JP6890231B2 - 送風装置 - Google Patents

送風装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6890231B2
JP6890231B2 JP2017186107A JP2017186107A JP6890231B2 JP 6890231 B2 JP6890231 B2 JP 6890231B2 JP 2017186107 A JP2017186107 A JP 2017186107A JP 2017186107 A JP2017186107 A JP 2017186107A JP 6890231 B2 JP6890231 B2 JP 6890231B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
suction port
fan motor
chamber
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017186107A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019060295A (ja
Inventor
谷口 和宏
和宏 谷口
彩加 鈴木
彩加 鈴木
雄多 脇山
雄多 脇山
慎介 勝又
慎介 勝又
元気 畑
元気 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017186107A priority Critical patent/JP6890231B2/ja
Publication of JP2019060295A publication Critical patent/JP2019060295A/ja
Priority to JP2021072270A priority patent/JP7129606B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6890231B2 publication Critical patent/JP6890231B2/ja
Priority to JP2022115995A priority patent/JP7170192B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Landscapes

  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は、居室内に設置され、直接気流による体感温度の減少や室内の空気の循環に使用される扇風機などの送風装置に関する。
羽根車への接触による不安感をなくしつつ、広範囲に略均一な風速の気流を提供できる送風装置として、例えば、特許文献1に記載される送風装置がある。この送風装置は、筐体に、空気を取り入れる吸込口と、高圧空気を発生するための羽根車とその羽根車を駆動するためのモータで構成されたファンモータと、筐体の一面から起立させた複数のノズルとを備える。ノズルは、側部に、ノズルを起立させた方向に対して垂直方向にファンモータで発生した高圧空気を吹出す吹出口を備える。また、ノズルは、内部に、高圧空気を吹出口に導くためのダクトを備える。このノズルは、前記垂直方向の断面が吹出方向に縦長であり、複数それぞれの吹出口が同一面となるように間隙を設けて備えられる。その間隙によって、吹出口から吹出す空気に誘引される空気の誘引風路が形成される。
この送風装置は、羽根車を内包することで接触による不安感をなくすことができる。また、吹出口からの高圧空気の吹出しにより誘引される空気が小さくならないよう間隙を設けて複数のノズルが備えられているため、複数の吹出口から吹出された高圧空気と、吹出口からの高圧空気の吹出しにより誘引される空気からなる面気流を広範囲に略均一な風速の気流とすることができる。また、吹出口を面一とすることで、吹出す気流は面気流となる。この面気流は広範囲に略均一な風速の、吹出方向に直線的な気流のため、面気流の中心部にコア領域が形成されるため直進性に優れ、遠方まで風速の減衰が少なく到達することができる。
特開2017−115629号公報
