遠心分離によって除塵させ、除塵された塵埃は集塵室に堆積する。堆積した塵埃を排出するためにはサイクロン分離筒を集塵ケースから分離させ、集塵ケースの上方から排出する必要がある。しかし、このような構造では塵埃の排出動作に手間がかかることや、塵埃が舞い上がるという恐れがあった。
この解決方法として、サイクロン集塵部にて遠心分離し、集塵された塵埃を集塵ケースの下部から排出する方法がある。
特開2008−93277号公報(特許文献1)に記載された電気掃除機では、塵埃を捕集するための第1の集塵室と、吸引風の下流側において塵埃を捕集するための第2の集塵室とを備え、2つの集塵室のうち少なくとも一方の下部が下端に向かってテーパ状に広がっており、下方の開口部の塞ぐ蓋部をユーザによる単一の操作によって同時に開放することで塵埃を排出する。
特開2005−87507号公報(特許文献2)に記載された電気掃除機では、集塵ケース下方の蓋部がゴミ捨て用の開口面からそれに隣接する面に亘る一対の分割蓋体となっており、蓋部を開放することで集塵部下部の側面および底面が外側へ回動し、塵埃を容易に落下させる。
特開2008−93277号公報 特開2005−87507号公報
しかしながら特許文献1の機構では、下方の開口部の直径はサイクロン室の外筒径より大きくなるため、集塵ケース全体の大きさが大きくなってしまう。集塵ケース全体の大きさを抑えるためには分離性能を犠牲にしてサイクロン室の外筒径を小さくしなければならない。
また特許文献2の機構では強度を得るために各部の大きさを確保しなければならず、蓋部の接触面における気密を確保するのが困難である。また、内壁部に排出蓋との境界部分ができるため、気流の障害となり損失が増加してしまう。
本発明の目的は、吸引した塵埃の排出動作を容易にし、塵埃の舞い上がりを防ぐとともに、分離性能を確保しながら小型のサイクロン集塵室を備えた電気掃除機を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の特徴とするところは、本体吸気口と前記本体吸気口に連通する集塵室と前記集塵室に着脱自在な集塵装置と前記集塵室に連通する電動送風機とを備えた掃除機本体を備えた電気掃除機において、前記集塵装置は、前記本体吸気口に連通可能な集塵装置吸気口と、前記電動送風機に連通可能な集塵装置排気口と、前記集塵装置排気口に連通し円周面に複数の貫通穴を有する中空の内筒と、前記集塵装置吸気口に連通し前記内筒を包含する中空の外筒とを備え、前記外筒の内径は、前記外筒の軸方向に沿って一旦小さくなったのちに、大きくなり、前記内筒の外周から前記外筒の内周へ向かって延びる円環状部材が前記内筒の外周に形成され、前記複数の貫通穴は、前記円環状部材よりも前記集塵装置吸気口の中心軸に近い側に位置し、前記外筒の内径の小さくなったのちに大きくなる部分は、前記円環状部材に対向する部分、または前記円環状部材に対応する部分を基準として前記集塵装置吸気口の中心軸とは反対側に位置することにある。
上記目的を達成するために本発明の特徴とするところは、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記掃除機本体に着脱自在に設けられた集塵ケースを備えた電気掃除機において、前記集塵ケース内に、含塵埃吸気内の塵埃を遠心分離作用によって分離するサイクロン室と前記サイクロン室を通過した含塵埃吸気の塵埃を捕集するフィルター室を設け、前記サイクロン室には、サイクロン外筒と内部に流路を備えたサイクロン分離筒とを備え、前記サイクロン外筒と前記フィルター室は塵埃を排出するための開口部を軸方向の下端に有し、前記開口部は開閉部材によって塞がれており、前記サイクロン外筒の内壁が軸方向の上方から下方へ向かうにしたがって内周方向へテーパ状に狭まり、その後前記開口部まで外周方向へテーパ状に広がるような括れ形状を有し、前記サイクロン分離筒の外周から前記集塵ケースの内周方向へ突出し、前記集塵ケースの下方に集塵部を形成する笠部を有し、前記笠部が前記サイクロン室内外壁の括れ形状の最小径部分より上流側に位置することにある。
本発明によると、吸引した塵埃の排出動作を容易にし、塵埃の舞い上がりを防ぐとともに、分離性能を確保しながらサイクロン集塵室を小型化できる。
