JP2013157637A - 荷電粒子描画システム及び荷電粒子描画装置のパラメータ監視方法 - Google Patents

荷電粒子描画システム及び荷電粒子描画装置のパラメータ監視方法 Download PDF

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Abstract

【目的】パラメータ管理が可能な描画システムを提供することを目的とする。
【構成】描画システム100は、通信規格の異なる制御ユニット122,124,126と、制御ユニット122,124,126により制御され、電子ビーム200を用いて試料にパターンを描画する描画装置110と、外部の従計算機からパラメータ情報を受信して、記憶するデータベース140と、受信されたパラメータ情報を制御ユニット122,124,126に通信規格に合わせて出力するインターフェース回路群139と、主計算機160と、主計算機160からの要求を受信して、データベース140を介さずに制御ユニット122,124,126に設定されているパラメータ情報を主計算機160が用いる通信規格に変換して、送信するI/F回路群170と、を備えたことを特徴とする。本発明によれば、想定していない描画を回避することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、描画システム及び描画装置のパラメータ監視方法に係り、例えば、電子ビームを用いて試料にパターンを描画する描画システム及びそのシステム内で設定されるパラメータを監視する方法に関する。
半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも唯一パターンを生成する極めて重要なプロセスである。近年、LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスに要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためには、高精度の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)が必要となる。ここで、電子線(電子ビーム)描画技術は本質的に優れた解像性を有しており、高精度の原画パターンの生産に用いられる。
図5は、従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
可変成形型電子線(EB:Electron beam)描画装置の動作を以下に説明する。第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形例えば長方形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向され、第2のアパーチャ420の可変成形開口421の一部を通過して、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340に照射される。すなわち、第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、X方向に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340の描画領域に描画される。第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式という(例えば、特許文献1参照)。
ここで、電子ビーム描画装置をはじめとする描画装置では、装置の多様な運用を目的とし、非常に多くの装置運用情報(パラメータ)が準備されている。描画装置にて生産される製品の品質管理には、このパラメータの変更管理が必須となる。しかしながら、様々な形で装置へ展開されたパラメータを描画装置のオーナー(管理者)自身が管理することは技術的にも難しい。これは、描画装置のオンライン化に伴い装置パラメータの変更が遠隔地においても可能となり、いつでもその変更指示が可能となったためである。さらに、以下のようにパラメータ管理は難しいものとなっている。
図6は、描画システムの構成の一例を示す概念図である。
ここで、ユーザA,B等のパーソナルコンピュータ(PC)552,554から変更指示されたパラメータは、まず、データベース540等に格納された後にインターフェース(I/F)回路534,536を介して描画部510を制御する各機器522,524の設定が変更される。また、パラメータが設定される各機器522,524は、その通信仕様が異なる場合が多い。そのため、管理用のPC560から直接、パラメータが設定される各機器522,524へは、アクセスしにくい構成となっていた。従来、装置オーナーは、パラメータがリファレンス564と食い違っていないかどうかを確認するために、管理用のPC560を使ってデータベース540上に格納されたパラメータを確認していた。しかしながら、データベース540等にパラメータが格納されても実際に描画装置内の各機器522,524に設定されるまでには若干のタイムラグが生じる。その結果、データベース540の内容と実機の各機器522,524に設定されている内容とに食い違いが生じる場合がある。そのため、リファレンスとデータベース上のパラメータでは一致しても、リファレンス564と各機器522,524に設定されている内容とが不一致になる場合がある。このように、リファレンスとデータベース上のパラメータを比較しても、実機での設定が異なっていると想定しない描画が行なわれてしまうといった問題があった。
