JP2013147242A - 車両運転支援装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両運転支援装置100は、車両10の静的計測が行われる計測手段30と、静的計測に基づいて、動力学として扱うべき遠心力が車両10に作用する場合の車両10の転倒リスクが高いか否かを判定する制御手段40と、を備える。
【選択図】図1
Description
詳しくは、積荷が、トレーラートラックの幅方向に対して左右何れかに偏ってコンテナに積載された状態(つまり、片荷)では、必然的にトレーラートラック全体の重心が左右の何れかに偏る。このとき、重心の偏りの反対側(以下、「偏りの反対側」と略す場合がある)にハンドルを操作すると、重心がトレーラートラックの幅方向中央に存在する場合に比べ、転倒しやすい。逆に、重心の偏り側(以下、「偏り側」と略す場合がある)にハンドルを操作すると、重心がトレーラートラックの幅方向中央に存在する場合に比べ、転倒しにくい。
ところで、車両の重心高は、例えば、トラックスケール等の重量計に特別な機構(トレーラートラックを乗せる載台を傾ける機構、載台を揺らす機構等)を組み込むと導出可能と考えられるが、この場合、重量計の部品点数が増え、コストが嵩む。
[車両運転支援装置の重量計]
図1は、本発明の実施形態による車両運転支援装置の重量計の一例を示した図である。
図2は、図1の車両運転支援装置の制御系の一例を示したブロック図である。また、図3は、図2の制御装置の機能ブロック図である。
車両運転支援装置100の制御系においては、各ロードセル21A,21A,・・21B,21B,・・の出力信号が、増幅器43、ローパスフィルタ44、マルチプレクサ45、A/D変換器46およびI/O回路47を経由して演算器49に送られる。演算器49は、メモリ48に格納されている所定プログラムに従って、I/O回路47やデータ検出器50からの信号を取り込み、メモリ48に記憶されている種々のデータを読み込む。
よって、ここでは、これらの演算部51,52,53,54の機能については概説する。
まず、以下の説明に用いる記号の意味を、まとめて定義する。
WR1:トレーラートラック10の第1軸13の右車輪の輪重
WL1:トレーラートラック10の第1軸13の左車輪の輪重
WR2:トレーラートラック10の第2軸14の右車輪の輪重
WL2:トレーラートラック10の第2軸14の左車輪の輪重
WR3:トレーラートラック10の第3軸15の右車輪の輪重
WL3:トレーラートラック10の第3軸15の左車輪の輪重
W1:第1軸13の軸重
W2:第2軸14の軸重
W3:第3軸15の軸重
Wx:積荷の重量
W:シャーシ10Bの重量とコンテナ10Cの重量と積荷の重量Wxとを合算した重量
WT:トレーラートラック10の総重量
Ws:トレーラートラック10の総重量WTから積荷の重量Wxを差し引いて得られる、トレーラートラック10自体の重量
Gx:水平面重心位置(第1軸13から重心までの距離)
Gy:水平面重心位置(トレーラートラック10の左側の車輪から重心までの距離)
なお、この水平面重心位置は、トレーラートラック10の幅方向中央部から重心までの距離に相当する幅方向重心位置YGで表してもよい。
Lh:トレーラートラックの右端から重心までの水平距離
D:トレーラートラック10のトレッド間隔
(但し、第1軸13と第2軸14と第3軸15で、トレッド間隔は等しいと仮定する。)
L1:トレーラートラック10の第1軸13と第2軸14との間の距離(軸間距離)
L2:トレーラートラック10の第1軸13と第3軸15との間の距離(軸間距離)
なお、上記データのうち、トレッド間隔Dは、既知の値(トレーラートラック10の車種別に特定される固定値)として、予めメモリ48に記憶されていてもいいし、適宜の検出器により計測してもいい。なお、以下の説明では、トレッド間隔Dは予めメモリ48に記憶されているものとする。
PA:4個のロードセル21A,21A,・・の出力の総和
PB:4個のロードセル21B,21B,・・の出力の総和
