JP2013167116A - 地盤改良装置 - Google Patents

地盤改良装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013167116A
JP2013167116A JP2012031972A JP2012031972A JP2013167116A JP 2013167116 A JP2013167116 A JP 2013167116A JP 2012031972 A JP2012031972 A JP 2012031972A JP 2012031972 A JP2012031972 A JP 2012031972A JP 2013167116 A JP2013167116 A JP 2013167116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground
screw drill
hole
crushed stone
leader mast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012031972A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5622759B2 (ja
Inventor
Seiji Orito
清治 折戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2012031972A priority Critical patent/JP5622759B2/ja
Publication of JP2013167116A publication Critical patent/JP2013167116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5622759B2 publication Critical patent/JP5622759B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】軟弱地盤に穴を形成して、その中に砕石や杭を埋め込む地盤改良方法について、一連の作業を円滑に実施可能な地盤改良装置を提供する。
【解決手段】走行手段12やリーダマスト29やホッパ16などで地盤改良装置10を構成して、一本のリーダマスト29に二個のスライダ31、36を組み込み、一方のスライダ31にスクリュードリル41を取り付け、他方のスライダ36に転圧具51を取り付け、ホッパ16に砕石Bを収容する。これによって、スクリュードリル41による穴Hの形成から砕石Bの投下、転圧具51による砕石Bの突き固めまでを連続的に実施可能で、地盤改良に要する時間や費用を抑制できる。リーダマスト29は倒伏可能で、輸送時の障害にならない。また走行手段12とボディー13の間に旋回輪11を備えることで、穴Hの形成後、砕石Bを投下する際の切り替え作業が円滑になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、軟弱地盤に穴を形成して、その中に砕石や杭を埋め込む地盤改良装置に関する。
後記の特許文献1は、地盤の改良方法に関する発明で、軟弱地盤に穴を形成して、その中に投下した骨材(砕石)を突き固めて、地中に強化層(石柱体)を構築することが開示されている。この穴を形成する際は、螺旋状に延びる羽根を側周面に接合したスクリュードリルを使用する。スクリュードリルは円筒状で、軟弱地盤を水平方向に押し出して穴を形成する。そのため、地表面にすくい上げられる土砂はわずかで、排土処理が不要である。しかも地盤を水平方向に押し出す際、水分が絞り出されて流動性が低下するため、スクリュードリルを引き抜いた後も、穴が直ちに崩壊することはなく、無理なく砕石を投下できる。そして投下された砕石は、転圧パイプで突き固められ、石柱体となる。
また現在、大規模な建造物を施工する際は、リーダマストと呼ばれる柱を備えた建設機械を用いて、基礎杭の打ち込みを行うことが多い。地質によっては、基礎杭を打ち込む前に地盤を掘削する必要があり、基礎杭を打ち込む装置のほか、地盤を掘削する装置を一本のリーダマストに組み込むことがある。そのため、回転リーダや両面リーダなどと呼ばれるリーダマストが開発されており、具体例として、後記の特許文献2や特許文献3が挙げられる。
特許文献2では、「回転二面リーダ杭打機におけるリーダ回転装置」が開示されている。この文献の杭打機は、トラックから延びるブームで一本のリーダマストを吊り下げた構造で、リーダマストの一側面にはオーガスクリューを装備しており、他側面にはモンケン(オモリ)を装備している。さらにリーダマストは、その上に位置するベース体に対して回転可能な構造となっている。そのため、オーガスクリューで穴を掘削した後、トラックを移動することなく、リーダマストを回転させると、モンケンによる杭打ちを開始できる。
特許文献3では、「両面リーダ装置」が開示されている。この文献の装置は、一本のリーダマストに二つの作業機(第一作業機と第二作業機)を対向して配置してある。二つの作業機は、一個のリフトシリンダだけで昇降可能な構造となっており、装置が簡素化するため、コストの低減が実現する。ただしこの発明では、リフトシリンダと二つの作業機がチェーンで連結されており、個々の作業機だけを自在に昇降させることはできない。
特許第4566634号公報 実開昭55−136840号公報 特開平11−336458号公報
