JP2013155684A - 送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】羽根車を内包することで接触による不安感をなくし、流体素子技術を用いたノズル構成により空間的、時間的に揺らぎのある空気流を簡易に実現でき快適性を向上できる送風装置を提供することを目的とする。
【解決手段】送風装置11は、高圧空気発生部12と複数のノズルユニット13a、13b、13cで構成されるものであり、気流14をノズルユニット13a、13b、13cより矢印方向に発振させながら吹出すものである。複数のノズルユニット13a、13b、13cは、吹出す気流の振動数が異なる構成であり、空間的、時間的に揺らぎのある空気流を簡易に実現でき快適性を向上できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、居室内の天井や壁、床面に設置され、直接気流による体感温度の減少や室内の空気の循環に使用される扇風機や天井扇などの送風装置に関するものである。
従来、この種の送風装置は、羽根車とモータを台座となる基部に内包して、基部上部に備えられた円環形状の送風部から床面と水平方向に吹出すようにて空気の循環及び空気の流れを生じさせる家庭用送風装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その送風装置について図5および図6を参照しながら説明する。
図5は、送風機組立体100をその正面から見た投影図を、図6は、送風機組立体100の断面投影図を示している。送風機組立体100は、中央開口部102を画定している環状ノズル101を有している。環状ノズル101を通る空気流を生じさせるモータ122がモータハウジング126と共に基部116の内部に配置されている。さらに、インペラ(羽根車)130が、モータ122から外方に延びる回転シャフトに連結され、ディフューザ132が、インペラ130の下流側に位置決めされているモータ122は、電気接続部及び電源に接続され、複数個の選択ボタン120により、ユーザは、送風機組立体100を操作することができる。
上記構成で、上述した送風機組立体100は、以下のように動作する。
ユーザが複数個の選択ボタン120の中から適当に選択してモータ122が駆動される。かくして、モータ122が起動され、空気が空気入口124を介して送風機組立体100内に吸い込まれる。空気は、外側ケーシング118を通り、インペラ130の入口134まで流れる。ディフューザ132の出口136及びインペラ130の排気部を出た空気流は、内部通路110を通って互いに逆の方向に進む2つの空気流に分けられる。
空気流は、これが口112に入る際に絞られ、そして口112の出口144のところで更に絞られる。この絞りにより、システム中に圧力が生じる。
このように作られた空気流は、絞りにより生じる圧力に打ち勝ち、空気流は、一次空気流として出口144を通って出る。一次空気流は、ガイド部分148の配置により、ユーザに向かって集中し又は集束して向けられる。二次空気流は、外部環境、特に出口144周りの領域及び環状ノズル101の外縁部周りからの空気の同伴によって生じる。この二次空気流は、中央開口部102を通り、ここで、一次空気流と混ざり合って送風機組立体100から前方に放出される全空気流が生じる。
特開2010−077969号公報
このような従来の送風装置では、円環形状に閉じたノズルのために、ここから吹出された気流も閉じた円環状に高速の風速分布を持つ。風速分布は、円環の形状を変えることで変更することができるため、空間的に揺らぎのある空気流は発生させることができるが、時間的には均一な空気流となるため、時間的に揺らぎのある空気流を発生させることができないという課題があった。