JPH07181251A - 電子走査アンテナ - Google Patents

電子走査アンテナ

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JPH07181251A
JPH07181251A JP5326898A JP32689893A JPH07181251A JP H07181251 A JPH07181251 A JP H07181251A JP 5326898 A JP5326898 A JP 5326898A JP 32689893 A JP32689893 A JP 32689893A JP H07181251 A JPH07181251 A JP H07181251A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高仰角域捜索・追尾用のアレイアンテナにお
いて、モノパルス測角処理における座標変換処理が容易
な電子走査アンテナを提供すること。 【構成】 8台のサブアレイ1−1等を放射状に配置
し、0/π移相器7−1等を各々のサブアレイに設け、
また送受信モジュール2−1等内に移相器21及び減衰
器20を設け、これらに対してビームの方向に応じた制
御を行なうこととした。このことにより、複数のサブア
レイの各々を差ビーム形成時に相対的に0度、180度
のいずれか一方に自由に設定できるので、差ビームの水
平、垂直関係を維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モノパルス・レーダ用
の電子走査アンテナに関し、特に高仰角域の捜索及び追
尾用のアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】モノパルス・レーダ用のアンテナは、送
信用に和ビームを形成し、受信用に和ビームと差ビーム
を同時に形成する方式が一般的である。差ビームの形成
は、方位方向又は高低方向の何れか一方、あるいは両方
同時に行なう方式が多く、用途により使い分けられてい
る。
【0003】従来のモノパルス・レーダ用の回路を図を
用いて説明する。図7に示すアンテナは、放射器102
を4分割し、ハイブリッド回路103および合成器10
4により和ビーム出力105、差ビーム出力106およ
び差ビーム出力106に直交する差ビーム出力107を
同時に得ることができる。
【0004】これらのビームの概念を図8に示す。図8
はビームを放射方向から見た図であり、和ビーム出力1
05から得られる和ビーム105A、差ビーム出力10
6から得られる差ビーム106A、及び差ビーム出力1
07から得られ、差ビーム106Aに直交する差ビーム
107Aにより受信ビームが構成されている。
【0005】なお、送信は、和ビーム出力105から送
信信号を入力することにより行なわれる。また図7にお
いて、Σは同相で、合成する(和をとる)ことを意味
し、△は逆相(位相差180度)で合成する(差をと
る)ことを意味している。
【0006】放射器102をホーンアンテナで構成し、
反射鏡と組合わせた例や放射器102をアレイアンテナ
とした例などがある。
【0007】次に、アレイアンテナの例として、和ビー
ムと差ビームの各々を最適化できる回路を有する従来技
術の例を図9および図10示す。
【0008】図9の例は、素子アンテナ108を直線状
に配列し、移相器109により素子アンテナ108の励
振および受信位相を制御してビーム走査を行なう。また
分配合成器111により送信和ビームと受信和ビームを
形成するのに最適な重み付けを行ない、分配合成器11
1と合成器112により受信差ビームを形成するのに最
適な重み付けを行なう構成としている。和ビームと差ビ
ームの形成に最適な重み付けの例を図11に示す。和ビ
ーム用の重み付けにはテイラー分布に近い形状の重み付
け125を用い、差ビーム用の重み付けはベイリス分布
に近い形状の重み付け126を用いることが多い。
【0009】図10の例は、円形状のアレイアンテナの
例であり、アクティブ・フェーズド・アレイアンテナに
おいて和ビームおよび差ビームを形成する例を示してい
る。(特開昭63−268301号「アレイアンテ
ナ」)。図10の例は円形状アレイ115にスイッチ1
16を設け、円周方向をビーム走査するものであり、分
配器117により受信信号を2分配し、和ビーム用の重
み付けを可変減衰器118で行ない、合成器119で合
成し和ビーム出力120に出力する。また、差ビームは
0/π移相器121で円形アレイの励振範囲を2分し
て、相対的に0度と180度の位相差をつけ、差ビーム
用の重み付けを可変減衰器122で行ない、合成器12
3で合成し差ビーム出力124に出力する。
