JP2007163923A - 現像剤収容容器および画像形成装置 - Google Patents

現像剤収容容器および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】現像剤の漏出に細心の注意を払うことなく、また、ワンアクションで、その現像剤の補給作業を行い得るようにして、取り扱いの容易な現像剤収容容器や画像形成装置を提供すること。
【解決手段】記録用紙に画像形成するトナーを収容する現像剤収容容器110であって、当該現像剤収容容器同士を連結可能に雌開口部111と雄開口部112を備えて、これら開口部は連結接合する周縁部113、114内の遮蔽板117、118に収容トナーを流通可能に開口する流通口115、116が形成されているとともに、この流通口はシャッタ部材121〜123により閉塞されて連結時に回動されて開口される。
【選択図】図5

Description

本発明は、現像剤収容容器および画像形成装置に関し、詳しくは、現像剤が漏れるなどしないように細心の注意を払って現像剤収容容器を交換する作業に替えて、当該現像剤の漏出する心配のない現像剤の補充作業を実現することのできるものに関する。
従来より、感光体により作製した像担持体の表面に画像データに基づく静電潜像を露光形成する電子写真記録方式の画像形成装置が知られており、この画像形成装置では、現像器(プロセスユニット)がその像担持体表面の静電潜像にトナー(現像剤)を付着させることにより顕像化するトナー現像を行って、そのトナー像を記録用紙などの記録媒体に転写して画像形成する。
この種の画像形成装置では、像担持体表面の静電潜像を現像するトナーを、現像器に供給可能に装置本体内に貯留するようになっており、このトナーは記録用紙などへの画像形成毎に消費されることから、トナーを貯留するホッパー内に補充して貯留する方式が採用されたり(例えば、特許文献1、2参照)、トナーを貯留する収容容器を交換することにより補給する方式が採用されている(例えば、特許文献3参照)。
ここで、このトナーは、微細な粉体であることから、収容容器の交換時に零れたり漏れて煙状に浮遊してしまうと、周囲に付着させて汚染させてしまうとともに、その清掃が面倒である。このため、そのトナーの補充やその収容容器の交換時にトナーが漏出しないように各種工夫がなされており(例えば、特許文献1、2参照)、また、交換するトナーの収容容器では、その収容容器を減容させることにより取り扱い易くすることも行われている(例えば、特許文献3参照)。
実公平4−30605号公報 特公平4−76112号公報 特許第3570714号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載のような現像剤収容容器にあっては、その収容容器を装置本体側から外す作業や、新たな容器を装置本体側に接続する作業などの各種作業が必要であり、面倒である。また、その作業中においても、現像剤収容容器を装置本体側に接続する際には、容器を嵌める/捻るなどの多段階の動作が必要であるとともに、外す際にも、容器を捻る/外すなどの多段階の動作が必要であって、面倒である。
さらに、このような現像剤収容容器にあっては、トナーの補給作業中にトナーが漏出することを防止する各種工夫がなされているが、装置本体側から外した現像剤収容容器からトナーが漏出して作業者や周囲を汚染させてしまう場合があることから、トナーが漏出しないように細心の注意を払いつつ作業を行わなければならず、煩雑である。
また、上記特許文献1〜3に記載のもの以外の現像剤収容容器でも、トナーの補給口を開放してから装置本体側へ装着するタイプのものがある。このタイプの現像剤収容容器では、その装置本体側への装着時にトナーが漏出などしないように細心の注意が必要であるとともに、トナーの補給口を開放するために剥がした密閉フィルムなどにはトナーが付着していることから、その処分の際にも、トナーが周囲に付着して汚染させてしまわないように細心の注意を払わなければならず、煩雑である。
そこで、本発明は、現像剤の漏出に細心の注意を払うことなく、また、ワンアクションで、その現像剤の補給作業を行い得るようにして、取り扱いの容易な現像剤収容容器や画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する現像剤収容容器の第1の発明は、記録媒体に画像を形成する現像剤の収容容器であって、当該現像剤収容容器同士を連結する連結部と、該連結部による連結相手の現像剤の収容空間を現像剤の流通可能に連通させる連通部と、を備えており、該連通部は、現像剤の収容空間を画成する壁面に形成されて該現像剤の流通を可能に開口する流通口と、該流通口に対して相対的に移動することにより当該流通口を開閉するシャッタ部材と、該シャッタ部材を流通口の開方向に付勢する付勢部材と、シャッタ部材の開方向への移動を制限する制限部と、該制限部によるシャッタ部材の開方向への移動制限を解除する解除部と、を備えることを特徴とするものである。
この発明では、画像形成装置本体に装着済みの現像剤収容容器内の現像剤が消費されて補給する時期に達した際には、未使用の現像剤収容容器を画像形成装置本体から外すことなく、使用済みの現像剤収容容器を連結することにより、現像剤の流通口のシャッタ部材の移動制限を解除してその流通口を開放することができ、連結相手の現像剤収容容器(収容空間)との間での現像剤の流入や流出を許容することができる。したがって、画像形成装置本体から使用済みの現像剤収容容器を外す交換作業を行うことなく、未使用の現像剤収容容器を画像形成装置本体に追加して装着する簡易かつ容易な作業を行うだけで現像剤を補給することができる。
上記課題を解決する現像剤収容容器の第2の発明は、上記第1の発明の特定事項に加え、前記シャッタ部材は、複数枚連続することにより流通口を閉止可能な面積に拡大する小面積の小片部材により構成されていることを特徴とするものである。
この発明では、複数枚の小片部材のシャッタ部材が連続して開方向に移動することにより流通口を開放する。したがって、シャッタ部材の小片部材を重ねて流通口を開けることにより、その開放後にシャッタ部材により占有される面積をできるだけ小さくすることができ、流通口をできるだけ大きな面積で開口させて効率よく現像剤を流通させることができる。
上記課題を解決する現像剤収容容器の第3の発明は、上記第2の発明の特定事項に加え、前記流通口は、中心角が180度よりも大きく開口する扇形状に形成されており、前記シャッタ部材の小片部材は、中心角が180度よりも小さな扇形状に形成されて該流通口と同心に回動可能に支持されていることを特徴とするものである。
この発明では、複数枚の扇形状の小片部材のシャッタ部材が連続して開方向に回転移動することにより大面積の扇形状の流通口を開放する。したがって、流通口と同様の扇形状に形成された小片部材のシャッタ部材をその流通口に対して容易に相対移動させることができ、その扇形状のシャッタ部材を重ねて流通口を大きく開口させることにより効率よく現像剤を流通させることができる。
上記課題を解決する現像剤収容容器の第4の発明は、上記第1から第3のいずれかの発明の特定事項に加え、前記制限部は、シャッタ部材または該シャッタ部材に隣接する壁面部材の一方あるいは双方に配設されて、付勢部材により付勢される方向に当該シャッタ部材が移動しようとするのを衝止する形状に形成されており、前記解除部は、シャッタ部材または該シャッタ部材に隣接する壁面部材の一方あるいは双方に配設されて、連結動作時に該制限部に直接または間接的に当接して当該制限部を衝止位置から変位させる形状に形成されていることを特徴とするものである。