以上のように、いつだれから設定変更されるか予測できない中、さらに、データベース上の内容も実機に設定されている内容と食い違っている場合があり、装置オーナーにおけるパラメータ管理は非常に難しいものとなっている。
特開2007−294562号公報
以上のように、管理用のPCを使ってデータベース上に格納されたパラメータを確認しても、データベースの内容と実機に設定されている内容とに食い違いが生じる場合があり、想定しない描画が行なわれてしまうといった問題があった。特に、パターンの微細化及び描画装置の複雑化に伴い、膨大な数となったパラメータを管理する上で、この問題は非常に大きいものとなっている。
そこで、本発明は、かかる問題点を克服し、パラメータ管理が可能な描画システム及び方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の描画システムは、
通信規格の異なる複数の制御ユニットと、
複数の制御ユニットにより制御され、荷電粒子ビームを用いて試料にパターンを描画する描画部と、
外部の従計算機からパラメータ情報を受信して、記憶する記憶部と、
受信されたパラメータ情報を複数の機器の少なくとも1つに通信規格に合わせて出力する第1のインターフェース回路群と、
主計算機と、
主計算機からの要求を受信して、記憶部を介さずに複数の機器に設定されているパラメータ情報を主計算機が用いる通信規格に変換して、主計算機に複数の機器に設定されているパラメータ情報を送信する第2のインターフェース回路群と、
を備えたことを特徴とする。
かかる構成により、主計算機は、記憶部に格納されたパラメータ情報ではなく、実際の複数の機器に設定されているパラメータ情報を得ることができる。
さらに、主計算機は、基準となる基準パラメータ情報を入力し、第2のインターフェース回路群から受信したパラメータ情報と比較し、結果を出力すると好適である。
さらに、主計算機は、比較した結果、基準パラメータ情報と第2のインターフェース回路群から受信したパラメータ情報とで異なるパラメータ情報のリストを作成すると好適である。
そして、主計算機は、複数の機器に設定されているリアルタイムのパラメータ情報を第2のインターフェース回路群を介して受信すると好適である。
本発明の一態様の描画装置のパラメータ監視方法は、
描画装置を制御する通信規格の異なる複数の制御ユニットに設定するための基準パラメータ情報を受信する工程と、
外部の計算機からアクセス可能な記憶装置を介して外部の計算機から設定された複数の制御ユニットに設定されている設定パラメータ情報を、記憶装置を介さずに受信する工程と、
受信された基準パラメータ情報と受信された設定パラメータ情報とを比較し、結果を出力する工程と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、記憶部に格納されたパラメータ情報ではなく、実際の複数の機器に設定されているパラメータ情報を得ることができる。そのため、想定していない描画を回避することができる。
実施の形態1における描画システムの構成を示す概念図である。 実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態1における描画装置のパラメータ監視方法の要部工程のフローに従って主計算機の内部構成を示したブロック図である。 実施の形態1におけるパラメータ情報リストの一例を示す図である。 従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。 描画システムの構成の一例を示す概念図である。
以下、実施の形態では、荷電粒子ビームの一例として、電子ビームを用いた構成について説明する。但し、荷電粒子ビームは、電子ビームに限るものではなく、イオンビーム等の他の荷電粒子を用いたビームでも構わない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における描画システムの構成を示す概念図である。
