JPS62216664A - 回転霧化静電塗装装置 - Google Patents

回転霧化静電塗装装置

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JPS62216664A
JPS62216664A JP6009486A JP6009486A JPS62216664A JP S62216664 A JPS62216664 A JP S62216664A JP 6009486 A JP6009486 A JP 6009486A JP 6009486 A JP6009486 A JP 6009486A JP S62216664 A JPS62216664 A JP S62216664A
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、液体塗料を回転霧化ヘッドを用いて霧化放散
し、静電作用を利用して、霧化された塗料を被塗装体に
付着させる回転霧化静電塗装装置に関する。
(従来の技術) 自動車の車体の表面に、その全体に亙って均一に塗料を
塗布する塗装を施す場合等において、静電塗装装置が用
いられる。斯かる静電塗装装置が用いられての塗装、即
ち、静電塗装にあっては、被塗装体とそれに対向配置さ
れた塗料を霧化放散する噴霧器との間に直流高電圧を印
加して静電界を形成し、噴霧器から霧化放散された塗料
を帯電させ、静電吸着作用を利用して被塗装体に付着さ
せる。このような静電塗装の採用により、被塗装体に対
する塗料の付着効率を向上させることができ、従って、
塗料のロスを低減できることになる。
斯かる静電塗装が行われる際、被塗装体が金属である場
合には、通常、メラミンアルキド樹脂系塗料等の焼付は
乾燥型の塗料が用いられる。被塗装体に塗布された焼付
は乾燥型の塗料は、例えば、140℃程度の加温雰囲気
中で硬化せしめられる。
これに対し、被塗装体がプラスチックス等の耐熱性が比
較的低い材料から成るものである場合には、例えば、ア
クリル樹脂系の塗料主剤と硬化剤とから成る二液型塗料
が用いられる。そして、被塗装体に塗布された二液型塗
料は、一般に、常温で乾燥及び硬化するものとされ、良
好な被塗装体に対する付着性が得られて、塗装面が光沢
、硬度及び耐候性に優れたものとなる。
上述の如くの利点を有する二液型塗料は、塗料主剤と硬
化剤とが混合された状態とされると比較的短時間で硬化
が生じるため、一般に、塗料主剤と硬化剤とが別個に用
意され、被塗装体に対する塗装が施される直前に混合さ
れるものとなされる。
従って、斯かる二液型塗料が用いられての静電塗装が行
われるにあたっては、通常、塗料主剤と硬化剤とを混合
するミキサが設けられ、塗料主剤と硬化剤とがミキサに
よって混合された後に噴霧器に供給されて、噴霧器によ
る二液型塗料の霧化放散が行われるようにされる。この
ため、塗料主剤の色替えが要求される場合には、ミキサ
に新たな色の塗料主剤と硬化剤とを供給するに先立ち、
ミキサ内に付着した従前の二液型塗料を除去すべくミキ
サの洗浄を行うことが必要とされ、−貫した塗装作業工
程において、ミキナの洗浄に費やされる時間的なロスが
比較的大となってしまう問題がある。
このため、例えば、特開昭57−45370号公報ある
いは特開昭59−228960号公報にも記載されてい
る如く、直流高電圧が印加されるとともに高速で回転す
るベル型の回転霧化ヘッドを備え、この回転霧化ヘッド
の内周面に対して複数のノズルから二液型塗料を成す塗
料主剤及び硬化剤を夫々供給するようになして、回転霧
化ヘッド内で塗料主剤と硬化剤とを混合させ、それによ
って得られる二液型塗料を回転霧化へ・ノドの回転によ
る遠心力によって霧化放散させるものとされた、噴霧器
及び塗料主剤と硬化剤とを混合するミキサの組合せを用
いないものとされた回転霧化静電塗装装置が提案されて
いる。このような回転霧化静電塗装装置においては、塗
