JPH05317782A - 表面被覆方法及びその方法を用いた表面被覆装置 - Google Patents

表面被覆方法及びその方法を用いた表面被覆装置

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JPH05317782A
JPH05317782A JP15011492A JP15011492A JPH05317782A JP H05317782 A JPH05317782 A JP H05317782A JP 15011492 A JP15011492 A JP 15011492A JP 15011492 A JP15011492 A JP 15011492A JP H05317782 A JPH05317782 A JP H05317782A
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powder
pressure gas
gas
nozzle
stage nozzle
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JP15011492A
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Masayuki Kuroda
正幸 黒田
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種類の異なる複数のパウダーを用いて被加工
面に均一な薄膜を高効率で短時間に形成することができ
るようにする。 【構成】 複数のパウダー供給ノズル11,12を設け
たパウダー混合攪拌室1を前段ノズル4と後段ノズル7
との間に配設し、前記前段ノズル4から高圧ガスを流す
とともに、前記複数のパウダー供給ノズル11,12か
らパウダー36,37を同時に前記パウダー混合攪拌室
1に流し、前記パウダー混合攪拌室1内に旋回流を形成
させて前記パウダー36,37と前記高圧ガスが均一に
混合された固気2相混合流38を生成し、前記後段ノズ
ル7から前記固気2相混合流38を高速噴射して被加工
物40の被加工面41に薄膜を形成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加工物の表面にパウ
ダー(微粒子)と高圧気体(ガス)とでなる固気2相混
合流を噴射ノズルより高速噴射して被加工物の表面にパ
ウダーの被膜を形成する表面被覆方法及びその方法を用
いた表面被覆装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の表面被覆装置の一例を示す
概略構成断面図である。図3において、この表面被覆装
置100は、大きくは高圧気体101を供給する高圧気
体供給管102と、パウダー混合攪拌装置103からパ
ウダー104を供給するパウダー供給管105と、高圧
気体101とパウダー104を混合させてこれを被加工
物106の表面107に高速噴射させる混合噴射ノズル
108と、この混合噴射ノズル108及び被加工物10
6の表面107をそれぞれ加熱するニクロム線109を
内面に設けたボビン110等で構成されている。
【0003】そして、この表面被覆装置100では、高
圧気体供給管102より供給された高圧気体101とパ
ウダー混合攪拌装置103よりパウダー供給管105を
通して供給されたパウダー104とを混合噴射ノズル1
08の上流側で混合させ、この混合された固気2相混合
流111を噴射ノズル108より被加工物106の表面
107に高速噴射させて被加工物106の被加工面10
7にパウダー104の被膜(デポジット)を形成する。
また、この場合、混合噴射ノズル108と被加工物10
6の表面107までの間における固気2相混合流111
が高速噴流される経路をニクロム線109で加熱させ、
この加熱でパウダー104及び加工雰囲気中の温度を上
げて被加工物106の表面107とパウダー104との
界面活性化を図り、良好な被膜112を短時間で形成す
ることができる構造になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の表面被覆方法及び装置では、種類の異なる複数
のパウダー104を用いた場合、このパウダー104を
均一に分散化して供給することができず、噴射ムラを生
