JP2013170027A - エレベータ電力制御装置およびエレベータ電力制御方法 - Google Patents

エレベータ電力制御装置およびエレベータ電力制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 エレベータによる使用電力量の省電力(節電)率を明確にし、輸送能力の低下を防止して効率のよいエレベータの省電力制御を行うエレベータ電力制御装置およびエレベータ電力制御方法を提供する
【解決手段】 実施形態によればエレベータ電力制御装置は、省電力制御オペレーション情報記憶部と省電力率設定部と電力制御部とを有する。省電力制御オペレーション情報記憶部は、省電力対応制御を行うための複数の運転プログラム情報ごとに予め設定された省電力率の目安値を記憶する。省電力率設定部は、エレベータの省電力率の目標値を設定する。電力制御部は、省電力率の目安値の合計値が、設定された省電力率の目標値を超えるように1つまたは複数の運転プログラム情報を選択し、選択された運転プログラム情報によりエレベータ内の機器の運転を省電力対応制御するための信号を生成してエレベータ制御装置に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、エレベータ電力制御装置およびエレベータ電力制御方法に関する。
従来、エレベータの運転制御において使用電力量が所定の閾値を超えないように制御することで、省エネ効果を向上させる運用が行われている。
このような運用を行うための技術として例えば、商用系統から受電するデマンド量の予測値が契約電力を超えた場合に、デマンド警告を発してエレベータの速度や加減速度を変更することにより使用電力量の低減を図るデマンド監視システムがある。また他の技術として、目標電力量に応じた時間帯毎の使用電力量および平均待ち時間に基づいて、エレベータの稼動台数を時間帯毎に制御する群管理制御システムがある。
特開2009−96582号公報 特開2010−70380号公報
しかし、デマンド警告によりエレベータの速度や加減速度を変更する場合、当該建物全体の電力使用量に応じて発せられたデマンド警告により速度変更が行われるため、エレベータとしての使用電力量の低減率(節電率)を明確にすることができなたかった。
また、群管理制御によりエレベータの稼動台数を制御する場合、電力量の低減目標値(節電率)が低くエレベータ内の機器の制御のみで対応可能な場合も、省電力率の高いエレベータ稼動台数の制限により使用電力量が低減されるため、輸送能力の低下が発生するという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、エレベータによる使用電力量の省電力(節電)率を明確にし、輸送能力の低下を防止して効率のよいエレベータの省電力制御を行うエレベータ電力制御装置およびエレベータ電力制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための実施形態によればエレベータ電力制御装置は、省電力制御オペレーション情報記憶部と省電力率設定部と電力制御部とを有する。省電力制御オペレーション情報記憶部は、省電力対応制御を行うための複数の運転プログラム情報ごとに予め設定された省電力率の目安値を記憶する。省電力率設定部は、エレベータの省電力率の目標値を設定する。電力制御部は、省電力率の目安値の合計値が、設定された省電力率の目標値を超えるように1つまたは複数の運転プログラム情報を選択し、選択された運転プログラム情報によりエレベータ内の機器の運転を省電力対応制御するための信号を生成してエレベータ制御装置に出力する。
第1実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの構成を示す全体図。 第1実施形態によるエレベータ電力制御装置の省電力制御オペレーション情報記憶部に記憶された情報の一例。 第1実施形態によるエレベータ電力装置の動作を示すフローチャート。 第2実施形態および第3実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの構成を示す全体図。 第2実施形態および第3実施形態におよるエレベータ電力制御装置において取得した通常電力制御時の使用電力量を、時間毎に集計しグラフで示した使用電力パターンの例。 第2実施形態および第3実施形態におよるエレベータ電力制御装置において取得した省電力(節電)制御時の使用電力量を、時間毎に集計しグラフで示した使用電力パターンの例。 第2実施形態および第3実施形態によるエレベータ電力装置の動作を示すフローチャート。 第3実施形態によるエレベータ電力制御装置において、省電力(節電)率の目標値の再設定が行われるときの動作を示すフローチャート。 第3実施形態によるエレベータ電力制御装置において、通常電力制御時の使用電力量と使用可能電力量とを示したグラフの一例。 第4実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの構成を示す全体図。 第4実施形態によるエレベータ電力制御装置で取得される使用電力量予報値の情報の一例。 第4実施形態によるエレベータ電力制御装置において省電力(節電)率の目標値が算出されるときの処理を示すフローチャート。 第5実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの構成を示す全体図。
