JP2013154259A - 粘着性物質捕集設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬送配管23における屈折管部K1,K5の出口又は分岐管部K2,K3,K6の各出口に出口中心軸芯の方向に延びる分散用管部S1,S2,S3,S5,S6を配置し、これら分散用管部S1,S2,S3,S5,S6に、内部流路が搬送方向下流側ほど漸次的に縮径する縮径管部分x1,x2,x3,x5,x6と、内部流路が縮径管部分x1,x2,x3,x5,x6の出口と同芯配置で直線状に延びる直管部分z1,z2,z3,z5,z6とを、その順で搬送方向上流側から並べて形成する。
【選択図】図6
Description
被処理ガスに含まれる粘着性物質を捕集するフィルタと、
このフィルタに被処理ガスを導く導風路に配置されて、この導風路を通過する被処理ガスに対して粉体状のプレコート剤を搬送用ガスとともに噴出する単数又は複数のプレコート剤ノズルと、
プレコート剤を搬送用ガスに随伴させる状態で搬送して前記プレコート剤ノズルに送給する搬送配管とを備える粘着性物質捕集設備に関する。
被処理ガスに含まれる粘着性物質を捕集するフィルタと、
このフィルタに被処理ガスを導く導風路に配置されて、この導風路を通過する被処理ガスに対して粉体状のプレコート剤を搬送用ガスとともに噴出する単数又は複数のプレコート剤ノズルと、
プレコート剤を搬送用ガスに随伴させる状態で搬送して前記プレコート剤ノズルに送給する搬送配管とを備える粘着性物質捕集設備であって、
前記搬送配管における屈折管部の出口又は分岐管部の各出口に、それら屈折管部の出口中心軸芯又は分岐管部の各出口中心軸芯の方向に延びる分散用管部を配置し、
この分散用管部には、内部流路が搬送方向下流側ほど漸次的に縮径する縮径管部分と、内部流路が前記縮径管部分の出口と同芯配置で直線状に延びる直管部分とを、その順で搬送方向上流側から並べて形成してある点にある。
上流側の前記分岐管部と、その上流側の分岐管部の各出口に配置した上流側の前記分散用管部と、それら上流側の前記分散用管部夫々の出口に配置した下流側の前記屈折管部又は下流側の分岐管部と、それら下流側の屈折管部夫々の出口又は下流側の分岐管部夫々の各出口に配置した下流側の前記分散用管部とからなる単位分岐配管を形成し、
この単位分岐配管により、又は、この単位分岐配管を複数階層にわたり連ねた単位分岐配管群により、前記搬送配管の一部又は全部を形成してある点にある。
前記分散用管部において、前記直管部分の内部流路と同芯配置の出口を備える前記縮径管部分は、その入口と出口とが同芯配置された同芯型の縮径管部分にしてある点にある。
前記分散用管部において、前記縮径管部分の出口から前記直管部分の入口にわたる内部流路が搬送方向下流側ほど漸次的に拡径する拡径管部分を、前記縮径管部分の出口と前記直管部分の入口との間に形成にしてある点にある。
前記分散用管部において前記直管部分の搬送方向上流側には、前記縮径管部分とそれに続く前記拡径管部分との接続組の複数組を直列配置で形成してある点にある。
前記分岐管部の各出口をその分岐管部の入口中心軸芯を含む仮想平面に対して対称に配置するとともに、
その分岐管部の入口から流入するプレコート剤と搬送用ガスとの混合流の分流を案内するとともに、分流した混合流の分岐管部出口に向かう向き変化を案内する凸状案内部を、その分岐管部の入口に対向させて分岐管部の内部に形成してある点にある。
前記分岐管部の各出口を前記分岐管部の入口中心軸芯を含む仮想平面に対して対称に配置するとともに、
その分岐管部の入口に、内部流路が搬送方向下流側ほど漸次的に縮径する入口側の縮径管部分を配置し、
この入口側の縮径管部分は、入口と出口とが同芯配置された同芯型の縮径管部分してある点にある。
前記分岐管部の各出口をその分岐管部の入口中心軸芯を含む仮想平面に対して対称に配置するとともに、
その分岐管部の各出口に配置する前記分散用管部の前記縮径管部分を、分岐管部の各出口と同径同芯配置の入口に対して出口が管芯方向視で分岐管部の入口とは反対側に偏心する偏芯型の縮径管部分にしてある点にある。
前記分岐管部の入口に、内部流路が搬送方向下流側ほど漸次的に縮径する入口側の縮径管部分を配置し、
この入口側の縮径管部分は、入口と出口とが同芯配置された同芯型の縮径管部分してある点にある。
前記搬送配管における管接続部では、上流側管部の内周面と下流側管部の内周面とがプレコート剤搬送方向で滑らかに連続する状態にして、それら上流側管部と下流側管部とを接続してある点にある。
前記プレコート剤ノズルの配置部において前記導風路の上壁部に、導風路横幅方向視で下向きに開口し、かつ、導風路横幅方向に連続して延びる滞留用凹部を形成し、
前記プレコート剤ノズルは、前記搬送配管を通じて供給されるプレコート剤及び搬送用ガスを前記滞留用凹部の奥部内面に向けて噴出させる姿勢で導風路横幅方向における所定箇所に配置してある点にある。
次に別の実施形態を列記する。