具体的には、本発明によると、集塵機構内のサイクロン室とフィルター室下端の開口を覆うように開閉自在に設けた排出蓋を開放することにより、捕集した塵埃を排出する。その際、捕集された塵埃が互いに絡まりあって立体的な塊となった場合に、集塵ケース下方において、集塵ケースの外壁部が下部に広がるテーパ部を有することにより塵埃が内壁に引っかかることなく下方からの容易に排出することが可能となる。また、分離された塵埃がテーパ形状の内壁により押さえられ、集塵ケース内で再び舞い上がり吸気口を遮ることがないため、安定した吸引力を保つことが可能となる。ここで、集塵ケース上方の内壁部が下方へ向かうにしたがってサイクロン分離筒方向にテーパ状に狭まり、その後サイクロン室下部において下方開口部まで外周方向へテーパ状に広がるような括れ形状を有し、下部のテーパ部で集塵部を形成することにより、集塵ケース全体の大型化が回避でき、吸引した塵埃の排出動作を容易にしながら吸引力を維持することが可能となる。また、以上の構造をとることにより、一度旋回流の流路を狭め旋回流の回転力を上げ、その後再度膨張させることにより旋回流の回転力が低下する。これにより、サイクロン室では遠心分離能力を高め、集塵部では捕集された塵埃の回転力が低下するため、塵埃は下方への落下しやすくなり、さらに上部への舞い上がりを抑えることができる。
また、本発明によると、サイクロン分離筒の下部がテーパ状に狭まる形状であることにより、さらに塵埃の引っかかりがなくなり、容易に塵埃を排出することが可能になる。
また、本発明によると、サイクロン分離筒外周から集塵ケース内周方向へ突出し、集塵ケースの下方に集塵部を形成する笠部を前記サイクロン室内外壁の括れ形状の最小径部分より上流側に設けることにより、サイクロン室において吸気と分離され集塵部に捕集された塵埃がさらに舞い上がりにくく、再度サイクロン室内に侵入するのをより回避し、塵埃を下方から排出する際に笠部が塵埃の動きを阻害せずに容易に排出することが可能となる。
本発明の実施例の一例に係る集塵機講の斜視図。 上記電気掃除機の全体側面図。 上記電気掃除機の本体部分の側面図。 集塵装置の空気の流れを示した縦断面図。 集塵装置の正面図。 集塵装置サイクロン分離筒の斜視図。 図4中のA−A断面図。 集塵装置の排出蓋を開放した状態の斜視図。 塵埃を排出する様子の縦断面図。
図2は本発明の実施例の一例に係る電気掃除機の全体外観図である。
この実施例における電気掃除機は、吸気口(本体吸気口)7を有する掃除機本体1と吸気口7にその一端が接続され連通するホース2とホース2の他端にその一端が接続され連通する手元操作管3と手元操作管3の他端にその一端が接続され連通する伸縮延長管4と伸縮延長管4の他端に接続され連通する吸口5を備え、掃除機本体1と手元操作管3をホース2で接続し、この手元操作管3に伸縮延長管4を介して吸口5を接続して使用する。電気掃除機の使用状態では、掃除機本体1が横置きとなり、電気掃除機の収納状態では、掃除機本体1が縦置きとなるのが好ましい。掃除機本体1内の前側(ホース2が接続される側)には、吸気口7に連通する集塵室(図示せず)が配置され、さらに、その集塵室には、塵埃を捕集する集塵ケース(集塵装置)100が着脱自在に配置される。掃除機本体1内の後側には、吸引力を発生する電動送風機6が配置される。そして、手元操作管3に設けられた電源ボタンが使用者によってONされると、電動送風機6が作動し、吸引力を発生する。吸口5から吸い込まれた空気および空気と共に吸い込まれた塵埃は、伸縮延長管4,手元操作管3,ホース2,掃除機本体1の順に導かれる。
図3は本発明の実施例の一例に係る掃除機本体の外観図である。
この掃除機本体1内には電動送風機6とコードリール(図示せず)とを内蔵する。また、掃除機本体1は、上ケース10と下ケース20によって覆われており、下ケース20は、この掃除機本体1を床面に走行させるための走行車輪21と案内車輪22を備えている。さらに、上ケース10の上部には本体ハンドル11が前後方向に回転可能に取り付けられており、使用者が掃除機本体1を持ち運ぶことができる。掃除機本体に内蔵されるフィルター除塵ユニット12は、掃除機本体1内で電動送風機6と集塵ケース100との間に位置し、集塵ケース100の排気口(集塵装置排気口)に設けられたフィルター部122に付着した塵埃を振るい落とす。
