JP2013162899A - 役物装置及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】特別な駆動伝達機構を設けることなく、複数個設けられた開閉部材を、共通の駆動源によってそれぞれ独立して開閉動作させる。
【解決手段】移動板232の歯部234の中間位置にモータ236の回転軸に取り付けられた歯車238を噛み合わせておき、これを基準位置することで、2個のアタッカー112,113の双方を閉止状態で保持できる。また、モータ236の初期回転方向並びにその復帰のための逆回転によって、アタッカー112とアタッカー113との開閉動作を独立して行うことができるため、部品点数の共通化が図れ、組み付け工数を軽減することができる。また、単一のモータ236の回転方向の制御のみで、2個のアタッカー112,113の開閉動作を制御することができるため、制御系の負担も軽減することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、通常は開閉部材によって閉止され、予め定めた条件が成立した場合に開放して遊技球の入賞を可能とする大入賞口を備えた役物装置及びこの役物装置が設けられた遊技機に関する。
一般的な遊技機、例えばパチンコ機は、通常遊技状態で予め定められた入賞口(特別図柄始動入賞口)に遊技球が入賞することで特別図柄抽選(特図抽選という場合がある)が実行され、この特別図柄抽選の結果が当選の場合、前記通常遊技中は開閉部材によって閉止されている役物装置としての入賞口(「大入賞口」、「アタッカー」等という場合がある)を所定期間開放し、短期間で多くの入賞を期待できる大当たり処理が実行される特別遊技状態に移行する。すなわち、通常遊技状態では、閉塞状態であったアタッカー(大入賞口)を所定回数、所定時間開放することによって、短時間で多くの遊技球の入賞を期待できる特別遊技状態(大役遊技)に移行する遊技仕様がある。
上記基本仕様の遊技機に対して、近年では、出玉率、遊技の趣向性や演出性等の理由から、2個の大入賞口を設けている。2個の大入賞口を適用する理由として、例えば、独立してラウンド数(開放回数)を変更したり、周囲の釘の配置にも依存するが入賞率を変えることができる。また、それぞれの大入賞口に対応して演出テーマ(モード)を変更することができる。さらには、遊技球の打ち出し方向(左打ち、右打ち)を変更するといった遊技者介入の契機とすることができる。
ところが、大入賞口を増加させると、これに伴う部品が増加分だけ増えることになり、部品点数の増加による組み付け工数の増加、並びにそれぞれの大入賞口の駆動系、検出系の制御の負担を助長することになる。
そこで、特許文献1では、2つの大入賞口を隣り合う位置へ併設して、遊技球を共通して検出可能なカウントスイッチを備えることが開示されている。この特許文献1によれば、遊技領域に2つの大入賞口を設けた場合であっても、部品点数や組み付け工数を減らすことができる。
しかしながら、特許文献1では、カウントスイッチは共通であるが、それぞれの大入賞口の開放動作のための駆動系は独立している。すなわち、カウントスイッチは、入賞した遊技球の通路を合流させるだけよいが、駆動系を共通化するには、それぞれの連結動作を切り替えるといった複雑な駆動伝達機構が必要であり、部品点数の削減には至っていない。
特開2006−034363号公報
本発明は上記事実を考慮し、特別な駆動伝達機構を設けることなく、複数個設けられた開閉部材を、共通の駆動源によってそれぞれ独立して開閉動作させることができる役物装置及び遊技機を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、遊技球が入賞可能な複数の開口部が設けられたベース部材と、それぞれの前記開口部の下辺に沿って平行に設けられた開閉用回転軸を中心に回転することで前記開口部を開閉させると共に遊技球を前記開口部へ案内する複数の開閉部材と、それぞれの前記開口部に対応して設けられ、前記ベース部材に対して直線移動するように取り付けられた複数の第1の部材と、一部が前記開閉用回転軸と平行に配置された連結用回転軸に取り付けられ他の一部が前記第1の部材と連結され、前記第1の部材の直線移動を前記開閉用回転軸の回転移動に変換する複数の第2の部材とを備えた重連開閉機構部と、複数の前記第1の部材にそれぞれ設けられた連動ピンが、各々独立して収容される案内カム溝が設けられ、互いに交叉する第1の方向及び第2の方向の内、第1の方向に移動することで前記連動ピンを第2の方向に直線移動させる単一の移動部材と、前記移動部材を前記第1の方向に移動させる駆動源となる駆動手段と、を有している。
請求項1記載の発明によれば、ベース部材には、複数の開口部が設けられ、それぞれの開口部には開閉部材が配置されている。開閉部材は、重連開閉機構部によって開閉動作する。重連開閉機構部の第1の部材には、それぞれ連動ピンが設けられており、この連動ピンは、駆動手段により単一の移動部材が第1の方向に直線移動すると、第2の方向に直線移動する。この連動ピンの第2の方向の直線移動が重連開閉機構部によって開閉用回転軸の回転移動に変換され、開閉部材を開閉することができる。
