JP6454871B2 - 送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は送風装置に関し、詳しくは、居室内の天井、壁、又は床面等に設置して、直接気流によって体感温度を低下させたり、室内の空気を循環させたりする扇風機、又は天井扇などの送風装置に関するものである。
従来、この種の送風装置として、羽根車とモータを台座となる箱体に内包して、箱体上部に備えられた円環形状の送風部から床面と水平方向に空気を吹出し、空気の循環及び空気の流れを生じさせる家庭用送風装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その送風装置について図10、図11および図12を参照しながら説明する。
図10は、送風機100の斜視図であり、図11は図10の送風機100の断面を示す構成図であり、図12は図10の送風機100の吹出し口106の断面を示す拡大構成図である。
送風機100は、下部に自立するための平面スタンド部113を有する箱体101と、箱体101に空気を取り入れる吸込み口102と、高圧空気を発生するための羽根車103と羽根車103を駆動するためのモータ104で構成され高圧空気発生部105と、高圧空気を気流として吹出すための吹出し口106を有する2つの同心円環形状の内側気流吹出し部107、外側気流吹出し部108を備え、内側気流吹出し部107と外側気流吹出し部108は円環形状内外方向に平行となるように高圧空気発生部105の上部に円環状の軸が床面114と水平になるように内部が2分された連通部109を介して保持され、送風機100の送風方向を前面にして床面114に置かれている。
ここで内側気流吹出し部107の吹出し口である内側気流吹出し口110は、円環形状の軸に対する角を角αとした場合、角αが30度外向きとなるよう、円環形状に対してほぼ垂直方向に開口している。外側気流吹出し部108の吹出し口である外側気流吹出し口111は、円環形状の軸に対する角を角βとした場合、角βが30度内向きとなるよう、円環形状に対してほぼ垂直方向に開口している。また、内部が2分された連通部109は、前側連通部115を通って内側気流吹出し部107へ、後側連通部116を通って外側気流吹出し部108へ、空気が流れるようになっている。
また、高圧空気発生部105の内部には、連通部109との接続部に、ダンパ112が環形状に対して垂直方向にスライドするよう備えられ、ダンパ112により内側気流吹出し部107と外側気流吹出し部108への高圧空気の流入量を調整する構成となっている。ここで、内側気流吹出し口110と外側気流吹出し口111から同時に同風量で吹出されると、互いの気流が衝突して円環状の軸方向に吹出される。また内側気流吹出し口110のみの吹出しの場合には、外側30度方向のワイド送風となり、外側気流吹出し口111のみの吹出しの場合には、内側30度方向のスポット送風となる。つまり内側気流吹出し口110と外側気流吹出し口111への風量のバランスで内側30度から真正面、真正面から外側30度の方向と送風範囲を調整できるものである。
特開2012−031806号公報
このような従来の送風装置では、図12に示すように、内側気流吹出し口110と外側気流吹出し口111から吹出された気流は、コアンダ面117に沿って気流衝突点118に向かって流れ、気流衝突点118にて互いの気流が衝突し、内側気流吹出し口110と外側気流吹出し口111から吹出される風量のバランスによって衝突後の気流の方向を調整し、送風範囲を変更するものである。しかしながら、互いに異なる方向からの気流を衝突させるため、衝突により一部の気流のエネルギーを損失してしまうという課題があった。
そこで、本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、気流のエネルギー損失を抑制しつつ、ユーザの希望に応じて送風範囲を変更することができる送風装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、空気を吸い込む吸込口と、前記吸込口から吸い込まれた空気を吹き出す略環形状の第一吹出口と、前記吸込口から吸い込まれた空気を吹き出す略環形状の第二吹出口と、前記吸込口から前記第一吹出口および/または前記第二吹出口へと空気を導く高圧空気発生部と、前記第一吹出口および/または前記第二吹出口