図1において、描画システム100は、荷電粒子ビーム描画システムの一例である。描画システム100は、描画装置110、制御部120、制御計算ユニット130、主計算機160、モニタ162、記憶装置164、及びI/F回路群170を備えている。制御部120内には、通信規格の互いに異なる複数の制御ユニット122,124,126が配置されている。制御ユニット122として、例えば、デジタル回路基板等を用いることができる。また、制御ユニット124として、例えば、シーケンサ装置等を用いることができる。また、制御ユニット126として、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)等を用いることができる。制御計算ユニット130内では、制御計算機132、I/F回路134,136,138,142、データベース140、及び磁気ディスク装置146がバス144を介して互いに接続されて配置される。ここでは、複数のI/F回路134,136,138によりI/F回路群139を構成する。データベース140には、複数の制御ユニット122,124,126に設定されるパラメータが格納される。また、I/F回路172,174,176によりI/F回路群170が構成される。そして、主計算機160には、モニタ162と記憶装置164が接続される。記憶装置164には、複数の制御ユニット122,124,126に設定されるパラメータの基準となるリファレンスが格納されている。図1では、本実施の形態1を説明する上で必要な構成部分以外については記載を省略している。描画システム100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれても構わないことは言うまでもない。
図2は、実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。
図2において、描画装置110は、荷電粒子ビーム描画装置の一例である。描画装置110は、描画室103と描画室103の上部に配置された電子鏡筒102を備えている。描画室103と電子鏡筒102とにより描画部を構成する。電子鏡筒102内には、電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、及び偏向器208を有している。そして、描画室103内には、XYステージ105が配置される。XYステージ105上には、描画対象となる試料101が配置される。試料101として、例えば、半導体装置が形成されるウェハやウェハにパターンを転写する露光用のマスクが含まれる。また、このマスクは、例えば、まだ何もパターンが形成されていないマスクブランクスが含まれる。描画装置110は、図1に示した制御部120によって制御される。
電子銃201から出た電子ビーム200は、照明レンズ202により矩形例えば長方形の穴を持つ第1のアパーチャ203全体を照明する。ここで、電子ビーム200をまず矩形例えば長方形に成形する。そして、第1のアパーチャ203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2のアパーチャ206上に投影される。かかる第2のアパーチャ206上での第1のアパーチャ像の位置は、偏向器205によって偏向制御され、ビーム形状と寸法を変化させることができる。そして、第2のアパーチャ206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせ、偏向器208により偏向され、連続移動するXYステージ105上の試料101の所望する位置に照射される。このように、描画装置110は、複数の制御ユニットにより制御され、電子ビーム200を用いて試料101にパターンを描画する。
複数の制御ユニット122,124,126のパラメータ情報は、外部のPC502,504から通信規格aに従って時間に関わり無く送信される。パラメータ情報は、I/F回路142で制御計算ユニット130内の規格に変更されて、データベース140(記憶部)にその情報が格納される。その他、外部のPC502,504からは、描画装置110の描画に用いるファイル情報が送信され、磁気ディスク装置146に格納される。装置オーナーは、主計算機160から通信規格aを用いて、データベース140や磁気ディスク装置146から格納されている情報を読み出すことができる。これにより、外部のPC502,504から送信されたパラメータとリファレンスとを比較することができる。データベース140に格納されたパラメータ情報は、制御計算機132が読み出し、I/F回路134,136,138群(第1のI/F回路群)で通信規格を合わせた上で、複数の制御ユニット122,124,126の少なくとも1つに設定される。例えば、パラメータが制御ユニット122用であれば、パラメータ情報はI/F回路134によって制御計算ユニット130内の規格から通信規格bに変更されて制御ユニット122に送信(出力)され、設定される。同様に、例えば、パラメータが制御ユニット124用であれば、パラメータ情報はI/F回路136によって制御計算ユニット130内の規格から通信規格cに変更されて制御ユニット124に送信(出力)され、設定される。同様に、例えば、パラメータが制御ユニット126用であれば、パラメータ情報はI/F回路138によって制御計算ユニット130内の規格から通信規格dに変更されて制御ユニット126に送信(出力)され、設定される。
ここで、パラメータ情報がデータベース140に格納されてから、各制御ユニット122,124,126に設定されるまでにタイムラグが生じる。その間は、各制御ユニット122,124,126に設定されたパラメータとデータベース140に格納されたパラメータとが不一致となる。そのため、上述したように装置オーナーが主計算機160を使って、データベース140や磁気ディスク装置146から格納されている情報を読み出してリファレンスと比較しても実機とは食い違っているおそれがある。言い換えれば、確認するタイミングによってパラメータが変わってしまうおそれがある。