すなわち、単一の移動部材の移動(単一の駆動手段の駆動)により、複数の開閉部材を開閉動作させることができ、それぞれが全て独立した開閉部材の開閉機構に比べて、部品点数を軽減することができる。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記案内カム溝が、前記第1の方向に沿って設けられた、前記連動ピンの外径の所定の寸法公差となる幅寸法の長孔であり、かつその長手方向中間部が前記第2の方向に屈曲されて形成されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、連動ピンを長孔に収容している。長孔の幅寸法は、連動ピンの外径とほぼ同一(所定の寸法公差あり)であり、移動部材が第1の方向に移動すると、連動ピンを長孔の屈曲によって第2の方向に直線移動させることができる。この連動ピンの直線移動が、重連開閉機構部の第1の部材の直線移動に相当し、第2の部材を介して開閉部材を開閉動作させることができる。
請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の発明において、前記開閉部材の閉止状態のときに位置する前記長孔の一方の端部には、前記屈曲された寸法よりも拡幅された遊嵌孔が設けられ、前記連動ピンが前記長孔に保持されるように付勢手段で付勢されることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、連動ピンを長孔に収容している。長孔の幅寸法は、連動ピンの外径とほぼ同一(所定の寸法公差あり)であり、移動部材が第1の方向に移動すると、連動ピンを長孔の屈曲によって第2の方向に直線移動させることができる。この連動ピンの直線移動が、重連開閉機構の第1の部材の直線移動に相当し、第2の部材を介して開閉部材を開閉動作させることができる。
ここで、開閉部材の開放状態から閉止状態に移行する際に、外力により閉止状態に移行できない場合がある(球噛み状態等)。そこで、開閉部材の閉止状態のときに位置する前記長孔の一方の端部に、屈曲された寸法よりも拡幅された遊嵌孔(開放状態のときに位置する長孔の一方の端部の延長線上の位置)を設ける。また、連動ピンは長孔に保持するように付勢手段で付勢する。これにより、前記外力が加わった場合、連動ピン(第1の部材)は付勢手段の付勢力に抗して遊嵌孔に移動して負荷を吸収することができる。
請求項4に記載の発明は、前記請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記移動部材には前記長孔の長手方向寸法に対応した所定の長さ分の直線状歯部が形成され、前記駆動手段には回転駆動すると共に前記歯部に噛み合う歯車が設けられており、
前記駆動手段の駆動力で前記移動部材が移動する場合に、前記歯車が前記直線状歯部の中間位置に噛み合っている状態では全ての前記開閉部材が閉止位置となり、前記歯車が前記直線状歯部の一端部に歯車が噛み合っている状態では一部の開閉部材が開放位置となり、前記歯車が前記直線状歯部の他端部に歯車が噛み合っている状態では他の一部の開閉部材が開放位置となることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、複数の開閉部材を独立して開閉動作することを想定している。
この場合、駆動手段の歯車が移動部材の直線状歯部の中間位置に噛み合っている状態を全ての前記開閉部材の閉止位置とする。
これにより、歯車が直線状画部の一端部に歯車が噛み合う方向に移動させると一部の開閉部材を開放位置とし、歯車が直線状歯部の他端部に歯車が噛み合う方向に移動させると他の一部の開閉部材を開放位置とすることができる。
なお、直線状歯部の中間位置を全開閉部材の閉止位置に対応させ、両端部を一部又は他の一部の開放位置に対応すると、複数の開閉部材は、基本的に2群に分割されてそれぞれ同一の動作となる。
しかし、それぞれの重連開閉機構部において、開閉ストローク等を変更することで、例えば、長孔の一端部への移動の際、その移動距離に応じて開放する開閉部材の数が増えるようにすれば、2群に限定されるものではない。
請求項5に記載の発明は、前記請求項1〜請求項4の何れか1項記載の役物装置が搭載された遊技機である。
請求項5に記載の発明によれば、上記役物装置を遊技機に用いることで、特別な駆動伝達機構を設けることなく、変化に富んだ遊技性をもたらすことができる。
以上説明した如く本発明では、特別な駆動伝達機構を設けることなく、複数個設けられた開閉部材を、共通の駆動源によってそれぞれ独立して開閉動作させることができるという優れた効果を有する。
本実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 本実施の形態に係る遊技盤の正面図である。 本実施の形態に係る大入賞口役物装置の斜視図である。 図3のIV−IV線断面図である。 変形例1に係る大入賞口役物装置の斜視図である。 変形例1に係る大入賞口役物装置の斜視図(移動板取り外し状態)である。 変形例2に係る移動板の斜視図である。 変形例3に係る移動板の斜視図である。 変形例4に係る大入賞口役物装置の斜視図である。 変形例4に係る大入賞口役物装置の裏面側斜視図である。
(パチンコ機の構成)
図1に示されるように、パチンコ機10の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り12が取り付けられている。
