JP2013174453A - 情報処理装置、その制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013174453A
JP2013174453A JP2012037577A JP2012037577A JP2013174453A JP 2013174453 A JP2013174453 A JP 2013174453A JP 2012037577 A JP2012037577 A JP 2012037577A JP 2012037577 A JP2012037577 A JP 2012037577A JP 2013174453 A JP2013174453 A JP 2013174453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
information
time information
information processing
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012037577A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5990009B2 (ja
JP2013174453A5 (ja
Inventor
Toshiyuki Takagi
俊幸 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012037577A priority Critical patent/JP5990009B2/ja
Priority to EP13156232.4A priority patent/EP2631722A3/en
Priority to US13/773,146 priority patent/US20130222614A1/en
Priority to CN201310059608.7A priority patent/CN103297164B/zh
Publication of JP2013174453A publication Critical patent/JP2013174453A/ja
Publication of JP2013174453A5 publication Critical patent/JP2013174453A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5990009B2 publication Critical patent/JP5990009B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0008Synchronisation information channels, e.g. clock distribution lines
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G5/00Setting, i.e. correcting or changing, the time-indication
    • G04G5/002Setting, i.e. correcting or changing, the time-indication brought into action by radio
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/002Specific input/output arrangements not covered by G06F3/01 - G06F3/16
    • G06F3/005Input arrangements through a video camera

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

【課題】 時刻同期機能により時刻同期を行った後に、機器の時刻がユーザの意図しない時刻に変更されることを防ぐ。
【解決手段】 第1の時刻情報を保持する第1の外部装置および第2の時刻情報を保持する第2の外部装置と通信することができる情報処理装置であって、第3の時刻情報を保持する手段と、ユーザの指示を受け付ける操作手段と、前記操作手段により所定の指示が受け付けられた場合、前記第1の外部装置から取得した前記第1の時刻情報と前記第3の時刻情報とを同期させる時刻同期手段と、前記第2の外部装置から取得した前記第2の時刻情報に基づき、定期的に前記第3の時刻情報を調整する時刻調整手段と、前記操作手段が、前記所定の指示を受け付けた場合、前記時刻調整手段により前記第3の時刻情報が調整される可能性があることを、ユーザに通知する通知手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、外部装置と時刻を同期させることができる情報処理装置に関する。
近年、複数の機器間の時刻を共通の時刻に同期させるシステムが知られている。例えば、特許文献1には、基準となる機器が、他の複数の機器に対して時刻情報を所定間隔で供給し、各他の機器は供給された時刻情報に基づき、自機の時刻を基準となる機器の時刻に同期させる技術が開示されている。このような技術は例えば、複数のデジタルカメラで撮影された画像データをまとめて編集するシーンにおいて、各デジタルカメラの時刻がずれている場合、実際に撮影した順番通りのタイムスタンプにならない可能性があるという問題を解決するために利用される。
ところで、計時することができる機器の中には、自機の時刻をより正確にするために、より正確な時刻情報を他の装置から定期的に取得する機能をもつものがある。例えば、特許文献2には、ネットワークから、より正確な時刻情報を取得することができるネットワーク監視装置が開示されている。この装置は定期的に、取得した時刻情報に基づき自機の時刻情報を調整する。この、ネットワークから取得した時刻情報が示す時刻は、ネットワーク監視装置の時刻よりも正確である。したがって、この装置の時刻を一定の精度に保つことができる。
特開平8−305900号公報 特開平9−116536号公報
計時することができる機器では、上述の二つの機能を備える機器も考えられる。しかしながら、機器間で共通の時刻に同期する時刻同期機能と、正確な時刻に調整する時刻調整機能とを組み合わせた場合、不都合が生じる場合がある。例えば、時刻調整機能により定期的に時刻調整が行われているにもかかわらず、ユーザは時刻調整機能が動作中であるということに気付かずに、時刻同期を行ってしまう場合がある。この場合、ユーザが時刻同期機能により他機と時刻を同期させたとしても、一定時間が経過すれば、時刻調整機能により自動的に時刻調整が行われてしまう。このように、時刻同期機能と時刻調整機能とを有する機器では、機器の時刻がユーザの意図しない時刻に変更される可能性があった。
上記の課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、第1の時刻情報を保持する第1の外部装置および第2の時刻情報を保持する第2の外部装置と通信することができる情報処理装置であって、第3の時刻情報を保持する手段と、ユーザの指示を受け付ける操作手段と、前記操作手段により所定の指示が受け付けられた場合、前記第1の外部装置から取得した前記第1の時刻情報と前記第3の時刻情報とを同期させる時刻同期手段と、前記第2の外部装置から取得した前記第2の時刻情報に基づき、定期的に前記第3の時刻情報を調整する時刻調整手段と、前記操作手段が、前記所定の指示を受け付けた場合、前記時刻調整手段により前記第3の時刻情報が調整される可能性があることを、ユーザに通知する通知手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、機器の時刻がユーザの意図しない時刻に変更されることを防ぐことができる。
第1の実施形態におけるシステム構成の一例である。 第1の実施形態における情報処理装置の構成の一例である。 第1の実施形態における外部時計装置の構成の一例である。 第1の実施形態における情報処理装置が外部時計装置の時刻情報をもちいて自機の時刻情報を調整する処理の流れを示すシーケンス図である。 第1の実施形態における複数の情報処理装置が装置間で時刻合わせを行う処理の概要を説明するためのシーケンス図である。 第1の実施形態における複数の情報処理装置が装置間で時刻合わせを行う処理の流れを記すフローチャートである。 第1の実施形態における装置間で時刻合わせ処理の際に警告を表示する際の警告画面の例である。 第1の実施形態における複数の情報処理装置が装置間で時刻合わせを行う際の画面遷移の例を示す図である。 第2の実施形態における複数の情報処理装置が装置間で時刻合わせを行う処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態における複数の情報処理装置が装置間で時刻合わせを行う処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態における装置間で時刻合わせ処理中に警告を表示する際の警告画面の例である。 第4の実施形態における複数の情報処理装置が装置間で時刻合わせを行う処理を示すフローチャートである。 第4の実施形態における装置間で時刻合わせ処理中に警告を表示する際の警告画面の例である。 第5の実施形態における複数の情報処理装置が装置間で時刻合わせを行う処理を示すフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されてもよい。また、各実施の形態は適宜組み合わされることも可能である。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態におけるシステムの構成例を示す図である。