トレーラートラック10の第1軸13、第2軸14および第3軸15の左右車輪のタイヤでは、設置ベース25および載台20A,20Bとの間でタイヤ接地面が生じ、タイヤにはタイヤ接地長が存在する。よって、トレーラートラック10が載台20A,20Bに乗り込むとき、あるいは、降りるとき、ロードセル21A,21B,・・21B,21B,・・の出力PA,PBの出力波形には、複数個の折点が表れ、これらの出力波形の折点に対応する時刻t0,t1,t2,t3,t4,t5,t6,t7,t8,t9,t10,t11は、以下のように定義できる。
t1:第1軸13の左右車輪のタイヤが載台20A,20Bに完全に乗った時
t2:第1軸13の左右車輪のタイヤが載台20A,20Bから降り始める時
t3:第1軸13の左右車輪のタイヤが載台20A,20Bに完全に降りた時
t4:第2軸14の左右車輪のタイヤが載台20A,20Bに乗り込み始める時
t5:第2軸14の左右車輪のタイヤが載台20A,20Bに完全に乗った時
t6:第2軸14の左右車輪のタイヤが載台20A,20Bに降り始める時
t7:第2軸14の左右車輪のタイヤが載台20A,20Bに完全に降りた時
t8:第3軸15の左右車輪のタイヤが載台20A,20Bに乗り込み始める時
t9:第3軸15の左右車輪のタイヤが載台20A,20Bに完全に乗った時
t10:第3軸15の左右車輪のタイヤが載台20A,20Bから降り始める時
t11:第3軸15の左右車輪のタイヤが載台20A,20Bに完全に降りた時
以下、車両運転支援装置100における制御装置40の輪重演算部51の機能について説明する。
輪重WR1=PB(t)・・・(2)
但し、式(1)および式(2)において、tは時間区間[t1,t2]内の時刻(t1<t<t2)である。
輪重WR2=PB(t)・・・(4)
但し、式(3)および式(4)において、tは時間区間[t5,t6]内の時刻(t5<t<t6)である。
輪重WR3=PB(t)・・・(6)
但し、式(5)および式(6)において、tは時間区間[t9,t10]内の時刻(t9<t<t10)である。
以下、車両運転支援装置100における制御装置40の軸重演算部54の機能について説明する。
但し、式(7)において、tは時間区間[t1,t2]内の時刻(t1<t<t2)である。
但し、式(8)において、tは時間区間[t5,t6]内の時刻(t5<t<t6)である。
但し、式(8)において、tは時間区間[t9,t10]内の時刻(t9<t<t10)である。
以下、車両運転支援装置100における制御装置40の総重量演算部53の機能について説明する。
以下、車両運転支援装置100における制御装置40の水平面重心位置演算部52の機能について説明する。
式(10)において、トレーラートラック10の軸間距離L1,L2は、適宜の検知手段(例えば、レーザ検出器)を用いても計測できるが、本例では、以下の如く、ロードセル21A,21A,・・からの出力PAの折点を用いて計測する。
また、トレーラートラック10の軸間距離L2は、出力PAの第2回目の折点に対応する時刻t=t1と、出力PAの第10回目の折点に対応する時刻t=t9の時間差(t9−t1)にトレーラートラック10の速度Vを乗じた値にほぼ等しい。よって、トレーラートラック10の軸間距離L2は、以下の式(12)により求めることができる。
L2=(t9−t1)×V・・・(12)
・・・(13)
なお、式(13)において、トレーラートラック10のトレッド間隔Dは、車種毎に予めメモリ48に記憶されている。
以下、車両運転支援装置100における制御装置40の重心高演算部56の機能について説明する。
これにより、トレーラートラック10の風袋重量の変化をトレーラートラック10の重心高Lvの予測に反映することができる。
なお、重心高Lvを演算する具体例は、実施例1で詳しく説明する。
以下、車両運転支援装置100における制御装置40の運転情報指示部55の機能について説明する。
上記の実施形態の車両運転支援装置100では、重量計30が、輪重計30Aと輪重計30Bとによって構成される例を述べたが、これに限らない。つまり、車両運転支援装置は、輪重計、軸重計およびトラックスケールの少なくとも一つの重量計を備えるとよい。