また、パチンコ機10の下飾り12の上部には、互いに平行、かつ奥行き方向に所定の間隔をおいて配置された一対のガラス板14を装着したガラス枠16が配置されており、ガラス枠16は左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。このガラス枠16の奥側には、着脱交換可能な遊技盤18がセットされており、遊技盤18は、ガラス枠16で閉塞された状態でガラス板14に対向するようになっている。
ガラス枠16の下部には、一体皿24が配置されている。一体皿24の図1の右端部には、鍵穴27が設けられ、この鍵穴27にキーを差し込み、左右の内、一方に回すとガラス枠16が開放し、他方に回すと一体皿24が開放する。
一体皿24には、上皿部28と、下皿部30とが設けられている。上皿部28を形成する周縁壁部32には、上皿球抜きレバー34が設けられ、この上皿球抜きレバー34を操作することで、上皿部28に貯留された遊技球を下皿部30へ送り出すことができるようになっている。また、下皿部30には、下皿球抜きボタン36が設けられ、この下皿球抜きボタン36を操作することで、下皿部30に貯留された遊技球PBを外部(例えば、所謂「ドル箱」)へ排出することができるようになっている。
上皿部28の周縁壁部32における図1の右端部には、球貸ボタン42と、返却ボタン44が設けられている。
また、一体皿24の右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するためのグリップユニット(発射ハンドル)26が取り付けられ、左側下部には、灰皿46が取り付けられている。
一体皿24における下皿部30の図1の右側には受け皿スピーカ60Uが配置されている。
ここで、一体皿24における上皿部28の周縁壁32には、遊技者が操作可能な操作ボタン50が設けられている。この操作ボタン50は、遊技中において、操作有効期間中に操作することで、演出画像に対して介入することができるようになっており、それぞれの遊技仕様によって設定される。
ガラス枠16におけるガラス板14の周囲には、アーチ状に遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による視覚的効果や、音声等による聴覚的効果等の演出効果を生み出す上部演出部52が配置されている。この上部演出部52の下端部は、一体皿24の周囲に略U字型に配置された下部演出部54の上端部と連結されている。
この結果、上部演出部52と下部演出部54とで、遊技盤18の周囲を取り囲むように、演出部56が形成されている。
この演出部56は、上部演出部52及び下部演出部54共に、照明部材(LED等)が取り付けられた基板(図示省略)と、この基板を覆うように、所定の意匠で形成されたレンズカバー58が取り付けられている。
レンズカバー58は、前記照明部材が点灯する領域を区画するよう凹凸状にカットされており、区画された領域(以下、必要に応じて「レンズ部58」という)毎に照明部材の点灯制御がなされる。なお、照明部材は基本的にR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3色に点灯するLEDが1組となっており、それぞれの点灯時の光量比により、様々な配色の点灯が可能となっている。また、ガラス枠の上部角部には、それぞれ三連表示62が設けられ、遊技状態の報知(エラー報知等を含む)に適用される。
また、前記上部演出部52における、ガラス枠16の上部円弧の約1/3に相当する領域の中央及び両端には、ガラス枠スピーカ60C、60L、60Rが内蔵され、照明と同時に、音声を出力する。
なお、以下では、前述した受け皿スピーカ60Uと、このガラス枠スピーカ60C、60L、60Rを総称して、「スピーカ60」という。
(遊技盤の構成)
図2に示される遊技盤18は、基板となるベニヤ板に樹脂製シート状のセルが貼着されてそのセルの表面が盤面となっており、盤面の外周端部付近に、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられている。なお、ベニヤ板に代えて透明アクリル板等が用いられる場合もある。これらの外レール102及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置(図示省略)から発射されて打ち込まれた遊技球PBが自重落下により移動可能とされ、この領域が遊技を行う遊技領域とされている。
遊技盤18の遊技領域には、釘(図示省略)及び風車21が点在して打ち込まれている。また、遊技領域におけるほぼ中央には、センター役物105が配置されている。センター役物105は、各種演出等の映像を表示する液晶表示部(LCD表示部)106を備えている。
LCD表示部106では、例えば、3列の図柄列が独立して変動し、最終的に3列の図柄列が同一図柄で停止した場合に特別図柄抽選の当選を報知するといった、図柄変動パターン演出が実行される。なお、3列の内、先に2列が同一図柄で停止(仮停止)して、残りの1列が変動中の場合を、「リーチ演出」という。