情報処理装置100は、情報処理装置400および情報処理装置500と、ネットワーク200を介して接続されている。情報処理装置400および情報処理装置500は第1の外部装置の一例である。本実施形態では、ネットワーク200として、無線LANを用いる例について述べる。なお、ネットワーク200に用いることができるネットワークは無線LANに限られない。例えば、ネットワーク200には、赤外線通信を用いたネットワークや、BlueTooth(登録商標)を用いたネットワークを用いてもよい。あるいは、他の有線のネットワークを用いても良い。
情報処理装置100は外部時計装置300と接続されている。外部時計装置300は第2の外部装置の一例である。情報処理装置100と外部時計装置300とは有線で接続されてもよいし、無線で接続されてもよい。あるいは、外部時計装置300は情報処理装置100に内蔵されていてもよい。本実施形態では、外部時計装置300が情報処理装置100に有線で接続されている場合について説明する。
図2は、情報処理装置100の構成を示す。本実施形態では、情報処理装置100の一例であるデジタルカメラについて述べる。なお、情報処理装置100はデジタルカメラに限られるものではない。例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話などであっても良い。
光学系101は、レンズユニット、絞り、シャッターなどを含む。撮像素子102は光学的な被写体像を電気信号に変換する。
CPU103は、各部からの入力信号や後述のプログラムに従い、撮像制御、記憶制御、通信制御、時刻制御などを行う。なお、CPU103の行う制御は一つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
不揮発性メモリ105は、情報処理装置100の各部を制御するためのプログラム(ファームウェア)や各種の設定情報を記憶している。後述する各フローチャートに示す処理をCPU103が制御するためのプログラムも、この不揮発性メモリ105に記録されている。
作業用メモリ104は、不揮発性メモリ105に保存されているプログラムを、CPU103が展開するためのメモリである。作業用メモリ104はCPU103のワークエリアとして使用される。
表示部106はTFTやLCD等から成る。なお、表示部106は情報処理装置100が備える必要はない。情報処理装置100は表示部106と接続することができ、表示部106の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
操作部107はユーザがデジタルカメラの動作を指示するために用いられる。操作部107は、例えば、情報処理装置100の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、メニューの項目を選択するための選択ボタンなどの操作部材を含む。操作部107は例えば、各種ボタンスイッチやダイアル、タッチパネル等で構成される。
通信部108は、情報処理装置400、情報処理装置500との通信を行うための通信インタフェースとして機能する。本実施形態では、通信部108は、アンテナであり、CPU103は、アンテナを介して、情報処理装置400や情報処理装置500と通信することができる。無線通信の方式としては、例えば無線LANや、BlueTooth(登録商標)を用いることができる。なお、前述のように、情報処理装置100と、情報処理装置400・情報処理装置500との通信は、無線に限らない。すなわち、例えば、通信部108には、例えばUSBポートを用いても良いし、通信機能を持つアクセサリシューを用いても良い。
接続部111は、外部時計装置300との通信を行うための通信インタフェースとして機能する。本実施形態では、接続部111は通信機能を持つアクセサリシューであり、CPU103は、アクセサリシューを介して、外部時計装置と通信することができる。なお、接続部111はアクセサリシューに限られるものではない。接続部111は、例えばUSBポートなどであってもよい。また、前述のように、情報処理装置100と外部時計装置300との通信は、有線に限られるものではなく、無線であってもよい。無線で外部時計装置300と通信する場合、接続部111には、例えばアンテナを用いる。
記録媒体109は、撮影により得られた画像データを記録する。記録媒体109は、情報処理装置100に着脱可能なよう構成してもよいし、情報処理装置100に内蔵されていてもよい。すなわち、情報処理装置100は少なくとも記録媒体109にアクセスする手段を有していればよい。
時計部110は計時を行う。具体的には、時計部110は内部レジスタを備え、この内部レジスタに時刻情報を保持する。そして、時計部110は、単位時間毎に、内部レジスタに保持されている時刻情報をインクリメントする。これにより、時計部110は計時を行う。また、時計部110は時刻情報の入力を受け付けることができる。例えば、ユーザが操作部107を操作することにより指定される時刻を示す時刻情報が入力されたり、外部時計装置300から受信した時刻情報が入力されたりする。入力された時刻情報は、時計部110が保持する時刻情報の代わりに新たに保持される。時刻情報が入力された場合、時計部110は、入力された時刻情報が示す時刻に基づき計時する。さらに、時計部110はCPU103の要求に応じて、時刻情報を情報処理装置の時刻として出力する。出力された時刻情報は、例えば表示部106に表示されたり、通信部108を介して外部に送信されたりする。情報処理装置100の時刻情報は、第3の時刻情報の一例である。
また情報処理装置400および情報処理装置500は情報処理装置100と同様の構成である。情報処理装置400および情報処理装置500の時刻情報は、第1の時刻情報の一例である。
以上が情報処理装置100の説明である。次に外部時計装置300について説明する。図3は、外部時計装置300の構成を示す。本実施形態では、外部時計装置300の一例であるGPSアクセサリについて述べる。なお、外部時計装置300はGPSアクセサリに限られるものではない。例えば、携帯電話のような、基地局からの信号を受信可能な装置などであっても良い。
CPU301は、各部からの入力信号やプログラムに従い、記憶制御、通信制御などを行う。なお、CPU301の行う制御は一つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
不揮発性メモリ303は、外部時計装置300の各部を制御するためのプログラム(ファームウェア)や各種の設定情報を記憶している。
作業用メモリ302は、不揮発性メモリ303に保存されているプログラムを、CPU301が展開するためのメモリである。作業用メモリ302はCPU301のワークエリアとして使用される。
接続部304は外部装置と通信するために用いられる。本実施形態では、接続部304は、アクセサリシューであり、情報処理装置100の接続部111と接続される。CPU301は、このアクセサリシューを介して、情報処理装置100と通信することができる。なお、接続部304はアクセサリシューに限られるものではない。接続部304は、例えばUSBポートなどであってもよい。また、前述のように、情報処理装置100と外部時計装置300との通信は、有線に限られるものではなく、無線であってもよい。無線で情報処理装置100と通信する場合、接続部304には、例えばアンテナを用いる。
時刻情報受信部308はGPS衛星から時刻情報を含む信号を受信する。そして、CPU301は、受信した信号から時刻情報を取得する。ここで、時刻情報受信部308が受信した信号から得られる時刻情報が示す時刻は、一般には、情報処理装置100の時計部110が計時する時刻よりも正確とされる。時刻情報受信部308が受信した信号から得られる時刻情報は、作業用メモリ302に保持される。この時刻情報の取得と、時刻情報の保持は定期的に実行される。保持された時刻情報は、外部からの要求に応じて、接続部304を介して送信することができる。この時刻情報は、第2の時刻情報の一例である。なお、時刻情報を含む信号は、GPS衛星からの信号に限られるものではない。例えば、時刻情報受信部308は、標準電波局から送信される標準電波や、携帯電話の基地局からの信号を受信するようにしてもよい。
以上が外部時計装置の説明である。
本実施形態における情報処理装置100はこの外部時計装置300を用いて時刻を調整する機能を持つ。この時刻調整機能は、情報処理装置100の時計部110が計時する時刻をより正確なものとすることを目的として実行される。以下、この時刻調整機能について説明する。