料主剤及び硬化剤を夫々供給する主剤供給ノズル及び硬
化剤供給ノズルの他に、シンナー等の洗浄剤を供給する
洗浄剤供給ノズルが、その開口端を回転霧化ヘッドの内
周面の近傍に位置させて配される構成がとられる。そし
て、塗料主剤の色替えを行うにあたっては、主剤供給ノ
ズル及び硬化剤供給ノズルからの塗料主剤及び硬化剤の
供給を停止した後、洗浄剤供給ノズルから供給される洗
浄剤によって回転霧化ヘッドの内周面の洗浄が行われて
、塗料主剤の色替えのための準備がなされ、塗料主剤の
色替えに伴う塗装作業工程中の時間的なロスが著しく低
減される。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の如くの回転霧化静電塗装装置が用いられて被塗装
体に対する塗料の塗布が行われる場合、回転霧化ヘッド
の内周面に供給された塗料主剤及び硬化剤は、回転霧化
ヘッドが高速で回転することにより生じる遠心力により
瞬時に回転霧化ヘッドの端縁部に達し、そこから飛散せ
しめられることになる。このため、主剤供給ノズル及び
硬化剤供給ノズルの夫々の開口端から回転霧化ヘッドの
内周面に別個に供給される塗料主剤及び硬化剤が、個々
に回転霧化ヘッドの端縁部から飛散せしめられることに
なり、その結果、回転霧化ヘッドにより塗料主剤と硬化
剤とが適正に混合されて霧化放散される状態が得られな
い事態が生じる広がある。
そして、塗料主剤と硬化剤とが霧化状態において適正に
混合されていない場合には、それらの塗料主剤及び硬化
剤が付着することになる被塗装体が、その塗装面に部分
的な塗料主剤あるいは硬化剤の過不足が生じ、そのため
、塗装面の光沢、硬度及び耐候性等に斑を伴うものとな
ってしまうという不都合がある。
そこで、例えば、主剤供給ノズルと硬化剤供給ノズルと
を、それらから回転霧化ヘッドの内周面に供給される塗
料主剤及び硬化剤が、回転霧化ヘッドの回転軸線に直交
する方向に重なる夫々の層を形成しつつ回転霧化ヘッド
の内周面の開放端に向かって移動するものとなるように
配して、霧化ヘッドの内周面の開放端から塗料主剤と硬
化剤とが適正に混合されて霧化放散される状態を得よう
とすることが考えられるが、斯かる場合には、塗料主剤
及び硬化剤が回転霧化へ・ノドの内周面上において乱流
を形成することを防止すべく、回転霧化ヘッドの内周面
において塗料主剤及び硬化剤が受ける流動抵抗が小とさ
れることが望まれる。
斯かる点に鑑み、本発明は、回転霧化ヘッドに対して塗
料主剤及び硬化剤、あるいは、複数種の塗料を個別に供
給して、それらを回転霧化ヘッドから飛散せしめるにあ
たり、回転霧化ヘッド内において塗料主剤及び硬化剤、
あるいは、複数種の塗料が受ける流動抵抗が著しく低減
されて、回転霧化ヘッドにより塗料主剤と硬化剤とが、
もしくは、複数種の塗料が適正に混合されて霧化放散さ
れる状態が得られ、それにより、被塗装体に対する塗料
の塗布が一様に行われて、被塗装体の塗装面が光沢、硬
度及び耐候性等における斑のない優れたものとなるよう
にすることができる回転霧化静電塗装装置を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するだめの手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る回転霧化静電塗
装装置は、塗料を霧化放散する開放端を有したカップ内
面状の接液面を備える回転霧化ヘッドと、回転霧化ヘッ
ドを接液面により包囲される回転軸線をもって回転する
ものとすべく駆動する回転駆動手段と、回転霧化ヘッド
の接液面に塗料主剤及び硬化剤の夫々もしくは複数種の
塗料の夫々を個別に供給し、塗料主剤及び硬化剤もしく
は複数種の塗料を、回転霧化ヘッドの回転軸線に直交す
る方向に重なる夫々の層を形成しつつ接液面の開放端に
向かって移動するものとなす複数の供給ノズルとを備え
