JP2006208574A - 粉体収納容器及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で排出部材と容器本体との回転中心軸のずれを抑えて収納している粉体の飛散やトルクアップを防止することができる粉体収納容器及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】円筒形状に形成され、回転することにより収納したトナーを口部35側に搬送する螺旋搬送部36を備えたボトル本体33と、ボトル本体33の口部35に取り付けられ、かつ、周面に補給口44と把持部46が設けられた、ボトル本体33と相対的に回転可能なキャップ40とを有し、ボトル本体33とキャップ40が一体で、把持部46操作によって装置本体に着脱されるトナー容器であって、キャップ40が口部35を受け入れる部分の中心軸とボトル本体33の回転中心軸とが着脱操作時に遠ざからないように規制するリブ48を設けている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、トナーやキャリア等の粉体を収納する粉体収納容器及び画像形成装置に関するものである。
プリンタ、複写機、ファクシミリ、これらの少なくとも2つの機能を有する複合機等の画像形成装置において、トナーは使用により消費されるため、その消費分を現像装置に逐次補給しなければならない。一般に、トナーはトナーカートリッジやトナーボトル等のトナー容器から現像装置に補給するものが多く、そしてトナー容器のトナーが空になればこれらトナー容器を交換するようにしている。トナー容器の交換は、ユーザによって行われるため、交換操作が簡便であること、交換時にトナー飛散等による手や衣服を汚れが生じないようにすることが要求されている。また、トナー容器から現像装置へのトナー補給はトナー容器からの排出量にバラツキが生ずると、トナー濃度のバラツキからカスレ、色ムラ等の画像品質の劣化を招く原因となる。よって、トナー容器を含めたトナー補給装置に対しては安定したトナー排出が要求されている。
上記要求を答えるべくトナー容器として、種々の形式のものが提案され、かつ、実施されており、その一つとして螺旋形状のトナー搬送部を有する円筒状のトナーボトルもよく知られている。このトナーボトルは、一端に螺旋形状の本体部より小径の唯一の口部が設けられ、また装置本体にボトル軸線がほぼ水平になる状態にセットされて使用される。さらに、この種のトナーボトルは容器を回転させることによって口部からトナーを排出している。
特開2004−139031号公報
特許文献1には、上記した螺旋形状のトナー搬送部を有するトナー容器が開示されており、そのトナー容器は上方からセットできる上、把持部が設けられているため、ユーザは指先のみ使用してセットすることができ、操作性が良い。
ここで、把持部を設けた螺旋形状のトナー搬送部を有するトナー容器1を図10に示す。
図10において、トナー容器101は円筒状の容器本体102と、容器本体102の口部103側に取り付けられる円筒状の排出部材110とを有し、把持部111は排出部材110に設けられている。容器本体102と排出部材110との連結は、容器本体102の口部103近くの外周に設けた突起部104に排出部材110の形成した爪部112が係止され、これにて排出部材110と容器本体102とが回転可能に一体となる。回転可能とするためには突起部104と爪部112との係止の関係は機械設計で用いられるはめあい公差程度のすきま(0.01〜0.2mm程度)が必要となる。このとき排出部材110に取り付けた弾性部材113、例えば厚さ3mm程度の発泡ポリウレタンに容器本体102の口部103の端面が圧接することにより、容器本体102と排出部材110の接合部からのトナー漏れを防いでいる。
このトナー容器101は、容器本体102がギヤ106を介して回転駆動されることにより、螺旋形状のトナー搬送部105の作用で収納されているトナーが口部103側へ送られ、図示していないが排出部材110の周面に設けた補給口からトナーが排出される。容器本体102を回転するため、トナー容器101は円筒方向において排出部材110と容器本体102とが重なり合う部分には一定量のガタ(例では半径方向に2mmのガタ(隙間))を設けている。すなわち、トナー容器101は排出部材110と容器本体102とが重なり合う部分における半径方向のギャップΔLが略2mmに設定されている。