図4は、外部時計装置300の時刻情報を用いた時刻調整のシーケンスである。この図は、外部時計装置300と、情報処理装置100が時間に沿って実行する処理を示す。前述のように、外部時計装置300は時刻情報受信部308により、定期的にGPS衛星から時刻情報を取得している。ステップS401、ステップS402、およびステップS403は、外部時計装置300にて、定期的に行われる時刻情報の取得処理の一例である。これらのステップでは、それぞれ時刻情報1、時刻情報2、時刻情報3が取得される。情報処理装置100にて時刻の調整指示が受け付けられると、ステップS404の処理が実行される。ステップS404では、情報処理装置100は外部時計装置300に対して時刻情報を要求する。なお、図4は、外部時計装置300が、ステップS401とステップS402の間に、この要求を受け付けた場合の例である。この要求は、情報処理装置100のユーザの指示に基づくタイミングで送信される。そのため、一般的には、外部時計装置300が時刻情報を取得したタイミングと、情報処理装置100が外部時刻装置300に時刻情報を要求するタイミングは異なる。つまり、ステップS401で取得した時刻情報1は、要求を受け付けた時刻ではない。そのため、要求に応じたタイミングで時刻情報1を情報処理装置100が受信しても、正確な時刻は設定することは難しい。そこで、本実施形態では以下のような処理を行う。時刻情報の要求を受け付けた外部時計装置300は、すぐには時刻情報1を情報処理装置100に送信せず、次の時刻情報の取得のタイミングまで待機する。すなわち、ステップS402にて、GPS衛星から時刻情報2を取得する処理が開始されるタイミングまで待機する。ステップS402にて時刻情報2を取得する処理が開始されると、このタイミングに合わせて、時刻情報1を情報処理装置100に送信する。前述のように、外部時計装置300におけるGPS衛星からの時刻情報の取得は定期的に実行される。例えば、ステップS402の開始時刻は、ステップS401の開始から一定時間後である。すなわち、ステップS402の開始のタイミングは、時刻情報1の示す時刻に、外部時計装置300が定期的にGPS衛星から時刻情報を取得する間隔の時間分を加えた時刻に等しい。つまり、ステップS406において、情報処理装置100では、受け取った時刻情報1が示す時刻に、外部時計装置300の時刻情報を取得する処理の間隔の時間分を加えることで、一定の精度を保った現在の時刻に調整することができる。なお、この外部時計装置300がGPS衛星から時刻情報を取得する間隔は、例えば情報処理装置100が外部時計装置300との通信を開始する際に、情報処理装置100が外部時計装置300から受け取ることで利用できるようにしても良い。あるいは、予め外部時計装置300の時刻の取得間隔と同じ値にハードコーディングされてもよい。なお、このように処理するのは以下の理由による。図4に示すように、時刻情報の取得処理は一定の時間がかかる。これは、時刻情報の取得には、信号の受信やデコード、時刻情報を算出する処理などが必要だからである。しかしながら、取得される時刻情報が示す時刻は、時刻情報の取得処理の完了時の時刻ではなく、開始時の時刻である。つまり、ステップS402の処理が完了したタイミングですぐに時刻情報2を情報処理装置100に送信して時刻合わせをしたとしても、取得の処理にかかる時間分の誤差が生じてしまう。この誤差を回避するため、本実施形態の外部計時装置300では、時刻情報の要求を受け付けたタイミングの次の時刻情報の取得の開始に合わせて、時刻情報の要求を受け付けたタイミングの直前に取得していた時刻情報を、情報処理装置100に送信する。なお、この時刻情報の調整機能は、ユーザの指示などに応じて有効(以下、ON)/無効(以下、OFF)の設定が可能である。ユーザが時刻情報の調整機能をONに設定する指示を、操作部107を介して入力した場合、ステップS404〜ステップS406の処理と同様の処理が一定時間毎に繰り返し実行される。外部時計装置300から受信される時刻情報は、外部時計装置300がGPS衛星から取得した信号に含まれる時刻情報である。前述のように、この時刻情報が示す時刻は、一般的に情報処理装置の時計部110が計時する時刻よりも正確とされる。したがって、外部時計装置300から時刻情報を取得し、その時刻情報に基づき時計部110の計時する時刻を調整するという一連の処理を定期的に繰り返し実行することにより情報処理装置の時刻を常に一定の精度に保つことができる。一方、時刻情報の調整機能がOFFである場合は、外部時計装置300から時刻情報を取得し、その時刻情報に基づき時計部110の計時する時刻を調整するという一連の処理は行われない。また、定期的に時刻情報を調整する調整機能だけでなく、ユーザが所望のタイミングで時刻情報を調整する機能を有していても良い。ユーザが所望のタイミングで時刻情報を調整する調整指示を入力した場合、定期的な時刻情報の調整とは別に、ステップS404〜ステップS406と同様の処理が一度だけ実行される。なお、外部時計装置300で行われるステップS401〜ステップS403と同様の処理は、情報処理装置100の調整機能のON/OFFに関わらず、定期的に実行される。
以上が時刻情報の調整処理の説明である。
次に、無線で接続された情報処理装置間での時刻同期の手順の概要を説明する。図5は、情報処理装置間で時刻を同期させる手順のシーケンスである。ここでは、情報処理装置100が基準となる時刻を送信する基準装置となり、情報処理装置400および情報処理装置500が、自機の時刻情報を、基準装置から送信される時刻情報に同期させる同期装置となる例について説明する。
まず、基準装置である情報処理装置100は、ステップS501にて、接続要求の受け付けを開始する。接続要求は、同期装置である情報処理装置400や情報処理装置500から送信される。なお、各情報処理装置には、共通に用いるSSIDや暗号キーが予め記憶されている。情報処理装置400や情報処理装置500は、これを用いて、情報処理装置100に対して接続要求を送信することができる。
次に、ユーザは情報処理装置400の操作部107を介して、接続要求を基準装置に送信する指示を行う。これにより、ステップS502にて、接続要求が情報処理装置400から情報処理装置100に送信される。この接続要求には、情報処理装置400のMACアドレスが含まれる。
ステップS503にて、情報処理装置100は情報処理装置400からの接続要求を受信する。情報処理装置100は、受信された接続要求に含まれる情報処理装置400のMACアドレスに対して、情報処理装置100が自動的に決定したIPアドレスを対応づける。なお、このMACアドレスとIPアドレスの関係は、情報処理装置100の作業用メモリ302に保持される。
さらにステップS504で、情報処理装置100は、基準となる時刻情報を送信する指示の受け付けを開始する。さらに、ステップS501の処理は、ステップS504の処理に並行して継続して実行される。つまり、基準となる時刻情報を送信する指示の受け付けを開始した後も、同期装置からの接続要求を受け付ける。
ユーザは情報処理装置500の操作部107を介して、接続要求を基準装置に送信する指示を行う。これにより、ステップS505にて、接続要求が情報処理装置500から情報処理装置100に送信される。この接続要求には情報処理装置500のMACアドレスが含まれる。
ステップS506にて、情報処理装置100は情報処理装置500からの接続要求を受信する。情報処理装置100は、受信された接続要求に含まれる情報処理装置500のMACアドレスに対して、情報処理装置100が自動的に決定したIPアドレスを対応づける。ここで対応づけられるIPアドレスは、情報処理装置400のMACアドレスに対応づけられたIPアドレスとは異なるように決定されたものである。なお、このMACアドレスとIPアドレスの関係は、情報処理装置100の作業用メモリ302に保持される。
ステップS507にて、情報処理装置100は、基準となる時刻情報を、接続要求が受け付けられた同期装置に送信する指示を受け付ける。
次に、情報処理装置100は、ステップS508にて、各同期装置にIPアドレスを割り振る。具体的には、接続要求を受け付けた各同期装置のMACアドレスと、MACアドレスに対応づけたIPアドレスとの関係を示すデータを、各同期装置に送信する。ここでは、前述のように、各情報処理装置に共通して記憶されているSSIDと暗号キーを用いて、各同期装置にデータが送信される。このデータを受信した情報処理装置400および情報処理装置500は、ステップS509・ステップS510にて、このデータを参照して、自機のMACアドレスに対応づけられているIPアドレスを、自機のIPアドレスとして設定する。これにより、情報処理装置100と情報処理装置400の接続、および情報処理装置100と情報処理装置500の接続が確立する。以後は、このIPアドレスを用いて機器間の通信が行われる。
各同期装置にIPアドレスが割り振られると、ステップS512にて情報処理装置100は、前記IPアドレスを用いて基準となる時刻情報を送信する。この時刻情報は、情報処理装置100の時計部110の時刻情報である。ステップS513にて情報処理装置400は情報処理装置100から時刻情報を受信する。そして、ステップS514にて情報処理装置400は、受信した時刻情報を自機の時計部110のレジスタに記録する。これにより、情報処理装置400の時刻を情報処理装置100の時刻に同期する。情報処理装置400の時計部110は、この受信した時刻情報にインクリメントしていくことで、情報処理装置400の時刻を計時する。ステップS515〜ステップS517では、情報処理装置500に関して、ステップS512〜ステップS514と同様の処理が実行される。なお、時刻情報の送信は、接続要求を受け付けた順番で行われる。
各同期装置の時刻が、基準装置の時刻に同期すると、時刻同期の処理は終了である。以上が各情報処理装置間の時刻同期の手順の概要である。
次に、時刻同期の際に、各情報処理装置で実行される処理について詳述する。図6は、図1の情報処理装置100、情報処理装置400、情報処理装置500のそれぞれの時計部110の時刻情報同士を同期させるための処理を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、情報処理装置100、情報処理装置400、情報処理装置500のそれぞれで実行される。また、このフローチャートに示される処理は、CPU103が、不揮発性メモリ105に保存されているプログラムをロードし、作業用メモリ104に展開して、プログラムに従い情報処理装置の各部を制御することで実現される。以降のフローチャートに示す各処理についても同様である。また、このフローチャートに示される処理は、例えば、情報処理装置の電源がONとなったことに応じて開始される。
