JP2013164284A - 輸送容器及びその解体方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】輸送容器11は、輸送容器底板11Dと、輸送容器下部胴11Bと、輸送容器上部胴11Aと、輸送容器天板11Cと、中間部防振板11Fと、上部防振板11Eと、これらを接続する第1接続ボルト111と第2接続ボルト119と第3接続ボルト113と第4接続ボルト117と第5接続ボルト115とを有する構成とする。かかる構成の輸送容器11において、輸送容器底板11Dと、輸送容器下部胴11Bと、輸送容器上部胴11Aと、輸送容器天板11Cと、中間部防振板11Fと、上部防振板11Eに対する接続の解除や再接続を行いつつ、クレーンの吊り上げや吊り上げを繰り返すことにより、効率的な解体を行う。
【選択図】図29
Description
輸送容器底板と、輸送容器下部胴と、輸送容器上部胴と、輸送容器天板と、中間部防振板と、上部防振板と、第1接続ボルトと、第2接続ボルトと、第3接続ボルトと、第4接続ボルトと、第5接続ボルトとを有し、
前記原子炉容器上蓋は、前記輸送容器底板に載置され、
前記輸送容器下部胴は、前記原子炉容器上蓋のフランジ部に載置されて、前記上蓋本体部を囲んでおり、
前記輸送容器下部胴の下側のフランジ部と、前記原子炉容器上蓋のフランジ部と、前記輸送容器底板とが、前記第1接続ボルトによって接続されており、
前記中間部防振板は複数のハウジング用穴と複数のハウジング支持手段を有し、前記輸送容器下部胴の内面の防振板支持部に前記第2接続ボルトによって接続され、前記複数のハウジング用穴のそれぞれに挿通された前記CRDMハウジングを、前記ハウジング支持手段によって支持しており、
前記輸送容器上部胴は、前記輸送容器下部胴に載せられており、
前記輸送容器下部胴の上側のフランジ部と、前記輸送容器上部胴の下側のフランジ部が、前記第3接続ボルトによって接続されており、
前記上部防振板は複数のハウジング用穴と複数のハウジング支持手段を有し、前記輸送容器上部胴の内面の防振板支持部に前記第4接続ボルトによって接続され、前記複数のハウジング用穴のそれぞれに挿通された前記CRDMハウジングを、前記ハウジング支持手段によって支持しており、
前記輸送容器天板は、前記輸送容器上部胴に載せられており、
前記輸送容器天板と、前記輸送容器上部胴が、前記第5接続ボルトによって接続されていること、
を特徴とする。
前記ハウジング支持手段は、
前記ハウジング用穴の周縁部の両側に突設された支持部と、
前記支持部の押しボルト穴に固定された押しボルトと、
前記押しボルトに螺合された押しボルト固定ナットと、
前記押しボルトの先端に設けられたサポートパッドとを有し、
前記押しボルトを回して前記サポートパッドを前記CRDMハウジングの外周面に押し付けることにより、前記CRDMハウジングを支持する構成であること、
を特徴とする。
前記中間部防振板の少なくとも2箇所のハウジング用穴では、ハウジング用穴ガイドが嵌め込まれ、これらのハウジング用穴ガイドに前記CRDMハウジングが挿通されていることを特徴とする。
前記輸送容器上部胴と前記輸送容器下部胴は、必要遮蔽厚の違いから、前記輸送容器下部胴の方が板厚が厚くなっており、
前記輸送容器上部胴と前記輸送容器下部胴とを上下に重ね合わせたときに前記輸送容器上部胴の外面と前記輸送容器下部胴の外面が揃うようにすることより、前記輸送容器上部胴の内面の下端と前記輸送容器下部胴の内面の上端との間に上向きの段差が生じる構成としたことを特徴とする。
前記第5接続ボルトを緩めて前記輸送容器天板と前記輸送容器上部胴の接続を解除した後、クレーンによって前記輸送容器天板を吊り上げる第1手順と、
