JP2013144869A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業時、又は、後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、建設機械全体の重心を後方に変位させてバランスを調整できる建設機械を提供する。
【解決手段】下部走行体2と、下部走行体2に搭載される建設機械本体3と、建設機械本体3に揺動自在に枢着され、建設機械本体3の前方に突出して作業を行う作業部4とを備えた建設機械1に於いて、建設機械本体3の後部に、建設機械本体3の後方に突出自在のカウンターウエイト5を設け、作業部4による作業時、又は、下部走行体2による後退走行時に、建設機械1全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、カウンターウエイト5を後方に突出させ、建設機械1全体の重心を後方に変位させてバランスを調整するように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、作業時又は後退走行時に建設機械全体の重心が前方に変位する時、重心を後方に変位させてバランスを調整可能な建設機械に関する。
この種従来の建設機械としては、油圧ショベル、クレーン、ブルドーザー、ホイールローダー等があり、それらは、一般にクローラ又はホイール等の下部走行体と、下部走行体に搭載される建設機械本体と、建設機械本体に揺動自在に枢着され、主として建設機械本体の前方に突出して作業を行う作業部とを備えている。
そして、前記建設機械は、一般的に、バランス調整のために、建設機械本体の後部にカウンターウエイトを備えている(特許文献1参照)。
特開2006−124934号公報
前述したように、建設機械は、一般的に、バランス調整のため建設機械本体の後部にカウンターウエイトを備えている。
然しながら、作業部による作業時、又は、前記下部走行体による後退走行時には、建設機械全体の重心が著しく前方に変位する場合があるため、前記カウンターウエイトを備えた場合でもバランスを崩し、機械全体が不安定な状態になったり、危険な状態になる虞があった。
以上の現状に鑑み、本発明は、作業部による作業時、又は、下部走行体による後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、建設機械全体の重心を後方に変位させてバランスを調整できる建設機械を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明は、下部走行体と、前記下部走行体に搭載される建設機械本体と、前記建設機械本体に揺動自在に枢着され、前記建設機械本体の前方に突出して作業を行う作業部とを備えた建設機械に於いて、前記建設機械本体の後部に、前記建設機械本体の後方に突出自在のカウンターウエイトを設け、前記作業部による作業時、又は、前記下部走行体による後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、前記カウンターウエイトを後方に突出させ、建設機械全体の重心を後方に変位させてバランスを調整するように構成したことを特徴とする建設機械を提供するものである。
請求項2に係る発明は、前記建設機械本体後部に固設したシリンダ筒内に前記カウンターウエイトに固設した筒状体を摺動自在に設け、前記筒状体の摺動により前記カウンターウエイトを突出又は復帰させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の建設機械を提供するものである。
請求項3に係る発明は、前記カウンターウエイトが突出して停止した時、前記カウンターウエイトを停止位置に固定するため、前記シリンダ筒と前記筒状体とに貫通ピンを貫通させる貫通孔を夫々対応させて開穿したことを特徴とする請求項2記載の建設機械を提供するものである。
請求項4に係る発明は、互いに開口部を対向させて水平にした断面視溝形の2つの溝形レールの夫々長手方向一端部を前記カウンターウエイトに固設し、一方、前記建設機械本体後部に前記2つの溝形レールを遊挿させる穴を形成し、前記2つの溝形レール内に夫々内装されて回転し、前記2つの溝形レールを走行させる複数の車輪の回転軸を前記穴内に固設し、前記溝形レールの走行により前記カウンターウエイトを突出又は復帰させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の建設機械を提供するものである。
請求項5に係る発明は、前記建設機械本体後端下部に前記カウンターウエイトを揺動自在に枢支する枢支部を設け、前記カウンターウエイトの回転を前記カウンターウエイトの収納位置となる垂直位置で停止させ保持する垂直停止部を前記建設機械本体後端上端に形成し、前記カウンターウエイトの回転を前記カウンターウエイトの突出位置となる水平姿勢で停止させ保持する水平停止部を前記建設機械本体後端下端に形成したことを特徴とする請求項1記載の建設機械を提供するものである。
請求項6に係る発明は、前記建設機械本体後部に油圧シリンダを設け、前記油圧シリンダの作動によって前記カウンターウエイトを突出自在としたことを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一に記載の建設機械を提供するものである。
