JP2013165138A - 導電性フィルム貼付装置及び太陽電池モジュール組立装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小片に切断した導電性フィルムを安定して吸着してセル又は電線に貼り付けることができる導電性樹脂の貼り付け装置及び太陽電池モジュール組立装置を提供する。
【解決手段】導電層と導電層に重ねられたセパレータとを有する導電性フィルム3を小片に切断して、導電層を太陽電池セルもしくは電線に貼り付けるものであり、俎板部材と、カッター部材135と、押圧機構138と、貼付ヘッド133とを備える。カッター部材135は、俎板部材との間に導電性フィルム3を挟んで小片に切断する複数の切り刃135bを有する。押圧機構138は、カッター部材135により小片に切断されて複数の切り刃135bに付着した導電性フィルム3の導電層側を押圧する。貼付ヘッド133は、押圧機構138により押圧された導電性フィルム3のセパレータ側を吸着し、吸着した導電性フィルム3の導電層を太陽電池セルもしくは電線に貼り付ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、導電性フィルムを小片に切断して導電性フィルムの導電性樹脂を太陽電池セルの表裏面に貼りつける導電性フィルム貼付装置及びこれを用いた太陽電池モジュール組立装置に関する。
例えば、結晶系太陽電池モジュール組立工程は、単結晶太陽電池、多結晶太陽電池などの結晶系太陽電池の結晶セル基板(以下、単に「セル」と略す)を配線部材と接続し一連の太陽電池回路とする工程と、保護シートなどで封止して外部端子を取り付ける工程を有する。
セルに配線部材を接続する方法としては、従来からはんだ付けが広く用いられている。鉛入りはんだは、良導体であり一定の強度と耐環境の信頼性を有する。しかし、近年の環境保護の観点から、鉛フリーはんだを採用することが考えられており、この鉛フリーはんだを採用した場合は、熱膨張差により接続の精度が低くなり、信頼性の低下が問題となっていた。
そこで、導電性フィルムもしくは異方性導電フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)を用いて電線とセルの接続を行うことで、熱膨張差による信頼性低下の回避を図る方法が知られている(特許文献1参照)。
一方、異方性導電フィルムは高価なため、電流密度の低い薄膜系太陽電池配線長の全域に異方性導電フィルムを設けずに、配線の所々に設ける方式(小片貼り)で異方性導電フィルムの使用量を減らす方法が提案されている(特許文献2参照)。
特開2008−300403号公報 WO2008/152865号パンフレット
導電性フィルムもしくは異方性導電フィルムは、粘着性を有する導電層と、導電層の一方の面に重ねられるセパレータを備えている。導電性フィルムもしくは異方性導電フィルムを用いて電線とセルの接続を行う場合は、まず、導電性フィルムもしくは異方性導電フィルムの導電層側をセル又は電線に貼り付ける。その後、導電性フィルムもしくは異方性導電フィルムからセパレータを剥離する。
特許文献2には、点状(小片)の導電性フィルム(異方性導電性テープであることが好ましい)をセルに貼り付ける例が開示されている。しかし、点状(小片)の導電性フィルムを貼り付ける方法については開示されていない。生産性良く小片状の導電性フィルムをセルに貼り付けるには、導電性フィルムを小片に切断し、切断した小片のフィルムを保持してセル上の貼付位置まで搬送する必要がある。このため、小片に切断した導電性フィルムを安定して吸着する技術の開発が望まれている。
本発明の目的は、上記従来技術における実情を考慮し、小片に切断した導電性フィルムを安定して吸着してセル又は電線に貼り付けることができる導電性樹脂の貼り付け装置及びこれを用いた太陽電池モジュール組立装置を提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の導電性フィルム貼付装置は、導電層と前記導電層に重ねられたセパレータとを有する導電性フィルムを小片に切断して、前記導電層を太陽電池セルもしくは電線に貼り付けるものであり、俎板部材と、カッター部材と、押圧機構と、貼付ヘッドとを備える。
カッター部材は、俎板部材との間に導電性フィルムを挟んで小片に切断する複数の切り刃を有する。
押圧機構は、カッター部材により小片に切断されて複数の切り刃に付着した導電性フィルムの導電層側を押圧する。
貼付ヘッドは、押圧機構により押圧された導電性フィルムのセパレータ側を吸着し、吸着した導電性フィルムの導電層を太陽電池もしくは電線に貼り付ける。
また、本発明の太陽電池モジュール組立装置は、導電性フィルム貼付ユニットと、導電性フィルムのセパレータ剥離ユニットと、圧着ユニットとを備える。
導電性フィルム貼付ユニットは、導電層と、前記導電層の一方の面に重ねられたセパレータとを有する導電性フィルムを太陽電池セルもしくは電線に貼り付ける。
導電性フィルムのセパレータ剥離ユニットは、太陽電池セルもしくは電線に貼り付けられた導電性フィルムからセパレータを剥離する。
圧着ユニットは、導電層を介して太陽電池セルと電線とを圧着する。
そして、導電性フィルム貼付ユニットには、上述の導電性フィルム貼付装置を用いる。
本発明の導電性フィルム貼付装置及び太陽電池モジュール組立装置は、導電性フィルムをカッター部材と俎板部材で挟んで小片に切断する。小片に切断された導電性フィルムは、導電層の粘着力によりカッター部材の複数の切り刃に付着し、複数の切り刃間に配置される。そして、押圧機構が、複数の切り刃間に配置された導電性フィルムの導電層側を押圧する。これにより、導電性フィルムがセパレータ側に変位し、導電性フィルムのセパレータ側が貼付ヘッドに近づく。その結果、貼付ヘッドによって導電性フィルムを安定して吸着することができる。
上記構成の本発明の導電性フィルム貼付装置及び太陽電池モジュール組立装置によれば、小片に切断した導電性フィルムを安定して吸着してセル又は電線に貼り付けることができる。