前述の実施形態では、搬送配管23において90°エルボ型の屈折管部K1,K5,K7を用いる例を示したが、これに限らず、搬送配管23において45°エルボ型や60°エルボ型の屈折管部を用いるようにしてもよい。
8 フィルタ
P プレコート剤
A 搬送用ガス
11 プレコート剤ノズル
23 搬送配管
K1,K5,K7 屈折管部
K2,K3,K4,K6 分岐管部
S1〜S6 分散用管部
x1〜x6 縮径管部分
z1〜z6 直管部分
23a 単位分岐配管
y1〜y6 拡径管部分
24a,24b 凸状案内部
w2,w3,w4,w6 入口側の縮径管部分
12 滞留用凹部
Claims (11)
- 被処理ガスに含まれる粘着性物質を捕集するフィルタと、
このフィルタに被処理ガスを導く導風路に配置されて、この導風路を通過する被処理ガスに対して粉体状のプレコート剤を搬送用ガスとともに噴出する単数又は複数のプレコート剤ノズルと、
プレコート剤を搬送用ガスに随伴させる状態で搬送して前記プレコート剤ノズルに送給する搬送配管とを備える粘着性物質捕集設備であって、
前記搬送配管における屈折管部の出口又は分岐管部の各出口に、それら屈折管部の出口中心軸芯又は分岐管部の各出口中心軸芯の方向に延びる分散用管部を配置し、
この分散用管部には、内部流路が搬送方向下流側ほど漸次的に縮径する縮径管部分と、内部流路が前記縮径管部分の出口と同芯配置で直線状に延びる直管部分とを、その順で搬送方向上流側から並べて形成してある粘着性物質捕集設備。 - 上流側の前記分岐管部と、その上流側の分岐管部の各出口に配置した上流側の前記分散用管部と、それら上流側の前記分散用管部夫々の出口に配置した下流側の前記屈折管部又は下流側の分岐管部と、それら下流側の屈折管部夫々の出口又は下流側の分岐管部夫々の各出口に配置した下流側の前記分散用管部とからなる単位分岐配管を形成し、
この単位分岐配管により、又は、この単位分岐配管を複数階層にわたり連ねた単位分岐配管群により、前記搬送配管の一部又は全部を形成してある請求項1記載の粘着性物質捕集設備。 - 前記分散用管部において、前記直管部分の内部流路と同芯配置の出口を備える前記縮径管部分は、その入口と出口とが同芯配置された同芯型の縮径管部分にしてある請求項1又は2記載の粘着性物質捕集設備。
- 前記分散用管部において、前記縮径管部分の出口から前記直管部分の入口にわたる内部流路が搬送方向下流側ほど漸次的に拡径する拡径管部分を、前記縮径管部分の出口と前記直管部分の入口との間に形成にしてある請求項1〜3のいずれか1項に記載の粘着性物質捕集設備。
- 前記分散用管部において前記直管部分の搬送方向上流側には、前記縮径管部分とそれに続く前記拡径管部分との接続組の複数組を直列配置で形成してある請求項4記載の粘着性物質捕集設備。
- 前記分岐管部の各出口をその分岐管部の入口中心軸芯を含む仮想平面に対して対称に配置するとともに、
その分岐管部の入口から流入するプレコート剤と搬送用ガスとの混合流の分流を案内するとともに、分流した混合流の分岐管部出口に向かう向き変化を案内する凸状案内部を、その分岐管部の入口に対向させて分岐管部の内部に形成してある請求項1〜5のいずれか1項に記載の粘着性物質捕集設備。 - 前記分岐管部の各出口を前記分岐管部の入口中心軸芯を含む仮想平面に対して対称に配置するとともに、
その分岐管部の入口に、内部流路が搬送方向下流側ほど漸次的に縮径する入口側の縮径管部分を配置し、
この入口側の縮径管部分は、入口と出口とが同芯配置された同芯型の縮径管部分してある請求項1〜6のいずれか1項に記載の粘着性物質捕集設備。 - 前記分岐管部の各出口をその分岐管部の入口中心軸芯を含む仮想平面に対して対称に配置するとともに、
その分岐管部の各出口に配置する前記分散用管部の前記縮径管部分を、分岐管部の各出口と同径同芯配置の入口に対して出口が管芯方向視で分岐管部の入口とは反対側に偏心する偏芯型の縮径管部分にしてある請求項1又は2記載の粘着性物質捕集設備。 - 前記分岐管部の入口に、内部流路が搬送方向下流側ほど漸次的に縮径する入口側の縮径管部分を配置し、
この入口側の縮径管部分は、入口と出口とが同芯配置された同芯型の縮径管部分してある請求項8記載の粘着性物質捕集設備。 - 前記搬送配管における管接続部では、上流側管部の内周面と下流側管部の内周面とがプレコート剤搬送方向で滑らかに連続する状態にして、それら上流側管部と下流側管部とを接続してある請求項1〜9のいずれか1項に記載の粘着性物質捕集設備。
- 前記プレコート剤ノズルの配置部において前記導風路の上壁部に、導風路横幅方向視で下向きに開口し、かつ、導風路横幅方向に連続して延びる滞留用凹部を形成し、
前記プレコート剤ノズルは、前記搬送配管を通じて供給されるプレコート剤及び搬送用ガスを前記滞留用凹部の奥部内面に向けて噴出させる姿勢で導風路横幅方向における所定箇所に配置してある請求項1〜10のいずれか1項に記載の粘着性物質捕集設備。
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