JP2013174498A - モノパルス測角装置およびモノパルス測角方法 - Google Patents

モノパルス測角装置およびモノパルス測角方法 Download PDF

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【課題】モノパルス測角精度がCRLBに一致するモノパルス測角装置およびモノパルス測角方法を得る。
【解決手段】到来する目標信号を受信するM個の素子アンテナ(A#1〜#M)と、ディジタル化した目標信号に変換するM個の受信機(R#1〜#M)と、ディジタル化した目標信号を互いに足し合わせて和ビームを形成する和ビーム形成部(1)と、素子アンテナ座標に基づいて差ビームウェイトを求め、ディジタル化した目標信号に対して差ビームウェイトによる重み付けを行うことで差ビームを形成する差ビーム形成部(2a)と、和ビームおよび差ビームを入力してモノパルス測角値を求めるモノパルス測角部(3)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信アンテナに到来する電波の到来方向を推定するモノパルス測角装置およびモノパルス測角方法に関するものである。
従来のフェーズドアレーレーダでは、モノパルスコンパレータを用いて和および差ビームを形成してモノパルス測角を行い、受信した目標信号の到来方向を推定している(例えば、非特許文献1参照)。これに対し、近年、レーダのさらなる高性能化を達成するために、DBF(Digital Beamforming)方式を用いるフェーズドアレーレーダの開発が増加している。
このようなDBF方式レーダでは、ディジタル化された受信チャネルに対して、モノパルスコンパレータによるビーム形成と同じ処理を行うことにより、従来と同等の測角精度を有するモノパルス測角の実現が可能である。すなわち、互いに対称に左右(上下)分割されたアンテナ開口面に並べた素子アンテナに接続された各受信チャネルの受信信号に対して、ビーム指向のための移相設定等をした上で、互いに足し合わせることにより、和ビーム形成を行う。
同時に、各受信チャネルに対して「+1」あるいは「−1」のウェイトを与えてから、互いに足し合わせることにより、差ビーム形成を行う。これにより、モノパルスコンパレータを用いた場合と同等の和ビームおよび差ビームを得ることが可能となる。
このようなモノパルスコンパレータを前提とする従来のモノパルス測角方式の受信機雑音に対する測角精度は、メインビーム幅、規格化モノパルススロープ、受信SNR(Signal to Noise Ratio)により理論的に与えられる。規格化モノパルススロープは、和ビームパターンおよび差ビームパターンより一意に決まる値であり、例えば、アンテナが等間隔リニアアレーの場合、規格化モノパルススロープは、kmMono=1.391となる。
T. Jeffrey、 Phased-Array Radar Design: Application of Radar Fundamentals、 SciTech Publishing、 Raleigh、 NC、 2009.
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
このような従来のモノパルス測角方式による測角精度は、クラメール・ラオの理論限界(下限)(Cramer-Rao Lower Bound: 以降、CRLBと記す)に一致しない。等間隔リニアアレーによるモノパルス測角精度がCRLBに一致する場合、規格化モノパルススロープは、kmCRLB=1.607に相当し、従来のモノパルス測角方式に比べて精度が1.155倍よい。
このように、従来のモノパルス測角方式は、規格化モノパルススロープが最適化されていないため、測角精度がCRLBに一致しないという問題があった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、モノパルス測角精度がCRLBに一致するモノパルス測角装置およびモノパルス測角方法を得ることを目的とする。
