JP2012099576A - 結晶系太陽電池セルの接続方法および結晶系太陽電池モジュール組立装置 - Google Patents

結晶系太陽電池セルの接続方法および結晶系太陽電池モジュール組立装置 Download PDF

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Abstract

【課題】多数の枚数のフィルムを高速で貼るプロセスを用いて、複数の結晶系太陽電池セルを安価で高速に接続する接続方法を提供する。
【解決手段】結晶系太陽電池モジュール組立工程において、複数の結晶系太陽電池セルを接続するに際して、複数の電線の片面に複数設けた導電性フィルムを圧着して行う。ここでは、平行に並べた複数の電線に複数のハーフカットを施した導電性フィルムを対向させ、一括して貼り付けるようにする。これにより、貼り付け時間が短縮されるので、結晶系太陽電池モジュールの生産性を高めることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、単結晶太陽電池や多結晶太陽電池などの結晶系太陽電池の基板の表面に配線部材を接続する結晶系太陽電池モジュール組立装置および接続方法に関するものであり、特にセル表裏面電極へ電線を、導電性フィルムを用いて接続する太陽電池モジュールの組立に好適な接続方法およびこれを用いた太陽電池モジュール組立装置に関する。
結晶系太陽電池モジュール組立工程は、単結晶太陽電池、多結晶太陽電池などの結晶系太陽電池の結晶セル基板(以下、単にセルと略す)を配線部材と接続し一連の太陽電池回路とした後に保護シートなどで封止して外部端子を取り付ける組立実装工程である。
この工程のうち、セルに配線部材を接続する方法として従来はんだ付けが広く用いられている。鉛入りはんだは良導体であり一定の強度と耐環境信頼性を有するため、20年程度の実績を有する。しかし、近年の環境保護の観点からの鉛フリーはんだを採用することが考えられており、この鉛フリーはんだを採用した場合の信頼性の低下が問題となっている。
そこで導電性フィルムもしくは異方性導電フィルムを用い、配線とセルの接続を行うことで、熱膨張差による信頼性低下の回避を図った方法が知られている(特許文献1参照)。一方、異方性導電フィルムは高価なため、電流密度の低い薄膜系太陽電池配線長の全域に接続することはせず、配線の所々に異方性導電フィルムを設ける方式(個片貼り)で使用量を減らす方法が取られている。(特許文献2参照)。
特開2008−300403号公報 国際公開2008/152865号パンフレット
しかし結晶系太陽電池においては、電流密度の高さから面内方向の電流による抵抗損失が無視できず、異方性導電フィルムを節約して個片貼りする場合は、個々の貼り付け長さを短くし、貼り付け数を多くすることで、面内方向の流路を短縮する必要がある。
しかしながら、結晶系太陽電池では数十枚のセルの表裏を接続する必要があり、従来の貼り付け方法では個々の貼り付けに要する時間の合計が膨大になり、製造タクトが伸びるため生産効率を低下させてしまう。このため、この「数十枚のセルの表裏を接続する」という構造は採用が困難であった。
本発明の目的は、多数の枚数のフィルムを高速で貼るプロセスを実現することで、導電性フィルムによる結晶系太陽電池の安価で高速な製造方法を提供することであり、さらにはこの接続方法を用いた安価で高効率の結晶系太陽電池モジュール組立装置を提供することにある。
上記目的を達成するためには、配線材料として軟質の銅もしくはアルミニウムの扁平な金属線を用い、この金属箔の両面に導電性粒子を含有する導電性フィルムを多数一括で貼り付け、これを太陽電池セルの表裏に加圧加熱により熱圧着することとした。
また上記目的を達成するためには、前記導電性フィルムの貼り付けにあたり複数の金属線を隣接させ、貼り付け部位を近接させることで、一括して貼り付けを実現した。