前記の特許文献1の発明は、砕石を突き固めて地盤を強化するもので、環境負荷の極めて少ない優れた技術である。ただし十分な支持力を得るには、2メートル程度の間隔で一連の工程を繰り返す必要があり、時間や費用の面で、この技術の普及を妨げる恐れがある。また穴の形成や砕石の突き固めは、汎用の建設機械でも実施可能だが、その場合、スクリュードリルなどの操作方法が複雑化するほか、砕石を突き固める転圧パイプを穴の真上に配置する必要があり、作業に経験や技量を要求され、この点でも普及を妨げる恐れがある。
特許文献2や特許文献3で開示された技術は、一本のリーダマストで二つの機能を実現している。そのうち特許文献2は、リーダマストを回転させるため、その上部の限られた空間に複雑な構造を組み込んでおり、メンテナンスや重量バランスなどで不利な面がある。また特許文献3は、リーダマストの構造を簡素化でき、装置価格やメンテナンスの面で有利だが、作業を切り替える際、リーダマスト全体を移動させる必要があり、位置調整などで不利な面がある。
本発明はこうした実情を基に開発されたもので、軟弱地盤に穴を形成して、その中に砕石や杭を埋め込む地盤改良方法について、一連の作業を円滑に実施可能な地盤改良装置の提供を目的としている。
前記の課題を解決するための請求項1記載の発明は、スクリュードリルで地盤に穴を形成して、該穴に砕石や杭を埋め込み、これらを転圧具で押圧する地盤改良装置で、不整地を自在に移動可能な走行手段と、該走行手段に載るボディーと、直立可能なリーダマストと、該リーダマストに沿って移動可能な二個のスライダと、該スライダを個別に駆動する昇降装置と、一方のスライダと一体化して前記スクリュードリルを回転させるオーガと、他方のスライダと一体化して前記転圧具を保持するクランパと、前記穴に埋め込む前記砕石を収容するホッパと、を備え、前記スクリュードリルは、円筒状の胴体と、該胴体の側周面を螺旋状に取り巻く羽根と、前記胴体の後端から突出して前記オーガに差し込まれる中心軸と、からなり、前記転圧具は、前記砕石または前記杭と衝突する押圧体と、該押圧体の後端から突出して前記クランパで保持される支持軸と、からなり、前記リーダマストは、前記ボディーに据え付けられたアームの先端に配置したピンを中心として、倒伏可能であることを特徴とする地盤改良装置である。
本発明は、前記の特許文献1で開示された地盤の改良方法を実現するための装置であり、軟弱地盤に穴を形成するスクリュードリルと、この穴に投下した砕石を突き固める転圧具を使用する。スクリュードリルを回転させながら地盤に突き刺し、土砂を水平方向に押し出すことで、水分が絞り出されて、形成された穴の崩壊を抑制できる。また穴に投下した砕石を転圧具で突き固めることで、地盤と強固に絡み合った石柱体が形成される。なお地質によっては、砕石ではなく、間伐材などを素材とした杭を差し込み、これを転圧具で打ち込むこともある。
スクリュードリルは、円筒状の胴体と、その側周面を螺旋状に取り巻く羽根と、胴体の後端面の中心から突出する中心軸と、で構成され、使用時は中心軸を保持して回転を与える。また転圧具は、砕石を押し潰して突き固める押圧体と、この押圧体の後端面から突出する支持軸と、で構成され、使用時は支持軸を保持して上下に移動させる。なお押圧体は、スクリュードリルの胴体よりも断面形状をわずかに小さくして、円滑に穴の中に入り込み、且つ砕石の上面全体と接触できることが好ましい。
本発明による地盤改良装置は、油圧ショベルなどの建設機械をベースとしており、走行手段やリーダマストなど、複数の要素で構成される。走行手段は、装置全体を地表面に沿って自走させるためのもので、無限軌道や動力伝達機構などを備える。本発明は、軟弱地盤の不整地で使用することから、接地圧を軽減する必要がある。そのため、走行手段としてタイヤを用いる場合、本数をできるだけ多くする。次にボディーは、走行手段の上に載る車体で、動力源となるエンジンなどを収容するほか、各種装備を据え付ける土台としての機能も有する。
リーダマストは、地盤から直立する柱状のもので、装置の前方に位置しており、ボディーから延びるアームで支持され、スクリュードリルと転圧具の両方を吊り下げる。なおアームは、ボディーから直接突出させることもあるが、ボディーとアームとの間に、角度調整機構などを挟み込むこともある。またスライダは、リーダマストの長手方向に沿って自在に移動可能で、ガイドレールなどを介してリーダマストに組み込む。次に昇降装置は、スライダを移動させるためのもので、油圧シリンダを用いる方式や、リーダマストの側面にチェーンやラックを取り付け、これにスプロケットやピニオンを噛み合わせる方式など、自在に選択できる。
スライダは、一本のリーダマストについて、スクリュードリル用と転圧具用に二個必要で、しかも他方との干渉を防止するため、二個を分離して配置する。また個々のスライダが独自に移動できるよう、昇降装置も二個必要になる。そしてスクリュードリル用のスライダには、スクリュードリルを回転させるためのオーガを組み込む。このオーガにスクリュードリルの中心軸を差し込むことで、スクリュードリルを上下に移動できるほか、軸線を中心として回転させることもでき、スクリュードリルの羽根が地盤に食い込むことで、上下方向の推進力を発生する。
他方のスライダには、転圧具を取り付けるためのクランパを組み込む。クランパは、転圧具の後端から突出する支持軸を保持して、上下に移動できればよい。なおスクリュードリルや転圧具は、オーガやクランパから着脱自在で、作業時以外は装置から取り外す。
ホッパは、地盤に形成した穴に投下する砕石を収容するためのもので、ボディーの上部に設ける。なおホッパは、作業の効率を高めるため、できるだけ大型化することが好ましい。そのほか、ホッパから落下した砕石を穴に導くため、コンベアやシュートを設けることもある。