請求項7に係る発明は、前記カウンターウエイト近傍に、物体、又は、人の接触又は近接状態を感知する物体感知センサーを設け、前記建設機械本体に設けられた制御部は、前記物体感知センサーから物体、又は、人の接触又は近接状態を感知した感知信号を受信した時、受信時の機械の作動状態に対応させて、前記カウンターウエイトの突出、前記建設機械本体の旋回、又は、前記建設機械の走行を停止させる手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一に記載の建設機械を提供するものである。
請求項8に係る発明は、請求項1乃至7のうちいずれか一に記載の建設機械は、油圧ショベルであり、前記油圧ショベルの作業部による作業時、又は、後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、前記カウンターウエイトを後方に突出させるように構成したことを特徴とする建設機械を提供するものである。
請求項9に係る発明は、前記油圧ショベルは、後方小旋回機であり、前記後方超小旋回機の作業部による作業時、又は、後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、前記カウンターウエイトを後方に突出させるように構成したことを特徴とする請求項8記載の建設機械を提供するものである。
請求項10に係る発明は、請求項1乃至7のうちいずれか一に記載の建設機械は、クレーンであり、前記クレーンの作業部による作業時、又は、後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、前記カウンターウエイトを後方に突出させるように構成したことを特徴とする建設機械を提供するものである。
請求項11に係る発明は、請求項1乃至7のうちいずれか一に記載の建設機械は、ブルドーザーであり、前記ブルドーザーの作業部による作業時、又は、後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、前記カウンターウエイトを後方に突出させるように構成したことを特徴とする建設機械を提供するものである。
請求項12に係る発明は、請求項1乃至7のうちいずれか一に記載の建設機械は、ホイールローダーであり、前記ホイールローダーの作業部による作業時、又は、後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、前記カウンターウエイトを後方に突出させるように構成したことを特徴とする建設機械を提供するものである。
本発明によれば、作業部による作業時、又は、下部走行体による後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、建設機械全体の重心を後方に変位させてバランスを調整できる建設機械を提供することができる。
本発明の第1実施例に係る建設機械のカウンターウエイトの収納状態を示す正面図である。 本発明の第1実施例に係る建設機械のカウンターウエイトの突出状態を示す正面図である。 シリンダ筒及び筒状体に貫通ピンを貫通させた状態を示す一部正面図である。 物体感知センサーの取り付け状態を示す一部平面図である。 制御部と物体感知センサーとの接続配線図である。 (a)〜(b)シリンダ筒と筒状体との組み合わせユニットを斜めに配設した状態を示す正面図である。(c)パンタグラフを配設した状態を示す正面図である。 本発明の第2実施例に係る建設機械の一部正面図である。 (a)本発明の第3実施例に係る建設機械のカウンターウエイト収納状態を示す一部正面図である。(b)本発明の第3実施例に係る建設機械のカウンターウエイト突出状態を示す一部正面図である。 本発明の第4実施例に係る建設機械の正面図である。 本発明の第5実施例に係る建設機械の正面図である。 本発明の第6実施例に係る建設機械の正面図である。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1又は2に於いて、1は、例えば、後方小旋回機、後方超小旋回機を含む油圧ショベル等の本発明の第1実施例の建設機械を示し、建設機械1は、下部走行体2と、下部走行体2に搭載される建設機械本体3と、建設機械本体3に揺動自在に枢着され、建設機械本体3の前方に突出して作業を行う作業部4とを備えている。
そして、建設機械1は、建設機械本体3の後部に、建設機械本体3の後方に突出自在のカウンターウエイト5が設けられ、作業部4による作業時、又は、下部走行体2による後退走行時に、建設機械1全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、カウンターウエイト5を後方に突出させ、建設機械1全体の重心を後方に変位させてバランスを調整するように構成されている。
具体的には、建設機械本体3後部に固設したシリンダ筒6内にカウンターウエイト5に固設した筒状体7が摺動自在に設けられ、筒状体7の摺動によりカウンターウエイト5を突出又は復帰させるように構成されている。前記シリンダ筒6と筒状体7との組み合わせユニットは、カウンターウエイト5の下端部に左右2組、カウンターウエイト5の上端部に少なくとも1組配設される。