図1,図4〜図8は本発明の実施例の一例に係る集塵機構の外観図である。
集塵ケース100は、図1に示すように、含塵埃吸気から遠心分離作用(サイクロン方式)によって塵埃を分離するサイクロン室101と、吸気の下流側であってサイクロン室101の側方に隣接した位置に、塵埃を捕集するフィルター室102を有し、集塵ケース100の上部に設けられたハンドル103により使用者が掃除機本体1の集塵室から着脱することができる。このハンドル103は回動軸(開閉軸)を備えており、通常図4に示すように上蓋(第一の蓋)104に収納されているが、集塵ケース100を掃除機本体1の集塵室から取り外す場合や集塵ケース100を持ち運ぶ場合、図1に示すようにハンドル103の前部を持ち上げると使用者がハンドル103が握れるようになる。ここで、ハンドル103は、集塵ケース100の外観を損なわないため、或いは省スペース化のために回動するようにしているが、固定式になっていてもよい。サイクロン室101は、中空の外筒によって形成されるサイクロン外筒112と、外筒と同心軸で形成され外筒に包含される中空の内筒によって形成されるサイクロン分離筒113によって構成される。図4に示すように、サイクロン分離筒113は、笠部114よりも下部において、上から下に向かうにしたがって、径が小さくなってもよい。つまり、サイクロン分離筒113の下部は、中空の逆円錐台形状のサイクロン分離筒テーパ部119で形成されてもよい。サイクロン外筒112は、使用者から塵埃の堆積が見えるようにまたはサイクロン外筒112外に設けたセンサが塵埃の堆積を検出できるように、透明または半透明のプラスチックや樹脂で構成されるのが好ましい。サイクロン分離筒113は、菌の繁殖を抑制できるように、抗菌作用のある金属(例えば、銀,銅)や抗菌物質(例えば、銀,銅)を含有するあるいは塗布された金属(例えば、ステンレス)で構成されるのが好ましい。電気掃除機の使用状態において重力作用方向を下方向とした場合に、集塵ケース100の外筒および内筒の軸方向は、略重力作用方向であるのが好ましい。ここで略重力作用方向とは、軸方向と重力作用方向とのなす角度が0°から45°までの範囲をいう。尚、フィルター室102は、サイクロン室101の側方に配置する代わりに、サイクロン室101の上部あるいは下部、または上蓋104あるいは排出蓋(第二の蓋)116内に配置してもよい。
図1に示すように、サイクロン外筒112の上部の円周面の一部には、サイクロン外筒112の円周面に沿うように開口しているつまりサイクロン外筒112の円周面の接線方向に接続されている入口管(集塵装置吸気口)111が形成される。ただし、入口管111の接続方向は、必ずしも接線方向である必要はなく、サイクロン外筒112の軸心からずれていれば、旋回流を発生させることができる。入口管111の開口方向とフィルター部122が配置される排気口の方向とは対向しているのが好ましい。そして、サイクロン外筒112が集塵室内に装着された場合に、入口管111は弾性シール部材を介して吸気口7に連通し、フィルター部122が配置される排気口は掃除機本体1の電動送風機6の吸気口に連通する。
図1および図6に示すように、サイクロン分離筒113の軸方向の両端は、開口している。サイクロン分離筒113の上端の開口は、上蓋104内の流路に連通する。サイクロン分離筒113の下端の開口は、サイクロン外筒112内に開口する。サイクロン分離筒113の軸方向の中間または中間よりもやや下側または下端から1/4程度の高さの位置に、サイクロン分離筒113の外周面からサイクロン外筒112の内周面へ向かって延びる円環状の笠部114を設ける。笠部114は、下から上方向への塵埃の巻き上げや空気の逆流を抑制するものである。笠部114の外周端と、サイクロン外筒112の内周面との間は空いており、上から下方向への空気の流路を形成している。入口管111は、笠部114よりも上側に配置される。サイクロン分離筒113の円周面のうち、笠部114よりも上側に、複数の貫通孔からなる吸気口117が形成される。図6に示すように、吸気口117は、サイクロン分離筒113の円周面の円周方向の一部を除いた部分に形成されるのが好ましい。その結果、吸気口117は、入口管111の開口方向に対し、直線上にない。