JP2013147176A - 車両用ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポンプの駆動状態に応じて、ブレーキ液の脈動を効果的に低減することができる車両用ブレーキ液圧制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】車両用ブレーキ液圧制御装置であって、ポンプの吐出側に接続された吐出液路Dにはブレーキ液の脈動を減衰させる脈動減衰機構6が設けられており、脈動減衰機構6は、上流側液路D1に連通する流入室15および下流側液路D2に連通する流出室16が形成されたダンパ室10と、ダンパ室10を流入室15と流出室16とに仕切る仕切り部材30と、仕切り部材30に設けられ、流入室15と流出室16とを連通させる第一オリフィス50と、下流側液路A3に設けられ、第一オリフィス50よりも大径に形成された第二オリフィス60と、を備え、仕切り部材30の移動量が所定値を超えたときに、下流側液路D2が流入室15に連通する。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用ブレーキ液圧制御装置に関する。
車両用ブレーキ液圧制御装置としては、ブレーキ液路およびリザーバが形成された基体と、リザーバに貯溜されたブレーキ液を吸引および吐出するポンプと、ポンプを作動させるためのモータと、基体に取り付けられた電磁弁およびモータを制御する制御部と、を備えているものがある。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置において、ポンプの吐出側に接続された吐出液路には、ポンプから吐出されたブレーキ液の脈動を減衰させるための脈動減衰機構が設けられている。
従来の脈動減衰機構としては、吐出液路の上流側に連通する流入室と吐出液路の下流側に連通する流出室とが形成されたダンパ室と、ダンパ室を流入室と流出室とに仕切る仕切り部材と、を備え、流入室と流出室とを連通させるオリフィスが仕切り部材に設けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。
この構成では、仕切り部材がダンパ室内で弾性変形または弾性移動してブレーキ液圧を吸収することができ、オリフィスの上流側でブレーキ液圧が大きくなるのを防ぐことができるため、オリフィスによるブレーキ液の脈動の減衰効果を高めることができる。
特開2011−51469号公報
車両用ブレーキ液圧制御装置において、アンチロックブレーキ制御やブレーキアシスト制御などの制御が作動したときには、ポンプの吐出量が大きくなる。
また、車両用ブレーキ液圧制御装置において、アダプティブクルーズコントロールなどの制御時には、ポンプの吐出量が小さくなる。
前記した従来の脈動減衰機構におけるオリフィスの径は、ポンプの吐出量が大きい場合に、ブレーキ液の脈動を効果的に低減するように設定されている。したがって、ポンプの吐出量が小さい場合には、オリフィスによるブレーキ液の脈動の減衰効果が低くなる。
本発明は、ポンプの駆動状態に応じて、ブレーキ液の脈動を効果的に低減することができる車両用ブレーキ液圧制御装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、車両用ブレーキ液圧制御装置であって、基体と、ブレーキ液を吸引および吐出するポンプと、を備え、前記基体には、前記ポンプの吐出側に接続された吐出液路が設けられ、前記吐出液路には、前記ポンプから吐出されたブレーキ液の脈動を減衰させる脈動減衰機構が設けられている。
前記脈動減衰機構は、前記吐出液路の上流側液路に連通する流入室が一端側に形成され、前記吐出液路の下流側液路に連通する流出室が他端側に形成されたダンパ室と、前記ダンパ室内に摺動自在に挿入され、前記ダンパ室を前記流入室と前記流出室とに仕切る仕切り部材と、前記仕切り部材に設けられ、前記流入室と前記流出室とを連通させる第一オリフィスと、前記下流側液路に設けられ、前記第一オリフィスよりも大径に形成された第二オリフィスと、前記流出室内に収容され、前記仕切り部材を一端側に付勢する弾性部材と、を備えている。
そして、前記仕切り部材は、前記流入室内のブレーキ液圧と前記流出室内のブレーキ液圧との差圧によって、前記ダンパ室内で移動し、前記仕切り部材の他端側への移動量が所定値を超えたときに、前記下流側液路が前記流入室に連通するように構成されている。