本発明の太陽電池モジュール組立装置の一実施形態例の全体構成の概略を示す平面図である。 本発明の太陽電池モジュール組立装置の一実施形態例におけるセル供給ユニット、導電性フィルム貼付装置(導電性フィルム貼付ユニット)、セパレータ剥離ユニット及び予熱及び仮圧着ユニットを示す正面図である。 本発明の導電性フィルム貼付装置の第1の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の太陽電池モジュール組立装置の一実施形態例における導電性フィルム貼付ヘッドが切断された導電性フィルムを吸着する工程を説明する説明図である。 本発明の導電性フィルム貼付装置における押圧機構の第1の実施形態例が切断された導電性フィルムを押圧する状態を説明する説明図である。 本発明の太陽電池モジュール組立装置の一実施形態例における導電性フィルム貼付ヘッドが導電性フィルムをセルの表と裏の規定位置に貼り付ける工程を説明する説明図である。 本発明の太陽電池モジュール組立装置の一実施形態例におけるセパレータ剥離ユニットの側面図である。 図7に示すセパレータ剥離ユニット装置の一実施形態例における剥離部の正面図である。 本発明の導電性フィルムのセパレータ剥離装置の一実施形態例における剥離部の縦断面図である。 本発明の導電性フィルムのセパレータ剥離装置の一実施形態例における付勢部材の平面図である。 本発明の太陽電池モジュール組立装置の一実施形態例に係るセパレータ剥離装置の動作を説明する説明図である。 本発明の太陽電池モジュール組立装置の一実施形態例に係るセパレータ剥離装置にすくい角が設けられている場合の説明図である。 本発明の導電性フィルム貼付装置の押圧機構の第2の実施形態例を説明する説明図である。 本発明の導電性フィルム貼付装置の押圧機構の第3の実施形態例を説明する説明図である。 本発明の太陽電池モジュール組立装置によって組み立てる太陽電池セルストリングの構造の例を示す斜視図である。
以下、本発明の太陽電池モジュール組立装置の実施形態例を図1〜図14を用いて説明するが、その際の理解を助けるため、代表的な結晶系太陽電池セル(以下、簡易的に「セル」という)のセルストリング4の構造を、図15を用いて説明する。
[セルストリング]
図15に示すセル1は、表裏に電極パターン1a(図11参照)を有している。このセル1の表裏には、電線2が4本貼り付けられている。各セル1の表裏への4本の電線の貼り付けは、各電線2それぞれの数カ所(一例としては8箇所)に、図示しない導電性フィルムを貼り付けて行われる。
セルストリング4は、例えば10枚のセル1が電線2によって接続されて構成される。太陽電池モジュールは、複数のセルストリング4と、複数のセルストリング4を挟む透過ガラス及びバックシートを備える。
図15に示すセルストリング4は、4本の電線を用いてセル1間を接続して構成されているが、セル1の枚数、電線2の本数、導電性フィルムの枚数や長さは、太陽電池モジュールの設計によって決定すべき事項である。すなわち、本発明に係るセルストリングにおいて、電線2の本数を変えることや、接続箇所を表裏で別に定めるなどの変更を自在に行えることは勿論である。
[太陽電池モジュール組立装置]
次に、太陽電池モジュール組立装置について、図1を参照して説明する。
図1は、太陽電池モジュール組立装置の実施形態例(以下、「本例」という)の全体構成を示した平面図である。
本例の太陽電池モジュール組立装置100は、図1の下段の左側から順に、電線供給ユニット101と、電線矯正ユニット102と、電線切断ユニット104が配置されている。また、図1の上段部には、導電性フィルム3(図2参照)をセル1に一括して貼り付ける処理を行うユニットとして、セル供給ユニット105、導電性フィルム貼付ユニット(導電性フィルム貼付装置)103、セパレータ剥離ユニット106が配置されている。
さらに、図1の下段の右側(後方)には、セル1に電線2を接合して予熱する予熱及び仮圧着ユニット107と、セル1と電線2を圧着する本圧着ユニット108と、本圧着されたセル1を冷却する冷却ユニット109が配置される。また、冷却ユニット109の隣には、連鎖状に接続されたセルストリング4(図15参照)を冷却ユニット109から引き出して次工程120に引き渡すための移載装置110が配置されている。
上述のように構成された太陽電池モジュール組立装置100では、まず、電線供給ユニット101から不図示の電線が供給され、電線矯正ユニット102によって電線輸送時に生じた歪みが矯正される。すなわち、電線供給ユニット101から送られる扁平な電線は、例えば、不図示のリールに巻回されているため、湾曲するように変形する復元力を有している。そこで、電線矯正ユニット102は、この復元力によって扁平な電線に生じた巻き癖を強制的に取り除くための機構を有している。
図1では、電線矯正ユニット102の具体的構成は示されていないが、電線矯正ユニット102では、例えば、2個の送りローラの間に電線の湾曲に抗してダンサーローラを配置し、電線の復元力に抗して電線に適切なテンションを与えるようにする。つまり、電線矯正ユニット102では、このテンションを保ちながら、電線に生じた巻き癖を矯正する。
電線矯正ユニット102で巻き癖が矯正された電線は、電線切断ユニット104に送られる。電線切断ユニット104は、電線をセルの長さの整数倍(ここでは略2倍)の長さに切断する。なお、この電線切断ユニット104では、ユニット内に引き込んだ電線の先端をチャックで受け取って、不図示の切断刃により、上下から電線を切断している。
一方、セル1(図2参照)は、トレイに積層された状態でセル供給ユニット105から供給され、導電性フィルム貼付ユニット103に搬送される。導電性フィルム貼付ユニット103は、供給されたセル1の予め規定された箇所に、複数個に切り離された導電性フィルム3(図2参照)の小片(以下、この小片も含めて「導電性フィルム」という)を一括して貼り付ける。
導電性フィルム3は、粘着性及び導電性を有する導電層と、この導電層の一方の面に重ねられたセパレータ(剥離紙)とを有しており、導電層とセパレータとが接着した状態でセル1に貼り付けられる。その後、導電性フィルム3が貼り付けられたセル1は、セパレータ剥離ユニット106に送られる。セパレータ剥離ユニット106は、セル1に貼り付けられた導電性フィルム3からセパレータのみを剥離する。
導電性フィルム3のセパレータが除去されたセル1は、その状態で予熱及び仮圧着ユニット107に送られる。そして、予熱及び仮圧着ユニット107では、セパレータ剥離ユニット106から送られたセル1と電線切断ユニット104で切断された電線2とが接合され、予熱及び仮圧着される。
本圧着ユニット108では、電線2とセル1が一体になった状態で熱圧着され、順次、冷却ユニット109に連鎖状のセルストリング4(図15参照)として引き出される。その後、セルストリング4は、移載装置110により次工程120に引き渡される。
次に、セル供給ユニット105、導電性フィルム貼付ユニット103について、図2を参照して説明する。
図2は、セル供給ユニット105、導電性フィルム貼付ユニット103、セパレータ剥離ユニット106及び予熱及び仮圧着ユニット107を示す正面図である。
図2に示すように、セル供給ユニット105は、セル1が複数枚積層されるセルトレイ151と、エレベータ152と、吸着ヘッド153と、移載機構154を備えている。