以下、図7および図8に示す表示画面の例を用いながら、図6のフローチャートに示す各処理について説明する。
まず、ステップS600では、CPU103は、他機との時刻同期を行うためのメニューの選択を、操作部107を介して受け付ける。ユーザはこのメニューの選択により、他機との時刻同期を行う指示を入力することができる。このメニューの選択は、所定の指示の一例である。CPU103が、他機との時刻同期を行うためのメニューが選択されたと判断していない場合、本ステップの処理を繰り返す。一方、CPU103が、他機との時刻同期を行うためのメニューが選択されたと判断した場合、処理はステップS601に進む。
ステップS601では、CPU103は、自機の時計部110が保持している時刻情報が、外部時計装置300の時刻情報により更新される可能性があることをユーザに通知する。例えば、CPU103は、表示部106に図7の画面701の表示例に示されるような「外部時計の時刻で更新される場合があります」というメッセージを表示する。これにより、これから時刻同期を行うユーザは、時刻調整機能により自機の時刻が後から変更されてしまう可能性があることを、時刻同期が行われる前に知ることができる。さらに、「キャンセル」、「OK」と表示されているボタンも表示される。ユーザは操作部107を介して、これらのボタンを選択することができる。「キャンセル」ボタンは、処理を終了するためのボタンである。一方、「OK」ボタンは、処理を進めるためのボタンである。
ステップS602にて、CPU103は、操作部107により「OK」ボタンが選択されたか、「キャンセル」ボタンが選択されたかを判断する。CPU103が「キャンセル」ボタンが選択されたと判断した場合、処理を終了する。一方、CPU103が、「OK」ボタンが選択されたと判断した場合、処理はステップS603に進む。
ステップS603では、CPU103は、表示部106を用いて、図8の画面801のような画面を表示する。画面801には、「装置間時刻同期を開始します」というメッセージが表示されている。これにより、CPU103は、これから自機の時刻と他機の時刻とを同期させることをユーザに通知する。また、ステップS601と同様に、「OK」ボタンと「キャンセル」ボタンも表示されている。ユーザは、これらのボタンを操作部107を介して選択することができる。
次に、ステップS604にて、CPU103は、ユーザが「キャンセル」ボタンを選択したのか、「OK」ボタンを選択したのかを判断する。CPU103が、「キャンセル」ボタンが選択されたと判断した場合、本処理を終了する。一方、CPU103が、「OK」ボタンが選択されたと判断した場合、処理はステップS605に進む。
ステップS605では、CPU103は、自機を、時刻同期の基準となる時刻情報を発信する基準装置とするか、あるいは基準装置から基準となる時刻情報を受信して自機の時刻を同期させる同期装置とするかの指示を受け付ける。この際、CPU103は、表示部106を用いて、図8の画面802のような画面を表示する。画面801には、「基準装置にする」、「基準装置に合わせる」といったメニューが表示される。ユーザが操作部107を介して「基準装置にする」を選択し、「OK」ボタンを選択した場合、CPU103は、自機を基準装置とする指示を受け付けたと判断する。ユーザが操作部107を介して「基準装置に合わせる」を選択し、「OK」ボタンを選択した場合、CPU103は、自機を、同期装置とする指示を受け付けたと判断する。
ステップS606にて、CPU103は、ステップS605にて受け付けた指示を判断する。CPU103が、「キャンセル」ボタンが選択されたと判断した場合、本処理を終了する。CPU103が、自機を、同期装置とする指示を受け付けたと判断した場合、処理はステップS614に進む。CPU103が、自機を基準装置とする指示を受け付けたと判断した場合、処理はステップS607に進む。
まず、自機を基準装置とする指示を受け付けたと判断した場合について説明する。
ステップS607では、CPU103は、通信部108を介して、同期装置からの接続要求を受け付ける。この処理は、図5のステップS501の処理に相当する。この際、CPU103は、表示部106を用いて、図8の画面803のような画面を表示する。これにより、CPU103は、同期装置からの接続要求を受け付け中であることをユーザに示す。なお、接続要求の受け付け中でも、「キャンセル」ボタンは表示される。すなわち、接続要求の受け付け中でも、CPU103は処理を終了する指示を受け付ける。CPU103が、「キャンセル」ボタンが選択されたと判断した場合、処理は終了する。
次に、ステップS608では、CPU103は、同期装置からの接続要求が受け付けられたか否かを判断する。CPU103が、一定時間、同期装置からの接続要求が受け付けられなかったと判断した場合、処理はステップS607に戻る。一方、CPU103が、同期装置からの接続要求が受け付けられたと判断した場合、処理はステップS609に進む。この処理は図5のステップS503の処理に相当する。なお、図5の説明で述べたように、接続要求には送信元の同期装置のMACアドレスが含まれており、情報処理装置100はこのMACアドレスにIPアドレスを対応づけて保持しておく。複数の接続要求が受信された場合は、それぞれの接続要求に含まれるそれぞれのMACアドレスに対してIPアドレスを対応づける。これらのIPアドレスは、それぞれ互いに異なるIPアドレスである。このIPアドレスは、後に、MACアドレスに対応する同期装置に、それぞれ割り当てられる。
ステップS609では、CPU103は、基準装置の時刻情報を、同期装置に送信する指示を受け付ける。ここでは、ステップS606で判断されたように、基準装置は自機であるため、送信される時刻情報は自機の時刻情報である。この処理は図5のステップS504の処理に相当する。この際、CPU103は表示部106を用いて、図8の画面804のような画面を表示する。画面504では、「基準装置に合わせる同期装置の準備ができたらOKを押してください」という通知が表示される。これにより、CPU103は、全ての同期装置が、基準装置からの時刻情報を受信することが可能な状態になってから、時刻情報を送信する処理を開始するよう、ユーザに通知する。ここで、同期装置が基準装置からの時刻情報を受信することが可能な状態とは、前記同期装置で実行される本処理が後述のステップS616まで進んだ状態である。なお、ステップS607およびステップS608の処理は、ステップS609でも継続して実行される。すなわち、画面804のような画面が表示部106に表示された後でも、同期装置からの接続要求は継続して受け付けられる。つまり、同期装置が複数である場合、二台目以降の接続要求はステップS609の処理に並行して実行されるステップS607の処理により受け付けられる。例えば、図5のステップS506の処理がこれに相当する。また、既に接続要求が受け付けられた同期装置の数も表示される。ステップS609の処理が実行されている間に、同期装置からの接続要求を受け付けた場合、CPU103は、画面804に表示される接続要求が受け付けられた同期装置の数の表示を更新する。また、ステップS601と同様に、「OK」ボタンと「キャンセル」ボタンも表示されている。ユーザは、操作部107を介してこれらのボタンを選択することで、ボタンに応じた指示を入力することができる。例えば、図1の例では、同期装置は、情報処理装置400および情報処理装置500の二機だけである。したがって、情報処理装置400および情報処理装置500からの接続要求を受け付けた場合は、同期装置からの接続要求がすべて受け付けられたことになる。そこで、ユーザは、「OKボタン」を選択すれば、基準となる時刻情報を、これらの同期装置に送信する指示を行うことができる。
ステップS610では、CPU103は、ステップS609にて、時刻情報を送信する指示を受け付けたか否かを判断する。CPU103が、「キャンセル」ボタンが選択されたと判断した場合、本処理を終了する。CPU103が、「OK」ボタンが選択されたと判断した場合、処理はステップS611に進む。この処理は図5のステップS507の処理に相当する。
ステップS611では、CPU103は、通信部108を介して、接続要求が受け付けられた同期装置との通信を確立する。この処理は図5のステップS508の処理に相当する。すなわち、同期装置のそれぞれが、基準装置から送信された自機のIPアドレスを認識し、設定することにより、通信が確立する。このようにして通信が確立された後に、基準装置である自機の時刻情報を同期装置に送信する。この処理は図5のステップS512やステップS515の処理に相当する。この際、CPU103は、表示部106を用いて、図8の画面805のような画面を表示する。この画面は、図8の画面803と同様であるため説明は省略する。
ステップS612では、CPU103は、基準装置である自機の時刻情報が、ステップS607にて接続要求を受け付けた全ての同期装置に受信されたか否かを判断する。具体的には、例えば基準装置の時刻情報が同期装置によって受信されると、同期装置は受信完了を示す信号を基準装置に送信する。基準装置はこの受信完了を示す信号を同期装置から受信することにより、時刻情報が同期装置に受信されたと判断する。CPU103が、ステップS607にて接続要求が受け付けられた同期装置のうち、時刻情報が受信されていない同期装置があると判断した場合、処理はステップS611に戻り、CPU103は残りの同期装置への時刻情報の送信を継続する。一方、CPU103が、時刻情報が全ての同期装置に受信されたと判断した場合、処理はステップS613に進む。
