JP2013170027A - エレベータ電力制御装置およびエレベータ電力制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 実施形態によればエレベータ電力制御装置は、省電力制御オペレーション情報記憶部と省電力率設定部と電力制御部とを有する。省電力制御オペレーション情報記憶部は、省電力対応制御を行うための複数の運転プログラム情報ごとに予め設定された省電力率の目安値を記憶する。省電力率設定部は、エレベータの省電力率の目標値を設定する。電力制御部は、省電力率の目安値の合計値が、設定された省電力率の目標値を超えるように1つまたは複数の運転プログラム情報を選択し、選択された運転プログラム情報によりエレベータ内の機器の運転を省電力対応制御するための信号を生成してエレベータ制御装置に出力する。
【選択図】図1
Description
本発明の第1実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムでは、ビル管理者や保守員により設定された省電力(節電)率の目標値以上の省電力(節電)率で運用されるように、効率よくエレベータ内の機器の運転を制御する。
本実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの構成について、図1を参照して説明する。
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Aの動作について説明する。
本発明の第2実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムでは、第1実施形態によるエレベータシステムにおいて、過去の運用状況に応じて省電力制御オペレーション情報ごとの省電力(節電)率の目安値を学習し、エレベータ電力制御装置の省電力制御オペレーション情報記憶部31に記憶された情報を更新する。
本実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの構成について、図4を参照して説明する。
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Bの動作の一例として、省電力制御オペレーション情報記憶部31に記憶された省電力(節電)率の目安値が更新されて学習されるときの、エレベータ電力制御装置30Bの電力制御部33Bの動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。
Z1=(X1−Y1)/ X1×100 (1)
また、式(1)により算出されたn時間分の単位時間毎の省電力(節電)率をそれぞれZ1,Z2・・・Znとして下記式(2)により平均省電力(節電)率Zを算出し、これを1時間あたりの省電力(節電)率としてもよい。
Z=Z1+Z2+・・・Zn/n (2)
このとき、測定結果数が少なく、単位時間毎の省電力(節電)率の変動が大きい場合には、単位時間毎に省電力(節電)率に重み付けを行い、下記式(3)のように平均省電力(節電)率Zを算出するようにしてもよい。
Z=Z1α+Z2β・・・Znγ/n(α:重み(i)、β:重み(ii)、γ:重み(iii) (3)
そして、上述したように算出された省電力(節電)率により、省電力制御オペレーション情報記憶部31に記憶された、該当する省電力制御オペレーション情報の省電力(節電)率の目安値が更新され、学習される(S23)。
本発明の第3実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムでは、使用中の電力量計測値に基づいて、設定された省電力(節電)率を達成できないと予測された場合に、省電力(節電)率の目標値を再設定する。
本実施形態によるエレベータシステムの構成は、第2実施形態において説明したエレベータシステム1Bの構成と同様であるため、同一の機能を有する機能部の詳細な説明は省略する。
次に、第3実施形態によるエレベータシステム1Bの動作の一例として、省電力(節電)対応制御時の第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cの使用電力量の計測値により、必要に応じて省電力(節電)率設定部32で設定される省電力(節電)率の目標値の再設定を行うときの、エレベータ電力制御装置30Bの電力制御部33Bの動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。
本発明の第4実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムでは、外部から取得される使用電力予報値の情報に基づいて省電力(節電)率の目標値を設定する。
本実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの構成について、図10を参照して説明する。
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Cの動作の一例について説明する。
本発明の第5実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムでは、ビル管理者や保守員の操作により省電力(節電)率の目標値を取得する手段と、外部から取得される使用電力予報値の情報に基づいて目標値を取得する手段との双方を備える。