センター役物105の下辺部は、ステージ105Sが形成されている。ステージ105Sには、釘等で跳ね返えることで受け入れた遊技球PB、或いは図示しないワープ路に案内されて受け入れた遊技球PBが送り込まれるようになっている。
ステージ105Sは、例えば、傾斜面や突起部等が形成され、前記遊技球PBの移動が当該傾斜面や突起部等により不規則に変化し、最終的に下辺手前から遊技盤18へ戻されるようになっている。
図2に示される如く、センター役物105の図2に向かって左側には、普通図柄抽選の始動機能を持つ通過ゲート118が配置されている。
また、センター役物105の下部には、特別図柄始動入賞口134A、134Bが縦列に配置されている。
特別図柄始動入賞口134Aには、常に遊技球PBが入賞可能となっている。一方、特別図柄始動入賞口134Bは、その開口部が特別図柄始動入賞口134Aによって遮られると共に、電動チューリップ136が取り付けられている。電動チューリップ136は、前記普通図柄抽選に当選したときに開放するようになっている。
ここで、電動チューリップ136が開放状態になると、特別図柄始動入賞口134Bの入賞が可能となる。
さらに、図2に示される如く、前記特別図柄始動入賞口134A、134Bの下部には、遊技領域の下端部付近に位置して前記特別図柄抽選の大当たり処理の際に適用される大入賞口役物装置200が配置されている。
大入賞口役物装置200は、横方向に2連のアタッカー112、113が設けられ、それぞれに、その開口部112A、113Aには、開閉部材116、117が設けられている。なお、この大入賞口役物装置200については後述するが、例えば、前記特別図柄抽選の大当たりの種類として2種類持ち、アタッカー112は左打ち用大当たり処理に用いられ、アタッカー113は右打ち用大当たり処理に用いられるようになっており、それぞれが独立して開閉動作するようになっている。
図2に示される如く、遊技領域の最下位置には、外れ球を遊技盤18の裏側へ排出するアウト口124が設けられている。
さらに、センター役物105の左側には、複数(ここでは、2個)の一般入賞口120が設けられている。なお、一般入賞口120は、2個に限られるものではなく、例えば、基本的なベースや入賞率等の設計上の演算によってその数を決めればよい。
(大入賞口役物装置200の構成)
図3乃至図4には、遊技盤18に適用された大入賞口役物装置200が示されている。
大入賞口役物装置200は箱型のベース部材202を主体としており、その前面には、遊技盤18の前面に配置され、ベース部材202の縦横寸法よりも大きく、装飾部材を兼ねるフランジ部204がベース部材の一部として形成されている。
このベース部材202の一部であるフランジ部204には、前述したアタッカー112、113を構成する開口部112A、113Aが形成されている。開口部112A、113Aの前方には、装飾部材206が取り付けられている。装飾部材206は、その裏面側に脚部206Aが形成され、フランジ部204に対して、遊技球PBが通過できる程度の間隔をもって、フランジ部204から突出するように配置されており、開閉部材116、117はこのフランジ部204と装飾部材206との間で開閉動作するようになっている。ここで、アタッカー112、113は、基本的に同一構造であるため、以下において、特に区別する必要がない場合には、アタッカー112の構成を説明し、アタッカー113の構成の説明は省略する。
図4に示される如く、アタッカー112の開閉部材116は、その下辺部に回転軸208(開閉用回転軸)を備えている。回転軸208は、開口部112Aの下辺の近傍でありかつ開口部112Aの下辺と平行に配置されている。この結果、開閉部材116は、開放されたとき、その裏面側が内側に向けられ、遊技盤18を落下してくる遊技球PBを受け止める受け部材としての役目を有している。
開閉部材116の裏面側には、回転軸208の近傍に略三角形状の肉厚部210が形成され、当該肉厚部210には、凹部212が形成されている。
また、前記ベース部材202の内方であり、開閉部材116の奥側は、受け入れた遊技球PBの流路(図示省略)が設けられると共に、流路を回避するように重連開閉機構部214が設けられている。
重連開閉機構部214は、開閉部材116の幅方向(遊技盤横方向)の一端部に対峙するように、第1の部材としてのスライドプレート216が設けられている。スライドプレート216は、矩形ブロック形状であり、図示しないガイド部によって、図4の左右方向(遊技盤18の奥行き方向)に直線移動可能に取り付けられている。
スライドプレート216の前側(開閉部材116と対面する側)には、前記開閉部材116の回転軸208と平行とされた動作ピン218が形成されている。
動作ピン218は、重連開閉機構部214の第2の部材として回転プレート220に設けられた連結孔222に収容されている。
回転プレート220は、スライドプレート216と前記開閉部材116の肉厚部210との間に掛け渡されるように配置されている。
前記連結孔222は、回転プレート220の後側(開閉部材と対面しない側)に設けられ、前記動作ピン218の外径よりも若干大きく形成されており、動作ピン218は、連結孔222に収容されている状態で、若干のがたつき(あそび)を持っている。