しかしながら、特許文献1の送風装置では、筐体とノズルとが一体構造となっており、その筐体にファンモータが格納されているため、ファンモータで生じる騒音が大きいという課題があった。また、ファンモータを格納する分だけ筐体が大きくなり、結果として、送風装置そのものが大きくなるため、その送風装置を設置した居室内の空間が狭くなるという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、羽根車との接触による不安感をなくし、広範囲に略均一な風速の気流を提供しつつ、低騒音で省スペースな送風装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の送風装置は、住宅の居室内に向かって気流を送風するものであって、前記居室の一壁面から居室空間内に向かって断面形状が矩形状のノズルを立設して備え、前記ノズルは、短辺側の側面に気流を送風する吹出口を備え、前記ノズルの内部に前記吹出口に空気を送るダクトを備えた構成であり、前記ノズルは、長辺側の側面が向かい合うように間隙を設けて複数配列され、前記間隙によって吹出口から吹出す空気に誘引される空気の誘引風路を形成し、前記ノズルを立設した壁面の内部に、前記ダクトに接続して空気を搬送するチャンバーと、そのチャンバーに高圧空気を送るための羽根車及びモータで構成されたファンモータとを備えた。
ここで、壁面は、居室において床面から天井面に向けて立設された壁面だけでなく、居室の床面及び天井面をも含む概念である。
本発明の送風装置によれば、吹出口からの高圧空気の吹出しにより誘引される空気が小さくならないよう間隙を設けて複数のノズルが備えられているため、複数の吹出口から吹出された空気と、吹出口からの空気の吹出しにより誘引される空気からなる面気流を広範囲に略均一な風速の気流とすることができる。また、吹出口を面一とすることで、吹出す気流を面気流とすることができる。更に、ファンモータが、ノズルを立設した壁面の内部に設けられるので、羽根車への接触による不安感をなくすことができると共に、ファンモータで生じる騒音が居室内に漏れることを抑制できる。更に、居室空間内にはノズルだけが存在することになるので、居室内の空間が狭くなることを抑制できる。よって、羽根車との接触による不安感をなくし、広範囲に略均一な風速の気流を提供しつつ、低騒音で省スペースな送風装置を提供できるという効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る送風装置の斜視図である。 (a)は、同送風装置の右側面図であり、(b)は、同送風装置の上面図である。 本発明の第2実施形態に係る送風装置の右側面図である。 (a)は、本発明の第3実施形態に係る送風装置の右側面図であり、(b)は、同送風装置の上面図である。 本発明の第4実施形態に係る送風装置の右側面図である。
以下、本発明を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、図1及び2を参照して、本発明の第1実施形態に係る送風装置11について説明する。図1は、居室Rに設置された送風装置11の斜視図であり、図2(a)は、その送風装置11の右側面図であり、図2(b)は、天板32を外した状態での送風装置11の上面図である。なお、図2(a)では、ノズル13のみ図1に示す面Aで切った断面を示してある。
送風装置11は、住宅の居室R内に向かって気流を送風するものであり、図1に示す通り、居室Rの一壁面である床面10から起立させた複数の等しい長さのノズル13(本実施形態では6個)を備えている。各ノズル13は、その断面形状が長方形形状となっており、これら複数のノズル13の上部は天板32で繋がれている。なお、ノズル13の上部を天板32で繋がず、複数のノズル13の間隙が上部で開放されていてもよい。また、ノズル13は、天井面から突出させてもよい。
床面10の内部(床下)40には、図2(a)に示す通り、高圧空気を発生するための羽根車16と羽根車16を駆動するためのモータ17で構成されたファンモータ18が設けられている。
各ノズル13は、図1及び図2に示す通り、ノズル13を起立させた方向に対して垂直方向の一方向に、ファンモータ18で発生した高圧空気を吹出す吹出口19を備えている。本実施形態では、吹出口19は、そのノズル13の短辺側の側面に設けられている。ノズル13の内部には、そのファンモータ18で発生した高圧空気を吹出口19に導くためのダクト20を備えている。ダクト20は、少なくともノズル13と同数備えている。ファンモータ18とダクト20の間には高圧空気を各ノズル13のダクト20へ分流するチャンバー21が、床下40に設けられている。ファンモータ18により発生した高圧空気は、床下40にある流路12を介してチャンバー21に導かれて、チャンバー21により各ダクト20に分流される。
ノズル13は、図2(b)に示す通り、前記垂直方向の断面が吹出方向に縦長である。複数のノズル13は、それぞれの吹出口19が同一面となるように、長辺側の側面を向い合せて間隙を設けて備えられ、この間隙によって、吹出口19から吹出す気流に誘引される空気の誘引風路22が形成されている。本実施形態の例では、ノズル13を6本設けているので、ノズル13に挟まれた間隙にそれぞれ誘引風路22がノズル13の数より少ない5本形成できる。また、図2(a)に示す通り、ノズル13内の吹出口19近傍にはノズル13の起立方向の風向を調整する風向調整リブ24が備えられている。
