JP2013172656A - ソイルブロックと植物栽培ソイルブロック - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 用土をブロック形状に成形したブロック本体に、上面開口の作業穴が形成され、作業穴は播種、移植、挿し木または接木等の作業を容易にするための形状と大きさと深さであり、作業穴に培土を充填して播種、移植、挿し木または接木等の作業が容易な作業部を設けた。培土はバラの状態、ほぐれ易い程度に固めたものとすることができる。培土をブロック本体と同じ又は異なる培土とすることができる。ソイルブロックを、単体、又は単体のソイルブロック二以上が横に並べて連結した連結形、または単体のソイルブロック二個以上のサイズのブロックに一体成形された一体形とすることができる。前記作業部に播種、育苗、挿し木、接木した。
【選択図】図1
Description
(1)播種、移植、挿し木または接木等を行うことのできる形状、大きさ、深さの穴がブロック本体の上面に開口し、その穴に培土を充填して作業部を設けてあるので、播種、移植、挿し木または接木等の作業の際に、固められて加工し難くなっているブロック本体を加工する必要が無く、必要に応じて、作業部の軟らかい培土だけを加工して、播種用、育苗用、挿し木用、接木用といった溝、加工穴等を形成すればよいため、これら後加工が容易になる。
(2)単体のソイルブロックの場合は個別に取扱い可能であり、連結形のソイルブロックの場合はその連結単位で取扱うことも所望数に分離して取扱うことも、一体形のソイルブロックの場合はその一体単位で取扱うことも所望数に分離して取扱うこともできるので作業し易く、作業効率が向上し、機械作業に柔軟に対応できる。
(3)一体形のソイルブロックに区画部があるため、一個ずつ又は二個以上の所望数ごとに分割でき、作業に適した所望個数に区画することができる。
(4)作業穴に充填された培土が固められていないバラの場合は掘り返しやすいため、作業部の培土への加工穴あけ、溝付け、窪み作り等の後加工が容易であり、播種、移植、挿し木または接木等の作業が容易になる。
(5)作業穴内に充填された培土がほぐれ易い程度に固められている場合も、播種、移植、挿し木または接木等の作業時にはほぐれ易いので、それら作業が容易になる。また、後加工も容易になる。
(1)植物が播種、移植、挿し木または接木等に適した形状、大きさ、深さの作業穴に培土を充填した作業部に、播種、移植、挿し木または接木等(栽培)されているので、発芽、活着、根の展伸が容易になり、生育に適した栽培環境となる。
(2)連結形のソイルブロック、一体形のソイルブロックの夫々の作業部に植物が栽培されているので、栽培、運搬、販売等を一個ずつ行う場合よりも効率良く行うことができる。
(3)連結形のソイルブロック、一体形のソイルブロックの夫々の作業部に栽培された植物の根が、隣り合うソイルブロックまで展伸した状態で出荷したり販売したりすることができるので、単体のソイルブロックに分離或いは分割して定植すれば、根が切断されて刺激され、その後の植物の生育にプラスの効果が期待できる。
本発明のソイルブロックの一例について、図1(a)、(b)を参照して説明する。このソイルブロック1は用土に水分を加えて練って、ブロック状に圧縮成形した(固めた)ブロック本体2に、その上面に開口する作業穴(有底穴)3があけられ、その作業穴3内に培土4が充填されたものである。作業穴3に培土4を充填した部分が作業部5である。作業穴3は播種し易く苗Cを移植し易く挿し木し易い形状、大きさ、深さにしてある。
本発明のソイルブロック1の使用例について説明する。この使用例は、前記実施形態に示すソイルブロック1に苗Cを植える(移植する)場合の例である。この場合、ブロック本体2の作業穴3内の培土4を指や棒等で掘り返してその作業穴3内に苗Cの根を入れ、掘り返した培土4を被せて苗Cを安定させる。
本発明のソイルブロック1の他の使用例について説明する。この使用例は、前記実施形態に示すソイルブロック1に種子を蒔く(播種する)場合の例である。この場合は、作業穴3に充填されている培土4の上に直に播種するか、培土4に加工穴をあけたり、窪みや溝を付けたりし、その加工穴、窪み、溝等に播種し、その種子の上に培土4又は別途用意した土を被せる(覆土する)。
本発明のソイルブロック1は、播種後、或いは発芽して苗Cが成長してから、或いは、苗Cの移植後に、ソイルブロック1のまま畑に定植したり水耕栽培のベッドの上に配置するなどして苗Cを栽培することができる。
本発明の植物栽培ソイルブロックは、前記した単体のソイルブロック1の作業部5に、又は連結形のソイルブロックの夫々の作業部5に、又は一体形のソイルブロックの夫々の作業部5に植物が栽培されたものである。この場合、作業部5の培土4の上に直に播種したり、培土4に加工穴をあけてその加工穴内に播種したり、苗Cを移植したり、挿し木したり接ぎ木したりして栽培してある。栽培する植物の種類、播種の時期、粒数、苗Cの移植時期、移植本数等は植物の適性に合わせて選択できる。例えば、一つのソイルブロック1の一つの作業部5に一粒或いは二粒以上播種するとか、一本又は二本以上の苗Cを移植するとか、一本又は二本以上を挿し木したり接ぎ木したりすることができる。播種後、移植後、挿し木、接ぎ木後の栽培管理は汎用のポットでの栽培管理と同じように行うことができる。
2 ブロック本体
3 作業穴
4 培土
5 作業部
6 区画部
7 連結部
A ブロック本体
B 穴
C 苗
Claims (7)
- 用土をブロック形状に成形したソイルブロックにおいて、ブロック本体に、その上面に開口する作業穴が形成され、作業穴は播種、移植、挿し木または接木等の作業を容易にするための形状と大きさと深さであり、その作業穴に培土を充填して播種、移植、挿し木または接木等の作業が容易な作業部を設けたことを特徴とするソイルブロック。
- 請求項1記載のソイルブロックにおいて、作業穴に充填された培土が固めることなくバラの状態であるか、ほぐれ易い程度に固めたものであることを特徴とするソイルブロック。
- 請求項1又は請求項2記載のソイルブロックにおいて、作業穴に充填された培土が、ブロック本体と同じ又は異なる培土であることを特徴とするソイルブロック。
- 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のソイルブロックにおいて、ソイルブロックが単体、又は単体のソイルブロック二以上が横に並べて連結されて一個ずつ又は所望数分ずつ分離可能な連結形のソイルブロック、または単体のソイルブロック二個以上のブロックに一体に成形された一体形のソイルブロックであることを特徴とするソイルブロック。
- 請求項4記載のソイルブロックにおいて、連結形のソイルブロックが連結部から一個ずつ又は二個以上の所望数ずつ分離可能であることを特徴とするソイルブロック。
- 請求項4記載の一体形のソイルブロックにおいて、ソイルブロックに一個ずつ又は二個以上の所望個数分ずつ分離可能な分離部を設けたことを特徴とするソイルブロック。
- 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のソイルブロックの作業部に、少なくとも播種、育苗、挿し木、接ぎ木されたことを特徴とする植物栽培ソイルブロック。
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