【0010】高仰角域の捜索・追尾用のアンテナとして
は図7に示した構成のアンテナをジンバル等のマウント
に乗せて機械的にビーム走査を行なう例(特開平4−3
15301号)「揺動補償型アンテナ装置」)や円形状
のアレイアンテナのアンテナ素子を上方に傾けた例(特
開昭63−85474号「高仰角目標の方位探知装
置」)などがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したようにモ
ノパルス・レーダ用のアンテナは種々の方式があるが、
衛星追尾やミサイル防空の用途では、高い信頼性を有
し、測角精度の高いアンテナ方式が求められており、従
来の技術では以下に示す問題点があった。
【0012】即ち、機械的ビーム走査では、機械的部分
の損耗により維持コストが高く、信頼性が不充分であ
り、追尾速度の点で瞬時に他の方向に切替えることがで
きないなどの問題点があった。これにより電子走査化が
望まれているが、図12のビーム走査概念図に示すよう
に従来の電子走査アンテナ127を天頂に向けただけで
はビーム走査(図12のビーム128〜130)により
ビームの傾きが大きくなる角度領域(図12のビーム1
29)が生ずる問題があった。
【0013】また、方位と仰角の差ビームが逆転する角
度領域(図12のビーム130)が生ずるので、大地を
基準として平面投影で管制又は監視することが一般的と
なっているレーダシステムでは方位角、仰角の逆転やビ
ームの傾きなどの状態の変化を判定して測角を行なう機
能を付加する必要があり、モノパルス測角処理が複雑に
なる問題があった。
【0014】なお、図12においては、説明のため各ビ
ームとも差ビーム1本のみを示しており、図に示した差
ビームと直交する他の差ビームを省略し、和ビームも省
略して図を簡潔にしてある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、放射線に分割
された、複数のサブアレイから構成される電子走査アン
テナにおいて、少なくとも受信系に可変減衰器と移相器
とを有する複数の送受信モジュールと前記送受信モジュ
ールに励振信号を分配する分配器と、前記送受信モジュ
ールからの受信信号を合成する合成器とを前記サブアレ
イに設け、前記複数のサブアレイに励振信号を分配する
第2の分配器を設けて送信系を構成し、前記複数のサブ
アレイからの受信信号を3分配する複数の第3の分配器
を設け、第3の分配器の3分配のうち1出力を合成器に
より合成して和ビームの受信系を構成し、他の2出力端
に、相対的に0度と180度の位相切替を行なう0/π
移相器を設け、0/π移相器の出力を合成器により合成
して前記0/π移相器を所定の値に制御することにより
互いに直交する差ビームの受信系を2系統構成し、サブ
アレイおよび0/π移相器を制御する制御器を有してい
る。
【0016】また、他の手段として、放射状に分割され
た、複数のサブアレイから構成される電子走査アンテナ
において、少なくとも受信系に移相器と受信信号を3分
配する分配器と前記分配器の3分配のうちの1出力に可
変減衰器を設け他の2出力に可変減衰器と0/π移相器
とを設けた複数の送受信モジュールと、送受信モジュー
ルに励振信号を分配する分配器と、送受信モジュールか
らの受信信号を合成する3系統の合成器とを前記サブア
レイに設け、前記サブアレイへの励振信号の分配を行な
う分配器と、前記サブアレイからの受信信号の合成を行
なう合成器とを設けることにより、送信系、受信和ビー
ム系、及び互いに直交する受信差ビーム系を2系統構成
し、前記サブアレイを制御する制御器を有している。
【0017】
【作用】以上述べた手段により、複数のサブアレイの各
々を差ビーム形成時に相対的にO度、180度の何れか
一方に自由に設定することができるので、アンテナの垂
直軸を天頂方向に設定した場合、ビーム走査時に差ビー
ムの水平、垂直関係を維持することができる。
【0018】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施例の電子走査アンテナの
系統図であり、図2は電子走査アンテナ16の開口面か
ら見たときのサブアレイ1−1〜1−8の配置を示す図
である。
【0019】図1において、放射状に配列されたサブア
レイ1−1〜1−8にはN台の送受信モジュール2−1
〜2−N(ここでNは正の整数)と、励振信号をN分配
する分配器3と、送受信モジュール2−1〜2−Nから
の受信信号を合成する合成器4を設けてある。なお、送
受信モジュールの制御を行なう制御系、並びに送受信モ
ジュールに電源を供給する電源系については図1では省
略している。
