JP6603874B2 - 送風装置および送風機能付空気清浄装置 - Google Patents

送風装置および送風機能付空気清浄装置 Download PDF

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Description

本発明は、居室内に設置され、直接気流による体感温度の減少や室内の空気の循環に使用される扇風機などの送風装置、および送風装置内に取り込む空気を浄化し、浄化された空気を気流として吹出すことで室内の空気を浄化、および直接気流による体感温度の減少や室内の空気の循環に使用される送風機能付空気清浄装置に関するものである。
従来、この種の送風装置は、羽根車とモータを台座となる基部に内包して、基部上部に備えられた円環形状の送風部から床面と水平方向に吹出すようにして空気の循環及び空気の流れを生じさせる家庭用送風装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その送風装置について図8および図9を参照しながら説明する。
図8には、送風機組立体100をその正面から見た投影図を、図9には、送風機組立体100の断面投影図を示している。送風機組立体100は、中央開口部102を画定する環状ノズル101を有している。環状ノズル101を通る空気流を生じさせるモータ122がモータハウジング126と共に基部116の内部に配置されている。さらに、インペラ(羽根車)130が、モータ122から外方に延びる回転シャフトに連結され、ディフューザ132が、インペラ130の下流側に位置決めされているモータ122は、電気接続部及び電源に接続され、複数個の選択ボタン120により、ユーザは、送風機組立体100を操作することができる。
上記構成で、送風機組立体100は、以下のように動作する。
ユーザが複数個の選択ボタン120の中から適当に選択してモータ122が起動されると、空気が空気入口124を介して送風機組立体100内に吸い込まれる。空気は、外側ケーシング118を通り、インペラ130の入口134まで流れる。ディフューザ132の出口136及びインペラ130の排気部を出た空気流は、内部通路110を通って互いに逆の方向に進む2つの空気流に分けられる。
空気流は、口112に入る際に絞られ、口112の出口144で更に絞られる。この絞りにより、システム中に圧力が生じる。
このように作られた空気流は、絞りにより生じる圧力に打ち勝ち、一次空気流として出口144を通って出る。一次空気流は、ガイド部分148の配置により、ユーザに向かって集中または集束して向けられる。二次空気流は、外部環境、特に出口144周りの領域及び環状ノズル101の外縁部周りからの空気の吸引によって生じる。この二次空気流は、中央開口部102を通り、ここで、一次空気流と混ざり合って送風機組立体100から前方に放出される全空気流が生じる。
特開2010−077969号公報
このような従来の送風装置では、一次空気流が出口から出ることにより、二次空気流は外部環境、特に出口周りの領域及び環状ノズルの外縁部周りからの空気の吸引によって生じるものであるため、中央開口部の環状ノズル近傍では空気の吸引が大きく、中央開口部の中心に近づくにつれ空気の吸引が小さくなるものである。このため、広範囲に気流を送るために環状ノズルの直径を大きくすると、中央開口部の中心付近の気流が小さくなり、広範囲に略均一な風速の気流を提供することができないという課題があった。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、羽根車を内包することで接触による不安感をなくしつつ、広範囲に略均一な風速の気流を提供することを実現できる送風装置、および送風機能付空気清浄装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、筐体に、空気を取り入れる吸込口と、高圧空気を発生するための羽根車と前記羽根車を駆動するためのモータで構成された高圧空気発生部と、前記筐体の一面から起立させた複数のノズルとを備え、前記ノズルは、側部に、前記ノズルを起立させた方向に対して垂直方向に高圧空気発生部で発生した高圧空気を吹出す吹出口を備え、内部に、高圧空気を前記吹出口に導くためのダクトを備え、前記ノズルは、前記垂直方向の断面が吹出方向に縦長であり、複数それぞれの前記吹出口が同一面となるように間隙を設けて備えられ、前記間隙によって、前記吹出口から吹出す空気に誘引される空気の誘引風路が形成されていることを特徴とする送風装置としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、羽根車を内包することで接触による不安感をなくしつつ、広範囲に略