から吹き出された空気に誘引させて誘引空気を吸い込む誘引空気吸入部と、前記誘引空気吸入部から吸い込まれた空気を吹き出す誘引空気吹出部と、前記高圧空気発生部と前記第一吹出口とを連通する第一風路と、前記高圧空気発生部と前記第二吹出口とを連通する第二風路と、前記誘引空気吸入部と前記誘引空気吹出部とを連通する第三風路と、前記高圧空気発生部からの空気を前記第一風路および/または前記第二風路に任意の比率で分配する空気分配手段とを備え、前記誘引空気吹出部の外周に前記第一吹出口と前記第二吹出口を略同一平面にこの順で配置し、前記第二吹出口と前記誘引空気吹出部との間に前記第二吹出口から吹出される空気にコアンダ効果を与えない非コアンダ領域を備えた送風装置としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、第二吹出口と誘引空気吹出部との間に第二吹出口から吹出される空気にコアンダ効果を与えない非コアンダ領域を備えた送風装置としたことにより、気流のエネルギー損失を抑制しつつ、ユーザの希望に応じて送風範囲を変更することができるものである。
本発明の実施の形態1の送風装置の斜視図 本発明の実施の形態1の送風装置の断面を示す構成図 本発明の実施の形態1のダンパの斜視図 本発明の実施の形態1の吹出口近傍の部分拡大断面図 本発明の実施の形態1の送風装置の断面Aを示す構成図 本発明の実施の形態1の送風装置の断面Aを示す構成図 本発明の実施の形態1の送風装置の断面Bを示す構成図 本発明の実施の形態2の送風装置の斜視図 本発明の実施の形態3の送風装置の斜視図 従来技術の一例を示す斜視図 従来技術の一例を示す断面図 従来技術の一例を示す断面図
本発明の請求項1に記載の送風装置は、空気を吸い込む吸込口と、前記吸込口から吸い込まれた空気を吹き出す略環形状の第一吹出口と、前記吸込口から吸い込まれた空気を吹き出す略環形状の第二吹出口と、前記吸込口から前記第一吹出口および/または前記第二吹出口へと空気を導く高圧空気発生部と、前記第一吹出口および/または前記第二吹出口から吹き出された空気に誘引させて誘引空気を吸い込む誘引空気吸入部と、前記誘引空気吸入部から吸い込まれた空気を吹き出す誘引空気吹出部と、前記高圧空気発生部と前記第一吹出口とを連通する第一風路と、前記高圧空気発生部と前記第二吹出口とを連通する第二風路と、前記誘引空気吸入部と前記誘引空気吹出部とを連通する第三風路と、前記高圧空気発生部からの空気を前記第一風路および/または前記第二風路に任意の比率で分配する空気分配手段とを備え、前記誘引空気吹出部の外周に前記第一吹出口と前記第二吹出口を略同一平面にこの順で配置し、前記第二吹出口と前記誘引空気吹出部との間に前記第二吹出口から吹出される空気にコアンダ効果を与えない非コアンダ領域を備えたものである。
前記第一吹出口から空気が吹出されると、前記誘引空気吹出部は負圧となる。このため前記第一吹出口から吹出された空気に誘引されて前記誘引空気吸入部から空気が取り込まれ、前記誘引空気吹出部から前記第一吹出口の空気と一緒になり、前記第一吹出口の吹出し方向に大風量の気流となって遠方に送り届けられる。また、前記空気分配手段により前記第二吹出口から空気が吹出されると、前記誘引空気吹出部は負圧となる。このため前記第二吹出口から吹出された空気に誘引されて前記誘引空気吸入部から空気が取り込まれるが、このとき、前記第二吹出口から吹出された空気は、前記第二吹出口と前記誘引空気吹出部の間に前記非コアンダ領域が存在する。このため前記非コアンダ領域も負圧となり、前記非コアンダ領域で渦が発生し、前記第二吹出口から吹出された空気はこの渦に引き寄せられ前記平面から垂直に前記平面から離れる方向に対し幅狭となる。このとき、前記第一吹出口、及び前記第二吹出口から吹出された空気は、何かに衝突することなく方向を変更しているため、気流のエネルギー損失を最小限にして気流の方向を変更することが可能である。このため、前記空気分配手段を切り替えて前記高圧空気発生部からの空気を前記第一風路および/または前記第二風路に任意の比率で分配することで、気流のエネルギー損失を抑制しつつ、ユーザの希望に応じて送風範囲を広角から幅狭に変更することができる。
また、前記第一吹出口から吹出す空気の吹出し方向が、前記平面から垂直に前記平面から離れる方向に対し広角としてもよい。