前記回転プレート220には、前記連結孔222の下部に円孔224が形成されている。円孔224は、ベース部材202から前記動作ピン218と平行に突出された回転軸226(連結用回転軸)が収容されている。回転軸226は、円孔224に対して所定の寸法公差で緊密に支持されており、回転プレート220を回転可能に支持している。
ここで、前記スライドプレート216が直線移動(以下に示す第2の方向移動)すると、動作ピン218が同一方向に直線移動する。この直線移動は、動作ピン218を介して回転軸224を中心に回転プレート220を回転させる。
また、回転プレート220の前側(開閉部材と対面する側)には、二股の脚部228A、228Bが形成されている。一方の脚部228Aは、先端が略L字型に屈曲され、前記開閉部材116に形成された肉厚部210の凹部212に収容されている。
図4は、スライドプレート216が直線移動方向の前側(図4の右端)に位置している状態が示されており、この状態では、凹部212に収容されている回転プレート220の一方の脚部228Aが開閉部材116を閉止する方向に回転する力が働くようになっている。
また、スライドプレート216が直線移動方向の後側(図4の左端)に位置するように移動すると、前記一方の脚部228Aが凹部212から抜け出ると同時に、他方の脚部228Bが肉厚部210に当接し、かつ押し上げて、開閉部材116を開放する方向に回転する力が働くようになっている。
以上のように、スライドプレート216の直線移動(第2の方向移動)が、回転プレート220によって回転移動に変換され、回転プレート220の回転動作を一対の脚部228A、228Bと肉厚部210とによって開閉部材116へ伝達し、開閉動作を行う構造となっている。
図3に示される如く、スライドプレート216の上端面には、連動ピン230が突出されている。
ベース部材202には、2個のアタッカー112、113が設けられているため、ベース部材202の上部には、それぞれのスライドプレート216から突出した連動ピン230が突出されていることになる。
図3に示される如く、ベース部材202の上面部には、移動部材として移動板232が配設されている。移動板232は薄肉板状で一方の長辺側に直線状の歯部234が形成されている。この歯部234に対抗して、モータ236(図4参照)の回転軸に取り付けられた歯車238が噛み合っている。また、移動板232には、長手方向両端部近傍に、ラックガイド長孔240が設けられており、ベース部材202から突出するガイドピン242が収容されている。この結果、移動板232は、ガイドピン242に案内されると共に、モータ236が駆動すると歯車238が回転して、その回転方向に応じて、ベース部材202の左右方向に直線移動するようになっている。なお、以下において、移動板232の移動方向を「第1の方向」とする。
この移動板232の第1の方向に対して、前記連動ピン230は、スライドプレート216の直線移動に依存するため、当該第1の方向とは交叉(直交)する。以下、このスライドプレート(連動ピン230)の移動方向を「第2の方向」とする。
移動板232には、前記ラックガイド長孔240に加え、複数の前記連動ピン230をそれぞれ収容する複数の連動ピンガイド長孔244が形成されている。
この連動ピンガイド長孔244における連動ピン230の位置(すなわち、図4の右端に移動している状態)は、前記開閉部材116が閉止されている状態で、連動ピンガイド長孔244の長手方向中間位置とされている。また、このとき、歯車238が噛み合っている歯部234の位置は、歯部234の全長のほぼ中間位置とされている。この状態が、移動板232の基準位置である。
ここで、前記連動ピンガイド長孔244は、前記長手方向中間位置で屈曲され、それぞれ外側の半分が前記移動板232の第1の方向に対して開閉部材116、117から離れる方向に傾斜している。この連動ピンガイド長孔244の屈曲と、前記移動板232の基準位置からの第1の方向の移動とによって、連動ピンガイド長孔244に収容されているが、第2の方向に移動する連動ピン230と、第2の方向に移動しない連動ピン230とが存在する。
すなわち、移動板232が基準位置から、第1の方向における図3の右方向に直線移動した場合の動作を以下のとおりである。
図3の左側の連動ピン230は、前記傾斜された連動ピンガイド長孔244に案内されるため、スライドプレート216が第2の方向に移動するが、図3の右側の連動ピン230は、傾斜されていない連動ピンガイド長孔244に案内されるため、スライドプレート216は第2の方向に移動しない。
一方、移動板232が基準位置から、第1の方向における図3の左方向に直線移動した場合の動作を以下のとおりである。
図3の右側の連動ピン230は、傾斜された連動ピンガイド長孔244に案内されるため、スライドプレート216が第2の方向に移動するが、図3の左側の連動ピン230は、傾斜されていない連動ピンガイド長孔244に案内されるため、スライドプレート216は第2の方向に移動しない。
このように、単一のモータ236の駆動力により、歯車238の回転方向を変えることによって、単一の移動板232の第1の方向直線移動によって、アタッカー112、113の開閉部材116、117を選択的に開閉動作させることができる。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