なお、前記間隙の長さとしては、ノズル13の前記垂直方向の断面における吹出方向に対して垂直方向の長さ(ノズル13の幅)以上、ノズル13の床面10からの起立方向の長さの半分以下が風速の均一性を得られるため好ましく、本実施形態では、一例としてノズル13の幅が30mm、ノズル13の起立方向長さが600mm、間隙の長さが100mm、ノズル13の吹出方向長さが200mmの場合を示している。また本実施形態では、ノズル13の垂直方向の断面形状は、長方形形状だとしたが、吹出し方向に縦長であればよく、楕円など別の形状でもよい。
ここで、複数のノズル13とは2本以上のことを示す。また、風速の均一性とは後述する吹出空気流25と誘引空気流26が合流した面気流50の風速の分布に着目したもので、吹出口19から所定の距離を離れて正面視する平面において観測される風速の分布が、所定の範囲であることを示す。つまり前記平面での最小の風速が少なくとも最大風速の半分までは許容できることとしている。また、高圧空気とは大気圧以上の空気を示すものとする。
このような構成によれば、送風装置11が稼動すると、モータ17が駆動し、羽根車16が回転することにより高圧空気が発生し、内部流れ23に示すように流路12を介してチャンバー21に至る。高圧空気は、チャンバー21で複数のダクト20に分流され、各ダクト20を通過し、吹出口19近傍に設けられた風向調整リブ24でノズル13起立方向の送風方向が調整され、吹出口19から吹出されて、吹出空気流25となる。
そして、吹出空気流25により、誘引風路22と最外部のノズル13の外側の空気が誘引され、誘引空気流26となる。これら吹出空気流25と誘引空気流26とが、送風装置11の吹出方向前方で合流され、広範囲に略均一な風速の面気流50が送風できる。
また、吹出口19を同一面となるようにノズル13は間隙を設けて配置することで、吹出す気流は面気流50となる。面気流50は、広範囲に略均一な風速の気流で、吹出方向に直線的な気流のため、面気流50の中心部にコア領域が形成される。よって、直進性に優れ、遠方まで風速の減衰が少なく到達することができる。
また、ファンモータ18が、ノズル13が立設された床下40に設けられるので、羽根車16への接触による不安感をなくすことができると共に、ファンモータ18で生じる騒音が居室R内に漏れることを抑制できる。更に、居室Rの空間内にはノズル13だけが存在することになるので、居室Rの空間が狭くなることを抑制できる。よって、羽根車16との接触による不安感をなくし、広範囲に略均一な風速の気流を提供しつつ、低騒音で省スペースな送風装置11を提供できる。
(第2実施形態)
次いで、図3を参照して第2実施形態に係る送風装置11について、第1実施形態に係る送風装置11と相違する点を中心に説明する。第1実施形態に係る送風装置11と同一の構成については、同一の符号を付し説明を省略する。
図3は、第2実施形態に係る送風装置11の右側面図である。ただし、図3において、ノズル13のみノズル13内部を示した断面を示してある。ただし、図を簡略化するために、ノズル13内部に設けられた風向調整リブは省略して示している。
第2実施形態に係る送風装置11では、ノズル13が、居室Rの床面10から天井面60を貫通するように構成されている。床面10の内部(床下)40には、第1実施形態に係る送風装置11と同様に、高圧空気を発生するための羽根車16と羽根車16を駆動するためのモータ17で構成されたファンモータ18が設けられている。このファンモータ18が、本発明の第1ファンモータに相当する。一方、天井面60の内部(天井裏)41には、高圧空気を発生するための第2羽根車61と第2羽根車61を駆動するための第2モータ62で構成された第2ファンモータ63が設けられている。
また、各ノズル13の内部には、ファンモータ18で発生した高圧空気を吹出口19に導くためのダクト20を床面10側に備えると共に、第2ファンモータ63で発生した高圧空気を吹出口19に導くための第2ダクト66を天井面60側に備えている。このダクト20が、本発明の第1ダクトに相当する。このダクト20と第2ダクト66とは仕切部67により仕切られている。ダクト20及び第2ダクト66は、それぞれ少なくともノズル13と同数備えている。