ステップS613では、CPU103は、時刻同期が完了した旨を通知する。ここでは、CPU103は、図8の画面806のような画面を、表示部106に表示する。その後、処理は終了する。
以上が、ステップS606にてCPU103が、自機を基準装置とする指示を受け付けたと判断した場合の処理の説明である。
次に、ステップS606にてCPU103が、自機を、同期装置とする指示を受け付けたと判断した場合について説明する。ステップS606にてCPU103が、自機を同期装置とする指示を受け付けたと判断した場合、処理はステップS614に進む。
ステップS614では、CPU103は、基準装置の時刻情報を受信するための処理を開始する指示を受け付ける。この際、CPU103は、図8の画面807のような画面を表示する。画面807では、「基準装置の準備ができたらOKを押してください」という通知が表示される。これにより、CPU103は、基準装置が時刻情報を送信する準備が整ってから、時刻情報を受信するための処理を開始する指示を行うよう、ユーザに通知する。ここでは、基準装置が時刻情報を送信する準備は、前記基準装置で実行される本処理がステップS607まで進むことにより、整う。また、ステップS601と同様に、「OK」ボタンと「キャンセル」ボタンも表示されている。ユーザは、操作部107を介してこれらのボタンを選択することができる。ユーザは、「OK」ボタンを選択することで、基準装置の時刻情報を受信する指示を行うことができる。
次に、ステップS615にて、CPU103は、時刻情報を受信する指示を受け付けたか否かを判断する。CPU103が、「キャンセル」ボタンが選択されたと判断した場合、本処理を終了する。CPU103が、「OK」ボタンが選択されたと判断した場合、処理はステップS616に進む。
ステップS616では、CPU103は、通信部108を介して、基準装置に接続要求を送信する。この処理は図5のステップS502およびステップS505の処理に相当する。この際、CPU103は、表示部106を用いて、図8の画面808のような画面を表示して、ユーザに処理中であることを示す。この画面は画面805と同様のため、説明は省略する。
次に、ステップS617では、CPU103は、通信部108を介して、基準装置との通信を確立し、基準装置の時刻情報を受信する。この処理は図5のステップS509およびステップS510の処理と、ステップS513およびステップS516の処理に相当する。この時刻情報は、基準装置で実行される本処理のステップS611の処理にて送信される時刻情報である。この際、CPU103は、表示部106を用いて、図8の画面808のような画面を表示する。この画面は、図8の画面805と同様であるため説明は省略する。なお、受信が完了し次第、CPU103は、時刻情報の受信完了を示す信号を基準装置に送信する。
ステップS618では、CPU103は、基準装置からの時刻情報の受信が完了したか否かを判断する。CPU103が、基準装置からの時刻情報の受信が完了していないと判断した場合、処理はステップS617に戻る。一方、CPU103が、基準装置からの時刻情報の受信が完了したと判断した場合は、処理はステップS619に進む。
ステップS619では、CPU103は、時計部110が保持する時刻情報を、基準装置から受信した時刻情報で上書きする。この処理は図5のステップS514およびステップS517の処理に相当する。その後、処理はステップS613に進む。
ステップS613では、CPU103は、時刻同期が完了した旨を通知する。ここでは、CPU103は、図8の画面809のような画面を、表示部106に表示する。その後、処理は終了する。
以上が、ステップS606にてCPU103が、自機を、同期装置とする指示を受け付けたと判断した場合についての説明である。
以上のように、本実施形態の情報処理装置は、時刻同期を行う際に、時刻同期の後に時刻がずれてしまう可能性があることをユーザに通知する。これにより、ユーザは、時刻同期の後に時刻がずれてしまう可能性があることを知ることができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、外部時計装置300が情報処理装置に接続されているか否かに関わらず、同期させようとしている時刻が、同期した後にずれる可能性があることをユーザに通知する例について述べた。これに対して第2の実施形態では、外部時計装置300が情報処理装置に接続されている場合、同期させようとしている時刻がずれる可能性があることをユーザに通知する例について述べる。
本実施形態は第1の実施形態と共通する部分が多いため、共通部分は説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
図9は、本実施形態の情報処理装置100、情報処理装置400、および情報処理装置500のそれぞれの時計部110の時刻情報同士を同期させるための処理を示すフローチャートである。また、このフローチャートに示される処理は、例えば、情報処理装置の電源がONとなったことに応じて開始される。
以下、図9のフローチャートに示す各処理について説明する。
まず、ステップS900では、CPU103は、他機との時刻同期を行うためのメニューの選択を、操作部107を介して受け付ける。ユーザはこのメニューの選択により、他機との時刻同期を行う指示を入力することができる。CPU103が、他機との時刻同期を行うためのメニューが選択されたと判断していない場合、本ステップの処理を繰り返す。一方、CPU103が、他機との時刻同期を行うためのメニューが選択されたと判断した場合、処理はステップS901に進む。
ステップS901では、CPU103は、自機に外部時計装置300が接続されているか否かを判断する。これは、第1の判断手段の一例である。CPU103が、自機に外部時計装置300が接続されていないと判断した場合、処理はステップS904に進む。図1の例では、情報処理装置400や情報処理装置500は外部時計装置300と接続されていない。そのため、本処理が情報処理装置400や情報処理装置500において実行された場合、処理はステップS904に進むことになる。一方、CPU103が、自機に外部時計装置300が接続されていると判断した場合、処理はステップS902に進む。例えば、図1の例では、情報処理装置100は外部時計装置300と接続されている。そのため、本処理が情報処理装置100において実行された場合、処理はステップS902に進むことになる。
まず、ステップS901にて、CPU103が、自機に外部時計装置300が接続されていると判断した場合の処理について述べる。
ステップS902では、図6のステップS601と同様の処理が実行される。CPU103は、図7の画面701のようなメッセージを表示して、同期させようとしている時刻がずれる可能性があることをユーザに通知する。上述のように、このステップの処理は、ステップS900にてCPU103が、自機に外部時計装置300が接続されていると判断した場合に、実行される。すなわち、本実施形態の情報処理装置は、自機に外部時計装置300が接続されている場合、ユーザに警告する。
次に、ステップS903にて、CPU103は、操作部107により「OK」ボタンが選択されたか、「キャンセル」ボタンが選択されたかを判断する。CPU103が「キャンセル」ボタンが選択されたと判断した場合、処理を終了する。一方、CPU103が、「OK」ボタンが選択されたと判断した場合、処理はステップS906に進む。以降の処理は、図6のステップS605以降の処理と同様であるため、説明は省略する。
次に、ステップS901にて、CPU103が、自機に外部時計装置300が接続されていないと判断した場合の処理について述べる。
ステップS903では、図6のステップS603と同様の処理が実行される。CPU103は、図8の画面801のようなメッセージを表示して、他機と時刻を同期させるか否かの選択をユーザに促す。上述のように、このステップの処理は、ステップS901にてCPU103が、自機に外部時計装置300が接続されていないと判断した場合に、実行される。すなわち、本実施形態の情報処理装置は、自機に外部時計装置300が接続されていない場合、同期させようとしている時刻がずれる可能性があることをユーザに通知しない。以降の処理は、図6のステップS604以降の処理と同様であるため、説明は省略する。
以上が、図9のフローチャートの説明である。
上述のように、本実施形態の情報処理装置は、外部時計装置が接続されていない場合は、同期させようとしている時刻がずれる可能性があるという通知を行わない。これにより、ユーザは、より適切なタイミングで時刻同期の後に時刻がずれてしまう可能性があることを、知ることができる。
<第3の実施形態>
第2の実施形態では外部時計装置300が情報処理装置に接続されているか否かについて判断した。これに対して第3の実施形態では、外部時計装置300を用いた時刻調整機能がONであるか否かについて判断する例について述べる。
本実施形態は第2の実施形態と共通する部分が多いため、共通部分は説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
図10は、本実施形態の情報処理装置100、情報処理装置400、および情報処理装置500のそれぞれの時計部110の時刻情報同士を同期させるための処理を示すフローチャートである。また、このフローチャートに示される処理は、例えば、情報処理装置の電源がONとなったことに応じて開始される。