サイクロン分離筒113の下端近傍(好ましくは下端)に、サイクロン分離筒113の外周面からサイクロン外筒112の内周面にわたって、サイクロン分離筒113およびサイクロン外筒112の軸方向に対して垂直な方向に真っ直ぐに延びるメッシュフィルター部(メッシュ部材)115が形成される。メッシュフィルター部115も、菌の繁殖を抑制できるように、抗菌作用のある金属(例えば、銀,銅)や抗菌物質(例えば、銀,銅)を含有するあるいは塗布された金属(例えば、ステンレス)で構成されるのが好ましい。メッシュフィルター部115の目は、吸気口117に形成される貫通孔よりも、細かいのが好ましい。サイクロン分離筒113の内側は、遠心分離に寄与しないため、空気が旋回しないのが好ましい。そこで、空気が旋回しないように、サイクロン分離筒113の内周面のうち、吸気口117が形成されない部分(特にサイクロン分離筒113から吸気口117までの範囲)に、軸方向に延びるリブ(整流板)を設けてもよい。
図4に示すように、電動送風機6より発生した吸引力により、吸口5から吸い込まれた含塵埃吸気は、伸縮延長管4,ホース2を通り、掃除機本体1,集塵ケース100内に流入する。集塵ケース100内に流入した含塵吸気はサイクロン外筒112の内周面に沿うように開口している入口管111より、サイクロン外筒112内に流入し、サイクロン分離筒113の外周を旋回することにより遠心分離作用で塵埃を分離する。遠心分離作用により外周側の空気は、塵埃が多く含まれ、逆に、内周側の空気は、塵埃が少ない。遠心分離後の塵埃を多く含んだ空気(サイクロン分離筒113外の空気)は、サイクロン外筒112の下部のメッシュフィルター部115上に導かれる。このサイクロン外筒112上部から下部へ旋回し向かう吸気は、メッシュフィルター部115を通りサイクロン外筒112下部の排出蓋116にて旋回して、サイクロン分離筒113の下端開口からサイクロン分離筒113内に形成される流路に導かれる。サイクロン分離筒113の外周を旋回し、遠心分離作用によって除塵された吸気の一部(遠心分離後の塵埃が少ない空気)は、サイクロン分離筒113の入口管111から笠部114の間の範囲で開口する吸気口117からサイクロン分離筒113内の流路に流入する。これにより、メッシュフィルター部115上に堆積した塵埃により、排出蓋116にてサイクロン分離筒113内の流路に導かれる吸気が遮られても、サイクロン分離筒113の上部に開口する吸気口117から除塵された吸気を流入させ続けることができるため、吸引力を持続させることができる。一方、メッシュフィルター部115上に堆積した塵埃は、サイクロン分離筒113の下端開口からの吸引力によって圧縮される。
図5に示すように、吸気口117は、入口管111から流入した含塵埃吸気が吸気口117からサイクロン分離筒113内へ直接流入しないよう、サイクロン分離筒113と入口管111の流路が交差する斜線部Bの範囲には吸気口117を設けないように配置した。これにより、入口管111から流入した含塵埃吸気が短絡して吸気口117の開口からサイクロン分離筒113内の流路に直接流入することを防止している。また、吸気口117が形成されない部分(斜線部B)は、含塵埃吸気が逆旋回しないように、案内板の役割も有している。ここで、吸気口117は、目詰まりしにくい小径の孔をサイクロン分離筒113の側面に形成しているが、より微細な塵埃を分離させるためメッシュ状のフィルターを配置してもよい。このメッシュ状のフィルターの目は、メッシュフィルター部115の目と同等であってもよいし、細かくてもよい。
そして、図4に示すように、排出蓋116でサイクロン分離筒113内の流路へ導かれた吸気は、サイクロン分離筒113の上部に形成された吸気口117からの吸気と合流し、サイクロン室101の上部開口(サイクロン分離筒113の上端開口)から上蓋104内の流路に流入し、吸気の下流側に設けられたフィルター室102を通り、電動送風機6に吸込まれる。サイクロン室101で遠心分離作用によって分離できなかった軽い塵埃やメッシュフィルター部115で捕集できなかった細かい塵埃が、このフィルター室102に設けられたフィルター部122によって捕集される。この電動送風機6からの排気はフィルター(図示せず)を介して、一部は排気流路(図示せず)を介し、一部はコードリールに流して冷却し、その後に機外に放出させる。