例えば、図7に示すように、車両運転支援装置200の重量計230が、レーラートラック10の左右の車輪が乗り込み得る矩形かつ板状の1枚の載台220と、この載台220を下方から支持する4個のロードセル221,221,・・と、を備えてもよい。
実施形態の車両運転支援装置100および第1変形例の車両運転支援装置200,300では、コンテナ10Cを搭載したトレーラートラック10全体の輪重、軸重および総重量を計測する装置を例示したが、これに限らない。
よって、持上計量装置400を用いて、実施形態の車両運転支援装置100と同様に、本変形例の車両運転支援装置の制御装置40が、ロードセル402の出力信号に基づいてトレーラートラック10の重量および水平面重心位置Gx,Gyを演算し、トレーラートラック10の重心高Lvとトレーラートラック10の重量との間の正の相関関係に基づいて、重心高Lvの予測値を導くことができる。
実施形態の車両運転支援装置100、第1変形例の車両運転支援装置200,300および第2変形例の車両運転支援装置では、車両の重心高演算に用いるトレーラートラック10の重量Wが、トレーラートラック10の場合、シャーシ10Bの重量と、コンテナ10Cの重量と、コンテナ10Cに格納された積荷の重量Wxと、の合計である例を説明したが、これに限らない。
上記のとおり、制御装置40は、重心高演算部56を用いて、トレーラートラック10の転倒リスクを判定する手段として機能する(以下、「転倒リスク判定手段40」という)。例えば、重心高演算部56は、トレーラートラック10の重心高Lvと、トレーラートラック10の重量(シャーシ10Bの重量とコンテナ10Cの重量と積荷の重量Wxとを合算した重量W、或いは、トレーラートラック10の総重量WT)との間の正の相関関係に基づいて重心高Lvを推測し、転倒リスク判定手段40は、重心高Lvに基づいてトレーラートラック10の転倒リスク(車両が転倒する危険性)が高いか否かを判定する。
そこで、本実施例では、このようなトレーラートラック10全体の重心高Lvと総重量WTとの間の正の相関関係に基づいて重心高Lvを推測し、その重心高Lvに基づいてトレーラートラック10の転倒リスクが高いか否かを判定する場合を例にとり、トレーラートラック10の重心高Lvの演算の具体例、および、その転倒リスク判定の具体例について説明する。
まず、転倒リスク判定手段40による転倒リスク判定方法の第1の例を説明する。図10(a)は、トレーラートラックの転倒リスクの判定方法を説明するための図であり、図10(b)は、鉛直方向(高さ方向)におけるトレーラートラック全体の重心Gとトレーラートラック自体の重心G1と積荷の重心G2との位置関係を示す図である。
このLh演算式(14)において、dは、0以上、タイヤ幅以下の所定値であり、ここでは、簡易的に転倒リスクを判定するので、d=0としてもよい。なお、回転軸Eは、トレーラートラック10が右側へ横倒しに転倒(横転)する場合の、右側タイヤの路面と接する右端を含み、トレーラートラック全長方向へ延びる仮想の軸である。
ここで、Lrは重心Gと回転軸Eとの距離である。また、F1r=F1・sinθであり、F2r=F2・cosθである(0°<θ<90°)。さらに、F2=WT・g(gは重力加速度)であるので、F2r=WT・g・cosθである。
F1>WT・g・(1/tanθ) (ここで、tanθ=Lv/Lh)
F1>WT・g・Lh/Lv
F1・Lv>WT・g・Lh ・・・(16)
すなわち、上記の(16)式を満足する場合に、トレーラートラック10の転倒リスクが高いと判定する。
F1=WT・V2/r
で表される。ここでの遠心力F1は仮定の遠心力であり、例えば、k=V2/rとして、次の(17)式を用いて演算する。
ここで、kは所定値であり、例えば、曲率半径rと速度Vとに適当な値を用いて、k=V2/rとして演算し設定することができる。なお、曲率半径rは、例えば、トレーラートラック10が走行する道路(曲路)の曲率半径に基づいて適当な値を用いればよい。また、速度Vは、例えば、トレーラートラック10の制限速度あるいは想定される走行速度等に基づいて適当な値を用いればよい。