以下、図11に示す表示画面の例を用いながら、図10のフローチャートに示す各処理について説明する。
まず、ステップS1000では、CPU103は、他機との時刻同期を行うためのメニューの選択を、操作部107を介して受け付ける。ユーザはこのメニューの選択により、他機との時刻同期を行う指示を入力することができる。CPU103が、他機との時刻同期を行うためのメニューが選択されたと判断していない場合、本ステップの処理を繰り返す。一方、CPU103が、他機との時刻同期を行うためのメニューが選択されたと判断した場合、処理はステップS1001に進む。
ステップS1001では、CPU103は、時刻調整機能がONであるか否かを判断する。これは第2の判断手段の一例である。CPU103が、時刻調整機能がONでないと判断した場合、処理はステップS1002およびステップS1003に進む。ステップS1002およびステップS1003では、図9のステップS904およびステップS905と同様の処理が実行される。一方、CPU103が、時刻調整機能がONであると判断した場合、処理はステップS1004に進む。
ステップS1004では、時刻調整機能をOFFにしてから時刻を同期させる旨をユーザに通知する。例えば、CPU103は、表示部106に図11の画面1101のような画面を表示する。画面1101には「外部時計の時刻で更新される場合があるため、時刻調整機能をOFFにします」というメッセージが表示されている。これにより、時刻調整機能により自機の時刻が変更されてしまう可能性があることを、ユーザは知ることができる。さらに、「キャンセル」、「OK」「時刻調整機能ONのまま時刻同期」と表示されているボタンも表示される。ユーザは操作部107を介して、これらのボタンを選択することができる。
次に、ステップS1005にて、CPU103は、操作部107によりどのボタンが選択されたかを判断する。CPU103が「キャンセル」ボタンが選択されたと判断した場合、処理を終了する。一方、CPU103が、「OK」ボタンが選択されたと判断した場合、処理はステップS1006に進む。ステップS1006では、CPU103は時刻調整機能をOFFにする。つまり、例えば時刻調整機能が有効であることに気付かずに、時刻同期の指示が行われた場合でも、時刻調整機能の動作を停止させることができる。これにより、以降の処理で他機と合わせた時刻が、時刻調整機能によって更新されることを防ぐことができる。その後、処理はステップS1007に進む。また、CPU103が、「時刻調整機能ONのまま時刻同期」ボタンが選択されたと判断した場合、CPU103は時刻調整機能をOFFにせず、処理はステップS1007に進む。
ステップS1007以降の処理は、図9のステップS906以降の処理と同様のため、説明は省略する。
以上、本実施形態の情報処理装置100、情報処理装置400、および情報処理装置500のそれぞれの時計部110の時刻情報同士を同期させるための処理について述べた。本実施形態の情報処理装置は、時刻調整機能がONであるか否かを判断する。そして、情報処理装置は、時刻調整機能がONであると判断された場合、時刻調整機能をOFFにしてから時刻を同期させることができる。これにより、例えば、ユーザが時刻調整機能がONになっていることを忘れたまま他機と時刻を同期させた場合であっても、時刻調整機能により、時刻がずれてしまうことを防ぐことができる。
<第4の実施形態>
第4の実施形態では、基準装置となることが選択された場合、時刻調整機能により正確な時刻に調整してから、時刻を同期させる構成について述べる。
本実施形態は第2の実施形態と共通する部分が多いため、共通部分は説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
図12は、本実施形態の情報処理装置100、情報処理装置400、および情報処理装置500のそれぞれの時計部110の時刻情報同士を同期させるための処理を示すフローチャートである。また、このフローチャートに示される処理は、例えば、情報処理装置の電源がONとなったことに応じて開始される。
以下、図11に示す表示画面の例を用いながら、図12のフローチャートに示す各処理について説明する。
ステップS1200〜ステップS1206の処理は、図6のステップS600〜ステップS606の処理と同様のため、説明は省略する。
ステップS1206にてCPU103が、自機を時刻同期の基準となる時刻を発信する基準装置とする指示を受け付けたと判断した場合、処理はステップS1207に進む。
ステップS1207では、CPU103は、自機に外部時計装置300が接続されているか否かを判断する。CPU103が、自機に外部時計装置300が接続されていないと判断した場合、処理はステップS1211に進む。一方、CPU103が、自機に外部時計装置300が接続されていると判断した場合、処理はステップS1208に進む。
ステップS1208では、CPU103は、時刻をより正確な時刻に調整してから時刻同期を行う旨をユーザに通知する。例えば、CPU103は、図13の画面1301のような画面を表示部106に表示する。画面1301には「時刻調整を行ってから時刻を同期させます」というメッセージが表示されている。さらに、「キャンセル」、「OK」「時刻調整せずに開始」と表示されているボタンも表示される。ユーザは操作部107を介して、これらのボタンを選択することができる。
ステップS1209にて、CPU103は、操作部107によりどのボタンが選択されたかを判断する。CPU103が「キャンセル」ボタンが選択されたと判断した場合、処理を終了する。一方、CPU103が、「OK」ボタンが選択されたと判断した場合、処理はステップS1210に進む。ステップS1210では、CPU103は外部時計装置300を用いた時刻調整処理を実行する。ここで実行される時刻調整処理は定期的に繰り返し実行されるのではなく、一度だけ実行される。その後、処理はステップS1211に進む。また、CPU103が、「時刻調整せずに時刻同期」ボタンが選択されたと判断した場合、CPU103は時刻調整処理を実行せず、処理はステップS1211に進む。
ステップS1211以降の処理は、図6のステップS607以降の処理と同様のため、説明は省略する。
以上、本実施形態の情報処理装置100、情報処理装置400、および情報処理装置500のそれぞれの時計部110の時刻情報同士を同期させるための処理について述べた。本実施形態では、基準装置となることが選択された場合、時刻調整機能により正確な時刻に調整してから、時刻を同期させるよう構成した。これにより、より正確な時刻情報に時刻を同期させることができる。
<第5の実施形態>
上述の実施形態では、基準装置となるか否かをユーザの選択により決定していた。しかし、外部時計装置が接続されている情報処理装置の時刻情報は、外部時計装置が接続されていない情報処理装置の時刻情報よりも正確である可能性が高い。すなわち、各情報処理装置間で時刻同期を行う際には、外部時計装置が接続された情報処理装置を基準装置としたほうが、より正確な時刻情報で時刻同期を行うことができる。そこで、第4の実施形態では、外部時計装置が接続されているか否かに応じて、基準装置となるか、同期装置となるかが判断される情報処理装置について述べる。
本実施形態は第2の実施形態と共通する部分が多いため、共通部分は説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
図14は、本実施形態の情報処理装置100、情報処理装置400、および情報処理装置500のそれぞれの時計部110の時刻情報同士を同期させるための処理を示すフローチャートである。また、このフローチャートに示される処理は、例えば、他機との時刻同期を行うためのメニューの選択が操作部107を介して受け付けられることに応じて開始される。
以下、図14のフローチャートに示す各処理について説明する。
ステップS1400〜ステップS1404の処理は、図6のステップS600〜ステップS604の処理と同様のため、説明は省略する。
ステップS1405にて、CPU103は、自機に外部時計装置300が接続されているか否かを判断する。CPU103が、自機に外部時計装置300が接続されていると判断した場合、処理はステップS1406に進む。ステップS1406〜ステップS1412では、CPU103は図6のステップS607〜ステップS613と同様の処理を実行する。すなわち、CPU103が、自機に外部時計装置300が接続されていると判断した場合、自機を基準装置とする。図1の例では、外部時計装置300が接続されている情報処理装置100は、自動的に自機を基準装置とすることになる。
一方、CPU103が、自機に外部時計装置300が接続されていないと判断した場合、処理はステップS1413に進む。ステップS1413〜ステップS1418では、CPU103は図6のステップS614〜ステップS619と同様の処理を実行する。すなわち、CPU103が、自機に外部時計装置300が接続されていないと判断した場合、自機を同期装置とする。図1の例では、外部時計装置300が接続されていない情報処理装置400および情報処理装置500は、自動的に同期装置とすることになる。
以上、本実施形態の情報処理装置100、情報処理装置400、および情報処理装置500のそれぞれの時計部110の時刻情報同士を同期させるための処理について述べた。本実施形態では、外部時計装置が接続されているか否かに応じて、自機を基準装置とするか、同期装置とするかが判断されるよう構成した。これにより、より適切な時刻同期が可能となる。