図4に示すように、サイクロン室101は、サイクロン外筒112とサイクロン分離筒113とサイクロン分離筒113の外周から集塵ケース100の内周方向へ突出した笠部114を備える。サイクロン外筒112の外壁(外面)は円柱形状である。サイクロン外筒112の内壁(内面)は、上端から途中まで(例えば、サイクロン分離筒113の上下方向中間よりもやや上まで)は直線(ストレート)状であり、その下部で上方から下方へ向かうにしたがってサイクロン分離筒113方向に狭まる集塵室上部テーパ部108を有し、その下部の集塵室括れ最小径部109からはサイクロン室101の下端の開口まで外周方向へテーパ状に広がる集塵室下部テーパ部110となっている。ここで集塵室上部テーパ部108は入口管111の下部より設けているが、サイクロン室101の上端より設けてもよい。サイクロン外筒112の内壁の軸方向の上端と下端は、略同径である。また、集塵室上部テーパ部108を集塵室下部テーパ部110より長く設けているが、短くてもよいし、同等でもよい。集塵室上部テーパ部108のテーパ角と集塵室下部テーパ部110のテーパ角は、その長さに比例し、長いほどテーパ角は小さくなる。図4に示すように、集塵室上部テーパ部108のテーパ角よりも、集塵室下部テーパ部110のテーパ角を大きくするのが好ましい。サイクロン室101において、集塵室上部テーパ108を設けることにより徐々に旋回流の流路が狭まり、笠部114により急速に旋回流の流路が狭まるため、旋回流の回転力が上がり遠心分離能力が高まる。その後、集塵室下部テーパ部110を設けることにより流路が広まり、流速が落ちる。これにより、集塵部では捕集された塵埃の回転力が低下し、塵埃は下方へ落下しやすくなる。また、集塵室下部テーパ部110は塵埃の排出方向(下方向)に向かって広がる形状のため、吸引し堆積した塵埃がサイクロン室101の内壁に引っかかることなく、容易に落下させることができる働きを持つ。また、集塵室下部テーパ部110を設けることにより、堆積した塵埃は下向きの斜面となった内壁に押さえつけられるため、サイクロン室上部に舞い上がりにくくなる。さらに、集塵室上部テーパ部108を設けることにより、集塵室下部テーパ部110によってサイクロン室101の全体が大型化することを回避することができる。サイクロン分離筒113に設けられた笠部114はメッシュフィルター部115上に堆積した塵埃が舞い上がるのをより抑える働きを持つ。ここで、笠部114は排出蓋116を開放した際に塵埃が下方に落下する動きを阻害しないために集塵室括れ最小径部109と同等または上方に位置することが好ましい。笠部114の上下方向の位置が集塵室括れ最小径部109の上下方向の位置と同等であれば、笠部114上方からの空気は、笠部114と集塵室括れ最小径部109との間を通過した後に、流速に低下に伴って、サイクロン外筒112側およびサイクロン分離筒113側に拡大しながら、メッシュフィルター部115に到達する。一方、笠部114の上下方向の位置が集塵室括れ最小径部109の上下方向の位置よりも上方であれば、笠部114上方からの空気は、笠部114と集塵室括れ最小径部109との間を通過した後に、集塵室上部テーパ部108に案内されて、ややサイクロン分離筒113側に向かって流れる。また、笠部114の外周端の集塵室上部テーパ部108の内周面との間に形成される間隙は、サイクロン分離筒113の外周端と集塵室括れ最小径部109の内周端との間に形成される間隙よりも小さいのが好ましい。
図6に示すように、サイクロン分離筒113は連結部118により上蓋104に連結することによりサイクロン外筒112から着脱自在になっている。これにより、サイクロン外筒112からサイクロン分離筒113を取り外してサイクロン外筒112内に手を入れて清掃することができるため、サイクロン外筒112のお手入れ性が向上する。ここで、上述したように、サイクロン分離筒113の軸方向は鉛直方向を向いているが、鉛直方向でなく傾いていてもよい。さらに、笠部114の縁は水平に突出しているが、図6に示すように、塵埃が舞い上がるのを抑えるために、サイクロン外筒112下端方向に傾斜・湾曲させてもよい。