【0020】送信時は、励振入力11から入力された励
振信号が分配器5により8分配され、各サブアレイに供
給されて、各サブアレイ内の送受信モジュール2−1〜
2−Nで位相設定及び電力増幅されて所定の方向に送信
和ビームを形成する。
【0021】一方受信時は、各サブアレイ内の送受信モ
ジュール2−1〜2−Nで低雑音増幅、振幅設定及び位
相設定されて分配器6−1〜6−8に受信信号が入力さ
れる。分配器6−1〜6−8は受信信号を3分配し、受
信信号はそれぞれ合成器8〜10に出力される。受信和
ビーム信号は、合成器8で形成され受信(Σ)出力12
に出力される。受信差ビーム信号については、互いに直
交するビームを作るため0/π移相器7−1〜7−16
により、各サブアレイ1−1〜1−8毎に相対的に0度
または180度の位相遅延を与えられて合成器9により
一方の受信差ビーム信号が受信(Δ−AZ)出力13に
出力され、合成器10により他方の受信差ビーム信号が
受信(Δ−EL)出力14に出力される。
【0022】なお、ここでは差ビームが互いに直交して
いることを明示するため、仮に方位差ビームを意味する
Δ−AZ、並びに仰角差ビームを意味するΔ−ELを用
いている。
【0023】これらの動作は、制御器15によりサブア
レイ1−1−〜1−8及び0/π移相器7−1〜7−1
6を制御して行なわれる。
【0024】次に、受信差ビームを形成する一例を具体
的に示す。図2にサブアレイ1−1〜1−4の出力を0
/π移相器7−1、7−3、7−5、7−7で0度に設
定し、サブアレイ1−5〜1−8の出力を0/π移相器
7−9、7−11、7−13、7−15で180度に設
定することにより受信(Δ−AZ)出力13から差ビー
ム信号が得られる。また、ほぼ同時にサブアレイ1−
1、1−2、1−7、1−8の出力を0/π移相器7−
2、7−4、7−14、7−16で0度に設定し、サブ
アレイ1−3、1−4、1−5、1−6の出力を0/π
移相器7−6、7−8、7−10、7−12で180度
に設定することにより受信(Δ−EL)出力14から受
信(Δ−AZ)出力とは直交する差ビーム出力が得られ
る。
【0025】以上の例は、図2において、サブアレイ1
−1と1−8及びサブアレイ1−4と1−5の境界線を
含む面内にナルを有する差ビームと、サブアレイ1−2
と1−3及びサブアレイ1−6と1−7の境界線を含む
面内にナルを有する差ビームを形成する。
【0026】同様に、図2を紙面上から見て45°右回
りの方向に回すときは、以下の設定を行なう。
【0027】図2のサブアレイ1−2〜1−5の出力を
0/π移相器7−3、7−5、7−7、7−9で0度に
設定し、サブアレイ1−6〜1−8及び1−1の出力を
0/π移相器7−11、7−13、7−15、及び7−
1で180度に設定することにより受信(Δ−AZ)出
力13から差ビーム信号が得られる。また、ほぼ同時に
サブアレイ1−1〜1−3、及び1−8の出力を0/π
移相器7−2、7−4、7−6、及び7−16で0度に
設定し、サブアレイ1−4〜1−7の出力を0/π移相
器7−8〜7−14で180度に設定することにより受
信(Δ−EL)出力14から受信(Δ−AZ)出力とは
直交する差ビーム出力が得られる。
【0028】以上説明したように順次設定を変更するこ
とにより、サブアレイの境界のある45度毎に傾きのな
いビームが得られる。また45度の中間にビームを指向
させる場合は、次に示す送受信モジュール内の移相器を
用いて±22.5°のビーム走査を行なう。
【0029】次に、本発明の電子走査アンテナに用いて
いる送受信モジュールの一例について図3を用いて説明
する。図3のスイッチ22−1〜22−3は受信時の設
定で示してある。
【0030】送信時には、励振入力24から入力された
励振信号はスイッチ22−2を通り、移相器21で所定
の位相に設定され、スイッチ22−1を通って電力増幅
器18により電力増幅されて、スイッチ22−3を通っ
て素子アンテナ17から空間に放射される。一方、受信
時には素子アンテナ17からの受信信号はスイッチ22
−3を通り低雑音増幅器19により低雑音増幅され、可
変減衰器20により所定の振幅に設定され、スイッチ2
2−2を通って移相器21により所定の位相に設定され
てスイッチ22−1を通って受信出力23に出力され
る。
【0031】以上説明した第1の実施例は、8台のサブ
アレイを放射状に配置し、0/π移相器を各々のサブア
レイに設け、送受信モジュール内に移相器及び減衰器を
設け、これらに対してビーム方向に応じた制御を行なう
ので、開口面を天頂方向に向けた場合、方位方向に45
度毎に傾きの無いビームが得られる。この様子を図4の
ビーム走査概念図に示す。図4において、本発明の電子