前記第一吹出口から空気を吹出す際に、送風範囲を広くすることができ、より広い範囲でユーザの希望に応じて送風範囲を広角から幅狭に変更することができる。
また、前記誘引空気吸入部を複数備えてもよい。
前記誘引空気吸入部を複数備えることで前記誘引空気吸入部の開口総面積を大きくすることができるため、前記誘引空気吸入部に空気が流入する際の抵抗を抑制でき、効率よく大風量の気流を生出すことができる。また、前記第一吹出口から吹出す空気の吹出し方向が、前記平面から垂直に前記平面から離れる方向に対し広角である場合には、前記誘引空気吸入部を複数備えることで誘引空気を多く前記誘引空気吹出部に供給できる。このため、より送風範囲を広くすることができる。また、前記誘引空気吸入部を複数備えたことで、一つの前記誘引空気吸入部が塞がれるような使用状態でも、他の前記誘引空気吸入部から空気を誘引できるため性能を発揮することができる。
また、前記複数の誘引空気吸入部は、前記第一吹出口及び前記第二吹出口から吹出される吹出空気に対して平行に空気を誘引するメイン吸入部と、前記第一風路及び前記第二風路を貫通して形成された風路より前記吹出空気に対して垂直に空気を誘引する複数のサブ吸入部から構成される構成としてもよい。
前記メイン吸入部に加えて複数の前記サブ吸入部を備えることで、誘引空気が流入する開口総面積を大きくすることができるため、誘引空気が流入する際の抵抗を抑制でき、効率よく大風量の気流を生出すことができる。また、前記メイン吸入部は前記第一吹出口及び前記第二吹出口から吹出される吹出空気に対して平行に空気を誘引し、誘引空気は方向を転換することなく前記メイン吸入部から前記誘引空気吹出部に流れる。このため、少ない抵抗で効率よく大風量の気流を生出すことができる。また、前記第一吹出口から吹出す空気の吹出し方向が、前記平面から垂直に前記平面から離れる方向に対し広角である場合には、複数の前記サブ吸入部を備えることで誘引空気を多く前記誘引空気吹出部に供給できるため、より送風範囲を広くすることができる。
また、前記高圧空気発生部は、羽根車と前記羽根車を駆動するためのモータとを備え、前記羽根車が駆動することにより、前記吸込口から前記第一吹出口および/または前記第二吹出口へと空気を導く構成としてもよい。
前記羽根車の連続的な回転により高圧空気を発生させるため、前記第一吹出口および/または前記第二吹出口に連続的に空気を供給することができ、ムラの無い連続的な気流をユーザに送ることができる。また、送風範囲を前記空気分配手段で切り替える際に、前記第一吹出口および/または前記第二吹出口に連続的に空気が供給されるため、送風装置からの気流が停止することなく、なめらかに送風範囲を変更することができる。
また、前記誘引空気吸入部を、前記誘引空気吹出部の吹出し方向と平行である送風中心から等距離の位置に、複数備えてもよい。
複数の前記誘引空気吸入部が等距離にあることで、複数の前記誘引空気吸入部から吸込まれた空気が送風中心で混合されるため、送風中心に強くまとまった気流を生成することができ、遠方まで風速の減衰が少なく届く気流にすることができる。
また、前記空気分配手段は、前記第一風路および/または前記第二風路の風路面積を変化させるダンパと、前記ダンパを駆動するダンパ駆動手段を備えたことを特徴とするもので、前記ダンパ駆動手段により前記ダンパを駆動することで前記第一風路および/または前記第二風路の風路面積を変化させることができるため、前記ダンパ駆動手段によりユーザの希望に応じて送風範囲を変更することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。また、全図面を通して、同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。さらに、各図面において、本発明に直接には関係しない各部の詳細については説明を省略している。
(実施の形態1)
図1に、本実施の形態にかかる送風装置11の斜視図を示す。
図1に示すように送風装置11は、円錐台形状の送風部12と送風部12を固定する台座部13で構成されており、図1の矢印方向、即ち送風方向に気流を発生するものである。
送風部12は略円柱形状をしており、天面、つまり送風する方向を前面とし、底面、つまり送風する方向とは逆の方向を背面としている。
背面には、空気を吸い込む吸込口14が備えられている。前面には、吸込口14から吸い込まれた空気を吹き出す環形状の第一吹出口15と、第一吹出口15の同心円上外周側