じたり、混合噴射ノズル108が詰まることがあった。
また、同様に種類の異なる複数のパウダー104を用い
た場合、1μm以下の粒径のものは帯電や凝集付着、加
熱温度等により固形化する場合が多く、均一な膜を形成
することができないと言う問題点があった。このため、
マイクロマシンあるいはマイクロシステム、マイクロ・
エレクトロ・メカニカルシステムのような微細加工には
用いることができなかった。さらに、従来の表面被覆方
法及び装置では、メンテナンスが大変である等の問題点
があった。このため、現在では、種類の異なる複数のパ
ウダー104を気流中に均一に分散させて混合噴射ノズ
ル108から高速噴射させ被加工物に表面被覆を形成さ
せる方法及び装置等は存在していなかった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は種類の異なる複数のパウダーを用
いても、これらのパウダーを高圧気体内に均一に分散さ
せ、この均一に分散された固気2相混合流を噴射ノズル
から被加工面に高速噴射して均一な薄膜を高効率で短時
間に形成することができる表面被覆方法及びその方法を
用いた表面被覆装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、被加工物の表面にパウダーと高圧気体とで成
る固気2相混合流を噴射ノズルにより高速噴射して前記
被加工面に前記パウダーの薄膜を形成するものであっ
て、前記噴射ノズルを間に隙間を設けて互いに同軸上に
直線的に並んで配置された前段ノズルと後段ノズルとで
形成するとともに、前記前段ノズルと前記後段ノズルと
の間に複数のパウダー供給ノズルを有するパウダー混合
攪拌室を設け、前記前段ノズルから前記後段ノズルに向
かって高圧ガスを流すとともに、前記複数のパウダー供
給ノズルからパウダーを同時に前記パウダー混合攪拌室
に流して前記パウダー混合攪拌室内に旋回流を形成さ
せ、この旋回流で前記パウダーと前記高圧ガスが混合さ
れた固気2相混合流を生成し、この前記固気2相混合流
を前記後段ノズルから高速噴射して被加工物に被覆を施
すようにしたものである。また、前記パウダー混合攪拌
室を中空円筒で形成した密閉室とし、前記パウダー混合
攪拌室に設けた前記複数のパウダー供給ノズルを前記中
空円筒の内周面に所定の間隔で配設するとともに、前記
複数のパウダー供給ノズルを前記中空円筒の内周面に接
して設けたものである。
【0007】
【作用】この構成によれば、異なるパウダー供給ノズル
から、それぞれ種類の異なる複数のパウダーをパウダー
混合攪拌室に流し、旋回流を形成しながら混合攪拌する
ので、種類の異なる複数パウダーを均一に混合させるこ
とができ、この均一に混合したパウダーと前段ノズルか
ら噴射した高圧ガスとで均一に分散した固気2相混合流
を生成させて、後段ノズルから被加工物の表面に高速噴
射して表面被覆を施すので、均一な薄膜を短時間で形成
することができる。また、種類の異なる複数のパウダー
をパウダー混合攪拌室に流し、旋回流を形成させながら
混合攪拌することにより、これらのパウダー自体は自転
・公転を繰り返し、せん断力を受けて蓄熱するので、特
別な加熱手段を設けなくてもパウダー自体の温度を上げ
て被加工物の表面に表面被覆を施すことができ、パウダ
ーと被加工物の表面との界面活性化を図り、良好な薄膜
を高効率で形成することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1及び図2は本発明の一実施例とし
ての表面被覆装置を示すもので、図1は図2のB−B線
に沿う正面一部断面図、図2は図1のA−A線に沿う平
面断面図である。図1及び図2において、この表面被覆
装置では、大きくはパウダー混合攪拌室1と、高圧ガス
供給装置14と、左右一対のパウダー攪拌装置23,2
4等で構成されている。
【0009】さらに詳述すると、パウダー混合攪拌室1
は、上蓋2と下蓋5とを重ね合わせて接着固定し、全体
として偏平な中空円筒状の密閉室として形成されてい
る。また、上蓋2と下蓋5のうち、上蓋2には、その軸
線3に沿って上方に延びるようにしてパイプ状の前段ノ
ズル4が一体に形成されており、下蓋5にはその軸線6
に沿って下方に延びるようにしてパイプ状の後段ノズル
7が一体に形成されている。
【0010】そして、この上蓋2と下蓋5とは、前段ノ