この構成では、ポンプの吐出量が小さい場合には、ブレーキ液は流入室から第一オリフィスを通過して流出室に流入し、流出室から第二オリフィスを通過して下流側液路の下流側に流出する。
また、ポンプの吐出量が大きくなって、仕切り部材の他端側への移動量が所定値を超えた場合には、ブレーキ液は流入室から第一オリフィスを通過することなく、第二オリフィスを通過して下流側液路の下流側に流出する。
したがって、ポンプの吐出量が小さい場合には、第一オリフィスによってブレーキ液の脈動を効果的に低減し、ポンプの吐出量の増大に伴って、仕切り部材が他端側に移動すると、第一オリフィスによるブレーキ液の脈動の低減効果に加えて、流入室の容積増大によるブレーキ液の脈動の低減効果が生じることになり、さらに、ポンプの吐出量が大きい場合には、第一オリフィスよりも大径の第二オリフィスによって、ポンプを駆動するモータの負荷を抑制しつつ、ブレーキ液の脈動を効果的に低減することができる。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置において、前記仕切り部材は、前記ダンパ室内を軸方向に移動するピストンと、前記ダンパ室の内周面を摺動する摺動部位を有するシール部と、を備え、前記ダンパ室の内周面には、前記下流側液路への連通口が形成されており、前記摺動部位が前記下流側液路の連通口よりも他端側に移動したときに、前記下流側液路が前記流入室に連通するように構成してもよい。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置において、前記ピストンと前記シール部とを一体に形成した場合には、製造コストを低減することができる。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置において、前記仕切り部材を貫通する貫通穴を前記第一オリフィスとすれば、基体に対する加工を低減することができる。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置において、前記下流側液路が前記流入室に連通した状態で、前記仕切り部材が当接する規制部材を設けることが好ましい。
この構成では、仕切り部材が他端側にストロークし過ぎるのを防ぐことができ、ポンプの吐出量が小さくなった場合に、仕切り部材を速やかに一端側の元の位置に戻すことができる。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置において、前記ダンパ室が前記基体に形成された有底の装着穴内に設けられており、前記規制部材が前記装着穴の開口部を封止している場合には、脈動減衰機構の部品点数を少なくすることができる。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置において、前記ダンパ室内には前記流出室から前記流入室への前記ブレーキ液の流入のみを許容する逆止弁を設けることが好ましい。
この構成では、仕切り部材が他端側に移動して、流出室内のブレーキ液圧が大きくなったときに、逆止弁が開弁することによって、流出室内のブレーキ液圧の変動を抑えることができる。
前記した車両用ブレーキ液圧制御装置において、前記ピストンの外周面から径方向の外側に張り出したベース部と、前記ベース部の外周縁部から一端側に向けて形成された筒状のリップ部と、を備え、前記リップ部によって前記逆止弁を構成した場合には、脈動減衰機構の部品点数を少なくすることができる。
本発明の車両用ブレーキ液圧制御装置では、ポンプの吐出量に応じて、小径または大径のオリフィスに切り替わるため、ポンプの駆動状態に応じて、ブレーキ液の脈動を効果的に低減することができる。
第一実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置を示した液圧回路図である。 第一実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置を示した側面図である。 第一実施形態の脈動減衰機構を示した分解斜視図である。 第一実施形態の脈動減衰機構を示した側断面図である。 第一実施形態の脈動減衰機構において、仕切り部材がフルストロークした状態の側断面図である。 第二実施形態の脈動減衰機構を示した側断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
