JP6650562B2 - 送風装置および送風機能付空気清浄装置 - Google Patents

送風装置および送風機能付空気清浄装置 Download PDF

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Description

本発明は、居室内に設置され、直接気流による体感温度の減少や室内の空気の循環に使用される扇風機などの送風装置、および送風装置内に取り込む空気を浄化し、浄化された空気を気流として吹出すことで室内の空気を浄化、および直接気流による体感温度の減少や室内の空気の循環に使用される送風機能付空気清浄装置に関するものである。
従来、この種の送風装置は、羽根車とモータを台座となる基部に内包して、基部上部に備えられた円環形状の送風部から床面と水平方向に吹出すようにして空気の循環及び空気の流れを生じさせる家庭用送風装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その送風装置について図12および図13を参照しながら説明する。
図12には、送風機組立体100をその正面から見た投影図を、図13には、送風機組立体100の断面投影図を示している。送風機組立体100は、中央開口部102を画定する環状ノズル101を有している。環状ノズル101を通る空気流を生じさせるモータ122がモータハウジング126と共に基部116の内部に配置されている。さらに、インペラ(羽根車)130が、モータ122から外方に延びる回転シャフトに連結され、ディフューザ132が、インペラ130の下流側に位置決めされているモータ122は、電気接続部及び電源に接続され、複数個の選択ボタン120により、ユーザは、送風機組立体100を操作することができる。
上記構成で、送風機組立体100は、以下のように動作する。
ユーザが複数個の選択ボタン120の中から所望のボタンを選択してモータ122が起動されると、空気が空気入口124を介して送風機組立体100内に吸い込まれる。空気は、外側ケーシング118を通り、インペラ130の入口134まで流れる。ディフューザ132の出口136及びインペラ130の排気部を出た空気流は、内部通路110を通って互いに逆の方向に進む2つの空気流に分けられる。
空気流は、口112に入る際に絞られ、口112の出口144で更に絞られる。この絞りにより、システム中に圧力が生じる。
このように作られた空気流は、絞りにより生じる圧力に打ち勝ち、一次空気流として出口144を通って出る。一次空気流は、ガイド部分148の配置により、ユーザに向かって集中または集束して向けられる。二次空気流は、外部環境、特に出口144周りの領域及び環状ノズル101の外縁部周りからの空気の吸引によって生じる。この二次空気流は、中央開口部102を通り、ここで、一次空気流と混ざり合って送風機組立体100から前方に放出される全空気流が生じる。
特開2010−077969号公報
このような従来の送風装置では、一次空気流が出口から出ることにより、二次空気流は、外部環境、特に出口周りの領域及び環状ノズルの外縁部周りからの空気の吸引によって生じるものであるため、気流の方向は一次空気流の方向に限定される。このため、冬場などに室内の空気を循環させるために気流を天井方向に切り替えることができないという課題があった。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、直接気流に当たることによる涼感が得られ、また、気流の吹出方向を切り替えることで、室内の空気循環を実現できる送風装置、および送風機能付空気清浄装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、筐体に、空気を取り入れる吸込口と、高圧空気を発生するための羽根車と根車を駆動するためのモータで構成された高圧空気発生部と、体の一面から起立させた複数のノズルを備え、ズルは、圧空気を吹き出す第一吹出口と第二吹出口とを備え、内部に一吹出口と第二吹出口へ圧空気を導くためのダクトを備えた筒体であって、一吹出口は、ズルの側部においてズルを起立させた方向に対して垂直方向に開口して備え、クトは、直方向の断面が一吹出口からの高圧空気の吹出方向に縦長であり、数のノズルは、それぞれの一吹出口が互いに同一面となるように、かつ間隙を設けて備えられ、隙によって、一吹出口から吹出す空気に誘引される空気の誘引風路が形成されている送風装置であって、二吹出口をズルの最上部でズルを起立させた方向に開口して備え、二吹出口を開閉可能にしたルーバーを備えたことを特徴とする送風装置としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
また、筐体に、空気を取り入れる吸込口と、高圧空気を発生するための羽根車と根車を駆動するためのモータで構成された高圧空気発生部と、体の一面から起立させた複数のノズルを備え、ズルは、圧空気を吹き出す第一吹出口と流出口とを備え、内部に一吹出口と流出口へ圧空気を導くためのダクトを備えた筒体であって、数のノズルの上部に複数の流出口からの高圧空気を混合するチャンバー空間と、合した高圧空気を吹出す第二吹出口を備え、一吹出口は、ズルの側部においてズルを起立させた方向に対して垂直方向に開口して備え、クトは、直方向の断面が一吹出口からの高圧空気の吹出方向に縦長であり、数のノズルは、それぞれの一吹出口が互いに同一面となるように、かつ間隙を設けて備えられ、隙によって、一吹出口から吹出す空気に誘引される空気の誘引風路が形成されている送風装置であって、二吹出口をャンバー空間の最上部でズルを起立させた方向に開口して備え、二吹出口を開閉可能にしたルーバーを備えたことを特徴とする送風装置としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、筐体に、空気を取り入れる吸込口と、高圧空気を発生するための羽根車と根車を駆動するためのモータで構成された高圧空気発生部と、体の一面から起立させた複数のノズルを備え、ズルは、圧空気を吹き出す第一吹出口と第二吹出口とを備え、内部に一吹出口と第二吹出口へ圧空気を導くためのダクトを備えた筒体であって、一吹出口は、ズルの側部においてズルを起立させた方向に対して垂直方向に開口して備え、クトは、直方向の断面が一吹出口からの高圧空気の吹出方向に縦長であり、数のノズルは、それぞれの一吹出口が互いに同一面となるように、かつ間隙を設けて備えられ、隙によって、一吹出口から吹出す空気に誘引される空気の誘引風路が形成されている送風装置であって、二吹出口をズルの最上部でズルを起立させた方向に開口して備え、二吹出口を開閉可能にしたルーバーを備えたことを特徴とする送風装置としたことにより、直接気流に当たることによる涼感が得られ、また、ノズルを起立させた方向の気流の吹出しを加えることで、室内の空気循環を実現できる。
また、筐体に、空気を取り入れる吸込口と、高圧空気を発生するための羽根車と根車を駆動するためのモータで構成された高圧空気発生部と、体の一面から起立させた複数のノズルを備え、ズルは、圧空気を吹き出す第一吹出口と流出口とを備え、内部に一吹出口と流出口へ圧空気を導くためのダクトを備えた筒体であって、数のノズルの上部に複数の流出口からの高圧空気を混合するチャンバー空間と、合した高圧空気を吹出す第二吹出口を備え、一吹出口は、ズルの側部においてズルを起立させた方向に対して垂直方向に開口して備え、クトは、直方向の断面が一吹出口からの高圧空気の吹出方向に縦長であり、数のノズルは、それぞれの一吹出口が互いに同一面となるように、かつ間隙を設けて備えられ、隙によって、一吹出口から吹出す空気に誘引される空気の誘引風路が形成されている送風装置であって、二吹出口をャンバー空間の最上部でズルを起立させた方向に開口して備え、二吹出口を開閉可能にしたルーバーを備えたことを特徴とする送風装置としたことにより、直接気流に当たることによる涼感が得られ、また、ノズルを起立させた方向の気流の吹出しを加えることで、室内の空気循環を実現できる。
本発明の前提例1の送風機能付空気清浄装置の斜視図 同前提例1の送風装置の断面を示す構成図 同前提例の送風装置の断面を示す構成図 同前提例1の送風装置の断面を示す構成図 本発明の実施の形態1の送風機能付空気清浄装置の斜視図(ルーバーを閉じた状態を示す図) 同実施の形態1の送風装置のルーバーを閉じた状態での断面図(図5における断面A1を示す図) 同実施の形態1の送風装置のルーバーを閉じた状態での断面図(図5における断面Bを示す図) 同実施の形態1の送風装置のルーバー開けた状態での断面図(図5におけるA2を示す図) 同実施の形態1の送風機能付空気清浄装置のルーバー開けた状態を示す斜視図 同発明の実施の形態2の送風装置の斜視図 同実施の形態2の送風装置の斜視図 従来技術の一例を示す正面図 従来技術の一例を示す断面図
本発明に係る送風装置は、筐体に、空気を取り入れる吸込口と、高圧空気を発生するための羽根車と根車を駆動するためのモータで構成された高圧空気発生部と、体の一面から起立させた複数のノズルを備え、ズルは、圧空気を吹き出す第一吹出口と第二吹出口とを備え、内部に一吹出口と第二吹出口へ圧空気を導くためのダクトを備えた筒体であって、一吹出口は、ズルの側部においてズルを起立させた方向に対して垂直方向に開口して備え、クトは、直方向の断面が一吹出口からの高圧空気の吹出方向
に縦長であり、数のノズルは、それぞれの一吹出口が互いに同一面となるように、かつ間隙を設けて備えられ、隙によって、一吹出口から吹出す空気に誘引される空気の誘引風路が形成されている送風装置であって、二吹出口を前記ノズルの上部でズルを起立させた方向に開口して備え、二吹出口を開閉可能にしたルーバーを備えたことを特徴とするものである。
これにより、第二吹出口に備えたルーバーを閉じた状態では直接気流に当たることによる涼感が得られ、また、ルーバーを開くことでノズルを起立させた方向への気流の吹出しが加えられるため、室内空気の循環を実現することができる。
ルーバーを閉じた状態では、間隙を設けて複数のノズルを備えているため、複数の第一吹出口から吹出された高圧空気と、第一吹出口からの高圧空気の吹出しにより誘引される空気からなる気流を広範囲に略均一な風速の気流とすることができる。加えて、第一吹出口を面一としているので、送風装置全体から吹出す気流は、面気流となる。この面気流は広範囲に略均一な風速の、吹出方向に直線的な気流のため、面気流の中心部にコア領域が形成されるため直進性に優れ、遠方まで風速の減衰が少なく到達することができる。
また、ルーバーを開いた状態では、間隙を設けて複数のノズルが備えられているため、複数の第二吹出口から吹出された高圧空気に加え、第二吹出口からの高圧空気に誘引空気が加わることで天井方向の気流を増幅することができ、ノズルを起立させた方向への循環気流を効率よく生み出すことができる。
すなわち、誘引風路はルーバーが閉じている際には第一吹出口からの高圧空気の吹出し空気に誘引される空気の誘引風路となり、ルーバーが開いている際には、第二吹出口からの高圧空気の吹出し空気に誘引される空気の誘引風路として機能するものである。また、ルーバーの角度により循環気流の方向を調整することが可能なため、室内の形状に応じて最適な循環気流を生み出すことができる。
ここで、複数のノズルとは3本以上のことを示し、略均一な風速とは最大風速の半分までの風速を示し、高圧空気とは大気圧以上の空気を示すものとする。なお、間隙の長さとしては、ノズルの垂直方向の断面における吹出方向と垂直方向の長さ以上、ノズルの起立方向長さの半分以下が風速の均一性を得られるため好ましい。なお、ルーバーが開いた状態においても、一部の高圧空気は複数の第一吹出口から吹出すものである。
また、本発明に係る別の送風装置は、筐体に、空気を取り入れる吸込口と、高圧空気を発生するための羽根車と根車を駆動するためのモータで構成された高圧空気発生部と、体の一面から起立させた複数のノズルを備え、ズルは、圧空気を吹き出す第一吹出口と流出口とを備え、内部に一吹出口と流出口へ圧空気を導くためのダクトを備えた筒体であって、数のノズルの上部に複数の流出口からの高圧空気を混合するチャンバー空間と、合した高圧空気を吹出す第二吹出口を備え、一吹出口は、ズルの側部においてズルを起立させた方向に対して垂直方向に開口して備え、クトは、直方向の断面が一吹出口からの高圧空気の吹出方向に縦長であり、数のノズルは、それぞれの一吹出口が互いに同一面となるように、かつ間隙を設けて備えられ、隙によって、一吹出口から吹出す空気に誘引される空気の誘引風路が形成されている送風装置であって、二吹出口をャンバー空間の上部でズルを起立させた方向に開口して備え、二吹出口を開閉可能にしたルーバーを備えたことを特徴とするものである。
これにより、第二吹出口に備えたルーバーを閉じた状態では直接気流に当たることにより涼感を得られ、また、ルーバーを開くことでノズルを起立させた方向への気流の吹出しが加えられるため、室内の空気循環を実現することができる。
ルーバーを閉じた状態では、間隙を設けて複数のノズルが備えられているため、複数の第一吹出口から吹出された高圧空気と、第一吹出口からの高圧空気の吹出しにより誘引される空気からなる気流を広範囲に略均一な風速の気流とすることができる。加えて、第一吹出口を面一とすることで、送風装置全体から吹出す気流は面気流となる。この面気流は広範囲に略均一な風速の、吹出方向に直線的な気流のため、面気流の中心部にコア領域が形成されるため直進性に優れ、遠方まで風速の減衰が少なく到達することができる。
また、ルーバーを開いた状態では、複数のダクトを通過した高圧空気がチャンバー空間で混合され、まとまった状態で第二吹出口から吹出されため、吹出し気流の中心部にコア領域が形成される。このため直進性に優れ、遠方まで風速の減衰が少なく到達することができるため、循環気流としてノズルを起立させた方向への気流を効率よく生み出すことができる。
また、ルーバーの角度を調節すれば、循環気流の方向を調整することも可能となり、室内の形状に応じて最適な循環気流を生み出すことが期待できる。
ここで、複数のノズルとは、3本以上のことを示し、略均一な風速とは最大風速の半分までの風速を示し、高圧空気とは、大気圧以上の空気を示すものとする。なお、間隙の長さとしては、ノズルの垂直方向の断面における吹出方向と垂直方向の長さ以上、ノズルの起立方向長さの半分以下が風速の均一性を得られるため好ましい。なお、ルーバーが開いた状態においても、一部の高圧空気は複数の第一吹出口から吹出すものである。
また、本発明に係る送風装置は、複数のノズルの起立方向の長さが同一であることを特徴とするものである。
これにより、ルーバーを閉じた状態では、複数のノズルが並んでいる方向の風速の均一性に加え、ノズルの起立方向に対してもすべてのノズルから放出する気流を略均一にできるため、広範囲に略均一な風速の面気流を提供することができる。また、面気流は広範囲に略均一な風速の、吹出方向に直線的な気流のため、面気流の中心部にコア領域が形成されるため直進性に優れ、遠方まで風速の減衰が少なく到達することができる。
また、ルーバーを開いた状態では、複数の第二吹出口の位置がノズルの起立方向に対して同一となるため、第二吹出口からの高圧空気の吹出しにより誘引風路の空気を効率よく誘引することができ、第二吹出口からの高圧空気に誘引空気が加わることでノズルの起立方向の気流を増幅することができ、循環気流を効率よく生み出すことができる。
また、本発明に係る送風装置は、複数の第二吹出口の開口面積の合計が複数のノズルの第一吹出口の開口面積の合計より大きいことを特徴とするものである。
これにより、ルーバーを開いた状態において、複数の第二吹出口の開口面積の合計の方が複数のノズルの第一吹出口の開口面積の合計より大きいため、第二吹出し口全体空気抵抗は第一吹出し口全体の空気抵抗よりも小さく、高圧空気は空気抵抗の少ない第二吹出口から多く吹出すことになり、ノズルの起立方向へ優先的に気流が吹出され、効率よく循環気流を生み出すことができる。
また、本発明に係る送風機能付空気清浄装置は、風装置の吸込口に、空気浄化フィルタを備えたことを特徴とするものである。
これにより、吸込口から取り込まれた空気は空気浄化フィルタにより浄化され吹出口から吹出されるため、使用者に浄化された空気を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。まずは、前提例について説明をする。
(前提例1)
図1は斜視図を、図2は図1における断面Aの断面図、図3は図1における断面Bの断面図、図4は図1における断面Cでの断面図を示す。
送風装置として、本実施の形態の送風機能付空気清浄装置11は、図1に示すように筐体12の上部にノズル13を備えたものである。
送風機能付空気清浄装置11は、図2に示すように、筐体12に空気を取り入れる吸込口14と、吸込口14に装着し取り入れた空気を浄化する空気浄化フィルタ15と、図3に示すように、高圧空気を発生するための羽根車16と羽根車16を駆動するためのファン駆動モータ17で構成された高圧空気発生部18と、筐体12の一面から起立させた複数の等しい長さのノズル13(本実施形態では6個)とを備えている。本実施の形態では、筐体12の上面から起立させている。
ノズル13の側部には、図2に示すように、ノズル13を起立させた方向に対して垂直方向である一方向に高圧空気発生部18で発生した高圧空気を吹出す吹出口9を備えている。ノズル13の内部には、高圧空気を吹出口9に導くためのダクト20を備えている。ダクト20は、少なくともノズル13と同数備えている。
また、図3に示すように、高圧空気発生部18と複数のダクト20の間には高圧空気を各ノズルに分流する高圧空気分配部21が備えられている。
ノズル13は、図4に示すように、直方向の断面が吹出方向に縦長である。複数のノズル13は、それぞれの吹出口9が同一面となるように間隙を設けて備えられ、この間隙によって、吹出口9から吹出す気流に誘引される空気の誘引風路22が形成されている。つまり、本実施の形態の例ではノズル13を6本設けているので、ノズル13に挟まれた空隙にそれぞれ誘引風路22がノズル13の数より少ない5本形成できる。なお、前記間隙の長さとしては、ノズル13の垂直方向の断面における吹出方向に対して垂直方向の長さ(ノズル13の幅)以上、ノズル13の筐体12上面からの起立方向の長さの半分以下が風速の均一性を得られるため好ましく、本実施の形態では、一例としてノズル13の幅が30mm、ノズル13の起立方向長さが600mm、間隙の長さが100mm、ノズル13の吹出方向長さが200mmの場合を示している。また本実施の形態では、ノズル13の垂直方向の断面形状は、長方形形状としたが、吹出し方向に縦長であればよく、楕円など別の形状でもよい。また、空気浄化フィルタ15には、既知の集塵フィルタや活性炭などの脱臭フィルタを用いることができる。この空気浄化フィルタ15を通過した空気は、ほこりや花粉、アレルギー物質などが取り除かれた浄化空気となり羽根車16に供給される。
また、複数のノズル13は、図4に示すように、筐体12の中央から外側に設けられたノズル13に向かうにつれて、中央のノズル13に対して空気の吹出し方向が離れていくように広角に備えられている。
図2に示すように、ノズル13内の吹出口9近傍にはノズル13の起立方向の風向を調整する風向調整リブ24が備えられている。ここで、複数のノズル13とは3本以上のことを示す。また、風速の均一性とは後述する吹出空気流25と誘引空気流26が合流した面気流の風速の分布に着目したもので、吹出口9から所定の距離を離れて正面視する平面において観測される風速の分布が、所定の範囲であることを示す。つまり前記平面での最小の風速が少なくとも最大風速の半分までは許容でできることとしている。また、高圧空気とは大気圧以上の空気を示すものとする。
このような構成によれば、送風機能付空気清浄装置11が稼動すると、ファン駆動モータ17が駆動し、羽根車16が回転することにより、内部流れ23に示すように、室内空気は、吸込口14から送風機能付空気清浄装置11内部に取り込まれ、空気浄化フィルタ15で埃やにおいなどの汚れを浄化された後、羽根車16を通過し高圧空気分配部21に至る。高圧空気分配部21で高圧空気は複数のダクト20に分流され、各ダクト20を通過し、吹出口9近傍に設けられた風向調整リブ24でノズル13起立方向の風向を調整され、吹出口9から吹出し、吹出空気流25となる。
つまり、図1のように吹出空気流25により、誘引風路22と最外部のノズル13の外側の空気が誘引され、誘引空気流26となる。これら吹出空気流25と誘引空気流26が送風機能付空気清浄装置11の吹出方向前方で合流し、広範囲に略均一な風速の浄化された空気の面気流を送風できるものである。このとき、羽根車16は筐体12内に内包されているため、使用者が外部から接触できない構造となっているため、接触による不安感をなくすことができる。
また、吹出口9を面一となるようにノズル13は間隙を設けて配置することで、吹出す気流は面気流となる。
面気流は、広範囲に略均一な風速の気流で、吹出方向に直線的な気流のため、面気流の中心部にコア領域が形成される。よって、直進性に優れ、遠方まで風速の減衰が少なく到達することができる。
また、面気流は広範囲に略均一な風速の気流で、吹出方向に直線的な気流のため、面気流の中心部にコア領域が形成される。つまり、遠方に向かうにつれ中心部の風速が大きくなる風速分布となることもある。このため、ノズル13は、筐体12中央から外側に設けられたノズル13に向かうにつれて、中央のノズル13に対して空気の吹出し方向が離れていくように広角に備えることで中心部に気流が集まるのを抑制できる。これにより、より遠方まで略均一な風速の気流を送ることができる。
また、風向調整リブ24は仰角を調整することでノズル13の起立方向の風向を広げることができるため、ノズル13の起立方向長さより広範囲に送風することができる。すなわち、送風機能付空気清浄装置11高さよりも上方にも送風することができる。
なお、本実施の形態では、空気浄化フィルタ15を備えた送風機能付空気清浄装置11の形態を説明した。空気浄化フィルタ15は、送風装置としては必須ではない。
(実施の形態1)
送風装置10は、図5に示すように、送風機能付空気清浄装置である。以下、図5から図9を参照しながら、送風機能付空気清浄装置11として説明する。
送風機能付空気清浄装置11の特徴は、図5に示すように、筐体12の上部にノズル13を備え、ノズル13の最上部(ノズル13の天面)に第二吹出口27を備えたものである。さらに、ルーバー28を備え、ルーバーの回動によって第二吹出口27を開閉するものである。
ノズル13は、筐体12の一面から起立させた複数(本実施形態では6個)長さの等しいものである。なお、複数のノズル13とは3本以上のことを示す。
また、後述する第一吹出口19は、前提例1の吹出口9と同一のものである。本実施の形態の第二吹出口27と区別をするために別の符号を付している。
送風機能付空気清浄装置11は、図6に示す、筐体12に空気を取り入れる吸込口14と、吸込口14に装着し取り入れた空気を浄化する空気浄化フィルタ15と、図7に示す、高圧空気を発生するための羽根車16と羽根車16を駆動するためのファン駆動モータ17とで構成された高圧空気発生部18と、を備えている。
ノズル13の側部には、図6に示すように、ノズル13を起立させた方向に対して垂直方向(図6の左方向)である一方向に高圧空気発生部18で発生した高圧空気を吹出す第一吹出口19を備えている。ノズル13の内部には、高圧空気を第一吹出口19に導くためのダクト20を備えている。ダクト20は、少なくともノズル13内に一つ備えている。
また、図6、7に示すように、高圧空気発生部18と複数のダクト20の間には高圧空気を各ノズルに分流する高圧空気分配部21が備えられている。
ノズル13は、前記垂直方向の断面が吹出方向に縦長である。
複数のノズル13は、図5に示すように、それぞれの第一吹出口19が同一面となるように間隙を設けて備えられ、この間隙によって、第一吹出口19から吹出す気流に誘引される空気の誘引風路22が形成されている。本実施の形態の例ではノズル13を6本設けているので、ノズル13に挟まれた空隙にそれぞれ誘引風路22がノズル13の数より少ない5本形成できる。なお、前記間隙の長さとしては、ノズル13の垂直方向の断面における吹出方向に対して垂直方向の長さ(ノズル13の幅)以上、ノズル13の筐体12上面からの起立方向の長さの半分以下が風速の均一性を得られるため好ましく、本実施の形態では、一例としてノズル13の幅が30mm、ノズル13の起立方向長さが600mm、間隙の長さが100mm、ノズル13の吹出方向長さが200mmの場合を示している。
図6に示すように、ノズル13内の第一吹出口19近傍には、ノズル13の起立方向の気流を直角方向で仰角を調整する風向調整リブ24が備えられている。
また、送風機能付空気清浄装置11は、図8に示すように、ノズル13の最上部(ノズル13の天面)に設けられているルーバー28を、回転軸29を軸に回転させてノズル13の上部の第二吹出口27を開放することができる。
また、複数の第二吹出口27の開口面積の合計が、複数のノズル13の第一吹出口19の開口面積の合計より大きく備えられている。
また、複数のノズル13は、筐体12の中央から外側に設けられたノズル13に向かうにつれて、中央のノズル13に対して空気の吹出し方向が離れていくように広角に備えられている。
このような構成によれば、ルーバー28を閉じた状態では、送風機能付空気清浄装置11が稼動すると、ファン駆動モータ17が駆動し、羽根車16が回転することにより、図6に示す内部流れ23が発生して、室内空気は、吸込口14から送風機能付空気清浄装置11内部に取り込まれ、空気浄化フィルタ15で埃やにおいなどの汚れを浄化された後、羽根車16を通過し高圧空気分配部21に至る。高圧空気分配部21で高圧空気は複数のダクト20に分流され、各ダクト20を通過し、第一吹出口19近傍に設けられた風向調整リブ24でノズル13起立方向の風向を調整され、第一吹出口19から吹出し、吹出空気流25となる。
つまり、図5のように吹出空気流25により、誘引風路22と最外部のノズル13の外側の空気が誘引され、誘引空気流26となる。これら吹出空気流25と誘引空気流26が送風機能付空気清浄装置11の吹出方向前方で合流し、広範囲に略均一な風速の浄化された空気の面気流を送風できるものである。このとき、羽根車16は筐体12内に内包されているため、使用者が外部から接触できない構造となっているため、接触による不安感をなくすことができる。
また、第一吹出口19を面一となるようにノズル13は間隙を設けて配置することで、吹出す気流は面気流となる。
面気流は、広範囲に略均一な風速の気流で、吹出方向に直線的な気流のため、面気流の中心部にコア領域が形成される。よって、直進性に優れ、遠方まで風速の減衰が少なく到達することができる。
また、面気流は広範囲に略均一な風速の気流で、吹出方向に直線的な気流のため、面気流の中心部にコア領域が形成される。つまり、遠方に向かうにつれ中心部の風速が大きくなる風速分布となることもある。このため、ノズル13は、筐体12中央から外側に設けられたノズル13に向かうにつれて、中央のノズル13に対して空気の吹出し方向が離れていくように広角に備えることで中心部に気流が集まるのを抑制できる。これにより、より遠方まで略均一な風速の気流を送ることができる。
また、風向調整リブ24を備えて仰角を調整することでノズル13の起立方向の風向を広げることができるため、ノズル13の起立方向長さより広範囲に送風することができる。すなわち、送風機能付空気清浄装置11高さよりも上方にも送風することができる。
また、ルーバー28を開けた状態では、送風機能付空気清浄装置11が稼動すると、ファン駆動モータ17が駆動し、羽根車16が回転することにより、図8(後述する図9における断面A2)に示す内部流れ23が発生して、室内空気は、吸込口14から送風機能付空気清浄装置11内部に取り込まれ、空気浄化フィルタ15で埃やにおいなどの汚れを浄化された後、羽根車16を通過し高圧空気分配部21に至る。高圧空気は、高圧空気分配部21で複数のダクト20に分流され、各ダクト20を通過し、一部の高圧空気は、第一吹出口19近傍に設けられた風向調整リブ24の作用によってノズル13起立方向の風向を調整され、第一吹出口19から吹出し、吹出空気流25となる。しかし、大部分の高圧空気は、第二吹出口27から吹出し、上方への吹出空気流35となる。なお、大部分の高圧空気とは、全高圧空気量の6割以上のことを示す。
つまり、図9のように第二吹出口27から吹出す上方への吹出空気流35により、誘引風路22と最外部のノズル13の外側の空気が誘引され、誘引空気流26となる。これら上方への吹出空気流35と誘引空気流26が送風機能付空気清浄装置11の第二吹出口27からの吹出方向前方で合流するため、ノズル13を起立させた方向への循環気流を効率よく生み出すことができる。すなわち、誘引風路22は、ルーバー28が閉じている際には第一吹出口19からの高圧空気の吹出し空気に誘引される空気の誘引風路22となり、ルーバー28が開いている際には、第二吹出口27からの高圧空気の吹出し空気に誘引される空気の誘引風路22として機能するものである。
また、複数の第二吹出口27の位置がノズル13の起立方向に対して同一となるため、第二吹出口27からの高圧空気の吹出しにより誘引風路22の空気を効率よく誘引することができ、第二吹出口27からの高圧空気に誘引空気が加わることでノズル13を起立させた方向の気流を増幅することができ、ノズル13を鉛直上方へ起立させた場合には、室内の天井方向への循環気流を効率よく生み出すことが期待できる。
また、ルーバーの角度を調節すれば、循環気流の方向を調整することも可能となり、室内の形状に応じて最適な循環気流を生み出すことが期待できる。
また、ルーバー28を開いた状態において複数の第二吹出口27の開口面積の合計の方が複数のノズル13の第一吹出口19の開口面積の合計より大きくしているため、高圧空気は、空気抵抗の少ない第二吹出口27から多く吹出すことになり、効率よくノズル13を起立させた方向の循環気流を生み出すことができる。
なお、本実施の形態では、ノズル13の垂直方向の断面形状は、長方形形状としたが、吹出し方向に縦長であればよく、楕円など別の形状でもよい。また、空気浄化フィルタ15には、既知の集塵フィルタや活性炭などの脱臭フィルタを用いることができる。この空気浄化フィルタ15を通過した空気は、ほこりや花粉、アレルギー物質などが取り除かれた浄化空気となり羽根車16に供給される。
また、本実施の形態では、空気浄化フィルタ15を備えた送風機能付空気清浄装置11での形態を説明した。本実施の形態では、空気浄化フィルタ15は、必須ではない。
(実施の形態2)
図10、図11に送風装置31の斜視図を示す。なお、前提例1および実施の形態1と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図10に示すように、送風装置31は、図5と同様な複数のノズル13の上部をチャンバー空間33で繋いでおり、複数の誘引風路22はそれぞれ独立した構成となっている。図11に示すように、チャンバー空間33は、複数のノズル13の上部に備えられた複数の流出口32と連通しており、最上部に第二吹出口27と、第二吹出口27を開閉するルーバー28、ルーバー28の回転軸29を軸として回転駆動するルーバー駆動モータ34を備えている。
室内に設置した空気調和装置等から吹付けられた空気が誘引風路22に対して外乱となる恐れがある。
このような構成によれば、ルーバー28を閉じた状態では、チャンバー空間33によりノズル13の上方から吹き付けられる気流を遮ることができるので、安定して面気流を発生させることができる。なお、面気流は、広範囲に略均一な風速の気流で、吹出方向に直線的な気流のため、面気流の中心部にコア領域が形成されるため直進性に優れ、遠方まで風速の減衰が少なく到達することができるものである。
また、ルーバー28を開けた状態では、複数の流出口32を通過した高圧空気がチャンバー空間33内で混合され、まとまった状態で第二吹出口27から吹出されため、吹出し気流の中心部にコア領域が形成される。これにより直進性に優れ、遠方まで風速の減衰が少なく到達することができるため、ノズル13を起立させた方向への循環気流を効率よく生み出すことができる。なお、ノズル13を鉛直上方へ起立させた場合には、室内の天井方向への循環気流を効率よく生み出すことが期待できる。
また、羽根車16を筐体12で内包することで使用者の接触による不安感をなくしつつ、広範囲に略均一な風速の気流を提供することができる。
さらに、ルーバーの角度を調節すれば、循環気流の方向を調整することも可能となり、室内の形状に応じて最適な循環気流を生み出すことが期待できる。
なお、本実施の形態の送風装置31は、吸込口14に取り入れた空気を浄化する空気浄化フィルタ15を装着することで送風機能付空気清浄装置とすることもできる。
本発明にかかる送風装置および送風機能付空気清浄装置は、羽根車を内包することで使用者の接触による不安感をなくしつつ、広範囲に略均一な風速の気流を提供でき、また気流の吹出方向を切り替えることで容易に循環気流を提供することができるため、居室内の床や壁に設置され、直接気流による体感温度の減少や室内の空気の循環に使用される各種送風機器等として有用である。
9 吹出口
10 送風装置
11 送風機能付空気清浄装置
12 筐体
13 ノズル
14 吸込口
15 空気浄化フィルタ
16 羽根車
17 ファン駆動モータ
18 高圧空気発生部
19 第一吹出口
20 ダクト
21 高圧空気分配部
22 誘引風路
23 内部流れ
24 風向調整リブ
25 吹出空気流
26 誘引空気流
27 第二吹出口
28 ルーバー
29 回転軸
31 送風装置
32 流出口
33 チャンバー空間
34 ルーバー駆動モータ
35 上方への吹出空気流
100 送風機組立体
101 環状ノズル
102 中央開口部
110 内部通路
112 口
116 基部
118 外側ケーシング
120 選択ボタン
122 モータ
124 空気入口
126 モータハウジング
130 インペラ
132 ディフューザ
134 入口
136 出口
144 出口
148 ガイド部分

Claims (5)

  1. 体に、空気を取り入れる吸込口と、高圧空気を発生するための羽根車と前記羽根車を駆動するためのモータで構成された高圧空気発生部と、前記筐体の一面から起立させた複数のノズルを備え、
    記ノズルは、前記高圧空気を吹き出す第一吹出口と第二吹出口とを備え、内部に前記第一吹出口と前記第二吹出口へ前記高圧空気を導くためのダクトを備えた筒体であって、
    記第一吹出口は、前記ノズルの側部において前記ノズルを起立させた方向に対して垂直方向に開口して備え、
    記ダクトは、前記垂直方向の断面が前記第一吹出口からの前記高圧空気の吹出方向に縦長であり、
    複数の前記ズルは、それぞれの前記第一吹出口が互いに同一面となるように、かつ間隙を設けて備えられ、
    記間隙によって、前記第一吹出口から吹出す空気に誘引される空気の誘引風路が形成されている送風装置であって、
    記第二吹出口を前記ノズルの最上部で前記ノズルを起立させた方向に開口して備え、
    記第二吹出口を開閉可能にしたルーバーを備えたことを特徴とする送風装置。
  2. 体に、空気を取り入れる吸込口と、高圧空気を発生するための羽根車と前記羽根車を駆動するためのモータで構成された高圧空気発生部と、前記筐体の一面から起立させた複数のノズルを備え、
    記ノズルは、前記高圧空気を吹き出す第一吹出口と流出口とを備え、内部に前記第一吹出口と前記流出口へ前記高圧空気を導くためのダクトを備えた筒体であって、
    複数の前記ズルの上部に複数の前記流出口からの前記高圧空気を混合するチャンバー空間と、合した前記高圧空気を吹出す第二吹出口を備え、
    記第一吹出口は、前記ノズルの側部において前記ノズルを起立させた方向に対して垂直方向に開口して備え、
    記ダクトは、前記垂直方向の断面が前記第一吹出口からの前記高圧空気の吹出方向に縦長であり、
    複数の前記ズルは、それぞれの前記第一吹出口が互いに同一面となるように、かつ間隙を設けて備えられ、
    記間隙によって、前記第一吹出口から吹出す空気に誘引される空気の誘引風路が形成
    されている送風装置であって、
    記第二吹出口を前記チャンバー空間の最上部で前記ノズルを起立させた方向に開口して備え、
    記第二吹出口を開閉可能にしたルーバーを備えたことを特徴とする送風装置。
  3. 数の前記ノズルの起立方向の長さが同一であることを特徴とする請求項1または2に記載の送風装置。
  4. 数の前記第二吹出口の開口面積の合計が複数の前記ノズルの前記第一吹出口の開口面積の合計より大きいことを特徴とする請求項1乃至3いずれか一つに記載の送風装置。
  5. 求項1乃至4いずれか一つに記載の送風装置の前記吸込口に、空気浄化フィルタを備えたことを特徴とする送風機能付空気清浄装置。
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