ズル4の軸線3と後段ノズル7の軸線6とを一致させて
重ね合わせると、円錐状の突状をした前段ノズル4の先
端部9と円錐状の皿穴をした後段ノズル7の後端部10
とが相対向し、かつ間に隙間を有して互いに同軸(軸線
3と軸線6)上に直線的に並んだ状態で重ね合わされ、
さらに上蓋2の下面外周部と下蓋5の円筒側壁8の上部
とを接着剤で固着すると上記中空円筒状の密閉室を有し
たパウダー混合攪拌室1が形成される構造になってい
る。
【0011】加えて、パウダー混合攪拌室1には、この
パウダー混合攪拌室1の円筒側壁8の内周面13を2等
分した位置に、この内周面13に接するようにして2個
の中空角形状のパウダー供給ノズル11及び12が、前
段ノズル4及び後段ノズル7に対して略直角に延びるよ
うにして一体に形成されている。
【0012】高圧ガス供給装置14は、例えば空気,ド
ライ窒素等の6kg/cm2以上の高圧ガス15を供給する
もので、高圧ガス開閉弁16を途中に設けた高圧ガス供
給管17を介して高圧ガス15の温度及び湿度を調整す
るガス調整装置18に接続されている。また、ガス調整
装置18からは、高圧ガス調整弁19を途中に設けた高
圧ガス供給管21を介してパウダー攪拌装置23に接続
された管路と、高圧ガス調整弁20を途中に設けた高圧
ガス供給管22を介してパウダー攪拌装置24に接続さ
れた管路と、高圧ガス調整弁33を途中に設けた高圧ガ
ス供給管34を介して前段ノズル4の後端部35にネジ
で締結されて接続された管路とに分離されている。
【0013】さらに、パウダー攪拌装置23とパウダー
供給ノズル11との間は途中にパウダー供給調整弁27
を設けたパウダー供給管29及びジョイント31を介し
て接続されており、パウダー攪拌装置24とパウダー供
給ノズル12との間は途中にパウダー供給調整弁28を
設けたパウダー供給管30及びジョイント32を介して
接続されている。
【0014】次に、このように構成された表面被覆装置
の動作を説明する。先ず、高圧ガス供給装置14から高
圧ガス15が生成されると、この高圧ガス15は、少な
くとも室温以上の温度に調整されたガス調整装置18に
高圧ガス供給管17から高圧ガス開閉弁16を介して供
給され、さらにこのガス調整装置18から高圧ガス供給
管21及び高圧ガス供給管22に分離された高圧ガス1
5a及び15bと、高圧ガス供給管34に流れる高圧ガ
ス15cとに分離される。
【0015】このうち、この高圧ガス15a及び15b
は、高圧ガス調整弁19及び20で1〜2kg/cm2の圧
力に調整されてパウダー攪拌装置23及び24にそれぞ
れ供給される。すると、各パウダー攪拌装置23及び2
4では、この高圧ガス15a及び15bを用いて、パウ
ダー補給管25及び26からパウダー攪拌装置23及び
24に供給されるパウダー36及び37をそれぞれ均一
に攪拌及び分散させる。
【0016】なお、ここでの混合材料として用いられる
パウダー36の材料としては、例えばAl2O3で、その粒
径としては0.01〜1μmのものを用い、もう一方のパウダ
ー37の材料としては例えばSiO2で、その粒径としては
0.01〜1μmのものを用いている。
【0017】そして、パウダー攪拌装置23及び24内
でそれぞれ攪拌及び分散されたパウダー36及び37
は、さらにパウダー供給管29及び30内を流れ、パウ
ダー供給調整弁27及び28で最適パウダー供給量、例
えば毎分5〜10g程度に調整されてパウダー供給ノズ
ル11及び12に供給される。また、パウダー供給ノズ
ル11及び12に供給されたパウダー36及び37はパ
ウダー混合攪拌室1に同時に流す。すると、これらのパ
ウダー36及び37は外周部から内周部に向かって旋回
流を形成しながら自転・公転を繰り返しながら攪拌及び
分散され、均一に混合したパウダー36及び37を形成
してパウダー混合攪拌室1の中心部に流れる。
【0018】一方、ガス調整装置18から高圧ガス供給
管34に流れた高圧ガス15cは、高圧ガス調整弁33
で3kg/cm2程度の圧力に調整されて前段ノズル4に供
給される。すると、パウダー混合攪拌室1の中心部にお
いて、前段ノズル4から噴射された高圧ガス15cに上
記均一に混合したパウダー36及び37が流れ込み、こ
れらのパウダー36及び37が高圧ガス15c内に均一
に分散された固気2相混合流38が生成される。また、
