JP2013167767A - 現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成で、現像剤の詰まりや飛散を起こさずに現像剤を供給することが可能な現像剤容器を提供すること。
【解決手段】内部に現像剤を収容し、一方向に伸縮する現像剤容器であって、伸縮方向の一方側に設けられ、前記現像剤が排出される排出口と、前記伸縮方向の他方側の内面から前記排出口に向けて設けられ、前記現像剤容器の伸縮に伴って前記伸縮方向に移動する棒状部材と、を備える現像剤容器。
【選択図】図4

Description

本発明は、現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いた画像形成装置の現像装置では、予め現像剤としてのトナーを内部に密封して収容するトナー容器を備えて構成されるものがある。トナー容器を備える現像装置は、使用開始時にトナー容器に設けられているトナーを密封するためのシール部材を剥がすこと等によってトナーが供給され、画像形成装置におけるトナー像の形成に使用される。
ここで、現像装置とトナー容器とが一体化された現像ユニットでは、現像装置に供給されたトナーが消費されて無くなった(トナーエンド)時に、現像装置を含む現像ユニット単位で新品に交換される。しかし、この様な現像ユニット単位での交換は、トナーエンド時においても継続使用が可能な現像装置の各部品を含めて交換することとなり、画像形成にかかるコストが上昇するため好ましくない。
そこで、例えば特許文献1には、現像装置に着脱可能で、トナーを現像装置に供給した後は容器部の容積が縮小するトナー容器が開示されている。当該トナー容器を備える現像装置では、トナーエンド時にトナー容器を交換するだけで画像形成を再開可能であり、さらにトナー供給後に容器部が減容するため装置を小型化することが可能である。
特許文献1に係るトナー容器では、トナー容器及び現像装置の双方に大きな開口部を設けて連結し、上方に設置したトナー容器からトナーの自重により下方に設置した現像装置に開口を介してトナーの供給を行う。この様にトナー容器から現像装置に大きな開口部を介してトナーを供給する構成では、トナー供給時に大量のトナーが現像装置に流れ込むことにより、現像装置からトナー飛散が起こり易いという問題がある。そこで、トナー容器と現像装置との間でトナーの供給を行う開口部の面積を小さくすることが考えられるが、開口部においてトナー詰まりが生じて現像装置へのトナー供給に支障が生じる場合がある。
そこで、例えば特許文献2には、トナー容器に空気を流入してトナーを流動化させ、流動化されたトナーを流入した空気の圧力により現像装置にトナーを供給する剤移送方法が開示されている。当該剤移送方法によれば、トナー容器内のトナーを流動化させることで現像装置へのトナー供給を容易に行うことが可能となる。
しかしながら、特許文献2に係る剤移送方法では、トナー容器とは別にトナー容器に空気を供給して流入させるための空気供給手段が必要となり、コスト増になると共に構成が複雑化する可能性がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で、現像剤の詰まりや飛散を起こさずに現像剤を供給することが可能な現像剤容器を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、内部に現像剤を収容し、一方向に伸縮する現像剤容器であって、伸縮方向の一方側に設けられ、前記現像剤が排出される排出口と、前記伸縮方向の他方側の内面から前記排出口に向けて設けられ、前記現像剤容器の伸縮に伴って前記伸縮方向に移動する棒状部材と、を備える。
本発明の実施形態によれば、簡易な構成で、現像剤の詰まりや飛散を起こさずに現像剤を供給することが可能な現像剤容器を提供できる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す概略図である。 第1の実施形態に係る現像装置の構成例を示す概略図である。 第1の実施形態に係るトナー容器の外観斜視図である。 第1の実施形態に係るトナー容器を例示する断面概略図である。 第1の実施形態に係るトナー容器のトナー排出動作例を説明する図である。 第2の実施形態に係るトナー容器を例示する断面概略図である。 第2の実施形態に係るトナー容器の棒状部材及び支持部材の構成を例示する部分拡大図である。 第3の実施形態に係るトナー容器を例示する断面概略図 第3の実施形態に係るトナー容器の棒状部材及び支持部材の構成を例示する部分拡大図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
[第1の実施形態]