本発明に係るモノパルス測角装置は、到来する目標信号を受信するM(Mは、2以上の整数)個の素子アンテナと、M個の素子アンテナのそれぞれで受信した目標信号を、ディジタル化した目標信号に変換するM個の受信機と、M個の受信機のそれぞれによるディジタル化した目標信号を互いに足し合わせて和ビームを形成する和ビーム形成部と、M個の素子アンテナに関する素子アンテナ座標に基づいて差ビームウェイトを求め、M個の受信機のそれぞれによるディジタル化した目標信号に対して差ビームウェイトによる重み付けを行うことで差ビームを形成する差ビーム形成部と、和ビーム形成部で形成された和ビーム、および差ビーム形成部で形成された差ビームを入力してモノパルス測角値を求めるモノパルス測角部とを備えるものである。
また、本発明に係るモノパルス測角方法は、到来する目標信号をM(Mは、2以上の整数)個の素子アンテナにより受信する受信ステップと、受信ステップで受信した目標信号を、ディジタル化した目標信号に変換するディジタル変換ステップと、ディジタル変換ステップによりディジタル化した目標信号を互いに足し合わせて和ビームを形成する和ビーム形成ステップと、M個の素子アンテナに関する素子アンテナ座標に基づいて差ビームウェイトを求め、ディジタル変換ステップによりディジタル化した目標信号に対して差ビームウェイトによる重み付けを行うことで差ビームを形成する差ビーム形成ステップと、和ビーム形成ステップで形成された和ビーム、および差ビーム形成ステップで形成された差ビームを入力してモノパルス測角値を求めるモノパルス測角ステップとを備えるものである。
本発明に係るモノパルス測角装置およびモノパルス測角方法によれば、ディジタル化した目標信号から和ビームを形成するとともに、与えられた素子アンテナ座標に基づいて差ビームウェイトを求めて差ビームを形成し、両ビームからモノパルス測角値を求めるように構成することで、従来のモノパルス測角方式に比べて高精度化を図ることができ、モノパルス測角精度がCRLBに一致するモノパルス測角装置およびモノパルス測角方法を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係るモノパルス測角装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態2に係るモノパルス測角装置を示す構成図である。
以下、本発明に係るモノパルス測角装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るモノパルス測角装置を示す構成図である。図中、M(≧2)個の素子アンテナA#1〜A#Mは、到来する目標信号を受信するとともに、M個の受信機R#1〜R#Mにそれぞれ接続されている。受信機R#1〜R#Mでは、アンテナA#1〜A#Mで受信した目標信号をベースバンド帯に周波数変換してアナログ信号を生成し、さらに、AD変換により、ディジタル化した目標信号に変換する。
受信機R#1〜R#Mは、和ビーム形成部1と差ビーム形成部2aに共通に接続されている。和ビーム形成部1は、受信機R#1〜R#Mによりディジタル化された目標信号を互いに足し合わせた和ビームを形成する。一方、差ビーム形成部2aは、与えられた素子アンテナ座標に基づく差ビームウェイトを求めるとともに、受信機R#1〜R#Mによりディジタル化された目標信号に対して差ビームウェイトを適用して、差ビームを形成する。
和ビーム形成部1および差ビーム形成部2aは、モノパルス測角部3に接続されている。そして、モノパルス測角部3は、和ビーム形成部1からの和ビームおよび差ビーム形成部2aからの差ビームを入力して、モノパルス測角を行う。
次に、本実施の形態1に係るモノパルス測角装置の背景理論として、モノパルス測角値のCRLBを示し、特に、等間隔リニアアレーの場合には、規格化モノパルススロープkmCRLB=1.607の場合に相当することを示す。
目標信号がM個の素子アンテナA#1〜A#Mに到来し、それぞれ受信機R#1〜R#Mにてディジタル化され、ビーム形成部1および2aに共通に与えられる受信信号ベクトルx(t)((t=1、・・・、T)はサンプル番号)を下式(1)のように表す。ただし、簡単のため、アンテナは、リニアアレーアンテナとする。また、フェーズドアレーアンテナでは、素子アンテナの後段に移相器を配するが、本発明の説明には、無関係なので省略する。
Figure 2013174498
