JP2013173192A5 - - Google Patents

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本発明の一態様によると、ウエブ切断方法は、ウエブに張力を掛けて搬送する工程と、搬送されるウエブを、上刃と下刃とを移動させながら幅方向に切断する工程と、を備え、ウエブを切断する工程において、上刃と下刃とによる切断点のウエブ上流側とウエブ下流側とをウエブの厚み方向から挟持し、かつ切断点のウエブ上での移動方向の上流でウエブ下流側をウエブの上下方向から挟持し、切断点と、切断点のウエブ上流側とウエブ下流側の2つの挟持点と、切断点のウエブ上の移動方向上流の挟持点と、を実質的に同一面上に位置させる。
好ましくは、切断点の移動方向上流の挟持点において、ウエブ上流側方向に力を加える。
本発明の他の態様によると、ウエブ切断装置は、搬送されるウエブを幅方向に切断するウエブ切断装置であって、上刃と下刃とで構成される一対のロータリーカッタと、上刃と下刃と切断点の両側に配置され、ウエブ上流側とウエブ下流側とをウエブの厚み方向から挟持する左右各一対のニップローラと、切断点のウエブ上の移動方向の上流でウエブ下流側を挟持する追加の一対のニップローラと、一対のロータリーカッタと左右各一対のニップローラと追加の一対ニップローラとをウエブの幅方向に移動させる走行装置と、を備え、切断点と、切断点のウエブ上流側とウエブ下流側の2つの挟持点と、切断点の前記ウエブ上の移動方向上流の挟持点と、を実質的に同一面上に位置させる。
図1〜図3は、ウエブの破断を抑制する本実施形態に係る原理を示す概念図である。図1に示すように、上刃と下刃とで構成されるロータリーカッタによる切断点CPの両側に一対のニップローラ44,48が配置される。ウエブWが矢印方向(紙面の上から下)に搬送される。このとき張力は、ウエブWの長手方向の両側に加えられる。ロータリーカッタは、ウエブWの搬送方向に対して略直交する幅方向に移動される。ロータリーカッタは、その移動方向に対して所定角度(30°以上85°以下)ウエブ搬送方向の上流側を向くよう斜めに配置される。ロータリーカッタをウエブWの一端から他端に向けて移動することで、ロータリーカッタがウエブWを斜め切断する。切断点CPは、ウエブの搬送方向に対しウエブW上を斜めに移動する。ここで切断点CPとは、ウエブを挟んで上下にオーバラツプ状態で上刃と下刃とを実質的に接触させることで、ウエブが切断される場所を意味する。
切断点CPのウエブ下流側が、一対のニップローラ44(下方のニップローラは不図示)によりウエブWの厚み方向から挟持される。また、切断点CPのウエブ上流側が、一対のニップローラ48(下方のニップローラは不図示)によりウエブWの厚み方向から挟持される。搬送、及び切断に伴う張力がウエブWに作用していても、切断部CPではその張力が2つの一対のニップローラ44、48により、遮断される。ウエブWは切断点CPの移動方向(点線A)に沿って切断される。2つの一対のニップローラ44、48によりウエブWを挟持する場所が、2つの挟持点となる。この場合、少なくともウエブWの上流側と下流側とに各一つの挟持点(合計で2つの挟持点)があればよい。さらに、追加の挟持点を設けて、合計で3つ以上の挟持点を有してもよい。
さらに、追加の一対のニップローラ80(下方のニップローラは不図示)が、切断点CPのウエブW上の移動方向の上流で、ウエブ下流側に配置され、厚み方向からウエブWを挟持する。切断されたウエブWには搬送方向の張力のみが加えられる。追加の一対のニップローラ80により切断されたウエブWの下流側が挟持されるので、その張力に対抗することができる。したがって、切断点CPにおいて、ウエブWを破断させる方向に張力が加わるのを遮断でき、ウエブWの切り口の開きに起因するウエブWの裂けの発生を抑制することができる。切断された一方のウエブWは既に所定長さ巻き終えた旧い巻芯に、一対のニップローラ44、48、及び追加の一対のニップローラ80により挟持されながら巻き取られる。
図2は、追加の一対のニップローラ80と切断点のウエブ上移動方向Aとの関係を示す。追加の一対のニップローラ80は、切断点CPのウエブ上の移動方向Aに対して0°以上5°以下のトーアウト角θで配置されることが好ましい。追加の一対のニップローラ80を上述のトーアウト角で配置することにより、切断されたウエブWの下流側に、ウエブWの搬送方向に働く張力と反対方向の力を付与することができる。搬送方向に働く張力を打ち消すこととなり、切断されたウエブWの破断をより効果的に抑制することができる。
図3は、切断された他方のウエブWが巻芯に巻き取られないで切断される状態を示す。本実施形態では、更に追加の一対のニップローラ90(下方のニップローラは不図示)が、切断点CPのウエブW上移動方向Aを挟んで、ニップローラ80と対向する位置に配置される。つまり、一対のニップローラ90が切断点CPのウエブW上の移動方向の上流で、ウエブ上流側に配置され、厚み方向からウエブWを挟持する。切断された他方のウエブWには搬送方向と反対側の張力が加えられている。一対のニップローラ90がウエブ上流側を挟持するので、この張力に対抗することができる。それにより、ウエブWの破断を抑制することができる。
図6に示すように、一対のロータリーカッタ16,18の刃接点の延長線に沿う後方に、一対のニップローラ80,82が配置される。一対のニップローラ80,82が回転軸84,86を介して上部ケーシング11、及び下部ケーシング12,14内に支持される。一対のニップローラ80,82が、刃接点の延長線に沿う方向に対して、ウエブ下流側となる位置に配置される。一対のニップローラ80,82が、厚み方向からウエブWを挟持するので、切断された一方のウエブWに加えられる搬送方向の張力に対抗することができる。さらに、一対のニップローラ80,82を、刃接点の延長線に対して0°〜5°のトーアウト角で配置するのが好ましい。
ウエブWの切断箇所が到着すると、図示しない駆動モータを起動させ、走行装置24のプーリ32の回転駆動を介して一対のロータリーカッタ16,18を走行させる。ロータリーカッタ16,18はウエブ横断に伴い、ウエブWを一側縁から切断し始める。この時、ウエブWの切断点CPの両側がニップローラ44,46,48,50によって厚さ方向から挟持される。また、切断点CPのウエブ上の移動方向の上流で、ウエブ下流側がニップローラ80,82によって厚さ方向から挟持される。