均一な風速の気流を提供することを実現できる。
本発明の実施の形態1の送風機能付空気清浄装置の斜視図 同実施の形態1の送風装置の断面を示す構成図 同実施の形態1の送風装置の断面を示す構成図 同実施の形態1の送風装置の断面を示す構成図 本発明の実施の形態2の送風装置の斜視図 本発明の実施の形態3の送風装置の斜視図 本発明の実施の形態4の送風装置を備えた家屋の部分断面を示す構成図 従来技術の一例を示す正面図 従来技術の一例を示す断面図
本発明に係る送風装置は、筐体に、空気を取り入れる吸込口と、高圧空気を発生するための羽根車と前記羽根車を駆動するためのモータで構成された高圧空気発生部と、前記筐体の一面から起立させた複数のノズルとを備え、前記ノズルは、側部に、前記ノズルを起立させた方向に対して垂直方向に高圧空気発生部で発生した高圧空気を吹出す吹出口を備え、内部に、高圧空気を前記吹出口に導くためのダクトを備え、前記ノズルは、前記垂直方向の断面が吹出方向に縦長であり、複数それぞれの前記吹出口が同一面となるように間隙を設けて備えられ、前記間隙によって、前記吹出口から吹出す空気に誘引される空気の誘引風路が形成されていることを特徴とするものである。
これにより、羽根車を内包することで接触による不安感をなくしつつ、吹出口からの高圧空気の吹出しにより誘引される空気が小さくならないよう間隙を設けて複数のノズルが備えられているため、複数の吹出口から吹出された高圧空気と、吹出口からの高圧空気の吹出しにより誘引される空気からなる面気流を広範囲に略均一な風速の気流とすることができる。また、吹出口を面一とすることで、吹出す気流は面気流となる。この面気流は広範囲に略均一な風速の、吹出方向に直線的な気流のため、面気流の中心部にコア領域が形成されるため直進性に優れ、遠方まで風速の減衰が少なく到達することができる。
ここで、複数のノズルとは3本以上のことを示し、略均一な風速とは最大風速の半分までの風速を示し、高圧空気とは大気圧以上の空気を示すものとする。なお、間隙の長さとしては、ノズルの垂直方向の断面における吹出方向と垂直方向の長さ以上、ノズルの起立方向長さの半分以下が風速の均一性を得られるため好ましい。
また、本発明に係る送風装置は、複数のノズルの起立方向の長さが同一であることを特徴とするもので、複数のノズルが並んでいる方向の風速の均一性に加え、ノズルの起立方向に対してもすべてのノズルで略均一にできるため、広範囲に略均一な風速の面気流を提供することができる。また、面気流は広範囲に略均一な風速の、吹出方向に直線的な気流のため、面気流の中心部にコア領域が形成されるため直進性に優れ、遠方まで風速の減衰が少なく到達することができる。
また、本発明に係る送風装置は、複数のノズルは、筐体の中央から外側に設けられた前記ノズルに向かうにつれて中央のノズルに対して空気の吹出し方向が離れていくように広角に備えられたことを特徴とするもので、面気流は広範囲に略均一な風速の、吹出方向に直線的な気流のため、面気流の中心部にコア領域が形成されるため、遠方に向かうにつれ中心部の風速が大きくなる風速分布となるが、ノズルを筐体中心から外側に設けられた前記ノズルに向かうにつれて広角に備えることで中心部に気流が集まるのを抑制できるため、遠方まで略均一な風速の気流を送ることができる。
また、本発明に係る送風装置は、ダクトの風路断面は吹出口からの吹出方向に縦長であり、ノズルを起立させた先端に向かうにつれて小さくなる特徴とするもので、ダクトを通る高圧空気の風量は一部を吹出口から吹出され、ノズルを起立させた先端に向かうにつれて小さくなるため、ダクトの風路断面はノズルを起立させた先端に向かうにつれて小さく
することで、ノズルを起立させた先端に向かうにつれてダクトの内部静圧が低下するのを抑制することができ、吹出口から吹出す高圧空気の風速をノズルの起立方向に均一化でき、広範囲に略均一な風速の面気流を提供することができる。