に吸込口14から吸い込まれた空気を吹き出す環形状の第二吹出口16と、第一吹出口15の内周側に誘引空気吹出部21とが備えられている。また、第一吹出口15と第二吹出口16と誘引空気吹出部21とは同一の平面28上に設けられている。つまり誘引空気吹出部21の外周に第一吹出口15と第二吹出口16を同一平面28にこの順で配置している。
さらに、第二吹出口16と誘引空気吹出部21との間に、第二吹出口16から吹出される空気にコアンダ効果を与えない非コアンダ領域29を備えている。
送風部12の側面には、天面及び底面の円の中心を結ぶ中心軸33から等距離に、複数(本実施の形態では6個)の誘引空気吸入部20が設けられている。
誘引空気吸入部20は、送風部12の略円柱形状(円錐台形状)における内部空間、即ち後述の誘引空気混合部を介して誘引空気吹出部21と連通している。
台座部13は、送風部12を支持する支柱13aと、支柱13aを最下部で支持する支持部13bとを備えている。
支持部13bは、送風部12(後述のファン用モータ)の動作のオン/オフを制御する電源スイッチ34と、送風方向を変更する風向切替スイッチ35とを備えている。
次に図2、図3を参照しながら送風部12の内部構造について説明する。なお図2は、図1における断面Aでの送風装置11の断面を示す構成図、図3はダンパの斜視図である。
送風部12は、内部に高圧空気を発生する高圧空気発生部19と、高圧空気発生部19と第一吹出口15とを連通する第一風路22と、高圧空気発生部19と第二吹出口16とを連通する第二風路23と、複数の誘引空気吸入部20と誘引空気吹出部21とを連通する第三風路24と、誘引空気混合部80と、空気分配手段27とを備えている。
高圧空気発生部19は、吸込口14から第一吹出口15および/または第二吹出口16へと空気を導く羽根車としてのターボファン17とターボファン17を駆動するファン用モータ18からなる。
ファン用モータ18は、図1に示した電源スイッチ34によって動作のオン/オフが行われる。
空気分配手段27は、ダンパ25とダンパ25を回転駆動するダンパ駆動手段としてのダンパ用モータからなる。ダンパ25は、ファン用モータ18のターボファン17側端部にファン用モータ18と中心軸を一致させて備えられている。
ダンパ25は、図3に示すように略円形であって中央部に円形の中央開口部75を備え、上面視にしてドーナツ形状を有する。中央開口部75周縁には切り欠きを備えており、前記ダンパ用モータの切り欠きと噛合することで中央開口部75の中心74を軸として回動可能となっている。またダンパ25は、中心74を中心として周縁部に複数の内周開口部76を等間隔に備えている。さらに隣接する内周開口部76に挟まれる領域に、内周開口部76と同心円上に内周閉口部77を内周開口部76と同数備えている。内周開口部76及び内周閉口部77の中心74からの距離は、送風部12における中心軸33と第一風路22との距離と同一であり、即ち内周開口部76及び内周閉口部77は第一風路22に対応する。
またダンパ25は、中心74を中心として内周開口部76の外周側に内周開口部76に対応させて同数の突出部78を備えている。さらにダンパ25は、隣接する突出部78に挟まれて、突出部78と同心円上に外周開口部79を備えている。突出部78及び外周開口部79の中心74からの距離は、送風部12における中心軸33と第二風路23との距離と同一であり、即ち突出部78及び外周開口部79は第二風路23に対応する。
内周開口部76及び内周閉口部77はそれぞれ第一風路22の断面積より面積が大きく、第一風路22と同数、さらに第一風路22と同一間隔で備えられている。このためダンパ25を回転させることで第一風路22の下流側開口部を全て同時に開き、または同時に塞ぎ、さらには一定の割合で開く(塞ぐ)ことが可能である。
外周開口部79及び突出部78はそれぞれ第二風路23の断面積より面積が大きく、第二風路23と同数、さらに第二風路23と同一間隔で備えられている。このためダンパ25を回転させることで第二風路23の下流側開口部を全て同時に開き、または同時に塞ぎ、さらには一定の割合で開く(塞ぐ)ことが可能である。
内周開口部76と突出部78、及び、内周閉口部77と外周開口部79は、それぞれ中心74から円周方向に伸びる同一の放射状の直線上にある。このため、ダンパ25を回転させることで第一風路22のみを100%開口し、または第二風路のみを100%開口し、あるいは第一風路22と第二風路23とを一定の比率で開口することも可能である。