セルトレイ151は、エレベータ152により最上面のセル1の表面の高さが一定になるように保たれている。つまり、最上面のセル1は、吸着ヘッド153により吸着され、移載機構154により1枚ずつ導電性フィルム貼付ユニット103に運ばれる。このとき、最上面のセル1が移載機構154により運ばれると、エレベータ152が上昇する。これにより、セルトレイ151における最上面のセル1の表面の高さは、常に一定になるように制御される。
導電性フィルム貼付ユニット103は、テープ状の導電性フィルム3を送り出す送りローラ131と、セル1に導電性フィルム3を貼り付ける8個(上下で16個)の導電性フィルム貼付ヘッド133と、8個の導電性フィルム貼付ヘッド133をそれぞれ移動させるための駆動機構134と、駆動機構134を介して導電性フィルム貼付ヘッド133を上下動させる貼付ヘッド昇降機構(不図示)とを備えている。これらの具体的な動作については、図3〜図6に基づいて後述する。
[導電性フィルム貼付装置]
次に、導電性フィルム貼付装置の第1の実施形態例である導電性フィルム貼付ユニット103について、図3を用いて説明する。
図3は、導電性フィルム貼付ユニット103における導電性フィルム貼付ヘッド133及びその周辺の部材を示す斜視図である。
図3Aに示すように、導電性フィルム3は送りローラ131で所定の長さ分だけ移送され、9個の切り刃135bを有するカッター部材135と俎板部材136の間に挿入される。この段階で後述する昇降機構137(図4参照)によりカッター部材135が上昇し、導電性フィルム3は、俎板部材136と切り刃135bに挟まれてフルカットされる。
カッター部材135は、略直方体状に形成されたベース部135aと、ベース部135aの上面に設けられた9個の切り刃135bを有している。なお、切り刃の数は、1回の切断で得たい導電性フィルム3の小片の数に応じて適宜決定する。
俎板部材136のカッター部材135に対向する面には、カッター部材135の9個の切り刃が挿入される溝部136a(図4参照)を有している。
切り刃135bと俎板部材136で導電性フィルム3を挟んで切断するとき、粘着性を有する導電層3bが切り刃135bに対向しているため、導電層3bが切り刃135bの側面に粘着する。したがって、フルカットされた導電性フィルム3の8つの小片は、ばらばらにならずに、9個の切り刃135b間に配置され、9個の切り刃135bに付着する。なお、本例の切り刃135bは、エッチング加工によりベース部135aと一体に形成されている。
その後、図3Bに示すように、カッター部材135の切り刃135bは、フルカット状態の導電性フィルム3を保持して導電性フィルム貼付ヘッド133の下部に移動する。そして、導電性フィルム貼付ヘッド133を不図示の駆動機構により下降させ、導電性フィルム貼付ヘッド133により導電性フィルム3の8つの小片を吸着する。この吸着の動作については、図4に基づいて詳述する。
次に、導電性フィルム3を導電性フィルム貼付ヘッド133によって吸着する工程について、図4及び図5を用いて説明する。
図4は、切断された導電性フィルム3を導電性フィルム貼付ヘッド133で吸着する工程を説明する説明図である。
図4では、セル1の表面と裏面に導電性フィルム3を貼り付ける例を示している。そのため、導電性フィルム3、カッター部材135、導電性フィルム貼付ヘッド133、及び導電性フィルム貼付ヘッド133の駆動機構134(以下、簡単に「駆動機構134」という)がそれぞれ2個示されている。
図4に示す状態では、上方と下方に配置された導電性フィルム貼付ヘッド133間に2つのカッター部材135が配置されている。つまり、セル1(図6参照)は、まだ導電性フィルム貼付ヘッド133間に挿入されていない。
導電性フィルム貼付ヘッド133は、細長い棒状に形成されている。この導電性フィルム貼付ヘッド133の先端部には、真空吸着孔133a(図5参照)が設けられており、この真空吸着孔133aから空気が吸引されることで、導電性フィルム3を吸着できるように構成されている。本例では、8個の導電性フィルム貼付ヘッド133を設けている。
駆動機構134は、摺動部材134aと、ガイドレール134bと、駆動部材134cと、ガイド部材134dから構成されている。摺動部材134aは、8個の導電性フィルム貼付ヘッド133のそれぞれに連結されており、ガイドレール134bは、摺動部材134aを横軸方向に案内する。駆動部材134cは、摺動部材134aをガイドレール134bに沿って移動させ、ガイド部材134dは、駆動部材134cをガイドする。
カッター部材135は、昇降機構137によって上下動する。カッター部材135が上下動することにより、9個の切り刃135bは、8個設けられた導電性フィルム貼付ヘッド133の各ヘッド間に挿入される。
本例では、昇降機構137として、2つのカッター部材135間で回転するカムを用いている。しかし、本発明に係るカッター部材を昇降させる機構は、カム以外にも、例えば、シリンダ機構など台座を上下動させることができる機構を適用することが可能である。
図4に示すように、導電性フィルム3は、カッター部材135の切り刃135bに保持されて2つの導電性フィルム貼付ヘッド133間に移送される。
次に、上側の導電性フィルム貼付ヘッド133が下降し、下側の導電性フィルム貼付ヘッド133が上昇して上述した真空吸着孔133a(図5参照)からの吸引で導電性フィルム3のセパレータ3a側を吸着する。このとき、後述する押圧機構138が、導電性フィルム3の導電層3b側を押圧する。
[押圧機構]
次に、導電性フィルム貼付ユニット103の押圧機構138について、図5を参照して説明する。
図5は、導電性フィルム貼付ユニット103における押圧機構138が小片に切断された導電性フィルム3を押圧する状態を説明する説明図である。図5Aは、カッター部材135を複数の切り刃135bと交差する方向に切断した説明図であり、図5B及び図5Cは、カッター部材135を複数の切り刃135bと平行な方向に切断した説明図である。
図5に示すように、導電性フィルム貼付ユニット103の押圧機構138は、回動部材139と、回動部材139を回動させる回動力付与部から構成されている。回動部材139は、プレート139aと、プレート139aから突出する8個のアーム片139bを有している。
回動部材139のプレート139aは、略長方形に形成されている。このプレート139a上面における一方の長辺側には、係合突部139cが形成されている。この係合突部139cは、導電性フィルム貼付ヘッド133に設けられた不図示の押圧片により押圧される。また、係合突部139cは、回動軸139dによってカッター部材135のベース部135aに回動可能に軸支されている。