《第1実施形態》
本発明の第1実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムでは、ビル管理者や保守員により設定された省電力(節電)率の目標値以上の省電力(節電)率で運用されるように、効率よくエレベータ内の機器の運転を制御する。
〈第1実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの構成について、図1を参照して説明する。
本実施形態によるエレベータシステム1Aは、ビル等の建物に設置された第1エレベータ10a、第2エレベータ10b、および第3エレベータ10cと、これらのエレベータの動作を群管理する群管理制御装置20と、第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cおよび群管理制御装置20に接続されたエレベータ電力制御装置30Aとを備える。
第1エレベータ10aは、運転制御部111aおよびかご機器制御部112aを有するエレベータ制御装置11aと、運転制御部111aにより運転が制御される巻上げ機12aおよび乗りかご13aと、かご機器制御部112aにより運転が制御される乗りかご13a内の照明機器131aおよび空調機132aとを有する。
第2エレベータ10bも同様に、エレベータ制御装置11bと、エレベータ制御装置11bにより制御される巻上げ機12b、乗りかご13b、乗りかご13b内の照明機器131bおよび空調機132bとを有する。また、第3エレベータ10cも同様に、エレベータ制御装置11cと、エレベータ制御装置11cにより制御される巻上げ機12c、乗りかご13c、乗りかご13c内の照明機器131cおよび空調機132cとを有する。
また、エレベータ電力制御装置30Aは、省電力制御オペレーション情報記憶部31と、省電力(節電)率設定部32と、電力制御部33Aとを有する。
省電力制御オペレーション情報記憶部31は、第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cに関し省電力制御を行うための運転プログラム情報を示す複数の省電力制御オペレーション情報と、それぞれの省電力制御オペレーション情報に関して予め設定された、適用の優先度、適用可能時間、および実行された際の省電力(節電)率の目安値を記憶する。
省電力(節電)率設定部32は、エレベータの通常電力制御と省電力(節電)対応制御とを切り替えるスイッチや、ビル管理者や保守員によるキーボード等のインタフェースの操作で省電力(節電)対応制御に関する情報が設定されるパーソナルコンピュータ等で構成される。省電力(節電)率設定部32がパーソナルコンピュータで構成される場合は、エレベータの省電力(節電)対応制御に関する情報として、例えば省電力(節電)対応制御の適用時間ごとや、バンクごとの省電力(節電)率の目標値が入力され設定される。
電力制御部33Aは、省電力(節電)率設定部32で設定された情報に対応する省電力制御オペレーション情報を省電力制御オペレーション情報記憶部31から選択し、選択した省電力制御オペレーション情報により群管理制御装置20および、第1エレベータ10a〜第3エレベータ10c内の機器の運転を制御するための省電力制御オペレーション信号を生成して、群管理制御装置20および第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cに出力する。
〈第1実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Aの動作について説明する。
本実施形態において、エレベータ電力制御装置30Aの省電力制御オペレーション情報記憶部31には、予め図2に示すような複数の省電力制御オペレーション情報と、これらに関する適用の優先度(優先度ランクが高い順に「A」→「B」→「C」とする)、適用可能時間、およびこの省電力制御オペレーション情報による制御を行ったときの省電力(節電)率の目安値が記憶されているものとする。
図2においては、省電力制御オペレーション情報「使用照明の本数削減、照度の変更」に関して適用の優先度が「A」、適用可能時間が「8:00〜17:00」、省電力(節電)率の目安値が「1%」であり、省電力制御オペレーション情報「情報提供用のかご内・ホールモニターの電源オフ」に関して適用の優先度が「A」、適用可能時間が「無制限」、省電力(節電)率の目安値が「2%」であり、省電力制御オペレーション情報「空調機の電源オフ、設定温度変更」に関して適用の優先度が「A」、適用可能時間が「無制限」、省電力(節電)率の目安値が「3%」であり、省電力制御オペレーション情報「運転中の速度・加速度の変更」に関して適用の優先度が「B」、適用可能時間が「無制限」、省電力(節電)率の目安値が「5%」であり、省電力制御オペレーション情報「サービス停止階を制限(遇数回のみ停止等)」に関して適用の優先度が「B」、適用可能時間が「8:00〜9:00、11:00〜13:00、17:00〜18:00」、省電力(節電)率の目安値が「7%」であり、省電力制御オペレーション情報「稼動台数制限」に関して適用の優先度が「C」、適用可能時間が「9:00〜11:00、13:00〜17:00、18:00〜7:00」、省電力(節電)率の目安値が「15%」であることが示されている。