この発明では、現像剤収容容器の連結動作時に制限部に解除部が直接的・間接的に当接してその制限部を変位させることにより、シャッタ部材の開方向への移動制限(衝止)を自動的に解除することができ、そのシャッタ部材が開方向に付勢・移動されて流通口を開放して現像剤の収容空間を連通させることができる。したがって、現像剤収容容器を連結する作業の他に流通口の開操作を行うことなく、連結相手の現像剤収容容器に対して現像剤の流入や流出を許容することができる。
上記課題を解決する現像剤収容容器の第5の発明は、上記第1から第4のいずれかの発明の特定事項に加え、前記連結部には、流通口から離隔するように現像剤の収容空間内に向かって延在する延在部材と、該延在部材に連設されて当該延在方向に対して交差する方向に突出する突出部材と、が配設されており、該延在部材は、付勢部材によるシャッタ部材の開方向への移動時に、該付勢部材の付勢力を受け取って突出部材を振り回すように当該付勢部材に連設されていることを特徴とするものである。
この発明では、未使用の現像剤収容容器が連結されてシャッタ部材が開方向に付勢移動されるのに伴って、その付勢力により現像剤の収容空間内に延在する延在部材に支持された突出部材が振り回し回転される。したがって、未使用の現像剤収容容器を連結させる際に、その収容空間内の現像剤の内部で延在部材を介して自動的に振り回し回転される突出部材が、その現像剤を解して残留させてしまうことなく補給することができる。
上記課題を解決する現像剤収容容器の第6の発明は、上記第1から第5のいずれかの発明の特定事項に加え、前記連結部は、別個の現像剤収容容器の流通口の開口方向に相対的に接近させることにより互いに係合して、該現像剤収容容器同士の連結状態を維持する外係合部を備えることを特徴とするものである。
この発明では、使用済みの現像剤収容容器に未使用の現像剤収容容器を互いの流通口の開口方向に接近させるだけで連結することができ、その現像剤収容容器同士が互いに係合して連結状態を維持することができる。したがって、現像剤収容容器同士を一方向に相対移動させる操作(ワンアクション)で連結を完了することができ、複数個の現像剤収容容器を容易かつ簡易に装着して現像剤を補給することができる。
上記課題を解決する現像剤収容容器の第7の発明は、上記第5または第6の発明の特定事項に加え、前記現像剤の収容空間を画成する壁面部材が連結部間の間隔を縮小可能な構造に設計されており、前記延在部材は、当該壁面部材に合わせて延在方向の長さを短縮可能な構造に設計されていることを特徴とするものである。
この発明では、画像形成装置本体側に装着済みの現像剤収容容器の連結部間を接近させる方向に壁面部材の延展面積を縮小させることができ、現像剤の収容空間内で突出部材を振り回し回転させる延在部材もその壁面部材に合わせて短縮される。したがって、画像形成装置本体側に現像剤収容容器を嵩張ることなく連続して連結することを妨げてしまうことなく、複数個の現像剤収容容器を装着して現像剤を補給することができる。
上記課題を解決する現像剤収容容器の第8の発明は、上記第7の発明の特定事項に加え、前記延在部材は、延在方向の長さを短縮可能なスプリング材料により構成されていることを特徴とするものである。
この発明では、現像剤の収容空間内にスプリング材料の延在部材が延在して現像剤収容容器の連結部間の接近時にはそのスプリング材料が短縮変形するとともに、連設されている突出部材を振り回し回転させることができる。したがって、現像剤収容容器の縮小を妨げることなく、突出部材を振り回し回転させることのできる構成を簡易に実現することができる。
上記課題を解決する現像剤収容容器の第9の発明は、上記第7の発明の特定事項に加え、前記延在部材は、断面積の異なる複数本の筒材料を延在方向に摺動可能に順次に内装させた多重筒構造に構成されており、隣接する筒材料同士では、伸長方向や短縮方向に相対移動しても内装状態を維持するとともに、相対回転不能に内装状態を維持する構造に設計されていることを特徴とするものである。
この発明では、伸長・短縮されてもバラバラになることなく相対回転不能に順次に内装された状態の多重筒構造(所謂、相対回転不能に連設されている釣竿構造)の延在部材が延在して、現像剤収容容器の連結部間の接近時にはその多重筒構造が短縮するとともに、連設されている突出部材を振り回し回転させることができる。したがって、現像剤収容容器の縮小を妨げることなく、また、スプリング材料のように回転力を溜めることなく突出部材を振り回し回転させることのできる構成を簡易な構造で実現することができる。
上記課題を解決する現像剤収容容器の第10の発明は、上記第7から第9のいずれかの発明の特定事項に加え、前記現像剤の収容空間が縮小することにより別個の現像剤収容容器に連結する連結部が接近する際に、連通部を介する現像剤の流通を確保するように該連結部同士を係合する内係合部を備えることを特徴とするものである。
この発明では、使用済みの現像剤収容容器に未使用の現像剤収容容器を連結する際などに、現像剤の流出した収容空間が縮小することによりその連結部間が接近可能な場合、連通部による現像剤の流通が確保された状態でその連結部同士を係合させることができる。したがって、複数個の現像剤収容容器を装着しても収容空間が縮小することにより現像剤を補給不能になってしまうことを回避することができる。
上記課題を解決する現像剤収容容器の第11の発明は、上記第1から第10のいずれかの発明の特定事項に加え、前記連結部は、収容空間内に収容する現像剤の種別毎の構造に設計されていることを特徴とするものである。
この発明では、使用済みの現像剤収容容器と未使用の現像剤収容容器の連結部同士を連結させる際に、収容する現像剤の種別に応じてその連結が許容または拒否される。したがって、混合させてはいけない現像剤を収容する現像剤収容容器を連結させてしまうことを回避することができる。
上記課題を解決する現像剤収容容器の第12の発明は、上記第1から第11のいずれかの発明の特定事項に加え、前記連結部は、別個の現像剤収容容器同士の連結動作時に振動を発生する構造に形成されていることを特徴とするものである。
この発明では、未使用の現像剤収容容器を使用済みの現像剤収容容器に連結して現像剤の収容空間を連通させる際に振動を与えることができ、その収容空間を画成する壁面部材の内面に付着する現像剤を振り落とすことができる。したがって、収容空間内に収容する現像剤を無駄なく使用することができる。
上記課題を解決する画像形成装置の第1の発明は、像担持体表面に形成された静電潜像を現像剤により現像する現像ユニットと、該現像ユニットに現像剤を補給する補給ユニットと、を備えて、補給される現像剤により現像した像担持体表面の画像を転写することにより記録媒体に画像を記録形成するプロセスを繰り返し行い得る画像形成装置であって、補給ユニットは、現像剤を収容する容器をセットするセット部が、上記の第1の発明から第12の発明のいずれかに記載の現像剤収容容器から現像剤の供給を受け取り可能に該現像剤収容容器を連結する連結部を備えることを特徴とするものである。
この発明では、上記発明の現像剤収容容器を現像剤の供給を受ける連結部に連結して装着することができる。したがって、上記発明による作用効果を得ることができ、画像形成装置本体から使用済みの現像剤収容容器を外す交換作業を行うことなく、また、現像剤が漏れてしまうことなく、さらに、複数個の現像剤収容容器をコンパクトに連結することもできる。
上記課題を解決する画像形成装置の第2の発明は、上記第1の発明の特定事項に加え、前記補給ユニットのセット部は、現像ユニットの現像処理に基づく寿命に応じた現像剤量の現像剤収容容器を連結セット可能に設計されていることを特徴とするものである。