上式(1)におけるs(t)、n(t)は、それぞれ目標信号ベクトル、受信機雑音ベクトル(受信機雑音平均電力はσとする)を示す。また、a(u)は、到来角θに対応するステアリングベクトルであり、a(u)およびuは、次式(2)、(3)で与えられる。
Figure 2013174498
ここで、d、・・・、dは、差ビーム形成部2aに与えられる素子アンテナ座標であり、λは、波長である。[・]の上添字Tは、[・]の転置を表わすものであり、サンプル番号のTとは異なるものである。
上式(1)において、到来角θに対応するuのCRLBによるモノパルス測角精度σCRLBは、次式(4)により与えられる。
Figure 2013174498
ただし、ESNRは、素子アンテナ段でのSNRであり、次式(5)で与えられる。Hは、複素共役転置を表す。
Figure 2013174498
じょうしき(5)におけるpは、各素子アンテナにおける目標電力であり、次式(6)で与えられる。
Figure 2013174498
また、Dは、素子アンテナ座標を対角成分とする対角行列であり、次式(7)で表される。
Figure 2013174498
素子アンテナ座標が、下式(8)のように、アンテナ開口中心を基準に対称である場合を考える。
Figure 2013174498
このとき、上式(4)は、次式(9)のように変形できる。
Figure 2013174498
ここで、上式(9)におけるSNRは、次式(10)で与えられる積分後SNRである。
Figure 2013174498
さらに、等間隔リニアアレーの場合におけるσCRLBは、次式(11)のように近似して変形することができる。
Figure 2013174498
ここで、上式(11)におけるD、BW、およびSNRは、それぞれ次式(12)〜(14)で与えられる等間隔リニアアレーの開口長、ビーム幅、および積分後SNRである。
Figure 2013174498
上式(11)の右辺第3行目は、モノパルス測角精度の式(後述の式(18)参照)と同じ形であり、CRLBから導出される規格化モノパルススロープkmCRLBは、上式(11)の右辺第2行目および3行目の関係から、次式(15)のように与えられることが明らかとなる。
Figure 2013174498
これに対し、等間隔リニアアレーでの従来のモノパルス測角方式の規格化モノパルススロープkmMonoには、次式(16)の関係がある。
Figure 2013174498
よって、kmMonoは、上式(13)を用いて、次式(17)のように与えられる。
Figure 2013174498
これより、等間隔リニアアレーでの従来のモノパルス測角方式の測角精度σMonoは、次式(18)のように表わされる。
Figure 2013174498
上式(11)と上式(18)を比較すると、次式(19)の関係式が導かれる。
Figure 2013174498
すなわち、等間隔リニアアレーでの従来のモノパルス測角方式の測角精度は、CRLBに達せず、CRLBに比べて1.155倍劣化している。
以上が本実施の形態1の背景理論の説明であり、モノパルス測角値のCRLBによる測角精度を示すとともに、特に等間隔リニアアレーの場合には、規格化モノパルススロープkmCRLB=1.607の場合に相当することを述べた。さらに、従来のモノパルス測角方式の測角精度は、CRLBに一致しないことを述べた。
次に、本実施の形態1のモノパルス測角装置における処理の流れを説明する。
和ビーム形成部1では、M個の受信機R#1〜R#Mから受信信号ベクトルx(t)を入力し、次式(20)により、和ビーム出力yΣ(t)を得る。
Figure 2013174498
ただし、上式(20)におけるwΣは、和ビームに対するビームウェイトであり、次式(21)で与えられる。
Figure 2013174498
一方、差ビーム形成部2aでは、まず、素子アンテナ座標等を用いて、次式(22)による差ビームウェイトwΔを求める。
Figure 2013174498
ただし、上式(22)では、次式(23)〜(25)の関係を用いた。
Figure 2013174498
続いて、和ビーム形成部1と同様に、M個の受信機R#1〜R#Mから受信信号ベクトルx(t)を入力して、次式(26)により、差ビームウェイトwΔを適用して(すなわち、差ビームウェイトwΔによる重み付けを行うことで)差ビーム出力yΔ(t)を得る。
Figure 2013174498