このように構成されるトナー容器101において、画像形成装置へのセットするとき、把持部111を持ってトナー容器全体を支えることになる。このとき、把持部111はトナー容器101の一端になる排出部材110に設けられており、かつトナー容器101と排出部材110とは、上述のはめあい公差程度のすきまを持っているため、片持ち状態となって容器本体102側が垂れる。すなわち、収納されているトナーを含めた容器本体102の重量で容器の排出部材110の反対側である底部側が垂れてしまい、図11に示すように、排出部材110の中心軸C2と容器本体102の回転中心軸C1がずれやすい。このようなずれが生じた状態では、容器本体102と排出部材110との接合部の密着が甘くなったり、さらにはすきまが生じる場合があり、この状態で本体に装着されると、その装着時のショックで密着の甘くなった箇所やすきまからトナー漏れて飛散する。また、密着が甘くともかろうじてトナーが漏れない状態もありえないわけではないが、容器本体102の回転中心軸が傾いたまま装置本体に装着され動作されると、ギヤ106も回転中心軸からずれることから振れが発生し、結果、本体駆動の回転トルクが上昇してしまうという問題があった。
本発明は、上記した従来の問題に鑑み、簡単な構成で排出部材と容器本体との回転中心軸のずれを抑えて収納している粉体の飛散やトルクアップを防止することができる粉体収納容器及び画像形成装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明は、回転することにより収納した粉体を口部側に搬送する搬送部を備えた容器本体と、該容器本体を回転可能なように前記容器本体を保持し、該口部から出てくる該粉体を補給口を介して外部に排出する排出部材とを有し、前記粉体を使用する装置本体に該排出部材が固定されることで該装置本体への装着がされる粉体収納容器において、前記排出部材は、前記口部と密着する密着部と、前記装着がされる時に前記口部と前記密着部との間にすきまが生じることを抑制する規制部とを有することを特徴としている。
なお、本発明は、前記排出部材が前記装置本体所定の位置に載置された後、前記排出部材の回動がされて前記装置本体が有する係合部に係合させられることで前記装着はなされ、前記規制部は、前記回動がされた時に、前記容器本体の回転中心軸が予め想定された姿勢から一定量以上ずれるのを規制することで前記口部と前記密着部との間にすきまが生じることを抑制すると、効果的である。
さらに、本発明は、前記排出部材は操作者が把持できる把持部を有し、前記規制部は、前記トナー容器の軸方向と平行で、かつ、前記回転中心軸を挟んで該把持部と対向する位置に設けられたリブであると、効果的である。
さらにまた、本発明は、前記排出部材は操作者が把持できる把持部を有し、前記規制部は、半球形状であり、かつ、前記回転中心軸を挟んで該把持部と対向する位置であって前記排出部材の前記容器本体側端部近傍にあると、効果的である。
さらにまた、本発明は、前記規制部材が複数あると、効果的である。
また、上記の目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、請求項1〜5の何れかに記載の粉体収納容器にトナーを収納したものの装着を可能とすることを特徴としている。
請求項1の構成によれば、排出部材は、口部と密着する密着部と、装着がされる時に口部と密着部との間にすきまが生じることを抑制する規制部とを有するので、本体装着時に把持部を持ってセットするときに片持ち状態になっても排出部材と容器本体との密着が甘くなって、すきまが生じることがなくなり、粉体の飛散を抑制することができる。
請求項2の構成によれば、排出部材が装置本体所定の位置に載置された後、排出部材の回動がされて装置本体が有する係合部に係合させられることで前記装着はなされ、規制部は、回動がされた時に、容器本体の回転中心軸が予め想定された姿勢から一定量以上ずれるのを規制することで口部と密着部との間にすきまが生じることを抑制するので、容器本体の回転中心軸が想定される軸から大きくはずれず、請求項1の効果に加えてトルクアップを抑制することができる。
請求項3の構成によれば、排出部材は操作者が把持できる把持部を有し、規制部は、トナー容器の軸方向と平行で、かつ、回転中心軸を挟んで該把持部と対向する位置に設けられたリブであるため、容器本体の回転中心軸が想定される軸から大きくはずれず、請求項1の効果に加えてトルクアップを抑制することができる。
請求項4の構成によれば、排出部材は操作者が把持できる把持部を有し、規制部は、半球形状であり、かつ、回転中心軸を挟んで該把持部と対向する位置であって排出部材の容器本体側端部近傍にあるので、回転する容器本体との当接面積が小さくなり、請求項1の効果に加えてトルクアップを抑制することができる。