また、本実施形態において省電力(節電)率設定部32はパーソナルコンピュータで構成されているものとする。
上述したように構成された状態で、ビル管理者や保守員により省電力(節電)率設定部32を構成するパーソナルコンピュータのキーボード等のインタフェースが操作されることにより、省電力(節電)対応制御に関する情報が入力されたときのエレベータ電力制御装置30Aの電力制御部33Aの動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず省電力(節電)率設定部32において、省電力(節電)対応制御に関する情報として、例えば省電力(節電)対応制御の適用時間ごとの省電力(節電)率の目標値が入力され設定されると(S11)、電力制御部33Aにおいて省電力制御オペレーション情報記憶部31に記憶された中から適用対象の省電力制御オペレーション情報を選択する処理が開始される(S12)。
ここで省電力制御オペレーション情報が選択される際は、まず省電力制御オペレーション情報記憶部31に記憶された中から、まだ選択されていない優先度Aの省電力制御オペレーション情報が有るか否かが判定され(S13)、選択されていない優先度Aの省電力制御オペレーション情報がない場合(S13の「NO」)にはまだ選択されていない優先度Bの省電力制御オペレーション情報が有るか否かが判定され(S14)、選択されていない優先度Bの省電力制御オペレーション情報もない場合(S14の「NO」)にはまだ選択されていない優先度Cの省電力制御オペレーション情報があるか否かが判定される(S15)。
ステップS13において優先度Aの省電力制御オペレーション情報が有ると判定された場合(S13の「YES」)、ステップS14において優先度Bの省電力制御オペレーション情報が有ると判定された場合(S14の「YES」)、またはステップS15において優先度Cの省電力制御オペレーション情報が有ると判定された場合(S15の「YES」)には、ステップS11で設定された適用時間が、当該省電力制御オペレーション情報の適用可能時間内である場合(S16の「YES」)には、当該省電力制御オペレーション情報が適用対象として選択される(S17)。このステップS13〜S17の処理により、記憶された省電力制御オペレーション情報のうち、適用可能時間に該当するものが優先度の高い順に選択される。
そして、選択された適用対象の省電力制御オペレーション情報の省電力(節電)率の目安値が、ステップS11で設定された省電力(節電)率の目標値を超えているか否かが判定される(S18)。
ステップS16において、ステップS11で設定された適用時間が、該当する省電力制御オペレーション情報の適用可能時間内ではないと判定された場合(S16の「NO」)、または、ステップS18において、適用対象の省電力制御オペレーション情報の省電力(節電)率の目安値が、ステップS11で設定された省電力(節電)率の目標値を超えていないと判定されたとき(S18の「NO」)には、ステップS13の処理に戻る。
このようにして、適用対象の省電力制御オペレーション情報の省電力(節電)率の目安値の合計値が、ステップS11で設定された省電力(節電)率の目標値を超えるまで、適用対象の省電力制御オペレーション情報の選択処理が繰り返される。
適用対象の省電力制御オペレーション情報の省電力(節電)率の目安値の合計値が、ステップS11で設定された省電力(節電)率の目標値を超えたときには(S18の「YES」)、選択された省電力制御オペレーション情報により群管理制御装置20および、第1エレベータ10a〜第3エレベータ10c内の機器の運転を制御するための省電力制御オペレーション信号が生成され、群管理制御装置20および第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cに出力される(S19)。群管理制御装置20および第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cでは、取得された省電力オペレーション信号に基づいて、運転制御部111a〜111cによる巻上げ機12a〜12cの運転や、かご機器制御部112a〜112cによる照明機器131a〜131c、空調機132a〜132cの運転が制御される。
例えば、省電力(節電)対応制御に関する情報として、適用時間「13:00〜15:00」およびこの時間の省電力(節電)率の目標値「1%」が入力され設定されると、この適用時間に該当する省電力制御オペレーション情報の中から優先度Aの「使用照明の本数削減、照度の変更」が選択され、照明機器131a〜131cを制御するための省電力制御オペレーション信号が生成されて第1エレベータ制御装置11a〜第3エレベータ制御装置11cのかご機器制御部112a〜112cに出力される。そして、かご機器制御部112a〜112cにより、取得された省電力制御オペレーション信号に基づいて照明機器131a〜131cのON/OFF状態、照度等が制御される。