図8に示すように、サイクロン室101とフィルター室102の下端の開口は、サイクロン分離筒113の外周から集塵ケース100の内周に掛けてメッシュフィルターが配置された開閉可能なメッシュフィルター部115と排出蓋116によって塞がれている。メッシュフィルター部115と排出蓋116は、フィルター室102側に設けられたフィルター回動軸(開閉軸)124によって回動する。フィルター回動軸124は、メッシュフィルター部115の回動軸と、排出蓋116の回動軸と、フィルター部122の回動軸とで共用されている。メッシュフィルター部115と排出蓋116は、サイクロン外筒112下部でかつフィルター室102の反対側に設けられた排出蓋クランプ(係止部材)107により係止されている。具体的には、外側に配置された排出蓋116が排出蓋クランプ107によって係止されることによって、内側に配置されたメッシュフィルター部115の外周端がサイクロン外筒112と排出蓋116とによって挟まれることによって係止される。また、メッシュフィルター部115の上面に、メッシュフィルター部115の目よりも細かい使い捨てフィルター素材(例えば、ティッシュペーパ)が係止されてもよい。具体的には、排出蓋116が排出蓋クランプ107によって係止されることによって、メッシュフィルター部115の外周端がサイクロン外筒112と排出蓋116とによって挟まれ、さらに、使い捨てフィルター素材の外周端がサイクロン外筒112とメッシュフィルター部115とによって挟まれることによって係止される。排出蓋クランプ107により、メッシュフィルター部115とサイクロン外筒112,サイクロン分離筒113,サイクロン分離筒113,フィルター部122を形成するフィルターケース121が気密状態に当接するよう付勢している。各当接部間には弾性シール部材を介在させるとよい。ごみ捨て時に、使用者がサイクロン外筒112の上部外側に形成されたボタン105を押下すると、サイクロン外筒112の外側を上端から下端まで軸方向に延びかつサイクロン外筒112の円周方向へ延びる突起を有する伝達棒106が軸方向へ移動して、排出蓋クランプ107を解除位置まで移動させ、メッシュフィルター部115と排出蓋116が開放状態になり、使用者は、堆積した塵埃をボタン押下による排出することができる。ここで、メッシュフィルター部115は平坦になっているが湾曲していてもよい。また、メッシュフィルター部115のサイクロン分離内筒側の面に、円筒状の凸部を設けてもよい。凸部を設けることにより、メッシュフィルター部115上に堆積した塵埃が剥離しやすくなり、塵埃が排出しやすくなる。
サイクロン室101とフィルター室102の上部開口は、上蓋104によって塞がれており、上蓋104とサイクロン外筒112,フィルターケース121が気密状態に当接している。ここで、当接部間には弾性シール部材を介在させるとよい。上蓋104は、サイクロン外筒112とフィルターケース121より着脱自在となっている。本実施例では、上蓋の側面にネジ部があり、ネジを外すことで上蓋104が着脱可能となる。ここで、上蓋104は、部品点数を減らすため、サイクロン外筒112やフィルターケース121と一体型で設けてもよい。
フィルター室102のフィルターケース121後部には、波形のプリーツ加工されたフィルターを有するフィルター部122が備わる。フィルター部122のフィルターの目は、吸気口117の貫通孔やメッシュフィルター部115の目よりも、細かい。このフィルター部122は、フィルターケース121に対してフィルターケース下部に設けられたフィルター回動軸124を中心として開閉自在に設けられ、フィルタークランプ(係止手段)123により係止している。前記フィルター部122に付着した細塵を除塵機構により下部のメッシュフィルター115側に剥離させ、フィルタークランプ123を解除することによりフィルター部122を開閉できるようにし、細塵を1動作で排出可能な機構とした。さらに、排出蓋116とフィルター部122の回転軸をフィルター回動軸124上に設けたことにより外観の凹凸を減らすことが可能となった。排出蓋116のうちサイクロン室101の下側開口に対向する部分とフィルター室102の下側開口に対向する部分とは、連通せずに隔離するが、一体型に形成されているのが好ましい。