走査アンテナ16は、天頂方向に向いておりビーム25
〜27は円錐状に走査している様子を示す。また図4に
おいては、説明のため各ビーム25〜27とも受信差ビ
ーム1本のみ示している。
【0032】なお、45度の中間はビームの傾きが生ず
るが、わずかである。また、第1の実施例では8分割し
ているが分割数を増すことによりさらにビームの傾きを
小さくできる。
【0033】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。
【0034】図5は第2の実施例の電子走査アンテナを
示す系統図であり、図6は送受信モジュールの系統図で
ある。
【0035】図5において、サブアレイ28−1〜28
−8は、各々N台の送受信モジュール29−1〜29−
Nと励振信号分配用の分配器30と受信信号合成用の合
成器31〜33とを含んでいる。また、第1の実施例と
同様に制御・電源系については図5では省略している。
【0036】送信時は、励振入力11から励振信号を入
力し、分配器5で8分配して各サブアレイ28−1〜2
8−8に分配され、サブアレイ内の分配器30でN分配
されて各送受信モジュール29−1〜29−Nで所定の
位相に設定され、電力増幅されて所定方向に送信和ビー
ムを形成する。
【0037】一方、受信時は各サブアレイ内の送受信モ
ジュール29−1〜29−Nで低雑音増幅及び位相設定
された受信信号は受信和ビーム及び2系統の受信差ビー
ムに分割され、各々最適な重み付けで並びに受信差ビー
ムについては差ビーム形成のための0度又は180度の
位相遅延が行なわれて、合成器31〜33でサブアレイ
毎に合成される。各サブアレイ28−1〜28〜8の受
信信号出力は、合成器8〜10により合成され、それぞ
れ受信(Σ)出力12、受信(Δ−AZ)出力13、受
信(Δ−EL)出力14に出力される。また、制御器1
5は送受信モジュール29−1〜29−Nを制御し、所
定のビーム方向設定及びビーム形状設定を行なう。
【0038】次に図6を用いて送受信モジュール29−
1〜29−Nの一例について説明する。送信系について
は、図3と同様であるので説明は省略する。
【0039】受信時には、素子アンテナ17から入力さ
れた受信信号は低雑音増幅器19により低雑音増幅さ
れ、移相器21により所定の位相に設定された後、分配
器34で3分配される。受信和ビーム用信号については
可変減衰器35により所定の振幅に設定されて、受信
(Σ)出力37に出力される。受信差ビーム用信号につ
いては2系統あり、それぞれ互いに直交する差ビームが
合成後に形成されるように可変減衰器35及び0/π移
相器36により所定の振幅設定及び位相遅延が与えられ
て、受信(Δ−AZ)出力38及び受信(Δ−EL)出
力39に出力される。
【0040】第2の実施例の場合は、第1の実施例のビ
ームの傾きを小さくするだけでなく、送受信モジュール
毎に受信差ビーム用の信号を2系統別々に振幅設定する
ので和ビームだけでなく、差ビームについても低サイド
ローブ化を図ることができる特長がある。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、天頂に向
けて高仰角域を捜索・追尾するときに差ビームの方位角
と仰角方向の関係を維持できるとともに、ビームの傾き
も小さくできるので、従来機械的ビーム走査で行なって
いた高仰角域の捜索・追尾を電子走査のみで行なうこと
ができ信頼性の向上と追尾速度の向上を図ることができ
る効果がある。また、方位角と仰角の逆転がなく、ビー
ムの傾きも小さくなるのでモノパルス測角処理が簡潔に
なるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電子走査アンテナ
の系統図である。
【図2】本発明の実施例のサブアレイ配置を示す図であ
る。
【図3】送受信モジュールの系統図である。
【図4】本発明にかかわるビーム走査概念図である。
【図5】本発明の第2の実施例の電子走査アンテナの系
統図である。
【図6】本発明の第2の実施例の送受信モジュールの系
統図である。
【図7】従来のモノパルス・レーダ用のアンテナの系統
図である。
【図8】従来のモノパルス・レーダ用のアンテナのビー
ム形成の概念を示す図である。
【図9】従来のモノパルス・レーダ用のアンテナの系統
図である。
【図10】従来のモノパルス・レーダ用のアンテナの系
統図である。
【図11】和ビーム、差ビーム形成の重み付けを示す図
である。
【図12】従来技術によるアンテナのビーム走査概念図
である。
【符号の説明】
1−1〜1−8、28−1〜28−8 サブアレイ 2−1〜2−N、29−1〜29−N 送受信モジュー