そこで、実施の形態1では、データベース140や磁気ディスク装置146を介さずに、各制御ユニット122,124,126に設定されたパラメータを読み出す。但し、各制御ユニット122,124,126は通信規格が互いに異なっているので、主計算機160はそのままでは通信することが困難である。そこで、実施の形態1では、I/F回路群170(第2のI/F回路群)によって主計算機160が用いる通信規格aと各制御ユニット122,124,126が用いる通信規格b,c,dとを互いに変換させる。例えば、I/F回路172は通信規格aと制御ユニット122が用いる通信規格bとの間で相互に規格を合わせる。I/F回路174は通信規格aと制御ユニット124が用いる通信規格cとの間で相互に規格を合わせる。I/F回路176は通信規格aと制御ユニット126が用いる通信規格dとの間で相互に規格を合わせる。これにより、主計算機160は、データベース140や磁気ディスク装置146を介さずに各制御ユニット122,124,126と通信することができる。制御計算ユニット130とは独立して、I/F回路群170を配置することで、制御計算ユニット130が行なう動作を阻害することなく各制御ユニット122,124,126と通信することができる。但し、これに限るものではなく、制御計算ユニット130内のI/F回路134,136,138に空きポートがあれば、主計算機160は、その空きポートを用いて各制御ユニット122,124,126と通信しても構わない。
図3は、実施の形態1における描画装置のパラメータ監視方法の要部工程のフローに従って主計算機の内部構成を示したブロック図である。
図3において、主計算機160内には、入力部10、比較部12、リスト作成部14、出力部16、及びメモリ18が配置される。入力部10、比較部12、リスト作成部14、及び出力部16といった各機能の処理は、プログラムといったソフトウェアにより実行される。或いは、電気的回路等のハードウェアで構成されていても良い。或いは、ハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、ファームウェアとの組合せでも構わない。また、プログラムにより構成される場合、プログラムは、記憶装置164或いはメモリ18等の記録媒体に記録される。
まず、入力工程として、入力部10は、外部のPC502,504からアクセス可能なデータベース140を介して外部のPC502,504から設定された複数の制御ユニット122,124,126に設定されている設定パラメータ情報を、データベース140を介さずに受信する。まず、主計算機160は、複数の制御ユニット122,124,126に設定されている設定パラメータ情報を要求する情報をI/F回路群170を介して各制御ユニット122,124,126に送信する。各制御ユニット122,124,126は、それぞれの通信規格でI/F回路群170に設定されている設定パラメータ情報を出力する。I/F回路群170は、主計算機160からの要求を受信して、データベース140を介さずに複数の制御ユニット122,124,126に設定されているパラメータ情報を主計算機160が用いる通信規格aに変換する。そして、主計算機160に複数の制御ユニット122,124,126に設定されているパラメータ情報を送信する。かかる構成により、主計算機160は、データベース140に格納されたパラメータ情報ではなく、実際の複数の制御ユニット122,124,126(複数の機器)に設定されているパラメータ情報(設定パラメータ)を得ることができる。また、主計算機160は、複数の機器に設定されているリアルタイムのパラメータ情報をI/F回路群170を介して受信することができる。
また、別の入力工程として、入力部10は、記憶装置164から描画装置110を制御する通信規格の異なる複数の制御ユニット122,124,126に設定するためのレファレンス(基準パラメータ)情報を受信する。
次に、比較工程として、比較部12は、受信されたレファレンス情報と受信された設定パラメータ情報とを比較する。
そして、リスト作成工程として、リスト作成部14は、比較した結果、リファレンス情報とI/F回路群170から受信した設定パラメータ情報とで異なるパラメータ情報について、パラメータ情報リストを作成する。
図4は、実施の形態1におけるパラメータ情報リストの一例を示す図である。
図4において、パラメータ情報リスト20には、レファレンスの内容と実際に設定されているパラメータの内容とが対応するように定義される。ここでは、すべてを列記するのではなく、不一致となるパラメータだけを抽出して定義すると好適である。膨大な数のパラメータを順に列記しても不一致箇所を探すのに労力が必要となる。不一致となるパラメータだけを抽出して定義することで装置オーナーはその内容を素早く視認することができる。但し、不一致となるパラメータだけを定義する場合に限るものではない。上述したすべてを列記するようにしても構わない。