また上記目的を達成するためには、前記導電性フィルムの貼り付けにあたり複数の金属線を隣接させ、それぞれにテープ状の前記導電性フィルムを対向させ、一括して貼り付けを実現した。
また上記目的を達成するためには、前記導電性フィルムの貼り付けにあたり複数の金属線を隣接させ、それぞれにテープ状の前記導電性フィルムを対向させ、一括して貼り付けした後、連結したフィルムを切断することで実現した。
また上記目的を達成するためには、前記導電性フィルムの貼り付けにあたり予め貼り付け境界に切り込みを入れたテープ状の前記導電性フィルムを対向させ、貼り付け部分に対向する突起を有する貼り付けヘッドにより、間欠的な貼り付けを一括して実施する方法を実現した。
比較的高価な導電性フィルムの使用量を削減した、鉛フリー接合の結晶系太陽電池を高速に生産することが出来る。
本発明の第1の実施例の結晶系太陽電池モジュール組立装置の平面図である。 本発明の第1の実施例の結晶系太陽電池モジュール組立装置の前半の立面図である。 本発明の第1の実施例の結晶系太陽電池モジュール組立装置の後半の立面図である。 本発明の第1の実施例の導電性フィルム貼り付け方法を示す斜視図である。 本発明の第1の実施例の導電性フィルム貼り付け方法を示す概念図である。 本発明の第1の実施例の導電性フィルム貼り付け後の状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施例の導電性フィルム貼り付け方法を示す斜視図である。 本発明の第3の実施例の導電性フィルム貼り付け方法を示す斜視図である。 本発明の第3の実施例の導電性フィルム貼り付け方法を示す概念図である。 本発明の第4の実施例の導電性フィルム貼り付け方法を示す斜視図である。 本発明の太陽電池モジュールの組立に用いる太陽電池セルストリングの構造の例を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための第1の形態を図1から図6を用いて説明する。
なお理解を助けるため、代表的な結晶系太陽電池のセルストリング4の構造を図11に例示する。図11に示すように、各太陽電池のセル1は、表裏に電極パターンを有しており、各太陽電池のセル1には、各セルの表裏に電線2が4本貼り付けられ、また各セルの表裏に図示しない各6箇所を導電性フィルムで貼り付けるものとする。セルストリング4は、例えば10枚のセル1を接続してなるものとする。
以下、本発明の結晶系太陽電池モジュールの組立方法および装置の説明は、図11のセルストリング4を組み立てるものとして説明するが、セル1の枚数、電線2の本数、導電性フィルムの枚数や長さは、太陽電池モジュールの設計によって決定すべき事項であり、電線2の本数を変えることや、接続箇所を表裏で別に定めるなど、自在に変更することを留めるものではない。
図1は、本発明の結晶系太陽電池モジュール組立装置100の平面図であり、図2は、本発明の結晶系太陽電池モジュール組立装置100の前半の立面図である。
図2に示すように、電線供給ユニット101は、扁平な電線2を4本、電線のリール2cで供給する。この電線2は矯正ユニット102によって電線輸送時に生じた歪みを矯正される。さらに導電性フィルム貼り付けユニット103により、電線2には表裏から導電性フィルム3を貼り付けられ、切断ユニット104により規定の長さに切断される。
一方、図1に示すように、結晶系太陽電池のセル1(図11参照)は、トレイに積層された状態でセル供給ユニット105から供給され、予熱ユニット106の上で電線2と組み合わされ、予熱される。この後、本圧着ユニット107によって、電線2とセル1が一体に熱圧着され、順次、冷却ユニット108に連鎖状のストリングとして引き出され、移載装置109により次工程110に引き渡される。