ル 3、5、6−1〜6−8、30、34、117 分配器 4、8、9、10、31、32、33、104、11
2、119、123 合成器 7−1〜7−16、36、121 0/π移相器 11 励振入力 12、37 受信(Σ)出力 13、38 受信(Δ−AZ)出力 14、39 受信(Δ−EL)出力 15 制御器 16、127 電子走査アンテナ 17、108 素子アンテナ 18 電力増幅器 19 低雑音増幅器 20、35、118、122 可変減衰器 21、109 移相器 22−1〜22−3、116 スイッチ 23 受信出力 24 励振入力 25、26、27、128、129、130 ビーム 102 放射器 103、114 バイブリッド回路 105、120 和ビーム出力 106、107、124 差ビーム出力 111 分配合成器 113 無反射終端器 115 円形状アレイ 125、126 重み付け

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射状に配列された複数のサブアレイか
    ら構成される電子走査アンテナであって、前記サブアレ
    イ内に、受信系に少なくとも可変減衰器と移相器とを有
    する複数の送受信モジュールと、該各送受信モジュール
    に励振信号を分配する第1の分配器と、前記各々の送受
    信モジュールからの受信信号を合成する第1の合成器と
    を設け、かつ、該各々のサブアレイに励振信号を分配す
    る第2の分配器を接続させて送信系を、又該各サブアレ
    イに第3の分配器を接続させて前記受信系からの受信信
    号を3分配し、この3分配したうちの1出力端に第2の
    合成器を接続して合成させてなる和ビームの受信系を、
    更に他の2出力端のそれぞれを、相対的に0度と180
    度の位相切替を行なう0/π移相器を介して第3と第4
    の合成器に接続させ、該0/π移相器を所定の値に制御
    することにより互いに直交してなる2系統の差ビームの
    受信系とを構成させ、更に前記サブアレイおよび前記0
    /π移相器にこれらを制御する制御器を接続させたこと
    を特徴とする電子走査アンテナ。
  2. 【請求項2】 放射状に配列された複数のサブアレイか
    ら構成される電子走査アンテナであって、前記サブアレ
    イ内に設けられた複数の送受信モジュールには、少なく
    とも移相器と、該移相器を通した受信信号を3分配する
    第1の分配器と、該第1の分配器で3分配されたうちの
    1出力端に可変減衰器、更に、他の2出力端のそれぞれ
    に可変減衰器及び相対的に0度と180度の位相切替を
    行なう0/π移相器とを設けて受信系に3系統形成し、
    かつ、該送受信モジュールの各々に接続し各々に励振信
    号を分配する第2の分配器と、前記各々の送受信モジュ
    ールからの3系統の受信信号をそれぞれ合成する第1、
    第2、第3の合成器とを該サブアレイに設け、更に、そ
    れぞれのサブアレイへの励振信号の分配を行なう第3の
    分配器と、前記サブアレイからの受信信号の合成を行な
    う第4、第5、第6の合成器とを有し、送信系、受信和
    ビーム系、及び互いに直交する2系統の受信差ビーム系
    をそれぞれ構成させ、かつ前記サブアレイに該サブアレ
    イを制御する制御器を接続させたことを特徴とする電子
    走査アンテナ。
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JP2010193060A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Nec Corp アンテナビーム形成方法およびアレイアンテナ
JP2012175469A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Mitsubishi Electric Corp アンテナ装置
JP2013174498A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Mitsubishi Electric Corp モノパルス測角装置およびモノパルス測角方法
JP2015152335A (ja) * 2014-02-12 2015-08-24 富士通テン株式会社 レーダ装置、車両制御システム、および、信号処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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