<画像形成装置の構成>
図1は、第1の実施形態に係る画像形成装置100の構成例を示す概略図である。
図1に示す様に、画像形成装置100は、感光体ドラム2、帯電ローラ3、現像装置4、クリーニングブレード5、露光装置7、転写ベルト10、2次転写ローラ12、定着装置16等を備える。なお、第1の実施形態に係る画像形成装置100は、異なる色のトナー像を形成する現像装置4等を含む現像部を複数併設したタンデムタイプのカラープリンタであるが、図1に示す構成にスキャナ等を組み合わせたカラー複合機、若しくは黒色画像を形成する1つの現像部で構成したモノクロプリンタやモノクロ複合機等であっても良い。
画像形成装置100における画像形成動作について説明する。
まず、回転駆動する感光体ドラム2の表面を帯電ローラ3が所定電位に帯電させ、露光装置7が入力された画像信号に基づいて変調された光Lで帯電された感光体ドラム2の表面を露光し、感光体ドラム2の表面に画像信号に対応した静電潜像を形成する。
次に、内部に現像剤としてのトナーを収容する現像装置4が、感光体ドラム2に形成された静電潜像にトナーを付着させることでトナー像を形成する。感光体ドラム2の表面に形成されたトナー像は、駆動ローラ8によって図中矢印A方向に回転駆動する転写ベルト10の表面に他色のトナー像と重ねて転写され、フルカラートナー像が形成される。
一方、用紙トレイ13に収納されている記録媒体Sは、駆動ローラ8と2次転写ローラ12との間の2次転写部に向けて搬送され、2次転写部において転写ベルト10に1次転写されたフルカラートナー像が転写される。表面にトナー像を載せた記録媒体Sは、さらに搬送されて定着装置16にて熱と圧力を加えられることで表面にトナー像が定着される。トナー像が定着された記録媒体Sは、排紙ローラ19により搬送されて機外の排紙トレイ20にスタックされる。
表面に形成されたトナー像を転写ベルト10に転写した感光体ドラム2は、さらに回転して表面に付着する転写残トナーがクリーニングブレード5によって除去される。また、転写ベルト10上の転写残トナーもクリーナ21によって除去されて、感光体ドラム2と共に次回の画像形成に供される。画像形成装置100では、以上のプロセスを経て記録媒体Sの表面に画像形成を行う。
<現像装置の構成>
図2は、第1の実施形態に係る現像装置4の構成例を示す概略図である。
現像装置4は、現像ローラ41、供給ローラ42、規制部材43、撹拌部材44、トナー収容室45、トナー供給口46等を有し、トナー供給口46に排出口53が挿入された現像剤容器としてのトナー容器50を備える。
現像ローラ41は、金属製の芯金と、芯金の外周に体積抵抗値を調整した導電性ゴム(例えば導電性ウレタンゴムやシリコーンゴム等)とを有し、表面にトナーを担持して回転可能に設けられている。現像ローラ41の芯金には不図示の電圧印加手段から所定の電圧が印加されて感光体ドラム2との間で電界を形成し、表面に担持したトナーを感光体ドラム2に形成された静電潜像に付着させる。
供給ローラ42は、例えば金属製の芯金の外周に、カーボンを混合させることで半導電化させた発泡ポリウレタンを付着させたスポンジローラ等であり、回転可能に設けられてトナーを現像ローラ41に供給する。
規制部材43は、例えば板厚0.1mm程度のSUS等の金属板であり、現像ローラ41に当接することで現像ローラ41上のトナーを薄層化してトナー量の調整を行う。現像ローラ41上のトナー量の調整は、現像特性を安定させる上で極めて重要であり、規制部材43の現像ローラ41への当接圧(例えば20〜60N/m)、当接位置(例えば規制部材43の先端から0.5±0.5mm程度)等が厳しく管理され、使用するトナー、現像ローラ41、供給ローラ42等の特性に併せて適宜決定される。
現像装置4は、トナー収容室45に現像剤としてのトナーを収容しており、撹拌部材44がトナーを撹拌し、撹拌されたトナーが供給ローラ42によって現像ローラ41に供給される。
トナー容器50は、排出口53が現像装置4のトナー供給口46に着脱可能に連結し、内部に収容しているトナーを現像装置4に供給する。トナー容器50は、収容していたトナーを現像装置4に供給した後、現像装置4内のトナーが消費されて不図示のセンサにより一定量以下になったことが検知されたトナーエンド時に、トナーが充填されたトナー容器50'に交換される。現像装置4は、交換されたトナー容器50'から再度トナーの供給を受けることで、画像形成装置100において画像形成を継続して行うことが可能になる。