この結晶系太陽電池モジュール組立装置100の各ユニットの動作を図2および図3を用いて詳細に説明する。図2には、電線供給ユニット101から切断ユニット104までの概略構造を示した。電線供給ユニット101には4本のリール状の扁平な電線2が架けられているが、図では簡略に2本のみ示した。電線2は巻き癖が付き難いよう、巻き径の太い専用のリール2cに整列巻きして供給される。電線2の送り出し量を正確に管理するため、電線2の表面に接触した従動ローラ111により送り出し量が計測され、これに基づき図示しないサーボモータによりリール2cが回転させられることで、必要量の電線2が送り出される。
矯正ユニット102では、電線2を送りローラ121とダンサーローラ122によって適切なテンションを保ちつつ、巻き癖矯正ヘッド123により上下から僅かな変形を与えて、リール2cで生じた癖を解消し、送りローラ124、125で送り出される。
導電性フィルム貼り付けユニット103では、規定量送り込まれた電線2の表裏に導電性フィルム3を貼り付ける。図示しない送り出しリールから供給されるテープ状の導電性フィルム3は送りローラ131を介して供給される。導電性フィルム3は、ステージ135に固定された電線2に対して、駆動機構134によって駆動される貼り付けヘッド133により、粘着層が押し付けられ、粘着層が電線2に転写される。残った台紙フィルムは、回収ローラ132を介して図示しない回収リールに巻き取られる。
ここで、電線2の前半部は下から、後半部は上から導電性フィルムが貼り付けられる。表裏の貼り付けは同時になされる。貼り付けが終了した電線2は、先端をチャック136で把持され、送り機構137により切断ユニット104に差し込まれる。
切断ユニット104では、差し込まれた電線2の先端をチャック142で受け取って、引き込み機構143により電線2を切断ユニット104内部に引き込み、切断刃141により、上下から切断する。
図3にセル供給ユニット105から移載装置109までの概略構造を示す。セル1は、セルトレイ151により多数が積層されて供給される。セルトレイ151はエレベータ152により最上面のセル1表面の高さが一定になるように保たれている。最上面のセル1は吸着ヘッド153により吸着され、移載機構154により予熱ユニット106に運ばれる。
予熱ユニット106では電線2の先端が前回仮圧着済みのセル1の上に乗せられ、予熱ヒータ162を内蔵したベルトコンベア161により引き込まれる。この後、セル供給ユニット105から移載された新たなセル1が電線2の後半部に乗せられる。この状態で、電線2に付着した導電性フィルム3は予熱されて粘着性を増大し、仮圧着ヘッド163により加圧されることで、セル1に付着し、ストリング状に連結する。
この後、本圧着ユニット107に送り込まれたセル1と電線2からなるセルストリング4は、加熱ステージ171により加熱されつつ、加圧機構177により駆動される加圧加熱ヘッド175によって、熱硬化温度まで昇温しつつ加圧される。この加熱処理と加圧処理により、導電性フィルム3が熱硬化することで、安定な導電状態が得られる。
この後、徐冷ヒータ182を内蔵したコンベア181を有する冷却ユニット108に送り込まれたセル1および電線2からなるセルストリング4は、規定枚数のセル1が連結されるまで冷却ユニット108に引き込まれつつ自然放冷され、吸着ヘッド191により吸着される。そして、移載機構192,193,194により搬出され、ここでは図示しない次工程110に送られる。
次に本発明の主要部である、導電性フィルム3の貼り付け方法について、図4から図6を用いて説明する。図4は本発明の貼り付けヘッド133周辺を示す斜視図である。電線2は4本纏めて密着配置され、図示しないステージ135により保持されている。図4(a)では、導電性フィルム3から次に貼るべき粘着片3bをハーフカット機構138によって切り込みを入れた状態である。ハーフカット機構138は4本のカッター刃138bを平行に保持し、俎板138a(図5参照)とで導電性フィルム3を挟むことで、粘着層のみを切断し、剥離紙層を切り残すように切れ込みを入れる。図4(b)では送りローラ131と回収ローラ132によってガイドされ送られて粘着片3bが電線2の貼り付け部の上に位置決めされる。この状態を模式図で図5(a)に示している。