[第一実施形態]
第一実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置は、四輪自動車等に用いられるものであり、車輪ブレーキのホイールシリンダに付与するブレーキ液圧を適宜制御することで、アンチロックブレーキ制御や挙動安定化制御等の制御が可能になっている。
車両用ブレーキ液圧制御装置Uは、図1に示すように、四つの車輪ブレーキのうちの二つの車輪ブレーキを制動するためのブレーキ出力系統K1と、その他の二つの車輪ブレーキを制動するためのブレーキ出力系統K2と、を備えている。
車両用ブレーキ液圧制御装置Uは、液圧源であるマスタシリンダMと、各ホイールシリンダWとを接続するための液路が形成された基体100を有している。基体100には、各種の電気部品、モータ200および制御装置(図示せず)などが取り付けられる。マスタシリンダMには、ブレーキ操作子であるブレーキペダルBPが接続されている。
ブレーキ出力系統K1には、レギュレータ弁としてのレギュレータR、制御弁手段V、吸入弁4、リザーバ7、プランジャポンプ5(特許請求の範囲における「ポンプ」)および脈動減衰機構6が設けられている。
なお、ブレーキ出力系統K2は、ブレーキ出力系統K1と同一の構成であるので、以下の説明では、ブレーキ出力系統K1について詳細に説明し、適宜、ブレーキ出力系統K2について説明する。
また、以下の説明では、入口ポートからレギュレータRに至る液路を「出力液路A」と称し、レギュレータRから出口ポートに至る液路を「車輪液路B」と称する。また、出力液路Aからプランジャポンプ5に至る液路を「吸入液路C」と称し、プランジャポンプ5から車輪液路Bに至る液路を「吐出液路D」と称する。さらに、車輪液路Bから吸入液路Cに至る液路を「開放路E」と称する。
レギュレータRは、出力液路Aにおけるブレーキ液の通流を許容する状態および遮断する状態を切り替える機能と、出力液路Aにおけるブレーキ液の通流が遮断されているときに車輪液路Bのブレーキ液圧を所定値以下に調節する機能とを有しており、カット弁1およびチェック弁1aを備えている。
カット弁1は、出力液路Aと車輪液路Bとの間に介設された常開型のリニアソレノイド弁である。チェック弁1aは、カット弁1に並列に接続されており、出力液路Aから車輪液路Bへのブレーキ液の流れを許容する一方向弁である。
制御弁手段Vは、車輪液路Bを開放しつつ開放路Eを遮断する状態、車輪液路Bを遮断しつつ開放路Eを開放する状態および車輪液路Bおよび開放路Eを遮断する状態を切り替える機能を有しており、入口弁2、チェック弁2aおよび出口弁3を備えている。
入口弁2は、車輪液路Bに設けられた常開型の電磁弁である。チェック弁2aは、ホイールシリンダW側からマスタシリンダM側へのブレーキ液の流入のみを許容する弁であり、入口弁2と並列に接続されている。出口弁3は、車輪液路Bと開放路Eとの間に介設された常閉型の電磁弁である。
リザーバ7は、吸入液路Cに設けられており、出口弁3が開放されることで、開放路Eに逃がされたブレーキ液を、一時的に貯溜する機能を有している。
また、リザーバ7とプランジャポンプ5との間には、リザーバ7側からプランジャポンプ5側へのブレーキ液の流入のみを許容するチェック弁5aが介設されている。
吸入弁4は、吸入液路Cに設けられた常閉型の電磁弁であり、吸入液路Cを開放する状態および遮断する状態を切り替えるものである。
プランジャポンプ5は、吸入液路Cと吐出液路Dとの間に介設されており、モータ200の回転力によって駆動され、リザーバ7に貯溜されたブレーキ液を吸引して吐出液路Dに吐出する。
また、カット弁1が閉弁し、吸入弁4が開弁したときには、プランジャポンプ5は、マスタシリンダM、出力液路A、吸入液路Cおよびリザーバ7に貯溜されているブレーキ液を吸引して吐出液路Dに吐出する。
脈動減衰機構6は、プランジャポンプ5から吐出されたブレーキ液の脈動を減衰するものである。
モータ200は、ブレーキ出力系統K1のプランジャポンプ5およびブレーキ出力系統K2のプランジャポンプ5の共通の動力源である。
制御装置は、図示しない各種センサからの出力に基づいて、カット弁1、入口弁2、出口弁3および吸入弁4の開閉、並びにモータ200の作動を制御する。
次に、制御装置によって実現される通常のブレーキ制御、アンチロックブレーキ制御および挙動安定化制御について説明する。