、さらに、回転霧化ヘッドの接液面が、塗料主剤及び硬
化剤もしくは複数種の塗料が受ける流動抵抗を低減させ
る層で覆われて構成される。
(作 用) 上述の如くに構成される本発明に係る回転霧化静電塗装
装置においては、駆動手段によって回転駆動される回転
霧化ヘッドの接液面に対して、塗料主剤及び硬化剤、あ
るいは、複数種の塗料の夫々が、例えば、複数の供給ノ
ズルの夫々を通じて個別に、かつ、同時に供給され、そ
れら塗料主剤及び硬化剤もしくは複数種の塗料が、接液
面上を回転霧化ヘッドの回転軸線に直交する方向に重な
る夫々の層を形成しつつ接液面の開放端に向かって移動
するものとされる。そして、接液面上で夫々の層を形成
した塗料主剤及び硬化剤もしくは複数種の塗料は、層を
形成した状態で接液面の開放端から霧化放散される。こ
のとき、回転霧化ヘッドの接液面が、塗料主剤及び硬化
剤もしくは複数種の塗料が受ける流動抵抗を低減させる
層で覆われているので、塗料主剤及び硬化剤もしくは複
数種の塗料が接液面上において乱流を形成することが回
避され、それにより、回転霧化ヘッドにより傳料主剤と
硬化剤とが、もしくは、複数種の塗料が適正に混合され
て霧化放散される状態が得られ、被塗装体に対する塗料
の塗布が均一に行われることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第2図は、本発明に係る回転霧化静電塗装装置の一例を
概略的に示す。
第2図に示される例においては、回転霧化ヘッド2が、
カップ状部4及びカップ状部4の中央部に設けられたハ
ブ6から構成されている。カップ状部4は、大径開口端
部4a及び小径開口端部4bを有し、それらの間におけ
るカップ状内周面が接液面5とされている。そして、カ
ップ状部4の大径開口端部4aの内面側が、接液面5の
開放端とされている。カップ状部4とハブ6との接続部
には、多数の透孔8が形成されている。また、ハブ6に
おけるカップ状部4の小径開口端部4b側に位置する端
部には、回転霧化ヘッド2を回転駆動するためのエアモ
ータ11の、小径開口端部4bを介してカップ状部4内
に伸びる回転軸12が接続されている。このエアモータ
tiによって、回転霧化ヘッド2は、カップ状部4の接
液面5に包囲され、ハブ6及び回転軸12の中央部を貫
通する回転軸線をもって、高速で回転される。
エアモータ11には、ブラケット14が固定されており
、ブラケット14の所定位置には、塗料供給ノズル部1
6が、その開口部17をカップ状部4の小径開口端部4
bを通じて接液面5に近接せしめて、取り付けられてい
る。この塗料供給ノズル部16には、塗料供給用パイプ
20a及び20bの夫々の一端及び硬化剤供給用パイプ
20cの一端が接続されている。塗料供給用バイブ20
a及び20bは、夫々、流量調整器22及び23、及び
、ポンプ26及び27が設けられて、それらの他端が塗
料槽32及び33内に挿入されるものとなされている。
また、硬化剤供給用パイプ20Cは、流量調整器24及
びポンプ28が設けられて、その他端が硬化剤槽34内
に挿入されるものとなされている。
塗料槽32及び33には、異種の塗料主剤あるいは塗料
が貯留され、例えば、塗料槽32に赤色顔料を含むアク
リル樹脂系塗料から成る塗料主剤が貯留されて、塗料槽
33に白色顔料を含むアクリル樹脂系塗料から成る塗料
主剤が貯留される。
また、硬化剤槽34内には、例えば、イソシアネート系
の硬化剤が貯留される。そして、流ff131M整器2
2〜24は、塗料供給用バイブ20a及び20b内を流
れる塗料主剤、及び、硬化剤供給用パイプ20c内を流
れる硬化剤の星の調整を夫々独立に行うことができるも
のとされている。
さらに、ブラケット14には、洗浄液供給ノズル18が
、その開口端18aをカップ状部4の小径開口端部4b
を通じて接液面5に近接せしめて、取り付けられている