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、空間的、時間的に揺らぎのある空気流を簡易に実現できる送風装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、高圧空気発生部と複数のノズルユニットを備えた送風装置であって、前記高圧空気発生部は箱体に空気を取り入れる吸込み口と、高圧空気を発生するための羽根車とこの羽根車を駆動するためのモータを備えた高圧空気発生手段とを備え、複数の前記ノズルユニットは高圧空気を気流として吹出す流体素子ノズル部と、前記高圧空気発生部で発生した高圧空気を前記流体素子ノズル部に導く筒状のダクトとを備え、前記流体素子ノズル部は、気流の流入する流入口と、外部に向けて拡大する吹出し口と、前記流入口から前記吹出し口を連通する素子主流路と、循環風路を備え、前記流入口と前記吹出し口と前記素子主流路の、気流の流れに対し垂直方向の断面は略長方形とし、前記循環風路は、前記素子主流路の長辺側の片面から分岐して反対側の前記素子主流路の長辺側の面に連通し、前記吹出し口から吹出す気流を前記素子主流路の短辺方向に振動させるものであり、前記ダクトは、前記ダクト同士を接続するダクト接続手段を有し、このダクト接続手段により前記ノズルユニットを複数接続して、前記流体素子ノズル部から気流を吹出すもので、少なくとも一つの前記ノズルユニットが他の前記ノズルユニットと異なる振動数の気流を吹出すことを特徴とする送風装置としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、高圧空気発生部と複数のノズルユニットを備えた送風装置であって、前記高圧空気発生部は箱体に空気を取り入れる吸込み口と、高圧空気を発生するための羽根車とこの羽根車を駆動するためのモータを備えた高圧空気発生手段とを備え、複数の前記ノズルユニットは高圧空気を気流として吹出す流体素子ノズル部と、前記高圧空気発生部で発生した高圧空気を前記流体素子ノズル部に導く筒状のダクトとを備え、前記流体素子ノズル部は、気流の流入する流入口と、外部に向けて拡大する吹出し口と、前記流入口から前記吹出し口を連通する素子主流路と、循環風路を備え、前記流入口と前記吹出し口と前記素子主流路の、気流の流れに対し垂直方向の断面は略長方形とし、前記循環風路は、前記素子主流路の長辺側の片面から分岐して反対側の前記素子主流路の長辺側の面に連通し、前記吹出し口から吹出す気流を前記素子主流路の短辺方向に振動させるものであり、前記ダクトは、前記ダクト同士を接続するダクト接続手段を有し、このダクト接続手段により前記ノズルユニットを複数接続して、前記流体素子ノズル部から気流を吹出すもので、少なくとも一つの前記ノズルユニットが他の前記ノズルユニットと異なる振動数の気流を吹出すことを特徴とする送風装置としたことにより、気流を流体素子ノズル部により素子主流路の短辺方向に振動させることができ、また、吹出す気流の振動数が複数のノズルユニットで異なるため、送風装置から吹出される気流は空間的、時間的に揺らぎのある気流を発生させることができ、快適性を高めることができる。
さらに、吹出す気流の振動数が複数のノズルユニットで異なるため、吹出し方向が切り替わる時に発生する気流の振動音の増幅を抑制することができる。
本発明の実施の形態1の送風装置の斜視図 本発明の実施の形態1の送風装置の断面を示す構成図 本発明の実施の形態1の送風装置のノズルユニットの断面を示す構成図 本発明の実施の形態1の送風装置のノズルユニットの断面を示す構成図 従来技術の一例を示す正面図 従来技術の一例を示す断面図
本発明の請求項1記載の送風装置は、高圧空気発生部と複数のノズルユニットを備えた送風装置であって、前記高圧空気発生部は箱体に空気を取り入れる吸込み口と、高圧空気を発生するための羽根車とこの羽根車を駆動するためのモータを備えた高圧空気発生手段とを備え、複数の前記ノズルユニットは高圧空気を気流として吹出す流体素子ノズル部と、前記高圧空気発生部で発生した高圧空気を前記流体素子ノズル部に導く筒状のダクトとを備え、前記流体素子ノズル部は、気流の流入する流入口と、外部に向けて拡大する吹出し口と、前記流入口から前記吹出し口を連通する素子主流路と、循環風路を備え、前記流入口と前記吹出し口と前記素子主流路の、気流の流れに対し垂直方向の断面は略長方形とし、前記循環風路は、前記素子主流路の長辺側の片面から分岐して反対側の前記素子主流路の長辺側の面に連通し、前記吹出し口から吹出す気流を前記素子主流路の短辺方向に振動させるものであり、前記ダクトは、前記ダクト同士を接続するダクト接続手段を有し、このダクト接続手段により前記ノズルユニットを複数接続して、前記流体素子ノズル部から気流を吹出すもので、少なくとも一つの前記ノズルユニットが他の前記ノズルユニットと異なる振動数の気流を吹出すことを特徴とするものである。これにより、気流を流体素子ノズル部により素子主流路の短辺方向に振動させることができ、また、吹出す気流の振動数が複数のノズルユニットで異なるため、送風装置から吹出される気流は空間的、時間的に揺らぎのある気流を発生させることができ、快適性を高めることができる。