この発明では、補給ユニットのセット部に、限界まで現像剤収容容器を連結させて現像剤による現像処理が終了したときには、現像ユニットの寿命になっている。したがって、ユーザは現像ユニットの寿命を管理する必要がなく、その現像ユニットが寿命に達したときには補給ユニット(現像剤収容容器)と共に交換すればよく、トナーの漏出の発生する恐れのある現像剤収容容器の取外作業を行う必要がない。
上記課題を解決する画像形成装置の第3の発明は、上記第2の発明の特定事項に加え、前記現像剤収容容器は、収容空間内に収容する現像剤量に応じて補給ユニットのセット部に占める容積が設定されていることを特徴とするものである。
この発明では、現像ユニットの寿命までに連結可能な現像剤収容容器をその容量により管理することができる。したがって、収容空間の容量に応じた数の現像剤収容容器を連結することができ、ユーザの使用が異なる場合でも現像ユニットの寿命を管理することができる。
このように本発明によれば、装着済みの現像剤収容容器内の現像剤を消費して補給時期になったときには、その現像剤収容容器を画像形成装置本体から外すことなく、未使用の現像剤収容容器を連結することにより、現像剤の流通口を閉塞していたシャッタ部材を開方向に移動させて現像剤を補給することができる。このため、使用済みの現像剤収容容器を外す交換作業を行うことなく、未使用の現像剤収容容器を画像形成装置本体に簡易かつ容易に追加装着して現像剤を補給することができる。したがって、現像剤収容容器同士を連結させる作業だけでトナーの補給作業を完了することができる。さらに、その現像剤収容容器が容積の縮小可能な構造の場合には、余分なスペースを必要とすることなく連結することができる。この結果、取り扱いが容易でコンパクトな現像剤収容容器と画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図8は本発明に係る現像剤収容容器をセット可能な画像形成装置の第1実施形態を示す図である。
図1および図2において、画像形成装置は、文字等の画像を作成・出力するパーソナルコンピュータなどの外部装置に接続して利用するプリンタである。この画像形成装置は、その外部装置から送られてきた文字等の画像データを受け取って電子写真記録方式により感光体ドラム(像担持体)11上に静電潜像を形成した後に、現像ユニット12がその静電潜像にトナー(現像剤)を選択的に付着させることにより現像してトナー像を形成するようになっており、このトナー像を搬送されてきた記録用紙の一面側または両面側に転写・定着させることにより画像形成するように構築されている。この現像ユニット12が感光体ドラム11上の静電潜像を現像するトナーは、補給ユニット13から供給(補給)するように設計されている。
この補給ユニット13は、装置本体Hの外装ハウジングh内に確保されているセット空間(セット部)14に、図3に示す現像剤収容容器110をセットするようになっており、現像ユニット12に連設されている装置本体H側の搬送部15の連結部111に現像剤収容容器110の連結部112を連結してセットする。この装置本体H側の搬送部15は、例えば、スクリューなどの搬送手段を内装する不図示の流通空間内に、連結部111、112を介してその現像剤収容容器110内に収容されているトナーが落とし込まれるように降下してくることにより現像ユニット12側に搬送供給するトナーを受け取る。ここで、補給ユニット13のセット空間14は、現像ユニット12が感光体ドラム11上の静電潜像を繰り返し現像可能な量のトナーを、言い換えると、現像ユニット12の使用限界(寿命)に応じた量のトナーを収容する現像剤収容容器110をセット可能な容積に設定されており、後述するように、その現像処理可能なトナー量分に対応する個数の現像剤収容容器110を連結接合可能に設計されている。
そして、補給ユニット13側の現像剤収容容器110は、トナーの収容空間110a(図4参照)を画成する壁面部材110bの上部に、現像ユニット12の搬送部15と同一寸法の連結部111が連設されている。すなわち、現像剤収容容器110上部と搬送部15上部には、共通の連結部111が配設されており、その連結部111に現像剤収容容器110下部の連結部112を連結セットすることにより、補給ユニット13から現像ユニット12にトナーを補給することができ、また、そのトナーを追加補給することができる。なお、この現像ユニット12の搬送部15上部の雌開口部111は、その周縁部113内を開閉することなく、大きく開口させたままの流通口としてもよいことから、後述するシャッタ部材121〜123などを省略して良い。
この搬送部15と現像剤収容容器110の連結部111、112は、図4および図5に示すように、互いに組み合わせ可能な寸法の円筒形状に形成されており、一対の雄雌構造に設計されている。連結時に現像ユニット12(装置本体H)側となる連結部111は、搬送部15や現像剤収容容器110の上部に配設されており、内部の収容空間110aなどを外部に開放する開口形状に形成された雌開口部(雌連結部)111に設計されている。また、連結時に補給ユニット13(現像剤収容容器110)側となる連結部112は、現像剤収容容器110の下部に配設されており、同様に、内部の収容空間110aを外部に開放する開口形状に形成された雄開口部(雄連結部)112に設計されている。
現像ユニット12側の雌開口部111は、搬送部15の流通空間を画成する壁面部材15bや現像剤収容容器110の収容空間110aを画成する単なる円筒形状の壁面部材110bの上部に連設されており、その流通空間や収容空間110a内へのトナーの流入を許容するように、円筒形状に形成された周縁部113内に流通口115が開口する。一方、補給ユニット13側の雄開口部112は、現像剤収容容器110内の収容空間110aを画成する壁面部材110bの下部に連設されており、その収容空間110a内からのトナーの流出を許容するように、円筒形状に形成された周縁部114内に流通口116が開口する。すなわち、雌開口部111と雄開口部112は、トナーの流通を許容する連通部を内装するように周縁部113、114内に流通口115、116が開口している。ここで、本実施形態では、連結部と連通部を一体に構築した構造の雌開口部111と雄開口部112を一例に説明するが、これに限るものではなく、例えば、連結部専用の構造と連通部専用の構造を別個に構築してもよいことは言うまでもない。
そして、この現像ユニット12と補給ユニット13は、雌開口部111の周縁部113の内径が、雄開口部112の周縁部114の外径と略同一寸法に設定されている。
これにより、現像ユニット12と補給ユニット13は、搬送部15や現像剤収容容器110上部の雌開口部111の周縁部113内に、現像剤収容容器110下部の雄開口部112の周縁部114を摺接させつつ面接触する状態で嵌入させて内装状態にすることができ、互いの流通口115、116を共通にしてトナーなどの微粉体が漏れることのないように閉塞状態に連結させることができる。すなわち、この雌開口部111と雄開口部112は、搬送部15に対して複数の現像剤収容容器110を連続的に連結することを実現するとともに、その搬送部15の流通空間と現像剤収容容器110の収容空間110aとをトナーの流通(流出・流入)を可能にしつつ閉塞状態に接合することができ、搬送部15に現像剤収容容器110をセット(連結・接合)して補給ユニット13から現像ユニット12にトナーを補給することができる。