回動部材139の8個のアーム片139bは、プレート139aの他方の長辺側の側部に連続してプレート139aと平行な方向に突出している。8個のアーム片139bは、それぞれカッター部材135の9個の切り刃135b間に配置されている。アーム片139bの先端部は、カッター部材135の切り刃135bに付着した導電性フィルム3の小片を押圧する。このアーム片139bは、適度な弾力性を有している。そのため、アーム片139bが導電性フィルム3を過度に押しつぶすことはない。
また、回動部材139は、不図示の付勢部材によって付勢されており、アーム片139bの先端部がプレート139aの一方の長辺側よりも下方に位置している。これにより、カッター部材135の9個の切り刃135bと俎板部材136によって導電性フィルム3を切断するときに、アーム片139bが導電性フィルム3に干渉することがなく、導電性フィルム3の切断を妨げない。
なお、付勢部材としては、弾性力を発揮して回動部材139を付勢するものであればよく、例えば、板ばね、ぜんまいばね、コイルばね、ゴム、空気ばねなどを採用することができる。
回動力付与部は、導電性フィルム貼付ヘッド133に設けられた不図示の押圧片と、駆動機構134(図4参照)を介して導電性フィルム貼付ヘッド133を昇降させる貼付ヘッド昇降機構(不図示)から構成されている。つまり、貼付ヘッド昇降機構が導電性フィルム貼付ヘッド133を下降させて、導電性フィルム貼付ヘッド133に設けた押圧片が回動部材139の係合突部139cを押圧する。これにより、回動部材139が付勢部材の付勢力に抗して回動し、アーム片139bの先端部が上昇する。
[押圧機構の動作]
次に、押圧機構138の動作について図5を参照して説明する。
カッター部材135の切り刃135bにより小片に切断された導電性フィルム3は、俎板部材136と切り刃135bの間で挟まれた結果、図5Aに示すように、中央部分が図中下側(切り刃135bの根元側)に湾曲することが多い。これにより、導電性フィルム貼付ヘッド133を導電性フィルム3の小片に単に近接させて吸引しても、導電性フィルム貼付ヘッド133が導電性フィルム3の小片を吸着できないことがある。
例えば、導電性フィルム貼付ヘッド133に導電性フィルム3を吸着させるためには、導電性フィルム貼付ヘッド133と導電性フィルム3との間の距離を短くすることが考えられる。しかし、この場合は、導電性フィルム貼付ヘッド133の移動を高精度に行わなければ、導電性フィルム貼付ヘッド133がカッター部材135の切り刃135bに干渉することがある。その結果、切り刃135b又は導電性フィルム貼付ヘッド133の破損を招く。
また、導電性フィルム貼付ヘッド133に導電性フィルム3を吸着させるためには、導電性フィルム貼付ヘッド133の吸引力を上げることが考えられる。しかし、導電性フィルム貼付ヘッド133が細く、真空吸着孔133aが小さいため、吸引力を上げることは難しい。
そこで、本例では、押圧機構138を用いて導電性フィルム3の湾曲を解消し、導電性フィルム貼付ヘッド133の吸引力を上げずに、導電性フィルム3を安定して吸着する。
カッター部材135の切り刃135bに付着した導電性フィルム3の小片は、2つの導電性フィルム貼付ヘッド133間に移送される(図4参照)。
次に、上側の導電性フィルム貼付ヘッド133が下降し、下側の導電性フィルム貼付ヘッド133が上昇する。これにより、導電性フィルム貼付ヘッド133は、カッター部材135の切り刃135bに付着した導電性フィルム3の小片に接近する(図5A及び図5B参照)。
導電性フィルム貼付ヘッド133が導電性フィルム3の小片に接近すると、導電性フィルム貼付ヘッド133に設けた押圧片(不図示)が回動部材139の係合突部139cを押圧する(図5B参照)。これにより、回動部材139におけるアーム片139bの先端部が上方(導電性フィルム3側)に変位する。そして、導電性フィルム貼付ヘッド133が停止位置に配置されると、アーム片139bの先端部が導電性フィルム3における導電層3b側の中央部分(湾曲部分)を押圧する(図5C参照)。
アーム片139bの先端部に押圧された導電性フィルム3の中央部分は、導電性フィルム貼付ヘッド133側に押し上げられ、導電性フィルム貼付ヘッド133に接近する。その結果、導電性フィルム貼付ヘッド133は、導電性フィルム3の小片を安定して吸着することができる。
このように、本例では、回動部材139を回動させる回動力付与部として独立したアクチュエータを設けずに、導電性フィルム貼付ヘッド133の駆動力を利用した。これにより、導電性フィルム貼付ヘッド133と回動部材139の動作を同期させるための複雑な制御が必要ない。また、部品点数を削減することができ、装置を小型化することができる。
なお、本発明に係る回動付与部としては、独立したアクチュエータを用いて構成してもよい。独立したアクチュエータとしては、例えば、モータ、エアシリンダ、ソレノイド等を挙げることができる。
次に、導電性フィルム貼付ヘッド133に吸着された導電性フィルム3がセル1に貼り付けられるまでの動作を、図6に基づいて説明する。
図6は、導電性フィルム3をセル1の表と裏の規定位置に貼り付ける工程を説明する説明図である。
図6に示すように、導電性フィルム3の小片を吸着した各導電性フィルム貼付ヘッド133は、駆動機構134における駆動部材134cと摺動部材134aの協働動作により、セル1の幅全体に亘って略均一に広げられる。そして、セル1は、上下に対向する導電性フィルム貼付ヘッド133間に搬送される。
次に、駆動機構134が昇降し、各導電性フィルム貼付ヘッド133は、導電性フィルム3の導電層3bをセル1の表面及び裏面に押圧する。これにより、導電性フィルム3は、セル1の表面及び裏面の規定された位置に貼り付けられる。なお、導電性フィルム3が貼り付けられるセル1上の規定位置は、予熱及び仮圧着ユニット107(図1参照)において、電線2が重ねられる位置である。
続いて、各導電性フィルム貼付ヘッド133の真空吸着孔からの吸引を止め、駆動機構134を昇降させて、各導電性フィルム貼付ヘッド133をセル1から引き離す。これにより、セパレータ3aと導電層3bを有する導電性フィルム3のセル1への貼り付けが完了する。導電性フィルム3が貼り付けられたセル1は、セパレータ剥離ユニット106(図1参照)に送られる。
導電性フィルム3のセル1への貼り付けが行われるとき、カッター部材135は、昇降機構137とともに、俎板部材136の位置まで退避される。そして、カッター部材135の切り刃135bと俎板部材136との間には、次にフルカットを施す導電性フィルム3が挿入される。
導電性フィルム貼付ユニット103において、セル1に貼り付けられた導電性フィルム3は、導電層3bにセパレータ3aが付着した状態になっている。そのため、セル1と電線2を接合(仮圧着)する前に、導電性フィルム3からセパレータ3aを除去する必要がある。
[セパレータ剥離ユニット]
次に、セパレータ剥離ユニット106の構成について、図7を参照して説明する。