また、吹出す気流の振動数が複数のノズルユニットで異なるため、複数のノズルユニットから発生する気流の振動音の発生時間間隔がずれて増幅されないため、結果的に気流の振動音を低減し、聞こえにくくすることができ、快適性を高めることができる。ここで、気流の振動音を聞こえにくくする効果としてはそれぞれのノズルユニットから、それぞれ異なった振動数の気流を発生させたときが効果が大きいため好ましい。
また、気流を流体素子ノズル部により素子主流路の短辺方向に振動させることができるため、少ないエネルギーで風速の大きい気流を広範囲に送ることがでる。ここで、高圧空気とは大気圧以上の空気を示すものとする。
また、少なくとも一つのノズルユニットの外部に向けて拡大する吹出し口の拡大角が、他の前記ノズルユニットと異なることを特徴とするもので、吹出し口の拡大角を異なるようにすることで吹出す気流の振動数を変えることができるため、吹出す気流の振動数が複数のノズルユニットで異なるようにでき、空間的、時間的に揺らぎのある気流を発生させることができ、また、複数のノズルユニットから発生する気流の振動音がそれぞれ混ざり合うことで気流の振動音を聞こえにくくすることができ、快適性を高めることができる。
また、それぞれのノズルユニットから任意の広がりの気流が送れるため、異なる送風範囲のノズルユニットを組み合わせ、任意の風速分布の気流を実現することで必要な範囲だけに気流を送ることができるため、高圧空気発生手段での高圧空気の発生量を少なくでき、省エネ性を高めることができる。ここで、拡大角が大きいほうが振動数は小さくなるものである。
また、少なくとも一つのノズルユニットの素子主流路の幅が、他の前記ノズルユニットと異なることを特徴とするもので、素子主流路の幅を異なるようにすることで、吹出す気流の振動数を変えることができるため、吹出す気流の振動数が複数のノズルユニットで異なるようにでき、複数のノズルユニットから発生する気流の振動音がそれぞれ混ざり合うことで気流の振動音を聞こえにくくすることができ、快適性を高めることができる。
また、それぞれのノズルユニットから吹出される風量が素子主流路の幅に比例するため、ノズルユニットの組合せにより必要な風速分布を作り出すことができ、送風装置から吹出される気流は空間的、時間的に揺らぎのある気流を発生させることができ、快適性を高めることができる。
また、少なくとも一つのノズルユニットの循環風路の長さが、他の前記ノズルユニットと異なることを特徴とするもので、循環風路の長さを異なるようにすることで、気流の振動数は循環風路の長さに依存するため、吹出す気流の振動数を変えることができるため、吹出す気流の振動数が複数のノズルユニットで異なるようにでき、空間的、時間的に揺らぎのある気流を発生させることができ、また、複数のノズルユニットから発生する気流の振動音がそれぞれ混ざり合うことで気流の振動音を聞こえにくくすることができ、快適性を高めることができる。ここで、循環風路が長いほうが振動数は小さくなるものである。
また、少なくとも一つのノズルユニットの循環風路の断面積が、他の前記ノズルユニットと異なることを特徴とするもので、循環風路の断面積を異なるようにすることで、気流の振動数は循環風路の断面積に依存するため、吹出す気流の振動数を変えることができるため、吹出す気流の振動数が複数のノズルユニットで異なるようにでき、空間的、時間的に揺らぎのある気流を発生させることができ、また、複数のノズルユニットから発生する気流の振動音がそれぞれ混ざり合うことで気流の振動音を聞こえにくくすることができ、快適性を高めることができる。ここで、循環風路の断面積が小さいほうが振動数は小さくなるものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1に示すように、送風装置11は、高圧空気発生部12と複数のノズルユニット13a、13b、13cで構成されるものであり、気流14をノズルユニット13a、13b、13cより矢印方向に発振させながら吹出すものである。ここで、高圧空気とは大気圧以上の空気を示すものとする。