パチンコ機10による遊技では、遊技者がグリップユニット26を操作すると、一球ずつ発射装置によって上方へ発射される。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って遊技盤18の遊技領域に打ち込まれ、遊技釘や風車に当たり方向を変えながら遊技領域内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域の下端部に至った遊技球PBはアウト口124からパチンコ機10内に回収される。
通過ゲート118を通過すると、電動チューリップ136を開放するか否かを決定する普通図柄抽選が実行されると共に、その普通図柄抽選の結果を報知する。
また、遊技球PBが遊技領域内に設けた特別図柄始動入賞口134Aに入賞したり、電動チューリップ136の開放を条件として特別図柄始動入賞口134Bに入賞すると大役処理を実行するか否かの特別図柄抽選が実行されると共に、LCD表示部106への画像表示演出、スピーカ60を用いた音演出等を絡めて、特別図柄抽選の結果を報知する。
さらに、一般入賞口120に入賞すると、予め定めた賞球(払い出し)が実行される。
前記特図抽選に当選すると、大役処理として、アタッカー112又は113の開閉部材116,117を開閉制御して、所定時間(例えば30秒)の開放とその後の所定時間(例えば2〜3秒)の閉止を1ラウンドとして、複数ラウンドの開閉動作を行う。これにより、大役処理では、遊技者は、アタッカー112又は113の開放によって多くの入賞が期待でき、遊技者にとって通常遊技よりも有利な状態とすることができる。
ここで、遊技仕様によって複数種類の大役処理を行う場合がある。例えば、大役処理に優劣を付け、一方の大役処理は、アタッカー112を適用して、左打ち(LCD表示部106よりも左側を落下させるように遊技球を発射すること)を指示し、比較的ラウンド数の少ない大役処理とする。また、他方の大役処理は、アタッカー113を適用して、右打ち(LCD表示部106よりも右側を落下させるように遊技球を発射すること)を指示し、比較的ラウンド数の多い大役処理とする。
このように、同じ特別図柄抽選の当選であっても、その当選の種類として2種類の大役処理を準備しておくことで、遊技性を向上することができる。
ところが、上記のように2個のアタッカー112、113を独立して開閉動作する場合、それぞれ独立した駆動源と開閉のためのリンク機構が必要であり、部品点数の増加、組み付け工数の増加を招くと共に、制御系にも負担をかけていた。
そこで、本実施の形態では、単一の駆動源を用い、かつ開閉動作を伝達する機構としての部材の一部を共通化した。
以下のその動作について説明する。
まず、アタッカー112,113は、それぞれ独立して重連開閉機構部214を備えており、それぞれの動作は共通であるため、以下では、アタッカー112の動作について説明し、アタッカー113の動作については省略する。
図4の実線に示される如く、スライドプレート216が右端に位置しているとき、回転プレート220は、回転軸226を中心に図4の時計方向周りに回転している。このため、回転プレート220の先端の二股の脚部228A、228Bの内、一方の脚部228Aが、開閉部材116の裏面側に設けられた肉厚部210の凹部212に収容され、開閉部材116を閉止する方向に回転する力が働いている。従って、開閉部材116は閉止状態が保持される。
ここで、スライドプレート216が左端へ直線移動すると、回転プレート220は、回転軸226を中心に図4の反時計回りに回転する。この回転に伴い、前記一方の脚部228Aは凹部212から離脱し、代わりに、他方の脚部228Bが肉厚部210の下端面に当接し、当該肉厚部210を押し上げる力が働く。このため、開閉部材116が回転軸208を中心に開放する方向に回転する。これにより、開閉部材116は開放される。(図4の想像線参照)。
アタッカー112、113では、必要に応じて上記開閉動作を実行することになるが、本実施の形態では、このアタッカー112、113の独立した開閉動作を単一のモータ236の正転、逆転及び単一の移動板232の直線移動により実現した。
すなわち、モータ236の回転軸に取り付けられた歯車238は、移動板232に形成された直線状の歯部234の長手方向中間位置に噛み合っており、この状態が基準位置となる。基準位置では、スライドプレート216の連動ピン230が、連動ピンガイド長孔244の中間位置にあり、この位置はスライドプレート216が図4の右端位置であるため、アタッカー112、113共に開閉部材116,117が閉止状態となっている。
まず、アタッカー112を開閉するときは、モータ236の駆動により、歯車238を図3の反時計回りに回転させる。すなわち、この歯車238の回転によって、移動板232は図3右方向に直線移動(第1の方向移動)する。
移動板232が第1の方向において右に移動すると、アタッカー112側のスライドプレート216に取り付けられた連動ピン230が、傾斜された連動ピンガイド長孔244に案内されるため、スライドプレート216が第2の方向に移動する。このときの第2の方向はスライドプレート216の図4の左方向となるため、前述のようにアタッカー112の開閉部材116が開放する。