従って、ダンパ25と前記ダンパ用モータとを適宜動作させることにより、高圧空気発生部19からの空気を、第一風路22および/または第二風路23に任意の比率で分配することができる。
第一吹出口15から吹出す空気の吹出し方向32は、平面28から垂直に平面28から離れる方向に対し幅広(本実施の形態では30度)に設定されている。
誘引空気吸入部20は、送風中心から等距離の位置に、誘引空気吹出部21の吹出し方向と平行に複数備えている。ここで、送風中心とは誘引空気吹出部21の吹出し方向と平行で送風部12の中心を通る中心軸33のことを示す。
続いて、図4を参照しながら非コアンダ領域29の詳細について説明する。図4は、送風装置11の吹出口近傍の部分拡大断面図である。そして図4のA及びBは、非コアンダ領域29の一例を示すものである。これに対して図4のCは非コアンダ領域となり得ない一例を示すものである。
図4のAにおいて、内周側(図4のAの左側)から順に誘引空気吹出部21、第一吹出口15、第二吹出口16が同一の平面28上に配置されている。そして第一吹出口15の内周側端部81から誘引空気吹出部21の外周端部82までの間の領域が非コアンダ領域29である。
さらに非コアンダ領域29として機能する要件として、第二吹出口16から吹出される空気に対してコアンダ効果を与えない、言い換えれば第二吹出口16から吹出される空気にコアンダ効果が発生しないことが必要である。
具体的には、内周側端部81から外周端部82までが直線状になっており、かつ第二吹出口16から吹き出す吹出し方向85と非コアンダ領域29とが成す角84が90度以上であればコアンダ効果が発生しない。
他の例として、内周側端部81から外周端部82までの間に穴(窪み)や孔が存在していても非コアンダ領域29を構成する。図4のBは非コアンダ領域29が窪み83を有する場合の一例である。
非コアンダ領域29とはなり得ない例として、図4のCに示すように内周側端部81から外周端部82までの間に吹出し方向側に突出物87が存在する場合が挙げられる。この場合、内周側端部81から外周端部82までが直線状とは言えず、第二吹出口16から吹き出す吹出し方向85と突出物87とが成す角86も90度以下となる。このような場合には第二吹出口16から吹出される空気がこの突出物87によってコアンダ効果を受けてしまうため、非コアンダ領域29とはならない。
また、非コアンダ領域29の効果を十分に機能させるには、内周側端部81から外周端部82までの長さ、つまり非コアンダ領域29の中心軸33から半径方向の長さが、第二吹出口の半径方向の長さ88の3倍以上であることが望ましい。この距離が短すぎる場合には後述する渦が発生せず、十分な効果が期待できない。
なお、当然ながら第二吹出口16の内周側に誘引空気吹出部21が存在しない(空気の流れが発生しない)場合には、後述する渦が発生しない。また、非コアンダ領域29が略環状となっていない場合、具体的には平面28に対して非コアンダ領域が凹凸をもって所々途切れた状態では、凹部から中心軸33に向かって気流が発生するため渦が発生しない。
ここでいう略環状とは、正円でない形状を許容する意味であり、例えば楕円や矩形であってもよいということである。同一の平面28上に各吹出部が設けられておれば正円でなくても他の条件を満たせば非コアンダ領域29は機能する。
なお図4のAが本実施の形態にて採用される非コアンダ領域29の形状である。
続いて、図5、図6、図7を参照しながら、送風装置11を駆動させた際の各部の動作を説明する。図5、図6は、図1の断面Aでの送風装置11の断面を示す構成図である。また図7は、図1の断面Bでの送風装置11の断面を背面側から見た構成図である。なお、図5及び図7のDは、一例として第一吹出口15からのみ空気が吹出される際の構成を、図6及び図7のEは一例として第二吹出口16からのみ空気が吹出される際の構成を示している。
そして最初に、図5及び図7のDの状態、即ち第一吹出口15からのみ空気が吹き出され、第二吹出口16からは空気が吹き出されない状態について説明する。この状態では、図7のDに示すように、第一風路22の断面は全てダンパ25の内周開口部76の内部に存在する。つまり第一風路22は100%開口している状態である。そしてこの状態では、第一風路の外周側にある第二風路23は突出部78によって全て閉じられている。つまり第二風路23は100%閉口している状態である。
