JP2013144553A - ディスペンサ洗浄用容器の安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄用容器とディスペンスヘッドの取付部のシール性を確実にすると共に、取付及び取外しを容易にし、取り外し時における残存ガスを安全に外部に排出すること。
【解決手段】洗浄液Wを収容する容器本体1の口部10にシール部材5を介して取り付けられ、ディスペンスヘッド2を着脱可能に装着する装着体3を具備するディスペンサ洗浄用容器において、装着体は、口部に設けられた雄ねじ部11に螺合する雌ねじ部32を有する円筒装着部33を具備し、シール部材は、円筒装着部に設けられた周溝34内に凹溝と凸条にて嵌合し、口部の内周面10a及び周溝の内壁34aに接触可能な第1,第2のシール片51,52とを一体に形成する合成ゴム製部材からなり、両シール片を先端に向かって互いに拡開テーパ状に形成し、口部の内周面の上部に、装着体を取り外す際に1のシール片との接触を徐々に解除すべく上端に向かって拡開するテーパ面13を形成する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、ディスペンサ洗浄用容器の安全装置に関するもので、更に詳細には、例えば生ビールディスペンサの配管経路の洗浄時に用いるディスペンサ洗浄用容器の安全装置に関するものである。
一般に、生ビールディスペンサの配管経路を洗浄する場合、まず、ディスペンスヘッドをビール樽から取り外し、洗浄液を収容した洗浄用容器の装着体にディスペンスヘッドを装着する。その後、ディスペンスヘッドにガスホース及び減圧弁を介して圧送ガス供給源である例えば炭酸ガスボンベを接続して洗浄用容器内に炭酸ガスを供給する。そして、洗浄用容器内に供給された炭酸ガスによって容器内の洗浄液を加圧し、加圧された洗浄液を装着体及びディスペンスヘッドを介してディスペンサの配管経路に流して洗浄作業を行っている。
従来、この種のディスペンサの配管経路の洗浄に用いるディスペンサ洗浄用容器として、例えば、洗浄液を収容する容器本体の口部に、容器内部に向かって縮径するテーパ状の縮径段部を形成し、上記口部に例えばバヨネット締結方式により取り付けられ、ディスペンスヘッドを着脱可能に装着する装着体に、口部に進入可能な中空スリーブを設けると共に、中空スリーブに、縮径段部に嵌入可能な断面逆U字状のパッキンリングを設け、ディスペンスヘッドを介して供給される圧送ガスを容器本体内の洗浄液に加圧し、加圧された洗浄液を用器本体内からディスペンスヘッドを介してディスペンサ側に供給する構造のものが知られている(例えば特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載のものにおいては、装着体の取り外しそのものを規制するため、装着体に、逆転防止用のプランジャをその先端が上方から口部に設けられた係合フランジ上を摺動可能に弾性付勢し、先端が係合フランジに設けられた間隙に突出可能としたロック機構を備えている。
また、ディスペンスヘッドを取り外す際の問題を解決する手段として、例えば、ディスペンスヘッドを容器本体の口部に対して取り付ける取付機構と、この取付機構に係合してディスペンスヘッドの取り外しを禁止すると共に、容器本体の密閉を確保可能な禁止位置、及びディスペンスヘッドの取り外しを許容すると共に容器本体の内圧を抜く許容位置の間で移動可能に設けられた移動部材{具体的には軸部材,Oリング}とを具備する構造のものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−96471号公報(特許請求の範囲、図3〜図5) 特開2000−109193号公報(特許請求の範囲、図1〜図4)
しかしながら、特許文献1に記載のものにおいては、断面逆U字状のパッキンリングが、装着体に設けられた中空スリーブの外周に装着される構造であるため、容器本体に対して装着体の脱着を繰り返して行うと、パッキンリングが中空スリーブからずれて移動する虞がある。このようなパッキンリングのずれにより、洗浄時のパッキンリングのシール性が低下すると共に、装着体を口部から取り外す際の容器本体内に残存するガスの排出が不十分となる懸念がある。また、特許文献1に記載のものにおいては、装着体を取り外す場合は、ロック機構のロック状態を解除した後に、装着体の取り外し行う必要があり、取り外しに手間がかかる懸念がある。
