JP2013151210A - 鉄道車両の車両艤装品取付構造 - Google Patents

鉄道車両の車両艤装品取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】車両艤装品の取付作業の容易性を確保して、取付位置の調整を簡単に行えるようにする。
【解決手段】支持部材11のボルト吊下げ部11A内に、支持ボルト12が取り付けられたスライダ部材13がガイドスリット延在方向に移動可能に設けられている。スライダ部材13は、平面視正方形状のブロックで、その一辺の長さがボルト吊下げ部11Aの内方幅に等しい。支持ボルト12はそれの頭部12aがスライダ部材13に偏心して固定され、スライダ部材13をボルト吊下げ部11A内に設ける前にスライダ部材13を回転させることで、ガイドスリット延在方向に対し直交する方向に支持ボルト12の取付位置が調整可能になっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両内装品や床下機器などの車両艤装品を取り付ける鉄道車両の車両艤装品取付構造に関する。
鉄道車両の車両構体の内側、たとえば屋根構体の内側には、空調機器、空調ダクト、蛍光灯、吊手棒、側天井などの車両内装品(車両艤装品)が取り付けられている。
鉄道車両(客車)は、例えば、平面視で幅略3m×長さ略20mの広い室内空間を有し、上記車両内装品は広い範囲で見渡すことができるため、全てを見た目よく取り付けることが要求される。とくに、天井に取り付けられる車両内装品は、乗客に対する美感に大きな影響を与えるので、同形状の車両内装品を車両前後方向において規則的に(たとえば連続して繰り返し)取り付ける場合には、それら全てを精度よく取り付け、全体として見栄えよく見えるように取り付けなければならない。
一方、鉄道車両の構体はステンレス鋼(SUS)の薄板を組み合わせて溶接組立したり、アルミの形材や板材を溶接組立で構成するのが一般的である。そのような構体は主として溶接を用いて製作されることから、構体自体を精度よく製作するのは難しく、通常は公差の範囲内に収まるように製作される。
具体的には、各種車両内装品を取り付ける場合には、それぞれについての専用の取付金具が用いられ、そのような取付金具が、車両構体(たとえば屋根構体)に溶接やボルト締結などで取り付けることが多いが、取付金具には車両内装品を支持させるために必要な剛性が求められるため、取付金具を単体で構成する場合には上記公差を吸収する調整機構を持たせることが難しい。
そこで、従来は、前述したような車両内装品を見栄えよく取り付けるには前記公差を吸収できるよう取付金具と車両内装品との間に塩化ビニル製のライナーなどの調整スペーサを設け、構体の完成に応じて調整スペーサの厚みなどを適宜変更しながら,見栄えよく仕上がるよう車両内装品を取り付けている。
しかし、車両内装品それぞれに取付金具が必要な構造であるため、その調整はそれぞれについて実施する必要がある。そのため、この調整作業には非常に時間がかかっていた上、調整には熟練を要し、作業者によってできあがりにばらつきが生じる場合もある。
これに対して、吊り溝などを利用して、吊り溝の延びる方向についての取付位置の調整ができるものが提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
特開平7−172306号公報 特開2010−203165号公報
しかし、特許文献1のものは、艤装品の固定位置を車体長手方向のみならず,車体長手方向に交差する方向にも調整可能とされているが、この構造はろう付アルミハニカムパネルによる構体のものに限定され,一般的な構造のものには適用できない。また特許文献2の構造は、太陽電池モジュールシステムに関するもので、吊り溝の長手方向における取付位置作業を容易にすることができるが、前記長手方向に交差する方向(例えば長手方向に直交する幅方向)については調整することはできない。