図5に示すように、この状態で前述の電源スイッチ34を操作すると、ファン用モータ18は電力で駆動し、即ち電圧等を制御する制御基盤を備えた電源供給部(図示なし)から電力が供給され、ターボファン17が駆動する。なお電源供給部には、例えば送風装置11の外部にある家庭用コンセントなどから電源が引き込まれる。
ターボファン17の駆動により、吸込口14から空気X(実線矢印で示す)が吸い込まれる。吸い込まれた空気Xは、ターボファン17により高圧空気発生部19で昇圧され、第一風路22を介して第一吹出口15から吹き出される。なお、第二風路23は閉じられているため第二吹出口16からは空気は吹き出されない。
第一吹出口15から空気Xが吹き出されると、誘引空気吹出部21の周辺は負圧となるため、第一吹出口15から吹出された空気Xに誘引されて空気Y(破線矢印で示す)が複数の誘引空気吸入部20から吸い込まれる。空気Xと空気Yとは第一吹出口15近傍の誘引空気混合部80で混合され、大風量の気流となって遠方に届けられる。このとき、送風装置11より生出される気流は平面28から垂直に平面28から離れる方向に対し幅広となる。
ここで、風向切替スイッチ35を操作することにより、ダンパ用モータ26が駆動し、これによりダンパ25が回転駆動して図6のDからEの状態に移行する。この状態では、図7のEに示すように、第二風路23の断面は全てダンパ25の外周開口部79の内部に存在する。つまり第二風路23は100%開口している状態である。そしてこの状態では、第二風路の内周側にある第一風路22は内周閉口部77によって全て閉じられている。つまり第一風路22は100%閉口している状態である。この状態では、図6に示すように、吸込口14から吸い込まれた空気Xは、ターボファン17により高圧空気発生部19で昇圧され、第二風路23を介して第二吹出口16から吹き出される。第二吹出口16から空気Xが吹き出されると、誘引空気吹出部21の周辺は負圧となる。このため、第二吹出口16から吹出された空気Xに誘引されて空気Y(誘引空気)が複数の誘引空気吸入部20から吸い込まれる。
空気Xと空気Yとは誘引空気混合部80で混合され、大風量の気流となって遠方に届けられる。
このとき、第二吹出口16と誘引空気吹出部21の間に非コアンダ領域29が存在する。このため第二吹出口16から吹出された空気は、誘引空気吹出部21の空気Yを誘引する際に、非コアンダ領域29の上方(吹出し方向)が負圧となり、非コアンダ領域29で上述した渦36が発生する。第二吹出口16から吹出された空気Xはこの渦36に引き寄せられ平面28から垂直に平面28から離れる方向に対し幅狭となる。このため、ダンパ25を図7のDの状態から図7のEの状態に切り替えることで、気流のエネルギー損失を抑制しつつ、ユーザの希望に応じて送風範囲を広角から幅狭に変更することができるものである。当然ながら、気流の衝突によるエネルギー損失は無いに等しいため、衝突によって送風方向を変更する従来の構成よりも、大風量の気流を遠方まで届けることができる。なお、ターボファン17などの可動部を内包しているため接触による不安感もない。
なお、誘引空気吸入部20を複数備えることで、誘引空気吸入部20の開口総面積を大きくすることができる。このため、誘引空気吸入部20に空気が流入する際の抵抗を抑制でき、効率よく大風量の気流を生出すことができる。
また、第一吹出口15から吹出す空気の吹出し方向が、平面28から垂直に平面28から離れる方向に対し広角である場合には、誘引空気吸入部20を複数備えることで誘引空気を多く誘引空気吹出部21に供給できるため、より送風範囲を広くすることができる。
また、一つの前記誘引空気吸入部20が塞がれるような使用状態でも、他の誘引空気吸入部20から空気を誘引できるため十分な性能を発揮することができる。
また、高圧空気発生部19は、ターボファン17とターボファン17を駆動するためのファン用モータ18とを備えることで、ターボファン17の連続的な回転により高圧空気を発生させる。このため第一吹出口15および/または第二吹出口16に連続的に空気を供給することができ、ムラの無い連続的な気流をユーザに送ることができる。