図5(b)では導電性フィルム3を電線2に押し当てる位置まで送りローラ131と回収ローラ132を押し下げる。そして、図5(c)に示すように、貼り付けヘッド133を押し下げ、粘着片3bを電線2に貼り付ける。この後、図5(d)のように貼り付けヘッド133を上昇させ、導電性フィルム3の冷却を待って送りローラ131と回収ローラ132を上昇させる。上昇量は回収ローラの剥離ピン132aの太さを超える高さである。粘着温度以上に加熱された後、冷却した粘着片3bは電線2に粘着している。
その後図5(e)に示すように、回収ローラの剥離ピン132aを横方向へ移動させ、剥離紙を上に引き上げることで、粘着片3b(図4参照)を電線に残し、導電性フィルム3の剥離紙3cを引き剥がすことができる。この結果、図5(f)に示す初期状態に戻る。
以上の動作を、片面の接続数である6回繰り返した結果を図6に示す。電線2の紙面右半分の下側には同時に裏側から6箇所の貼り付けがなされているが、裏側の貼り付けヘッド133などは省略して図示してある。
なお、セルストリング4(図11参照)の両側端部では、それぞれセルの表側または裏側の一方と、隣接セルストリングへの接続バスバーとを接続する半分の長さの電線2aまたは電線2bが必要となるため、導電性フィルム貼り付けユニット103はどちらか一方面への貼り付けにも対応できることは当然であり、さらに、各ユニットの動作も、端部の構造を処理できるようになっている。
また、表裏の貼り付けヘッド133の動作タイミングは、必ずしも同期する必要はなく、表裏でずらすことも可能である。また、機構を省略するためステージ135に電線反転機構を追加して、例えば表側の貼り付け機構一式を用いて、裏面側は電線2を反転させて貼り付けることも装置コストの低減には有効である。
以上、本発明の第1の実施例を図1から図6を用いて説明したが、本発明はこれに制限されるのみならず、他の導電性フィルム貼り付け方法を用いることも可能である。
図7は、第2の実施例の貼り付け方法である。第1の実施例では粘着片3b’を電線2の幅に予めハーフカットしてから貼り付けたが、この第2の実施例ではハーフカット機構138にはカッター刃138bを1枚備え、4本の電線2の幅の合計分の長さに粘着片3b’を切る。この後、図7(b)に示すように、カッター139により4本の電線2に跨って貼り付けられた、粘着片3b’を個々の粘着片3bに切り離すことで同様のワークを得ることができる。
なお、ここでは電線2同士の隙間部分で粘着片3b’を切断する必要があり、この部分では軟弱な粘着片3b’は強固な下地を有しないため図示したような円形の回転刃を高速に回転させながら、切り込み量を軽微な深さに制限しながら切断することが好ましい。
この第2の実施例では、ハーフカットの切込みが少ないため、第1の実施例に比べ複数のカッター刃138bを同様に微調整する手間が簡略化でき、さらに切り込み起因で生じる導電性フィルム3の伸びが軽減できるため貼り付け精度を向上できる利点がある。
第1および第2の実施例では、電線2を密着配置し直交する方向に導電性フィルム3を配置することで、導電性フィルムの貼り付けを一括して実施したが、図8に示すように、電線2の幅に合わせた4本の導電性フィルム3を電線2に沿って配置し、横長の貼り付けヘッド133’で貼り付ける第3の実施例も考えられる。図8中ではハーフカット機構138を省略して図示してある。
この第3の実施例では、予め一定の間隔で配置された電線2に対向して、それぞれ、電線2の幅にほぼ等しい幅の導電性フィルム3を送りローラ131’と回収ローラ132’に張り渡し、貼り付け長さにハーフカットを施して、電線2に直交する貼り付けヘッド133’で加圧して貼り付けている。