図7は、セパレータ剥離装置の一実施形態例を示すセパレータ剥離ユニット106の側面図である。
図7に示すように、セパレータ剥離ユニット106は、供給されたセル1に対向する剥離ブロック161と、この剥離ブロック161を保持する保持部材162を備えている。さらに、保持部材162を上下方向に移動させるシリンダ163と、シリンダ163を支持する支持部材164を備えている。
本例では、導電性フィルム3をセル1の表面と裏面に貼り付けるため、セル1の表面に貼り付けられた導電性フィルム3の導電層3bと、セル1の裏面に貼り付けられた導電性フィルム3の導電層3bからそれぞれセパレータ3aを剥離する必要がある。したがって、本例のセパレータ剥離ユニット106には、剥離ブロック161、保持部材162及びシリンダ163がそれぞれ2個設けられている。なお、支持部材164は、2つのシリンダ163を支持する。
剥離ブロック161は、ベース部165と、複数の剥離部166と、付勢部材167と、複数の吸引部168を備えている。
ベース部165は、略直方体状に形成されており、セル1に対向するセル対向面165aと、セル対向面165aの反対側の面である背面165bを有している。
剥離部166は、付勢部材167に固定ねじにより固定されている。剥離部166の数は、セル1に貼り付ける導電性フィルム3の小片の数に応じて、適宜決定する。例えば、一回の動作で導電性フィルム3の各小片におけるセパレータ3aを剥離する場合は、導電性フィルム3の各小片と同数の剥離部166を設けてもよい。図7に示すセパレータ剥離ユニット106は、導電性フィルム3の8個の小片におけるセパレータ3aを一回の動作で剥離する。
付勢部材167は、ベース部165のセル対向面165aに固定ねじにより取り付けられている。この付勢部材167には、複数の剥離部166をそれぞれ保持する付勢部167aが形成されている。この付勢部167aについては、後で図10を参照して詳しく説明する。
吸引部168は、導電層3bから剥離されたセパレータ3aを回収する。この吸引部168は、ノズル168aと、このノズル168aに接続される負圧発生部(不図示)を有する。ノズル168aの先端部は、セル対向面165aから突出して付勢部材167を貫通しており、剥離部166の側方に配置されている。
保持部材162は、剥離ブロック161におけるベース部165の側部を保持するベース保持部162aと、ベース保持部162aに連続するシリンダ接続部162bを有している。ベース保持部162aは、剥離ブロック161を上下方向に移動可能に保持する。シリンダ接続部162bは、剥離ブロック161におけるベース部165の背面165bに対向する。
セル1に対して下側に配置される剥離ブロック161と、この剥離ブロック161を保持する保持部材162との間には、調整用ねじ170が設けられている。この調整用ねじ170は、例えば、セル1に対して下側に配置される剥離ブロック161の高さや、この剥離ブロック161におけるセル対向面165aの水平度を調整する場合に用いられる。
シリンダ163は、本発明に係る昇降部の一具体例を示すものであり、保持部材162を介して剥離ブロック161を上下方向へ移動させる。この上下方向とは、2つの剥離ブロック161が対向する方向であり、セル1の表面及び裏面に直交する方向である。
支持部材164は、上側のシリンダ163を支持する上支持部164aと、下側のシリンダ163を支持する下支持部164bと、上支持部164a及び下支持部164bを連結する連結部164cを有している。この支持部材164は、水平移動機構171(図2参照)によってセル1の搬送方向X1と平行な方向へ移動可能に支持されている。
支持部材164がセル1の搬送方向X1とは反対の処理方向X2へ移動することにより、剥離ブロック161の剥離部166は、セル1に貼り付けられた導電性フィルム3の側方からセパレータ3aに接触する。
[剥離部]
次に、剥離部166について、図8及び図9を参照して説明する。
図8は、剥離部166の正面図である。図9は、剥離部166の縦断面図である。
図8及び図9に示すように、剥離部166は、略直方体に形成された剥離部本体181と、この剥離部本体181に取り付けられたピン182とを有している。剥離部本体181は、搬送方向X1及び処理方向X2に対向する正面181a及び背面181bと、上面181cと、底面181dと、側面181e,181fを有している。
以下、剥離部本体181の側面181e,181fが対向する方向を、幅方向Yとする(図8参照)。
図9に示すように、剥離部本体181の上面181cには、ねじ孔183が形成されている。このねじ孔183には、剥離部166を付勢部材167の後述する付勢部167aに取り付けるための固定ねじ190が螺合する
また、剥離部本体181の上面181cにおける正面181a側の端部には、ピン182を固定するためのピン固定用凹部184が設けられている。このピン固定用凹部184は、平面形状が円形に形成されており、その直径は、ピン182の外径と略等しい。ピン182は、ピン固定用凹部184に挿入されて固定される。ピン182の固定方法としては、例えば、圧入(嵌合)、接着剤、螺合などを挙げることができる。
ピン固定用凹部184の深さ方向の長さは、ピン182の軸方向の長さよりも短い。したがって、ピン固定用凹部184に挿入されたピン182は、剥離部本体181の上面181cから突出する。上面181cから突出したピン182の端部は、付勢部材167の後述する係止孔167eを貫通する。これにより、剥離部166の固定ねじ190の中心線190Cを回転軸とする旋回が係止される。
剥離部本体181の底面181dにおける正面181a側の端部には、接触爪185が形成されている(図8参照)。接触爪185は、底面181dにおける幅方向Yの中央から突出している。この接触爪185は、セル1に貼り付けられた導電性フィルム3のセパレータ3a(図11参照)に接触し、導電層3bからセパレータ3aを剥がす。
剥離部本体181の側面181eには、切り欠き部181gが形成されている。この切り欠き部181gは、側面181eの略下半分を占めており、剥離部本体181の背面181b及び底面181dに開口されている。この切り欠き部181gには、一対の接触部材の一具体例を示す一対のローラ186A,186Bが偏心軸191によりそれぞれ回転可能に取り付けられている。偏心軸191は、剥離部本体181との嵌合部と、ローラ186A,186Bとの嵌合部では偏芯(オフセット)があり、偏芯軸191をひねることによりローラ186A,186Bの高さを微調整できる。ローラ186A,186Bの高さを調整後、偏芯軸191と剥離部本体181との嵌合部は、接着固定される。