前記組み合わせユニットは、カウンターウエイト5の重量を支えると共に、カウンターウエイト5の突出収納動作を案内し、又、建設機械1の傾きや転倒時にもカウンターウエイト5が外れないようにする働きを有する。
そして、図3に示すように、シリンダ筒6と筒状体7にはカウンターウエイト5が突出して停止した時、カウンターウエイト5を停止位置に固定するため、頭部付きの貫通ピン8を貫通させる貫通孔9が夫々対応する位置に開穿されている。
更に、建設機械1は、建設機械本体3後部に油圧シリンダ10が設けられ、油圧シリンダ10の作動によってカウンターウエイト5が突出自在に構成されている。
又、図4に示すように、建設機械1は、カウンターウエイト5近傍に、物体、又は、人の接触又は近接状態を感知する物体感知センサー11が設けられている。
具体的例として、例えば、カウンターウエイト5の後端にカウンターウエイト5の後方近傍及び両側面近傍に延びる物体感知レバー12を複数本のステー13,13…を介して変動自在に設け、中央部のステー13に接触させて物体感知センサー11をカウンターウエイト5の後端に配設する。又、物体感知センサー11は、物体、又は、人の近接状態を感知する機能も備えている。物体感知センサー11は、物体、又は、人が物体感知レバー12に接触した時、或いは、物体、又は、人が物体感知センサー11に近づいた時、感知信号を発信する。
建設機械本体3に設けられた図5に示す制御部14は、制御部14に配線接続された物体感知センサー11から物体、又は、人の接触又は近接状態を感知した感知信号を受信した時、受信時の建設機械1の作動状態に対応させて、カウンターウエイト5の突出、建設機械本体3の旋回、又は、建設機械1の走行を停止させる手段を備えている。尚、制御部14は、各機器に接続されるが、ここでは図示及び説明を省略する。
次に、建設機械1のカウンターウエイト5の作用について説明する。
建設機械1が作動しない場合は、図1に示すように、カウンターウエイト5は、カウンターウエイト5の前壁面が建設機械本体3の後壁面に接触するように収納されている。
尚、建設機械1が作業部4による作業、又は、下部走行体2による後退走行を行う場合に於いて、建設機械1全体の重心があまり前方に変位する虞がない時、或いは、障害物や、作業スペース等の関係でカウンターウエイト5を突出できない場合も、カウンターウエイト5は、建設機械本体3の後壁面に接触するように収納される。
そして、建設機械1が、作業部4による作業時、又は、下部走行体2による後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、油圧シリンダ10を伸張させてカウンターウエイト5を収納位置から建設機械本体3の後方に突出させる。この時、油圧シリンダ10の伸張に合わせて、シリンダ筒6と筒状体7との組み合わせユニットも伸張し、カウンターウエイト5の重量を支えながら、カウンターウエイト5の突出方向への移動を案内する。
カウンターウエイト5を突出させて停止させたら、シリンダ筒6と筒状体7との貫通孔9に頭部付きの貫通ピン8を貫通させて、カウンターウエイト5を停止位置に固定する。
この状態で建設機械本体3は作業又は後退走行等を行なうが、その場合に、制御部14は、物体感知センサー11から物体、又は、人の接触又は近接状態を感知した感知信号を受信した時、受信時の建設機械1の作動状態に対応させて、カウンターウエイト5の突出、建設機械本体3の旋回、又は、建設機械1の走行を停止させる。
次に、建設機械1が、作業部4による作業、又は、下部走行体2による後退走行等を終了した時、貫通ピン8を引き抜いた後、油圧シリンダ10を収縮させてカウンターウエイト5を突出位置から収納位置に復帰させる。
この時、油圧シリンダ10の収縮に合わせて、シリンダ筒6と筒状体7との組み合わせユニットも収縮し、カウンターウエイト5の重量を支えながら、カウンターウエイト5の収納方向への移動を案内する。
図6(a)及び(b)は、変形例として、前記シリンダ筒6と筒状体7との組み合わせユニットを斜めに配設したものであり、この組み合わせユニットのシリンダ筒6と筒状体7とは、夫々建設機械本体3とカウンターウエイト5に揺動自在に軸着されて配設される。
この組み合わせユニットは、カウンターウエイト5の重量を支えることは出来ないが、カウンターウエイト5の左右方向の変位を抑制することが可能である。
図6(c)は、前図2のカウンターウエイト5の上端部に配設されたシリンダ筒6と筒状体7との組み合わせユニットに代えて、伸縮するパンタグラフ15を配設したものである。
この組み合わせユニットは、カウンターウエイト5の一部重量を支えることが出来ると共に、カウンターウエイト5の左右方向の変位を抑制することが可能である。
図7は、本発明の第2実施例の建設機械21の一部を示し、建設機械21は、前記第1の建設機械(図1に於いて1)のカウンターウエイト5の左右下端部に配設される前記シリンダ筒(図1に於いて6)と筒状体(図1に於いて7)との組み合わせユニットに代えて、互いに開口部を対向させて水平にした断面視溝形の2つの溝形レール22,22の夫々長手方向一端部をカウンターウエイト5に固設し、一方、建設機械本体3後部に2つの溝形レール22,22を遊挿させる穴23を形成し、2つの溝形レール22,22内に夫々内装されて回転し、2つの溝形レール22,22を走行させる複数の車輪24,24…の回転軸25を穴23内壁に固設したものである。