請求項5の構成によれば、規制部材が複数あるので、容器持ち運び時および容器セット時の、排出部材と容器本体が外れるもしくは外れかけることがなくなり、粉体の飛散およびトルクアップを防止することができる。
請求項6の構成によれば、上記効果が得られる画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例であるカラーレーザプリンタを示す概略図である。このカラーレーザプリンタは、装置本体1の下部に給紙部2が配置され、その上方に画像形成部3を配置した構成となっている。画像形成部3には、複数のローラ4、5、6に巻き掛けられた可撓性を有する無端ベルトにより構成された像担持体としての中間転写ベルト7が設けられている。画像形成部3には中間転写ベルト7のローラ4とローラ5間である下側走行辺に対向して作像手段としての4個の作像ユニット8Y,8C,8M,8Kが配設されている。
4個の作像ユニット8は、中間転写ベルト7に接する潜像担持体としての感光体ドラム10を具備している。この感光体ドラム10の周りには、帯電装置11、現像装置12、クリーニング装置13が配置され、さらに感光体ドラム10が中間転写ベルト7に接する位置における中間転写ベルト7の内側には1次転写である転写装置14が設けられている。本実施形態の場合、4個の作像ユニット8Y,8C,8M,8Kは同一構造に構成されているが、現像装置12の現像剤の色がイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色に分けられている。また、作像ユニット8の下方には光変調されたレーザ光Lを各感光体ドラム表面に照射する光書き込み手段としての光書き込みユニット15が配置され、このレーザ光Lは帯電装置11と現像装置の間で感光体ドラム10に照射する。なお、作像ユニット8等の各色毎に設けられる部材は、色毎の場合は符号にイエローはY、シアンはC、マゼンタはM、ブラックはKを付すが、全色共通の説明ではY、C、M、Kは付さないで説明する。
画像形成動作が開始されると、上記作像ユニット8の感光体ドラム10が図示していない駆動装置によって時計方向に回転駆動され、その感光体ドラム10の表面が帯電装置11によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された感光体表面には、光書き込みユニット15からのレーザ光Lが照射され、これによって感光体ドラム10表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体ドラム10に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように形成された静電潜像は、現像装置12を通るとき、各現像装置12の現像剤によってトナー像として可視像化される。
また、中間転写ベルト7上記複数のローラ4,5,6のうち1つのローラが図示していない駆動装置によって反時計方向に回転駆動され、これにより中間転写ベルト7が矢印で示す方向に走行駆動され、他のローラが従動回転する。このように走行する中間転写ベルト7には、イエロー現像装置12を具備するイエロー作像ユニット8Yで形成されたイエロートナー像が転写装置14によって転写される。その転写されたイエロートナー像には、作像ユニット8C、8M及び8Kで形成されたシアントナー像、さらにマゼンタトナー像及びブラックトナー像が転写装置14によって順次重ね転写され、かくして中間転写ベルト7はその表面にフルカラーのトナー像を担持する。なお,中間転写ベルト7にはローラ6に対向して2次転写装置20が配設され,ローラ4に対向してベルト表面を清掃するベルトクリーニング装置21が配設されている。
また、トナー像が転写された後の感光体ドラム表面に付着する残留トナーは、クリーニング装置13によって感光体ドラム表面から除去され、次いでその表面が図示していない除電装置によって除電作用を受け、その表面電位が初期化されて次の画像形成に備えられる。
一方、給紙部2から紙または樹脂シート等からなる記録媒体が給送され、給紙口2aから画像形成部3に送り込まれる。画像形成部3に送り込まれた記録媒体、例えば用紙は、レジストローラ24を介してローラ6と対向する2次転写装置20との間に給送される。そして、このとき2次転写装置20には中間転写ベルト表面のトナー像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加され、これによって中間転写ベルト表面のトナー像が用紙上に一括して転写される。トナー像を転写された用紙は、定着装置22を通るとき、その熱及び圧によってトナー像が用紙に熔融して定着される。定着された用紙は、矢印で示すように、画像形成装置本体1の上部により構成された排紙部23に排出される。また、トナー像を用紙に転写後の中間転写ベルト12は、該ベルトに残留したトナーがクリーニング装置21より除去される。
