JP2007281353A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 複数の酸化亜鉛素子が積層された酸化亜鉛素子ブロックと、
   上記酸化亜鉛素子ブロックの一端面に配置される押圧ばねと、
   上記酸化亜鉛素子ブロックと上記押圧ばねとの直列体の両側に配置される一対の電極と、
   上記一対の電極に両端部を取付けて上記一対の電極を締結する複数の絶縁ロッドとで酸化亜鉛素子モジュールが構成され、
   上記酸化亜鉛素子モジュールの周囲に外被が絶縁材料によってモールドされる避雷器において、
   上記一対の電極は上記直列体に対向する側にそれぞれ鍔部を有し、
   上記絶縁ロッドと上記一対の電極との締結は、上記絶縁ロッドと上記一対の電極の上記直列体側のそれぞれの鍔部とで締結されており、
   上記一対の電極の鍔部には、上記絶縁ロッドの挿入用の取付穴がそれぞれ形成されており、
   上記絶縁ロッドの一端部側が上記一対の電極の鍔部のうちの一方の鍔部の取付穴に挿入されてその取付穴の両側からナットで締め付けられ、
   上記絶縁ロッドの他端部側が他方の鍔部の取付穴に挿入されて反直列体側からナットで締め付けられて、
   上記絶縁ロッドが上記各鍔部に固定されていることを特徴とする避雷器。
2. 請求項１記載の避雷器において、上記取付穴の両側からナットで締め付けられる上記一方の電極の鍔部の上記直列体に対向する側に、上記酸化亜鉛素子の外径より小さい外径部を有する素子受け部が設けられていることを特徴とする避雷器。
3. 請求項２記載の避雷器において、上記酸化亜鉛素子の外径より小さい外径部を有する上記素子受け部を有し、上記酸化亜鉛素子の外径と上記素子受け部の上記外径部との差分を、上記一方の電極の鍔部の上記直列体に対向する側における上記絶縁ロットのナットの外径と上記絶縁ロッドの外径との差分より大きくし、前記絶縁ロッドを上記酸化亜鉛素子ブロックに当接させたことを特徴とする避雷器。
4. 請求項１記載の避雷器において、上記押圧ばねは、上記取付穴の両側からナットで締め付けられる上記一方の電極の鍔部と上記酸化亜鉛素子ブロックとの間に配置されて外径が上記酸化亜鉛素子の外径より小さいことを特徴とする避雷器。
5. 請求項４記載の避雷器において、上記酸化亜鉛素子の外径より小さい外径である上記押圧ばねを有し、上記酸化亜鉛素子の外径と上記押圧ばねの外径との差分を、上記一方の電極の鍔部の上記直列体に対向する側における上記絶縁ロットのナットの外径と上記絶縁ロッドの外径との差分より大きくし、前記絶縁ロッドを上記酸化亜鉛素子ブロックに当接させたことを特徴とする避雷器。
6. 請求項１〜請求項５のいずれか１項に記載の避雷器において、上記一対の電極はそれぞれ二段の鍔部を有し、
   上記絶縁ロッドと上記一対の電極との締結は、上記絶縁ロッドと上記一対の電極の上記直列体側のそれぞれの鍔部とで締結されていることを特徴とする避雷器。
7. 請求項６に記載の避雷器において、上記一対の電極は互いに同形状であることを特徴とする避雷器。