この第1手順を実施後、前記第4接続ボルトを緩めて前記上部防振板と前記防振板支持部の接続を解除し、且つ、前記ハウジング支持手段による前記CRDMハウジングの支持を解除した後、前記輸送容器天板と前記上部防振板とを接続手段によって接続し、前記クレーンによって前記輸送容器天板と前記上部防振板を吊り上げ、前記接続手段を前記輸送容器天板と前記上部防振板からは外して、前記上部防振板を前記輸送容器天板から切り離す第2手順と、
この第2手順を実施後、前記クレーンによって前記輸送容器天板を、吊り下げ、前記輸送容器上部胴の上に載せた状態で、前記第5接続ボルトによって前記輸送容器天板と前記輸送容器上部胴を接続し、前記第3接続ボルトを緩めて前記輸送容器上部胴と前記輸送容器下部胴の接続を解除した後、前記クレーンによって前記輸送容器天板と前記輸送容器上部胴を吊り上げる第3手順と、
この第3手順を実施後、前記第2接続ボルトを緩めて前記中間部防振板と前記防振板支持部の接続を解除し、且つ、前記ハウジング支持手段による前記CRDMハウジングの支持を解除した後、前記輸送容器上部胴と前記中間部防振板とを前記接続手段によって接続し、前記クレーンによって前記輸送容器天板と前記輸送容器上部胴と前記中間部防振板を吊り上げ、前記接続手段を前記輸送容器上部胴と前記中間部防振板からは外して、前記中間部防振板を前記輸送容器上部胴から切り離す第4手順と、
この第4手順を実施後、前記クレーンによって前記輸送容器天板及び前記輸送容器上部胴を、吊り下げ、前記輸送容器下部胴の上に前記輸送容器上部胴を載せた状態で、前記第3接続ボルトによって前記輸送容器上部胴と前記輸送容器下部胴を接続し、前記第1接続ボルトを緩めて前記輸送容器下部胴と前記原子炉容器上蓋と前記輸送容器底板の接続を解除した後、前記クレーンによって前記輸送容器天板と前記輸送容器上部胴と前記輸送容器下部胴を吊り上げる第5手順と、
を有することを特徴とする。
まず、図1及び図2に基づき、本発明の実施の形態例に係る原子炉容器上蓋4aの輸送容器11(被搬入機器)を搬入するための機器搬入装置1の全体的な概要について説明する。なお、図1には原子炉建屋2の外部27から原子炉格納容器3の機器搬入口3cまでを主に示しており、図2には原子炉格納容器3の機器搬入口3cから原子炉格納容器3の内部29までを主に示している。
油圧ジャッキ30はジャッキ本体部(シリンダ部)30aと、ピストンロッド30bとを有しており、その長手方向が第1レール21の長手方向(機器搬入方向)に沿うように配設されている。油圧ジャッキ30は、作業員が操作する油圧供給装置(図示省略)から油圧が供給されることによって、作動(ピストンロッド30bが伸縮)する。ジャッキ本体部30aの基端側には連結ピン穴30cを有する基端側連結部30dが設けられ、ピストンロッド30bの先端側には連結ピン穴30eを有する先端側連結部30fが設けられている。
次に、図1及び図14〜図16に基づき、前半の輸送容器搬入手順、即ち、原子炉建屋2の外部27から、原子炉建屋2の機器搬入口2cと、原子炉建屋2の機器搬入口2cと原子炉格納容器3の機器搬入口3cとの間の機器搬入ルート28とを経て、原子炉格納容器3の機器搬入口3cまで輸送容器11を搬入する手順について説明する。このときには第1レール21において、図14〜図16に示すような油圧ジャッキ30の蠕動運動を行うことにより、取替用の原子炉容器上蓋4aを収納した輸送容器11を、上部スキッド23及び下部スキッド24とともに搬送する。
次に、図2、図17〜図22及び図23〜図28に基づき、後半の輸送容器搬入手順、即ち原子炉格納容器3の機器搬入口3cから原子炉格納容器3内へ輸送容器11を搬入する手順について説明する。なお、図17〜図22では、説明の便宜上、輸送容器11を一点鎖線の透視図で示している。