。この洗浄液供給ノズル18には、洗浄液供給用パイプ
35の一端が連結されており、洗浄液供給用パイプ35
は、流量調整器36及びポンプ37が設けられ、その他
端が、シンナー等の洗浄液が貯留された洗浄液槽38内
に挿入されるものとなされている。
第1図は、上述の回転霧化ヘッド部2を拡大して示す。
この第1図に示される回転霧化ヘッド部2の具体的−例
においては、それを構成するカップ状部4の接液面5に
、塗料供給ノズル部16を形成する、塗料供給用バイブ
20a及び20bに夫々接続された塗料供給ノズル16
a及び16b、及び、硬化剤供給用パイプ20cに接続
された硬化剤供給ノズル16cの夫々の開口端17a、
17b及び17C(塗料供給ノズル部16の開口部17
を形成する)から供給される塗料主剤等が受ける流動抵
抗を低減するための表面処理層44が形成されている。
斯かる表面処理層44は、例えば、フッ素樹脂を塗布す
ることにより得られるフッ素樹脂塗膜、ニッケル及びフ
ッ素樹脂が含有されたメッキ層であるニッケル・フッ素
樹脂含有メッキ、あるいは、溶融状態とされたモリブデ
ン粒子が吹付けられて得られるモリブデン溶射層等によ
って形成される。このとき、表面処理層44が形成され
るカップ状部4の接液面5の表面は、その表面粗さが比
較的小なるものとなるようにされ、例えば、表面粗さを
最大高によって示す最大表面粗さllmaxが、0.5
μ以下の値をとるものとされる。
なお、塗料供給ノズル16a及び16b及び硬化剤供給
ノズル16cの夫々の開口端17a、17b及び17C
は、表面処理層44が設けられた接液面5の近傍におい
て、回転霧化ヘッド2の回転軸線に直交する方向に重ね
られて配されている。
さらに、図示されていないが、カップ状部4及びハブ6
から成る回転霧化ヘッド2と被塗装体との間には、例え
ば、回転霧化ヘッド2側を負極側とする直流高電圧が印
加されるようになされている。
上述の如くの構成のもとに、被塗装体に対する塗装が行
われるにあたっては、先ず、エアモータ11が作動せし
められ、回転霧化ヘッド2が、上述されたカップ状部4
の接液面5に包囲され、ハブ6及び回転軸12の中央部
を貫通する回転軸線をもって、例えば、20000〜3
0000 rpmの回転数で回転する状態とされる。こ
のとき、回転霧化ヘッド2には、被塗装体を基準にして
、例えば、−90kVの電位を有するものとなるように
、直流高電圧が印加される。
斯かる状態において、例えば、ポンプ27及び28が作
動せしめられ、塗料槽33に貯留された白色顔料を含む
アクリル樹脂系塗料主剤、及び、硬化剤槽34に貯留さ
れたイソシアネート系硬化剤が、塗料供給用バイブ20
b及び硬化剤供給用バイブ20cを通じて、塗料供給ノ
ズル部16における塗料供給ノズル16b及び硬化剤供
給ノズル16cに導かれる。その際、塗料主剤と硬化剤
との重量比が3=1とな北ように流量調整器23及び2
4による調量が行われる。
そして、塗料供給ノズル部16における塗料供給ノズル
16b及び硬化剤供給ノズル16cに夫々導かれた塗料
主剤及び硬化剤は、塗料供給ノズル16bの開口端17
b及び硬化剤供給ノズル16cの開口端17cから同時
に噴出され、高速で回転する回転霧化ヘッド2における
カップ状部4の接液面5に対して供給される。このとき
、塗料供給ノズル16bの開口端17b及び硬化剤供給
ノズル16Gの開口端17Cは、第1図に示される如く
、カップ状部4の接液面5の近傍において、回転霧化ヘ
ッド2の回転軸線に直交する方向に重ねられて配されて
いるので、塗料供給ノズル16bの開口端17bから噴
出する塗料主剤と、硬化剤供給ノズル16Cの開口端1
7cから噴出する硬化剤とが、回動する接液面5に設け
られた表面処理層44上の略同−位置に衝突せしめられ
ることになる。
このようにして、表面処理層44上の略同−位置に衝突
せしめられた塗料主剤と硬化剤とは、その後、表面処理