以上の説明は、用紙上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、作像ユニット8のいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2色又は3色の画像を形成したりすることもできる。
次に、現像装置12の構成を、図2を用いて説明する。現像装置12は、内部に磁界発生手段を備え、磁性粒子とトナーを含む二成分系現像剤を表面担持して搬送する現像剤担持体としての現像スリーブ25と、現像スリーブ25上に担持されて搬送される現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材としてのドクター26とを備えている。ドクター26の現像剤搬送方向上流側には、感光体ドラム10と対向した現像領域に搬送されずにドクター26で規制された現像剤を収容する現像剤収容部27が形成されている。また、現像剤収容部27の下方に隣接して、トナーを撹拌搬送するためのトナー搬送スクリュ28が設けられている。
次に、この現像装置の動作について説明する。上記現像装置12においては、現像スリーブ25上に現像剤層を形成する。また、現像スリーブ25の回転により搬送される現像剤層の動きにより現像剤収容部27からトナーを現像剤内に取り込む。このトナーの取り込みは、現像剤が所定のトナー濃度範囲内になるように行う。現像剤中に取り込まれたトナーは、キャリアとの摩擦帯電により帯電する。帯電したトナーを含む現像剤は、内部に磁極を有する現像スリーブ25の表面に供給され、磁力により担持される。現像スリーブ25に担持された現像剤層は、現像スリーブ25の回転に伴い矢印方向に搬送される。途中、ドクター26で現像剤層の層厚を規制されたのち、感光体ドラム10と対向する現像領域まで搬送される。現像領域では、感光体ドラム10上に形成された潜像に基づく現像が行われる。現像スリーブ25上に残った現像剤層は現像スリーブ26の回転に伴い現像剤収容部27の現像剤搬送方向上流部分に搬送される。
先に示した図1において、中間転写ベルト7よりも上方にトナー容器としてのトナーボトル31Y、M、C、Kを収納する収容スタック部30が配設されている。トナーボトル31Y、M、C、Kは、図3に示すように、収容スタック部30内にトナー各色毎に上から置くようにしてセットする。すなわち、排紙部23のカバー32を開くと、トナーボトル31Y、M、C、Kが現れ、ここでトナーボトル31Y、M、C、Kを上からの操作で交換することができる。トナーボトル31Y、M、C、K内のY、M、C、Kトナーは、図示していないトナー補給装置により、作像ユニット8Y、M、C、Kの現像装置12に適宜補給される。これらのトナーボトル31Y、M、C、Kは、作像ユニット8Y、M、C、Kとは独立して装置本体1に脱着される。
図4は、本実施形態に係るトナーボトル31の先端側を示す断面説明図である。
図4において、トナーボトル31は、容器本体としての円筒状のボトル本体33と、その先端部である口部35にボトル本体33と相対的に回転可能な同じく円筒状の排出部材としてのキャップ40が設けられている。ボトル本体33には自身の回転で収納したトナーを口部35側へ搬送する螺旋搬送部36が設けられている。また、キャップ40は周面下部にトナー補給口44が設けられたキャップ部41と、該キャップ部41に固定され、キャップ部41をボトル本体33に装着するホルダ部42とを有している。そして、ホルダ部42に設けた爪部43がボトル本体33の溝に係止されることにより、キャップ40とボトル本体33とが相対的に回転可能に構成されている。なお、ボトル本体33とキャップ部41の接合部にはシール45を介在させて当該部からのトナー漏れを防いでいる。このキャップ40のホルダ部42には、把持部46とシャッタ47とが設けられている。また、ボトル本体33のキャップ40を取り付ける近傍には、ボトル本体33と一体に構成された入力部として用いる入力ギヤであるボトルギヤ34が設けられている。