次に、所定時間(例えば、30秒等)が経過すると、歯車238を図3の時計方向回りに回転させる。すなわち、この歯車238の回転によって、移動板232は図3の左方向に直線移動(第1の方向移動)する。移動板232が第1の方向において左に移動すると、アタッカー112側のスライドプレート216に取り付けられた連動ピン230が、傾斜された連動ピンガイド長孔244に案内されるため、スライドプレート216が第2の方向に移動する。このときの第2の方向はスライドプレート216の図4の右方向となるため、前述のようにアタッカー112の開閉部材116が閉止する。
上記アタッカー112の開閉動作中、アタッカー113に対応する連動ピン230と、連動ピンガイド長孔244とは、相反する方向に直線的に相対移動するのみであるため、スライドプレート216の動作に一切関与せず、開閉部材117の閉止状態が保持される。
次に、アタッカー113を開閉するときは、モータ236の駆動により、歯車238を図3の時計回りに回転させる。すなわち、この歯車238の回転によって、移動板232は基準位置から図3の左方向に直線移動(第1の方向移動)する。
移動板232が第1の方向において左に移動すると、アタッカー113側のスライドプレート216に取り付けられた連動ピン230が、傾斜された連動ピンガイド長孔244に案内されるため、スライドプレート216が第2の方向に移動する。このときの第2の方向はスライドプレート216の図4の左方向となるため、前述のようにアタッカー113の開閉部材117が開放する。
次に、所定時間(例えば、30秒等)が経過すると、歯車238を図3の反時計方向回りに回転させる。すなわち、この歯車238の回転によって、移動板232は図3の右方向に直線移動(第1の方向移動)する。移動板232が第1の方向において右に移動すると、アタッカー113側のスライドプレート216に取り付けられた連動ピン230が、傾斜された連動ピンガイド長孔244に案内されるため、スライドプレート216が第2の方向に移動する。このときの第2の方向はスライドプレート216の図4の右方向となるため、前述のようにアタッカー113の開閉部材117が閉止する。
上記アタッカー112の開閉動作中、アタッカー112に対応する連動ピン230と、連動ピンガイド長孔244とは、相反する方向に直線的に相対移動するのみであるため、スライドプレート216の動作に一切関与せず、開閉部材117の閉止状態が保持される。
以上説明したように本実施の形態では、移動板232の歯部234の中間位置にモータ236の回転軸に取り付けられた歯車238を噛み合わせておき、これを基準位置することで、2個のアタッカー112,113の双方を閉止状態で保持できる。また、モータ236の初期回転方向並びにその復帰のための逆回転によって、アタッカー112とアタッカー113との開閉動作を独立して行うことができるため、部品点数の共通化が図れ、組み付け工数を軽減することができる。また、単一のモータ236の回転方向の制御のみで、2個のアタッカー112,113の開閉動作を制御することができるため、制御系の負担も軽減することができる。
なお、本実施の形態では、2個のアタッカー112、113を対象したが、連動ピンガイド長孔244の長さを長くとり、移動板232の第1の方向の移動ストロークによって、開閉動作するアタッカーを選択するようにしてもよい。
例えば、連動ピンガイド長孔244の相対的に短いストロークの範囲でアタッカー112を開閉動作させ、そのストロークよりも長いストロークの範囲で別のアタッカーの開閉動作させるようにする。課題としては、ストロークが長い側のアタッカーを対象とする場合に、基準位置からの往復移動の2回だけ、短い側のアタッカー112のストロークの範囲を通過するため、アタッカー112が瞬間的に開放することであるが、移動を早くすれば、遊技球が入賞するといった不具合は解消可能である。
(変形例)
以下に本実施の形態の変形例を示す。なお、本実施の形態と同一構成部分については同一の符号を付して、その構成の説明を省略する。
「変形例1」
図5及び図6は、本実施の形態の変形例1に係る大入賞口役物装置200Aである。本実施の形態と異なる点は、移動板232Aに設けた連動ピンガイド長孔244の形状である。
前記実施の形態では、連動ピンガイド長孔244の幅寸法は均一であり、一部が屈曲した形状となっている。これに対して、変形例1では、閉止状態に対応する領域の幅寸法を拡大(以下、「拡幅部244A」という場合がある)した点にある。この連動ピンガイド長孔244の一部の拡幅により、連動ピン230の第2の方向の直線移動の制限がないため、閉止状態の開閉部材116,117は外力で開放することが可能となる。
一方、図6に示される如く、スライドプレート216とベース部材202との間に、圧縮コイルばね250を介在させ、当該圧縮コイルばね250の付勢力で、前記拡幅されている位置に連動ピン230を拡幅されていないときの位置(すなわち、開閉部材116,117の閉止位置)に保持するようにした。
これにより、遊技の進行中、球噛みがあったときの修復の際、店員等が開閉部材116,117を外力の一つである手操作で開放しようとしたとき、圧縮コイルばね250の付勢力に抗して、スライドプレート216が自由に直線移動するため、大入賞口役物装置200の部品を破壊することなく、球噛み修復作業が可能となる。
「変形例2」