ファンモータ18とダクト20との間には、第1実施形態と同様に、高圧空気を各ノズル13のダクト20へ分流するチャンバー21が、床下40に設けられている。ファンモータ18により発生した高圧空気は、床下40にある流路12を介してチャンバー21に導かれて、チャンバー21により各ダクト20に分流される。このチャンバー21が、本発明の第1チャンバーに相当する。一方、第2ファンモータ63と第2ダクト66との間には、高圧空気を各ノズル13の第2ダクト66へ分流する第2チャンバー65が、天井裏41に設けられている。第2ファンモータ63により発生した高圧空気は、天井裏41にある第2流路64を介して第2チャンバー65に導かれて、第2チャンバー65により各第2ダクト66に分流される。
このような構成によれば、第1実施形態に係る送風装置11が奏する効果に加えて、次の効果を奏する。即ち、送風装置11が稼動すると、モータ17が駆動し、羽根車16が回転することにより高圧空気が発生し、内部流れ23に示すように流路12を介してチャンバー21に至る。ファンモータ18にて発生した高圧空気は、チャンバー21で複数のダクト20に分流され、各ダクト20を通過し、吹出口19の下半分から吹出されて、吹出空気流25となる。
一方、送風装置11が稼動すると、第2モータ62も駆動し、第2羽根車61が回転することにより高圧空気が発生し、内部流れ71に示すように第2流路64を介して第2チャンバー65に至る。第2ファンモータ63にて発生した高圧空気は、第2チャンバー65で複数の第2ダクト66に分流され、各第2ダクト66を通過し、吹出口19の上半分から吹出されて、吹出空気流25となる。
そして、吹出口19の下半分と上半分から吹出される吹出空気流25により、誘引風路22と最外部のノズル13の外側の空気が誘引され、誘引空気流26となる。これら吹出空気流25と誘引空気流26とが、送風装置11の吹出方向前方で合流され、居室Rの床面10から天井面60にかけて広範囲に略均一な風速の面気流50が送風できる。
また、ファンモータ18と第2ファンモータ63との複数のファンモータを用いて高圧空気を発生させ、ノズル13内に設けられた複数のダクト(ダクト20及び第2ダクト66)へ高圧空気が搬送されるので、1つのファンモータにおいて発生すべき高圧空気の風量を減少させることができる。よって、ファンモータにかかる圧力損失を低減できるので、ファンモータによる騒音を抑制できるので、ファンモータが床下40又は天井裏41に設けたこととの相乗効果により、より低騒音な送風装置11を提供できる。
また、ダクト20と第2ダクト66とが仕切部67により仕切られているので、ファンモータ18にて発生させた高圧空気がダクトを介して第2ファンモータ63へ逆流し、又は、第2ファンモータ63にて発生させた高圧空気がダクトを介してファンモータ18へ逆流することを抑制できる。よって、逆流によってファンモータ18又は第2ファンモータ63に負荷が加わることによる騒音を抑制でき、より低騒音な送風装置11を提供できる。
(第3実施形態)
次いで、図4を参照して第3実施形態に係る送風装置11について、第1及び第2実施形態に係る送風装置11と相違する点を中心に説明する。第1及び第2実施形態に係る送風装置11と同一の構成については、同一の符号を付し説明を省略する。
図4(a)は、第3実施形態に係る送風装置11の右側面図であり、図4(b)は、天板32を外した状態での送風装置11の上面図である。第3実施形態に係る送風装置11では、ファンモータ18に対して空気を供給するために、空気を取り入れる吸込口80が居室R内に設けられている。吸込口80とファンモータ18とは流路81によって接続されており、吸込口80にて取り込まれた居室Rの空気は、流路81を介してファンモータ18に供給される。
そして、この吸込口80は、居室Rの壁面の、送風装置11から送風される面気流50に接触しない位置に設けられている。例えば、図4(b)に示す通り、送風装置11より気流が送風される側とは反対側であって、送風装置11の背面から離れた床面10に、吸込口80が設けられる。なお、吸込口80は必ずしも床面10に設けられる必要はなく、居室Rの壁面の、送風装置11から送風される面気流50に接触しない位置であれば、任意の位置に吸込口80が設けられてよい。
このような構成によれば、居室R内に吹出された面気流50が、吸込口80へ取り込まれる空気により発生する気流によって乱されることを抑制でき、広範囲に略均一な風速の面気流50を保つことができる。また、面気流50を体感できる領域に吸込口80を設けないことで吸込口80から放射される騒音が人に届きにくくなり、低騒音を実現できる。
(第4実施形態)
次いで、図5を参照して第4実施形態に係る送風装置11について、第1〜第3実施形態に係る送風装置11と相違する点を中心に説明する。第1〜第3実施形態に係る送風装置11と同一の構成については、同一の符号を付し説明を省略する。