一対のローラ186A,186Bは、処理方向X2(剥離部166が導電性フィルム3に接近する方向)に並んでおり、それぞれ幅方向Yに延びる軸を中心に回転する。幅方向Yは、セル1の導電性フィルム3(導電層3b)が貼り付けられた面に平行であり、且つ、剥離部166が導電性フィルム3に接近する方向と直交する方向である。
一対のローラ186A,186Bの少なくとも一部は、接触爪185の先端よりも突出し、セル1の表面または裏面の電極パターン1a(図11参照)に接触する。
また、一対のローラ186A,186Bとセル1との接触箇所186Ac,186Bcに挟まれた領域Eは、固定ねじ190の中心線190Cに交わる。つまり、固定ねじ190は、その中心線190Cが一対のローラ186A,186Bがセル1とそれぞれ接触する箇所に挟まれた領域Eに交わるように配置されている。これにより、後述する付勢部167aが固定ねじ190の周辺を押し下げても、一対のローラ186A,186Bの一方が浮いてしまうことが無い。そのため、一対のローラ186A,186Bを確実にセル1の表面または裏面の電極パターン1aに接触させることができる。
[付勢部材]
次に、付勢部材167について、図10を参照して説明する。
図10は、付勢部材167の平面図である。
図10に示すように、付勢部材167は、長方形の板状に形成されている。この付勢部材167は、8個の付勢部167aと、取付用孔167bを有している。8個の付勢部167aは、付勢部材167に切り欠き167cを設けることにより、片持ち梁状に形成されたばね片である。8個の付勢部167aは、付勢部材167の長手方向に並んで配置されている。各付勢部167aには、剥離部166が固定ねじ190(図9参照)によって固定される。
付勢部167aには、剥離部166を固定するための固定用孔167dと、剥離部166のピン182が貫通する係止孔167eが形成されている。固定用孔167dには、剥離部166を付勢部167aに固定するための固定ねじ190(図9参照)が貫通する。なお、固定ねじ190と付勢部167aとの間と、付勢部167aと剥離部166との間には、ワッシャ192を介在させる。
また、付勢部材167の切り欠き167cには、吸引部168のノズル168a(図7参照)が貫通する。これにより、付勢部167aが固定ねじ190の周辺を押し下げる際に、付勢部167aの周辺が剥離部本体181の上面181cに当たって、剥離部166が傾くことを防ぐことができる。
付勢部167aの係止孔167eは、付勢部材の長手方向(搬送方向X1及び処理方向X2(図7参照))に延びる略楕円状(長孔)に形成されている。この係止孔167eの短径は、剥離部166におけるピン182の直径と略等しい。そのため、剥離部166の幅方向Y(図8参照)への移動が係止される。その結果、剥離部166が固定ねじ190の中心線190Cを中心に回転することを防止することができる。
また、係止孔167eの長径は、剥離部166におけるピン182の直径よりも長い。そのため、剥離部166は、セル1の導電性フィルム3が貼り付けられる面の起伏に追従して変位しても、係止孔167eの長軸方向にピン182が移動可能なため、剥離部166の変位が妨げられない。
付勢部材167の材料としては、例えば、アルミニウム、銅、ステンレスなどの金属や、ポリエチレン(PE)、ABS樹脂(アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂)、ポリカーボネート(PC)などの合成樹脂を挙げることができる。
[セパレータ剥離装置の動作]
次に、セパレータ剥離ユニット106の動作について、図11を参照して説明する。
図11は、セパレータ剥離ユニット106の動作を説明する説明図である。
セパレータ剥離ユニット106における上側の剥離ブロック161と下側に剥離ブロック161(図7参照)とは、上下方向の動作のみが反対になり、その他の動作は同じである。そのため、図11では、セル1の下側の剥離ブロック161を省略し、上側の剥離ブロック161の動作を例に挙げて説明する。
導電性フィルム3が貼り付けられたセル1は、上下の剥離ブロック161間に搬送されて処理位置に配置される。
セル1が処理位置に配置されると、シリンダ163(図7参照)が動作して、剥離ブロック161を上下方向(セル1側)へ移動させる。これにより、剥離部166の一対のローラ186A,186Bがセル1の表面に接触する(図11A参照)。
このとき、上側の剥離部166は、付勢部材167の付勢部167aによって常にセル1側に付勢されているため、セル1の表面から上側の剥離部166における接触爪185までの高さが規定されて常に一定になる。また、不図示の下側の剥離部166は、上側の剥離部166との間にセル1を挟むため、セル1の裏面から下側の剥離部166における接触爪185までの高さが規定されて常に一定になる。
また、各剥離部166は、セル1の表面又は裏面に接触する一対のローラ186A,186Bを有しており、付勢部167a(図9参照)によってセル1側に付勢されている。そのため、セル1の表裏面が起伏していても、その起伏に剥離部166を個別に追従させて上下方向に変位させることができる。さらに、一対のローラ186A,186Bがセル1の表面又は裏面に接触することで、付勢部167aによって剥離部166をセル1側に付勢しても、剥離部166の姿勢を安定させることができる。
その結果、順次搬送されるセル1の厚みにばらつきがあったり、セル1の表面が起伏したりしても、剥離部166の接触爪185を導電性フィルム3におけるセパレータ3aの側部に確実に対向させることができる。これにより、剥離部166を導電性フィルム3のセパレータ3aに確実に接触させることができ、セパレータ3aの剥がし漏れを防止或いは抑制することができる。
さらに、剥離部166の接触爪185と導電性フィルム3の導電層3bとの接触を抑制することができ、接触爪185で導電層3bを傷付けないようにすることができる。
剥離部166の一対のローラ186A,186Bがセル1の表面に接触すると、吸引部168の負圧発生部(不図示)が駆動し、吸引部168による真空吸引が開始される。この吸引部168による真空吸引は、例えば、剥離ブロック161をセル1側へ移動させる前に開始してもよい。
次に、水平移動機構171(図2参照)が動作して、剥離ブロック161を処理方向X2へ移動させる(図11B参照)。これにより、剥離部166の接触爪185が導電性フィルム3の側方からセパレータ3aに接触し、導電層3bからセパレータ3aの一部を剥がす。
このままローラ186A,186Bがセル1上を転動しながら進むと、セパレータ3aの一部が導電層3bから剥離される。そして、一部が導電層3bから剥がされたセパレータ3aは、吸引部168により吸引されることで、導電層3bから剥離される(図11C参照)。