この様に、トナー容器50を現像装置4に着脱可能に設けて適宜交換して現像装置4にトナーを供給することで、現像ローラ41や供給ローラ42等が寿命に達するまで長期間に渡って現像装置4を使用可能になる。したがって、現像装置4及びトナー容器50が一体化した現像ユニット単位で交換する場合に比べて、画像形成装置100を使用するユーザにとっての部品交換コスト及びランニングコストを低減することができる。
なお、現像装置4がトナー容器50を備える構成について例示したが、トナー容器50を着脱可能に備える現像装置4と、感光体ドラム2と、帯電ローラ3等を一体に構成し、画像形成装置100に着脱可能なプロセスカートリッジとすることも可能である。
<トナー容器の構成>
図3は、第1の実施形態に係るトナー容器50を例示する外観斜視図である。
図3に示す様に、トナー容器50は、側壁の一部に形成された蛇腹状の伸縮部52と、現像装置4のトナー供給口46に挿入され、内部に収容したトナーを現像装置4に排出する排出口53とを備えている。トナー容器50は、押圧されて伸縮部52が図中矢印B方向(以下、伸縮方向Bという)に繰り返し伸縮することでトナーを現像装置4に排出する。
伸縮部52は、伸縮方向Bに伸縮する構成であれば本実施形態に限るものではなく、例えば矢印B方向に伸縮する可撓性部材や弾性部材等を用いて蛇腹以外の構成にしても良い。
排出口53は、トナー容器50に収容されているトナーを現像装置4に排出するための開口部であり、現像装置4のトナー供給口46に挿入される。排出口53の開口部の大きさは、トナーが現像装置4に大量に流入してトナー飛散を起こすことが無い大きさに適宜設定することができる。
図4は、第1の実施形態に係るトナー容器50を例示する断面概略図であり、図4(a)はトナー容器50の通常状態を示し、図4(b)はトナー容器50が押圧されて縮小した状態を示している。
トナー容器50は、排出口53と伸縮方向Bの反対側の内面から排出口53に向けて設けられ、トナー容器50の伸縮に伴って伸縮方向Bに移動する棒状部材51を備えている。本実施形態における棒状部材51は、伸縮方向Bに直交する断面が略円形の円柱状部材であるが、例えば断面が多角形状を有する角柱部材や、断面が不定形の柱状部材等であっても良い。
また、棒状部材51は、図4(a)に示す様に、排出口53側の端部が先細りする形状(伸縮方向Bに直交する断面積Dが排出口に近い程小さい形状(D1<D2))を有することが好ましい。この様な形状により、トナー容器50の縮小時に、棒状部材51が内部に収容するトナー層に侵入し易くなる。
さらに、図4(b)に示す様に、棒状部材51の伸縮方向Bの長さL1は、トナー容器50の縮小時における排出口53からトナー容器50の棒状部材51が設けられた内面位置までの長さL2よりも長いことが好ましい。トナー容器50の縮小時に、棒状部材51が排出口53から露出することでトナーを排出し、トナー容器50が通常状態に復帰する時にトナー層に空気流入孔を形成することが可能になる。
なお、トナー容器50は、例えばブロー成型等によって棒状部材51及び排出口53と一体成型することが好ましい。棒状部材51等と一体成型することで、部品点数を減らして製造コストを低減することができる。
図5は、第1の実施形態に係るトナー容器50が、内部に収容するトナーを排出する動作を例示する図である。
図5(a)に示す様に、トナー容器50は内部にトナー90を収容しており、押圧されて伸縮部52が縮小すると、棒状部材51がトナー容器50の縮小に伴って移動して排出口53付近に存在していたトナー90を外部に排出し、端部が排出口53から露出する。
トナー容器50は、縮小時にトナー90を排出し(図5(a))、トナー容器50にかけられていた押圧力から解放されると、伸縮部52が元の状態に復帰する(図5(b))。棒状部材51は、トナー容器50の伸縮部52の伸張に伴い、排出口53側の端部が再びトナー容器50内に入る位置まで移動する。この時、棒状部材51は、外部からトナー容器50内に通じる空気流入孔70をトナー90に形成する。空気流入孔70が形成されることでトナー容器50内に外部の空気が流入し、その結果、トナー90の排出量とトナー容器50内に流入する空気量が安定し、トナー容器50から現像装置4へのトナー補給作業を安定して行うことが可能になる。
第1の実施形態に係るトナー容器50は、図5(a)及び(b)に示す伸縮動作を繰り返すことによって、内部に収容したトナーを現像装置4に供給することができる。トナー容器50から現像装置4へのトナー供給時には、棒状部材51が排出口53付近のトナー90を外部に排出すると共に、トナー90に空気流入孔70を形成する。トナー容器50からトナー90が大量に現像装置4に排出されることが無いためトナー飛散を招くことがなく、排出口53付近のトナーを押し出して空気流入孔70を形成することでトナー詰まりを起こさずにトナー供給を行うことが可能である。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