Claims (5)

  1. ウエブに張力を掛けて搬送する工程と、
    搬送される前記ウエブを、上刃と下刃とを移動させながら幅方向に切断する工程と、を備え、
    前記ウエブを切断する工程において、前記上刃と前記下刃とによる切断点のウエブ上流側とウエブ下流側とを前記ウエブの厚み方向から挟持し、かつ前記切断点の前記ウエブ上での移動方向の上流で前記ウエブ下流側を前記ウエブの上下方向から挟持し、
    前記切断点と、前記切断点のウエブ上流側とウエブ下流側の2つの挟持点と、前記切断点の前記ウエブ上の移動方向上流の挟持点と、を実質的に同一面上に位置させるウエブ切断方法。
  2. 前記切断点の移動方向上流の挟持点において、ウエブ上流側方向に力を加える請求項1記載のウエブ切断方法。
  3. 前記ウエブがセルロース樹脂で構成される請求項1又は2記載のウエブ切断方法。
  4. 搬送されるウエブを幅方向に切断するウエブ切断装置であって、
    上刃と下刃とで構成される一対のロータリーカッタと、
    前記上刃と前記下刃と切断点の両側に配置され、ウエブ上流側とウエブ下流側とを前記ウエブの厚み方向から挟持する左右各一対のニップローラと、
    前記切断点の前記ウエブ上の移動方向の上流でウエブ下流側を挟持する追加の一対のニップローラと、
    前記一対のロータリーカッタと前記左右各一対のニップローラと前記追加の一対のニップローラとを前記ウエブの幅方向に移動させる走行装置と、を備え、
    前記切断点と、前記切断点のウエブ上流側とウエブ下流側の2つの挟持点と、前記切断点の前記ウエブ上の移動方向上流の挟持点と、を実質的に同一面上に位置させたウエブ切断装置。
  5. 前記追加のニップローラが、前記切断点の前記ウエブ上での移動方向に対し0°以上5°以下のトーアウト角度で、配置される請求項4記載のウエブ切断装置。
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