リーダマストは、スクリュードリルなどを吊り下げるため、最低でも地上から4メートル程度の高さとなり、現地へ輸送する際、公道の高さ制限を突破する恐れがある。そのためリーダマストは、アーム先端のピンを中心として回転可能な構造として、輸送時はほぼ水平に倒伏させて、高さを抑制する。
本装置を使用する際は、現地へ輸送した後、倒伏していたリーダマストを直立させて、両スライダを上部に移動させる。次に、スクリュードリルの中心軸をオーガに差し込み、同様に転圧具の支持軸をクランパに差し込み、さらにホッパに砕石を詰め込む。その後、走行手段で所定の位置に移動して、オーガと昇降装置を作動させてスクリュードリルを徐々に下降させていく。なお、スクリュードリルの羽根が地盤に入り込み、下向きの推進力が発生すると、スクリュードリルは、自立的に地盤に潜り込んでいく。
そして、スクリュードリルが規定の深さに到達すると、昇降装置を作動させてスクリュードリルを地盤から引き抜く。次に、装置の位置を修正して、ホッパから穴に向けて砕石を投下する。その後、転圧具を下降させて砕石を突き固めると、砕石が密集した石柱体が構築される。この石柱体を所定の間隔で連続的に施工することで、一定の範囲の地盤が改良され、各種建造物を支持できるようになる。
軟弱地盤は流動性が高く、埋め込まれたスクリュードリルに土砂が密着してしまう。そのため、スクリュードリルを地盤から引き抜く際、その下端付近で負圧が発生して、穴が崩壊する恐れがある。これを防ぐため、スクリュードリルの先端部には、外部に空気を供給する排気口を設ける。さらに地下水の湧き出しがある箇所では、スクリュードリルで穴を形成する際も、排気口から強制的に圧縮空気を地中に噴射して、地下水を押し退け、穴の崩壊を抑制する。転圧具についても、同様の理由で排気口を設け、穴に差し込んでいる間、圧縮空気を噴射する場合がある。
請求項2記載の発明は、作業性の向上を目的とするもので、走行手段とボディーとの間には、ボディー全体を自在に回動可能な旋回輪を備え、中心軸と支持軸は、旋回輪の回転中心から等距離に配置してあることを特徴とする。装置の構造上、スクリュードリルと転圧具を同軸上に配置することはできない。そのためスクリュードリルで穴を形成した後、砕石を突き固める際は、何らかの手段でリーダマストを移動させる必要がある。その際は、単純に走行手段を利用すればよいが、位置調整に手間が掛かることがある。本発明は、これを解決するもので、旋回輪を備えていることを特徴とする。
旋回輪は、走行手段とボディーとの間に設けるターンテーブル状の装置で、ボディー全体を水平面上で自在に回転可能で、油圧ショベルなどに広く導入されている。さらにスクリュードリルと転圧具は、旋回輪の中心から等距離に配置する。これによって、穴の形成を終えて、砕石の突き固めを行う際、旋回輪を作動させるだけで穴の真上に転圧具を移動できる。旋回輪は微調整が容易であり、位置決めを素早く正確に行うことができる。なお実際の装置では、オーガとクランパのそれぞれに設けた孔(中心軸や支持軸を差し込むための孔)を、旋回輪の中心から等距離に配置する。
請求項3記載の発明は、スクリュードリルで形成された穴に砕石ではなく、杭を埋め込む場合に対応するもので、リーダマストの上部には、杭等を吊り上げ可能な吊り具を備えていることを特徴とする。杭を埋め込む際は、杭を吊り上げて穴の真上に運ぶ必要があり、何らかの吊り具が必要不可欠である。吊り具として、小型の移動式クレーンを別途に使用することもできるが、手間の増加が避けられない。対して本発明のように、リーダマストの上部に吊り具を設けるならば、杭の吊り上げが極めて容易で、作業を円滑に進めることができる。なお吊り具の具体例としては、単純なフックが挙げられ、リーダマストの最上部に短尺のブームを設けて、その先端からフックを垂れ下げる。
請求項4記載の発明は、地盤改良装置の取り扱いに関するもので、オーガ等、各可動部を遠隔操作するため、可搬性を有するコントローラを備えていることを特徴とする。通常の建設機械は、ボディー上に運転席を設けているが、請求項1に記載した地盤改良措置において、ボディー上に運転席を設けると、スクリュードリルや転圧具の位置を把握できず、作業の効率が低下する恐れがある。そこで本発明のように、コントローラを用いて遠隔操作を可能とすることで、リーダマストの近傍からスクリュードリルなどを監視しながら一名の作業員だけで地盤改良を進めることができる。なお従来の方法で地盤改良を進める場合、操作や監視などのため、複数の作業員を配置する必要があった。
コントローラは、人の手で無理なく持ち運べる大きさで、スクリュードリルによる穴の形成から砕石の突き固めまで、一連の工程を全て操作できることが好ましい。なおコントローラは、有線または無線でボディーに搭載された制御装置に情報を伝達する。
請求項1記載の発明のように、走行手段やリーダマストやホッパなどで地盤改良装置を構成して、一本のリーダマストに二個のスライダを組み込み、一方のスライダにスクリュードリルを取り付け、他方のスライダに転圧具を取り付けることで、スクリュードリルによる穴の形成から砕石の投下、その転圧までを連続的に実施できる。そのため、一連の作業を従来よりも少ない人数で短時間に終えることができ、地盤改良に要する費用を抑制できる。
また本装置は、スクリュードリルと転圧具を一本のリーダマストで支持しているため、動作原理が単純で操作性に優れ、作業員の経験や技量に依存することがない。しかも電子機器と組み合わせて操作の自動化も可能である。また、リーダマストを倒伏可能とすることで、装置を解体することなくトレーラーなどで輸送可能で、地盤改良の前後に要する時間や手間を削減できる。