このときの貼り付けと剥離の動作を図9に示す。第1の実施例の図5の動作と比べ、ハーフカット機構が1箇所切る構造であること、剥離ピン132a’が電線2に当たらないように、導電性フィルム3の押し下げ高さは、剥離ピン132a’の太さ分の余裕が残ること、ハーフカット機構138がハーフカットのとき以外は紙面方向に後退して貼り付けヘッド133’の上下動の妨げを避けることが異なっている。
また、この第3の実施例では、導電性フィルム3の幅を電線2の幅と等しいものとしたが、電線2の本圧着に伴い個々の粘着片3b’は押しつぶされて広がるため、導電性フィルム3の幅をこの広がり相当分狭いフィルムを用いることで、導電性フィルム3の使用面積を節約することも可能である。
第1および第2の実施例では、粘着片3bの長さは予め選定した導電性フィルム3のテープ幅で決まるため、品種交換や設計変更に伴い、別な寸法の粘着テープに交換する必要があったが、この第3の実施例では、電線2に貼り付ける粘着片3b’の長さを自在に調整できる利点がある。また、例えば電線幅2mmに対して、貼り付け長さを10mmとする場合など、粘着片3b’の粘着力が小さくても、剥離紙3cの剥離損ないによる粘着片3b’の引き剥がし持ち帰りを生じにくい利点がある。
ここまでの実施例では複数本の電線2に跨って一括して導電性フィルムを貼ることで貼り付けの高速化を実現していたが、これと異なる構成も可能である。図10にその構造を示す。図10に示す第4の実施例では、電線2に沿って導電性フィルム3を配置しており、1本の電線2に対して複数の粘着片3b’を配置している。この複数の粘着片3b’に対応する位置に突起133a’’を有する貼り付けヘッド133’’を設置してあり、この実施例では電線2の片面に一度に6枚の粘着片3b’を貼り付ける構成となっている。
なお、この第4の実施例では粘着片3b’の長さと貼り付けピッチの関係によって、隙間の部分の導電性フィルム3の無駄が少なくなるように、貼り付ける粘着片3b’の数の整数倍の数の粘着片3bをハーフカットしてある。そして、導電性フィルムをずらしながら複数回の貼り付け動作を行うようにする。図10(b)には1回の貼り付けを行う粘着片3b’の間隙に次の貼り付けに用いる次の粘着片3b’を予め用意した例を示している。
なお、この第4の実施例の機構を例えば4列並べて配置して、4本の電線2の片面に同時に合計24枚の粘着片3b’を貼る構成も可能である。
1・・・セル、2・・・電線、3・・・導電性フィルム、4・・・セルストリング、100・・・結晶系太陽電池モジュール組立装置、101・・・電線供給ユニット、102・・・矯正ユニット、103・・・導電性フィルム貼り付けユニット、104・・・切断ユニット、105・・・セル供給ユニット、106・・・予熱ユニット、107・・・本圧着ユニット、108・・・冷却ユニット、109・・・移載装置、110・・・次工程、131・・・送りローラ、132・・・回収ローラ、133・・・貼り付けヘッド、134・・・駆動機構、135・・・ステージ、136・・・チャック、137・・・送り機構、138・・・ハーフカット機構、139・・・カッター

Claims (12)

  1. 結晶系太陽電池モジュール組立工程において結晶系太陽電池セルの接続を複数の電線の片面に複数設けた導電性フィルムを圧着して行う組立方法であって、
    前記複数の導電性フィルムの貼り付けを同時に行うことを特徴とする結晶系太陽電池セルの接続方法。
  2. 請求項1記載の結晶系太陽電池セルの接続方法において、
    同時に貼り付ける前記複数の導電性フィルムは、前記複数の電線を平行に並べて配置し、これらの平行に配置した前記複数の電線に直交する方向に長軸を有する貼り付けヘッドで加圧することで貼り付けられることを特徴とする結晶系太陽電池セルの接続方法。
  3. 請求項2記載の結晶系太陽電池セルの接続方法において、