(通常のブレーキ制御)
通常のブレーキ制御時には、カット弁1と入口弁2とが開弁し、出口弁3と吸入弁4とが閉弁している。このような状態のときに、運転者がブレーキペダルBPを踏み込むと、その踏力に起因して発生したブレーキ液圧は、そのままホイールシリンダWに伝達される。
(アンチロックブレーキ制御)
アンチロックブレーキ制御は、ブレーキペダルBPを踏み込んでいる最中に、車輪がロック状態に陥りそうになったときに実行されるものであり、ホイールシリンダWに作用するブレーキ液圧を減圧、増圧あるいは一定に保持する状態を適宜選択することで実現される。
制御装置によって、ホイールシリンダWに作用するブレーキ液圧を減圧すべきであると判断された場合には、入口弁2を閉弁するとともに、出口弁3を開弁する。これにより、ホイールシリンダWに通じる車輪液路Bのブレーキ液がリザーバ7に流入し、ホイールシリンダWに作用していたブレーキ液圧が減圧される。
なお、アンチロックブレーキ制御を実行する場合には、モータ200を駆動させてプランジャポンプ5を作動させ、リザーバ7に貯溜されたブレーキ液を、吐出液路Dを介して車輪液路Bに還流する。
また、制御装置によって、ホイールシリンダWに作用するブレーキ液圧を一定に保持すべきであると判断された場合は、入口弁2と出口弁3とを閉弁する。これにより、ホイールシリンダW、入口弁2および出口弁3で閉じられた液路内にブレーキ液が閉じ込められ、ホイールシリンダWに作用していたブレーキ液圧が一定に保持される。
さらに、制御装置によって、ホイールシリンダWに作用するブレーキ液圧を増圧すべきであると判断された場合には、入口弁2を開弁するとともに、出口弁3を閉弁にする。これにより、ブレーキペダルBPの踏力に起因して発生したブレーキ液圧がホイールシリンダWに直接作用し、ホイールシリンダWに作用するブレーキ液圧が増圧される。
(挙動安定化制御)
挙動安定化制御は、走行状況等の変化によって起こる車両の挙動の乱れを防止するためのものであり、車両の状態に応じて、制御装置によって、横滑り制御やトラクション制御などの挙動安定化制御が開始される。
ブレーキペダルBPを踏み込んでいない状態において、制御装置によって所定の車輪を制動すべきと判断された場合には、カット弁1を閉弁するとともに、吸入弁4を開弁し、所定のホイールシリンダWに対応する制御弁手段V以外の制御弁手段Vにおいて入口弁2を閉弁する。さらに、モータ200を作動させてプランジャポンプ5を駆動させる。
これにより、マスタシリンダM、出力液路Aおよび吸入液路Cに貯溜されているブレーキ液が、プランジャポンプ5と吐出液路Dとを経由して、所定のホイールシリンダWに通じる車輪液路Bのみに流入し、所定のホイールシリンダWにブレーキ液圧が作用する。
基体100は、図2に示すように、略直方体の金属部品であり、前面100a、後面100b、左右の側面100c、上面100dおよび下面100eが形成されている。
基体100の後面100bにはモータ200が固着され、基体100の前面100aには制御装置300が固着されている。
基体100の左右の側面100cには、プランジャポンプ5が挿入されるシリンダ穴100gが開口している。
プランジャポンプ5は、モータ200を駆動源としてプランジャ(図示せず)を往復動させることで、リザーバ7(図1参照)からブレーキ液を吸引し、そのブレーキ液を吐出液路D(図1参照)に吐出するものである。
脈動減衰機構6は、図1に示すように、吐出液路Dに設けられている。なお、吐出液路Dのうち、脈動減衰機構6よりも上流側(プランジャポンプ5側)を上流側液路D1と称し、脈動減衰機構6よりも下流側(マスタシリンダ側)を下流側液路D2と称する。
脈動減衰機構6は、図4に示すように、吐出液路Dの上流側液路D1および下流側液路D2に通じているダンパ室10と、ダンパ室10となる装着穴10aの開口部11を封止する規制部材20と、ダンパ室10内で規制部材20に対向して配置される仕切り部材30と、規制部材20と仕切り部材30との間に介設された弾性部材40と、仕切り部材30に設けられた第一オリフィス50と、下流側液路D2に設けられた第二オリフィス60と、を備えている。