次に、図29〜図35に基づき、輸送容器11の構成について詳述する。図29には取替用の原子炉容器上蓋4aを収納した状態の輸送容器11の構成を示している。
次に、図29及び図36〜図37に基づき、輸送容器11の組立手順について説明する。輸送容器11の組立作業は、製造工場において、当該製造工場に装備されているクレーンなどの組立設備(図示省略)を用いて実施される。
次に、図29及び図42〜図46に基づき、輸送容器11の解体手順について説明する。輸送容器11の解体作業は、原子炉格納容器3内で実施する。このため、輸送容器11の解体作業には、原子炉格納容器3内に設置されているポーラクレーン131を利用する。
次に、図47及び図48に基づき、輸送容器11を、原子炉容器4から取り外された使用後の原子炉容器上蓋4aを保管するための保管容器として利用する場合の構成について説明する。
これに対して、本実施の形態例の輸送容器11では、輸送容器上部胴11Aの外面11w−1と輸送容器下部胴11Bの外面11x−1が揃うようにすることよって内面11w−2と内面11x−2に段差11yを生じさせ、この段差11yを利用してすみ肉溶接を行うことにより、溶接方法が開先溶接からすみ肉溶接になり、更に溶接姿勢が水平から下向きになるため、溶接施工性が向上する。
なお、この保管容器として用いた輸送容器11の搬出は、搬入と逆の手順で行うことができる。
以上のように、本実施の形態例の輸送容器11は、上蓋本体部4cと、上蓋本体部4cの下端に形成されたフランジ部4bとを有し、上蓋本体部4cに複数のCRDMハウジング101が取り付けられている原子炉容器上蓋4aを、収納して輸送するための輸送容器であって、輸送容器底板11Dと、輸送容器下部胴11Bと、輸送容器上部胴11Aと、輸送容器天板11Cと、中間部防振板11Fと、上部防振板11Eと、第1接続ボルト111と、第2接続ボルト119と、第3接続ボルト113と、第4接続ボルト117と、第5接続ボルト115とを有し、原子炉容器上蓋4aは、輸送容器底板11Dに載置され、輸送容器下部胴11Bは、原子炉容器上蓋4aのフランジ部4bに載置されて、上蓋本体部4cを囲んでおり、輸送容器下部胴11Bの下側のフランジ部11oと、原子炉容器上蓋4aのフランジ部4bと、輸送容器底板11Dとが、第1接続ボルト111によって接続されており、中間部防振板11Fは複数のハウジング用穴11bと複数のハウジング支持手段を有し、輸送容器下部胴11Bの内面の防振板支持部11dに第2接続ボルト119によって接続され、複数のハウジング用穴11bのそれぞれに挿通されたCRDMハウジング101を、前記ハウジング支持手段によって支持しており、輸送容器上部胴11Aは、輸送容器下部胴11Bに載せられており、輸送容器下部胴11Bの上側のフランジ部11pと、輸送容器上部胴11Aの下側のフランジ部11qが、第3接続ボルト113によって接続されており、上部防振板11Eは複数のハウジング用穴11aと複数のハウジング支持手段を有し、輸送容器上部胴11Aの内面の防振板支持部11cに第4接続ボルト117によって接続され、複数のハウジング用穴11aのそれぞれに挿通されたCRDMハウジング101を、前記ハウジング支持手段によって支持しており、輸送容器天板11Cは、輸送容器上部胴11Aに載せられており、輸送容器天板11Cと、輸送容器上部胴11Aが、第5接続ボルト15によって接続されていることを特徴としている。
このため、輸送容器11の組み立てや解体の際、CRDMハウジング101に対する上部防振板11E及び中間部防振板11Fの取り付け作業や取り外し作業が容易になり、しかも、上部防振板11Eや中間部防振板11Fの取り付け状態を目視で確認することも容易になるため、品質の向上にも繋がる。