また、本発明に係る送風機能付空気清浄装置は、送風装置の吸込口に、空気浄化フィルタを備えたことを特徴とする送風機能付空気清浄装置とするもので、吸込口から取り込まれた空気は空気浄化フィルタにより浄化され吹出口から吹出されるため、使用者に浄化された空気を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に斜視図を、図2に断面A、図3に断面B、図4に断面Cでの断面を示す構成図を示す。
送風装置として、本実施の形態の送風機能付空気清浄装置11は、図1に示すように筐体12の上部にノズル13を備えたものである。
送風機能付空気清浄装置11は、図2に示すように、筐体12に空気を取り入れる吸込口14と、吸込口14に装着し取り入れた空気を浄化する空気浄化フィルタ15と、図3に示すように、高圧空気を発生するための羽根車16と羽根車16を駆動するためのモータ17で構成された高圧空気発生部18と、筐体12の一面から起立させた複数の等しい長さのノズル13(本実施形態では6個)とを備えている。本実施の形態では、筐体12の上面から起立させている。
ノズル13の側部には、図2に示すように、ノズル13を起立させた方向に対して垂直方向である一方向に高圧空気発生部18で発生した高圧空気を吹出す吹出口19を備えている。ノズル13の内部には、高圧空気を吹出口19に導くためのダクト20を備えている。ダクト20は、少なくともノズル13と同数備えている。
また、図3に示すように、高圧空気発生部18と複数のダクト20の間には高圧空気を各ノズルに分流するチャンバー空間21が備えられている。
ノズル13は、図4に示すように、前記垂直方向の断面が吹出方向に縦長である。複数のノズル13は、それぞれの吹出口19が同一面となるように間隙を設けて備えられ、この間隙によって、吹出口19から吹出す気流に誘引される空気の誘引風路22が形成されている。つまり、本実施の形態の例ではノズル13を6本設けているので、ノズル13に挟まれた空隙にそれぞれ誘引風路22がノズル13の数より少ない5本形成できる。なお、前記間隙の長さとしては、ノズル13の垂直方向の断面における吹出方向に対して垂直方向の長さ(ノズル13の幅)以上、ノズル13の筐体12上面からの起立方向の長さの半分以下が風速の均一性を得られるため好ましく、本実施の形態では、一例としてノズル13の幅が30mm、ノズル13の起立方向長さが600mm、間隙の長さが100mm、ノズル13の吹出方向長さが200mmの場合を示している。また本実施の形態では、ノズル13の垂直方向の断面形状は、長方形形状だとしたが、吹出し方向に縦長であればよく、楕円など別の形状でもよい。また、空気浄化フィルタ15には、既知の集塵フィルタや活性炭などの脱臭フィルタを用いることができる。この空気浄化フィルタ15を通過した空気は、ほこりや花粉、アレルギー物質などが取り除かれた浄化空気となり羽根車16に供給される。
また、複数のノズル13は、図4に示すように、筐体12の中央から外側に設けられたノズル13に向かうにつれて、中央のノズル13に対して空気の吹出し方向が離れていくように広角に備えられている。
図2に示すように、ノズル13内の吹出口19近傍にはノズル13の起立方向の風向を調整する風向調整リブ24が備えられている。ここで、複数のノズル13とは3本以上のことを示す。また、風速の均一性とは後述する吹出空気流25と誘引空気流26が合流した面気流の風速の分布に着目したもので、吹出口19から所定の距離を離れて正面視する平面において観測される風速の分布が、所定の範囲であることを示す。つまり前記平面での最小の風速が少なくとも最大風速の半分までは許容でできることとしている。また、高圧空気とは大気圧以上の空気を示すものとする。
このような構成によれば、送風機能付空気清浄装置11が稼動すると、モータ17が駆動し、羽根車16が回転することにより、内部流れ23に示すように、室内空気は、吸込口14から送風機能付空気清浄装置11内部に取り込まれ、空気浄化フィルタ15で埃やにおいなどの汚れを浄化された後、羽根車16を通過しチャンバー空間21に至る。チャンバー空間21で高圧空気は複数のダクト20に分流され、各ダクト20を通過し、吹出口19近傍に設けられた風向調整リブ24でノズル13起立方向の風向を調整され、吹出口19から吹出し、吹出空気流25となる。