Lv=(Ws・H1+Wx・H2)/WT ・・・(19)
ここで、例えば、トレーラートラック10自体の重量Wsは、トレーラートラック10のトラクターの自重とトレーラの自重とコンテナの自重との合計重量として演算できる。また、トレーラートラック10自体の重心高H1は、トラクター、トレーラおよびコンテナの各々の重心高さと各々の自重とに基づいて、位置エネルギーを考えれば演算できる。
なお、トラクター、トレーラおよびコンテナの各々の重心高は、例えば、メモリ48に記憶された適宜のトレーラ情報等から取得するとよい。また、積荷の重量Wxは、WT−Wsとして演算でき、ここではコンテナ内容量に相当する。また、ここでは、コンテナ内容量のみを積荷の重量Wxとして考えているが、コンテナの自重も含めて積荷の重量Wxとして考えてもよい。この場合、トレーラートラック10自体の重量Wsは、トラクターの自重とトレーラの自重との合計重量となる。
ここで、pは、予め実験やシミュレーション等の結果によって定められた設定値である。この設定値pは、積荷の種類(コンテナの内容物)等によって変わるので、積荷の種類に応じていくつかの値を設定しておいて、積荷の種類に応じて選択して用いるようにしてもよい。qは、積荷を積む床面の高さであり、例えば、メモリ48に記憶されたトレーラ情報等から取得することができる。
したがって、重心高演算部56が、(19)式に基づいて、重心高Lvを演算し、転倒リスク判定手段40が、演算された重心高Lvが(20)式を満足する場合に、トレーラートラック10の転倒リスクが高いと判定するようにしてもよい。換言すると、転倒リスク判定手段40は、トレーラートラック10の重心高Lvと水平距離Lh(トレーラートラック10の偏荷重位置に相関する量)とに基づいて、転倒リスクが高いか否かを判定している。
したがって、遠心力F1および重心高Lvを、(17)式および(19)式に基づいて個別に演算しなくても、転倒リスク判定手段40は、(21)式を満足する場合に、トレーラートラック10の転倒リスクが高いと判定するようにしてもよい。
次に、転倒リスク判定手段40による転倒リスク判定方法の第2の例を説明する。この第2の例における転倒リスクの判定方法は、より簡易的に転倒リスクを判定する方法である。ここでも、前述のように(15)式を満足する場合に転倒リスクが高いと判定するようにすることに変わりはない。
WT・(V2/r)・sinθ>WT・g・cosθ
{V2/(r・g)}・tanθ>1
{V2/(r・g)}・Lv/Lh>1 ・・・(22)
ここで、α=V2/(r・g)とすれば、次の転倒リスク判定式(23)式が得られる。
すなわち、転倒リスク判定手段40は、上記の(23)式を満足する場合に、トレーラートラック10の転倒リスクが高いと判定し、満足しない場合は、転倒リスクは高くない(低い)と判定する。換言すると、転倒リスク判定手段40は、トレーラートラック10の重心高Lvに偏荷重位置に相関する量(1/Lh)を乗じた値に基づいて、転倒リスクが高いか否かを判定している。
Lv=β・WT ・・・(24)
ここで、βは、所定値であり、積荷の種類や積荷を積むトレーラートラック10の床面の高さ等を総合的に勘案して定めた値である。
ここで、Wsは前述同様、トレーラートラック10自体の重量である。また、Lvbは、トレーラートラック10の重心高の推定最大値(上限値)であり、Wmは所定の最大積載量(法律等で許容される積載可能な最大の積荷量)である。
よって、転倒リスク判定手段40は、この(25)式に基づいて転倒リスクが高いか否かを判定するようにしてもよい。この場合、水平距離Lhは、水平面重心位置Gyから導き得る、偏荷重位置(トレーラートラック10の幅方向重心位置YG)に依存する値であるので、トレーラートラック10の総重量WTと偏荷重位置とに基づいて、転倒リスクが高いか否かを判定していると言える。換言すると、転倒リスク判定手段40は、トレーラートラック10の総重量WTに偏荷重位置に相関する量(1/Lh)を乗じた値に基づいて、転倒リスクが高いか否かを判定している。
WR+WL=WT ・・・(26)
また、前述のLh演算式において、d=0とすれば、Lhは次式で表される。