    同時に貼り付ける前記複数の導電性フィルムは、テープ状の導電性フィルムを予め前記電線の幅に個々にハーフカットされて前記複数の電線に直交する方向に配置されて、貼り付けヘッドで加圧することで貼り付けられることを特徴とする結晶系太陽電池セルの接続方法。
  4. 請求項2記載の結晶系太陽電池セルの接続方法において、
    同時に貼り付ける前記複数の導電性フィルムは、テープ状の導電性フィルムを予め前記電線の幅の合計の長さにハーフカットされて前記複数の電線に直交する方向に配置されて、貼り付けヘッドで加圧することで貼り付けられ、貼り付け後に個々の前記電線に切り離されることを特徴とする結晶系太陽電池セルの接続方法。
  5. 請求項2記載の結晶系太陽電池セルの接続方法において、
    同時に貼り付ける前記複数の導電性フィルムは、複数本の前記電線の幅のテープ状の導電性フィルムを予め貼り付け長さに個々にハーフカットされて、前記複数の電線に平行する方向に配置されて、貼り付けヘッドで加圧することで貼り付けられることを特徴とする結晶系太陽電池セルの接続方法。
  6. 請求項1記載の結晶系太陽電池セルの接続方法において、
    同時に貼り付ける前記複数の導電性フィルムは、予め個々の貼り付け長さにハーフカットを施したテープ状の導電性フィルムを前記電線に平行に並べて配置し、これらの平行に配置した前記複数の電線と平行する方向に長軸を有する貼り付けヘッドで加圧することで貼り付けられることを特徴とする結晶系太陽電池セルの接続方法。
  7. 結晶系太陽電池モジュール組立工程において複数の電線の片面に複数設けた導電性フィルムを圧着して結晶系太陽電池セルの組立を行う結晶系太陽電池モジュール組立装置であって、
    前記複数の導電性フィルムを直線状に並べて供給する機構と、前記複数の導電性フィルムを一括して加圧する貼り付けヘッドと、を有することを特徴とする結晶系太陽電池モジュール組立装置。
  8. 請求項7記載の結晶系太陽電池モジュール組立装置において、
    前記複数の導電性フィルムを一括して加圧する貼り付けヘッドは、前記複数の電線に直交する方向に長軸を有する貼り付けヘッドからなることを特徴とする結晶系太陽電池モジュール組立装置。
  9. 請求項8記載の結晶系太陽電池モジュール組立装置において、
    前記同時に貼り付ける前記複数の導電性フィルムを直線状に並べて供給する機構は、テープ状の導電性フィルムに複数個所のハーフカットを施して張り渡すことでなすことを特徴とする結晶系太陽電池モジュール組立装置。
  10. 請求項8記載の結晶系太陽電池モジュール組立装置において、
    前記同時に貼り付ける前記複数の導電性フィルムを直線状に並べて供給する機構は、前記電線の幅のテープ状の導電性フィルムに前記複数電線の幅の合計のハーフカットを施してなし、貼り付け後に切り離す機構により複数の電線ごとに切り離してなすことを特徴とする結晶系太陽電池モジュール組立装置。
  11. 請求項8記載の結晶系太陽電池モジュール組立装置において、
    前記同時に貼り付ける前記複数の導電性フィルムを直線状に並べて供給する機構は、前記電線の幅のテープ状の導電性フィルムを前記複数電線に平行して配置し、個々に貼り付け長さ分のハーフカットを施して張り渡してなすことを特徴とする結晶系太陽電池モジュール組立装置。
  12. 請求項7記載の結晶系太陽電池モジュール組立装置において、
    前記同時に貼り付ける前記複数の導電性フィルムを直線状に並べて供給する機構は、前記電線の幅のテープ状の導電性フィルムを前記電線に平行して配置し、個々に貼り付け長さ分のハーフカットを施して張り渡してなし、前記複数の導電性フィルムを一括して加圧する貼り付けヘッドは前記導電性フィルムに対応した加圧部分を複数個前記電線に平行して有する貼り付けヘッドであることを特徴とする結晶系太陽電池モジュール組立装置。
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