請求項2記載の発明のように、走行手段とボディーとの間に旋回輪を備えた上、スクリュードリルと転圧具は、旋回輪の回転中心から等距離に配置することで、穴を形成した後、砕石を突き固める際、旋回輪を回転させるだけで、穴の真上に転圧具を移動できる。そのため、転圧具の位置決めを短時間に終えることができ、作業時間の短縮に貢献する。この発明は、各種建設機械に広く普及している技術を流用するため、装置の製造費用を抑制でき、しかも従来の回転リーダのような複雑な構造は不要である。
請求項3記載の発明のように、リーダマストの上部に吊り具を備えることで、地中に杭を埋め込む際、無理なく杭を吊り上げて穴の真上に運び込むことができる。なお吊り具は、スクリュードリルや転圧具の着脱時にも使用できる。
請求項4記載の発明のように、可搬性を有するコントローラを備え、地盤改良装置の遠隔操作を実現することで、スクリュードリルによる穴の形成から砕石の転圧まで、一連の工程を一名の作業員だけで実施可能になり、地盤改良に要する費用を抑制できる。なお作業員は、リーダマストの近傍に立ち、スクリュードリルの位置などを監視しながら地盤改良装置を操作する。
本発明による地盤改良装置の形状例を示す前面図と側面図である。 図1の地盤改良装置の平面図で、穴を形成する段階と、砕石を突き固める段階を示している。 図1の地盤改良装置のリーダマストを倒伏させた状態を示す側面図である。 図1の地盤改良装置のリーダマストを左側に傾けた状態を示す前面図である。 図1の地盤改良装置で地盤に穴を形成している状態を示す側面図である。 図5の作業で地盤に穴が形成された状態を示す側面図である。 地盤に形成した穴に砕石を投下中の状態を示す側面図である。 砕石を突き固めて石柱体を構築中の状態を示す側面図である。 地盤に形成した穴に杭を埋め込む場合を示す側面図である。 地盤に石柱体を形成して、その上に建造物を構築した状態を示す側面図である。 本発明で使用するスクリュードリルの形状例を示す側面図と断面図である。
図1は、本発明による地盤改良装置10の形状例を示しており、上方の図は前面から見たもので、下方の図は側面から見たものである。地盤Gに穴Hを形成するスクリュードリル41は、先細りに仕上げた円筒状の胴体43と、その側周面から突出して螺旋状に延びる羽根44と、胴体43の後端面から突出する中心軸42で構成される。また転圧具51は、スクリュードリル41の胴体43をわずかに細くした円筒状の押圧体53と、その後端面から突出する支持軸52で構成される。スクリュードリル41と転圧具51は、いずれとも先端を地面に向ける必要があり、リーダマスト29から吊り下げられている。
リーダマスト29は、垂直に立ち上がる柱状で、前面から見て、二個のスライダ31、36が左右に配置されている。スライダ31、36は、リーダマスト29をガイドとして上下に自在に移動可能で、リーダマスト29から離脱することはない。またリーダマスト29の側面には、上下に延びるチェーン34を二列配置している。チェーン34の両端は、リーダマスト29に固定されている。そして個々のスライダ31、36には、モータとスプロケットで構成された昇降装置33、38を組み込んであり、このスプロケットがチェーン34と噛み合い、上下移動を実現している。
個々のスライダ31、36は、専用の昇降装置33、38で独自に移動可能で、前面から見て、左側のスライダ31には、オーガ32を組み込んである。オーガ32は、挿通された軸を保持して回転させる機能を有し、本発明ではスクリュードリル41の中心軸42を差し込む。対する右側のスライダ36には、クランパ37を組み込んである。クランパ37は、転圧具51の支持軸52を保持する機能だけを有しており、オーガ32のような回転機能はない。
ホッパ16は、スクリュードリル41で形成した穴Hに投下する砕石Bを収容しており、ホッパ16の底部にはゲート17を備えている。また、ホッパ16から落下した砕石Bを転圧具51の直下に移動させるため、ホッパ16の下部にコンベア18を備えており、さらにコンベア18から落下した砕石Bを穴Hに誘導するため、斜め下方に延びるシュート19を備えている。シュート19の先端は、転圧具51に隣接しており、砕石Bの投下と突き固めを途切れることなく実施でき、作業時間の短縮に貢献する。
地盤改良装置10は、無限軌道を用いた走行手段12によって不整地を自在に移動できる。また走行手段12の上には旋回輪11を介してボディー13が載せられている。旋回輪11は、ボディー13全体を水平面上で回転させるためのもので、リーダマスト29の位置調整に使用する。ボディー13は、リーダマスト29やホッパ16などを載せる土台となるもので、内部にはエンジンや発電機や油圧ポンプやコンプレッサーなどが収容され、さらに、操作パネルや制御装置14などを備えている。なお無限軌道を用いた走行手段12や旋回輪11やボディー13などは、汎用品を流用している。
リーダマスト29は、アーム25の先端付近に打ち込まれたピン27で支持されており、ピン27を中心に揺動可能な構造である。またアーム25の上には、油圧で作動する倒伏シリンダ26を配置してあり、これを伸縮させることで、リーダマスト29の角度を自在に調整できる。そのほかリーダマスト29の上端には、水平に延びるブーム35を介して吊り具39を設けてあり、各種資材を吊り上げることができる。なおブーム35は、水平面上で自在に回転できる。