ダンパ室10は、基体100の前面100aに開口している有底円筒状の装着穴10a内に形成されている(図3参照)。ダンパ室10の内周面において、底面12側の部位には、上流側液路D1に通じる上流側連通口13が開口している。また、ダンパ室10の内周面において、上流側連通口13よりも開口部11側には、下流側液路D2に通じる下流側連通口14が開口している。
ダンパ室10内は、後記する仕切り部材30によって二つの空間に仕切られており、仕切り部材30に対して、底面12側には上流側液路D1に連通する流入室15が形成され、開口部11側には下流側液路D2に連通する流出室16が形成されている。
装着穴10aの内周面において、開口部11側の部位には、第一拡径部11aが形成されている。さらに、第一拡径部11aから開口部11までの領域には、第一拡径部11aよりも拡径された第二拡径部11bが形成されている。
規制部材20は、開口部11を封止する蓋部材であり、円形断面の金属部品である(図3参照)。規制部材20は、嵌合部21と、嵌合部21から底面12側に突出した軸部22と、を備えている。
嵌合部21には、フランジ部21aが全周に亘って形成されている。フランジ部21aは第二拡径部11bに内嵌される部位である。
また、第二拡径部11bに内嵌されたフランジ部21aに、開口部11の周縁部をかしめることで、規制部材20が装着穴10a内に固着されている。
軸部22の外径は、ダンパ室10の内径よりも小さくなっている。軸部22の基端面22a(底面12側の端面)の中心部には、円形の凹部22bが形成されている。
軸部22には、環状の樹脂部品であるシール部材23が外嵌されている。シール部材23の外周部が第一拡径部11aの内周面に接することで、規制部材20の外周面とダンパ室10の内周面との間が液密にシールされている。
仕切り部材30は、ダンパ室10内に摺動自在に挿入された樹脂部品である。仕切り部材30によって、ダンパ室10内が流入室15と流出室16とに区画されている。
仕切り部材30は、ダンパ室10内を軸方向に移動するピストン31と、ダンパ室10の内周面を摺動するシール部32と、を備えており、シール部32は、ピストン31の先端部(開口部11側の端部)に一体に形成されている。
ピストン31は、ダンパ室10の中心軸と同心に配置された円形断面の軸部である。ピストン31は、ダンパ室10の内径よりも小さな外径となっている。また、ピストン31の先端面31a(開口部11側の端面)の中心部には、円形の凹部31bが形成されている(図2参照)。
シール部32は、カップシールであり、ピストン31の先端面31aの外周縁部から径方向の外側に張り出したフランジ状のベース部32aと、ベース部32aの外周縁部から底面12側に向かって形成された円筒状のリップ部32bと、を備えている。リップ部32bは、底面12側に向かうに従って拡径されている。
リップ部32bの外周面の一部は、ダンパ室10の内周面に接している。リップ部32bのうち、ダンパ室10の内周面に接する部位は、ダンパ室10の内周面を摺動する摺動部位32cであり、この摺動部位32cがダンパ室10の内周面に接することで、流入室15と流出室16とが区画されている。
ピストン31の基端面31c(底面12側の端面)が底面12に当接している状態では、摺動部位32cは下流側連通口14よりも底面12側に配置される。この状態では、上流側液路D1は上流側連通口13を通じて流入室15に連通し、下流側液路D2は下流側連通口14を通じて流出室16に連通している。
図5に示すように、ピストン31の先端面31aが規制部材20の基端面22aに当接した状態、つまり、仕切り部材30がフルストロークした状態では、リップ部32bの摺動部位32cが下流側連通口14よりも開口部11側に配置される。この状態では、上流側液路D1は上流側連通口13を通じて流入室15に連通するとともに、下流側液路D2も下流側連通口14を通じて流入室15に連通している。
図4に示すリップ部32bは、流出室16から流入室15へのブレーキ液の流入のみを許容する逆止弁を構成している。
流出室16内のブレーキ液圧よりも流入室15内のブレーキ液圧が大きい場合には、流出室16内のブレーキ液圧によって、リップ部32bの内周面が押されて、摺動部位32cがダンパ室10の内周面に押し付けられる。これにより、逆止弁であるリップ部32bが閉弁された状態となる。
流出室16内のブレーキ液圧が流入室15内のブレーキ液圧よりも大きくなり、その差圧が予め設定された開弁圧以上になると、流出室16内のブレーキ液圧によって、リップ部32bの外周面が押されて、リップ部32bが径方向の内側に撓んだ状態となり、摺動部位32cがダンパ室10の内周面から離れる。これにより、逆止弁であるリップ部32bが開弁して、流出室16から流入室15にブレーキ液が流入する。