図6に、第2の実施形態に係るトナー容器50を例示する断面概略図を示す。
図6に示す様に、第2の実施形態に係るトナー容器50は、棒状部材51、伸縮部52、排出口53、支持部材54を備える。
棒状部材51は、トナー容器50の排出口53の伸縮方向Bの反対側の内面から排出口53に向けて取り付けられ、回転軸56の外周面に螺旋羽根57を備えて回転可能に設けられている。
支持部材54は、螺旋羽根57の一部に沿った形状を有して棒状部材51を支持する様に、トナー容器50の側壁に固定して設けられている。
図7に、第2の実施形態に係るトナー容器50の棒状部材51と支持部材54の構成を例示する部分拡大図を示す。図7は、トナー容器50の支持部材54の位置における伸縮方向Bに直交する切断面を上面から見た図であり、棒状部材51及び支持部材54を拡大して示している。
支持部材54は、棒状部材51の螺旋羽根57の形状に沿う溝55を有しており、溝55に棒状部材51の螺旋羽根57が嵌る様に設けられている。
この様な構成においてトナー容器50が縮小する際に、棒状部材51は、トナー容器50の縮小に伴って排出口53の方向に移動すると共に、螺旋羽根57が支持部材54の溝55に接触して押圧されることで、図6に示す矢印C方向に回転しながらトナー90の中に侵入する。
棒状部材51は、螺旋羽根57を備えることで容易にトナー90の中を掘り進むことができるため、過度な力を必要とせずにトナー容器50の伸縮に伴ってトナー90を排出すると共に空気流入孔70を形成することが可能になる。トナー容器50は、トナー90を一度に大量に排出することが無いためトナー飛散を生じることなく、また、棒状部材51が排出口53付近のトナー90を排出するためトナー詰まりを起こさずにトナー90を現像装置4等に供給することができる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について説明する。なお、第1及び第2の実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
図8に、第3の実施形態に係るトナー容器50を例示する断面概略図を示す。
図8に示す様に、第3の実施形態に係るトナー容器50は、棒状部材51、伸縮部52、排出口53、支持部材54a,54bを備える。
棒状部材51は、回転軸56の外周面に2つの螺旋羽根57,58を供える2条スクリュであり、トナー容器50の排出口53の伸縮方向Bの反対側の内面から排出口53に向けて回転可能に設けられている。なお、棒状部材51の回転軸56には3つ以上の複数の螺旋羽根を設けても良い。
支持部材54a,54bは、それぞれ螺旋羽根57,58に沿う形状を有して棒状部材51を支持する様に、トナー容器50の側壁に固定して設けられている。
図9に、第3の実施形態に係るトナー容器50の棒状部材51と支持部材54a,54bの構成を例示する部分拡大図を示す。図9は、トナー容器50の支持部材54a,54bの位置における伸縮方向Bに直交する切断面を上面から見た図であり、棒状部材51及び支持部材54a,54bを拡大して示している。
支持部材54aは、棒状部材51の螺旋羽根57の形状に沿う溝55aを有し、支持部材54bは、棒状部材51の螺旋羽根58の形状に沿う溝55bを有している。支持部材54a,54bのそれぞれの溝55a,55bには、棒状部材51の螺旋羽根57,58が嵌る様に設けられている。
なお、支持部材54a,54bは、何れか一方のみで構成することもできるが、複数の支持部材54を設け、伸縮方向Bにおいて同じ位置で対向する様に設置することが好ましい。複数の支持部材54で棒状部材51を挟み込む様に構成し、棒状部材51の移動時における位置ずれを抑制することが可能になる。
この様な構成においてトナー容器50が縮小する際に、棒状部材51は、トナー容器50の縮小に伴って排出口53の方向に移動すると共に、螺旋羽根57,58がそれぞれ支持部材54a,54bの溝55a,55bに接触して押圧されることで、図8に示す矢印D方向に回転しながらトナー90の中に侵入していくことになる。
棒状部材51は、螺旋羽根57,58を備えることでさらに容易にトナー90の中を掘り進むことができるため、過度な力を必要とせずにトナー容器50の伸縮に伴ってトナー90を排出すると共に空気流入孔70を形成することが可能になる。トナー容器50は、トナー90を一度に大量に排出することが無いためトナー飛散を生じることなく、また、棒状部材51が排出口53付近のトナー90を排出するためトナー詰まりを起こさずにトナー90を現像装置4等に供給することができる。
<まとめ>