また、省電力制御オペレーション情報記憶部31に記憶された中の、適用時間内のすべての省電力制御オペレーションが適用されてもなお、ステップS11で設定された省電力(節電)率の目標値を超えず、適用可能な未選択の省電力制御オペレーション情報がないとき(S15の「NO」)には、全台のエレベータを停止または適用可能な最大省電力(節電)率での運用等の予め設定された動作を行うための省電力制御オペレーション信号が生成されて、群管理制御装置20および第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cに出力される(S20)。
以上の第1実施形態によれば、管理者により設定されたエレベータの使用電力量の省電力(節電)率の目標値に応じて、利用者の利便性をなるべく損なわずに効率よくエレベータの省電力(節電)対応制御を行うことができる。
《第2実施形態》
本発明の第2実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムでは、第1実施形態によるエレベータシステムにおいて、過去の運用状況に応じて省電力制御オペレーション情報ごとの省電力(節電)率の目安値を学習し、エレベータ電力制御装置の省電力制御オペレーション情報記憶部31に記憶された情報を更新する。
〈第2実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの構成について、図4を参照して説明する。
本実施形態によるエレベータシステム1Bは、ビル等の建物に設置された第1エレベータ10a、第2エレベータ10b、および第3エレベータ10cと、これらのエレベータの動作を群管理する群管理制御装置20と、第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cおよび群管理制御装置20に接続されたエレベータ電力制御装置30Bと、第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cおよびエレベータ電力制御装置30Bに接続された使用電力計測器40とを備える。
第1エレベータ10a〜第3エレベータ10c、および群管理制御装置20の構成および機能は、第1実施形態の場合と同様であるため詳細な説明は省略する。
使用電力計測器40は、第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cにおいて使用された電力量をそれぞれ計測し、計測値をエレベータ電力制御装置30Bの電力制御部33Bに出力する。
エレベータ電力制御装置30Bの構成は、電力制御部33Aに替えて電力制御部33Bを有し、さらに使用電力パターン記憶部34を有する他は第1実施形態におけるエレベータ電力制御装置30Aの構成と同様であるため、同一の機能を有する機能部の詳細な説明は省略する。
電力制御部33Bは、予め設定された条件に従って、所定期間における第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cの使用電力量の計測値を使用電力計測器40から取得して所定時間毎に集計し、使用電力パターンとして使用電力パターン記憶部34に送出する。予め設定された条件とは例えば、通常電力制御時、省電力(節電)対応制御時、または任意の期間等における、任意台数のエレベータの時間毎の使用電力量である。
また電力制御部33Bは、使用電力パターン記憶部34に送出して記憶させた情報に基づいて該当するエレベータの時間毎の省電力(節電)率を算出し、省電力制御オペレーション情報記憶部31に記憶された省電力(節電)率の目安値を更新する。
使用電力パターン記憶部34は、電力制御部33Bから送出された使用電力パターンを記憶する。使用電力パターン記憶部34に記憶された使用電力パターンの例を、図5および図6に示す。
図5は、第1エレベータ10a〜10cの通常電力制御時の使用電力量を、時間毎に集計しグラフで示した使用電力パターンの例である。
また図6は、省電力(節電)率設定部32から、適用時間「7:00〜10:00」の省電力(節電)率の目標値が「5%」、適用時間「10:00〜15:00」の省電力(節電)率の目標値が「15%」、適用時間「15:00〜18:00」の省電力(節電)率の目標値が「5%」として入力して設定され、省電力(節電)対応制御が実行されたときの、第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cの使用電力量を時間毎に集計しグラフで示した使用電力パターンの例である。図6において、点線で示す部分が、図5の通常電力制御時の使用電力量に比べて削減された量である。
〈第2実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Bの動作の一例として、省電力制御オペレーション情報記憶部31に記憶された省電力(節電)率の目安値が更新されて学習されるときの、エレベータ電力制御装置30Bの電力制御部33Bの動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。
