JPH09108518A - 集塵機におけるプリコート剤の供給装置 - Google Patents

集塵機におけるプリコート剤の供給装置

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JPH09108518A
JPH09108518A JP27396095A JP27396095A JPH09108518A JP H09108518 A JPH09108518 A JP H09108518A JP 27396095 A JP27396095 A JP 27396095A JP 27396095 A JP27396095 A JP 27396095A JP H09108518 A JPH09108518 A JP H09108518A
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JP
Japan
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tray
precoat agent
nozzle
compressed air
dust collector
Prior art date
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Withdrawn
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JP27396095A
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English (en)
Inventor
Toshiro Suzuki
利朗 鈴木
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SHINTO DASUTOKOREKUTAA KK
SHINTO DUST COLLECTOR KK
Original Assignee
SHINTO DASUTOKOREKUTAA KK
SHINTO DUST COLLECTOR KK
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタバッグにプリコート剤を効率よく付
着させることができる集塵機におけるプリコート剤の供
給装置を提供すること。 【解決手段】 フィルタバッグ1が吊り下げられた集塵
室内にプリコート剤収容用のトレー2を設けてこれに収
容されたプリコート剤を圧縮空気の噴出により集塵室内
に舞い上がらせてフィルタバッグの表面に付着させるよ
うにした集塵機におけるプリコート剤の供給装置におい
て、圧縮空気供給パイプ3の先端にロータリージョイン
ト7を介して取付けられて前記トレー2に収容されたプ
リコート剤に向け圧縮空気を噴出しながら自転する旋回
式エア噴出ノズル6をトレー2の上方に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルタバッグに
プリコート剤を効率よく付着させることができる集塵機
におけるプリコート剤の供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からフィルタバッグ式の集塵機にお
いては、フィルタバッグに炭酸カルシウム等のプリコー
ト剤を付着しておき、汚染ガス中に含まれるオイルミス
ト、溶接ヒューム、有害ガス成分等を効率的に除去する
ことが一般に行われており、前記プリコート剤の供給装
置として、フィルタバッグを吊り下げた集塵室内にプリ
コート剤を収容したトレーを設け、このプリコート剤を
圧縮空気の噴射により集塵室内に舞い上がらせてフィル
タバッグの表面に付着させるようにした形式のものが種
々提案されている(例えば、特開昭62−163723
号公報や実開昭62−126215号公報や実開平6−
45616号公報参照)。
【0003】ところが、従来のこの種供給装置において
は、エア噴出ノズルが固定されているためにトレーに対
して均一な圧縮空気の噴射を行うことができず、この結
果プリコート剤を均一かつ万遍なく分散させることが難
しいとともにトレー内のプリコート剤を全部使いきるこ
とができないという問題点があり、また、均一な噴射を
行い更にプリコート剤を全部使いきるようにするために
は設備的に複雑かつ大がかりとなってコストが高くなる
という問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、トレーに対し均一な圧縮空気
の噴射を行うことができてプリコート剤を均一かつ万遍
なく分散させることができるとともに、トレー内のプリ
コート剤も全部使いきってフィルタバッグにプリコート
剤を従来よりも効率よく付着させることができ、更には
簡単な設備であり低コストでフィルタバッグのプリコー
ト処理を行うことができる集塵機におけるプリコート剤
の供給装置を提供することを目的として完成されたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の集塵機におけるプリコート剤の供
給装置は、フィルタバッグが吊り下げられた集塵室内に
プリコート剤収容用のトレーを設けてこれに収容された
プリコート剤を圧縮空気の噴出により集塵室内に舞い上
がらせてフィルタバッグの表面に付着させるようにした
集塵機におけるプリコート剤の供給装置において、圧縮
空気供給パイプの先端にロータリージョイントを介して
取付けられて前記トレーに収容されたプリコート剤に向
け圧縮空気を噴出しながら自転する旋回式エア噴出ノズ
ルをトレーの上方に配置したことを特徴とするものであ
る。そして、この発明において旋回式エア噴出ノズルを
圧縮空気の噴出で自転させる手段として、旋回式エア噴
出ノズルを複数個のノズル部を有するものとしてその内
の少なくとも1個をロータリージョイントに回転力を付
与する方向に向けたものが請求項2の発明であり、この
請求項2の発明において回転力を付与する方向に向けら
れたノズル部の孔径をその他のノズル部の孔径よりも大
きくしたものが請求項3の発明である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図中1は集塵機の室内に
吊り下げられたフィルタバッグ、2は炭酸カルシウムな
どのプリコート剤Pを収容したトレー、3はエアタンク
4に連通された圧縮空気供給パイプ、5は圧縮空気供給
パイプ3上に設けられた電磁弁、6は圧縮空気供給パイ
プ3の先端にロータリージョイント7を介して取付けら
れた旋回式エア噴出ノズルであって、この旋回式エア噴
出ノズル6はトレー2の上部に配置され、これに設けら
れた1個乃至数個のノズル部から噴出される圧縮空気に
より自転するとともに前記プリコート剤Pを集塵室内に
舞い上がらせてフィルタバッグ1の表面に付着させるも
のとしている。
【0007】圧縮空気供給パイプ3の先端にロータリー
ジョイント7を介して取付けられた前記旋回式エア噴出
ノズル6は、トレー2に収容されたプリコート剤Pに向
け圧縮空気を噴出しながら自転するものであればその具
体的構成は問わないが、旋回式エア噴出ノズル6のノズ
ル部の内の少なくとも1個はロータリージョイントに回
転力を付与する方向に噴出先を向けた方向性をもつノズ
ル部6aとしたものが構造的にも簡単で安価に提供でき
る。その具体的構造は図1および図2に示すように、ノ
ズル先を屈曲させるか偏心させて回転力を付与するよう
にした1個の斜め下向きのノズル6aとは別に真下に向
けられた1個の舞上げ専用のノズル6bをロータリージ
ョイント7に続かせたものでもよいし、図3および図4
に示すように、両端近くに斜め下向きのノズル部6a、
6aを反対方向に向け設けた梁状の中空パイプ6cをそ
の中心より一方に偏った位置においてロータリージョイ
ント7に続かせたものなどであって、圧縮空気が供給さ
れるとその推力によって自然にロータリージョイント7
に回転力が付与されて旋回式エア噴出ノズル6が旋回
し、ノズル部6a、6bより噴出する圧縮空気によりプ
リコート剤Pを集塵室内に舞い上がらせてフィルタバッ
グ1の表面に付着させるものである。なお、前記した図
3および図4に示した旋回式エア噴出ノズル6において
はそのロータリージョイント7からノズル部6a、6b
の距離を調整することによりトレー2上により均一かつ
万遍なく圧縮空気の供給ができる。
【0008】更に、旋回式エア噴出ノズル6が回転力を
付与する斜め下向きのノズル6aとは別に舞上げ専用の
ノズル6bを備えているときは、ロータリージョイント
7に回転力を付与するノズル部6aの孔径をその他のノ
ズル部bの孔径よりも大きいものとしておけば、より大
きな推力が得られることとなってエア噴出ノズル6の円
滑な回転が確保されることとなる。
【0009】以上のように構成されたものにおいては、
電磁弁5を作動させてエアタンク4より圧縮空気供給パ
イプ3に送り込むと、エア噴出ノズルのノズル部より圧
縮空気がトレー2に向け噴出され、プリコート剤Pが飛
散して集塵室内に舞い上がってフィルタバッグ1の表面
に付着されるのは従来のこの種装置と同じであるが、エ
ア噴出ノズルとしてロータリージョイント7を介して取
付けられた旋回式エア噴出ノズル6が用いられていて圧
縮空気の供給により旋回するので、トレー2上を一定方
向に回転するノズル部6aより噴出される圧縮空気はト
レー2上のプリコート剤Pを的確に舞い上がらせてフィ
ルタバッグ1の表面に均一かつ万遍なく付着させること
となる。しかも、従来のものに対してロータリージョイ
ント7を組み込んだだけの簡単な構造であるため、いか
なる従来装置にも適用可能であるうえメンテナンス作業
等も容易であり、またコスト的にも低廉なものとなる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明はトレーに対し均一な圧縮空気の噴射を行うことがで
きてプリコート剤を均一かつ万遍なく分散させることが
できるとともに、トレー内のプリコート剤も全部使いき
ってフィルタバッグにプリコート剤を従来よりも効率よ
く付着させることができ、更には簡単な設備であり低コ
ストでフィルタバッグのプリコート処理を行うことがで
きるものである。よって本発明は従来の問題点を一掃し
た集塵機におけるプリコート剤の供給装置として、産業
の発展に寄与するところは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態の1例を示す正面
図である。
【図2】図1における旋回式エア噴出ノズルの平面図で
ある。
【図3】旋回式エア噴出ノズルの他の例を示す平面図で
ある。
【図4】旋回式エア噴出ノズルの他の例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 フィルタバッグ 2 トレー 3 圧縮空気供給パイプ 6 旋回式エア噴出ノズル 6a 回転力を付与する方向に向けられているノズル部 6b その他のノズル部 7 ロータリージョイント