リーダマスト29を支持するアーム25は、ボディー13の上面から直接突出している訳ではなく、テーブル21の上面から突出している。テーブル21は単純な平面板で、ヒンジ22と調整シリンダ23を介してボディー13に搭載されており、調整シリンダ23を伸縮させることで、テーブル21とアーム25を介してリーダマスト29を傾けることができる。この機構は、地盤Gの傾斜や走行手段12の不等沈下により、ボディー13が横方向に傾いた場合でも、穴Hを垂直に形成するためのもので、ボディー13の傾きに応じて調整シリンダ23を作動させる。
軟弱な地盤Gは流動性が高く、埋め込まれたスクリュードリル41や転圧具51と密着しやすい。そのため、スクリュードリル41や転圧具51を地盤Gから引き抜く際、それらの下端付近で負圧が発生して、穴Hが崩壊する恐れがある。この事態を防ぐため、エアホース50から空気を送り込み、スクリュードリル41や転圧具51の先端部から外部に噴射している。エアホース50は、スクリュードリル41や転圧具51の上部に取り付けられ、スライダ31、36やリーダマスト29の移動に追従できる。なおエアホース50の上流側は、作図を省略しているが、ボディー13に収容されたコンプレッサーに接続されている。
スクリュードリル41や転圧具51から空気を噴射するタイミングは、地盤Gによって異なる。例えば、地下水が湧き出すような状態であれば、スクリュードリル41や転圧具51が地盤Gに入り込む間、常に圧縮空気を噴射して、地下水をできるだけ遠方に押し退け、穴H周辺の土砂の流動性を低下させ、崩壊までの時間を引き延ばす。これとは逆に、地盤Gが比較的安定している場合、エアホース50の上流側をコンプレッサーに接続することなく空中に開放して、スクリュードリル41や転圧具51の先端部から自然に空気を放出させる。
図2は、図1の地盤改良装置10を真上から見たものである。ボディー13は旋回輪11によって自在に回転可能で、しかもスクリュードリル41と転圧具51のそれぞれの中心は、旋回輪11の中心から等距離に配置してある。そのため、穴Hを形成した後、旋回輪11を所定の角度だけ回転させると、転圧具51を穴Hの真上に移動させることができる。
図2の上方は、スクリュードリル41で穴Hを形成する段階である。そして形成を終えると、旋回輪11を所定の角度だけ回転させて、図2の下方のように、転圧具51を穴Hの真上に移動させて突き固めを行う。なお、穴Hの形成から突き固めに移行する際、旋回輪11の回転角度は一定である。そのため、この角度をあらかじめ制御装置14に記憶させて、自動でボディー13を回転させることもできる。
図3は、図1の地盤改良装置10のリーダマスト29を倒伏させた状態を示している。地盤改良装置10を輸送する際は、スクリュードリル41と転圧具51を取り外した後、倒伏シリンダ26を縮めて、リーダマスト29を横倒しにして高さを抑制する。なおリーダマスト29を倒伏させることを考慮して、実際のホッパ16は、部分的に解体可能な構造としてある。
図4は、図1の地盤改良装置10を前面から見たもので、リーダマスト29を左側に傾けた状態を示している。本装置は不整地での使用を想定しており、リーダマスト29が直立するとは限らない。そこで、不等沈下などでボディー13が傾いた場合でも、正常な作業を実施できるよう、テーブル21などを組み込み、リーダマスト29の傾きを打ち消すことができる。テーブル21の上面からは、リーダマスト29を支持するアーム25が突出している。またテーブル21は、ヒンジ22と調整シリンダ23を介してボディー13に搭載されており、調整シリンダ23のストロークを変化させることで、テーブル21を一定の範囲で傾けることができる。図4の下方では、調整シリンダ23を延ばすことで、リーダマスト29を左側に傾けている。
図5は、図1の地盤改良装置10で地盤Gに穴Hを形成している状態を示している。スクリュードリル41を取り付けたスライダ31が上方に位置する際、オーガ32でスクリュードリル41を回転させ、次に昇降装置33を作動させて、スライダ31を徐々に下降させていく。そしてスクリュードリル41の先端が地盤Gに接触すると、昇降装置33をアイドリング状態にして、スクリュードリル41が自在に上下に移動できるようにする。そうすると、羽根44の先端が地盤Gに食い込んでいき、その推進力でスクリュードリル41が自立的に下降していく。これに伴い、胴体43によって周辺の土砂が水平方向に押し出されて、水分が絞り出される。
スクリュードリル41が所定の深さに到達すると、昇降装置33を作動させてスクリュードリル41を引き抜く。なおスクリュードリル41を引き抜く際は、エアホース50から圧縮空気を供給して、スクリュードリル41の先端部から外部に噴射して、負圧による穴Hの崩壊を防止する。また地質によっては、スクリュードリル41を下降させる際も、スクリュードリル41の先端部から圧縮空気を噴射して、地下水を押し退ける場合もある。そのほか、ホッパ16下のゲート17は作業中、常に開いており、砕石Bが自由に落下できるようにする。落下した砕石Bは、コンベヤ18の上面に積層していき、やがて不動状態となる。
図6は、図5の作業で地盤Gに穴Hが形成された状態を示している。穴Hの側周面には、水分が絞り出されて密度が上昇した改質域Cが形成され、穴Hが急速に崩壊することはない。なお地盤改良装置10は、無線で情報を送信するコントローラ15を用いて、遠隔操作が可能である。コントローラ15は、作業員が余裕で持ち運べる大きさで、走行手段12や旋回輪11など、一連の作業全てを操作可能で、ボディー13上に運転要員を搭乗させる必要はない。またボディー13には、コントローラ15からの電波を受信して各部に指令を送る制御装置14を組み込んである。そのため作業員は、コントローラ15を持ちながらリーダマスト29の近傍に立ち、転圧具51やシュート19などの位置を目視しながら調整可能で、一連の作業を一人だけで精度良く短時間に実施できる。