図7において、ステップS11〜ステップS20における省電力(節電)対応電力制御時の処理は、第1実施形態において説明した図3のステップS11〜S20の処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
また本実施形態においては、この省電力(節電)対応電力制御が行われていない通常電力制御時の間、使用電力計測器40で計測された第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cの使用電力量がエレベータ電力制御装置30Bの電力制御部33Bで取得され、例えば図5のグラフに示すように集計され、使用電力パターンとして使用電力パターン記憶部34に記憶される。
ステップS19またはS20において省電力制御オペレーション信号が出力されると、第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cにおいて取得された省電力オペレーション信号に基づいて、運転制御部111a〜111cによる巻上げ機12a〜12cの運転や、かご機器制御部112a〜112cによる照明機器131a〜131c、空調機132a〜132cの運転が制御される。
そして、これらの運転の制御が行われている間の第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cの使用電力量が使用電力計測器40で計測され、エレベータ電力制御装置30Bに送信される。
エレベータ電力制御装置30Bでは、使用電力計測器40で計測された計測値が電力制御部33Bで取得され、省電力(節電)対応制御時の間の第1エレベータ10a〜10cの時間毎の使用電力量が例えば図6のグラフに示すように集計され、使用電力パターンとして使用電力パターン記憶部34に送出され記憶される(S21)。
次に電力制御部33Bにおいて、使用電力パターン記憶部34に記憶された通常電力制御時の使用電力パターンと省電力(節電)対応制御時の使用電力パターンとが比較され、新たな省電力(節電)率の目安値が算出される(S22)。省電力(節電)率の目安値の算出処理の一例について説明する。
同じ時間帯において、通常電力制御時の1時間あたりの使用電力量をX1とし、省電力(節電)対応制御時の1時間あたりの使用電力量をY1として、1時間あたりの省電力(節電)率Z1が、下記式(1)により算出される。
[数1]
Z1=(X1−Y1)/ X1×100 (1)
また、式(1)により算出されたn時間分の単位時間毎の省電力(節電)率をそれぞれZ1,Z2・・・Znとして下記式(2)により平均省電力(節電)率Zを算出し、これを1時間あたりの省電力(節電)率としてもよい。
[数2]
Z=Z1+Z2+・・・Zn/n (2)
このとき、測定結果数が少なく、単位時間毎の省電力(節電)率の変動が大きい場合には、単位時間毎に省電力(節電)率に重み付けを行い、下記式(3)のように平均省電力(節電)率Zを算出するようにしてもよい。
[数3]
Z=Z1α+Z2β・・・Znγ/n(α:重み(i)、β:重み(ii)、γ:重み(iii) (3)
そして、上述したように算出された省電力(節電)率により、省電力制御オペレーション情報記憶部31に記憶された、該当する省電力制御オペレーション情報の省電力(節電)率の目安値が更新され、学習される(S23)。
なお、この新たな省電力(節電)率の算出には、予め設定された期間や任意の期間の使用電力計測値のみを使用するようにしてもよい。
以上の第2実施形態によれば、予め設定された省電力(節電)率の目安値を更新することにより、エレベータの運用状況に応じた精度の高いエレベータの省電力(節電)対応制御を行うことができる。
《第3実施形態》
本発明の第3実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムでは、使用中の電力量計測値に基づいて、設定された省電力(節電)率を達成できないと予測された場合に、省電力(節電)率の目標値を再設定する。
〈第3実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本実施形態によるエレベータシステムの構成は、第2実施形態において説明したエレベータシステム1Bの構成と同様であるため、同一の機能を有する機能部の詳細な説明は省略する。
本実施形態においてエレベータ電力制御装置30Bの電力制御部33Bは、第2実施形態で説明した機能に加え、使用電力計測器40から出力された第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cの使用電力量の計測値に基づいて、省電力(節電)率設定部32で設定された省電力(節電)率の目標値を達成することができるか否かを判定する機能を有する。そして、省電力(節電)率の目標値を達成することができないと判定したときには、省電力(節電)率の目標値を再設定させる処理を行う。
〈第3実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの動作〉