このため、輸送容器11を効率的に解体することができる。従って、原子炉格納容器3内の限られたスペースと設備で輸送容器11の解体を行うのに非常に有効な方法である。
2 原子炉建屋
2a 原子炉建屋の側壁
2c 原子炉建屋の機器搬入口
2c−1 機器搬入口の内周面の下部
3 原子炉格納容器
3a 原子炉格納容器の側壁
3c 原子炉格納容器の機器搬入口
3c−1 機器搬入口の内周面の下部
4 原子炉容器
4a 原子炉容器上蓋
4b 原子炉容器上蓋のフランジ部
4c 原子炉容器上蓋の上蓋本体部
5 蒸気発生器
6 SG壁
7 シャッタ
8 引き戸
10 支持台
11 原子炉容器上蓋輸送容器
11A 輸送容器上部胴
11B 輸送容器下部胴
11B−1 輸送容器下部胴の下部
11C 輸送容器天板
11D 輸送容器底板
11E 上部防振板
11F 中間部防振板
11a 上部防振板のハウジング用穴
11b 中間部防振板のハウジング用穴
11c,11d 防振板支持部
11f 第1反転ラグ
11g 第2反転ラグ
11h 吊りラグ
11i 吊上げ金具
11j 支持部
11k 押しボルト穴
11m 支持部
11n 押しボルト穴
11o,11p,11q フランジ部
11r,11s,11t,11u 吊りラグ
11w−1 輸送容器上部胴の外面
11w−2 輸送容器上部胴の内面
11x−1 輸送容器下部胴の外面
11x−2 輸送容器下部胴の内面
11y 段差
11z 輸送容器下部胴の上端面
21 第1レール
21A 第1直線レール部
21B 曲りレール部
21C 第2直線レール部
21a 固定ピン穴(位置決めピン穴)
21b 固定ボルト穴
21c レールの上面
21d レールのガイド面(側面)
22 第2レール
23 上部スキッド
23A 上部スキッド本体部
23B スライドテーブル
23C ターンテーブル
23a 上部スキッド本体部の端部
23b 上部スキッド本体部の端部の下面
23c スライドテーブルの下面
23d スライドテーブルの摺動部(スライド部)
23e 上部スキッド本体部の上面
23f 上部スキッド本体部の摺動溝(スライド溝)
23h 輸送容器支持面
23i 旋回ピン穴
23j 旋回ピン穴(軸受)
23k ターンテーブルの上面
23m,23n 旋回防止ピン穴
23o ターンテーブルの側面
23p スライドテーブルの側面
23q 油圧ジャッキ連結部
23r 連結ピン穴
23s 油圧ジャッキ連結部
23t 連結棒連結部
24 下部スキッド
24a 下部スキッドの端部
24b 下部スキッドの端部の下面
24c 連結棒連結部
24d 輸送容器支持面
24e 上側フランジ
25 油圧ジャッキ反力受け
25a 固定ピン穴(位置決めピン穴)
25b 固定ボルト穴
25c 油圧ジャッキ連結部
25d 連結ピン穴
25e 反力受け本体部
25f 反力受け固定部
26 連結棒
26a,26b,26c 連結棒の分割部
26d,26e 連結棒の接続部
26f,26g 連結棒の連結部
27 原子炉建屋の外部
28 機器搬入ルート
29 原子炉格納容器の内部
30 搬入用の油圧ジャッキ
30a ジャッキ本体部(シリンダ部)
30b ピストンロッド
30c 連結ピン穴
30d 基端側連結部
30e 連結ピン穴
30f 先端側連結部
31 原子炉建屋外部の仮設基礎
32 機器搬入ルートの床面
33 原子炉格納容器内の床面
34 原子炉格納容器内の仮設床面
35 輸送容器搬入位置(立て起こし位置)
41 固定ピン(位置ぎめピン)
42 固定ボルト
51 基端側の連結ピン
52 先端側の連結ピン
61 固定ボルト
62 摺動材
63 固定ボルト
64 ガイドローラ
64a ガイドローラの回転軸
64b ガイドローラの外周面
71 摺動材
72 固定ボルト
73 ガイドローラ
73a ガイドローラの回転軸
73b ガイドローラの外周面