本発明は、車両艤装品の取付作業の容易性を確保して、吊り溝(ガイドスリット)の延在する方向に加えて、吊り溝の延在する方向と交差する方向の取付位置の調整が簡単に行える鉄道車両の艤装品取付構造を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、鉄道車両構体に、断面コの字形状のボルト吊下げ部を有する支持部材を設け、前記ボルト吊下げ部に、ガイドスリットを前記ボルト吊下げ部の長手方向に延在するように形成するとともに前記ガイドスリットを通じて支持ボルトのねじ軸部を垂下した状態で前記支持ボルトを前記ガイドスリット延在方向に位置調整可能に支持させ、前記支持ボルトを用いて各種車両艤装品を前記鉄道車両構体に取り付ける鉄道車両の車両艤装品取付構造であって、前記ボルト吊下げ部には、前記ガイドスリットの幅よりも長いスライダ部材と、前記スライダ部材を介して垂下される支持ボルトとが設けられ、前記支持ボルトが前記ガイドスリット延在方向およびそれに交差する方向に位置調整可能である、ことを特徴とする。
このようにすれば、前記ボルト吊下げ部に前記スライダ部材を介して垂下される支持ボルトが、前記ボルト吊り下げ部のガイドスリット延在方向およびそれに交差する方向に位置調整可能であるので、支持ボルトの取付位置をガイドスリット延在方向だけでなく、前記ガイドスリット延在方向に対し交差する方向(例えばボルト吊下げ部の幅方向)に対しても調整することができる。よって車両艤装品の取付けおよび調整作業が容易となる。
請求項2に記載のように、前記スライダ部材は、平面視2(n+1)角形状のブロックであり(n=1,2,・・・)、 前記支持ボルトは、前記支持ボルトの中心軸を前記スライダ部材の中心より偏心して固定され、前記スライダ部材を前記支持ボルトとともに回転させることで、前記ガイドスリット延在方向に対し交差する方向に前記支持ボルトを位置調整可能であることが望ましい。
このようにすれば、ボルト吊下げ部に対しスライダ部材を前記支持ボルトとともに回転することで、ガイドスリット延在方向に対し交差する方向に前記支持ボルトの位置を調整できるので、取付位置の調整作業が簡単である。
請求項3に記載のように、前記スライダ部材は、前記ガイドスリット延在方向に対し交差する方向に延在し前記支持ボルトの頭部が移動可能に係合する係合凹部を有し、前記係合凹部内には、前記支持ボルトの位置を前記ガイドスリット延在方向に交差する方向に移動可能とする第1の長穴を形成していることが望ましい。
このようにすれば、支持ボルトの位置を前記ガイドスリット延在方向に交差する方向において無段階に調整することができる。
請求項4に記載のように、前記スライダ部材は、板材を折り曲げて形成したもので、第2の長穴が形成された基板部と、前記基板部に設けられ前記支持ボルトの頭部を前記ガイドスリット延在方向に対し交差する方向に移動可能に両側から挟む1対の支持部とを備え、前記スライダ部材を前記支持ボルトとともに前記ボルト吊下げ部に設けた状態で、前記支持部及び前記第2の長穴が前記ガイドスリット延在方向に交差する方向に延びる構成とすることができる。
このようにすれば、スライダ部材を、板材を折り曲げて形成することができるので、スライダ部材の軽量化が図れる。
この場合、請求項5に記載のように、前記支持部は、前記基板部の、前記ガイドスリット延在方向に交差する方向の中央部位に形成されている、構成とすることもできる。
このようにすれば、スライダ部材の構造の簡単化が図れ、より軽量化が図れる。
請求項6に記載のように、前記スライダ部材は、プラスチックあるいはゴム製で、前記支持ボルトのねじ軸部が貫通する部分にはカラーが設けられている構成とすることもできる。
このようにすれば、スライダ部材の加工が容易で、軽量化にも有利である。
請求項7に記載のように、前記ボルト吊下げ部には、前記ガイドスリットに繋がり、前記支持ボルトとともに前記スライダ部材を前記ボルト吊下げ部内に挿入可能である開口部を有する構成とすることもできる。
このようにすれば、開口部を通じてスライダ部材を挿入することで、スライダ部材を簡単に取り付けることができる。また、開口部を複数個とすれば、どの開口部を通じても取り付けたり取り外したりすることができるようになり、作業性が向上する。