また、送風範囲を空気分配手段27で切り替える際に、第一吹出口15および/または第二吹出口16に連続的に空気が供給されるため、送風装置からの気流が停止することなく、なめらかに送風範囲を変更することができる。
また、複数の誘引空気吸入部20が等距離にあることで、複数の誘引空気吸入部20から吸込まれた空気が送風中心の誘引空気混合部で混合されるため、送風中心に強くまとまった気流を生成することができ、遠方まで風速の減衰が少なく届く気流にすることができる。
また、ダンパ25をドーナツ形状としさらに回動することにより、送風範囲を広角、狭角に連続的に切り替えることができる。そして広角の場合には狭角の場合よりも緩やかな送風となり、また狭角の場合には広角の場合よりも強い送風となる。このため一定の速度でダンパ25を連続的に回動させることで、ユーザに揺らぎのある自然風に近い風を提供することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2では、本発明の実施の形態1と異なる点のみを説明する。なお図8は、本実施の形態に係る送風装置51の斜視図である。
図8に示すように送風装置51は、ドーナツ形状の送風部52と送風部52を固定する台座部53と送風部52と台座部53を接続するダクト54とで構成されている。
送風装置51は、高圧空気発生部19を内包する台座部53で高圧空気を発生させ、吸込口14からダクト54内部を介して送風部52に高圧空気が送られ、第一吹出口15および/または第二吹出口16から空気を吹出し、矢印方向に気流を発生するものである。
なお、送風部52の内部には、実施の形態1と同様、第一風路22、第二風路23、空気分配手段27を備えている。ただし空気分配手段27におけるダンパ用モータの位置は実施の形態1とは大きく異なることになるが、円形のダンパを回動させることにより空気分配手段を構成する点は上記構成にこだわらない。また、ダンパ用モータを設けずに手動でダンパを回転させる構成でもよい。
このような構成によれば、誘引空気吸入部20は第一吹出口15及び第二吹出口16から吹出される吹出空気に対して平行、即ち直線状に空気を誘引し、誘引空気は方向を転換することなく誘引空気吸入部20から誘引空気吹出部21に流れるため、少ない抵抗で効率よく大風量の気流を生出すことができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3では、本発明の実施の形態1、及び実施の形態2と異なる点のみを説明する。なお図9は、本実施の形態に係る送風装置61の斜視図である。
図9に示すように送風装置61は、ドーナツ形状の送風部62と送風部62を固定する台座部53と送風部62と台座部53を接続するダクト54とで構成されている。
送風装置61は、高圧空気発生部19を内包する台座部53で高圧空気を発生させ、吸込口14からダクト54を介して送風部62に高圧空気が送られ、第一吹出口15および/または第二吹出口16から空気を吹出し、矢印方向に気流を発生するものである。
本実施の形態が実施の形態2と大きく異なる点は、誘引空気吸入部20は、メイン吸入部30及びサブ吸入部31からなる点である。
メイン吸入部30は、第一吹出口15及び第二吹出口16から吹出される吹出空気に対して平行に空気を誘引する誘引空気吸入部である。
サブ吸入部31は、第一風路22及び第二風路23を貫通して送風部62の側面に形成された風路(開口)より、前記吹出空気に対して垂直に空気を誘引する複数の誘引空気吸入部である。
このような構成によれば、メイン吸入部30に加えて複数のサブ吸入部31を備えることで、誘引空気が流入する開口総面積を大きくすることができるため、誘引空気が流入する際の抵抗を抑制でき、効率よく大風量の気流を生出すことができる。
また、メイン吸入部30は第一吹出口15及び第二吹出口16から吹出される吹出空気に対して平行に空気を誘引し、誘引空気は方向を転換することなくメイン吸入部30から誘引空気吹出部21に流れる。このため、少ない抵抗で効率よく大風量の気流を生出すことができる。
また、第一吹出口15から吹出す空気の吹出し方向が、平面28から垂直に平面28から離れる方向に対し広角である場合には、複数のサブ吸入部31を備えることで誘引空気を多く誘引空気吹出部21に供給できるため、より送風範囲を広くすることができる。