また、特許文献2に記載のものにおいては、容器本体の内圧が高い場合はディスペンスヘッドを取り外すことはできない構造であるが、容器本体の内圧すなわち残存ガスのガス抜き機構を別途設ける必要がある。したがって、構造が複雑になると共に、ディスペンスヘッドの取り外しに手間を要するという問題がある。また、特許文献2に記載のものにおいては、容器本体から装着体を取り外す際の残存ガスのガス抜きについては言及されていない。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ディスペンサ洗浄用容器とディスペンスヘッドの取付部のシール性を確実にすると共に、取付及び取外しを容易にし、かつ、取り外し時における残存ガスを安全に外部に排出するようにしたディスペンサ洗浄用容器の安全装置を提供することを課題とする。
上記課題を達成するために、この発明のディスペンサ洗浄用容器の安全装置は、洗浄液を収容する容器本体と、この容器本体の口部にシール部材を介在して取り付けられ、ディスペンスヘッドを着脱可能に装着する装着体と、この装着体に設けられ、上記ディスペンスヘッドの操作によって、このディスペンスヘッドを介して供給される圧送ガスを上記容器本体内に供給し、圧送ガスにより加圧された洗浄液をディスペンサ側に供給する弁部材と、を具備するディスペンサ洗浄用容器において、 上記装着体は、上記容器本体の口部に設けられた雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有する円筒装着部を具備すると共に、この円筒装着部の上部に上記口部の内周面と対向する内壁を有する周溝を具備し、 上記シール部材は、上記周溝に設けられた嵌合凹溝に嵌合可能な嵌合凸条を有する基部と、上記口部の内周面に接触可能な可撓性を有する第1のシール片と、上記周溝の内壁に接触可能な可撓性を有する第2のシール片とを一体に形成する合成ゴム製部材からなり、上記第1のシール片と第2のシール片とを先端に向かって互いに拡開テーパ状に形成し、 上記口部の内周面の上部に、上記装着体を取り外す際に上記シール部材の第1のシール片との接触を徐々に解除すべく上端に向かって拡開するテーパ面を形成してなる、ことを特徴とする(請求項1)。この場合、上記嵌合凹溝を、上記周溝の内壁と底壁の隅角部に設けられる第1及び第2の嵌合凹溝とで構成し、上記嵌合凸条を、それぞれ上記第1及び第2の嵌合凹溝に嵌合可能な第1及び第2の嵌合凸条とで構成する方が好ましい(請求項2)。
このように構成することにより、シール部材を装着体に確実に取り付けることができ、容器本体の口部に装着体を螺合することで、シール部材の第1のシール片が容器本体の口部の内周面に接触し、第2のシール片が装着体に設けられた周溝の内壁に接触する。そして、容器本体内に圧送用ガスが供給されると、そのガス圧によって第1のシール片が口部の内周面に押圧され、また第2のシール片が周溝の内壁に押圧される。
また、装着体を口部から取り外す際、装着体と口部の螺合状態を解除すると、第1のシール片の先端部が口部の内周面から拡開テーパ面側に移動し、徐々に第1のシール片と口部の内周面との接触が解かれて、容器本体内に残存するガスを外部に排出することができる。
この場合、装着体の周溝に設けられる嵌合凹溝を、周溝の内壁と底壁の隅角部に設けられる第1及び第2の嵌合凹溝とで構成し、上記シール部材の基部に設けられる嵌合凸条を、それぞれ上記第1及び第2の嵌合凹溝に嵌合可能な第1及び第2の嵌合凸条とで構成することにより、シール部材を周溝の直交する2箇所に嵌合固定することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1,2記載のディスペンサ洗浄用容器の安全装置において、上記雄ねじ部及び雌ねじ部のねじは、ねじかみ込み位置が180°方向にある2条ねじにて形成されることを特徴とする。
このように構成することにより、ねじ巻き数で2倍の強度を確保しても、ねじの送り量として装着体を1回転させてねじのピッチを2ピッチ移動することができるので、通常の巻き数と同様に装着体の取付及び取外しを容易にすることができる。