74 横断面がコ字状の摺動材
75 固定ボルト
76 固定ナット
77 固定ボルト
78 旋回ピン
79 板状の摺動材
80 円筒状の摺動材
81 固定ボルト
82 旋回防止ピン
83 旋回防止プレート
84 固定ボルト
85 スライド用の油圧ジャッキ
85a ピストンロッド
85b ジャッキ本体部(シリンダ部)
86 手動ポンプ
87 油圧ジャッキ反力受け
88 スライドストッパ
89 スリーブ
91,92 連結ピン
101 CRDMハウジング
101a CRDMハウジングの外径が大きい部分
101b CRDMハウジングの外径が小さい部分
102 押しボルト
103 押しボルト固定ナット
104 サポートパッド
105 押しボルト
106 押しボルト固定ナット
107 サポートパッド
108 ハウジング用穴ガイド
108a ガイド本体部
108b フランジ部
109 ハウジング用穴ガイド
109A ハウジング用穴ガイドの第1分割部
109B ハウジング用穴ガイドの第2分割部
109a ガイド本体部
109b フランジ部
111 第1接続ボルト
113 第3接続ボルト
115 第5接続ボルト
117 第4接続ボルト
119 第2接続ボルト
121 乾燥剤
131 ポーラクレーン
131a フック
131b 吊り具
131c 主巻線
131d マルチスリング
132 チェーンブロック
133,134,135,136,137 シール溶接部
138 シールプレート
141 ジャッキアップ用の油圧ジャッキ
142 反転架台
143 第1ピボット
144 第2ピボット
145 受け台
146 ウインチ
146 ウインチのワイヤ
147 仮受台
Claims (5)
- 上蓋本体部と、前記上蓋本体部の下端に形成されたフランジ部とを有し、前記上蓋本体部に複数のCRDMハウジングが取り付けられている原子炉容器上蓋を、収納して輸送するための輸送容器であって、
輸送容器底板と、輸送容器下部胴と、輸送容器上部胴と、輸送容器天板と、中間部防振板と、上部防振板と、第1接続ボルトと、第2接続ボルトと、第3接続ボルトと、第4接続ボルトと、第5接続ボルトとを有し、
前記原子炉容器上蓋は、前記輸送容器底板に載置され、
前記輸送容器下部胴は、前記原子炉容器上蓋のフランジ部に載置されて、前記上蓋本体部を囲んでおり、
前記輸送容器下部胴の下側のフランジ部と、前記原子炉容器上蓋のフランジ部と、前記輸送容器底板とが、前記第1接続ボルトによって接続されており、
前記中間部防振板は複数のハウジング用穴と複数のハウジング支持手段を有し、前記輸送容器下部胴の内面の防振板支持部に前記第2接続ボルトによって接続され、前記複数のハウジング用穴のそれぞれに挿通された前記CRDMハウジングを、前記ハウジング支持手段によって支持しており、
前記輸送容器上部胴は、前記輸送容器下部胴に載せられており、
前記輸送容器下部胴の上側のフランジ部と、前記輸送容器上部胴の下側のフランジ部が、前記第3接続ボルトによって接続されており、
前記上部防振板は複数のハウジング用穴と複数のハウジング支持手段を有し、前記輸送容器上部胴の内面の防振板支持部に前記第4接続ボルトによって接続され、前記複数のハウジング用穴のそれぞれに挿通された前記CRDMハウジングを、前記ハウジング支持手段によって支持しており、
前記輸送容器天板は、前記輸送容器上部胴に載せられており、
前記輸送容器天板と、前記輸送容器上部胴が、前記第5接続ボルトによって接続されていること、
を特徴とする輸送容器。 - 請求項1に記載の輸送容器において、
前記ハウジング支持手段は、
前記ハウジング用穴の周縁部の両側に突設された支持部と、
前記支持部の押しボルト穴に固定された押しボルトと、
前記押しボルトに螺合された押しボルト固定ナットと、