そして、雌開口部111は、円筒形状に形成された周縁部113内に遮蔽板117が連設されており、その遮蔽板117内に開閉可能な流通口115が開口してトナーの流通を許容または制限するようになっている。また、雄開口部112も同様に、円筒形状に形成された周縁部114内に遮蔽板118が連設されており、その遮蔽板118内に開閉可能な流通口116が開口してトナーの流通を許容または制限するようになっている。
具体的には、この雌開口部111と雄開口部112の流通口115、116は、図5に示すように、円形の周縁部113、114の中心を共通にする周方向3/4の扇形状で遮蔽板117、118内に開口するように形成されている。また、この雌開口部111と雄開口部112には、図6に示すように、同様の周方向1/4の扇形状に形成された小片部材のシャッタ部材121〜123が、その遮蔽板117、118の背面側(収容空間110a内側)の中心(扇形状の中心)に回転自在に設置されている軸部材124に軸支されており、このシャッタ部材121〜123が連続して正逆方向に回動することにより遮蔽板117、118の背面側から露出・後退してその流通口115、116を開閉するように設計されている。すなわち、シャッタ部材121〜123は、周方向1/4程度の扇形状の小片部材に形成して遮蔽板117、118の背面側で重ねることにより、流通口115、116をその遮蔽板117、118内に大面積で開口させつつ開閉することができる。
シャッタ部材121〜123は、図7に示すように、遮蔽板117、118の背面側にシャッタ部材123が対面可能に軸部材124に軸支されており、そのシャッタ部材123にはシャッタ部材122が対面可能に、また、そのシャッタ部材122にはシャッタ部材121が対面可能に軸部材124に軸支されている。このシャッタ部材121〜123は、その遮蔽板117、118の背面側から順次に引き出されて街道移動されることにより雌開口部111と雄開口部112の流通口115、116をそれぞれで閉塞する一方、反対方向に回動移動されることによりその流通口115、116をそれぞれで開放するように設計されている。なお、図7は、遮蔽板117、118とシャッタ部材121〜123を軸部材124を中心にする周方向に切断した場合の縦断面図である。
詳細には、シャッタ部材122、123は、遮蔽板117、118の背面側からの引出方向の後端辺にリブ形状122a、123aが外面側に向うように立設されており、反対側の先端辺には、リブ形状122b、123bが内面(収容空間110a内)側に向うように立設されている。また、シャッタ部材121には、同様に、その後端辺にリブ形状121aが外面側に向うように立設されているが、反対側の先端辺にも同一の外面側に向うようにリブ形状121bが立設されている。
これに対して、遮蔽板117、118には、シャッタ部材123の引出方向後端側に対応する流通口115、116の縁の背面側に、リブ形状117a、118aが収容空間110a内に向うように立設されている。
これにより、シャッタ部材123は、遮蔽板117、118の背面側からの引き出し方向に回動しようとする際に、その後端側外面のリブ形状123aがその遮蔽板117、118背面のリブ形状117a、118aに衝止されてその流通口115、116が開口してしまうことが制限される。また、シャッタ部材121、122は、遮蔽板117、118の背面側からの引き出し方向に回動していくと、その後端側外面のリブ形状121a、122aがシャッタ部材122、123の先端側内面のリブ形状122b、123bに衝止されてそれぞれシャッタ部材122、123の先端側から離隔して流通口115、116を開口させてしまうことが制限される。
また、シャッタ部材121の先端辺のリブ形状121bは、シャッタ部材122、123を重ねた厚さと同等の高さ(遮蔽板117、118の背面側までの高さ)に形成されており、このシャッタ部材121を遮蔽板117、118の背面側からの引出と反対方向に回動させると、シャッタ部材122、123の先端に突き当たって一緒に重ねた状態にしつつ遮蔽板117、118の背面側に戻すことができる。
そして、シャッタ部材122、123は、遮蔽板117、118と軸部材124の双方に対して回動自在に軸支されており、シャッタ部材121は、雌開口部111側では同様に遮蔽板117、118と軸部材124の双方に回動自在に軸支されているのに対して、雄開口部112側では遮蔽板117、118に回動自在の軸部材124に相対回動不能に連設されている。このシャッタ部材121は、その背面(内面)側に立設されている突起121dと壁面部材110bの内面に立設されている不図示の突起とに係止されて設置されているトーションバネ(付勢部材)125により遮蔽板117、118の背面側に戻る方向に付勢されている。すなわち、このシャッタ部材121は、シャッタ部材122、123と共に遮蔽板117、118の背面側に引き戻される方向に、言い換えると、その遮蔽板117、118内の流通口115、116を開口する方向に常に付勢されている。
このことから、シャッタ部材121の先端辺のリブ形状121bには、その上端部から外方に突出する突起121cが形成されている。これに対して、遮蔽板117、118の流通口115、116の縁には、そのシャッタ部材121の突起121cを収装してトーションバネ125の付勢力により閉止状態から開放方向に回動することを制限するロック穴117b、118bが形成されており、また、そのロック穴117b、118bに隣接箇所の外面には、雌開口部111と雄開口部112の周縁部113、114を嵌合させて連結させる際に、それぞれの対面するロック穴117b、118b内に差し込まれるように突出する突起118c、117cが立設されている。
これにより、シャッタ部材121は、先端辺のリブ形状121b上端部の突起121cが遮蔽板117、118の流通口115、116の縁のロック穴117b、118b内に収装されて係止されることによりトーションバネ125の付勢力に抗してその流通口115、116を閉塞する状態を維持する。また、このシャッタ部材121は、図8に示すように、雌開口部111と雄開口部112の周縁部113、114を嵌合させて連結させる際に、遮蔽板117、118の突起118c、117cが対向するロック穴117b、118b内に差し込まれてリブ形状121b上端部の突起121cが内面側(収容空間110a側)に押し下げられることによりその係止を解消して、図9に示すように、シャッタ部材122、123と共に遮蔽板117、118の背面側にトーションバネ125の付勢力により引き戻されてその遮蔽板117、118内の流通口115、116を開口する。すなわち、シャッタ部材121のリブ形状121b上端部の突起121cと遮蔽板117、118のロック穴117b、118bが制限部を構成して、その遮蔽板117、118の突起117c、118cが解除部を構成している。ここで、本実施形態では、シャッタ部材121側の突起121cと遮蔽板117、118側の突起117c、118cを直接突き当たる構成にしているが、別部材が介在して間接的に連係する構造に構成してもよいことは言うまでもない。