図7は、地盤Gに形成した穴Hに砕石Bを投下中の状態を示している。先の図6のように穴Hを形成した後、その中に砕石Bを投下する。その際は図2のように、旋回輪11を作動させて、転圧具51を穴Hの真上に移動させる。そしてコンベア18を作動させると、砕石Bが前方に移動してシュート19を滑り落ち、穴Hの中に入り込む。なおシュート19の先端は、転圧具51に隣接している。またコンベア18を作動させることで、ゲート17の直下に隙間が生じて、ホッパ16から砕石Bが落下する。
図8は、砕石Bを突き固めて石柱体Pを構築中の状態を示している。先の図7のように、砕石Bを投下した後、この図のように転圧具51を下方に移動させて、押圧体53を砕石Bの上面に衝突させて、突き固めを行う。突き固めが終わった砕石Bは、隙間が減少するほか、穴Hの下方や側周面に食い込んでいき、垂直荷重を受け止める石柱体Pが形成される。なお砕石Bを一度に大量投下すると、均等な突き固めが困難になる。そのため、一定量の砕石Bを投下して突き固めを行った後、一旦転圧具51を引き上げて、再び砕石Bを投下して、段階的に石柱体Pを形成していく。そのほか砕石Bを突き固める際も、負圧の防止や地下水の押し退けのため、エアホース50から圧縮空気を供給して、押圧体53の先端部から外部に噴射することがある。
図9は、地盤Gに形成した穴Hに杭Sを埋め込む場合を示している。地盤Gにある程度の支持力がある場合、砕石Bではなく杭Sを埋め込むこともできる。杭Sは、図8の石柱体Pと同様、高密度に埋め込むため、作用する圧縮荷重は限定される。そのため、間伐材を加工した簡素な物を使用可能で、森林資源の有効活用に貢献できる。なお杭Sは、吊り具39を用いて、円滑に穴Hに埋め込むことができる。吊り具39は、ブーム35を回転させることで位置を自在に調整でき、玉掛け時の作業スペースを確保しやすい。そのほか、杭Sを地盤に押し込む転圧具55は、これまでの各図に示したものとは形状が異なり、その押圧体56は杭Sに適した冠形で、杭Sの上部を無理なく拘束できる。
図10は、地盤Gに石柱体Pを形成して、その上に建造物を構築した状態を示している。砕石Bを突き固めた石柱体Pは、一定の間隔で敷地全体に形成されており、その上にコンクリート製の基礎が載せられている。石柱体Pは、耐力に乏しい腐植土を貫通して、十分な強度を有する粘性土に到達しているため、建造物は、腐植土の影響を受けることなく安定して支持される。なお石柱体Pは天然由来であり、後年、建造物を撤去する場合でも、そのまま放置できる。
図11は、本発明で使用するスクリュードリル41の形状例を示している。スクリュードリル41は、円筒状の胴体43と、その側周面に接合された羽根44などから構成され、胴体43は、地盤Gの中で土砂を水平方向に押し出す機能を有し、先端部分は先細り状に形成され、無理なく地盤Gを押し出すことができる。また羽根44は、胴体43の側周面全体を螺旋状に取り巻くように接合され、地盤Gに食い込むことで上下方向の推進力を発生する。なお羽根44は、土砂を地上にすくい上げることを想定していない。そのため羽根44の突出長さは、胴体43の最大直径に対して20分の1から10分の1程度としてある。さらに胴体43の上には、回転力を受けるため、円柱状の中心軸42が突出している。スクリュードリル41の全長は、諸条件によって異なるが、1メートルから6メートル程度となる。
スクリュードリル41を地盤Gに埋め込んだ後、地上に引き抜く際、胴体43の先端付近の圧力が低下して、穴Hが崩壊する恐れがある。これを防ぐため、胴体43の先端付近には、ビット47を組み込んである。ビット47は、キノコを上下反転させたような円錐形で、その石突きの部分を胴体43の先端面に差し込んであり、ビット47全体が一定の範囲で軸線方向に移動可能な構造となっている。また石突きの部分の側周面には、排気口46を形成してある。排気口46は、反対側に貫通しており、さらに中央部分が胴体43内部と連通しており、空気を取り入れることができる。そのほか、ビット47が下方に移動すると、胴体43とビット47との境界に環状溝48が形成され、その奥面に排気口46が現れる。
スクリュードリル41を地盤Gに潜り込ませていく際は、土圧でビット47が後退して、環状溝48が消失する。しかしスクリュードリル41を地盤Gから引き抜いていく際は、ビット47が下方に移動して、環状溝48の奥面に排気口46が現れ、地盤G内に空気を供給して、圧力の低下を防止する。なお環状溝48を設けることで、空気を側周面全体に均等に供給することができる。そのほか中心軸42の上面には、胴体43の内部に空気を送り込むため、継ぎ手45をねじ込んであり、その上部にエアホース50を取り付ける。継ぎ手45の上半分は、スクリュードリル41が回転している際も不動であり、エアホース50がねじれることはない。
地下水位の高い地盤Gにスクリュードリル41を潜り込ませていく際は、地下水を押し退けるため、地下水圧に打ち勝つ圧縮空気を噴射することがある。その場合、胴体43の内圧を高めて強制的にビット47を押し出し、排気口46を露出させる。なお、地盤Gに空気を供給する機能は、スクリュードリル41のほか、転圧具51にも設けることがある。また条件によっては、エアホース50を用いて強制的に空気を供給するのではなく、スクリュードリル41や転圧具51の内部を開放した自然通気とすることもある。
10 地盤改良装置
11 旋回輪
12 走行手段(無限軌道)
13 ボディー
14 制御装置
15 コントローラ