前記押しボルトの先端に設けられたサポートパッドとを有し、
前記押しボルトを回して前記サポートパッドを前記CRDMハウジングの外周面に押し付けることにより、前記CRDMハウジングを支持する構成であること、
を特徴とする輸送容器。 - 請求項1又は2に記載の輸送容器において、
前記中間部防振板の少なくとも2箇所のハウジング用穴では、ハウジング用穴ガイドが嵌め込まれ、これらのハウジング用穴ガイドに前記CRDMハウジングが挿通されていることを特徴とする輸送容器。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載の輸送容器において、
前記輸送容器上部胴と前記輸送容器下部胴は、必要遮蔽厚の違いから、前記輸送容器下部胴の方が板厚が厚くなっており、
前記輸送容器上部胴と前記輸送容器下部胴とを上下に重ね合わせたときに前記輸送容器上部胴の外面と前記輸送容器下部胴の外面が揃うようにすることより、前記輸送容器上部胴の内面の下端と前記輸送容器下部胴の内面の上端との間に上向きの段差が生じる構成としたことを特徴とする輸送容器。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載の輸送容器の解体方法であって、
前記第5接続ボルトを緩めて前記輸送容器天板と前記輸送容器上部胴の接続を解除した後、クレーンによって前記輸送容器天板を吊り上げる第1手順と、
この第1手順を実施後、前記第4接続ボルトを緩めて前記上部防振板と前記防振板支持部の接続を解除し、且つ、前記ハウジング支持手段による前記CRDMハウジングの支持を解除した後、前記輸送容器天板と前記上部防振板とを接続手段によって接続し、前記クレーンによって前記輸送容器天板と前記上部防振板を吊り上げ、前記接続手段を前記輸送容器天板と前記上部防振板からは外して、前記上部防振板を前記輸送容器天板から切り離す第2手順と、
この第2手順を実施後、前記クレーンによって前記輸送容器天板を、吊り下げ、前記輸送容器上部胴の上に載せた状態で、前記第5接続ボルトによって前記輸送容器天板と前記輸送容器上部胴を接続し、前記第3接続ボルトを緩めて前記輸送容器上部胴と前記輸送容器下部胴の接続を解除した後、前記クレーンによって前記輸送容器天板と前記輸送容器上部胴を吊り上げる第3手順と、
この第3手順を実施後、前記第2接続ボルトを緩めて前記中間部防振板と前記防振板支持部の接続を解除し、且つ、前記ハウジング支持手段による前記CRDMハウジングの支持を解除した後、前記輸送容器上部胴と前記中間部防振板とを前記接続手段によって接続し、前記クレーンによって前記輸送容器天板と前記輸送容器上部胴と前記中間部防振板を吊り上げ、前記接続手段を前記輸送容器上部胴と前記中間部防振板からは外して、前記中間部防振板を前記輸送容器上部胴から切り離す第4手順と、
この第4手順を実施後、前記クレーンによって前記輸送容器天板及び前記輸送容器上部胴を、吊り下げ、前記輸送容器下部胴の上に前記輸送容器上部胴を載せた状態で、前記第3接続ボルトによって前記輸送容器上部胴と前記輸送容器下部胴を接続し、前記第1接続ボルトを緩めて前記輸送容器下部胴と前記原子炉容器上蓋と前記輸送容器底板の接続を解除した後、前記クレーンによって前記輸送容器天板と前記輸送容器上部胴と前記輸送容器下部胴を吊り上げる第5手順と、
を有することを特徴とする輸送容器解体方法。
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- 2012-02-09 JP JP2012026152A patent/JP5881450B2/ja active Active
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