請求項8に記載のように、前記支持部材は、鉄道車両構体と一体に形成されている、構成とすることも可能である。
このようにすれば、ボルト吊下げ部を有する支持部材を車両構体と一緒に形成することができ、支持部材を取り付ける必要がなくなる。
本発明は、支持部材のボルト吊下げ部にスライダ部材を介して垂下される支持ボルトが、前記ボルト吊り下げ部のガイドスリット延在方向およびそれに交差する方向に位置調整可能であるので、支持ボルトの取付位置をガイドスリット延在方向だけでなく、前記ガイドスリット延在方向に対し交差する方向(例えば前記ボルト吊り下げ部の幅方向)に対しても調整することができる。よって車両艤装品の取付作業の容易性を確保して、調整範囲を広くすることができる。
本発明の実施の形態である鉄道車両の車両内装品(車両艤装品)の取付構造を示す概略構成図である。 (a)は支持ボルトが固定されたスライダ部材の平面図、(b)は支持部材とスライダ部材との関係を示す平面図、(c)は同断面図である。 スライダ部材の他の例を示し、(a)は支持部材とスライダ部材との関係を示す斜視図、(b)は同断面図、(c)はスライダ部材の平面図である。 スライダ部材のさらに他の例を示し、(a)はスライダ部材と支持ボルトとの関係を示す斜視図、(b)〜(d)はスライダ部材の変形例の要部詳細図である。 図4に示すスライダ部材の変形例を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 スライダ部材の別の例を示し、(a)は平面図、(b)は斜視図、(c)は前記スライダ部材に用いられる支持ボルトとカラーとの関係を示す図である。 スライダ部材の別の例を示し、(a)はスライダ部材の回転前の平面図、(b)はスライダ部材の回転後の平面図である。 スライダ部材のさらに別の例を示し、(a)はスライダ部材の回転前の平面図、(b)はスライダ部材の回転後の平面図である。 (a)〜(e)はそれぞれ支持部材の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
図1は本発明の実施の形態である鉄道車両の車両内装品(車両艤装品)の取付構造の一例を示す概略構成図であり、この図1に示すように、鉄道車両構体である屋根構体1は、屋根外板2と、車両左右方向に延びる垂木3と、この垂木3の間に車両前後方向に延びる縦桁(図示せず)と、垂木3の車室内側に車両前後方向に延びる内装部品受け4とを備える。
そして、車両内装品(車両艤装品)である空調ダクト5は、左右側部の取付ブラケット6を有し、その取付ブラケット6それぞれが、屋根構体1に取り付けられ車両前後方向に延びる支持部材11に対し、支持ボルト12,スペーサ14及びナット15を用いて車両前後方向及び車両左右方向に取付位置調整可能に取り付けられている。支持部材11は、断面コの字形状のボルト吊下げ部11Aを有し、このボルト吊下げ部11Aを利用して空調ダクト5を取り付けるようになっている。いわゆる吊り溝構造である。なお、この実施の形態では、車両内装品である灯具7および側天井8は、2つの取付金具9A,9Bを介して、屋根構体1に対して取り付けられるが、空調ダクト5と同様の吊り溝構造でもって取り付けることも可能である。
続いて、支持部材11に対し空調ダクト5を取り付けるために、それの取付ブラケット6を車両前後方向及び車両左右方向に取付位置調整可能に取り付ける構造について説明する。
図2(a)(b)(c)に示すように、支持部材11に対し車両前後方向及び車両左右方向に取付位置調整可能に取り付けるために、支持ボルト12と、平面視正方形状のブロックであるスライダ部材13が利用される。
支持部材11は、断面コ字形状のボルト吊下げ部11Aと、このボルト吊下げ部11Aの左右両側縁より互いに反対方向に延びる取付フランジ部11B,11Bとを有し(図9(a)参照)、取付フランジ部11B,11Bの部位で屋根構体1に取り付けられている。そして、ボルト吊下げ部11Aの内方が、スライダ部材13の幅(前記正方形の一辺の長さ)に等しい幅を有するので(つまりボルト吊下げ部11Aの左右側壁間の間隔がスライダ部材13の幅に等しいので)、スライダ部材13がボルト吊下げ部11A内に挿入され設けられた状態では、スライダ部材13がガイドスリット延在方向に沿ってスライド移動可能であるが、回転不能となっている。