図7は、本実施の形態の変形例2に係る移動板232Bである。この変形例2で適用される移動板232Bは、長手方向中間部において、肉厚方向の段差が形成されている。すなわち、本実施の形態では、図2に示される如く、2個のアタッカー112,113が、遊技盤18において、高さ方向の同一の位置にあるため、移動板232を板状とした。しかし、アタッカー112、113の高さ方向が異なる場合、それぞれのスライド位置の高さも変化するため、その分移動板232Bに段差を設けた。これにより、変形例2の移動板232Bは、遊技盤18上において、高さ位置の異なる複数のアタッカーにも共通の部材として適用することができる。
「変形例3」
なお、段差が大きい場合は、図8に示される如く、縦壁部材252を介在させ、クランク状の移動板232Cを形成するようにしてもよい。
「変形例4」
図9及び図10は、本実施の形態の変形例4に係る大入賞口役物装置200Bである。この変形例4は、2個のアタッカー112,113が上下方向に積み重ねられた構造に対応するものである。すなわち、本実施の形態、並びに変形例1、変形例2では、ベース部材202の上面に移動板232、232A〜232Cを設ける領域が存在したが、縦方向にアタッカー112、113が配置されていると、移動板232、232A〜232Cを設ける領域がない。
そこで、図10に示される如く、ベース部材202の側面に移動板232Dを設けた。なお、変形例4での移動板232Dは、前記変形例2に示した拡幅部を設け、球噛み修復作業を考慮する構成としたが、これに限定されるものではない。ベース部材202の側面に移動板232Dを設けるため、第2の方向に移動するスライドプレート216の連動ピン230を本実施の形態(図4参照)に対して90度傾斜させて取り付けた。また、移動板232Dの直線状の歯部234が上下方向となるため、モータ236の回転軸に取り付けられた歯車238の軸線を水平とした。
10 パチンコ機(遊技機)
18 遊技盤
50 操作ボタン
60(60L、60C、60R、60U) スピーカ
105 センター役物
106 LCD表示部(表示部)
200 大入賞口役物装置
202 ベース部材
204 フランジ部
112、113 アタッカー
112A、113A 開口部
116,117 開閉部材
206 装飾部材
208 回転軸(開閉用回転軸)
210 肉厚部
212 凹部
214 重連開閉機構部
216 スライドプレート(第1の部材)
218 動作ピン
220 回転プレート(第2の部材)
222 連結孔
224 円孔
226 回転軸(連結用回転軸)
228A、228B 脚部
230 連動ピン
232 移動板(移動部材)
234 歯部
236 モータ
238 歯車
240 ラックガイド長孔
242 ガイドピン
244 連動ピンガイド長孔

Claims (5)

  1. 遊技球が入賞可能な複数の開口部が設けられたベース部材と、
    それぞれの前記開口部の下辺に沿って平行に設けられた開閉用回転軸を中心に回転することで前記開口部を開閉させると共に遊技球を前記開口部へ案内する複数の開閉部材と、
    それぞれの前記開口部に対応して設けられ、前記ベース部材に対して直線移動するように取り付けられた複数の第1の部材と、一部が前記開閉用回転軸と平行に配置された連結用回転軸に取り付けられ他の一部が前記第1の部材と連結され、前記第1の部材の直線移動を前記開閉用回転軸の回転移動に変換する複数の第2の部材とを備えた重連開閉機構部と、
    複数の前記第1の部材にそれぞれ設けられた連動ピンが、各々独立して収容される案内カム溝が設けられ、互いに交叉する第1の方向及び第2の方向の内、第1の方向に移動することで前記連動ピンを第2の方向に直線移動させる単一の移動部材と、
    前記移動部材を前記第1の方向に移動させる駆動源となる駆動手段と、
    を有する役物装置。
  2. 前記案内カム溝が、前記第1の方向に沿って設けられた、前記連動ピンの外径の所定の寸法公差となる幅寸法の長孔であり、かつその長手方向中間部が前記第2の方向に屈曲されて形成されていることを特徴とする請求項1記載の役物装置。
  3. 前記開閉部材の閉止状態のときに位置する前記長孔の一方の端部には、前記屈曲された寸法よりも拡幅された遊嵌孔が設けられ、前記連動ピンが前記長孔に保持されるように付勢手段で付勢されることを特徴とする請求項2記載の役物装置。
  4. 前記移動部材には前記長孔の長手方向寸法に対応した所定の長さ分の直線状歯部が形成され、前記駆動手段には回転駆動すると共に前記歯部に噛み合う歯車が設けられており、
    前記駆動手段の駆動力で前記移動部材が移動する場合に、前記歯車が前記直線状歯部の中間位置に噛み合っている状態では全ての前記開閉部材が閉止位置となり、前記歯車が前記直線状歯部の一端部に歯車が噛み合っている状態では一部の開閉部材が開放位置となり、前記歯車が前記直線状歯部の他端部に歯車が噛み合っている状態では他の一部の開閉部材が開放位置となることを特徴とする請求項2又は請求項3の役物装置。
  5. →遊技機としての発明
    前記請求項1〜請求項4の何れか1項記載の役物装置が搭載された遊技機。
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