層44に沿って移動せしめられて、カップ状部4とハブ
6との接続部に形成された多数の透孔8を介してカップ
状部4の大径開口端部4aに向かう流れを形成する。そ
して、斯かる表面処理IJ44上の略同−位置に衝突せ
しめられて表面処理N44に沿って流れる塗料主剤及び
硬化剤は、2回転霧化ヘッド2の高速回転に伴う遠心力
の作用を受けて、第2図に示される如くに、接液面5上
において、例えば、両者のうちで比重が大である塗料主
剤が表面処理層44に接する層Faを形成し、比重が小
である硬化剤が塗料主剤の層Faに接する層Fiを形成
する。即ち、塗料主剤及び硬化剤が、接液面5に設けら
れた表面処理層44上において回転霧化ヘッド2の回転
軸線に直交する方向に重ねられる夫々の層を形成して、
接液面5の開放端に向かって移動していくものとなるの
である。このとき、表面処理層44は、塗料主剤及び硬
化剤が受ける流動抵抗を低減せしめるものとされている
ので、塗料主剤及び硬化剤が接液面5上で乱流を形成す
るという事態は生じない。
そして、カップ状部4の大径開口端部4a、即ち、接液
面5の開放端に、層p’a及び15Fiを形成して到達
した塗料主剤及び硬化剤は、回転霧化ヘッド2の高速回
転に伴う遠心力により、接液面5の開放端から、微粒子
Rを形成して霧化放散される。その際、塗料主剤及び硬
化剤はJi F a及び層Fiを形成している状態のま
ま霧化放散されるので、微粒子Rの夫々が塗料主剤及び
硬化剤の夫々の層を含むものとなり、回転霧化ヘッド2
におけるカップ状部4の大径開口端部4aから、塗料主
剤及び硬化剤とが適正に混合された状態で霧化された塗
料が放散されることになる。
従って、被塗装体の表面には、白色顔料を含むアクリル
樹脂系塗料主剤とイソシアネート系硬化剤とが3;1の
重量比をもって混合されて得られる塗料が均質に付着せ
しめられての塗装が施される。
このようにして被塗装体に対する白色顔料を含むアクリ
ル樹脂系塗料主剤を用いての塗装が施された後、他の被
塗装体に対する赤色顔料を含むアクリル樹脂系塗料主剤
を用いての塗装を施すべく、塗料主剤の色替えが行われ
るにあたっては、ポンプ27及び28の作動が停止され
て、塗料槽33及び硬化剤槽34からの塗料主剤及び硬
化剤の供給が停止されるとともに、洗浄液供給用バイブ
35に設けられたポンプ37が作動せしめられる。
これにより、洗浄液槽38に貯留されたシンナー等の洗
浄液が、洗浄液供給用バイブ35を通じ、流量調整器3
6を介して洗浄液供給ノズル18に導かれる。そして、
洗浄液供給ノズル18に五かれた洗浄液が、洗浄液供給
ノズル18の開口端18aから回転する回転霧化ヘッド
2におけるカップ状部4の接液面5に供給されて、回転
霧化ヘッド2内の洗浄が行われる。
その後、ポンプ37の作動が停止されるとともにポンプ
26及び28が作動せしめられ、塗料槽32及び硬化剤
槽34に貯留された赤色顔料を含むアクリル樹脂系塗料
主剤及びイソシアネート系硬化剤が、塗料供給用パイプ
20a及び硬化剤供給用パイプ20cを通じ、流量調整
器22及び24による調量が行われて、塗料供給ノズル
部16における塗料供給ノズル16a及び硬化剤供給ノ
ズル16Cに辺かれ、さらに、塗料供給ノズル16a及
び硬化剤供給ノズル16Cに夫々導かれた塗料主剤及び
硬化剤が、塗料供給ノズル16aの開口端17a及び硬
化剤供給ノズル16cの開口端17cから同時に噴出さ
れ、高速で回転する回転霧化ヘッド2におけるカップ状
部4の接液面5に対して供給される。このときにも、塗
料供給ノズル16aの開口端17a及び硬化剤供給ノズ
ル16cの開口端17cは、第1図に示される如く、カ
ップ状部4の接液面5の近傍において、回転霧化ヘッド
2の回転軸線に直交する方向に重ねられているので、塗
料供給ノズル16aの開口端17aから噴出する塗料主
剤と、硬化剤供給ノズル16cの開口端17cから噴出