また、この雌開口部111と雄開口部112は、周縁部113、114の外側に互いに係合して連結状態を維持するようにロック可能なロック機構(外係合部)を備えており、雌開口部111側には、その周縁部113の外面に対面するように横方向に延在して下方が開口する雌側ロック受け127、145が一体成形されているとともに、雄開口部112側には、その周縁部114の対応する箇所の外面に対面するように立設されてその雌側ロック受け127、145の内側に進入して引抜不能に係合ロックされる雄側ロック爪128、146が一体成形されている。この雄開口部112側の雄側ロック爪128、146は、図4に示すように、先端部に外方に突出する爪部128a、146aが形成されており、雌開口部111側の雌側ロック受け127、145の内面にその爪部128a、146aが摺接して本体全体が弾性変形されつつ進入した後に、その本体全体が弾性復帰して爪部128a、146aが雌側ロック受け127、145の下端部127a、145aに対面することにより後退する方向に移動しようとしても衝止されて引抜不能に係合ロックされる。
そして、この雌開口部111と雄開口部112の雌側ロック受け127、145と雄側ロック爪128、146は、それぞれの周縁部113、114の中心にして反対側(直径方向)に位置するように配設されており、雌側ロック受け127と雄側ロック爪128よりも雌側ロック受け145と雄側ロック爪146が幅広になるように設計されている。
これにより、雌側ロック受け127には雄側ロック爪146を係合ロックさせることができないように設定されており、雌開口部111と雄開口部112を連結する際に、その周縁部113、114の相対的な向きが遮蔽板117、118のロック穴117b、118bや突起117c、118cが互いに対向する位置になるように制限するとともに、その遮蔽板117、118の流通口115、116が一致する姿勢で接合することができる。すなわち、この雌開口部111と雄開口部112は、互いを組み合わせるように接近させて周縁部113内に周縁部114を差し込む簡易なワンアクション(一操作)で、その周縁部113、114同士をトナーの漏出のない閉塞状態にその流通口115、116を介して連通状態に連結接合させるとともに、その連結接合状態を維持するようにロックさせて、トナーの供給・補給作業を容易に完了することができる。ここで、本実施形態では、雌側ロック受け145と雄側ロック爪146を雌側ロック受け127と雄側ロック爪128よりも幅広にすることにより雌開口部111と雄開口部112を連結接合する向きを制限しているが、これに限るものではないことは言うまでもなく、例えば、互いに組み合わせ可能な厚さに変更したり、それぞれに組み合わせ可能にリブや溝を形成するなどしてもよいことは言うまでもない。
さらに、雌開口部111と雄開口部112のシャッタ部材121〜123を軸支する軸部材124には、図6に示すように、その最も内側のシャッタ部材121の間の外周面の周方向の対称位置に、平行に延在して複数箇所に開口部129aの形成されている一対のアジテータ129が固設されており、このアジテータ129は、軸部材124の回転に連動して収容空間110a内で回転する。すなわち、軸部材124が延在部材を構成して、アジテータ129が突出部材を構成している。
これにより、現像剤収容容器110下部の雄開口部112を現像ユニット12側(搬送部15や使用済み現像剤収容容器110上部)の雌開口部111に連結させる際には、この連結動作に連動してシャッタ部材121〜123による流通口115、116の閉止ロックが自動的に解除されて、トーションバネ125による付勢力でそのシャッタ部材121が軸部材124を中心にシャッタ部材122、123と共に回動してその流通口115、116を開口(開放)するのと同時に、そのシャッタ部材121と一体回転する軸部材124がその外周面から外方に延在するアジテータ129を振り回すように回転させる。このとき、雄開口部112の連結接合されない雌開口部111側では、シャッタ部材121がその軸部材124に相対回動可能に軸支されているので、その軸部材124が回転してもシャッタ部材121が影響されて流通口115、116の開口方向に付勢されてしまうことはなく、その軸部材124に連設されているアジテータ129の回転を制限してしまうこともない。このため、未使用の現像剤収容容器110下部の雄開口部112を現像ユニット12側の雌開口部111に連結させる際には、その現像剤収容容器110上部の雌開口部111の流通口115を開放させてしまうことなく、下部の雄開口部112の流通口116を開口することができ、現像ユニット12側に収容空間110aを連通させて収容トナーの補給を開始しつつ、その収容空間110a内でアジテータ129を回転させて収容トナーを攪拌することができる。このとき、未使用の現像剤収容容器110を使用済みの現像剤収容容器110に連結させる場合には、その壁面部材110bにもアジテータ129の回転などによる振動が伝わって、その内面に付着するトナーを残留させてしまうことなく振り落として一緒に現像ユニット12側に補給することができる。
したがって、現像ユニット12の搬送部15の雌開口部111に現像剤収容容器110の下部に位置する雄開口部112を連結接合した後に、その現像剤収容容器110内の収容トナーが感光体ドラム11上の静電潜像をトナー現像する現像ユニット12による現像プロセスの繰り返しにより消費されてそのトナーの補給指示が装置本体H側からあったときには、既に装着済みの現像剤収容容器110を外すことなく(交換作業を行うことなく)、同一で未使用の現像剤収容容器110を準備して、その使用済み現像剤収容容器110上部の雌開口部111にその未使用の現像剤収容容器110下部の雄開口部112を同様に連結接合するだけでトナーの補給作業を完了することができる。このように、現像剤収容容器110同士でも、雌開口部111と雄開口部112をトナーが漏れないように連結接合して、未使用の現像剤収容容器110の収容空間110a内のトナーを使用済みの現像剤収容容器110の収容空間110aを介して現像ユニット12の搬送部15の流通空間内に流入させて補給することができる。
そして、補給ユニット13のセット空間14内にセット可能な個数だけの現像剤収容容器110を連結接合した後に、再度、装置本体H側から現像ユニット12側へのトナーの補給指示があったときには、その現像ユニット12の寿命を特別に管理することなく、その現像ユニット12の使用限界(寿命)と判断して、複数段の現像剤収容容器110を連結接合したままトナーを撒き散らすことなく、現像ユニット12と補給ユニット13を一緒に装置本体Hから外して、未使用の現像ユニット12などを装着する。すなわち、この補給ユニット13のセット空間14は、現像ユニット12の使用限界に応じた容量の現像剤収容容器110を連結接合可能に設定されており、例えば、長尺で大容量の現像剤収容容器110の場合には少ないトナーの補給作業で現像ユニット12の使用限界に達する一方、短尺で小容量の現像剤収容容器110の場合にはトナーの補給作業を都度行うように、ユーザの使い勝手に応じて選択することができる。
このように本実施形態においては、現像ユニット12側から使用済みの現像剤収容容器110を外す交換作業を行わずに、トナーの漏出や飛散を気にすることなく、雌開口部111内に雄開口部112を差し込むようにワンアクションで押し込むだけで、未使用の現像剤収容容器110を連結接合してトナーを補給することができる。したがって、作業者を選ぶことなく、現像剤収容容器110を簡易かつ容易に追加装着して、トナーの補給作業を完了することができる。
次に、図10は、本発明に係る現像剤収容容器をセット可能な画像形成装置の第2実施形態を示す図である。ここで、本実施形態は上述実施形態と略同様に構成されているので、同様な構成には同一の符号を付して特徴部分を説明する(以下で説明する他の実施形態においても同様)。