なお、上述した3つの実施の形態においては、空気分配手段が第一風路と第二風路の開口をそれぞれ同時に100%とすることができない。しかしながら、ダンパを構成する内周開口部、内周閉口部、突出部、外周開口部の大きさや位置、さらには第一風路及び第二風路の大きさや位置を変更すればそれぞれ100%とすることができるのは言うまでもない。
本発明にかかる送風装置は、居室内の床、机上、天井や壁に設置され、直接気流による体感温度の減少や室内の空気の循環に使用される各種送風機器等として有用である。
11、51、61 送風装置
12、52、62 送風部
13、53 台座部
14 吸込口
15 第一吹出口
16 第二吹出口
17 ターボファン
18 ファン用モータ
19 高圧空気発生部
20 誘引空気吸入部
21 誘引空気吹出部
22 第一風路
23 第二風路
24 第三風路
25 ダンパ
26 ダンパ用モータ
27 空気分配手段
28 平面
29 非コアンダ領域
30 メイン吸入部
31 サブ吸入部
32、85 吹出し方向
33 中心軸
34 電源スイッチ
35 風向切替スイッチ
36 渦
54 ダクト
74 中心
75 中央開口部
76 内周開口部
77 内周閉口部
78 突出部
79 外周開口部
80 誘引空気混合部
81 内周側端部
82 外周端部
83 窪み
84 角
86 角
87 突出物
88 半径方向の長さ
100 送風機
101 箱体
102 吸込み口
103 羽根車
104 モータ
105 高圧空気発生部
106 吹出し口
107 内側気流吹出し部
108 外側気流吹出し部
109 連通部
110 内側気流吹出し口
111 外側気流吹出し口
112 ダンパ
113 平面スタンド部
114 床面
115 前側連通部
116 後側連通部
117 コアンダ面
118 気流衝突点

Claims (7)

  1. 空気を吸い込む吸込口と、
    前記吸込口から吸い込まれた空気を吹き出す略環形状の第一吹出口と、
    前記吸込口から吸い込まれた空気を吹き出す略環形状の第二吹出口と、
    前記吸込口から前記第一吹出口および/または前記第二吹出口へと空気を導く高圧空気発生部と、
    前記第一吹出口および/または前記第二吹出口から吹き出された空気に誘引させて誘引空気を吸い込む誘引空気吸入部と、
    前記誘引空気吸入部から吸い込まれた空気を吹き出す誘引空気吹出部と、
    前記高圧空気発生部と前記第一吹出口とを連通する第一風路と、
    前記高圧空気発生部と前記第二吹出口とを連通する第二風路と、
    前記誘引空気吸入部と前記誘引空気吹出部とを連通する第三風路と、
    前記高圧空気発生部からの空気を前記第一風路および/または前記第二風路に任意の比率で分配する空気分配手段とを備え、
    前記誘引空気吹出部の外周に前記第一吹出口と前記第二吹出口を略同一平面にこの順で配置し、
    前記第二吹出口と前記誘引空気吹出部との間に前記第二吹出口から吹出される空気にコアンダ効果を与えない非コアンダ領域を備えた送風装置。
  2. 前記第一吹出口から吹出す空気の吹出し方向が、前記平面から垂直に前記平面から離れる方向に対し広角である請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記誘引空気吸入部を複数備えた請求項1または2に記載の送風装置。
  4. 前記複数の誘引空気吸入部は、
    前記第一吹出口及び前記第二吹出口から吹出される吹出空気に対して平行に空気を誘引するメイン吸入部と、
    前記第一風路及び前記第二風路を貫通して形成された風路より前記吹出空気に対して垂直に空気を誘引する複数のサブ吸入部から構成される請求項3記載の送風装置。
  5. 前記高圧空気発生部は、
    羽根車と前記羽根車を駆動するためのモータとを備え、
    前記羽根車が駆動することにより、前記吸込口から前記第一吹出口および/または前記第二吹出口へと空気を導く請求項1〜4のいずれか1項に記載の送風装置。
  6. 前記誘引空気吸入部を、
    前記誘引空気吹出部の吹出し方向と平行である送風中心から等距離の位置に、複数備えた請求項1〜5のいずれか1項に記載の送風装置。
  7. 前記空気分配手段は、
    前記第一風路および/または前記第二風路の風路面積を変化させるダンパと、前記ダンパを駆動するダンパ駆動手段を備えた請求項1〜6のいずれか1項に記載の送風装置。
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