トナーボトル31の装置本体1に取り付ける場合は、先ず図1に示すカバー32を上方に開放して収容スタック部30を露出させる。そして、図4に示すように、トナーボトル31を収容スタック部30上に載置した後、上記把持部46を回転させる。この回転で把持部46と一体に構成されたキャップ40が回転し、シャッタ47がキャップ40の周方向に移動して開いてトナー補給口44が開放されると同時に、キャップ40と収容スタック部30とが連結し固定される。この仕組みについては本発明の要旨ではないので、詳細な説明は省略する。なお、収容スタック部30にセットされたトナーボトル31はボトルギヤ34が装置本体1側に設けられた駆動ギヤ(図示せず)と噛み合って駆動連結される。
一方、トナーボトル31を装置本体1から取り外すには、把持部46を逆方向に回転させることで、キャップ40と収容スタック部30との連結が解除され、同時にシャッタ47が閉じてトナー補給口44が閉鎖される。そして、そのまま把持部46を掴んだ状態でトナーボトル31を装置本体1から取り出すことができる。このように、トナーボトル31を装置本体1の上側から載置して脱着できるので、トナーボトル31の交換作業が判り易く、しかも簡単に行うことができる。また、キャップ40には把持部46が形成されているので、キャップ40を回転して収容スタック部30への固定が容易に行える。なお、トナーボトル31を装置本体1から取り外した状態では、キャップ40の把持部46を回転させても、シャッタ47は開かないようになっている。これにより、トナーボトル31の交換作業の際に誤ってシャッタ47が開いてしまい、内部のトナーがこぼれるのを防止することができる。
ところで、上記したようにトナーボトル31Y、M、C、Kの脱着は、把持部46を持って行う。このため、トナーボトル31が片持ち状態となってボトル本体33とキャップ40の回転中心軸がずれてトナー飛散や駆動トルクが上昇する等の問題が発生することは先に説明した。
そこで、本実施形態ではトナーボトル31のボトル本体33とキャップ40の重なり部分におけるギャップ幅を狭めるべく、キャップ40の内周面に規制部材としてのリブ48を設けている。このとき、リブ48は図4及び図5に示すように、把持部46の反対側、すなわち、キャップ40の中心軸に対し把持部46の対角側に設けられている。
このようにキャップ40に、把持部46と対角近傍にリブ48を設けることにより、把持部46を持ってトナーボトル31を回転させながら装置にセットする際に、キャップ40が外れる、もしくは、外れかけることがなくなり、トナー飛散およびトルクアップを防止することができる。しかも、規制部材をリブ48で構成したので、回転するボトル本体33との当接面積が小さくなり、ボトル本体1との接触によるトルクを減らすことができる。
また、本実施形態のリブ48は図5ないし図7に示すように、キャップ40の中心軸線と平行に延び、その本数は3本設けている。そして、把持部46の対角にあるリブを48aとし、その左右のリブを48bとすると、リブ48aにより、ボトル本体33の自重によって該ボトル本体33とキャップ40が外れる、もしくは、外れかけるのを防止する。また、トナーボトル31を装置にセットするときには、リブ48aに加えてリブ48bにより把持部3からかかる負荷によってボトル本体33とキャップ40が外れる、もしくは、外れかけることがなくなり、トナー飛散およびトルクアップを防止することができる。なお、リブ48の本数は3本に限らずその数は任意である。但し、リブ48を多数設けると、ボトル本体33の回転時に摺動負荷の増大を招くため、数本以内が好ましい。
図8は、本発明の他の実施形態を示すキャップ40の斜視図であり、本実施形態では規制部材として半球状の突起49が、リブ48と同様に把持部46の対角側に設けられている。このように、規制部材である突起49を半球形状にし、キャップ40の端部近傍に配置することで、回転するボトル本体33との当接面積がはるかに小さくなり、ボトル本体33との接触によるトルクを減らすことができる。
また本発明の他の実施形態として図9にあるように本体セット後、重力によるボトル本体の垂れに抗するように垂直下及びその周辺にもリブ48cまたは突起49が配置されてあるものが更に好ましい。この構成ならば、把持部を把持しているときにリブ48a,48bの3箇所でボトル本体の垂れの発生を抑制でき、さらにリブ48cを設けることで装着後のボトル駆動時のボトル本体の垂れを抑制することができる。
次に、上記したリブ48の高さを変えてリブの適正高さについて調べた。その結果を表1に示す。なお、この実験では図6及び図7に示すボトル本体33とキャップの中心軸線が一致するとき、その重なり部分のギャップΔLが2mmのものを用い、また、リブ48とボトル本体33の隙間βが0、0.5,1.0,1.5(mm)の4種類のものを用いた。