つまり、図1のように吹出空気流25により、誘引風路22と最外部のノズル13の外側の空気が誘引され、誘引空気流26となる。これら吹出空気流25と誘引空気流26が送風機能付空気清浄装置11の吹出方向前方で合流し、広範囲に略均一な風速の浄化された空気の面気流を送風できるものである。このとき、羽根車16は筐体12内に内包されているため、使用者が外部から接触できない構造となっているため、接触による不安感をなくすことができる。
また、吹出口19を面一となるようにノズル13は間隙を設けて配置することで、吹出す気流は面気流となる。
面気流は、広範囲に略均一な風速の気流で、吹出方向に直線的な気流のため、面気流の中心部にコア領域が形成される。よって、直進性に優れ、遠方まで風速の減衰が少なく到達することができる。
また、面気流は広範囲に略均一な風速の気流で、吹出方向に直線的な気流のため、面気流の中心部にコア領域が形成される。つまり、遠方に向かうにつれ中心部の風速が大きくなる風速分布となることもある。このため、ノズル13は、筐体12中央から外側に設けられたノズル13に向かうにつれて、中央のノズル13に対して空気の吹出し方向が離れていくように広角に備えることで中心部に気流が集まるのを抑制できる。これにより、より遠方まで略均一な風速の気流を送ることができる。
また、風向調整リブ24は仰角を調整することでノズル13の起立方向の風向を広げることができるため、ノズル13の起立方向長さより広範囲に送風することができる。すなわち、送風機能付空気清浄装置11高さよりも上方にも送風することができる
なお、本実施の形態では、空気浄化フィルタ15を備えた送風機能付空気清浄装置11の形態を説明した。空気浄化フィルタ15は、送風装置としては必須ではない。
(実施の形態2)
図5に送風装置31の斜視図を示す。なお、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。送風装置31は図1と同様な複数のノズル13の上部を天板32で繋いでおり、複数の誘引風路22がそれぞれ独立した構成となっている。
このような構成によれば、天板32によりノズル13の上方からの気流の侵入を防止できるので、外乱の影響を受けることがないため、安定して面気流を発生させることができ、羽根車16を筐体12で内包することで使用者の接触による不安感をなくしつつ、広範囲に略均一な風速の気流を提供することができる。なおノズル13の上方からの気流としては、室内に設置した空気調和装置の吹出し空気等が想定される。
また、面気流は広範囲に略均一な風速の気流で、吹出方向に直線的な気流のため、面気流の中心部にコア領域が形成されるため直進性に優れ、遠方まで風速の減衰が少なく到達することができる。
なお、本実施の形態の送風装置31は、吸込口14に取り入れた空気を浄化する空気浄化フィルタ15を装着することで送風機能付空気清浄装置とすることもできる。
(実施の形態3)
図6に送風装置41の斜視図を示す。なお、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。送風装置41は、筐体12の吹出口19と反対側の一面を室内壁42に接して床43に置かれることがある。
送風装置31のノズル13は、既に実施の形態1で説明したダクト20の風路断面とともに、ノズル13を起立させた先端に向かうにつれて吹出口19側に断面を小さくして備えている。
このような構成によれば、室内壁42に接して置かれている状態でもノズル13の上部と室内壁42の間に隙間を設けることができるため、誘引風路22に誘引空気流26を導くことができ、面気流を発生させることができるため、羽根車16を筐体12の内包することで使用者の接触による不安感をなくしつつ、広範囲に略均一な風速の気流を提供することができる。
また、ノズル13を起立させた先端に向かうにつれて、ダクト20の風路断面も小さくすることで、ノズル13を起立させた先端に向かうにつれてダクト20の内部静圧が低下するのを抑制することができ、吹出口19から吹出す高圧空気の風速をノズル13の起立方向に均一化でき、広範囲に略均一な風速の面気流を提供することができる。
なお、本実施の形態の送風装置41は、吸込口14に取り入れた空気を浄化する空気浄化フィルタ15を装着することで送風機能付空気清浄装置とすることもできる。
(実施の形態4)
以上、実施の形態1から3において、送風機能付空気清浄装置11、送風装置31、送風装置41の実施の形態を説明した。本実施の形態では、これらを総称して、送風装置51として、家屋に設置した場合の形態を説明する。