次に、第3実施形態によるエレベータシステム1Bの動作の一例として、省電力(節電)対応制御時の第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cの使用電力量の計測値により、必要に応じて省電力(節電)率設定部32で設定される省電力(節電)率の目標値の再設定を行うときの、エレベータ電力制御装置30Bの電力制御部33Bの動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。
本実施形態においても第2実施形態と同様に、この省電力(節電)対応電力制御が行われていない通常電力制御時に、使用電力計測器40で計測された第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cの使用電力量がエレベータ電力制御装置30Bの電力制御部33Bで取得されて、例えば図5のグラフに示すように集計され、使用電力パターンとして使用電力パターン記憶部34に記憶される。
このように通常電力制御時の使用電力パターンが記憶されている状態で、省電力(節電)率設定部32から省電力(節電)対応制御を行うための適用時間ごとの省電力(節電)率の目標値が入力されると、一定時間毎に、当該目標値を達成するように省電力対応制御を行うための使用可能電力量が算出される(S31)。使用可能電力量は、通常電力制御時の電力使用量から、省電力(節電)率の目標値に対応する電力使用量を指し引いたものである。
次に、算出された使用可能電力量と、使用電力パターン記憶部34に記憶された通常電力制御時の使用電力パターンで示される、対応する一定時間毎の使用電力量との差分が一定量以下であるか否かが判定される(S32)。
例えば、図9に示すように1時間毎に使用可能電力量が算出される場合に、15分間隔等で通常電力制御時の使用電力量との差分が算出され、一定量以下であるか否かが判定される。一定量以下であれば(S32の「YES」)、そのまま処理が繰り返される。
ここで使用可能電力量と通常電力制御時の使用電力量との差分が一定量を超えたとき(S32の「NO」)は、設定された省電力(節電)率の目標値は達成できないと判定され、省電力(節電)率設定部32を操作するビル管理者や保守員に、省電力(節電)率の目標値の再設定を促すための表示、アナウンス等が行われる。または、省電力(節電)率設定部32で設定された省電力(節電)率の目標値が、予め設定された一定の割合で自動で低減されるようにすることで、省電力(節電)率の目標値が再設定される(S33)。
以上の第3実施形態によれば、ビル管理者や保守員により設定された省電力(節電)率の目標値が達成不可能であると判定されるときには目標値を再設定させるように構成することで、確実で効率のよいエレベータの省電力(節電)対応制御を行うことができる。
《第4実施形態》
本発明の第4実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムでは、外部から取得される使用電力予報値の情報に基づいて省電力(節電)率の目標値を設定する。
〈第4実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの構成について、図10を参照して説明する。
本実施形態によるエレベータシステム1Cは、ビル等の建物に設置された第1エレベータ10a、第2エレベータ10b、および第3エレベータ10cと、これらのエレベータの動作を群管理する群管理制御装置20と、第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cおよび群管理制御装置20に接続されたエレベータ電力制御装置30Cと、第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cおよびエレベータ電力制御装置30Cに接続された使用電力計測器40と、エレベータ電力制御装置30Cに接続された使用電力予報装置50とを備える。
第1エレベータ10a〜第3エレベータ10c、群管理制御装置20、使用電力計測器40の構成および機能は、第2実施形態および第3実施形態の場合と同様であるため詳細な説明は省略する。
使用電力予報装置50は、インターネット等の外部ネットワークを介してエレベータ電力制御装置30Cに接続され、電力会社等により使用電力量予報値の情報を提供する。
エレベータ電力制御装置30Cの構成は、省電力制御オペレーション情報記憶部31と、電力制御部33Cと、使用電力パターン記憶部34と、省電力(節電)率設定制御部35とを有する。省電力制御オペレーション情報記憶部31、電力制御部33C、および使用電力パターン記憶部34の構成および機能は、第2実施形態および第3実施形態におけるエレベータ電力制御装置30Bの対応する機能部と同様であるため、詳細な説明は省略する。
省電力(節電)率設定制御部35は、使用電力予報装置50から提供される使用電力量予報値の情報を取得し、取得した情報と予め設定された省電力(節電)率制御情報とに基づいて省電力(節電)率の目標値を算出する。
〈第4実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Cの動作の一例について説明する。
本実施形態において省電力(節電)率設定制御部35には予め、省電力(節電)率制御情報として、使用電力量予報値が最大供給電力量の90%を超える場合には省電力(節電)率の目標値を15%とし、使用電力量予報値が最大供給電力量の80%〜90%である場合には省電力(節電)率の目標値を5%とすることが設定されているものとする。