Lh=(LRL/2)−|YG|
この場合において、モーメントのつり合いを考えれば次式(27)が成立つ。
Lh・WR=(LRL−Lh)・WL ・・・(27)
そして、(26)式と(27)式とから次式(28)が導かれる。
Lh=(WL/WT)・LRL ・・・(28)
この(28)式を、(25)式に代入して整理すれば、次の転倒リスク判定式(29)が得られる。
よって、転倒リスク判定手段40は、この(29)式に基づいて転倒リスクが高いか否かを判定するようにしてもよい。この場合、(1/WL)は、車両の左右の車輪にかかる荷重の差に関する値(言い換えれば、偏荷重に相関する量)であるので、トレーラートラック10の総重量WTの2乗(WT 2)と偏荷重に相関する量(1/WL)とに基づいて、転倒リスクが高いか否かを判定していると言える。換言すると、転倒リスク判定手段40は、トレーラートラック10の偏荷重に相関する量(1/WL)に総重量WTの2乗を乗じた値に基づいて、転倒リスクが高いか否かを判定している。
ただし、t=(Lvb−Lvs)/Wm
ここで、Wsは前述同様、トレーラートラック10自体の重量である。また、Lvbは、トレーラートラック10の重心高さの想定の最大値(上限値)であり、Lvsは、トレーラートラック10の重心高さの想定の最小値(下限値)であり、Wmは所定の最大積載量(法律等で許容される積載可能な最大の積荷量)である。
上記のとおり、制御装置40は、運転情報指示部55を用いて、トレーラートラック10の転倒リスクの評価結果を運転者に提供する手段として機能する(以下、「転倒リスク提供手段40」という)。
α・Lv/Lh>1 ・・・(23)
よって、式(23)に用いて、トレーラートラック10の重心位置に依存するトレーラートラック10の転倒リスクの相対評価(数値化)が可能である。つまり、図11に示すように、トレーラートラック10の高さ方向をY軸とし、その幅(水平)方向をX軸とし、回転軸Eを原点とする直交座標系を取ると、式(23)の左辺の式において、トレーラートラックの重心位置を変数とする場合、同式のLv、Lhをそれぞれ、X、Yと置くことができる。
K(X、Y)=α・Y/X・・・(31)
そこで、例えば、図11に示すように、トレーラートラック10の背面領域を、X軸方向およびY軸方向に4等分した場合を考える。
K(Xi、Yj)=α・Yj/Xi=α・(j・Y1)/(i・X1)
=(j/i)・K(X1、Y1)=(j/i)・Ka ・・・(32)
但し、式(32)において、Ka=K(X1、Y1)
分割ブロックA11・・・・・K(X1、Y1)=Ka
分割ブロックA12・・・・・K(X1、Y2)=2・Ka
分割ブロックA13・・・・・K(X1、Y3)=3・Ka
分割ブロックA14・・・・・K(X1、Y4)=4・Ka
分割ブロックA21・・・・・K(X2、Y1)=(1/2)・Ka
分割ブロックA22・・・・・K(X2、Y2)=Ka
分割ブロックA23・・・・・K(X2、Y3)=(3/2)・Ka
分割ブロックA24・・・・・K(X2、Y4)=2・Ka
分割ブロックA31・・・・・K(X3、Y1)=(1/3)・Ka
分割ブロックA32・・・・・K(X3、Y2)=(2/3)・Ka
分割ブロックA33・・・・・K(X3、Y3)=Ka
分割ブロックA34・・・・・K(X3、Y4)=(4/3)・Ka
分割ブロックA41・・・・・K(X4、Y1)=(1/4)・Ka
分割ブロックA42・・・・・K(X4、Y2)=(1/2)・Ka
分割ブロックA43・・・・・K(X4、Y3)=(3/4)・Ka
分割ブロックA44・・・・・K(X4、Y4)=Ka
上記実施例2では、トレーラートラック10の転倒リスクの相対的評価を、トレーラートラック10の転倒のリスク値として数値化する例を述べた。本実施例3では、トレーラートラック10の転倒リスクの相対的評価を、トレーラートラック10の転倒の安全率として数値化する例を説明する。
10A トラクター
10B シャーシ
10C コンテナ
13 車軸(第1軸)
14 車軸(第2軸)
15 車軸(第3軸)
20A,20B 載台
21A,21B ロードセル
30 重量計