16 ホッパ
17 ゲート
18 コンベア
19 シュート
21 テーブル
22 ヒンジ
23 調整シリンダ
25 アーム
26 倒伏シリンダ
27 ピン
29 リーダマスト
31 スライダ(スクリュードリル側)
32 オーガ
33 昇降装置(スクリュードリル側)
34 チェーン
35 ブーム
36 スライダ(転圧具側)
37 クランパ
38 昇降装置(転圧具側)
39 吊り具
41 スクリュードリル
42 中心軸
43 胴体
44 羽根
45 継ぎ手
46 排気口
47 ビット
48 環状溝
50 エアホース
51 転圧具
52 支持軸
53 押圧体
55 転圧具(押圧体が冠形)
56 押圧体(冠形)
B 砕石
C 改質域
G 地盤
H 穴
P 石柱体
S 杭

Claims (4)

  1. スクリュードリル(41)で地盤(G)に穴(H)を形成して、該穴(H)に砕石(B)や杭(S)を埋め込み、これらを転圧具(51、55)で押圧する地盤改良装置で、
    不整地を自在に移動可能な走行手段(12)と、該走行手段(12)に載るボディー(13)と、直立可能なリーダマスト(29)と、該リーダマスト(29)に沿って移動可能な二個のスライダ(31、36)と、該スライダ(31、36)を個別に駆動する昇降装置(33、38)と、一方のスライダ(31)と一体化して前記スクリュードリル(41)を回転させるオーガ(32)と、他方のスライダ(36)と一体化して前記転圧具(51、55)を保持するクランパ(37)と、前記穴(H)に埋め込む前記砕石(B)を収容するホッパ(16)と、を備え、
    前記スクリュードリル(41)は、円筒状の胴体(43)と、該胴体(43)の側周面を螺旋状に取り巻く羽根(44)と、前記胴体(43)の後端から突出して前記オーガ(32)に差し込まれる中心軸(42)と、からなり、
    前記転圧具(51、55)は、前記砕石(B)または前記杭(S)と衝突する押圧体(53、56)と、該押圧体(53、56)の後端から突出して前記クランパ(37)で保持される支持軸(52)と、からなり、
    前記リーダマスト(29)は、前記ボディー(13)に据え付けられたアーム(25)の先端に配置したピン(27)を中心として、倒伏可能であることを特徴とする地盤改良装置。
  2. 前記走行手段(12)と前記ボディー(13)との間には、該ボディー(13)全体を自在に回動可能な旋回輪(11)を備え、
    前記中心軸(42)と前記支持軸(52)は、前記旋回輪(11)の回転中心から等距離に配置してあることを特徴とする請求項1記載の地盤改良装置。
  3. 前記リーダマスト(29)の上部には、前記杭(S)等を吊り上げ可能な吊り具(39)を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の地盤改良装置。
  4. 前記オーガ(32)等、各可動部を遠隔操作するため、可搬性を有するコントローラ(15)を備えていることを特徴とする請求項1、2または3記載の地盤改良装置。
JP2012031972A 2012-02-16 2012-02-16 地盤改良装置 Active JP5622759B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012031972A JP5622759B2 (ja) 2012-02-16 2012-02-16 地盤改良装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012031972A JP5622759B2 (ja) 2012-02-16 2012-02-16 地盤改良装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013167116A true JP2013167116A (ja) 2013-08-29
JP5622759B2 JP5622759B2 (ja) 2014-11-12

Family

ID=49177708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012031972A Active JP5622759B2 (ja) 2012-02-16 2012-02-16 地盤改良装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5622759B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015132071A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 前田建設工業株式会社 地盤改良工
CN112267462A (zh) * 2020-10-22 2021-01-26 韦立有 一种基站建设的选择与布局方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03262807A (ja) * 1990-03-12 1991-11-22 Chizaki Kogyo:Kk リモートコントロール振動ローラ
JPH0931961A (ja) * 1995-07-24 1997-02-04 Toyo Constr Co Ltd ロッドコンパクション工法およびその装置
JP2002129564A (ja) * 2000-10-20 2002-05-09 Copros Co Ltd 立坑用ケーシングの圧入引抜装置