以上の構成の集塵ケース100で捕集した塵埃30を、排出蓋116を開放して排出する様子を図9に示す。塵埃30が圧縮された状態で捕集され、集塵ケース内壁に対し摩擦係止させられていたとしても、集塵室上部テーパ部108およびサイクロン分離筒テーパ部119を設けたことによって集塵部の平面断面積は下方に向かうにしたがって大きくなり、塵埃30は自重と圧縮された状態からの復元力によって下方に押し出され、容易に落下する。
以上の構成としたことで、吸引した塵埃を効率的に圧縮し、集塵ケースの下方から排出することができるため、吸引した塵埃の排出動作が容易となり、塵埃の舞い上がりを防ぐことができる。また、括れ形状を設けたことで、分離性能を確保しながら集塵ケースの大型化を回避することができる。
1 掃除機本体
2 ホース
3 手元操作管
4 伸縮延長管
5 吸口
6 電動送風機
7 吸気口
10 上ケース
11 本体ハンドル
12 フィルター除塵ユニット
20 下ケース
21 走行車輪
22 案内車輪
30 塵埃
100 集塵ケース
101 サイクロン室
102 フィルター室
103 ハンドル
104 上蓋
105 ボタン
106 伝達棒
107 排出蓋クランプ
108 集塵室上部テーパ部
109 集塵室括れ最小径部
110 集塵室下部テーパ部
111 入口管
112 サイクロン外筒
113 サイクロン分離筒
114 笠部
115 メッシュフィルター部
116 排出蓋
117 吸気口
118 連結部
119 サイクロン分離筒テーパ部
121 フィルターケース
122 フィルター部
123 フィルタークランプ
124 フィルター回動軸

Claims (5)

  1. 本体吸気口と前記本体吸気口に連通する集塵室と前記集塵室に着脱自在な集塵装置と前記集塵室に連通する電動送風機とを備えた掃除機本体を備えた電気掃除機において、
    前記集塵装置は、前記本体吸気口に連通可能な集塵装置吸気口と、前記電動送風機に連通可能な集塵装置排気口と、前記集塵装置排気口に連通し円周面に複数の貫通穴を有する中空の内筒と、前記集塵装置吸気口に連通し前記内筒を包含する中空の外筒とを備え、
    前記外筒の内径は、前記外筒の軸方向に沿って一旦小さくなったのちに、大きくなり、
    前記内筒の外周から前記外筒の内周へ向かって延びる円環状部材が前記内筒の外周に形成され、
    前記複数の貫通穴は、前記円環状部材よりも前記集塵装置吸気口の中心軸に近い側に位置し、
    前記外筒の内径の小さくなったのちに大きくなる部分は、前記円環状部材に対向する部分、または前記円環状部材に対応する部分を基準として前記集塵装置吸気口の中心軸とは反対側に位置することを特徴とする電気掃除機。
  2. 請求項1の電気掃除機において、
    前記外筒の内径は、前記集塵装置吸気口を過ぎてから小さくなり始めることを特徴とする電気掃除機。
  3. 請求項1または2に記載の電気掃除機において、
    前記内筒の外径は、前記円環状部材を過ぎてから小さくなることを特徴とする電気掃除機。
  4. 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記掃除機本体に着脱自在に設けられた集塵ケースを備えた電気掃除機において、
    前記集塵ケース内に、含塵埃吸気内の塵埃を遠心分離作用によって分離するサイクロン室と前記サイクロン室を通過した含塵埃吸気の塵埃を捕集するフィルター室を設け、
    前記サイクロン室には、サイクロン外筒と内部に流路を備えたサイクロン分離筒とを備え、
    前記サイクロン外筒と前記フィルター室は塵埃を排出するための開口部を軸方向の下端に有し、
    前記開口部は開閉部材によって塞がれており、
    前記サイクロン外筒の内壁が軸方向の上方から下方へ向かうにしたがって内周方向へテーパ状に狭まり、その後前記開口部まで外周方向へテーパ状に広がるような括れ形状を有し、
    前記サイクロン分離筒の外周から前記集塵ケースの内周方向へ突出し、前記集塵ケースの下方に集塵部を形成する笠部を有し、
    前記笠部が前記サイクロン室内外壁の括れ形状の最小径部分より上流側に位置することを特徴とする電気掃除機。
  5. 請求項4に記載の電気掃除機において、
    前記サイクロン分離筒の軸方向の下部がテーパ状に狭まる形状であることを特徴とする電気掃除機。
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