これを後段ノズル7から毎秒80〜200メートル程度
で高速噴射すると、被加工物取付台39に載置したアル
ミニウム(Al)製の被加工物40の被加工面41に被覆
(デポジション)が施こされ、これにより被加工面41
に薄膜42が形成される。なお、図示しないが、被加工
物取付台39より下方には前後左右及び上下方向に可動
する駆動案内装置を配設している。
【0019】したがって、この実施例の表面被覆装置に
よれば、複数のパウダー供給ノズル11及び12を設け
たパウダー混合攪拌室1を中空円筒状の密閉室で形成
し、複数のパウダー供給ノズル11及び12の中空側壁
8の内周面に所定の間隔を配して接するように設けてい
るので、複数のパウダー供給ノズル11及び12から種
類の異なる複数のパウダー36及び37を同時にパウダ
ー混合攪拌室1に流しても即座に外周部から内周部に向
かって旋回流が形成され、この旋回流で相互に混合攪拌
しながら均一に混合したパウダーを形成することができ
る。
【0020】また、その形成された旋回流によって、種
類の異なる複数のパウダー36及び37は、外周部から
内周部に向かって自転・公転を繰り返してせん断力を受
けることによってパウダー自体が蓄熱されることにな
る。特に、本実施例の場合では、1μm以下の粒径のパ
ウダーを用いているので粒径表面積が大きく、パウダー
自体の蓄熱は高効率で行うことができることになる。す
なわち、パウダー自体を加熱装置等を用いて加熱しなく
ても自然現象を利用してパウダー自体を加熱することが
できる。これにより、後段ノズル7から固気2相混合流
38を高速噴射して被加工物40の被加工面41に表面
被覆を施し均一な薄膜42を形成する工程に加熱装置を
省略することができ、装置全体のコンパクト化が図れ、
また操作並びに保守を簡単にすることができるととも
に、装置全体を安価にできる等の利点がある。
【0021】さらに、複数のパウダー供給ノズル11及
び12を設けたパウダー混合攪拌室1を前段ノズル4と
後段ノズル7との間に設けることにより、種類の異なる
複数のバウダー36及び37を均一に分散した固気2相
混合流38を生成することができる。そして、この均一
に分散した固気2相混合流38を後段ノズル7から高速
噴射して被加工物40の被加工面41に表面被覆を施す
ことにより、均一な薄膜42を高効率で形成することが
できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
複数のパウダー供給ノズルを設けたパウダー混合攪拌室
を前段ノズルと後段ノズルとの間に設け、このパウダー
混合攪拌室で種類の異なる複数のパウダーを旋回流によ
りパウダー自体、自転・公転を繰り返しながら均一にパ
ウダーを混合させ、パウダー自体を蓄熱させて温度を上
げるようにしているので、パウダーと被加工物の被加工
面との界面活性化を図ることができ、被加工物の被加工
面に好適な薄膜を高効率で短時間で形成することができ
る。また、パウダー混合攪拌室で均一に混合した種類の
異なる複数のパウダーと前段ノズルから流れる高圧ガス
との均一に分散した固気2相混合流を生成させ、後段ノ
ズルから噴射して被加工物の被加工面に表面被覆を施す
ことによって、薄膜を形成するようにしたので、表面構
造・表面性状の良好な薄膜を得ることができる。さら
に、パウダー自体が蓄熱し、温度を上げることができる
ようにしているので、加熱装置を省略することができる
とともに、装置全体をコンパクト化でき、操作保守も簡
単にできる。また、装置全体が安価にできる。加えて、
表面構造・表面性状の好適な薄膜の工程を省力化して行
うことができ、マイクロマシンあるいはマイクロ・シス
テム,マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム等
の分野にも広く利用することができる等の効果が期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として示す表面被覆装置のB
−B線に沿う正面一部断面図である。
【図2】図2は図1のA−A線に沿う平面断面図であ
る。
【図3】図3は従来の表面被覆装置の一例を示す概略構
成断面図である。
【符号の説明】