このスライダ部材13の中心(平面視)に対し支持ボルト12の中心が任意の長さ偏心して固定されている。つまり、支持ボルト12の頭部12aは、それの中心P1がスライダ部材13の中心P2に対して任意量aだけ偏心した状態で、溶接等により固定されている。支持ボルト12の頭部12aがスライダ部材13上に位置するように、ねじ軸部12bの下部がスライダ部材13の貫通穴13aを通じて下方に突出し、その突出したねじ軸部12bを利用して取付ブラケット6がねじ締結されるものである。
ボルト吊下げ部11Aには、スライダ部材13を長手方向に沿ってスライド移動させる際に支持ボルト12のねじ軸部12bの移動を許容するがスライダ部材13の落下を防止する幅のガイドスリット11Aaがガイドスリット延在方向に沿って形成されている。つまり、スライダ部材13は、ボルト吊下げ部11Aの幅に等しい幅で、ガイドスリット11Aaの幅よりも広い幅となっており、これにより、スライダ部材13がボルト吊下げ部11A内にガイドスリット延在方向に移動可能に設けられた状態で、ガイドスリット11Aaを貫通して支持ボルト12のねじ軸部12bが垂れ下がる状態となり、支持ボルト12の取付位置がガイドスリット延在方向において調整可能となる。また、ガイドスリット11Aaの端部には、スライダ部材13全体をボルト吊下げ部11A内に挿入するのを許容する大きさの開口部11Abも形成されている。
このようにすれば、開口部11Abを通じてスライダ部材13を挿入してボルト吊下げ部11A内に設ける前に、スライダ部材13を支持ボルト12とともに予め回転させてその向きを調整することで、ボルト吊下げ部11Aの幅方向において、調整量2aの範囲で取付位置を調整することができる。つまり、支持ボルト12の頭部12aの中心が支持部材11の中心に一致する位置、前記一致する位置から右側に長さaだけ頭部12aの中心が偏心した位置、前記一致する位置から左側に長さaだけ頭部12aの中心が偏心した位置を取り得る。よって、ガイドスリット11Aaの幅も、支持ボルト12の取付位置を、支持部材幅方向(ボルト吊下げ部幅方向)において調整量2aの範囲で調整ができる幅となっている。
この支持部材幅方向における支持ボルト12の位置を調整(回転)してボルト吊下げ部11A内にスライダ部材13を取り付けた後、スライダ部材13をガイドスリット延在方向に移動させて、ガイドスリット延在方向における支持ボルト12の位置が調整される。この場合、ガイドスリット11Aaの中間部位にも、ガイドスリット11Aaに繋がる複数の開口部11Abを設けておけば、その開口部で支持部材幅方向における位置の調整の変更も適宜することができ、取付位置の調整も簡単にできる。
ここでは、図9(a)に示す支持部材を用いて説明しているが、図9(b)(c)で示す形状の支持部材11A’,11A”を用いれば、スライダ部材13をボルト吊下げ部内に挿入した状態であっても、その位置で支持ボルト12をつまみ上げれば、回転することが可能となる。したがって,予め回転させる必要もないし、再調整の際に開口部11Abまで移動させ、取り外す必要もなくなる。
また、開口部11Abを、図2(b)に示すように、ボルト吊下げ部11Aの下面に形成するのではなく、図3(a)に示すように、ボルト吊下げ部11Aの側壁部に形成することもできる。詳しくは、ボルト吊下げ部の側壁部にスライダ部材を挿入可能な切り欠きを形成し、それに続く支持ボルト軸径相当の切り欠きを設け、ガイドスリットに繋げばよい。このようにすれば、ボルト吊下げ部全長に亘ってスライダ部材が脱落する箇所がなくなるので、ボルト吊下げ部下面に開口部11Abを形成する場合に懸念される、艤装作業中に誤ってスライダ部材13を落下させるということは生じない。よって、安全面でも有効である。