図2に送風装置11の平面Aでの断面の構成図を示すように、高圧空気発生部12は、箱体15内に、空気を取り入れる吸込み口16と、高圧空気を発生するための羽根車17と羽根車を駆動するためのモータ18で構成された高圧空気発生手段19とを設けている。
図3にノズルユニット13a、13bのそれぞれ平面B、Cでの断面の構成図を示すように、ノズルユニット13a、13bは高圧空気を気流14として吹出す流体素子ノズル部21と、高圧空気発生部12と流体素子ノズル部21を連通する筒状のダクト20とで構成され、流体素子ノズル部21は、気流14の流れに対し垂直方向の断面が略長方形に構成した、気流の流入する流入口22、外部に向けて拡大する吹出し口23、流入口22から吹出し口23を連通する素子主流路24と、素子主流路24の長辺側の片面から分岐して反対側の素子主流路24の長辺側の面に連通する循環風路25とを備えて、吹出し口23から吹出す気流14を素子主流路24の短辺方向に振動させるものである。
このときノズルユニット13aとノズルユニット13bでは、拡大角31bの方が拡大角31aより大きく、また、素子主流路幅32bの方が素子主流路幅32aより大きい構成であり、拡大角は大きいほうが振動数は小さくなるものであり、素子主流路幅は大きいほうが振動数は小さくなるため、ノズルユニット13bの方が振動数が小さくなる構成となっている。
また、図4にノズルユニット13b、13cのそれぞれ平面C、Dでの断面の構成図を示すように、ノズルユニット13b、13cは高圧空気を気流14として吹出す流体素子ノズル部21と、高圧空気発生部12と流体素子ノズル部21を連通する筒状のダクト20とで構成され、流体素子ノズル部21は、気流の流入する流入口22と、外部に向けて拡大する吹出し口23と、流入口22から吹出し口23を連通する素子主流路24とを、それぞれ気流14の流れに対し垂直方向の断面が略長方形に備え、素子主流路24の長辺側の片面から分岐して反対側の素子主流路24の長辺側の面に連通する循環風路25とを備えて、吹出し口23から吹出す気流14を素子主流路24の短辺方向に振動させるものである。
このときノズルユニット13bとノズルユニット13cでは、循環風路の長さがノズルユニット13cの方が短く、また循環風路幅33bの方が循環風路幅33aより大きく、ノズルユニット13bとノズルユニット13cの高さH(図2)は同じであるためノズルユニット13cの方が循環風路の断面積が大きい構成であり、循環風路の長さは長いほうが振動数は小さくなるものであり、循環風路の断面積は小さいほうが振動数は小さくなるため、ノズルユニット13bの方が振動数が小さくなる構成となっている。
このような構成によれば、吹出す気流14の振動数がノズルユニット13a、13bとノズルユニット13b、13cで異なるため、空間的、時間的に揺らぎのある気流14を発生させることができ、また、ノズルユニット13a、13b、13cから発生する気流14の振動音がそれぞれ混ざり合うことで気流14の振動音を聞こえにくくすることができ、快適性を高めることができる。
このとき、各ノズルユニットの気流14の振動数は、それぞれの位相がなるべく合わない振動数に設定すると効率よく振動音を聞こえにくくできるため望ましい。
また、吹出し口23の拡大角としては20度から45度程度が気流14の発振が安定して得られるため望ましく、循環風路25の長さとしては100mmから1000mm程度が気流14の発振が体感できる振動数となるため望ましい。また流体素子ノズル部21を構成する材質としてPPやABSなど既知の樹脂や金属などで構成することができる。このとき、振動の振動数としては1Hzから200Hz程度が振動、すなわち直接当たる気流の有無を体感できるため望ましい。ここで、それぞれの気流の振動数の関係が、整数倍(例えば3つのノズルユニットの場合、20Hz、40Hz、80Hzなど)にならないようにしたほうが、気流の吹出し方向が切り替わる周期がずれることにより、切り替わる時に発生する気流の振動音が増幅されるのを抑制でき、振動音を聞こえにくくする効果が大きいため望ましい。
なお、空間的に揺らぎのある気流とは、ある時間の、吹出し口前方の垂直面の高さ方向の風速が一様でない、すなわち他のノズルユニットと異なる振動数の気流を吹出すノズルユニット前方の風速が他のノズルユニット前方の風速と異なる風速分布を有する気流のことを言う。