また、請求項1ないし3のいずれかに記載のディスペンサ洗浄用容器の安全装置において、上記容器本体の口部に設けられる雄ねじ部のねじの開始位置を、上記口部の開口端部に設けられる起立円筒部の下方に設け、上記装着体の円筒装着部に設けられる雌ねじ部のねじの開始位置を、上記円筒装着部の開口端部に設けられる垂下円筒部の上方に設ける方が好ましい(請求項4)。
このように構成することにより、装着体を容器本体の口部に取り付ける際に、装着体が傾斜するのを防止することができる。
また、請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のディスペンサ洗浄用容器の安全装置において、上記雄ねじ部及び雌ねじ部は、先端が平面を有している、ことを特徴とする。
このように構成することにより、万一上記装着体が傾斜した状態で無理に締め込まれた場合でも、ねじ部の先端が平面であることから、上記容器本体の口部に設けられた雄ねじ部に螺合する雌ねじ部が面で突き当たることにより、それ以上締め込むことがない。
また、請求項6記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載のディスペンサ洗浄用容器の安全装置において、上記装着体は、上端が開口する圧送ガス供給凹部と、この圧送ガス供給凹部の底部中央に設けられた連通口に連通して下方に延在するガイド筒部とを、具備すると共に、上記底部に圧送ガス流通用小孔を具備し、 上記弁部材は、上記圧送ガス供給凹部内に圧送ガス流路用の隙間を残して収容される頭部と、この頭部の下部に垂下され、上記ガイド筒部内に気水密に、かつ摺動自在に貫挿される脚部と、上記頭部の上端面と上記脚部の下部側面に開口する洗浄液流通路と、上記脚部の下端に設けられ、上記ガイド筒部の下端面に対して接離可能な閉止蓋と、を具備する合成ゴム製部材にて形成され、 上記圧送ガス供給凹部の底部と上記頭部との間に縮設され、常時上記閉止蓋を上記ガイド筒部の下端面に圧接する付勢力(弾発力)を有するばね部材を具備し、 上記装着体に装着されたディスペンスヘッドの操作によって上記ばね部材の付勢力(弾発力)に抗して上記洗浄液流通路を上記用器本体内に連通可能に形成し、 上記装着体からディスペンスヘッドを取り外した際に、上記ばね部材の付勢力(弾発力)によって上記閉止蓋が上記ガイド筒部の下端面を塞ぎ、上記用器本体内の残留ガスを上記圧送ガス流通用小孔及び隙間を介して外部に排出可能に形成してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、容器本体の口部に取り付けられた装着体にディスペンスヘッドを取り付け、ディスペンスヘッドを操作すると、ばね部材の付勢力(弾発力)に抗して弁部材は下方に移動し、洗浄液流通路が容器本体内に連通する。この状態で、ディスペンスヘッドを介して供給される圧送ガスを容器本体内に供給し、圧送ガスにより加圧された洗浄液をディスペンサ側に供給することができる。
また、装着体からディスペンスヘッドを取り外すと、ばね部材の付勢力(弾発力)によって弁部材が上方に移動し、洗浄液流通路と容器本体内との連通が遮断され、容器本体内残存するガスは圧送ガス流通用小孔及び隙間を介して外部に排出される。
加えて、請求項7記載の発明は、請求項6記載のディスペンサ洗浄用容器の安全装置において、上記圧送ガス供給凹部の底部上面に、上記連通口の同心円上に突設され、外周面が上端に向かって狭小テーパ状の環状起立部を具備し、上記弁部材の頭部下面に、上記環状起立部に嵌合可能に形成されると共に、上記狭小テーパ面に圧接可能な可撓性を有する外周壁を有する嵌合凹溝部を形成してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、装着体にディスペンスヘッドを取り付けた状態において、ディスペンスヘッドの操作によって圧送用ガスが供給されると、ガス圧によって嵌合凹溝部の外周壁が、環状起立部の上端に向かって狭小テーパ状の外周面に押圧される。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような優れた効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明によれば、容器本体内に供給される圧送用ガスのガス圧によって第1のシール片が口部の内周面に押圧され、また第2のシール片が周溝の内壁に押圧されるので、容器本体と装着体との取付部のシール性を確実にすることができる。また、シール部材は、先端に向かって互いに拡開テーパ状に形成される、第1のシール片と第2のシール片とを有するので、装着体の口部への螺合の締め付け力に影響を受けることなく、シール状態を一定にすることができる。