Figure 2006208574
表1から隙間βが1mm及び0.5mmのものはトナー飛散せず、容器回転性も支障がなく良好であった。しかし、隙間βが0mmはトナー飛散の問題はないが、リブと容器の摺動で負荷が大きく容器回転性に問題があった。また、隙間βが1.5mmはトナー飛散も発生し、容器回転において中心軸がずれて回転負荷が大となる問題があった。
この結果からリブ48の高さはギャップΔLが2mmのとき、1mm〜1.5mm程度が好ましいことが判った。
以上、本発明の有利な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態のみに限定されず各種改変することができるものである。
例えば、上記実施形態では粉体収納容器をトナー容器として説明したが、粉体収納容器をトナー容器に限らず、トナーとキャリアを混合した粉体の現像剤やキャリアの容器として使用することも可能である。
本発明に係るトナー容器を使用する画像形成装置の概略図である。 その画像形成装置の現像装置を示す断面説明図である。 トナー容器のセット時の一態様を示す斜視図である。 本発明に係るトナー容器の口部側の拡大断面図である。 そのトナー容器のキャップ内部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示す持ち運び時におけるトナー容器のボトル本体とキャップの重なり部分の断面説明図である。 本発明の一実施形態を示すセット時におけるトナー容器のボトル本体とキャップの重なり部分の断面説明図である。 本発明の他の実施形態を示すトナー容器のキャップ内部を示す斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態を示すセット時におけるトナー容器のボトル本体とキャップの重なり部分の断面説明図である。 従来のトナー容器の分解断面説明図である。 図9のトナー容器の組み付け時の断面説明図である。
符号の説明
1 装置本体
12 現像装置
31 トナー容器
33 ボトル本体
34 ボトルギヤ
35 口部
36 螺旋搬送部
40 キャップ
46 把持部
48 リブ
49 突起

Claims (6)

  1. 回転することにより収納した粉体を口部側に搬送する搬送部を備えた容器本体と、
    該容器本体を回転可能なように前記容器本体を保持し、該口部から出てくる該粉体を補給口を介して外部に排出する排出部材とを有し、
    前記粉体を使用する装置本体に該排出部材が固定されることで該装置本体への装着がされる粉体収納容器において、
    前記排出部材は、
    前記口部と密着する密着部と、
    前記装着がされる時に前記口部と前記密着部との間にすきまが生じることを抑制する規制部とを有する
    ことを特徴とする粉体収納容器。
  2. 請求項1に記載の粉体収納容器において、
    前記排出部材が前記装置本体所定の位置に載置された後、前記排出部材の回動がされて前記装置本体が有する係合部に係合させられることで前記装着はなされ、
    前記規制部は、
    前記回動がされた時に、前記容器本体の回転中心軸が予め想定された姿勢から一定量以上ずれるのを規制することで前記口部と前記密着部との間にすきまが生じることを抑制する
    ことを特徴とする粉体収納容器。
  3. 請求項2に記載の粉体収納容器において、
    前記排出部材は操作者が把持できる把持部を有し、
    前記規制部は、
    前記トナー容器の軸方向と平行で、かつ、前記回転中心軸を挟んで該把持部と対向する位置に設けられたリブである
    ことを特徴とする粉体収納容器。
  4. 請求項2に記載の粉体収納容器において、
    前記排出部材は操作者が把持できる把持部を有し、
    前記規制部は、
    半球形状であり、かつ、前記回転中心軸を挟んで該把持部と対向する位置であって前記排出部材の前記容器本体側端部近傍にある
    ことを特徴とする粉体収納容器。
  5. 請求項3又は4に記載の粉体収納容器において、
    前記規制部材が複数あることを特徴とする粉体収納容器。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の粉体収納容器にトナーを収納したものの装着を可能とする
    ことを特徴とする画像形成装置。
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