図5は、第4実施形態に係る送風装置11の右側面図である。第4実施形態に係る送風装置11では、ファンモータ18に対して空気を供給するための空気を取り入れる吸込口として、吸込口80が居室R内に設けられるほか、第2吸込口83が住宅の外Oに面した壁面に設けられる。吸込口80は居室Rの空気を取り込み、第2吸込口83は住宅外Oの外気を取り入れる。吸込口80から取り込まれた空気は、流路81、ダンパー85、流路86を介してファンモータ18へ搬送される。また、第2吸込口83から取り込まれた空気は、流路84、ダンパー85、流路86を介してファンモータ18へ搬送される。
ダンパー85は、吸込口80から取り込まれた空気の流路81及び第2吸込口83から取り込まれた空気の流路84と、ファンモータ18へ取り込まれた空気を搬送する流路86との間に設けられている。このダンパー85は、接続されファンモータ18へ搬送される空気を、吸込口80から取り込まれた居室R内の空気と、第2吸込口83から取り込まれた住宅外Oの外気とで切り替え、及び/又は、吸込口80及び第2吸込口83から取り込まれた空気の量の比率を調節する。ダンパー85には図示しないダンパー用モータが接続されており、そのダンパー用モータを駆動することで、ダンパー85が回動可能に構成される。
このダンパー85を回動させて位置85aに位置させると、接続されファンモータ18へ搬送される空気を全て吸込口80から取り込まれた居室R内の空気とすることができる。一方、ダンパー85を回動させて位置85bに位置させると、接続されファンモータ18へ搬送される空気を全て第2吸込口83から取り込まれた住宅外Oの外気とすることができる。また、ダンパー85を回動させて位置85a及び位置85bの間の任意に場所に位置させることで、流路86と接続される、吸込口80より吸い込まれた居室R内の空気の流路81の断面積と、第2吸込口83より吸い込まれた住宅外Oの外気の流路84の断面積とを調整することができる。この流路81,84の断面積の調整によって、吸込口80及び第2吸込口83から取り込まれた空気の量の比率が調整される。
なお、ダンパー85の位置は、使用者によって変更できるように構成されてもよいし、居室R内の温度や住宅外Oの温度といった状況に応じて自動で変更できるように構成されてもよい。
このような構成によれば、ファンモータ18へ供給される空気を、居室R内の空気と住宅外Oの外気とで切り替え、又は、混合することができるので、必要に応じて、居室R内に設けられた吸込口80から取り込まれる空気風量を低減することができる。よって、吸込口80から発生する風切音を抑制でき、低騒音を実現できる。また、吹出口19から外気の新鮮な空気を送風できるので、居室R内の快適性を高めることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、各実施形態は、それぞれ、他の実施形態が有する構成の一部又は複数部分を、その実施形態に追加し或いはその実施形態の構成の一部又は複数部分と交換等することにより、その実施形態を変形して構成するようにしても良い。また、上記各実施形態で挙げた数値は一例であり、他の数値を採用することは当然可能である。
本発明に係る送風装置は、羽根車との接触による不安感をなくし、広範囲に略均一な風速の気流を提供しつつ、低騒音で省スペースな送風装置を提供できるため、居室内の床、天井や壁に設置され、直接気流による体感温度の減少や室内の空気の循環に使用される各種送風機器等として有用である。
R 居室
O 住宅外
10 床面
11 送風装置
12 流路
13 ノズル
16 羽根車
17 モータ
18 ファンモータ
19 吹出口
20 ダクト
21 チャンバー
22 誘引風路
23 内部流れ
24 風向調整リブ
25 吹出空気流
26 誘引空気流
32 天板
40 床下
41 天井裏
50 面気流
60 天井面
61 第2羽根車
62 第2モータ
63 第2ファンモータ
64 第2流路
65 第2チャンバー
66 第2ダクト
67 仕切部
71 内部流れ
80 吸込口
81 流路
83 第2吸込口
84 流路
85 ダンパー
85a 位置
85b 位置
86 流路

Claims (6)

  1. 住宅の居室内に向かって気流を送風する送風装置であって、
    前記居室の一壁面から居室空間内に向かって断面形状が矩形状のノズルを立設して備え、
    前記ノズルは、短辺側の側面に気流を送風する吹出口を備え、前記ノズルの内部に前記吹出口に空気を送るダクトを備えた構成であり、
    前記ノズルは、長辺側の側面が向かい合うように間隙を設けて複数配列され、前記間隙によって吹出口から吹出す空気に誘引される空気の誘引風路を形成し、
