JP2013171995A - コンデンサユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 外周面に位置決め用の突起を設けた筒状ケースにコンデンサ素子を収納した複数のコンデンサと、それらのコンデンサがそれぞれ貫入する貫通孔を有しその貫通孔の周辺部分で前記位置決め用の突起を挟み込む2枚の取付板とを有するコンデンサユニットを提供する。
【選択図】図2
Description
使用されるコンデンサは、印加電圧、必要静電容量、リプル電流、寿命などから選定され、大電力の半導体電力変換装置では、複数のコンデンサが直列/並列に接続される。
そしてこの接続例として、特許文献1には、コンデンサを立てて横にならべる方法で、コンデンサの筒状ケース胴部に、環状の取付金具を設け、個々に、取付板にネジ止めする従来例と、その改善のために、コンデンサの外部端子のある上部端面と筒状ケースの底端面とをゴム板付き絶縁板とゴム板付き取付板とで一括して挟み込み、保間部材で保間しながら固定する方法が記載されている。そして、各コンデンサの外部端子は、それぞれ接続導体(以下、バスバー)により結線されていること記載されている。
その後、取付脚10の取付部12を取付基板13にネジ止めすれば、コンデンサを固定出来るが、この後、コンデンサの外部端子3にバスバー配線するに当たり、バスバーの取付穴と外部端子3の位置を合せる必要があることより、取付部12は一旦仮止めとし、バスバーを仮止めするなどして、外部端子3の位置を調整してから本締めとする必要がある。以上の通り、図4の固定方法は煩雑であり、特にコンデンサ数が多い場合では組み付けに長時間を要する。特に、コンデンサの数が増え、3列以上になると、中央のコンデンサの取付脚の締付ネジの締め付けは、ドライバが入れにくくなり容易でなくなりやすい。
1)平板のうち、コンデンサ底面側の取付板は金属板でも構わないが、外部端子のある上部端面側の絶縁板は、バスバー側にあるため絶縁性が大である必要がある。しかし高絶縁の絶縁板は高価である。
2)大型の半導体電力変換装置では電圧が高く、例えば1000VDCを超える場合もある。従って、硬質板とゴム板は耐トラッキング性(火花放電に対する耐電圧特性)が高い材質である必要が有り高価となる。
3)ゴム板のゴムの劣化を考慮する必要がある。
4)組付け寸法に関し、硬質板とゴム板の厚さの分、大きくなる。
5)ゴム板および絶縁板は熱抵抗が大きい(熱伝導性が低い)。また上下を板で覆う構造のため自然対流、風冷の効果を得にくい。
(1)外周面に位置決め用の突起を設けた筒状ケースにコンデンサ素子を収納した複数のコンデンサと、それらのコンデンサがそれぞれ貫入する貫入孔を有しその貫入孔部分で前記位置決め用の突起を挟み込む2枚の取付板とを有するコンデンサユニット。
(2)外周面に位置決め用の突起を設けた筒状ケースにコンデンサ素子を収納した複数のコンデンサと、それらのコンデンサをそれぞれ貫入する貫入孔を有しその貫入孔部分で前記位置決め用の突起を挟み込む2枚の取付板と、その取付板のあいだを保間しながら固定する保間部材とを有するコンデンサユニット。
(3)外周面に位置決め用の突起を二カ所設けた筒状ケースにコンデンサ素子を収納した複数のコンデンサと、それらのコンデンサがそれぞれ貫入する貫通孔を有しその貫通孔の周辺部分で前記位置決め用の突起ともう一カ所設けた突起を外側から挟み込む2枚の取付板とを有する(1)または(2)のコンデンサユニット。
断面は、円、楕円、長円、長方形など特に限定なく使用できる。また、材質としては、アルミニウム、鉄、ステンレス等の金属、またはプラスチックが使用できる。
また、取付板と平行に設けるこの位置決め用の突起は、1列または2列で設ける。
また、取付板間側の特に位置決め用の突起と接触する部分に、絶縁用の絶縁層もしくは絶縁シートまたは、挟み込み安定用のゴム弾性層もしくはゴム弾性シートを設けてもよい。また、軽量でも硬度を得るために、ボス加工、縁部の折り曲げ加工などの強度加工をおこなってもよい。
また、2枚一組の取付板には、同じ位置に、コンデンサがそれぞれ貫入する貫入孔を有している。貫入孔の直径は、コンデンサに設けた位置決め用の突起の外径よりも小さく、かつ、本突起以外のコンデンサの外径よりも大きい大きさとする。貫通穴は、単に打ち抜いた孔でも良いが、内壁に傾斜を付け、位置決め用の突起との当接面が勘合するようにしても良い。
二枚の取付板で、位置決め用突起を挟む方法は限定しないが、ボルトネジで締め付ける方法が
好適である。この場合、二枚の取付板の両方にボルトネジが貫通する穴を設け、ボルトネジおよびナットで締め付けても良いが、一方の取付板を、タッピングとすれば、ネジ締め時にナットを固定する必要がなく、締付作業が取付板の一方面からだけとなり好適である。
また、少なくとも一方の取付板には、必要に応じて、たとえば外部装置との固定のための取付穴等の固定手段を有している。
位置決め用の突起が1列の場合は、その突起の側面と反対側の側面から挟み込む。
位置決め用の突起が2列の場合は、位置決め用の突起ともう一方の突起の外側から挟み込む。突起が二列の場合、取付板の間隔を広く出来、ユニット剛性が増すことより、耐振性が必要な
場合に好適である。
なお、少なくとも一方の取付板がばね弾性を有していると、位置決め用の突起に対して安定した挟み込みが得られて好ましい。ただし、装置に装着する側の取付板があまりばね弾性を有しすぎると、装置が振動したときに、それ以上に過度に振動しやすくなり好ましくない。従って、取付板の組み合わせとしては、装置に装着する側の取付板は、ばね弾性が相対的に少なく、もう一方の取付板は、ばね弾性が相対的に大きいのが好ましい。取付板の構成物の比率を変えるほか、金属板と樹脂含侵の積層板との組み合わせや、取付板の厚さの厚いものと薄いものとの組み合わせなど特に限定なく組み合わせられる。
取付板5は、0.8mm厚の鉄板を用いている。薄いためボルトネジ8の締め付けにより取付板5は若干撓むが、保間部材9により撓みを防止している。
また、保間部材8の高さは、若干短くしても良い。この場合、各コンデンサの位置決め用突起4の寸法にばらつきがあっても取付板5が撓むことで正常に取り付けられる。
また保間部材9を使用することでユニット全体の剛性が増す。
Claims (3)
- 外周面に位置決め用の突起を設けた筒状ケースにコンデンサ素子を収納した複数のコンデンサと、それらのコンデンサがそれぞれ貫入する貫通孔を有しその貫通孔の周辺部分で前記位置決め用の突起を挟み込む2枚の取付板とを有するコンデンサユニット。
- 外周面に位置決め用の突起を設けた筒状ケースにコンデンサ素子を収納した複数のコンデンサと、それらのコンデンサがそれぞれ貫入する貫通孔を有しその貫通孔の周辺部分で前記位置決め用の突起を挟み込む2枚の取付板と、その取付板のあいだを保間しながら固定する保間部材とを有するコンデンサユニット。
- 外周面に位置決め用の突起を二カ所設けた筒状ケースにコンデンサ素子を収納した複数のコンデンサと、それらのコンデンサがそれぞれ貫入する貫通孔を有しその貫通孔の周辺部分で前記位置決め用の突起ともう一カ所設けた突起を外側から挟み込む2枚の取付板とを有する請求項1または請求項2のコンデンサユニット。
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