このように設定された状態で、省電力(節電)率設定制御部35において、使用電力予報装置50から提供される使用電力量予報値の情報が取得される。取得される使用電力量予報値の情報の一例を、図11に示す。
図11では、使用電力量予報値は1時間毎の情報として提供されており、時刻18:00において最大電力供給量の90%を超え、時刻10:00〜17:00、および19:00〜20:00において最大電力供給量の80%〜90%となることが示されている。
次に、取得された使用電力量予報値の情報と予め設定された省電力(節電)率制御情報とに基づいて、省電力(節電)率の目標値が算出される。省電力(節電)率設定制御部35において省電力(節電)率の目標値が算出されるときの処理について、図12のフローチャートを参照して説明する。
まず取得された使用電力量予報値が最大電力供給量の90%を超える場合(S41の「YES」)、例えば図11の時刻18:00には、省電力(節電)率の目標値が15%として設定され電力制御部33Cに出力される(S42)。
またステップS41において使用電力量予報値が最大電力供給量の90%以下であり(S41の「NO」)、80%を超える場合(S43の「YES」;使用電力量予報値が最大電力供給量の80%〜90%の場合)、例えば図11の時刻10:00〜17:00、および19:00〜20:00には、省電力(節電)率の目標値が5%として設定され電力制御部33Cに出力される(S44)。
またステップS43において使用電力量予報値が最大電力供給量の80%以下の場合(S43の「NO」)には、省電力(節電)率の目標値は設定されない。
電力制御部33Cでは、省電力(節電)率設定制御部35で設定された省電力(節電)率の目標値が取得されると、これに基づいて第2実施形態または第3実施形態と同様に省電力(節電)対応制御が実行される。
以上の第4実施形態によれば、ビルの管理者や保守員が手動で省電力(節電)率を設定することなく、外部から提供される使用電力量予報値の情報に基づいて、必要に応じた省電力(節電)率でさらに効率よくエレベータの省電力(節電)対応制御を実行することができる。
《第5実施形態》
本発明の第5実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムでは、ビル管理者や保守員の操作により省電力(節電)率の目標値を取得する手段と、外部から取得される使用電力予報値の情報に基づいて目標値を取得する手段との双方を備える。
〈第5実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本実施形態によるエレベータシステム1Dは、ビル等の建物に設置された第1エレベータ10a、第2エレベータ10b、および第3エレベータ10cと、これらのエレベータの動作を群管理する群管理制御装置20と、第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cおよび群管理制御装置20に接続されたエレベータ電力制御装置30Dと、第1エレベータ10a〜第3エレベータ10cおよびエレベータ電力制御装置30Dに接続された使用電力計測器40と、エレベータ電力制御装置30Dに接続された使用電力予報装置50とを備える。
第1エレベータ10a〜第3エレベータ10c、群管理制御装置20、使用電力計測器40、使用電力予報装置50の構成および機能は、第4実施形態の場合と同様であるため詳細な説明は省略する。
エレベータ電力制御装置30Dの構成は、省電力制御オペレーション情報記憶部31と、省電力(節電)率設定部32と、電力制御部33Dと、使用電力パターン記憶部34と、省電力(節電)率設定制御部35とを有する。省電力制御オペレーション情報記憶部31、使用電力パターン記憶部34、および省電力(節電)率設定制御部35の構成および機能は、第4実施形態におけるエレベータ電力制御装置30Cの対応する機能部と同様であるため、詳細な説明は省略する。
電力制御部33Dは、省電力(節電)率設定部32から入力された省電力(節電)率、および省電力(節電)率設定制御部35から取得された省電力(節電)率等、複数の省電力(節電)率が取得されたときにはこれらを比較し、大きい方の値を選択して設定し、省電力(節電)対応制御を実行する。
〈第5実施形態によるエレベータ電力制御装置を利用したエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Dの動作の一例を説明する。本実施形態によるエレベータ電力制御装置30Dの電力制御部33Dでは、省電力(節電)率を、省電力(節電)率設定部32と省電力(節電)率設定制御部35との双方から取得したときには、これらのうち最も大きい値が選択されて省電力(節電)率として設定され、以降、第1実施形態〜第3実施形態のいずれかと同様の処理により省電力(節電)対応制御が実行される。
以上の第5実施形態によれば、複数の省電力(節電)率が取得されたときには、これらえのうち値が最も大きい省電力(節電)率を用いることにより、さらに精度の高いエレベータの省電力(節電)対応制御を行うことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1A、1B、1C、1D…エレベータシステム