このような、ガイドスリット延在方向及び支持部材幅方向についての位置調整が終了した後、支持ボルト12のねじ軸部12bの突出部分を利用して、スペーサ14,ナット15などを用いて締結すると、取付ブラケット6を介して空調ダクト5(車両艤装品)が屋根構体1(鉄道車両構体)の目標位置に固定されるとともに、その締結により支持ボルト12もその位置に固定されることになる。
ここで、前記スライダ部材は平面視正方形状である必要はなく、平面視2(n+1)角形状(n=1,2,・・・)としても同様の効果が発揮され、その角数が増えるに従い支持部材幅方向における調整量のパターンを増やすことができる。
また、図3(a)〜(c)に示すように、スライダ部材23に支持ボルト12の頭部12aを固定せずに、一定方向(例えばボルト吊下げ部11A(支持部材11)に取り付けた状態でガイドスリット延在方向に直交する方向)に移動可能であるが回転不能となるように、スライダ部材23に支持ボルト12の頭部12aを設ける構成とすることも可能である。
具体的には、スライダ部材23は、ボルト吊下げ部11Aの内方幅Wにほぼ等しい幅を有するブロック状で、その幅方向に支持ボルト12の頭部12aが移動可能に係合する溝状の係合凹部23aが形成され、支持ボルト12を回転不能とするために係合凹部23aの幅は頭部12aの2面間の幅と等しくなっている。そして、係合凹部23a内に支持ボルト12のねじ軸部12bが貫通する長穴23b(第1の長穴)が形成されている。その係合凹部23a及び長穴23bは、スライダ部材23がボルト吊下げ部11Aに取り付けられた状態では、スライダ部材23の移動方向であるガイドスリット延在方向に直交する支持部材幅方向に延びることとなり、頭部12aを係合凹部23a内で移動させることで支持ボルト12の位置を支持部材幅方向において調整することができる。なお、係合凹部23aの幅を調整することで、支持部材幅方向のスライド性能、つまり頭部12aの保持力(接触圧)を調整することができる。
なお、係合凹部は、図3(a)〜(c)に示すように、スライダ部材23の端部まで延びている溝状とする必要はなく、ガイドスリットの幅と同じ長さを有しておれば、端部は閉塞されていてもよい。
さらに、スライダ部材33を、軽量化のために、板材(例えばSUS、板厚0.5mm〜0.6mm)を折り曲げて形成することも可能である。
この場合には,図4(a)に示すように、スライダ部材33は、支持ボルト(例えば六角ボルト)12の頭部12aを移動可能に両側から弾性的に挟み且つ、その間を移動できるようにした1対の支持部33A,33Aと、これら支持部33A,33Aを支持する基板部33Bとを有する構成とすればよい。両支持部33A,33Aの間隔は支持ボルト12の頭部12aを押し付けながらも、後述する長穴の長手方向に沿って移動可能に調整されている。したがって、支持部の形状を工夫することで、頭部12aに対する押し付け力を簡単に調整できる。また、基板部33Bに支持部33Aが延びる方向に沿って延び支持ボルト12のねじ軸部12bが移動可能に貫通する長穴33Ba(第2の長穴)が形成されている。このような支持部33A及び長穴33Baは、スライダ部材33をボルト吊下げ部11A内に挿入して垂下するように設けた状態で、ガイドスリット延在方向に直交する方向(支持部材幅方向)に延びている。この場合、図4(b)に示すように、支持部33Aを長穴33Baに対応する長さとし、基板部33Bの端縁を支持部33Aが設けられている側に折り曲げて折り曲げ部33Cを形成することで、その折り曲げ部33Cをボルト吊下げ部11Aの左右側壁に弾性的に接触させ、弾性力を調整してずれ止め防止を図ることもできるし、図4(c)に示すように、鉛直方向に折り曲げた折り曲げ部33Dの先端部分に外側に湾曲する微小湾曲部33Daを形成して、同様の効果を期待することも可能である。また、図4(d)に示すように、製作が容易となるように、支持部33Eを、くの字形状に折り曲げた屈曲形状とし、支持部33Eが支持ボルト12の頭部12aに弾性的に線接触するようにし、同様にずれ防止を図ることもできる。