    前記ノズルを立設した壁面の内部に、前記ダクトに接続して空気を搬送するチャンバーと、そのチャンバーに高圧空気を送るための羽根車及びモータで構成されたファンモータとを備えたことを特徴とする送風装置。
  2. 前記ノズルは、前記居室の床面と天井面を貫通するように構成され、
    前記チャンバーは、前記床面の内部に備えられた第1チャンバーと、前記天井面の内部に備えられた第2チャンバーとを有し、
    前記ファンモータは、前記床面の内部に備えられて前記第1チャンバーに高圧空気を送るための第1ファンモータと、前記天井面の内部に備えられて前記第2チャンバーに高圧空気を送るための第2ファンモータとを有することを特徴とする請求項1記載の送風装置。
  3. 前記ダクトは、
    前記第1ファンモータからの高圧空気が前記第1チャンバーを介して搬送される第1ダクトと、
    その第1ダクトと仕切部により仕切られ、前記第2ファンモータからの高圧空気が前記第2チャンバーを介して搬送される第2ダクトと、を備えたことを特徴とする請求項2記載の送風装置。
  4. 前記ファンモータに空気を供給するために前記居室内の空気を取り入れる吸込口を、前記居室の壁面の前記送風装置から送風される気流に接触しない位置に設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の送風装置。
  5. 前記ファンモータに空気を供給するために前記居室内の空気を取り入れる吸込口と、
    前記ファンモータに空気を供給するために前記住宅外の外気を取り入れる第2吸込口と、
    前記吸込口及び前記第2吸込口から取り込まれた空気を前記ファンモータへ搬送するための流路と、
    前記流路内に設けられ、前記ファンモータへ搬送される空気を、前記吸込口から取り込まれた空気と前記第2吸込口から取り込まれた空気とで切り替え、及び/又は、前記吸込口及び前記第2吸込口から取り込まれた空気の量の比率を調節するダンパーを備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の送風装置。
  6. 前記ダンパーは、前記吸込口より吸い込まれた空気の流路の断面積と、前記第2吸込口より吸い込まれた空気の流路の断面積とを調整することで、前記吸込口及び前記第2吸込口から取り込まれた空気の量の比率を調節するものであることを特徴とする請求項5記載の送風装置。
JP2017186107A 2017-09-27 2017-09-27 送風装置 Active JP6890231B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017186107A JP6890231B2 (ja) 2017-09-27 2017-09-27 送風装置
JP2021072270A JP7129606B2 (ja) 2017-09-27 2021-04-22 送風装置
JP2022115995A JP7170192B2 (ja) 2017-09-27 2022-07-21 送風装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017186107A JP6890231B2 (ja) 2017-09-27 2017-09-27 送風装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021072270A Division JP7129606B2 (ja) 2017-09-27 2021-04-22 送風装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019060295A JP2019060295A (ja) 2019-04-18
JP6890231B2 true JP6890231B2 (ja) 2021-06-18

Family

ID=66176388

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017186107A Active JP6890231B2 (ja) 2017-09-27 2017-09-27 送風装置
JP2021072270A Active JP7129606B2 (ja) 2017-09-27 2021-04-22 送風装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021072270A Active JP7129606B2 (ja) 2017-09-27 2021-04-22 送風装置