なお、従来のモノパルス測角方式では、差ビームウェイトwΔの要素は、「+1」あるいは「−1」となる。
モノパルス測角部3では、次式(27)のように、上式(20)および上式(26)による和ビームと差ビームとの比を求め、リファレンスとなるモノパルスディスクリパターンを参照して、モノパルス測角値を求める。
Figure 2013174498
以上が、本実施の形態1における処理の流れの説明である。
続いて、以下において、本実施の形態1による効果を確認する。
和ビームおよび差ビームのu=0近傍(ビーム幅内程度)のモノパルスディスクリパターンを、uの1次関数近似にて表わせば、次式(28)のようになる。ただし、kmproposedは、本実施の形態1による規格化モノパルススロープであり、kmproposed/BWが1次関数の傾きとなる。
Figure 2013174498
ここで、上式(28)の右辺最終行の第2因子について、上式(8)の性質を考慮し、分母、分子を、それぞれ次式(29)、(30)のように変形する。
Figure 2013174498
このとき、uの範囲は、ビーム幅以内程度であり、十分小さいので、次式(31)、(32)の近似が成り立つ。
Figure 2013174498
よって、上式(29)および上式(30)のそれぞれは、さらに、次式(33)、(34)のように変形できる。
Figure 2013174498
ここで、上式(33)および上式(34)を、上式(28)に代入すると、次式(35)のようになる。
Figure 2013174498
上式(35)の両辺を比べれば、次式(36)の関係が明らかとなる。
Figure 2013174498
よって、モノパルス測角法の測角精度σproposedは、次式(37)のように与えられる。
Figure 2013174498
ここで、上式(37)と式(9)を比較すると、本実施の形態1のモノパルス測角方式の測角精度σproposedが、CRLBによる測角精度σCRLBに一致していることが分かる。
すなわち、素子アンテナ座標が、上式(8)を満たすリニアアレーにおいて、上式(21)に示す和ビームウェイトwΣおよび上式(22)に示す差ビームウェイトwΔを用いる本実施の形態1のモノパルス測角方式により、CRLBによる測角精度σCRLBを達成できる効果を確認した。
以上のように、実施の形態1におけるモノパルス測角装置は、素子アンテナ座標により算出する差ビームウェイトを用いることにより、従来のモノパルス測角方式に比べて高精度で、CRLBによる測角精度を達成できるという効果がある。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2に係るモノパルス測角装置を示す構成図である。本実施の形態2は、先の実施の形態1と比べると、M個のアンテナA#1〜A#Mの直後に、サブアレー分割部4が挿入された点と、差ビーム形成部2bに対して、素子アンテナ座標に加えてサブアレー分割行列が与えられている点とが異なる。ここで、サブアレー分割行列は、サブアレー分割部4による分割に応じた行列である。
すなわち、サブアレー分割部4は、全素子アンテナA#1〜A#Mからの目標信号を、MSA(但し、M>MSA)個のサブアレー目標信号に分割し、これらのサブアレー目標信号を、受信機R#1〜R#MSAにそれぞれ送る。
その後は、先の実施の形態1と同様に、和ビーム形成部1は、和ビームを生成する。また、差ビーム形成部2bは、素子アンテナ座標とサブアレー分割行列に基づき、差ビームウェイトを求め、この差ビームウェイトを各受信機からのディジタル化した目標信号に対して適用して差ビームを生成する。そして、モノパルス測角部3は、これら和ビームおよび差ビームに基づき、モノパルス測角を行う。
次に、本実施の形態2に係るモノパルス測角装置における処理の流れを説明する。本実施の形態2では、サブアレー分割部4を挿入することにより、以降の受信チャネル数は、MSAチャネルになるものの、和ビーム形成部1では、先の実施の形態1と同様の処理が行われる。
これに対し、差ビーム形成部2bでは、先の実施の形態1と異なる方法で差ビームウェイトが算出される。そこで、以降では、差ビーム形成部2bにおける処理の流れのみを説明する。