而して、建設機械21に於いて、カウンターウエイト5を突出させる場合は、油圧シリンダ10を伸張させれば、油圧シリンダ10の伸張に伴い、カウンターウエイト5が後方に移動すると共に、溝形レール22.22も車輪24,24…を回転させて走行する。カウンターウエイト5を収納する場合は、油圧シリンダ10を収縮させる。
図8は、本発明の第3実施例の建設機械31の一部を示し、建設機械31は、前記第1の建設機械(図1に於いて1)のカウンターウエイト(図1に於いて5)に代えて、変形例のカウンターウエイト32を配設したものであり、建設機械本体3後端下部にカウンターウエイト32を揺動自在に枢着する枢支部33を設け、一方、カウンターウエイト32には枢支部33回りを回転する突出板状の枢着部34をカウンターウエイト32の前壁面から突出させて設け、更に、カウンターウエイト32の回転をカウンターウエイト32の収納位置となる垂直位置で停止させ保持する垂直停止部35を建設機械本体3後端上端に形成し、カウンターウエイト32の回転をカウンターウエイト32の突出位置となる水平姿勢で停止させ保持する水平停止部36を建設機械本体3後端下端に形成したものである。
具体的には、前記カウンターウエイト32は前記カウンターウエイト(図1に於いて5)の上端部が前方に上下方向及び水平方向に夫々所定幅で突出した形状をしており、前記垂直停止部35は建設機械本体3後端上端が上下方向及び水平方向に夫々所定幅で切欠されて形成され、前記水平停止部36は建設機械本体3後端下端が上下方向及び水平方向に夫々所定幅で切欠されて形成されている。
又、前記カウンターウエイト32を枢支部33回りに回転させる油圧シリンダ37がその両端を夫々建設機械本体3及びカウンターウエイト32に枢着されて配設されている。
而して、建設機械31に於いて、カウンターウエイト32を突出させる場合は、油圧シリンダ37を伸張させれば、油圧シリンダ37の伸張に伴い、カウンターウエイト32が枢支部33回りに回転し、カウンターウエイト32の下端部前壁面が水平停止部36の上壁面に当接しカウンターウエイト32を水平姿勢で停止させ、その姿勢を保持させる。この時、カウンターウエイト32は水平方向に仰臥姿勢となり、図8(b)の如くカウンターウエイト32の上端部の突出部及び上部が水平方向後方に突出する。
油圧シリンダ37を収縮させれば、カウンターウエイト32は枢支部33回りに回転し、カウンターウエイト32の上端部突出部の下端面が建設機械本体3の切欠された垂直停止部35の後端上端面に当接して係止状態になり、カウンターウエイト32の上部壁面が建設機械本体3の後壁面に当接して、カウンターウエイト32の重量が支えられ、図8(a)の如くカウンターウエイト32が垂直姿勢で停止し停止状態が保持されて収納状態になる。
図9は、本発明の第4実施例の建設機械41を示し、建設機械41は、例えば、クレーンであり、クレーンの作業部42による作業時、又は、後退走行時に、建設機械41全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、カウンターウエイト43を後方に突出させるように構成されたものである。
カウンターウエイト43を後方に突出させる構成、それに関連する前記構成及び作用は、前記第1実施例の建設機械(図1に於いて1)と同様であり、説明を省略する。又、建設機械41に於いても、その構成を、前記第2〜3実施例の建設機械(図7に於いて21、図8に於いて31)に記載した構成に代えることが可能である。
図10は、本発明の第4実施例の建設機械51を示し、建設機械51は、例えば、ブルドーザーであり、ブルドーザーの作業部52による作業時、又は、後退走行時に、建設機械51全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、カウンターウエイト53を後方に突出させるように構成されたものである。
カウンターウエイト53を後方に突出させる構成及び作用は、前記第1実施例の建設機械(図1に於いて1)と同様であり、説明を省略する。又、建設機械51に於いても、その構成を、前記第2〜3実施例の建設機械(図7に於いて21、図8に於いて31)に記載した構成に代えることが可能である。
図11は、本発明の第5実施例の建設機械61を示し、建設機械61は、例えば、ホイールローダーであり、ホイールローダーの作業部62による作業時、又は、後退走行時に、建設機械61全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、カウンターウエイト63を後方に突出させるように構成されたものである。
カウンターウエイト63を後方に突出させる構成及び作用は、前記第1実施例の建設機械(図1に於いて1)と同様であり、説明を省略する。又、建設機械61に於いても、その構成を、前記第2〜3実施例の建設機械(図7に於いて21、図8に於いて31)に記載した構成に代えることが可能である。
1,21,31,41,51,61 建設機械
2 下部走行体
3 建設機械本体
4,42,52,62 作業部
5,32,43,53,63 カウンターウエイト
6 シリンダ筒
7 筒状体