また、時間的に揺らぎのある気流とは、上述した風速分布が経時的に変化する気流のことを言い、本発明では、従来の首振り機構を設けずに上述した風速分布を経時的に変化させることができる。
以上、高圧空気発生部と複数のノズルユニットを備え、吹出し口から吹出す気流を素子主流路の短辺方向に振動させ、少なくとも一つのノズルユニットが他のノズルユニットと異なる振動数の気流を吹出す構成としたことにより、少ないエネルギーで風速の大きい気流を広範囲に送ることができるとともに、送風装置から吹出される気流は空間的、時間的に揺らぎのある気流を発生させることができ、送風域内の風速分布が一様でなく、経時的に変化するため、気流の快適性を高めることができる。
さらに、複数のノズルユニットから発生する気流の振動音の発生時間間隔がずれて増幅されないため、結果的に気流の振動音を低減し、気流の振動音を聞こえにくくできるため、耳障りな騒音による不快感を低減することができる。
本発明にかかる送風装置は、羽根車を内包することで接触による不安感をなくし、流体素子技術を用いたノズル構成により空間的、時間的に揺らぎのある空気流を簡易に実現でき快適性を向上できるため、居室内の天井や壁に設置され、直接気流による体感温度の減少や室内の空気の循環に使用される各種送風機器等として有用である。
11 送風装置
12 高圧空気発生部
13a ノズルユニット
13b ノズルユニット
13c ノズルユニット
14 気流
15 箱体
16 吸込み口
17 羽根車
18 モータ
19 高圧空気発生手段
20 ダクト
21 流体素子ノズル部
22 流入口
23 吹出し口
24 素子主流路
25 循環風路
31a 拡大角
31b 拡大角
32a 素子主流路幅
32b 素子主流路幅
33a 循環風路幅
33b 循環風路幅
100 送風機組立体
101 環状ノズル
102 中央開口部
110 内部通路
112 口
116 基部
118 外側ケーシング
120 選択ボタン
122 モータ
124 空気入口
126 モータハウジング
130 インペラ
132 ディフューザ
134 入口
136 出口
144 出口
148 ガイド部分

Claims (5)

  1. 高圧空気発生部と複数のノズルユニットを備えた送風装置であって、前記高圧空気発生部は、箱体に空気を取り入れる吸込み口と、高圧空気を発生するための羽根車とこの羽根車を駆動するためのモータを備えた高圧空気発生手段とを備え、複数の前記ノズルユニットは、高圧空気を気流として吹出す流体素子ノズル部と、前記高圧空気発生部で発生した高圧空気を前記流体素子ノズル部に導く筒状のダクトとを備え、前記流体素子ノズル部は、気流の流入する流入口と、外部に向けて拡大する吹出し口と、前記流入口から前記吹出し口を連通する素子主流路と、循環風路を備え、前記流入口と前記吹出し口と前記素子主流路の、気流の流れに対し垂直方向の断面は略長方形とし、前記循環風路は、前記素子主流路の長辺側の片面から分岐して反対側の前記素子主流路の長辺側の面に連通し、前記吹出し口から吹出す気流を前記素子主流路の短辺方向に振動させるものであり、前記ダクトは、前記ダクト同士を接続するダクト接続手段を有し、このダクト接続手段により前記ノズルユニットを複数接続して、前記流体素子ノズル部から気流を吹出すもので、少なくとも一つの前記ノズルユニットが他の前記ノズルユニットと異なる振動数の気流を吹出すことを特徴とする送風装置。
  2. 少なくとも一つのノズルユニットの外部に向けて拡大する吹出し口の拡大角が、他の前記ノズルユニットと異なることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 少なくとも一つのノズルユニットの素子主流路の幅が、他の前記ノズルユニットと異なることを特徴とする請求項1または2に記載の送風装置。
  4. 少なくとも一つのノズルユニットの循環風路の長さが、他の前記ノズルユニットと異なることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の送風装置。
  5. 少なくとも一つのノズルユニットの循環風路の断面積が、他の前記ノズルユニットと異なることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の送風装置。
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