30A,30B 輪重計
40 制御装置
51 輪重演算部
52 水平面重心位置演算部
53 総重量演算部
54 軸重演算部
55 運転情報指示部
56 重心高演算部
100,200,300 車両運転支援装置
Claims (15)
- 車両の静的計測が行われる計測手段と、
前記静的計測に基づいて、動力学として扱うべき遠心力が前記車両に作用する場合の、前記車両の転倒リスクが高いか否かを判定する制御手段と、
を備えた、車両運転支援装置。 - 前記制御手段は、前記静的計測に基づいて前記車両の偏荷重に相関する量および前記車両の総重量を導き、前記車両の偏荷重に相関する量と前記車両の総重量の2乗の値とに基づいて前記転倒リスクが高いか否かを判定する、請求項1に記載の車両運転支援装置。
- 前記制御手段は、前記静的計測に基づいて前記車両の偏荷重位置に相関する量および前記車両の総重量を導き、前記車両の偏荷重位置に相関する量と前記車両の総重量とに基づいて前記転倒リスクが高いか否かを判定する、請求項1に記載の車両運転支援装置。
- 前記制御手段は、前記静的計測に基づいて前記車両の偏荷重位置に相関する量を導き、前記車両の偏荷重位置に相関する量と前記車両の重心高とに基づいて前記転倒リスクが高いか否かを判定する、請求項1に記載の車両運転支援装置。
- 前記静的計測は、輪重計、軸重計およびトラックスケールの少なくとも一つの重量計による前記車両の重量測定を含み、
前記制御手段は、前記少なくとも一つの重量計のロードセルの出力信号に基づいて前記車両の重量を演算し、前記車両の重心高と前記車両の重量との間の正の相関関係に基づいて、前記車両の重心高の予測値を導く、請求項4に記載の車両運転支援装置。 - 前記車両の重量は、前記車両の総重量である請求項5に記載の車両運転支援装置。
- 前記静的計測は、輪重計、軸重計およびトラックスケールの少なくとも一つの重量計による前記車両の重量測定を含み、
前記制御手段は、前記少なくとも一つの重量計のロードセルの出力信号に基づいて前記車両の偏荷重位置に相関する量を演算する、請求項3または4に記載の車両運転支援装置。 - 前記車両の転倒リスクを表す指標は、前記車両の重心高および前記車両の偏荷重位置に相関する量に基づいて定められる、請求項4に記載の車両運転支援装置。
- 前記制御装置は、前記車両の転倒リスクを表す指標を用いて、前記車両の重心位置に依存する転倒リスクの評価結果を導き、前記転倒リスクの評価結果を、報知装置を用いて運転者に報知する、請求項8に記載の車両運転支援装置。
- 前記車両の転倒リスクを表す指標は、前記車両の重心高および前記車両の偏荷重位置に相関する量に基づいて定められ、
前記制御装置は、前記車両の転倒リスクを表す指標を用いて、前記重心位置の変化に依存する前記車両の転倒の安全率の変化を導く、請求項6に記載の車両運転支援装置。 - 前記制御装置は、前記車両の総重量の変化に依存する前記安全率の変化を導く、請求項10に記載の車両運転支援装置。
- 車両の重量測定に用いるロードセルと、
前記ロードセルの出力信号を受け取る制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記ロードセルの出力信号に基づいて前記車両の重量を演算し、前記車両の重心高と前記車両の重量との間の正の相関関係に基づいて、前記車両の重心高の予測値を導く、車両運転支援装置。 - 前記制御手段は、前記出力信号に基づいて前記車両の水平面重心位置を演算する、請求項12に記載の車両運転支援装置。
- 前記制御手段は、前記車両の重心高の予測値および前記車両の水平面重心位置を用いて前記車両に遠心力が作用する場合の前記車両の転倒リスクを表す指標を導く、請求項13に記載の車両運転支援装置。
- 前記車両が乗ることができる載台を備え、
前記載台は前記ロードセルに支持されており、前記制御手段は、前記車両が前記載台に乗るときの前記ロードセルの出力信号に基づいて前記車両の重量および水平面重心位置を導く、請求項13または14に記載の車両運転支援装置。
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