する硬化剤とが、回動する接液面5に設けられた表面処
理J’i44上の略同−位置に衝突せしめられることに
なる。
従って、この場合にも、上述の場合と同様にして、塗料
主剤及び硬化剤が、接液面5に設けられた表面処理層4
4上において回転霧化ヘッド2の回転軸線に直交する方
向に重ねられる夫々の層を形成して接液面5の開放端に
向かって移動していき、接液面5の開放端から霧化放散
される。また、表面処理層44は、塗料主剤及び硬化剤
が受ける流動抵抗を低減せしめるものとされているので
、塗料主剤及び硬化剤が接液面5上で乱流を形成すると
いう事態は生じない。そして、回転霧化ヘッド2におけ
るカップ状部4の大径開口端部4aから、塗料主剤及び
硬化剤とが適正に混合された状態で霧化された塗料が放
散されることになり、被塗装体の表面には、赤色顔料を
含むアクリル樹脂系塗料主剤とイソシアネート系硬化剤
とが所定の重量比をもって混合されて得られる塗料が均
質に付着せしめられての塗装が施される。
なお、第2図に示される例において、ポンプ26.27
及び28が同時に作動せしめられ、塗料槽32及び33
に貯留された赤色顔料を含むアクリル樹脂系塗料主剤及
び白色顔料を含むアクリル樹脂系塗料主剤、及び、硬化
剤槽34に貯留されたイソシアネート系硬化剤が、塗料
供給用パイプ20a及び20b、及び、硬化剤供給用パ
イプ20Cを通じて、塗料供給ノズル部16における塗
料供給ノズル16a及び16b、及び、硬化剤供給ノズ
ル16cに夫々導かれ、さらに、塗料供給ノズル16a
及び16b、及び、硬化剤供給ノズル16Cに夫々導か
れた塗料主剤及び硬化剤が、塗料供給ノズル16a及び
16bの開口端17a及び17b、及び、硬化剤供給ノ
ズル16Cの開口E 17 cから同時に噴出され、高
速で回転する回転霧化ヘッド2におけるカップ状部4の
接液面5に対して供給されるようになされてもよい。斯
かる場合には、塗料供給ノズル16a及び16bの開口
端17a及び17bから夫々噴出する塗料主剤と、硬化
剤供給ノズル16cの開口端17cから噴出する硬化剤
とが、回動する接液面5に設けられた表面処理144上
の略同−位置に衝突せしめられることになる。
そして、斯かる場合には、塗料供給ノズル16a及び1
6bの開口端17a及び17bから夫々噴出される2種
の塗料主剤が混合されたものと硬化剤とが、接液面5に
設けられた表面処理層44上において回転霧化ヘッド2
の回転軸線に直交する方向に重ねられる夫々の層を形成
して接液面5の開放端に向かって移動していき、接液面
5の開放端から霧化放散される。それにより、被塗装体
の表面には、赤色顔料を含むアクリル樹脂系塗料主剤と
白色顔料を含むアクリル樹脂系塗料主剤とイソシアネー
ト系硬化剤とが、所定の重量比をもって混合されて得ら
れる塗料が均質に付着せしめられての塗装が施される。
さらに、上述の例とは異なり、第2図に示される例にお
ける塗料槽32及び34に、例えば、メラミンアルキド
系塗料等の赤色塗料及び白色塗料が夫々貯蔵されるよう
にされ、被塗装体に対するこれら2種の塗料の混合塗装
が行われるようにされてもよい。
斯かる場合には、ポンプ26及び27が作動せしめられ
、塗料槽32及び33に貯留された赤色塗料及び白色塗
料が、塗1斗供給用バイブ20a及び20bを通じ、流
量調整器22及び23による調量が行われて、塗料供給
ノズル部16における塗料供給ノズル16a及び16b
に夫々導かれ、さらに、塗料供給ノズル16a及び16
bに専かれた塗料の夫々が、塗料供給ノズル16a及び
16bの開口端17a及び17bから同時に噴出され、
高速で回転する回転霧化ヘッド2におけるカップ状部4
の接液面5に対して供給される。斯かる場合には、塗料
供給ノズル16a及び16bの開口端17a及び17b
から夫々噴出する塗料が、回動する接液面5に設けられ
た表面処理層44上の略同−位置に衝突せしめられるこ
とになる。