図7に送風装置51を備えた家屋の部分断面を示す構成図を示す。なお、実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。送風装置51は家屋の一階52と二階53を連通する吹抜け54に、吹出口19を一階52の方向に向けて複数のノズル13を備え、筐体12(図示しない)を一階天井55と二階床56の間の空間に備え、吸込口14を一階天井55に備えた構成となっている。
このような構成によれば、送風装置51を稼動させることにより、一階52の一階天井55付近の空気が吸込口14から取り込まれ、吹出口19から吹出すことにより吹出空気流25が発生し、これにより吹抜け54の上方の二階53の空気を一階52に向けて誘引空気流26として誘引風路22を通り一階52に送ることができる。このとき、一階52の空気の吹出空気流25と二階53の空気の誘引空気流26が混ざり合うため、効率よく室内の空気を攪拌することができる。特に夏季や冬季の冷暖房器具使用時には一階52と二階53の温度差を効率よく解消(サーキュレーション効果)することができる。また、羽根車16を筐体12で内包しているため、回転体が見えることによる圧迫感を使用者に与えることなく、面気流による涼感やサーキュレーション効果を提供することができる。
なお、本実施の形態の送風装置51は、吸込口14に取り入れた空気を浄化する空気浄化フィルタ15を装着することで送風機能付空気清浄装置とすることもできる。
本発明にかかる送風装置および送風機能付空気清浄装置は、羽根車を内包することで使用者の接触による不安感をなくしつつ、広範囲に略均一な風速の気流を提供できるため、居室内の床、天井や壁に設置され、直接気流による体感温度の減少や室内の空気の循環に使用される各種送風機器等として有用である。
11 送風機能付空気清浄装置
12 筐体
13 ノズル
14 吸込口
15 空気浄化フィルタ
16 羽根車
17 モータ
18 高圧空気発生部
19 吹出口
20 ダクト
21 チャンバー空間
22 誘引風路
23 内部流れ
24 風向調整リブ
25 吹出空気流
26 誘引空気流
31 送風装置
32 天板
41 送風装置
42 室内壁
43 床
51 送風装置
52 一階
53 二階
54 吹抜け
55 一階天井
56 二階床
100 送風機組立体
101 環状ノズル
102 中央開口部
110 内部通路
112 口
116 基部
118 外側ケーシング
120 選択ボタン
122 モータ
124 空気入口
126 モータハウジング
130 インペラ
132 ディフューザ
134 入口
136 出口
144 出口
148 ガイド部分

Claims (4)

  1. 体に、空気を取り入れる吸込口と、高圧空気を発生するための羽根車と前記羽根車を駆動するためのモータで構成された高圧空気発生部と、前記筐体の一面から起立させた複数のノズルとを備え、
    記ノズルは、側部に、前記ノズルを起立させた方向に対して垂直方向に前記高圧空気発生部で発生した高圧空気を吹出す吹出口を備え、内部に、高圧空気を前記吹出口に導くためのダクトを備え、
    記ノズルは、前記垂直方向の断面が吹出方向に縦長であり、複数それぞれの前記吹出口が同一面となるように間隙を設けて備えられ、
    前記ダクトは、前記垂直方向の風路断面が前記吹出口からの吹出方向に縦長であり、前記ノズルを起立させた先端に向かうにつれて前記風路断面が小さくなり、
    記間隙によって、前記吹出口から吹出す空気に誘引される空気の誘引風路が形成されていることを特徴とする送風装置。
  2. 数の前記ノズルの起立方向の長さが同一であることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 数の前記ノズルは、前記筐体の中央から外側に設けられた前記ノズルに向かうにつれて中央の前記ノズルに対して空気の吹出し方向が離れていくように広角に備えられたことを特徴とする請求項1または2に記載の送風装置。
  4. 求項1乃至いずれかに記載の送風装置の前記吸込口に、空気浄化フィルタを備えたことを特徴とする送風機能付空気清浄装置。
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