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP6890231B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024135282A1 (ja) * 2022-12-23 2024-06-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 送風装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58186334U (ja) * 1982-06-08 1983-12-10 西邦電機株式会社 家屋換気装置
JP2870378B2 (ja) * 1993-10-15 1999-03-17 三菱電機株式会社 送風装置
JPH10195997A (ja) * 1997-01-17 1998-07-28 Sumitomo Forestry Co Ltd 室内換気構造
JP2001124377A (ja) * 1999-10-26 2001-05-11 Masuda Harmo:Kk 換気設備
CN2578581Y (zh) * 2002-10-24 2003-10-08 上虞市专用风机厂 超薄型诱导风机
JP2004301416A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Taisei Corp 室内換気システムにおける混合空気供給制御方法及び室内換気システム要素
JP2005076586A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Ebara Densan Ltd クリーンルーム用送風装置および送風方法
JP6650561B2 (ja) * 2016-03-07 2020-02-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 送風装置
JP6603874B2 (ja) * 2015-12-22 2019-11-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 送風装置および送風機能付空気清浄装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019060295A (ja) 2019-04-18
JP2021152365A (ja) 2021-09-30
JP7129606B2 (ja) 2022-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6650561B2 (ja) 送風装置
JP5828134B2 (ja) 送風装置
KR101233227B1 (ko) 송풍기
JP6650562B2 (ja) 送風装置および送風機能付空気清浄装置
JP2021183841A (ja) 送風装置、気流提供方法及び気流提供プログラム
JP6603874B2 (ja) 送風装置および送風機能付空気清浄装置
WO2017110058A1 (ja) 送風装置および送風機能付空気清浄装置
JP2012204578A (ja) カバー、電子装置および空調システム
JP2019105383A (ja) 空調ユニット
JP6454871B2 (ja) 送風装置
JP2010044692A (ja) 空調システム
JP6890231B2 (ja) 送風装置
JP2019148171A5 (ja)
JP2018003658A (ja) 送風装置および送風機能付空気清浄装置
JP2019148172A (ja) 送風装置
JP7170192B2 (ja) 送風装置
WO2023181535A1 (ja) 気流形成システム
JP2010107054A (ja) 空気調和機
JP7065298B2 (ja) 熱交換形換気装置
JP6330153B2 (ja) 送風装置
JP2019157683A (ja) 送風装置
JP6462094B1 (ja) 室内循環式空調システム
JP5945713B2 (ja) 送風装置
JP2019116840A (ja) 送風装置
JP7065274B2 (ja) 送風装置および送風機能付空気清浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190121

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210412

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6890231

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151