図10において、画像形成装置は、受け取った画像データの色毎に感光体ドラム11上に静電潜像を形成して、対応する各色トナーにより現像したその静電潜像のトナー像を記録用紙に転写・定着させることにより、カラー画像を記録形成する機能を備えており、その感光体ドラム11上の静電潜像を現像する各色トナー毎の現像ユニット12が準備されている。このため、搬送部15や現像剤収容容器110の雌開口部111および雄開口部112は、この各色毎の現像ユニット12に該当する色のトナーを補給するように、そのトナーの色毎に設計されている。
すなわち、補給ユニット13には、各色毎の現像ユニット12に応じた色のトナーを収容する現像剤収容容器110を装着するように設計されており、その現像ユニット12の搬送部15上部や現像剤収容容器110上部の雌開口部111の雌側ロック受け145と、現像剤収容容器110下部の雄開口部112の雄側ロック爪146とは、搬送・収容トナーの色が一致する場合のみに係合ロック可能に設計されている。ここで、この係合ロックの可否は、雌側ロック受け145と雄側ロック爪146の一方のみで十分であるが、雌側ロック受け127と雄側ロック爪128にも適用してもよいことは言うまでもない。
具体的には、雄側ロック爪146は、図10(a)に示すように、現像剤収容容器110内の収容トナーの色毎に異なる幅wおよび厚さtに寸法設計されており、雌側ロック受け145は、図10(b)に示すように、その雄側ロック爪146を差し込み可能な幅Wおよび厚さTで周縁部113外面から離隔対面して開口するように設計されている。詳細には、雌側ロック受け145は、その雌開口部111の周縁部113外面に支持板145cが幅Wで離隔するように立設されているとともに、その外面に突起145dが形成されて雌側ロック受け145までの間隔が厚さTになるように設定されている。
これにより、現像ユニット12の使用する色のトナーを収容する現像剤収容容器110の場合には、例えば、図10に示す雌開口部111の雌側ロック受け145内に雄開口部112の雄側ロック爪146を差し込んで係合ロックさせることができるが、異なる色のトナーを収容する現像剤収容容器110の場合には差し込むことができずに、シャッタ部材121〜123を回動させて周縁部113、114内の流通口115、116を開口させてしまうことがない。
このように本実施形態においては、上述実施形態による作用効果に加えて、現像ユニット12側に異なる色のトナーを収容する現像剤収容容器110が連結接合されることを拒否して、色の一致するトナーを収容する現像剤収容容器110のみの連結接合を許容することができる。したがって、トナーの補給作業で不注意による混色を発生させてしまうことを未然に防止することができ、信頼性高くトナーの補給作業を完了することができる。
ここで、本実施形態では、雄側ロック爪146と雌側ロック受け145の幅や厚さを収容トナーの色に応じた寸法にすることにより誤った現像剤収容容器110の連結接合を防止するように設計するが、これに限るものでなく、例えば、互いの対向面に組み合わせ可能なリブや溝を形成するなどしてもよく、また、雌開口部111と雄開口部112の周縁部113、114の径などを各色トナーの色毎に異なるように設計してもよいことは言うまでもない。
また、本実施形態では、現像剤収容容器110内に収容するトナーの色を種別の一例として説明するが、これに限るものではなく、トナーの粒径や特性などに応じて連結接合の許容・拒否を行うように設計してもよいことは言うまでもない。
次に、図11は、本発明に係る現像剤収容容器をセット可能な画像形成装置の第3実施形態を示す図である。
図11において、画像形成装置は、補給ユニット13に現像剤収容容器110をセットする際に振動を発生する構造を備えており、現像ユニット12側の雌開口部111の雌側ロック受け127、145の内面に、横方向に延在する溝127b、145bが複数本形成されている。
これにより、現像剤収容容器110の雄開口部112を現像ユニット12側の雌開口部111に連結接合させる際には、雄開口部112の雄側ロック爪128、146の爪部128a、146aが雌開口部111の雌側ロック受け127、145の内面に摺接して溝127b、145b内への進入・離脱を繰り返した後に、言い換えると、振動を繰り返した後に、その爪部128a、146aが雌側ロック受け127、145の下端部127a、145aに引抜不能に係合ロックされる。
このように本実施形態においては、上述実施形態による作用効果に加えて、現像剤収容容器110の雄開口部112を現像ユニット12側の雌開口部111に連結接合させて雄側ロック爪128、146を雌側ロック受け127、145に係合ロックさせる際に振動を発生させることができ、その収容空間110aの内壁面などに付着・残留していたトナーを振り落とすことができる。したがって、現像剤収容容器110内に収容するトナーをより無駄なく現像ユニット12側に補給することができる。
次に、図12および図13は、本発明に係る現像剤収容容器をセット可能な画像形成装置の第4実施形態を示す図である。
図12において、画像形成装置は、現像ユニット12にトナーを補給する補給ユニット13のセット空間14に複数の現像剤収容容器130を繰り返しセット可能に設計されており、この現像剤収容容器130は円筒形状の蛇腹部材103の両端部に雌開口部111と雄開口部112が連設されている。
この現像剤収容容器130は、蛇腹部材103が伸張された状態では雌開口部111と雄開口部112をできるだけ離隔させて内部の収容空間(不図示)を大容量に画成する一方、短縮された状態では雌開口部111と雄開口部112ができるだけ接近してその収容空間の容量を縮小することができ、このときには、蛇腹部材103の上斜面部材103a内に下斜面部材103bが入り込むように変形して対面接近する状態を維持するように設計されている。すなわち、この蛇腹部材103では、上斜面部材103aと下斜面部材103b自体が雌開口部111と雄開口部112を接近状態に係合する内係合部を構成している。
また、現像剤収容容器130は、蛇腹部材103が短縮可能であることから、雌開口部111と雄開口部112の間には、図13に示すように、上述実施形態における軸部材124に代えて、外径の異なる円筒部材132〜134を組み合わせた、所謂、釣竿構造(多重筒構造)に設計された伸縮自在の伸縮軸部材131が介装されている。また、この伸縮軸部材131には、アジテータ129に代えて、その円筒部材132〜134毎にそれぞれ開口部137a〜139aの開口する一対の小片アジテータ137〜139がその外周面の対称位置に連設されており、その小片アジテータ137〜139により円筒部材132〜134と一緒に伸縮する伸縮アジテータ136が構築されている。
伸縮軸部材131は、最小径の円筒部材132が円筒部材133内に相対移動可能に内装されており、また、この円筒部材133が最大径の円筒部材134内に相対移動可能に内装されている。この円筒部材132〜134は、それぞれの内面と外面とを摺接させる状態に組み立てられており、円筒部材132、134は、それぞれ遮蔽板117、118に脱落しないように回転自在に軸支されているとともに、円筒部材133がその円筒部材132、134から脱落しないようにそれぞれの内面や外面の端部に形成されている不図示のフランジ形状を対面させて衝止されることにより、バラバラになってしまうことなく伸縮させることができる。また、円筒部材132、134には、シャッタ部材122、123が相対回動自在に軸支されており、シャッタ部材121は、雄開口部112側では円筒部材134に相対回動不能に軸支される一方、雌開口部111側では相対回動自在に軸支されている。なお、最小径の円筒部材132は、内部に材料の充填されている円柱部材であってもよいことは言うまでもない。