本実施形態によるエレベータシステム1Dは、ビル等の建物に設置された第1エレベータ10a、第2エレベータ10b、および第3エレベータ10cと、これらのエレベータの動作を群管理する群管理制御装置20と、第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cおよび群管理制御装置20に接続されたエレベータ電力制御装置30Dと、第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cおよびエレベータ電力制御装置30Dに接続された使用電力計測器40と、エレベータ電力制御装置30Dに接続された使用電力予報装置50とを備える。
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Dの動作の一例を説明する。本実施形態によるエレベータ電力制御装置30Dの電力制御部33Dでは、省電力(節電)率を、省電力(節電)率設定部32と省電力(節電)率設定制御部35との双方から取得したときには、これらのうち最も大きい値が選択されて省電力(節電)率として設定され、以降、第1実施形態〜第3実施形態のいずれかと同様の処理により省電力(節電)対応制御が実行される。
10a…第1エレベータ
10b…第2エレベータ
10c…第3エレベータ
11a、11b、11c…エレベータ制御装置
12a、12b、12c…巻き上げ機
20…群管理制御装置
30A、30B、30C、30D…エレベータ電力制御装置
31…省電力制御オペレーション情報記憶部
32…省電力(節電)率設定部
33A、33B、33C、33D…電力制御部
34…使用電力パターン記憶部
35…省電力(節電)率設定制御部
40…使用電力計測器
50…使用電力予報装置
111a、111b、111c…運転制御部
112a、112b、112c…かご機器制御部
131a、131b、131c…照明機器
132a、132b、132c…空調機
Claims (7)
- エレベータ内の機器の運転を制御するエレベータ制御装置に接続されたエレベータ電力制御装置において、
前記エレベータ内の機器に関し省電力対応制御を行うための複数の運転プログラム情報ごとに予め設定された、省電力率の目安値を記憶する省電力制御オペレーション情報記憶部と、
入力された、前記エレベータの省電力率の目標値を設定する省電力率設定部と、
前記省電力率の目安値の合計値が、前記省電力率設定部で設定された省電力率の目標値を超えるように、前記省電力制御オペレーション情報記憶部に記憶された中から1つまたは複数の前記運転プログラム情報を選択し、選択された運転プログラム情報により前記エレベータ内の機器の運転を省電力対応制御するための信号を生成して前記エレベータ制御装置に出力する電力制御部と
を備えることを特徴とするエレベータ電力制御装置。 - 前記省電力制御オペレーション情報記憶部には、さらに前記運転プログラム情報ごとの優先度および適用可能な時間の情報が記憶されており、
前記省電力率設定部では、省電力対応制御の適用時間ごとに前記省電力率の目標値が設定され、
前記電力制御部では、前記省電力率設定部で設定された省電力率の目標値の適用時間が前記適用可能な時間に該当し、且つまだ選択されていない運転プログラム情報を、前記省電力制御オペレーション情報記憶部に記憶された中から優先度が高い順に選択し、選択された運転プログラム情報により前記エレベータ内の機器の運転を制御するための信号を生成して前記エレベータ制御装置に出力する
ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ電力制御装置。 - 前記電力制御部は、前記エレベータの使用電力量の計測値を取得して通常電力制御時および省電力対応制御時にそれぞれ、所定時間毎に集計した使用電力パターンを生成し、生成した通常電力制御時の使用電力パターンと省電力(節電)対応制御時の使用電力パターンとから新たな省電力率の目安値を算出して前記省電力制御オペレーション情報記憶部内の省電力率の目安値を更新する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ電力制御装置。 - 前記電力制御部は、通常電力制御時に取得した前記エレベータの使用電力量の計測値と、前記省電力率設定部で設定された省電力率の目標値とから、当該目標値を達成するように省電力対応制御を行うための使用可能電力量を算出し、算出された使用可能電力量と、前記通常電力制御時に取得した使用電力量の計測値との差分が一定量を超えるときには、省電力率の目標値を再設定させるための情報を出力する
ことを特徴とする請求項3に記載のエレベータ電力制御装置。 - 前記省電力率設定部に入力される省電力率の目標値は、外部から供給される使用電力量予報値の情報に基づいて算出される
ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のエレベータ電力制御装置。 - 前記電力制御部は、前記省電力率の目標値が複数取得されたときには、これらのうち最も大きい値の省電力率の目標値を用いて省電力対応制御を行う
ことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載のエレベータ電力制御装置。 - エレベータ内の機器の運転を制御するエレベータ制御装置に接続されたエレベータ電力制御装置が、
前記エレベータ内の機器に関し省電力対応制御を行うための複数の運転プログラム情報ごとに予め設定された、省電力率の目安値を記憶するステップと、
入力された、前記エレベータの省電力率の目標値を設定するステップと、
前記省電力率の目安値の合計値が、前記設定された省電力率の目標値を超えるように、前記記憶された中から1つまたは複数の前記運転プログラム情報を選択し、選択された運転プログラム情報により前記エレベータ内の機器の運転を省電力対応制御するための信号を生成して前記エレベータ制御装置に出力するステップと
を有することを特徴とするエレベータ電力制御方法。
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