8 貫通ピン
9 貫通孔
10,36 油圧シリンダ
11 物体感知センサー
12 制御部
22 溝形レール
23 穴
24 車輪
25 回転軸
33 枢着部
34 垂直停止部
35 水平停止部

Claims (12)

  1. 下部走行体と、前記下部走行体に搭載される建設機械本体と、前記建設機械本体に揺動自在に枢着され、前記建設機械本体の前方に突出して作業を行う作業部とを備えた建設機械に於いて、前記建設機械本体の後部に、前記建設機械本体の後方に突出自在のカウンターウエイトを設け、前記作業部による作業時、又は、前記下部走行体による後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、前記カウンターウエイトを後方に突出させ、建設機械全体の重心を後方に変位させてバランスを調整するように構成したことを特徴とする建設機械。
  2. 前記建設機械本体後部に固設したシリンダ筒内に前記カウンターウエイトに固設した筒状体を摺動自在に設け、前記筒状体の摺動により前記カウンターウエイトを突出又は復帰させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の建設機械。
  3. 前記カウンターウエイトが突出して停止した時、前記カウンターウエイトを停止位置に固定するため、前記シリンダ筒と前記筒状体とに貫通ピンを貫通させる貫通孔を夫々対応させて開穿したことを特徴とする請求項2記載の建設機械。
  4. 互いに開口部を対向させて水平にした断面視溝形の2つの溝形レールの夫々長手方向一端部を前記カウンターウエイトに固設し、一方、前記建設機械本体後部に前記2つの溝形レールを遊挿させる穴を形成し、前記2つの溝形レール内に夫々内装されて回転し、前記2つの溝形レールを走行させる複数の車輪の回転軸を前記穴内に固設し、前記溝形レールの走行により前記カウンターウエイトを突出又は復帰させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の建設機械。
  5. 前記建設機械本体後端下部に前記カウンターウエイトを揺動自在に枢支する枢支部を設け、前記カウンターウエイトの回転を前記カウンターウエイトの収納位置となる垂直位置で停止させ保持する垂直停止部を前記建設機械本体後端上端に形成し、前記カウンターウエイトの回転を前記カウンターウエイトの突出位置となる水平姿勢で停止させ保持する水平停止部を前記建設機械本体後端下端に形成したことを特徴とする請求項1記載の建設機械。
  6. 前記建設機械本体後部に油圧シリンダを設け、前記油圧シリンダの作動によって前記カウンターウエイトを突出自在としたことを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一に記載の建設機械。
  7. 前記カウンターウエイト近傍に、物体、又は、人の接触又は近接状態を感知する物体感知センサーを設け、前記建設機械本体に設けられた制御部は、前記物体感知センサーから物体、又は、人の接触又は近接状態を感知した感知信号を受信した時、受信時の機械の作動状態に対応させて、前記カウンターウエイトの突出、前記建設機械本体の旋回、又は、前記建設機械の走行を停止させる手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一に記載の建設機械。
  8. 請求項1乃至7のうちいずれか一に記載の建設機械は、油圧ショベルであり、前記油圧ショベルの作業部による作業時、又は、後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、前記カウンターウエイトを後方に突出させるように構成したことを特徴とする建設機械。
  9. 前記油圧ショベルは、後方小旋回機であり、前記後方超小旋回機の作業部による作業時、又は、後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、前記カウンターウエイトを後方に突出させるように構成したことを特徴とする請求項8記載の建設機械。
  10. 請求項1乃至7のうちいずれか一に記載の建設機械は、クレーンであり、前記クレーンの作業部による作業時、又は、後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、前記カウンターウエイトを後方に突出させるように構成したことを特徴とする建設機械。
  11. 請求項1乃至7のうちいずれか一に記載の建設機械は、ブルドーザーであり、前記ブルドーザーの作業部による作業時、又は、後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、前記カウンターウエイトを後方に突出させるように構成したことを特徴とする建設機械。
  12. 請求項1乃至7のうちいずれか一に記載の建設機械は、ホイールローダーであり、前記ホイールローダーの作業部による作業時、又は、後退走行時に、建設機械全体の重心が前方に変位する時、或いは、前方に変位する虞がある時、前記カウンターウエイトを後方に突出させるように構成したことを特徴とする建設機械。
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