そして、この場合には、塗料供給ノズル16a及び16
bの開口端17a及び17bから夫々噴出される2種の
塗料が、接液面5に設けられた表面処理層44上に、そ
の比重に応じて、回転霧化ヘッド2の回転軸線に直交す
る方向に重ねられる夫々の層を形成して接液面5の開放
端に向かって移動していき、接液面5の開放端から霧化
放散される。それにより、被塗装体の表面には、赤色塗
料と白色塗料とが、所定の重量比をもって混合されて得
られる混合塗料が均質に付着せしめられての塗装が施さ
れる。
なお、上述の例においては、塗料供給ノズル部16が、
塗料供給ノズルに加えて硬化剤供給ノズルを含むものと
されているが、斯かる塗料供給ノズル部16に代えて、
複数の塗料供給ノズルのみで形成される塗料供給ノズル
部を用いることもできる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る回転霧化静
電塗装装置によれば、静電塗装用回転霧化ヘッドに対し
て塗料主剤と硬化剤とを、あるいは、複数種の塗料を個
別に供給して、それらを回転霧化ヘッドから飛散させる
にあたり、回転霧化ヘッドの接液面に供給される塗料主
剤及び硬化剤、あるいは、複数種の塗料が、回転霧化ヘ
ッドの回転軸線に直交する方向に重なる夫々の層を形成
しつつ接液面の開放端に向かって移動するものとされ、
接液面の開放端から霧化放散されるが、その際、接液面
に塗料主剤及び硬化剤あるいは複数種の塗料が受ける流
動抵抗を低減させる層が設けられているので、塗料主剤
及び硬化剤あるいは複数種の塗料が接液面上で乱流を生
じることが防止される。従って、塗料主剤と硬化剤とが
、もしくは、複数種の塗料が適正に混合されて霧化放散
される状態が得られ、被塗装体に対する塗料の塗布が一
様に行われるようにすることができて、被塗装体の塗装
面を光沢、硬度及び耐候性等における斑のない優れたも
のとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転霧化静電塗装装置の一例にお
け要部を示す断面図、第2図は本発明に係る回転霧化静
電塗装装置の一例を示す概略構成図である。 図中、2は回転霧化ヘッド、4はカップ状部、5は接液
面、■1はエアモータ、16は塗料供給ノズル部、17
は開口部、20a及び20bは塗料供給用バイブ、20
cは硬化剤供給用バイブ、32及び33は塗料槽、34
は硬化剤槽、44は表面処理層である。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塗料を霧化放散する開放端を有したカップ内面状の接液
    面を備える回転霧化ヘッドと、該回転霧化ヘッドを上記
    接液面により包囲される回転軸線をもって回転するもの
    とすべく駆動する回転駆動手段と、上記回転霧化ヘッド
    の接液面に塗料主剤及び硬化剤の夫々もしくは複数種の
    塗料の夫々を個別に供給し、該塗料主剤及び硬化剤もし
    くは複数種の塗料を、上記回転霧化ヘッドの回転軸線に
    直交する方向に重なる夫々の層を形成しつつ上記接液面
    の開放端に向かって移動するものとなす複数の供給ノズ
    ルとを備えてなり、上記回転霧化ヘッドの接液面が、上
    記塗料主剤及び硬化剤もしくは複数種の塗料が受ける流
    動抵抗を低減させる層で覆われたことを特徴とする回転
    霧化静電塗装装置。
JP6009486A 1986-03-18 1986-03-18 回転霧化静電塗装装置 Granted JPS62216664A (ja)

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JPH0474062B2 (ja) 1992-11-25

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