10a…第1エレベータ
10b…第2エレベータ
10c…第3エレベータ
11a、11b、11c…エレベータ制御装置
12a、12b、12c…巻き上げ機
20…群管理制御装置
30A、30B、30C、30D…エレベータ電力制御装置
31…省電力制御オペレーション情報記憶部
32…省電力(節電)率設定部
33A、33B、33C、33D…電力制御部
34…使用電力パターン記憶部
35…省電力(節電)率設定制御部
40…使用電力計測器
50…使用電力予報装置
111a、111b、111c…運転制御部
112a、112b、112c…かご機器制御部
131a、131b、131c…照明機器
132a、132b、132c…空調機

Claims (7)

  1. エレベータ内の機器の運転を制御するエレベータ制御装置に接続されたエレベータ電力制御装置において、
    前記エレベータ内の機器に関し省電力対応制御を行うための複数の運転プログラム情報ごとに予め設定された、省電力率の目安値を記憶する省電力制御オペレーション情報記憶部と、
    入力された、前記エレベータの省電力率の目標値を設定する省電力率設定部と、
    前記省電力率の目安値の合計値が、前記省電力率設定部で設定された省電力率の目標値を超えるように、前記省電力制御オペレーション情報記憶部に記憶された中から1つまたは複数の前記運転プログラム情報を選択し、選択された運転プログラム情報により前記エレベータ内の機器の運転を省電力対応制御するための信号を生成して前記エレベータ制御装置に出力する電力制御部と
    を備えることを特徴とするエレベータ電力制御装置。
  2. 前記省電力制御オペレーション情報記憶部には、さらに前記運転プログラム情報ごとの優先度および適用可能な時間の情報が記憶されており、
    前記省電力率設定部では、省電力対応制御の適用時間ごとに前記省電力率の目標値が設定され、
    前記電力制御部では、前記省電力率設定部で設定された省電力率の目標値の適用時間が前記適用可能な時間に該当し、且つまだ選択されていない運転プログラム情報を、前記省電力制御オペレーション情報記憶部に記憶された中から優先度が高い順に選択し、選択された運転プログラム情報により前記エレベータ内の機器の運転を制御するための信号を生成して前記エレベータ制御装置に出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ電力制御装置。
  3. 前記電力制御部は、前記エレベータの使用電力量の計測値を取得して通常電力制御時および省電力対応制御時にそれぞれ、所定時間毎に集計した使用電力パターンを生成し、生成した通常電力制御時の使用電力パターンと省電力(節電)対応制御時の使用電力パターンとから新たな省電力率の目安値を算出して前記省電力制御オペレーション情報記憶部内の省電力率の目安値を更新する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ電力制御装置。
  4. 前記電力制御部は、通常電力制御時に取得した前記エレベータの使用電力量の計測値と、前記省電力率設定部で設定された省電力率の目標値とから、当該目標値を達成するように省電力対応制御を行うための使用可能電力量を算出し、算出された使用可能電力量と、前記通常電力制御時に取得した使用電力量の計測値との差分が一定量を超えるときには、省電力率の目標値を再設定させるための情報を出力する
    ことを特徴とする請求項3に記載のエレベータ電力制御装置。
  5. 前記省電力率設定部に入力される省電力率の目標値は、外部から供給される使用電力量予報値の情報に基づいて算出される
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のエレベータ電力制御装置。
  6. 前記電力制御部は、前記省電力率の目標値が複数取得されたときには、これらのうち最も大きい値の省電力率の目標値を用いて省電力対応制御を行う
    ことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載のエレベータ電力制御装置。
  7. エレベータ内の機器の運転を制御するエレベータ制御装置に接続されたエレベータ電力制御装置が、
    前記エレベータ内の機器に関し省電力対応制御を行うための複数の運転プログラム情報ごとに予め設定された、省電力率の目安値を記憶するステップと、
    入力された、前記エレベータの省電力率の目標値を設定するステップと、
    前記省電力率の目安値の合計値が、前記設定された省電力率の目標値を超えるように、前記記憶された中から1つまたは複数の前記運転プログラム情報を選択し、選択された運転プログラム情報により前記エレベータ内の機器の運転を省電力対応制御するための信号を生成して前記エレベータ制御装置に出力するステップと
    を有することを特徴とするエレベータ電力制御方法。
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