<他の実施形態>
上述の実施形態では、時刻同期の基準装置となるか同期装置となるかの選択の前に、同期した時刻がずれる可能性があることをユーザに通知するようにした。これについては、例えば、選択の後に通知してもよいし、時刻が同期した後に通知してもよい。
また、上述の実施形態では、時刻同期の際に、同期させようとしている時刻がずれる可能性があることをユーザに通知する例について述べた。これに対して、時刻調整する際にも同期させた時刻がずれる可能性があることをユーザに通知してもよい。例えば、ユーザが時刻調整機能をONに設定した場合、または、ユーザが所望のタイミングで時刻情報を調整する調整指示を入力した場合、「時刻調整を行った場合、同期させた時刻がずれる場合があります」といったメッセージを表示させる。これにより、ユーザは、時刻調整する際に時刻同期の処理により同期させた時刻がずれてしまうことを知ることができる。さらに、情報処理装置100の電源がONになってから少なくとも一度時刻同期が行われたか否かを判断し、その結果に応じて通知を行うか否かを決定してもよい。例えば、少なくとも一度時刻同期が行われていると判断された状態で時刻調整のメニューが選択された場合に、同期させた時刻がずれる可能性があることをユーザに通知する。
なお、上述の実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (13)

  1. 第1の時刻情報を保持する第1の外部装置および第2の時刻情報を保持する第2の外部装置と通信することができる情報処理装置であって、
    第3の時刻情報を保持する手段と、
    ユーザの指示を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段により所定の指示が受け付けられた場合、前記第1の外部装置から取得した前記第1の時刻情報と前記第3の時刻情報とを同期させる時刻同期手段と、
    前記第2の外部装置から取得した前記第2の時刻情報に基づき、定期的に前記第3の時刻情報を調整する時刻調整手段と、
    前記操作手段が、前記所定の指示を受け付けた場合、前記時刻調整手段により前記第3の時刻情報が調整される可能性があることを、ユーザに通知する通知手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2の外部装置と前記情報処理装置とが接続されているか否か判断する判断手段をさらに有し、
    前記判断手段により、前記第2の外部装置と前記情報処理装置とが接続されていないと判断された場合、前記通知手段は、前記時刻調整手段により前記第3の時刻情報が調整される可能性があることをユーザに通知しないことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記時刻同期手段は、第3の時刻情報に基づき第1の時刻情報を調整する処理を行うことで第1の時刻情報と第3の時刻情報とを同期させ、
    前記判断手段により、前記第2の外部装置と前記情報処理装置が接続されていると判断された場合、前記時刻調整手段は、前記時刻同期手段により前記第1の時刻情報と前記第3の時刻情報とが同期される前に、第3の時刻情報を調整することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記操作手段は更に、前記第1の時刻情報に基づき前記第3の時刻情報を調整するか、前記第3の時刻情報に基づき前記第1の時刻情報を調整するかを選択する指示を受け付けることが可能であり、
    前記操作手段により前記第3の時刻情報に基づき前記第1の時刻情報を調整することを選択する指示を受け付け、かつ、前記判断手段により、前記第2の外部装置と前記情報処理装置とが接続されていると判断された場合、前記時刻調整手段は、前記時刻同期手段により前記第1の時刻情報と前記第3の時刻情報とが同期される前に、第3の時刻情報を調整することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記判断手段により、前記第2の外部装置と前記情報処理装置が接続されていると判断された場合、前記第3の時刻情報に基づき、前記第1の時刻情報を調整することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  6. 前記時刻調整手段による時刻情報の調整の有効、無効を設定する設定手段
    を更に有し、
    前記設定手段により、前記時刻調整手段による時刻情報の調整が無効に設定されている場合、前記通知手段は、前記時刻調整手段により前記第3の時刻情報が調整される可能性があることをユーザに通知しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  7. 前記時刻同期手段による時刻の同期を行う場合、前記設定手段は、前記時刻調整手段による時刻情報の調整を無効にすることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記設定手段により、前記時刻調整手段による時刻情報の調整が有効に設定されたことに応じて、前記通知手段は、前記時刻同期手段により同期させられた時刻情報が調整される可能性があることを、ユーザに通知することを特徴とする請求項6または7に記載の情報処理装置。
  9. 前記操作手段は、前記第2の時刻情報に基づき、前記第3の時刻情報を調整する調整指示を受け付けることが可能であり、
    前記操作手段により前記調整指示が受け付けられたことに応じて、前記通知手段は、前記時刻同期手段により同期された時刻情報が調整される可能性があることを、前記調整指示に基づき前記第3の時刻情報が調整される前に、ユーザに通知することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1の時刻情報は、GPS衛星から取得される情報と、携帯電話の基地局から取得される情報と、標準電波局から取得される情報のうち、いずれかの情報であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 被写体を撮影して画像データを取得する撮影手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 第1の時刻情報を保持する第1の外部装置および第2の時刻情報を保持する第2の外部装置と通信することができる情報処理装置の制御方法であって、
    第3の時刻情報を保持する工程と、
    ユーザの指示を受け付ける操作工程と、
    前記操作工程で所定の指示が受け付けられた場合、前記第1の外部装置から取得した第1の時刻情報と前記第3の時刻情報とを同期させる時刻同期工程と、
    前記第2の外部装置から取得した前記第2の時刻情報に基づき、前記第3の時刻情報を定期的に、調整する時刻調整工程と、
    前記操作工程で、前記所定の指示を受け付けた場合、前記時刻調整工程で前記第3の時刻情報が調整される可能性があることを、ユーザに通知する通知工程とを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  13. コンピュータを請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置として動作させるためのプログラム。
JP2012037577A 2012-02-23 2012-02-23 情報処理装置、その制御方法、プログラム Expired - Fee Related JP5990009B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012037577A JP5990009B2 (ja) 2012-02-23 2012-02-23 情報処理装置、その制御方法、プログラム
EP13156232.4A EP2631722A3 (en) 2012-02-23 2013-02-21 Information processing apparatus, control method therefor, and recording medium
US13/773,146 US20130222614A1 (en) 2012-02-23 2013-02-21 Information processing apparatus, control method therefor, and recording medium
CN201310059608.7A CN103297164B (zh) 2012-02-23 2013-02-22 信息处理装置及其控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012037577A JP5990009B2 (ja) 2012-02-23 2012-02-23 情報処理装置、その制御方法、プログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013174453A true JP2013174453A (ja) 2013-09-05
JP2013174453A5 JP2013174453A5 (ja) 2015-04-09
JP5990009B2 JP5990009B2 (ja) 2016-09-07

Family