弾性部材40は、図4に示すように、流出室16内に配置されたコイルばねであり、規制部材20と仕切り部材30との間に介設されている。弾性部材40の先端部41は、規制部材20の凹部22bに挿入されるとともに、凹部22bの底面に当接している。また、弾性部材40の基端部42は、仕切り部材30の凹部31bに挿入されるとともに、凹部31bの底面に当接している。
弾性部材40は、圧縮状態で規制部材20と仕切り部材30との間に配置されており、弾性部材40の復元力(弾性力)によって、仕切り部材30はダンパ室10の底面12側に付勢されている。これにより、ピストン31の基端面31cが底面12に当接している。
第一オリフィス50は、シール部32のベース部32aをダンパ室10の軸方向に貫通した貫通穴である。
第二オリフィス60は、下流側液路D2の開口端部を軸方向に貫通した貫通穴である。第二オリフィス60の径は、下流側液路D2の開口端部よりも小径で、第一オリフィス50よりも大径に形成されている。
前記した脈動減衰機構6では、図5に示すように、流入室15内のブレーキ液圧が流出室16内のブレーキ液圧よりも大きくなり、その差圧が弾性部材40の復元力と仕切り部材30の摺動抵抗よりも大きくなると、流入室15内のブレーキ液圧によって、仕切り部材30が開口部11側に移動する。
脈動減衰機構6では、シール部32の摺動部位32cが下流側連通口14を乗り越えて開口部11側に配置されたときの仕切り部材30の移動量を所定値としている。そして、仕切り部材30の開口部11側への移動量が所定値を超えると、下流側液路D2が流入室15に連通する。
なお、弾性部材40のばね定数および初期圧縮量を調整することで、仕切り部材30の開口部11側への移動量が所定値を超えるときの流入室15内のブレーキ液圧と流出室16内のブレーキ液圧との差圧の大きさを調整することができる。
脈動減衰機構6では、図4に示すように、アダプティブクルーズコントロールなどの制御が作動したときのように、プランジャポンプ5(図1参照)の吐出量が小さい場合や、プランジャポンプ5が作動していない場合など、流入室15内のブレーキ液圧が小さく、流入室15内のブレーキ液圧と流出室16内のブレーキ液圧との差圧が小さい領域では、摺動部位32cが下流側連通口14よりも底面12側に配置され、下流側液路D2が流出室16に連通している。
また、脈動減衰機構6では、図5に示すように、アンチロックブレーキ制御やブレーキアシスト制御などが作動して、プランジャポンプ5の吐出量が大きくなり、流入室15内のブレーキ液圧と流出室16内のブレーキ液圧との差圧が大きい領域になると、仕切り部材30の開口部11側への移動量が所定値を超えて、摺動部位32cが下流側連通口14よりも開口部11側に配置され、下流側液路D2が流入室15に連通する。
以上のような車両用ブレーキ液圧制御装置Uでは、図4に示すように、プランジャポンプ5(図1参照)の吐出量が小さい場合には、ブレーキ液は流入室15から第一オリフィス50を通過して流出室16に流入し、流出室16から第二オリフィス60を通過して下流側液路D2の下流側に流出する。このように、プランジャポンプ5の吐出量が小さい場合には、小径の第一オリフィス50によってブレーキ液の脈動を効果的に低減することができる。
また、プランジャポンプ5の吐出量の増大に伴って、仕切り部材30が開口部11側に移動すると、第一オリフィス50によるブレーキ液の脈動の低減効果に加えて、流入室15の容積増大によるブレーキ液の脈動の低減効果が生じることになる。
また、図5に示すように、プランジャポンプ5(図1参照)の吐出量が大きくなって、仕切り部材30の開口部11側への移動量が所定値を超えた場合には、下流側液路D2が流入室15に連通するため、ブレーキ液は流入室15から第一オリフィス50を通過することなく、第二オリフィス60を通過して下流側液路D2の下流側に流出する。このように、プランジャポンプ5の吐出量が大きい場合には、第一オリフィス50よりも大径の第二オリフィス60によって、プランジャポンプ5を駆動するモータ200(図1参照)の負荷を抑制しつつ、ブレーキ液の脈動を効果的に低減することができる。
