JP2013173374A - 画像記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の光の照射を受けて硬化する材料を含む流体を媒体へ向けて噴射する流体噴射装置に設けられる発光ユニットであって、基体と、前記基体上に設けられて前記所定の光を光射出部から射出する発光素子と、少なくとも前記光射出部を覆うように設けられて前記所定の光を透過させる第1材料からなる第1保護層と、前記第1保護層上に交換可能に設けられて前記所定の光を透過させる第2材料からなる第2保護層とを備える。
【選択図】図5
Description
また本発明の一実施形態に係る流体噴射装置は、前記基体の前記基体及び前記第1保護層が配置された側とは反対側の面に接触するように配置されたヒートパイプをさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の参考例に係る発光ユニットは、所定の光の照射を受けて硬化する材料を含む流体を媒体へ向けて噴射する流体噴射装置に設けられる発光ユニットであって、基体と、前記基体上に設けられて前記所定の光を光射出部から射出する発光素子と、少なくとも前記光射出部を覆うように設けられて前記所定の光を透過させる第1材料からなる第1保護層と、前記第1保護層上に交換可能に設けられて前記所定の光を透過させる第2材料からなる第2保護層とを備えることを特徴とする。
紫外線はシリコーン層をほとんど減衰することなく透過することが知られている。本発明によれば、所定の光が紫外線であり、第1材料がシリコーン樹脂であり、第2材料がシリコーンオイルであることとしたので、所定の光として紫外線を用いた場合において、光の出力低下を防ぐことができると共に、複雑な構成を用いることなく限られたスペースに十分配置することが可能な発光ユニットを得ることができる。
上述した巻取り型の光透過フィルムは、一通りフィルムを巻き終えた後にこの光透過フィルムを手作業で交換する必要がある。これに対して、本発明によれば、発光ユニットに設けられた第2保護層を交換する交換機構を更に備えることとしたので、第2保護層を手作業で交換する手間を省くことができる。これにより、メンテナンスを簡単にすることができる。
本発明によれば、交換機構が、第2保護層を除去する除去機構と、第2保護層が設けられる位置に所定の材料を供給する供給機構とを有することとしたので、交換機構の第2保護層の除去機能を有する除去機構と第2保護層の供給機能を有する供給機構とを分散させて配置することができる。これにより、交換機構が大型化するのを回避することができる。
本発明によれば、噴射ヘッド及び光源を保持する保持部材を更に備え、除去機構及び供給機構のうち少なくとも一方が保持部材の内部に設けられていることとしたので、除去機構及び供給機構を配置するスペースを節約することができる。
本発明によれば、流体噴射装置が噴射ヘッドをメンテナンスするメンテナンス部を更に備え、除去機構及び供給機構のうち少なくとも一方は、メンテナンス部に設けられていることとしたので、噴射ヘッドのメンテナンスの際に第2保護層の交換を併せて行うことができる。これにより、メンテナンスに要する時間を節約することができる。
本発明によれば、交換機構のうち除去機構が第2保護層を掻き取る掻き取り部を有することとしたので、第2保護層は当該掻き取り部によって物理的に除去されることとなる。これにより、第2保護層及び第2保護層に付着した流体のミストを確実に除去することができる。
図1は、本実施形態に係るプリンタ1の概略構成を示す一部分解図である。
プリンタ1は、プリンタ本体5と、当該プリンタ本体5内に設けられたキャリッジ4とを有している。キャリッジ4には、サブタンク2、記録ヘッド(噴射ヘッド)3及び紫外線照射部(発光ユニット)7が搭載されている。
同図に示すように、サブタンク2はインク供給チューブ34の端部に設けられた拡幅部であり、ポリプロピレン等の樹脂製材料によって成型されている。このサブタンク2は、インク室27、弾性シート26、針接続部28、接続流路29及びタンク部フィルタ30を有している。
導入針ユニット17は、インク導入針22、フィルタ21及びインク導入路23を有している。インク導入針22は上端部が先細りになった筒状部材であり、この先細りの上端部がサブタンク2に装着された状態になっている。インク導入針22の上端部にはサブタンク2からインクLを導入針内部に導入するための導入口が設けられている。フィルタ21はインク導入針22の下端面を覆うように配置されている。インク導入路23はフィルタ21を介してインク導入針22の内部に連通されている。インク導入路23の下端はパッキン24を介してヘッドケース18内部に接続されている。