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルタバッグ(1) が吊り下げられた集
    塵室内にプリコート剤収容用のトレー(2) を設けてこれ
    に収容されたプリコート剤を圧縮空気の噴出により集塵
    室内に舞い上がらせてフィルタバッグの表面に付着させ
    るようにした集塵機におけるプリコート剤の供給装置に
    おいて、圧縮空気供給パイプ(3) の先端にロータリージ
    ョイント(7) を介して取付けられて前記トレー(2) に収
    容されたプリコート剤に向け圧縮空気を噴出しながら自
    転する旋回式エア噴出ノズル(6) をトレー(2) の上方に
    配置したことを特徴とする集塵機におけるプリコート剤
    の供給装置。
  2. 【請求項2】 エア噴出ノズル(6) を複数個のノズル部
    を有するものとしてその内の少なくとも1個をロータリ
    ージョイント(7) に回転力を付与する方向に向けられた
    ノズル部(6a)とした請求項1に記載の集塵機におけるプ
    リコート剤の供給装置。
  3. 【請求項3】 回転力を付与する方向に向けられたノズ
    ル部(6a)の孔径がその他のノズル部(6b)の孔径よりも大
    きい請求項2に記載の集塵機におけるプリコート剤の供
    給装置。
JP27396095A 1995-10-23 1995-10-23 集塵機におけるプリコート剤の供給装置 Withdrawn JPH09108518A (ja)

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