したがって、第一実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置Uでは、図4および図5に示すように、プランジャポンプ5の吐出量に応じて、小径の第一オリフィス50または大径の第二オリフィス60を切り替えるため、プランジャポンプ5の駆動状態に応じて、ブレーキ液の脈動を効果的に低減することができる。
また、仕切り部材30がダンパ室10内で弾性移動することでブレーキ液圧を吸収するため、ブレーキ液の脈動の減衰効果を高めることができる。
また、仕切り部材30が開口部11側に移動することで、流出室16内のブレーキ液圧が大きくなると、逆止弁を構成するリップ部32bが開弁して、流出室16から流入室15にブレーキ液が流入するため、流出室16内のブレーキ液圧の変動を抑えることができる。
また、下流側液路D2が流入室15に連通した状態で、仕切り部材30が当接する規制部材20によって、仕切り部材30が開口部11側にストロークし過ぎるのを防ぐことができ、プランジャポンプ5の吐出量が小さくなった場合に、仕切り部材30を速やかに底面12側の元の位置に戻すことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
例えば、第一実施形態では、図4に示すように、仕切り部材30のピストン31とシール部32とを一体に形成することで、製造コストを低減しているが、ピストン31とシール部32を別体に形成してもよい。また、シール部32の形状はカップシールに限定されるものではない。
また、複数の第一オリフィス50を仕切り部材30に形成してもよい。さらに、第一オリフィス50の位置は限定されるものではなく、例えば、ピストン31の外周面から凹部31bの内周面に貫通させてもよい。さらに、第一オリフィス50をダンパ室10の周壁部に設けてもよい。
また、シール部32のリップ部32bによって、流出室16から流入室15へのブレーキ液の流入のみを許容する逆止弁を構成しているが、流出室16内のブレーキ液圧と流入室15内のブレーキ液圧との差圧によって開閉する弁体を有する逆止弁を、仕切り部材30またはダンパ室10の周壁部に設けてもよい。
[第二実施形態]
第二実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置は、第一実施形態の車両用ブレーキ液圧制御装置と略同様の構成であり、図6に示すように、脈動減衰機構6Aの仕切り部材70およびダンパ室10の形状が異なっている。
第二実施形態のダンパ室10は、開口部11側に拡径部11cが形成され、底面12側に縮径部11dが形成されている。そして、拡径部11cの内周面に下流側連通口14が形成され、縮径部11dの内周面に上流側連通口13が形成されている。
第二実施形態の仕切り部材70は、有底円筒状の部材である。仕切り部材70の先端面70aに形成された凹部70bの底面には、弾性部材40の基端部42が当接している。
また、仕切り部材70の外周面には、シール溝71が全周に亘って形成されている。さらに、シール溝71には環状のシール部材72の内周部が嵌め込まれている。
シール部材72は、仕切り部材70と別体に形成された樹脂部品であり、シール部材72の外周部がダンパ室10の内周面に接することで、流入室15と流出室16とが区画されている。
第二実施形態では、弾性部材40の復元力によって仕切り部材70が底面12側に付勢され、仕切り部材70の基端面70cが、拡径部11cの底面11eに当接している。
また、仕切り部材70の中心部には、基端面70cから凹部70bの底面に貫通した貫通穴によって第一オリフィス50が形成されている。
以上のような第二実施形態の脈動減衰機構6Aでは、第一実施形態の脈動減衰機構6(図4参照)と同様に、プランジャポンプ5(図1参照)の吐出量が小さい場合には、小径の第一オリフィス50によってブレーキ液の脈動を効果的に低減することができる。
また、プランジャポンプ5の吐出量が大きくなり、仕切り部材30の開口部11側への移動量が所定値を超えると、シール部材72が下流側連通口14よりも開口部11側に配置されて、下流側液路D2が流入室15に連通する。これにより、大径の第二オリフィス60によって、プランジャポンプ5を駆動するモータ200(図1参照)の負荷を抑制しつつ、ブレーキ液の脈動を効果的に低減することができる。
2 入口弁
3 出口弁
4 吸入弁
5 プランジャポンプ
6 脈動減衰機構(第一実施形態)