また、この伸縮軸部材131は、円筒部材132、133間と円筒部材133、134間の互いに対面する内面と外面に、軸方向に延在して互いに組み合わせ可能なリブ形状132a、133aと不図示の溝形状が形成されており、このリブ形状132a、133aを溝形状内にスライド可能に収装させることにより相対回転不能かつ伸縮可能に円筒部材132〜134を組み立てることができる。
一方、伸縮アジテータ136は、小片アジテータ137、138が上部の連設部137b、138bのみで円筒部材132、133の外周面に連設されており、小片アジテータ137が円筒部材132との間に円筒部材133を収装するとともに、小片アジテータ138が円筒部材133との間に円筒部材134を収装可能にすることにより、伸縮軸部材131の伸縮を妨げることなく小片アジテータ139に重なって延長面積を縮小することができる。
また、この伸縮アジテータ136は、小片アジテータ138、139の上端部138c、139cに重なるように小片アジテータ137、138の下端部137d、138dが延長形成されているとともに、その連設部137b、138bの反対側の下端部137d、138dは、伸縮軸部材131が回転する際に下方に位置する小片アジテータ138、139の上端部138c、139cに押される側に重なっている。すなわち、この伸縮アジテータ136は、遮蔽板117、118の流通口115、116を開口するようにシャッタ部材121などが回動する際には、伸縮軸部材131の円筒部材133、134に連設部137b、138bのみで支持されている小片アジテータ137、138の反対側の下端部137d、138dが小片アジテータ138、139の上端部138c、139cにサポートされつつ全体が収容空間内で回転される。
これにより、現像ユニット12側の雌開口部111と現像剤収容容器110下部の雄開口部112との連結接合時に、シャッタ部材121がトーションバネ125の付勢力により回動されるのと同時に、伸縮軸部材131(円筒部材132〜134)が一体回転して、その円筒部材132〜134毎の外周面に支持されている伸縮アジテータ136(小片アジテータ137〜139)を振り回すように一体回転させることができ、上述実施形態と同様に、収容トナーを攪拌させて現像ユニット12側に補給することができる。また、この雌開口部111と雄開口部112の連結接合後には、使用済みの現像剤収容容器130の蛇腹部材103を縮小方向に圧縮することにより伸縮軸部材131と伸縮アジテータ136を縮小させることができる。
したがって、現像剤収容容器130は、現像ユニット12により収容トナーが消費されてその補給指示が装置本体H側からあったときには、未使用の現像剤収容容器130下部の雄開口部112を使用済みの現像剤収容容器130上部の雌開口部111に連結接合させて現像ユニット12側に収容トナーを補給することができるとともに、上側の未使用の現像剤収容容器130を下方に向かって押さえることにより、その下側の使用済み現像剤収容容器130の蛇腹部材103を変形させてその上斜面部材103a内に下斜面部材103bを入り込ませて短縮させることができ、その収容空間を縮小させたコンパクトな圧縮状態にして積み重ねることができる。このときには、現像剤収容容器130の全体が振動されてその蛇腹部材103の内面に付着するトナーを降下させることができる。
このように本実施形態においては、上述実施形態による作用効果と同様に、現像剤収容容器130同士を連結接合してその収容空間内の収容トナーを現像ユニット12側に補給することができるとともに、その収容空間を画成する蛇腹部材103を短縮してコンパクトに積み重ねることができる。したがって、補給ユニット13のセット空間14の容量をコンパクトに設計して複数の現像剤収容容器130を連結接合して現像ユニット12にトナーを補給することができる。
ここで、本実施形態の他の態様としては、本実施形態では、蛇腹部材103の短縮に合わせて縮小可能に雌開口部111と雄開口部112の間には円筒部材132〜134を組み合わせた、所謂、釣竿構造の伸縮軸部材131を介装するとともに、その円筒部材132〜134毎に小片アジテータ137〜139を連設して伸縮アジテータ136を配設しているが、これに限るものではない。
例えば、図14に示すように、シャッタ部材121が相対回動不能に連設されるとともにシャッタ部材122、123を相対回動自在に軸支する軸部材141を、遮蔽板117、118に回転自在に軸支させるとともに、この遮蔽板117、118毎の軸部材141の間には、縮小可能なスプリング(延在部材)142が延在するように相対回転不能に連設し、このスプリング142の中間部分の複数箇所には、複数の開口部143aの開口するアジテータ143を外方に突出する姿勢で連設させてもよい。
この場合には、現像ユニット12側の雌開口部111と現像剤収容容器130下部の雄開口部112との連結接合時に、シャッタ部材121がトーションバネ125の付勢力により回動されるのと同時に、軸部材141(スプリング142)が一体回転して、そのスプリング142に連設されているアジテータ143も振り回すように一体回転させることができ、上述実施形態と同様に、収容トナーを攪拌させることができる。また、この場合には、スプリング142が下部側の軸部材141から伝達される回転を蓄えることにより、未使用の現像剤収容容器130上部のシャッタ部材121を無理に回転させることをなくすことができ、使用済みの現像剤収容容器130上部のシャッタ部材121が回動される際に、そのスプリング142が軸部材141と共に回転しつつ蓄えたその回転を開放してアジテータ143と共に振動することにより蛇腹部材103の内面に付着するトナーを残留なくより効果的に振り落として現像ユニット12側に補給することができる。そして、この雌開口部111と雄開口部112の連結接合後には、使用済みの現像剤収容容器130の蛇腹部材103を縮小方向に圧縮する際に、そのスプリング142も一緒に縮小してコンパクトに積み重ねることができる。なお、このスプリング142は、上述実施形態と同様に、雌開口部111側の軸部材141に対して相対回転自在に連設してもよいことは言うまでもない。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。例えば、上述実施形態においては、現像剤として、所謂、トナーのみをセットする場合を一例に説明するが、静電潜像を顕像化するトナーの他にキャリアなどの他の成分を一緒にセットする2成分式の現像器を搭載する画像形成装置にも同様に適用できることは言うまでもない。
本発明に係る現像剤収容容器をセット可能な画像形成装置の第1実施形態を示す図であり、その現像ユニットと補給ユニットの連結状態を示す外観斜視図である。 その現像ユニットと補給ユニットの連結状態を示す外観側面図である。 その現像剤収容容器の外観を示す立面図である。 その補給ユニット側の現像剤収容容器を示す縦断面図である。 その補給ユニット側の現像剤収容容器の連結構造を示す図であり、(a)はその雌開口部を示す平面図、(b)はその雄開口部を示す平面図である。 その補給ユニット側の現像剤収容容器内の要部構成を示す斜視図である。 その現像剤収容容器の流通口を開閉するシャッタ部材を示す図であり、その回動円に沿って切断した縦断面図である。 そのシャッタ部材の開口制限を解除する構造を示す一部拡大縦断面図である。 そのシャッタ部材の開口動作を示す図であり、(a)はその雌開口部を示す平面図、(b)はその雄開口部を示す平面図である。 本発明に係る現像剤収容容器をセット可能な画像形成装置の第2実施形態を示す図であり、(a)はその補給ユニット側の雄開口部の要部構成を示す拡大平面図、(b)はその現像ユニット側の雌開口部の要部構成を示す拡大平面図である。 本発明に係る現像剤収容容器をセット可能な画像形成装置の第3実施形態を示す図であり、その現像剤収容容器の雄開口部と雌開口部を示す縦断面図である。 本発明に係る現像剤収容容器をセット可能な画像形成装置の第4実施形態を示す図であり、その補給ユニット側の現像剤収容容器を示す概観斜視図である。 その補給ユニット側の現像剤収容容器内の要部構成を示す斜視図である。 その他の態様を示す図であり、その補給ユニット側の現像剤収容容器内の要部構成を示す斜視図である。