ここで、差ビーム形成部2bで求める差ビームウェイトを、wΔ (SA)とする。また、差ビーム形成部2bに入力され、差ビームウェイトwΔ (SA)を求める段階の受信信号ベクトルは、次式(38)を満たすものとする。ただし、Tをサブアレー分割行列と呼び、TT=Iを満たす。
Figure 2013174498
差ビームウェイトwΔ (SA)には、先の実施の形態1で求めた差ビームウェイトwΔにできるだけ高い相関を持つような準最適なビームウェイトを与える。すなわち、次式(39)のようなrに関する線形拘束付最小自乗問題の解を、差ビームウェイトwΔ (SA)とする。なお、拘束条件は、ビーム指向方向へのヌル点を与えるものである。
Figure 2013174498
上式(39)の解wΔ (SA)は、ラグランジェの未定乗数法により求めることができ、次式(40)のようになる。
Figure 2013174498
以上のように、実施の形態2に係るモノパルス測角装置では、素子アンテナ座標およびサブアレー分割行列により算出する差ビームウェイトを用いることにより、従来のモノパルス測角方式に比べて高精度で、CRLBに漸近する測角精度を達成できるという効果がある。
1 和ビーム形成部、2a、2b 差ビーム形成部、3 モノパルス測角部、4 サブアレー分割部、A#1〜A#M 素子アンテナ、R#1〜R#M 受信機。

Claims (3)

  1. 到来する目標信号を受信するM(Mは、2以上の整数)個の素子アンテナと、
    前記M個の素子アンテナのそれぞれで受信した前記目標信号を、ディジタル化した目標信号に変換するM個の受信機と、
    前記M個の受信機のそれぞれによる前記ディジタル化した目標信号を互いに足し合わせて和ビームを形成する和ビーム形成部と、
    前記M個の素子アンテナに関する素子アンテナ座標に基づいて差ビームウェイトを求め、前記M個の受信機のそれぞれによる前記ディジタル化した目標信号に対して前記差ビームウェイトによる重み付けを行うことで差ビームを形成する差ビーム形成部と、
    前記和ビーム形成部で形成された前記和ビーム、および前記差ビーム形成部で形成された前記差ビームを入力してモノパルス測角値を求めるモノパルス測角部と
    を備えることを特徴とするモノパルス測角装置。
  2. 請求項1に記載のモノパルス測角装置において、
    前記M個の素子アンテナから出力される目標信号を入力し、MSA(MSAはM未満の整数)個のサブアレー目標信号に分割するサブアレー分割部と、
    前記M個の受信機に代えて、前記サブアレー分割部から出力された前記サブアレー目標信号を、ディジタル化した目標信号に変換するMSA個の受信機と
    をさらに備え、
    前記和ビーム形成部は、前記MSA個の受信機のそれぞれによる前記ディジタル化した目標信号を互いに足し合わせて和ビームを形成し、
    前記差ビーム形成部は、前記M個の素子アンテナに関する前記素子アンテナ座標、および前記サブアレー分割部による分割に応じたサブアレー分割行列に基づいて差ビームウェイトを求め、前記MSA個の受信機のそれぞれによる前記ディジタル化した目標信号に対して前記差ビームウェイトによる重み付けを行うことで差ビームを形成する
    ことを特徴とするモノパルス測角装置。
  3. 到来する目標信号をM(Mは、2以上の整数)個の素子アンテナにより受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した前記目標信号を、ディジタル化した目標信号に変換するディジタル変換ステップと、
    前記ディジタル変換ステップによりディジタル化した前記目標信号を互いに足し合わせて和ビームを形成する和ビーム形成ステップと、
    前記M個の素子アンテナに関する素子アンテナ座標に基づいて差ビームウェイトを求め、前記ディジタル変換ステップによりディジタル化した前記目標信号に対して前記差ビームウェイトによる重み付けを行うことで差ビームを形成する差ビーム形成ステップと、
    前記和ビーム形成ステップで形成された前記和ビーム、および前記差ビーム形成ステップで形成された前記差ビームを入力してモノパルス測角値を求めるモノパルス測角ステップと
    を備えることを特徴とするモノパルス測角方法。
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