ID=47891393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012037577A Expired - Fee Related JP5990009B2 (ja) 2012-02-23 2012-02-23 情報処理装置、その制御方法、プログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20130222614A1 (ja)
EP (1) EP2631722A3 (ja)
JP (1) JP5990009B2 (ja)
CN (1) CN103297164B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020088692A (ja) * 2018-11-28 2020-06-04 キヤノン株式会社 通信装置、制御方法、及びプログラム
WO2023145229A1 (ja) * 2022-01-31 2023-08-03 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3511799B1 (en) * 2018-01-16 2022-08-03 Nokia Technologies Oy An apparatus, system and method for communicating data

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004177311A (ja) * 2002-11-28 2004-06-24 Nec Infrontia Corp 時刻整合システム及び時刻整合方法
JP2004271512A (ja) * 2002-12-20 2004-09-30 Canon Inc 電子機器および情報処理装置および画像形成装置および電子機器の制御方法および情報処理装置の制御方法および表示制御方法および操作方法およびプログラム
JP2005062099A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Casio Comput Co Ltd 時刻情報送受信装置及び時計
JP2006250638A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 時計同期機能付きビデオカメラ
JP2006343177A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 測定機器システム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08305900A (ja) 1995-05-10 1996-11-22 Toshiba Corp 時刻設定システム
JPH09116536A (ja) 1995-10-16 1997-05-02 Toshiba Corp ネットワーク監視装置
JP2002300640A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Denso Corp 情報通信方法、時刻情報提供装置及び時刻情報取得装置
JP4287476B2 (ja) * 2004-01-26 2009-07-01 ケンブリッジ ポジショニング システムズ リミテッド 移動端末における較正時間情報の転送
TW200926660A (en) * 2007-08-22 2009-06-16 Koninkl Philips Electronics Nv Synchronisation method
CN101374180A (zh) * 2007-08-23 2009-02-25 义隆电子股份有限公司 自动校准及同步化的方法及其网络电话中消除回音的方法
CN101453316B (zh) * 2007-11-30 2011-04-13 华为技术有限公司 时间信息同步系统及方法以及相关装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004177311A (ja) * 2002-11-28 2004-06-24 Nec Infrontia Corp 時刻整合システム及び時刻整合方法
JP2004271512A (ja) * 2002-12-20 2004-09-30 Canon Inc 電子機器および情報処理装置および画像形成装置および電子機器の制御方法および情報処理装置の制御方法および表示制御方法および操作方法およびプログラム
JP2005062099A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Casio Comput Co Ltd 時刻情報送受信装置及び時計
JP2006250638A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 時計同期機能付きビデオカメラ
JP2006343177A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 測定機器システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020088692A (ja) * 2018-11-28 2020-06-04 キヤノン株式会社 通信装置、制御方法、及びプログラム
JP7256633B2 (ja) 2018-11-28 2023-04-12 キヤノン株式会社 通信装置、制御方法、及びプログラム
WO2023145229A1 (ja) * 2022-01-31 2023-08-03 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20130222614A1 (en) 2013-08-29
CN103297164A (zh) 2013-09-11
CN103297164B (zh) 2016-04-13
JP5990009B2 (ja) 2016-09-07
EP2631722A2 (en) 2013-08-28
EP2631722A3 (en) 2018-01-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016123137A (ja) 画像通信装置および撮像装置
US9992402B2 (en) Imaging apparatus and imaging control apparatus having synchronous type wireless communication function
JP5990009B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、プログラム
JP2011077727A (ja) 測位通信システム、及び撮像装置、及び測位装置
US20140032551A1 (en) Communication apparatus, method of controlling the communication apparatus, and recording medium
US20150189151A1 (en) Information processing apparatus, imaging apparatus, information processing method, information processing program, and imaging system
JP2014027326A5 (ja)
JP2019016891A (ja) 撮像装置及び画像転送方法
JP2017009366A (ja) 無線通信装置、電子時計、無線通信方法、及びプログラム
CN107800954A (zh) 摄像控制装置、摄像装置、摄像控制方法、摄像方法以及记录介质
US10868921B2 (en) Information processing device, imaging device, and system
JP2013174453A5 (ja)
JP2017034390A (ja) 情報処理システム、カメラ、情報処理端末、及びプログラム
JP7256633B2 (ja) 通信装置、制御方法、及びプログラム
JP5865047B2 (ja) 撮像装置、およびその制御方法、プログラム
JP2011120178A (ja) 撮影装置、その制御方法、プログラム
JP2009049676A (ja) 無線通信装置
JP2020140600A (ja) 仲介端末、通信システム、入力システム、仲介制御方法、及びプログラム
JP5995580B2 (ja) 通信装置、その制御方法、プログラム
JP6147108B2 (ja) 通信装置、その制御方法、プログラム
JP2015012582A (ja) 撮像装置、情報処理方法及びプログラム
JP2019129448A (ja) 情報処理装置とその制御方法、電子機器とその制御方法、情報処理システム及びプログラム
JP2018110341A (ja) 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム
JP2009296524A (ja) 端末装置、情報送信方法
JP2018157528A (ja) 情報処理システム、クライアント端末及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150223

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160812

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5990009

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees