JP2013155160A - 歯磨剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】歯磨剤中の成分の分解安定性を良好に保持しつつ殺菌剤の効果を最大限に発揮させることのできる歯磨剤を提供する。
【解決手段】次の成分(A)並びに(B):
(A)水不溶性粉末材料及び水溶性無機結合剤を含み、該水溶性無機結合剤が珪酸ナトリウムを含有するものである顆粒、並びに
(B)第4級アンモニウム塩型殺菌剤
を含有する歯磨剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、殺菌作用を高める歯磨剤に関する。
近年、虫歯や歯周病の原因となる歯垢を効率よく除去する目的や、視覚的効果を狙って顆粒を配合した歯磨剤が知られている。例えば、水不溶性粉末材料を水不溶性無機結合剤で結着させて得られる顆粒を用いた歯磨剤(特許文献1参照)や、結合剤を含有しない顆粒を用いた歯磨剤(特許文献2参照)が知られている。こうした顆粒を配合すれば、歯を磨いている過程で一定の大きさに崩壊するので、歯垢除去効果を発揮することができるとともに、口腔内で顆粒の存在感や効果感を触知することができる。
一方、多くの歯磨剤には、雑菌による汚染を防止したり、歯垢形成を抑制したりする効果を付与するために、殺菌剤が配合される。例えば、特許文献3には、第4級アンモニウム塩等の殺菌剤を用いた歯磨剤組成物が開示されており、併用するデキストラナーゼが奏するプラーク形成抑制効果が損なわれないよう、組成物のpHを6.5〜8.5に調整することが記載されている。
このように、歯磨剤に所望の付加価値を付与するために、顆粒や殺菌剤等の種々の成分の配合が試みられているが、これらの成分の分解反応が進行して歯磨剤の安定性が損なわれるのを回避する上では、pHが極度にアルカリ性へと偏向するのは望ましくない。
特開平1−299211号公報 特開2004−250456号公報 特開2007−161598号公報
しかしながら、第4級アンモニウム塩等の殺菌剤は、本来比較的強いアルカリ性下において充分な効果を発揮するものであり、歯磨剤中の成分の分解安定性を保持しながら殺菌作用を十分に高めることのできる歯磨剤を得るには、極めて困難な状況下にある。
したがって、本発明の課題は、歯磨剤中の成分の分解安定性を良好に保持しつつ殺菌剤の効果を最大限に発揮させることのできる歯磨剤を提供することにある。
そこで本発明者は、水不溶性粉末材料及び水溶性無機結合剤を含み、該水溶性無機結合剤が珪酸ナトリウムを含有するものである顆粒が、ブラッシングの荷重により口腔内で崩壊する際に、歯と歯の隙間の狭小な領域に侵入しながら該領域で局所的にpHを上昇させ、かかる領域で殺菌剤の効果を飛躍的に高めることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、次の成分(A)並びに(B):
(A)水不溶性粉末材料及び水溶性無機結合剤を含み、該水溶性無機結合剤が珪酸ナトリウムを含有するものである顆粒、並びに
(B)第4級アンモニウム塩型殺菌剤
を含有する歯磨剤を提供するものである。
本発明によれば、水不溶性粉末材料及び水溶性無機結合剤を含み、該水溶性無機結合剤が珪酸ナトリウムを含有するものである顆粒が歯磨剤中では顆粒の形態や強度を良好に保持するとともに、口腔内ではブラッシングの荷重により崩壊しながら歯と歯の隙間の狭小な領域に侵入して、かかる領域で局所的にpHを高める作用をもたらすことができる。したがって、歯垢や汚れが付着したままになりやすい狭小な領域において殺菌剤が最大限にその殺菌効果を発揮することができるとともに、歯磨剤全体では剤中の成分の分解安定性を確保し得るpHを保持することが可能である。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の歯磨剤は、水不溶性粉末材料及び水溶性無機結合剤を含み、該水溶性無機結合剤が珪酸ナトリウムを含有するものである顆粒(A)を含有する。
顆粒(A)に含有される水不溶性粉末材料としては、ゼオライト、第二リン酸カルシウム、第三リン酸カルシウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、シリカ、水酸化アルミニウム、リン酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、複合アルミノケイ酸塩、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム等が挙げられる。中でも、本発明の効果を十分発揮する良好な顆粒を形成する点でゼオライトが好ましく、とりわけ天然のものは夾雑物を含み均質性に欠けるので、合成のもの、すなわち合成ゼオライトが好ましく、さらにA型ゼオライトが好ましい。
かかる水不溶性粉末材料の粒子の大きさは、好ましくは0.1〜20μm程度の粒径のものが用いられるが、より好ましくは10μm以下の平均粒径のものが用いられる。本発明の歯磨剤であれば、このように平均粒径が小さく低研摩性の粒子を造粒した顆粒(A)を含有する歯磨剤であっても、歯の表面に強く吸着した着色ペリクルを除くに十分な研摩力を生じさせて歯を白くし、顆粒の崩壊後は研摩力が減少し、長時間の歯磨き操作でも歯を傷つけない(低為害性)という特徴を付与することができ、優れた歯垢除去効果及び着色汚れ等の汚れ除去効果を発揮することができる。
水不溶性粉末材料がゼオライトの場合、ゼオライトの平均粒径が小さければイオン交換能が高まり、歯垢又は汚れ除去効果、歯石予防効果がさらに高まるという利点がある。この場合、粒径が小さい程イオン交換能が高くなり、歯垢除去効果は上がるが、研摩効果との兼ね合いから、用いるゼオライトの平均粒径は、0.5〜10μmが好ましく、1〜8μmがより好ましく、2〜7μmがさらに好ましい。なお、この平均粒径はレーザー回折/散乱式粒度分布測定装置で測定することができる。
顆粒(A)に用いられる水溶性無機結合剤は、本発明の効果を良好に発揮させるため、珪酸ナトリウムを含有する。かかる珪酸ナトリウムとしては、メタ珪酸ナトリウム(Na2SiO3)、オルト珪酸ナトリウム(Na4SiO4)、二珪酸ナトリウム(Na2Si25)、四珪酸ナトリウム(Na2Si49)及びそれらの水和物が挙げられるが、一般にNa2O・nSiO2・mH2Oの分子式で表される。係数n(SiO2・Na2Oの分子比)はモル比と呼ばれ、下記式(I)で表すことができる。
モル比=質量比(SiO2質量%/Na2O質量%)×Na2Oの分子量/SiO2の分子量 ・・・(I)
珪酸ナトリウムの物性は前記モル比によって異なるが、法規(外原規)や得られた顆粒のpHの観点から、前記モル比は好ましくは2.0〜4.0、より好ましくは2.4〜3.5、さらに好ましくは2.8〜3.5、またさらに好ましくは3.0〜3.3である。なお、mは0〜46の範囲が好ましい。
顆粒(A)の崩壊強度は、好ましくは1〜10gf/個(顆粒1個あたり1〜10gの荷重で崩壊)であり、より好ましくは2〜7gf/個、さらに好ましくは3〜4gf/個である。
また、顆粒(A)の湿式崩壊強度は、本発明の歯磨剤に配合して使用したとき、口腔内で崩壊して歯と歯の隙間の狭小な領域に侵入し、かかる領域で歯垢や汚れを押し出しながら、後述する殺菌剤(B)が最大限にその殺菌効果を発揮し得るpHへと上昇させる観点、及び口中で顆粒を触知でき、歯垢又は汚れ除去効果を認識できるにもかかわらず、異物感をほとんど感ずることなく、また歯のエナメル質を傷つけることなく研磨力を発揮させる観点から、好ましくは10〜55%、より好ましくは20〜50%である。
なお、顆粒(A)の崩壊強度及び湿式崩壊強度は、実施例に記載の方法により測定される。
顆粒(A)の平均粒径は、十分な研磨力を有し、顆粒崩壊後は歯と歯の隙間の狭小な領域にも侵入してpHを上昇させながら、長時間の歯磨き操作でも歯を傷つけないようにする観点から、好ましくは500μm以下、より好ましくは50〜500μm、より好ましくは75〜350μm、さらに好ましくは100〜300μmである。なお、平均粒径は、実施例に記載の方法で測定することができる。
顆粒(A)は、上記のとおり、崩壊時pH上昇性、すなわち顆粒崩壊後の歯磨剤生地のpHが顆粒崩壊前の歯磨剤生地のpHに比べて高くなるという性質を有する。すなわち、顆粒(A)を配合した歯磨剤は、顆粒崩壊後の歯磨剤の10倍希釈液のpHが顆粒崩壊前の歯磨剤の10倍希釈液のpHに比べて高くなるという性質、すなわち崩壊時歯磨剤pH上昇性を有する。従って、歯磨剤用顆粒の顆粒崩壊後の歯磨剤の10倍希釈液のpHは、好ましくは8.0〜11.5であり、より好ましくは8.5〜11.3であり、さらに好ましくは9.0〜11.0である。さらに、本発明の歯磨剤用顆粒の顆粒崩壊後の歯磨剤の10倍希釈液のpHと顆粒崩壊前の歯磨剤の10倍希釈液のpHとの差(崩壊後歯磨剤pH−崩壊前歯磨剤pH)は、好ましくは0.1〜1.0であり、より好ましくは0.15〜0.8であり、さらに好ましくは0.2〜0.6である。なお、10倍希釈して測定した理由は口腔内で唾液により希釈されたことを想定したものである。
顆粒(A)を配合した歯磨剤は、顆粒崩壊後の局所(2倍希釈液)のpHが顆粒崩壊前の局所(2倍希釈液)のpHに比べて高くなるという性質、すなわち崩壊時局所pH上昇性を有する。従って、歯磨剤用顆粒の顆粒崩壊後の局所(2倍希釈液)のpHは、好ましくは9.0〜12.5であり、より好ましくは9.5〜12.3であり、さらに好ましくは10.0〜12.0である。さらに、口腔内で顆粒(A)が崩壊した領域近傍のpHと崩壊前における10%希釈液のpHとの差(崩壊後の局所pH−崩壊前の局所pH)は、好ましくは0.5〜3.0であり、より好ましくは1.0〜2.7であり、さらに好ましくは1.5〜2.5である。なお、2倍希釈して測定した理由は、口腔内の歯と歯ぐきとの間等の局所では、歯磨剤は唾液により約2倍程度に希釈された状態で作用することを想定したものである。
このpH上昇性という性質により、本発明の歯磨剤は、顆粒(A)が歯と歯の隙間の狭小な領域に侵入しながら崩壊した時にかかる領域で局所的にpHが大幅に上昇するため、後述する殺菌剤(B)が最も効果的に作用するpH域に到達させることが可能となり、殺菌剤(B)が十分に殺菌作用を発揮することができるとともに、かかる狭小な領域に偏在しがちな歯垢に対して有効に作用し、歯垢に含有されるタンパク質を変性させてその粘着構造を破壊するため、著しく優れた歯垢除去効果も発揮できるものと考えられる。
なお、顆粒崩壊後の歯磨剤(10倍希釈)pH、崩壊前の歯磨剤(10倍希釈)pH、顆粒崩壊後の局所(2倍希釈液)pH、及び、崩壊前の局所(2倍希釈液)pHは、実施例に記載の方法で測定することができる。
また、顆粒(A)の吸水率は、歯磨剤の分離安定性向上という観点から、顆粒(A)の自重に対して、好ましくは60〜150質量%であり、より好ましくは80〜130質量%であり、さらに好ましくは100〜120質量%である。顆粒(A)は、このように多量の水を吸水しても顆粒自体は崩壊せず、口腔内で歯と歯の隙間の狭小な領域に侵入しながら崩壊したときに内部に吸水されていたpHの高い水分が多量に放出され、かかる狭小な領域においてもタンパク質系の汚れを破壊するため非常に好ましい。なお、吸水率は、実施例に記載の方法で測定することができる。
このように、顆粒(A)は、ブラッシングの荷重によって急速に崩壊するのではなく、形状が変化し、崩壊に対する耐久性を有する。すなわち、顆粒(A)の荷重3.0gf/個の時の変形率は、好ましくは3〜40%であり、より好ましくは5〜35%であり、さらに好ましくは10〜30%である。このように崩壊に対する耐久性を有しつつ、上記崩壊時pH上昇性をも有するため、歯と歯の隙間の狭小な領域に侵入しながら崩壊して、かかる領域において局所的に殺菌剤(B)が最も有効に作用するpH域へと到達させながら、歯間の奥の歯垢まで有効に除去することができる。なお、変形率は、実施例に記載の方法で測定することができる。
顆粒(A)中の水不溶性粉末材料の含有量は、乾燥状態及び水中での崩壊性、顆粒崩壊後の研磨力及び歯への損傷防止という観点から、好ましくは75〜99質量%であり、より好ましくは85〜98質量%であり、さらに好ましくは89〜97.5質量%であり、またさらに好ましくは93〜97質量%である。なお、顆粒(A)中の水不溶性粉末材料の含有量は、顆粒(A)を歯磨剤から抽出し、溶剤で洗浄し、水分を加熱乾燥等で除いたものを測定したものである。
顆粒(A)中の珪酸ナトリウムの含有量は、顆粒の乾燥状態及び水中での崩壊強度、歯磨剤中での安定性の観点や、顆粒(A)の局所においてpH上昇性を発揮させる観点から、1〜25質量%が好ましく、2〜15質量%がより好ましく、2.5〜11質量%がさらに好ましく、3〜7質量%がまたさらに好ましい。なお、顆粒(A)中の珪酸ナトリウムの含有量は、顆粒(A)を歯磨剤から抽出し、溶剤で洗浄し、水分を加熱乾燥等で除いたものを測定したものである。
顆粒(A)において、水不溶性粉末材料に対する珪酸ナトリウムの質量比は、顆粒の乾燥状態及び水中での崩壊強度や歯磨剤中での安定性を向上させる観点から、好ましくは0.005〜0.30であり、より好ましくは0.01〜0.28であり、さらに好ましくは0.01〜0.15であり、またより好ましくは0.02〜0.13であり、またさらに0.02〜0.10であり、0.03〜0.08がさらに好ましい。通常、顆粒の崩壊強度や歯磨剤中での安定性を高めるためには結合剤の配合量を増加させる必要がある。しかしながら、その作用機構は明らかではないものの、水溶性成分である珪酸ナトリウムを結合剤として用いた場合は、通常とは逆に、結合剤である珪酸ナトリウムの配合量を、水不溶性粉末材料に対して特定の範囲以下にすることで、歯磨剤のような多水分組成物中での顆粒の強度がより向上し、安定性がより高められる。
加えて、顆粒(A)の吸水率を向上させつつ、顆粒(A)の局所pH上昇作用を向上させ、更に顆粒に崩壊荷重で急激に崩壊せず変形後に崩壊するという崩壊挙動を生じさせ、その結果、後述する殺菌剤(B)の殺菌作用を最大限に発揮させながら歯垢又は汚れ除去効果を十分に発揮させる観点から、水不溶性粉末材料がゼオライトを含む場合、ゼオライトに対する珪酸ナトリウムの質量比は0.005〜0.30が好適であり、0.01〜0.28がより好ましく、0.01〜0.15がより好ましく、0.02〜0.10がより好ましく、0.03〜0.08がさらに好ましい。
顆粒(A)は、さらに水不溶性粉末材料及び珪酸ナトリウム以外の他の成分、例えば、水不溶性繊維、薬用成分、着色剤も、本発明に影響を及ぼさない程度であれば含むことができる。これらは、1種単独で用いてもよく、2種以上組み合せて用いてもよい。
上記水不溶性繊維、薬用成分、着色剤の含有量は、崩壊感触の観点から、水不溶性粉末材料及び珪酸ナトリウムの合計量100質量部に対して、合計で3質量部以下が好ましく、1質量部以下がより好ましく、0.1質量部以下がさらに好ましく、配合しないことが殊更に好ましい。
本発明で用いる顆粒(A)は、例えば、水不溶性粉末材料、珪酸ナトリウム、及び水をバッチ式、連続式、セミバッチ式等により混合して水スラリーを調製し、次いで得られた水スラリーを乾燥することにより製造される。珪酸ナトリウムは、この水スラリー乾燥時に、好ましくは水スラリーを噴霧乾燥する時に、水分の蒸発に伴って顆粒内に均一に分布し、顆粒の強度を高める機能を有する。
水溶性無機結合剤に含有される珪酸ナトリウムは、SiO2が28.0〜38.0質量%の水溶液であり、Na2Oが9.0〜19.0質量%、15℃でのボーメ度が40以上のものを用いるのが好ましく、SiO2が28.0〜36.0質量%の水溶液であり、Na2Oが9.0〜15.0質量%、15℃でのボーメ度が40〜57のものを用いるのがより好ましく、SiO2が28.0〜30.0質量%の水溶液であり、Na2Oが9.0〜10.0質量%、15℃でのボーメ度が40〜53のものを用いるのが特に好ましい。なお、ボーメ度は、JISZ8804(1960年9月1日制定、1994年3月1日最終改正)の記載に従って、測定することができる。
上述のような珪酸ナトリウム水溶液を用いる場合、水が含まれているため、さらに水を添加する必要がないことがあるが、通常は、別途に水を添加することが好ましい。水の配合量は、生産性と所望の崩壊強度を得る観点から、珪酸ナトリウム水溶液の水も含めて、水スラリー中における固形分濃度が30〜60質量%になるように調整することが好ましく、40〜60質量%になるように調整することがより好ましい。
各成分の混合温度は、通常の室温程度であればよく、5〜40℃が好ましい。混合時間は固形分濃度がある程度均一になる時間であれば特に制限はないが、通常10〜300分間、好ましくは20〜180分間、好ましくは30〜120分間である。
水スラリーを乾燥する方法は、生産性の観点から、噴霧乾燥機、流動層乾燥機を用いる方法が好ましく、得られる顆粒の崩壊強度や顆粒の真球度及び熱効率の観点から、向流式噴霧乾燥塔等の噴霧乾燥法がより好ましい。
本発明の歯磨剤中における顆粒(A)の含有量は、口腔内で歯と歯の隙間の狭小な領域に侵入しながら崩壊して、かかる領域において局所的に殺菌剤(B)が最も有効に作用するpH域へ到達させながら歯面と顆粒との間に生じる摩擦力を高め、カルシウムイオンの捕捉効果を発揮しつつ殺菌効果と歯垢及び汚れ除去効果を向上させる観点、及び口中で顆粒の触知ができてみぞれ状の感触(シャリシャリ感)を付与する観点から、好ましくは1〜25質量%であり、より好ましくは2〜20質量%であり、さらに好ましくは3〜13質量%である。なお、歯磨剤中における顆粒(A)の含有量は、顆粒(A)を歯磨剤から抽出し、溶剤で洗浄し、水分を加熱乾燥等で除いたものを測定したものである。
本発明の歯磨剤は、第4級アンモニウム塩型殺菌剤(B)を含有する。かかる殺菌剤(B)はアルカリ性領域で有効に作用を発揮できる成分である。とはいうものの、通常、歯磨剤に配合される際、歯磨剤中の成分が分解するのを抑制してその分解安定性を確保する等の理由から、歯磨剤のpHは8.0〜9.5まで高めるのが限界である。しかしながら、殺菌剤(B)は、本来pH9.5〜12.0の領域で最もその効果を発揮する。本発明の歯磨剤では、上記顆粒(A)を含有することにより、歯磨剤全体のpH自体は、歯磨剤中の成分の分解安定性を確保し得る領域に保持することが可能でありながら、使用時に歯と歯の隙間の狭小な領域で局所的にpHを上昇させることが可能であるので、殺菌剤(B)が局所的な領域で最大限にその殺菌効果を発揮することができる。
殺菌剤(B)の第4級アンモニウム塩型殺菌剤としては、具体的には、例えば、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ジメチルエチルベンジルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムアジペート、ジデシルジメチルアンモニウムグルコネート、ジデシルモノメチルハイドロキシエチルアンモニウムアジペート、ジデシルジメチルアンモニウムプロピオネート、ジデシルモノメチルヒドロキシエチルアンモニウムスルホネート、塩化デカリニウム等が挙げられる。なかでも、口腔内で効果的に殺菌効果を発揮させる観点から、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウムが好ましい。
本発明の歯磨剤において、局所的に高められたpH領域で殺菌剤(B)が十分な殺菌効果を発揮する観点から、殺菌剤(B)1質量部に対し、顆粒(A)を好ましくは100〜2500質量部、より好ましくは200〜2000質量部、さらに好ましくは300〜1300質量部含有する。
本発明の歯磨剤の調製は常法により行うことができる。この際、顆粒(A)及び殺菌剤(B)の第4級アンモニウム塩型殺菌剤以外の他の成分として、歯磨剤に通常使用される成分、例えば、粘結剤、湿潤剤、甘味剤、界面活性剤、防腐剤、香料、殺菌剤(B)以外の薬用成分、着色剤、賦形剤等を含有させることができる。
粘結剤としては、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、増粘性シリカ、モンモリロナイト、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、グアガム、ペクチン等が挙げられる。本発明の歯磨剤中における粘結剤の含有量は、局所的に高められたpH領域で殺菌剤(B)が十分な殺菌効果を発揮する観点から、好ましくは0.1〜10質量%であり、より好ましくは0.5〜5質量%であり、さらに好ましくは1〜3質量%である。
湿潤剤としては、ソルビトール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、キシリトール、マルチトール、ラクチトール、エリスリトール等が挙げられ、甘味剤としては、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、タイマチン(ソーマチン)、アスパラチルフェニルアラニンメチルエステル等が挙げられる。本発明の歯磨剤中における湿潤剤の含有量は、局所的に高められたpH領域で殺菌剤(B)が十分な殺菌効果を発揮する観点から、好ましくは1〜60質量%であり、より好ましくは5〜55質量%であり、さらに好ましくは10〜50質量%である。
上記成分は1種単独で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
本発明の歯磨剤中における水の含有量は、歯磨剤中では顆粒の形態や強度を良好に保持しつつ、ブラッシング時には良好な崩壊性を発揮し、局所的に高められたpH領域で殺菌剤(B)が十分な殺菌効果を発揮し、優れた歯垢除去効果を発揮することができる点から、本発明の歯磨剤中に、好ましくは10〜65質量%であり、さらに好ましくは20〜55質量%である。
以下、本発明について、実施例に基づき具体的に説明する。なお、表中に特に示さない限り、各成分の含有量は質量%を示す。
なお、各物性値の測定は、以下の方法により行った。
(1)水不溶性粉末及び珪酸ナトリウム水溶液の固形分
赤外線水分計(株式会社ケット科学研究所製、FD240)を用い、105℃、Autoの条件で測定した揮発自由水分を除くことで算出した。
(2)顆粒の平均粒径
JISZ8801−1(2000年5月20日制定、2006年11月20日最終改正)規定の2000、1400、1000、710、500、355、250、180、125、90、63、45μmの篩を用いて5分間振動させた後、篩分け法による篩下重量分布について50%平均径を算出し、これを平均粒径とする。
(3)顆粒の崩壊強度
微小圧縮試験機(株式会社島津製作所製、商品名:MCTM−500)を用いて平均粒径付近の顆粒を10個測定し、平均値で表した。
(4)顆粒の湿式崩壊強度
まず、JISZ8801−1規定の500、355、250、180、150、125、90、63、45μmの篩を用いて5分間振動させた後、150〜180μm粒度の顆粒をサンプル(崩壊前の顆粒)として秤量した。次に、スクリュー管(株式会社マルエム製、No.6)に、ステンレス球(直径4mm)を15g、顆粒サンプルを3g、イオン交換水を30mL投入し、1度逆さにした。その後、30分間静置し、錠剤摩損試験機(萱垣医理科工業株式会社製)にて、75r/minで2分30秒間回転させた。
得られた顆粒サンプル(崩壊後の顆粒)を150μmの篩で濾過し、105℃、30分間乾燥した後、デシケーターで常温に冷まし、150μmの篩をミクロ型電磁振動機(筒井理化学器械株式会社製、ミクロ型電磁振動ふるい器、M−2)にて振動強度5.5、1分間振盪させ、その後秤量した。以下の計算式にて算出した値を湿式崩壊強度とした。
湿式崩壊強度(%)=150μm篩に残留する崩壊後の顆粒質量÷崩壊前の顆粒質量×100
(5)顆粒の吸水量
8gの顆粒を50mLビーカーに測り取り、イオン交換水を少量ずつ滴下、顆粒表面に離水が発生した時点の水の重量を秤量した。以下の計算式にて算出した値を吸水率とした。
吸水率(%)=(顆粒表面に離水が発生した時点の水の重量(g)÷8×100
(6)顆粒の変形率
微小圧縮試験機(株式会社島津製作所製、商品名:MCTM−500)を用いて平均粒径付近の顆粒を荷重3.0gf/個にて圧縮した時に得られた崩壊までの形状変位値を崩壊時の顆粒の形状変位とし、以下の計算式にて算出した値を変形率とした。
変形率(%)=崩壊時の顆粒の形状変位(μm)÷崩壊前の顆粒の粒子径(μm)×100
なお、本発明の歯磨剤に配合された顆粒(A)の顆粒組成、顆粒の平均粒径、顆粒の崩壊強度、顆粒の湿式崩壊強度、顆粒の吸水量、及び変形率は、歯磨剤から抽出し、溶剤で洗浄し、水分を加熱乾燥等で除いたものを測定したものである。
[製造例1]
表1に示す配合割合で、ゼオライト(ゼオビルダー株式会社製、商品名:ゼオライト(パウダー)、固形分91.9%、平均粒径約3μm)と、珪酸ナトリウム水溶液(富士化学株式会社製、商品名:3号珪酸ソーダ(前記式(I)で表されるモル比:3.0〜3.3、ボーメ度:40〜53)、固形分:54.3%)と、水とを、ディスパー翼(アシザワ・ニロアトマイザー株式会社製、型式:HS−P3)で混合し、固形分が47.7%の水スラリーを得た。なお、水スラリー調製は、先ず混合槽に水を投入し、次いで珪酸ナトリウム水溶液を投入し、次にゼオライトを添加し、混合することによって行った。
得られた水スラリーを、送風温度190℃で噴霧乾燥した後、室温条件下に置き、珪酸ナトリウムを1質量%含有する、表2に示す顆粒特性を有する顆粒(A)を得た。
[製造例2]
炭酸カルシウム(東洋電化工業株式会社製、商品名:トヨホワイト、固形分99.7%、平均粒径約2μm、比表面積約4m2/g)と、コロイダルシリカ(日産化学株式会社製、商品名:スノーテックスS、固形分:30.5%)と、セルロース(日本製紙ケミカル株式会社製:KCフロック、固形分:95.0%)と水とを、表1に示すスラリー組成割合で混合し、製造例1と同様にして水スラリーを得た。
得られた水スラリーを送風温度190℃で噴霧乾燥した後、室温条件下に置き、表2に示す顆粒特性を有する顆粒(Z)を得た。
Figure 2013155160
Figure 2013155160
[実施例1〜2、比較例1]
製造例1〜2で得られた顆粒を用い、表3に示す組成の歯磨剤を製造して、下記方法にしたがって、pHの測定及び殺菌効果の評価を行った。結果を表3に示す。
(1)pHの変化
得られた歯磨剤を2g取り、イオン交換水を20mL投入し、30分間撹拌した後、得られた液をpHメーターで測定し、安定した(約1分程度)時点の値を顆粒崩壊生地のpHの値とした。
得られた歯磨剤をJISZ8801−1規定の45μmの篩を用いてろ過して顆粒抜き歯磨剤とし、かかる歯磨剤を2g取り、上記同様な条件で測定した値を顆粒抜き生地のpHの値とした。
また、顆粒崩壊領域近傍のpHは、顆粒を乳鉢で磨り潰し、得られた顆粒を1g取り、イオン交換水を2mL投入し、分散した後、得られた液をpHメーター(HORIBA B−212)により測定した値とした。
なお、上記(顆粒崩壊領域近傍のpH−顆粒抜き生地のpH)の値を(崩壊後局所的pH−崩壊前pH)として求めた。
(2)殺菌効果の評価
表3(実施例1,2、比較例1)で調整した歯磨剤を(a):顆粒抜き歯磨き10倍稀釈液、(b):顆粒すりつぶし歯磨き10倍稀釈液、(c):顆粒すりつぶし歯磨き2倍稀釈液とした。Streptococcus mutansを培養した菌液(106〜108CFU/mL)0.1mLを各試験液製剤0.4mLに加え、30秒間混和撹拌した。そのうち、0.1mLを分取し、SCDLP液体培地10mLと混和撹拌することにより、有効成分を不活化し、同培地にて適宜稀釈し(稀釈倍率1〜100)、直ちに0.05mLを培地に摂取培養した。任意期間培養後、コロニーの有無を確認した。このコロニーの有無(無:○、有:×)により殺菌効果を判定した。
Figure 2013155160
表3の結果によれば、実施例1〜2の歯磨剤では、比較例1に比べ、顆粒崩壊生地のpHは、歯磨剤の成分の分解安定性を保持し得る領域でありながら、崩壊後には局所的pHの値を上昇させることが可能であり、殺菌剤(B)の効果をより高めることがわかる。

Claims (6)

  1. 次の成分(A)並びに(B):
    (A)水不溶性粉末材料及び水溶性無機結合剤を含み、該水溶性無機結合剤が珪酸ナトリウムを含有するものである顆粒、並びに
    (B)第4級アンモニウム塩型殺菌剤
    を含有する歯磨剤。
  2. 成分(B)1質量部に対し、成分(A)を100〜2500質量部含有する請求項1に記載の歯磨剤。
  3. 成分(A)の湿式崩壊強度が、10〜55%である請求項1又は2に記載の歯磨剤。
  4. 成分(A)における、水不溶性粉末材料に対する珪酸ナトリウムの質量比(珪酸ナトリウム/水不溶性粉末材料)が、0.005〜0.30である請求項1〜3のいずれか1項に記載の歯磨剤。
  5. 成分(A)における水不溶性粉末材料が、ゼオライトである請求項1〜4のいずれか1項に記載の歯磨剤。
  6. 成分(B)が、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、ジメチルエチルベンジルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムアジペート、ジデシルジメチルアンモニウムグルコネート、ジデシルモノメチルハイドロキシエチルアンモニウムアジペート、ジデシルジメチルアンモニウムプロピオネート、ジデシルモノメチルヒドロキシエチルアンモニウムスルホネート、及び塩化デカリニウムより選ばれる1種又は2種以上である請求項1〜5のいずれか1項に記載の歯磨剤。
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