なお、接触爪185の先端にすくい角185aが有る場合には、シリンダ163を動作させて剥離ブロック161を上昇させることにより、剥離を推進させることもできる。この場合は、剥離ブロック161を上昇させると、剥離部166の接触爪185は、導電層3bから離れる。そして、一部が導電層3bから剥がされたセパレータ3aは、吸引部168により吸引されることで、導電層3bから剥離される(図12参照)。
つまり、本例のセパレータ剥離ユニット106では、剥離部166の接触爪185によってセパレータ3aの一部を剥がした後に、セパレータ3aを吸引部168で吸引して導電層3bから剥離する。これにより、剥離ブロック161に振動が生じても、剥離部166の接触爪185が導電層3bに干渉しないようにすることができ、導電層3bを傷付けないようにすることができる。
[導電性フィルム貼付装置]
次に、導電性フィルム貼付装置の第2の実施形態例について、図13を参照して説明する。
図13は、導電性フィルム貼付装置の第2の実施形態例を説明する説明図である。図13Aは、第2の実施形態例に係るカッター部材を複数の切り刃と交差する方向に切断した説明図であり、図13B及び図13Cは、第2の実施形態例に係るカッター部材を複数の切り刃と平行な方向に切断した説明図である。
導電性フィルム貼付装置の第2の実施の形態である導電性フィルム貼付ユニット203は、第1の実施形態例である導電性フィルム貼付ユニット103と同様の構成を有している。導電性フィルム貼付ユニット203が導電性フィルム貼付ユニット103と異なる部分は、押圧機構238のみである。そのため、ここでは、押圧機構238について説明し、導電性フィルム貼付ユニット103と共通する構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
[押圧機構]
図13に示すように、押圧機構238は、カッター部材235に設けられた貫通孔235cを介して導電性フィルム3に気体を噴出する気体供給部239から構成されている。
カッター部材235は、ベース部135aと、9個の切り刃135bを有している。ベース部135aには、貫通孔235cが設けられている。貫通孔235cは、9個の切り刃135b間に形成されており、9個の切り刃135bに付着した導電性フィルム3の小片に対向する。
気体供給部239としては、例えば、エアポンプを採用することができる。気体供給部239によって供給する気体としては、窒素ガス、ドライ窒素ガスが好ましいが、その他の気体であってもよい。
[押圧機構の動作]
次に、押圧機構238の動作について説明する。
カッター部材235の切り刃135bに付着した導電性フィルム3の小片は、2つの導電性フィルム貼付ヘッド133間に移送される。
次に、上側の導電性フィルム貼付ヘッド133が下降し、下側の導電性フィルム貼付ヘッド133が上昇する。これにより、導電性フィルム貼付ヘッド133は、カッター部材235の切り刃135bに付着した導電性フィルム3の小片に接近する(図13A及び図13B参照)。
次に、導電性フィルム貼付ヘッド133が停止位置に配置されると、気体供給部239は、カッター部材235の貫通孔235cを介して導電性フィルム3の小片に気体を噴出する。これにより、導電性フィルム3の中央部分は、導電性フィルム貼付ヘッド133側に押し上げられ、導電性フィルム貼付ヘッド133に接近する。その結果、導電性フィルム貼付ヘッド133は、導電性フィルム3の小片を安定して吸着することができる。
このように、本例では、導電性フィルム3の導電層3bに接触せずに、導電性フィルム3を導電性フィルム貼付ヘッド133側に押し上げる。これにより、導電性フィルム3の導電層3bを傷める心配が無い。
[導電性フィルム貼付装置]
次に、導電性フィルム貼付装置の第3の実施形態例について、図14を参照して説明する。
図14は、導電性フィルム貼付装置の第3の実施形態例を説明する説明図である。図14Aは、第2の実施形態例に係るカッター部材を複数の切り刃と交差する方向に切断した説明図であり、図14B及び図14Cは、第3の実施形態例に係るカッター部材を複数の切り刃と平行な方向に切断した説明図である。
導電性フィルム貼付装置の第3の実施の形態である導電性フィルム貼付ユニット303は、第2の実施形態例である導電性フィルム貼付ユニット203と同様の構成を有している。導電性フィルム貼付ユニット303が導電性フィルム貼付ユニット203と異なる部分は、押圧機構338のみである。そのため、ここでは、押圧機構338について説明し、導電性フィルム貼付ユニット203と共通する構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
[押圧機構]
図14に示すように、押圧機構338は、カッター部材235に設けられた貫通孔235cを貫通するピン339と、ピン339を軸方向に移動させて導電性フィルム3に押し当てるピン駆動部(不図示)を有している。
ピン339は、略円柱状に形成されている。このピン339の軸方向は、貫通孔235cの軸方向に一致している。ピン339の軸方の一端には、球面339aが形成されている。この球面339aは、9個の切り刃135bに付着した導電性フィルム3の小片に対向する。ピン339の球面339aには、フッ素樹脂加工が施されている。
ピン駆動部(不図示)は、ピン339を軸方向に移動させて導電性フィルム3の小片に押し当てる。ピン339は、球面339aが導電性フィルム3の小片に適当な距離をあけて対向する待機位置と、球面339aが導電性フィルム3の小片を押圧する押圧位置との間を移動する。
ピン駆動部としては、例えば、モータ及びモータ軸の回転運動を直線運動に変換する変換部、エアシリンダ、ソレノイド等を挙げることができる。
[押圧機構の動作]
次に、押圧機構338の動作について説明する。
カッター部材235の切り刃135bに付着した導電性フィルム3の小片は、2つの導電性フィルム貼付ヘッド133間に移送される。
次に、上側の導電性フィルム貼付ヘッド133が下降し、下側の導電性フィルム貼付ヘッド133が上昇する。これにより、導電性フィルム貼付ヘッド133は、カッター部材235の切り刃135bに付着した導電性フィルム3の小片に接近する(図14A及び図14B参照)。
次に、導電性フィルム貼付ヘッド133が停止位置に配置されると、ピン駆動部(不図示)が駆動して、ピン339が待機位置から押圧位置へ移動する。これにより、導電性フィルム3の中央部分は、導電性フィルム貼付ヘッド133側に押し上げられ、導電性フィルム貼付ヘッド133に接近する。その結果、導電性フィルム貼付ヘッド133は、導電性フィルム3の小片を安定して吸着することができる。
このように、本例では、ピン339による導電性フィルム3の押し上げを独立したアクチュエータ(ピン駆動部)で実現する。これにより、導電性フィルム3の押し上げのタイミングや押し上げ量、押しつけ力を任意に調整することができ、導電性フィルム3の押し上げ及び導電性フィルム3の吸着の再現性を向上させることができる。