以上で説明した様に、第1から第3の実施形態に係るトナー容器50は、空気供給手段等を設けない簡易な構成で、トナー詰まり及びトナー飛散を招くことなく現像装置4等にトナーを供給することができる。なお、トナーを供給する対象は現像装置4だけでなく、トナーを収容するトナーカートリッジ等にトナーを供給する様に構成することもできる。
また、本実施形態に係るトナー容器50を備える現像装置4は、供給されたトナーを消費した場合にトナー容器50を交換して再度トナーの供給を受けることで、引き続きトナー像の形成が可能になる。したがって、現像装置4が備える現像ローラ41等の各部品が寿命に達するまで使用可能になり、現像装置4とトナー容器50とが一体形成された現像ユニット単位で交換する場合に比べて、画像形成装置100における画像形成にかかるランニングコストの低減を図ることができる。
また、本実施形態に係るトナー容器50を備える現像装置4を含み、画像形成装置100に着脱可能なプロセスカートリッジでも、同様にトナー容器50の交換のみで感光体ドラム等の各部品が寿命に達するまで使用可能になり、同様に画像形成装置100における画像形成にかかるランニングコストを低減することができる。
また、本実施形態に係るトナー容器50を備える現像装置4を含む画像形成装置100では、トナー容器50の交換によりトナー飛散を招くことなく現像装置4へのトナー供給が可能であり、現像装置4等を継続使用することで部品交換にかかるコストを低減できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
4 現像装置
50 トナー容器(現像剤容器)
51 棒状部材
53 排出口
54a,54b 支持部材
56 回転軸
57,58 螺旋羽根
90 トナー(現像剤)
100 画像形成装置
B 伸縮方向
特開平8−62962号公報 特開2000−147884号公報

Claims (9)

  1. 内部に現像剤を収容し、一方向に伸縮する現像剤容器であって、
    伸縮方向の一方側に設けられ、前記現像剤が排出される排出口と、
    前記伸縮方向の他方側の内面から前記排出口に向けて設けられ、前記現像剤容器の伸縮に伴って前記伸縮方向に移動する棒状部材と、
    を備えることを特徴とする現像剤容器。
  2. 前記棒状部材の前記伸縮方向の長さは、前記現像剤容器の縮小時における前記内面の前記棒状部材が設けられた位置から前記排出口までの長さ以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。
  3. 前記棒状部材は、前記排出口側の端部が前記排出口に向けて先細りする形状である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の現像剤容器。
  4. 前記排出口及び前記棒状部材と一体成型される
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の現像剤容器。
  5. 前記棒状部材は、回転軸の外周面に螺旋羽根を備えて回転可能に設けられ、
    前記螺旋羽根に沿った形状を有して前記棒状部材を支持する支持部材を備え、
    前記棒状部材は、前記現像剤容器が縮小して前記排出口の方向に移動する際に、前記螺旋羽根が前記支持部材に接触して押圧されることにより回転する
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の現像剤容器。
  6. 前記棒状部材は、回転軸の外周面に複数の螺旋羽根を備えて回転可能に設けられ、
    前記複数の螺旋羽根のうちの少なくとも一つに沿った形状を有して前記棒状部材を支持する支持部材を備え、
    前記棒状部材は、前記現像剤容器が縮小して前記排出口の方向に移動する際に、前記複数の螺旋羽根のうちの少なくとも一つが前記支持部材に接触して押圧されることにより回転する
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の現像剤容器。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載の現像剤容器を備えることを特徴とする現像装置。
  8. 請求項7に記載の現像装置を備え、画像形成装置に着脱可能に設けられたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. 請求項7に記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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