また、図5(a)(b)に示すスライダ部材33”のように、支持部33A’は、基板部33B’の幅方向中央部位にのみ形成されているようにすることも可能である。この場合も、微小湾曲部33Da’を有しボルト吊下げ部11Aの左右側壁に弾性的に接触させてずれ止め防止を図る折り曲げ部33D’、支持ボルト12の頭部12aを弾性的に保持するように内側に折り曲げた折り曲げ部33A’や、基板部33Bの平面度を保持するための折り曲げ部33Fを形成することもできる。
さらに、図6(a)(b)に示すように、長穴43aを有するスライダ部材43を、プラスチック製あるいはゴム製とすることも可能である(基本形状はスライダ部材23と同じ)。この場合、図6(c)に示すように、長穴43a内に挿入される、支持ボルト12のねじ軸部12bの周囲には保護カラー44(例えば金属製パイプ)が設けられ、ねじの締結を確実に行うことができる。なお、保護カラー44の内径はねじ軸部12bの外径より大きく、長穴43aの幅は保護カラー44の外径より大きくなっている。
前記実施の形態のほか、本発明は、次のように変更して実施することができる。
(i)前記実施の形態では、支持部材11は、スライダ部材13をボルト吊下げ部11A(支持部材11)内にボルト吊下げ部下面側から挿入できるように挿入するために開口部11Abをガイドスリット11Aaの端部に1つ設けるようにしているが、このような開口部をガイドスリットの中間部分において複数位置に設けることができるのはもちろん、ガイドスリットは一端部あるいは両端部が開放された形状とし、支持部材の端部からスライダ部材を挿入することができるようにして、前述したような開口部を省略することも可能である。また、例えば図7(a)(b)に示すように、係合凹部51a及び長穴51b(第1の長穴)を有しガイドスリット11Aaの幅より小さい幅のスライダ部材51を、ガイドスリット11Aaを通じてそのまま挿入し、挿入した後に回転することでガイドスリット11Aaから抜け落ちないようにすることで、前述したような開口部を省略することも可能である。
(ii)前記実施の形態では、支持ボルト12の頭部12aを支持部材幅方向に移動させて、支持部材幅方向の位置を調整するようにしているが、支持部材幅方向の調整は必ずしもそのようにする必要はなく、ガイドスリット延在方向に対し傾斜(交差)する方向に支持ボルト12の位置を調整可能とすることで支持部材幅方向の調整を可能としてもよい。
例えば、図8(a)(b)に示すように、係合凹部52a及び長穴52b(第1の長穴)を有するスライダ部材52を用いれば、ボルト吊下げ部11A内に取り付けた状態で、係合凹部52a及び長穴52bが、ガイドスリット延在方向に直交する方向ではなく、傾斜(交差)する方向に延びるので、支持ボルト12を、ガイドスリット延在方向に直交する方向ではなく、傾斜(交差)する方向に沿って移動させることで、支持部材幅方向の位置が調整されるようにすることができる。ただし、この調整の場合には支持部材幅方向の調整にともない、支持ボルト12のガイドスリット延在方向の位置も変化することになるので、その点を考慮して調整する必要がある。
(iii)前記実施の形態では、支持部材11は、図9(a)に示すように、ボルト吊下げ部11Aの左右側壁が鉛直方向に延びるようにしているが、図9(b)に示すように左右側壁が傾斜したボルト吊下げ部11A’としたり、図9(c)に示すように、段部を有するボルト吊下げ部11A”としてもよいのはもちろんである。
また、支持部材は鉄道車両構体とは別体とする必要はなく、例えばアルミ構体である場合には、ボルト吊下げ部が一体成型された押し出し形材を用いる構体に対しても適用可能であるし、吊り溝構造を一体に備えた構体についても、車両構体に形成される吊り溝構造をボルト吊下げ部として利用することもできるのはもちろんである。例えば、図9(d)に示すように、構体から突出する支持部材11’としたり、図9(e)に示すように、構体内に収納される支持部材11”とすることもできる。
(iv)前記実施の形態では、鉄道車両艤装品として車両内装品について説明しているが、支持部材や支持ボルトの材質などを変更することで、重量が重い床下機器(鉄道車両艤装品)の取付構造についても適用可能である。
1 屋根構体(鉄道車両構体)