符号の説明
11……感光体ドラム 12……現像ユニット 13……補給ユニット 14……セット空間 15……搬送部 103……蛇腹部材 103a……上斜面部材 103b……下斜面部材 110、130……現像剤収容容器 110a……収容空間 110b……壁面部材 111……雌開口部(連結部) 112……雄開口部(連結部) 113、114……周縁部 115、116……流通口 117、118……遮蔽板 117b、118b……ロック穴 117c、118c……突起 121〜123……シャッタ部材 121c……突起 124……軸部材 125……トーションバネ 127、145……雌側ロック受け 127b、145b……溝 128、146……雄側ロック爪 128a、146a……爪部 129……アジテータ 129a……開口部 131……伸縮軸部材 132〜134……円筒部材 132a、133a……リブ形状 136……伸縮アジテータ 137〜139……小片アジテータ 137a〜139a……開口部 137b、138b……連設部 137d、138d……下端部 138c、139c……上端部 141……軸部材 142……スプリング 143……アジテータ 143a……開口部 145c……支持板 145d……突起 h……外装ハウジング H……画像形成装置本体

Claims (15)

  1. 記録媒体に画像を形成する現像剤の収容容器であって、
    当該現像剤収容容器同士を連結する連結部と、該連結部による連結相手の現像剤の収容空間を現像剤の流通可能に連通させる連通部と、を備えており、
    該連通部は、現像剤の収容空間を画成する壁面に形成されて該現像剤の流通を可能に開口する流通口と、該流通口に対して相対的に移動することにより当該流通口を開閉するシャッタ部材と、該シャッタ部材を流通口の開方向に付勢する付勢部材と、シャッタ部材の開方向への移動を制限する制限部と、該制限部によるシャッタ部材の開方向への移動制限を解除する解除部と、を備えることを特徴とする現像剤収容容器。
  2. 前記シャッタ部材は、複数枚連続することにより流通口を閉止可能な面積に拡大する小面積の小片部材により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容容器。
  3. 前記流通口は、中心角が180度よりも大きく開口する扇形状に形成されており、
    前記シャッタ部材の小片部材は、中心角が180度よりも小さな扇形状に形成されて該流通口と同心に回動可能に支持されていることを特徴とする請求項2に記載の現像剤収容容器。
  4. 前記制限部は、シャッタ部材または該シャッタ部材に隣接する壁面部材の一方あるいは双方に配設されて、付勢部材により付勢される方向に当該シャッタ部材が移動しようとするのを衝止する形状に形成されており、
    前記解除部は、シャッタ部材または該シャッタ部材に隣接する壁面部材の一方あるいは双方に配設されて、連結動作時に該制限部に直接または間接的に当接して当該制限部を衝止位置から変位させる形状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の現像剤収容容器。
  5. 前記連結部には、流通口から離隔するように現像剤の収容空間内に向かって延在する延在部材と、該延在部材に連設されて当該延在方向に対して交差する方向に突出する突出部材と、が配設されており、
    該延在部材は、付勢部材によるシャッタ部材の開方向への移動時に、該付勢部材の付勢力を受け取って突出部材を振り回すように当該付勢部材に連設されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の現像剤収容容器。
  6. 前記連結部は、別個の現像剤収容容器の流通口の開口方向に相対的に接近させることにより互いに係合して、該現像剤収容容器同士の連結状態を維持する外係合部を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の現像剤収容容器。
  7. 前記現像剤の収容空間を画成する壁面部材が連結部間の間隔を縮小可能な構造に設計されており、
    前記延在部材は、当該壁面部材に合わせて延在方向の長さを短縮可能な構造に設計されていることを特徴とする請求項5または6に記載の現像剤収容容器。
  8. 前記延在部材は、延在方向の長さを短縮可能なスプリング材料により構成されていることを特徴とする請求項7に記載の現像剤収容容器。
  9. 前記延在部材は、断面積の異なる複数本の筒材料を延在方向に摺動可能に順次に内装させた多重筒構造に構成されており、
    隣接する筒材料同士では、伸長方向や短縮方向に相対移動しても内装状態を維持するとともに、相対回転不能に内装状態を維持する構造に設計されていることを特徴とする請求項7に記載の現像剤収容容器。
  10. 前記現像剤の収容空間が縮小することにより別個の現像剤収容容器に連結する連結部が接近する際に、連通部を介する現像剤の流通を確保するように該連結部同士を係合する内係合部を備えることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の現像剤収容容器。
  11. 前記連結部は、収容空間内に収容する現像剤の種別毎の構造に設計されていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の現像剤収容容器。
  12. 前記連結部は、別個の現像剤収容容器同士の連結動作時に振動を発生する構造に形成されていることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の現像剤収容容器。
  13. 像担持体表面に形成された静電潜像を現像剤により現像する現像ユニットと、該現像ユニットに現像剤を補給する補給ユニットと、を備えて、補給される現像剤により現像した像担持体表面の画像を転写することにより記録媒体に画像を記録形成するプロセスを繰り返し行い得る画像形成装置であって、
    補給ユニットは、現像剤を収容する容器をセットするセット部が、上記請求項1から12のいずれかに記載の現像剤収容容器から現像剤の供給を受け取り可能に該現像剤収容容器を連結する連結部を備えることを特徴とする画像形成装置。
  14. 前記補給ユニットのセット部は、現像ユニットの現像処理に基づく寿命に応じた現像剤量の現像剤収容容器を連結セット可能に設計されていることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記現像剤収容容器は、収容空間内に収容する現像剤量に応じて補給ユニットのセット部に占める容積が設定されていることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
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