6A 脈動減衰機構(第二実施形態)
7 リザーバ
10 ダンパ室
10a 装着穴
11 開口部
12 底面
13 上流側連通口
14 下流側連通口
15 流入室
16 流出室
20 規制部材
23 シール部材
30 仕切り部材(第一実施形態)
31 ピストン
32 シール部
32a ベース部
32b リップ部
32c 摺動部位
40 弾性部材
50 第一オリフィス
60 第二オリフィス
70 仕切り部材(第二実施形態)
71 シール溝
72 シール部材
100 基体
200 モータ
300 制御装置
A 出力液路
B 車輪液路
BP ブレーキペダル
C 吸入液路
D 吐出液路
D1 上流側液路
D2 下流側液路
E 開放路
K1,K2 ブレーキ出力系統
M マスタシリンダ
U 車両用ブレーキ液圧制御装置
V 制御弁手段
W ホイールシリンダ

Claims (8)

  1. 基体と、
    ブレーキ液を吸引および吐出するポンプと、を備え、
    前記基体には、前記ポンプの吐出側に接続された吐出液路が設けられ、
    前記吐出液路には、前記ポンプから吐出されたブレーキ液の脈動を減衰させる脈動減衰機構が設けられており、
    前記脈動減衰機構は、
    前記吐出液路の上流側液路に連通する流入室が一端側に形成され、前記吐出液路の下流側液路に連通する流出室が他端側に形成されたダンパ室と、
    前記ダンパ室内に摺動自在に挿入され、前記ダンパ室を前記流入室と前記流出室とに仕切る仕切り部材と、
    前記仕切り部材に設けられ、前記流入室と前記流出室とを連通させる第一オリフィスと、
    前記下流側液路に設けられ、前記第一オリフィスよりも大径に形成された第二オリフィスと、
    前記流出室内に収容され、前記仕切り部材を一端側に付勢する弾性部材と、を備え、
    前記仕切り部材は、前記流入室内のブレーキ液圧と前記流出室内のブレーキ液圧との差圧によって、前記ダンパ室内で移動し、
    前記仕切り部材の他端側への移動量が所定値を超えたときに、前記下流側液路が前記流入室に連通することを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。
  2. 前記仕切り部材は、前記ダンパ室内を軸方向に移動するピストンと、前記ダンパ室の内周面を摺動する摺動部位を有するシール部と、を備え、
    前記ダンパ室の内周面には、前記下流側液路への連通口が形成されており、
    前記摺動部位が前記下流側液路の連通口よりも他端側に移動したときに、前記下流側液路が前記流入室に連通することを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  3. 前記ピストンと前記シール部とが一体に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  4. 前記第一オリフィスは、前記仕切り部材を貫通する貫通穴からなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  5. 前記ダンパ室内には、前記下流側液路が前記流入室に連通した状態で、前記仕切り部材に当接する規制部材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  6. 前記ダンパ室は、前記基体に形成された有底の装着穴内に形成されており、
    前記規制部材は、前記装着穴の開口部を封止していることを特徴とする請求項5に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  7. 前記ダンパ室内には、前記流出室から前記流入室への前記ブレーキ液の流入のみを許容する逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
  8. 前記シール部は、前記ピストンの外周面から径方向の外側に張り出したベース部と、前記ベース部の外周縁部から一端側に向けて形成された筒状のリップ部と、を備え、
    前記リップ部によって前記逆止弁が構成されていることを特徴とする請求項7に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
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