また、ピン339の導電性フィルム3を押圧する面が球面に形成されているため、ピン339と導電性フィルム3の導電層3bとの接触面積を小さくすることができ、導電層3bを傷める心配が無い。さらに、ピン339の球面339aにフッ素樹脂加工を施したため、導電層3bに対する球面339aの剥離性を向上させることができ、より導電層3bを傷める心配が無い。
以上、本発明の導電性フィルム貼付装置及び太陽電池モジュール組立装置の実施の形態について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の導電性フィルム貼付装置及び太陽電池モジュール組立装置は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上述した第1の実施形態例の導電性フィルム貼付ユニット103では、プレート139aと、プレート139aから突出する8個のアーム片139bから回動部材139を構成した。しかし、本発明に係る回動部材としては、例えば、それぞれが独立して回動する複数のアーム片から構成してもよい。
また、上述した第1〜第3の実施形態例の導電性フィルム貼付ユニット103,203,303は、セル1の表面及び裏面に導電性フィルム3を貼り付ける。しかし、本発明の導電性フィルム貼付装置としては、セル1の表面または裏面のいずれかに導電性フィルムを貼り付ける構成であってもよい。
本発明の導電性フィルム貼付装置としては、導電性フィルム3の小片を電線2に貼り付けるものであってもよい。
また、上述した第1〜第3の実施形態例の導電性フィルム貼付ユニット103,203,303は、導電性フィルム貼付ヘッド133が真空吸引により導電性フィルム3を吸着する構成にした。しかし、本発明に係る導電性フィルム貼付ヘッドとしては、導電性フィルム3を静電吸着するものであってもよい。
1…セル、 2…電線、 3…導電性フィルム、 3a…セパレータ、 3b…導電層、 4…セルストリング、 100…太陽電池モジュール組立装置、 101…電線供給ユニット、 102…電線矯正ユニット、 103,203,303…導電性フィルム貼付ユニット、 104…電線切断ユニット、 105…セル供給ユニット、 106…セパレータ剥離ユニット、 107…予熱及び仮圧着ユニット、 108…本圧着ユニット、 109…冷却ユニット、 110…移載装置、 131…送りローラ、 133…導電性フィルム貼付ヘッド、 133a…真空吸着孔、 134…駆動機構、 134a…摺動部材、 134b…ガイドレール、 134c…駆動部材、 134d…ガイド部材、 135,235…カッター部材、 135a…ベース部、 135b…切り刃、 136…俎板部材、 136a…溝部、 137…昇降機構、 138,238,338…押圧機構、 139…回動部材、 139a…プレート、 139b…アーム片、 139c…係合突部、 139d…回動軸、 235c…貫通孔、 239…気体供給部、 339…ピン、 339a…球面

Claims (9)

  1. 導電層と前記導電層に重ねられたセパレータとを有する導電性フィルムを小片に切断して、前記導電層を太陽電池セルもしくは電線に貼り付ける導電性フィルム貼付装置であって、
    俎板部材と、
    前記俎板部材との間に導電性フィルムを挟んで小片に切断する複数の切り刃を有するカッター部材と、
    前記カッター部材により小片に切断されて前記複数の切り刃に付着した前記導電性フィルムの前記導電層側を押圧する押圧機構と、
    前記押圧機構により押圧された前記導電性フィルムの前記セパレータ側を吸着し、吸着した前記導電性フィルムの前記導電層を前記太陽電池セルもしくは電線に貼り付ける貼付ヘッドと、
    を備えることを特徴とする導電性フィルム貼付装置。
  2. 前記押圧機構は、前記カッター部材に回動可能に取り付けられたアーム片と、前記アーム片を回動させる回動力付与部と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の導電性フィルム貼付装置。
  3. 前記押圧機構は、前記アーム片を前記導電性フィルムから離れる方向に付勢する付勢部を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の導電性フィルム貼付装置。
  4. 前記押圧機構は、前記カッター部材の前記複数の切り刃間に設けられた貫通孔を介して前記導電性フィルムに気体を噴出する気体供給部である
    ことを特徴とする請求項1に記載の導電性フィルム貼付装置。
  5. 前記押圧機構は、前記カッター部材の前記複数の切り刃間に設けられた貫通孔を貫通するピンと、前記ピンを軸方向に移動させて前記導電性フィルムに押し当てるピン駆動部と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の導電性フィルム貼付装置。
  6. 前記ピンの前記導電性フィルムに当接する面は、球面である
    ことを特徴とする請求項5に記載の導電性フィルム貼付装置。
  7. 前記俎板部材は、前記カッター部材の前記複数の切り刃が挿入される溝部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の導電性フィルム貼付装置。
  8. 前記貼付ヘッドは、前記導電性フィルムの前記セパレータ側を吸引して吸着する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の導電性フィルム貼付装置。
  9. 導電層と、前記導電層の一方の面に重ねられたセパレータとを有する導電性フィルムを太陽電池セルもしくは電線に貼り付ける導電性フィルム貼付ユニットと、
    前記太陽電池セルもしくは電線に貼り付けられた前記導電性フィルムから前記セパレータを剥離する導電性フィルムのセパレータ剥離ユニットと、
    前記導電層を介して前記太陽電池セルと電線とを圧着する圧着ユニットと、を備え、
    前記導電性フィルム貼付ユニットは、
    俎板部材と、
    前記俎板部材との間に導電性フィルムを挟んで小片に切断する複数の切り刃を有するカッター部材と、
    前記カッター部材により小片に切断されて前記複数の切り刃に付着した前記導電性フィルムの前記導電層側を押圧する押圧機構と、
    前記押圧機構により押圧された前記導電性フィルムの前記セパレータ側を吸着し、吸着した前記導電性フィルムの前記導電層を前記太陽電池もしくは電線に貼り付ける貼付ヘッドと、を有する
    ことを特徴とする太陽電池モジュール組立装置。
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