そして、出力工程として、出力部16は、比較した結果を出力する。ここでは、パラメータ情報リスト20を出力する。その他の情報を一緒に出力しても構わない。例えば、モニタ162に表示する。
以上のように構成することで、実際に各制御ユニット122,124,126に設定されたパラメータを監視することができる。その結果、間違ったパラメータが設定されていれば、描画動作を中止或いは停止させることができる。或いは、そのまま描画して、次の描画動作の際に停止させることができる。その結果、想定しない描画を行なってしまうことを回避することができる。その結果、高精度なマスク製造が可能となる。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、描画装置110を制御する具体的な制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての描画システム及び描画装置のパラメータ監視方法は、本発明の範囲に包含される。
10 入力部
12 比較部
14 リスト作成部
16 出力部
18 メモリ
20 パラメータ情報リスト
100 描画システム
101,340 試料
102 電子鏡筒
103 描画室
105 XYステージ
110 描画装置
120 制御部
122,124,126制御ユニット
130 制御計算ユニット
132 制御計算機
134,136,138,142,172,174,176 I/F回路
534,536 I/F回路
139,170 I/F回路群
140 データベース
144 バス
146 磁気ディスク装置
160 主計算機
162 モニタ
164 記憶装置
150,510 描画部
200 電子ビーム
201 電子銃
202 照明レンズ
203,410 第1のアパーチャ
204 投影レンズ
205,208 偏向器
206,420 第2のアパーチャ
207 対物レンズ
330 電子線
411 開口
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース
522,524 機器
540 データベース
552,554,560 PC
564 リファレンス

Claims (5)

  1. 通信規格の異なる複数の制御ユニットと、
    前記複数の制御ユニットにより制御され、荷電粒子ビームを用いて試料にパターンを描画する描画部と、
    外部の従計算機からパラメータ情報を受信して、記憶する記憶部と、
    受信されたパラメータ情報を前記複数の制御ユニットの少なくとも1つに通信規格に合わせて出力する第1のインターフェース回路群と、
    主計算機と、
    前記主計算機からの要求を受信して、前記記憶部を介さずに前記通信規格の異なる複数の制御ユニットに設定されているパラメータ情報を前記主計算機が用いる通信規格に変換して、前記主計算機に前記複数の制御ユニットに
    設定されているパラメータ情報を送信する第2のインターフェース回路群と、
    を備えたことを特徴とする荷電粒子描画システム。
  2. 前記主計算機は、基準となる基準パラメータ情報を入力し、前記第2のインターフェース回路群から受信したパラメータ情報と比較し、結果を出力するモニタを有することを特徴とする請求項1記載の荷電粒子描画システム。
  3. 前記主計算機は、比較した結果、前記基準パラメータ情報と前記第2のインターフェース回路群から受信したパラメータ情報とで異なるパラメータ情報のリストを作成することを特徴とする請求項2記載の荷電粒子描画システム。
  4. 前記主計算機は、前記複数の制御ユニットに設定されているリアルタイムのパラメータ情報を前記第2のインターフェース回路群を介して受信することを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の荷電粒子描画システム。
  5. 描画装置を制御する通信規格の異なる複数の制御ユニットに設定するための基準パラメータ情報を受信する工程と、
    外部の計算機からアクセス可能な記憶装置と受信されたパラメータ情報を前記複数の制御ユニットの少なくとも1つに通信規格に合わせて出力する第1のインターフェース回路群とを介して前記外部の計算機から設定された前記複数の制御ユニットに設定されている設定パラメータ情報を、前記複数の
    制御ユニットに設定されているパラメータ情報を主計算機が用いる通信規格に変換して、前記主計算機に前記複数の制御ユニットに設定されているパラメータ情報を送信する第2のインターフェース回路群を介して前記記憶装置を介さずに前記主計算機が受信する工程と、
    受信された前記基準パラメータ情報と受信された前記設定パラメータ情報とを比較し、結果を出力する工程と、
    を備えたことを特徴とする荷電粒子描画装置のパラメータ監視方法。
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