2 屋根外板
3 垂木
4 内装部品受け
5 空調ダクト(車両艤装品)
6 取付ブラケット
7 灯具
8 側天井
9A,9B 取付金具
11,11’,11” 支持部材
11A,11A’,11A” ボルト吊下げ部
11Aa ガイドスリット
11Ab 開口部
11B 取付フランジ部
12 支持ボルト
12a 頭部
12b ねじ軸部
13 スライダ部材
13a 貫通穴
14 スペーサ
15 ナット
23 スライダ部材
23a 係合凹部
23b 長穴(第1の長穴)
33,33’ スライダ部材
33A 支持部
33B,33B’ 基板部
33Ba 長穴(第2の長穴)
33C 折り曲げ部
33D,33D’ 折り曲げ部
33Da,33Da’ 微小湾曲部
33E 支持部
33F 折り曲げ部
43 スライダ部材
43a 長穴
44 保護カラー
51 スライダ部材
51a 係合凹部
51b 長穴(第1の長穴)
52 スライダ部材
52a 係合凹部
52b 長穴(第1の長穴)

Claims (8)

  1. 鉄道車両構体に、断面コの字形状のボルト吊下げ部を有する支持部材を設け、前記ボルト吊下げ部に、ガイドスリットを前記ボルト吊下げ部の長手方向に延在するように形成するとともに前記ガイドスリットを通じて支持ボルトのねじ軸部を垂下した状態で前記支持ボルトを前記ガイドスリット延在方向に位置調整可能に支持させ、前記支持ボルトを用いて各種車両艤装品を前記鉄道車両構体に取り付ける鉄道車両の車両艤装品取付構造であって、
    前記ボルト吊下げ部には、前記ガイドスリットの幅よりも長いスライダ部材と、前記スライダ部材を介して垂下される支持ボルトとが設けられ、
    前記支持ボルトが前記ガイドスリット延在方向およびそれに交差する方向に位置調整可能であることを特徴とする鉄道車両の車両艤装品取付構造。
  2. 前記スライダ部材は、平面視2(n+1)角形状のブロックであり(n=1,2,・・・)、
    前記支持ボルトは、前記支持ボルトの中心軸を前記スライダ部材の中心より偏心して固定され、
    前記スライダ部材を前記支持ボルトとともに回転させることで、前記ガイドスリット延在方向に対し交差する方向に前記支持ボルトを位置調整可能である請求項1記載の鉄道車両の車両艤装品取付構造。
  3. 前記スライダ部材は、前記ガイドスリット延在方向に対し交差する方向に延在し前記支持ボルトの頭部が移動可能に係合する係合凹部を有し、
    前記係合凹部内には、前記支持ボルトの位置を前記ガイドスリット延在方向に交差する方向に移動可能とする第1の長穴を形成している請求項1記載の鉄道車両の車両艤装品取付構造。
  4. 前記スライダ部材は、板材を折り曲げて形成したもので、第2の長穴が形成された基板部と、前記基板部に設けられ前記支持ボルトの頭部を前記ガイドスリット延在方向に対し交差する方向に移動可能に両側から挟む1対の支持部とを備え、
    前記スライダ部材を前記支持ボルトとともに前記ボルト吊下げ部に設けた状態で、前記支持部及び前記第2の長穴が前記ガイドスリット延在方向に交差する方向に延びる請求項1記載の鉄道車両の車両艤装品取付構造。
  5. 前記支持部は、前記基板部の、前記ガイドスリット延在方向に交差する方向の中央部位に形成されている請求項4記載の鉄道車両の車両艤装品取付構造。
  6. 前記スライダ部材は、プラスチックあるいはゴム製で、前記支持ボルトのねじ軸部が貫通する部分にはカラーが設けられている請求項1または3記載の鉄道車両の車両艤装品取付構造。
  7. 前記ボルト吊下げ部には、前記ガイドスリットに繋がり、前記支持ボルトとともに前記スライダ部材を前記ボルト吊下げ部内に挿入可能である開口部を有する請求項1〜6のいずれか1つに記載の鉄道車両の車両艤装品取付構造。
  8. 前記支持部材は、前記鉄道車両構体と一体に形成され、前記ボルト吊り下げ部は、前記鉄道車両構体の一部を構成している請求項1〜7のいずれか1つに記載の鉄道車両の車両艤装品取付構造。
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