JP2006016860A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Gosei Kogyo:Kk 地盤の改良方法と、それに使用するスクリュードリルと転圧パイプ
JP2009091801A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Japan Pile Corp アースドリル機と杭打ち機とを併用した埋込み杭工法
JP2009114628A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd リーダと杭打用アタッチメント

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03262807A (ja) * 1990-03-12 1991-11-22 Chizaki Kogyo:Kk リモートコントロール振動ローラ
JPH0931961A (ja) * 1995-07-24 1997-02-04 Toyo Constr Co Ltd ロッドコンパクション工法およびその装置
JP2002129564A (ja) * 2000-10-20 2002-05-09 Copros Co Ltd 立坑用ケーシングの圧入引抜装置
JP2006016860A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Gosei Kogyo:Kk 地盤の改良方法と、それに使用するスクリュードリルと転圧パイプ
JP2009091801A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Japan Pile Corp アースドリル機と杭打ち機とを併用した埋込み杭工法
JP2009114628A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd リーダと杭打用アタッチメント

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015132071A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 前田建設工業株式会社 地盤改良工
CN112267462A (zh) * 2020-10-22 2021-01-26 韦立有 一种基站建设的选择与布局方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5622759B2 (ja) 2014-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN113006042B (zh) 一种建筑垃圾土地层大型水工构筑物地基加固施工工艺
JP6103575B2 (ja) 場所打ち杭施工装置及び場所打ち杭施工方法
CN102733433A (zh) 挖坑立杆一体机
JP5622759B2 (ja) 地盤改良装置
CN109083591B (zh) 一种钻孔灌注桩桩身与桩帽一体化钻进成孔方法
TW200811339A (en) Compactor and method of operation
KR101358622B1 (ko) 일정주기의 수직 임팩트 다짐 쇄석말뚝 시공 장비 및 이를 이용한 쇄석말뚝 시공 방법
CN210289811U (zh) 一种吊车外挂式锚杆钻机
JP2016132909A (ja) 現場造成杭の構築装置および現場造成杭の構築方法
CN213476867U (zh) 一种预制管桩植入装置
CN116695721A (zh) 一种模块化多装置基坑开挖支护方法及其装备系统
CN207484447U (zh) 一种素土挤密桩设备
JP6088093B1 (ja) 低空頭掘削機及び低空頭掘削機における水平フレームの高さ位置調整方法
CN102587350B (zh) 一种插板机插板工作装置
CN214401726U (zh) 用于湿陷性黄土地基的夯点布置装置
CN216379481U (zh) 一种土木施工用地基振捣设备
CN209779609U (zh) 一种水下栈桥钢管桩嵌岩施工装置
JP2009203750A (ja) 掘削装置と掘削方法
TW201200684A (en) Method of static pressure rotary cutting and implantation for underground structures
CN210714049U (zh) 一种智能电杆栽培装置
CN211644368U (zh) 一种人工挖孔桩吊桶提升装置
JP2013204404A (ja) 鋼管杭の構築方法
CN209941660U (zh) 地基强夯置换联合强夯补强结构
RU2465388C1 (ru) МОЛОТОВАЯ ТРАМБОВКА КОЛЕСНИКОВА "МолтраК"
CN202227981U (zh) 快速成桩装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131022

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20140205

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140922

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5622759

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250