同図に示すように、ヘッドケース18の底部に流路ユニット19が接合された状態になっている。
同図に示すように、紫外線照射部7は、記録ヘッド3に対してキャリッジ4の移動方向の両側に例えば1つずつ設けられている。この紫外線照射部7は、基板71、発光素子72、枠部材73、第1保護層74、第2保護層75、ヒートパイプ76及びファン77を有している。発光素子72、枠部材73、第1保護層74及び第2保護層75は基板71の下面71a側に設けられており、ヒートパイプ76及びファン77は基板71の上面71b側に設けられている。
同図に示すように、メンテナンス部14には、キャップ部材15と、保護液供給機構(供給機構)16とが設けられている。保護液供給機構16は、キャップ部材15に対してキャリッジ4の移動方向の両側に例えば1つずつ設けられている。
上記保護液供給機構16とスクレーバ33とによって、第2保護層75を交換する交換機構80を構成している。
記録用紙Rに記録を行う場合、まず図6に示すように、プラテン13上に記録用紙Rを配置し、キャリッジ4を移動させながら記録ヘッド3からインクを噴射して記録用紙R上にインクを配置する。インクの噴射により、記録ヘッド3と記録用紙Rとの間にミストが発生し、当該ミストの一部が第2保護層75に付着する。付着したミストは第2保護層75内に入り込み、当該第2保護層75内に浮遊した状態で保持される。
紫外線を減衰させることなく透過させる材料であれば、シリコーンとは異なる材料、あるいはシリコーンと当該シリコーンとは異なる材料との混合材料であっても構わない。
また本発明の一実施形態に係る画像記録装置において、前記流体は、前記光の照射を受けると硬化反応をする流体であることを特徴とする。
また本発明の一実施形態に係る画像記録装置において、前記流体は、紫外線硬化型インクであることを特徴とする。
また本発明の一実施形態に係る画像記録装置において、前記発光素子との間に前記基板が位置するように配置され、前記発光素子が発した熱を放熱可能な放熱部材を有することを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係る流体噴射装置は、所定の光の照射を受けて硬化する材料を含む流体を媒体へ向けて噴射する噴射ヘッドと、前記媒体に噴射された前記流体へ向けて所定の光を照射する発光ユニットと、を備える流体噴射装置であって、前記発光ユニットは、基体と、前記所定の光を光射出部から射出する発光素子と、少なくとも前記発光素子の表面に設けられて前記所定の光を透過させる第1材料からなる第1保護層と、交換可能に設けられて前記所定の光を透過させる第2材料からなる第2保護層と、を備え、前記発光素子は前記基体上に設けられた配線と電気的に接続されており、前記発光素子及び前記第1保護層は、前記基体と前記第2保護層の間に配置されていることを特徴とする。
また本発明の一実施形態に係る流体噴射装置は、前記基体の前記基体及び前記第1保護層が配置された側とは反対側の面に接触するように配置されたヒートパイプをさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の参考例に係る発光ユニットは、所定の光の照射を受けて硬化する材料を含む流体を媒体へ向けて噴射する流体噴射装置に設けられる発光ユニットであって、基体と、前記基体上に設けられて前記所定の光を光射出部から射出する発光素子と、少なくとも前記光射出部を覆うように設けられて前記所定の光を透過させる第1材料からなる第1保護層と、前記第1保護層上に交換可能に設けられて前記所定の光を透過させる第2材料からなる第2保護層とを備えることを特徴とする。
Claims (2)
- 所定の光の照射を受けて硬化する材料を含む流体を媒体へ向けて噴射する噴射ヘッドと、
前記媒体に噴射された前記流体へ向けて所定の光を照射する発光ユニットと、
を備える流体噴射装置であって、
前記発光ユニットは、
基体と、
前記所定の光を光射出部から射出する発光素子と、
少なくとも前記発光素子の表面に設けられて前記所定の光を透過させる第1材料からなる第1保護層と、
交換可能に設けられて前記所定の光を透過させる第2材料からなる第2保護層と、
を備え、
前記発光素子は前記基体上に設けられた配線と電気的に接続されており、
前記発光素子及び前記第1保護層は、前記基体と前記第2保護層の間に配置されていることを特徴とする流体噴射装置。 - 前記基体の前記基体及び前記第1保護層が配置された側とは反対側の面に接触するように配置されたヒートパイプをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の流体噴射装置。
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