1 パウダー混合攪拌室 4 前段ノズル 7 後段ノズル 8 円筒側壁 11 パウダー供給ノズル 12 パウダー供給ノズル 13 内周面 14 高圧ガス供給装置 18 ガス調整装置 36 パウダー 37 パウダー 38 固気2相混合流 40 被加工物 41 被加工面 42 薄膜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物の表面にパウダーと高圧気体と
    で成る固気2相混合流を噴射ノズルにより高速噴射して
    前記被加工面に前記パウダーの薄膜を形成する表面被覆
    方法において、 前記噴射ノズルを間に隙間を設けて互いに同軸上に直線
    的に並んで配置された前段ノズルと後段ノズルとで形成
    するとともに、 前記前段ノズルと前記後段ノズルとの間に複数のパウダ
    ー供給ノズルを有するパウダー混合攪拌室を設け、 前記前段ノズルから前記後段ノズルに向かって高圧ガス
    を流すとともに、前記複数のパウダー供給ノズルからパ
    ウダーを同時に前記パウダー混合攪拌室に流して前記パ
    ウダー混合攪拌室内に旋回流を形成させ、この旋回流で
    前記パウダーと前記高圧ガスが混合された固気2相混合
    流を生成し、この前記固気2相混合流を前記後段ノズル
    から高速噴射して被加工物に被覆を施すことを特徴とす
    る表面被覆方法。
  2. 【請求項2】 前記前段ノズルから前記後段ノズルに向
    かって流す前記高圧ガスと前記各複数のパウダー供給ノ
    ズルから前記パウダー混合攪拌室にパウダーを流すガス
    とを同じ高圧ガス供給装置よりガス調整装置を介して供
    給するようにした請求項1に記載の表面被覆方法。
  3. 【請求項3】 被加工物の表面にパウダーと高圧気体と
    で成る固気2相混合流を噴射ノズルにより高速噴射して
    前記被加工面に前記パウダーの薄膜を形成する表面被覆
    装置において、 前記噴射ノズルを間に隙間を設けて互いに同軸上に直線
    的に並んで配置された前段ノズルと後段ノズルとで形成
    するとともに、 前記前段ノズルと前記後段ノズルとの間に複数のパウダ
    ー供給ノズルを有するパウダー混合攪拌室を設け、 前記前段ノズルから前記後段ノズルに向かって高圧ガス
    を流すとともに、前記複数のパウダー供給ノズルからパ
    ウダーを同時に前記パウダー混合攪拌室に流して前記パ
    ウダー混合攪拌室内に旋回流を形成させ、この旋回流で
    前記パウダーと前記高圧ガスが混合された固気2相混合
    流を生成し、この前記固気2相混合流を前記後段ノズル
    から被加工物に高速噴射することを特徴とする表面被覆
    装置。
  4. 【請求項4】 前記パウダー混合攪拌室を中空円筒で形
    成した密閉室とし、前記パウダー混合攪拌室に設けた前
    記複数のパウダー供給ノズルを前記中空円筒の内周面に
    所定の間隔で配設するとともに、前記複数のパウダー供
    給ノズルを前記中空円筒の内周面に接して設けた請求項
    3に記載の表面被覆装置。
  5. 【請求項5】 高圧ガスを生成するための高圧ガス供給
    装置と、この高圧ガス供給装置で生成された高圧ガスを
    前記前段ノズルから前記後段ノズルに向かって流す前記
    高圧ガスと前記各複数のパウダー供給ノズルから前記パ
    ウダー混合攪拌室にパウダーを流すガスとに分離するた
    めのガス調整装置とを設けた請求項3または4に記載の
    表面被覆装置。
JP15011492A 1992-05-19 1992-05-19 表面被覆方法及びその方法を用いた表面被覆装置 Pending JPH05317782A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002001207A (ja) * 2000-05-02 2002-01-08 Boc Group Inc:The 改良された冷ガスダイナミックスプレイ方法
KR101218913B1 (ko) * 2011-09-22 2013-01-21 조광호 유리섬유 강화 폴리우레아 분사장치 및 분사방법
KR102309591B1 (ko) * 2021-09-09 2021-10-07 주식회사 세라코 건축물 마감재 분사장치

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