また、洗浄作業後に炭酸ガスボンベからの炭酸ガスの供給を停止しないで、万一装着体を口部から取り外された場合でも、容器本体内に残存するガスを徐々に外部に排出することができるので、安全に装着体を取り外すことができる。
この場合、装着体の周溝に設けられる嵌合凹溝を、周溝の内壁と底壁の隅角部に設けられる第1及び第2の嵌合凹溝とで構成し、上記シール部材の基部に設けられる嵌合凸条を、それぞれ上記第1及び第2の嵌合凹溝に嵌合可能な第1及び第2の嵌合凸条とで構成することにより、シール部材を周溝の直交する2箇所に嵌合固定することができるので、装着体の取付時と取外し時にシール部材の第1のシール片が内外の反対方向に力を受けてもシール部材はずれることがない。したがって、更にシール部材のシール性の安定が図れると共に、装着体の取外しの際の容器本体内に残存するガスの排出を確実にすることができる(請求項2)。
(2)請求項3記載の発明によれば、ねじの送り量を2倍にして安全を確保しても装着体を1回転させてねじのピッチを2ピッチ移動することができるので、上記(1)に加えて更に装着体の取付及び取外しを容易にすることができる。
(3)請求項4記載の発明によれば、装着体を容器本体の口部に取り付ける際に、装着体が傾斜するのを防止することができるので、上記(1),(2)に加えて更に装着体の斜め掛かりを防止することができ、装着体を容器本体の口部に確実に取り付けることができる。
(4)請求項5記載の発明によれば、上記(3)に加えて更に、万一上記装着体が傾斜した状態で無理に締めこまれた場合でも、ねじ部の先端が平面であることから、上記容器本体の口部に設けられた雄ねじ部に螺合する雌ねじ部が面で突き当たることにより、それ以上締め込むことができないことから、ねじの破損を防止することができる。
(5)請求項6記載の発明によれば、装着体からディスペンスヘッドを取り外す際、洗浄液流通路と容器本体内との連通が遮断され、容器本体内残存するガスは圧送ガス流通用小孔及び隙間を介して外部に排出されるので、容器本体内残存するガスのみを安全に外部に排出することができる。
(6)請求項7記載の発明によれば、供給される圧送用ガスのガス圧によって弁部材に設けられた嵌合凹溝部の外周壁が、装着体の洗浄液流通口と同心円上に設けられた環状起立部の上端に向かって狭小テーパ状の外周面に押圧されるので、上記(1)〜(5)に加えて更にシール性の向上が図れる。
この発明に係るディスペンサ洗浄用容器の使用状態を示す概略構成図である。 この発明に係るディスペンサ洗浄用容器の使用状態を示す断面図(a)及び(a)のI部拡大断面図(b)である。 この発明における弁部材の取付状態を示す拡大断面図である。 この発明に係るディスペンサ洗浄用容器の不使用状態を示す断面図である。 この発明における装着体の断面斜視図である。 この発明に係るディスペンサ洗浄用容器の装着体からディスペンスヘッドを取り外した状態を示す断面図である。 この発明における容器本体の口部を示す斜視図(a)及び容器本体の平面図(b)である。 この発明における容器本体と装着体の取付状態を示す要部拡大断面図(a)及び容器本体から装着体を取り外す状態を示す要部拡大断面図(b)である。
以下に、この発明を実施するための形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、この発明に係るディスペンサ洗浄用容器の安全装置を生ビールディスペンサの配管経路の洗浄時に用いるディスペンサ洗浄用容器に用いた場合について説明する。
この発明に係るディスペンサ洗浄用容器T(以下に洗浄用容器Tという)は、図1ないし図3に示すように、洗浄液Wを収容する容器本体1と、この容器本体1の口部10に後述するシール部材5を介在して取り付けられ、ディスペンスヘッド2を着脱可能に装着する装着体3と、装着体3内に配設され、ディスペンスヘッド2の操作によって圧送ガスを容器本体1内に供給し、圧送ガスにより加圧された洗浄液Wをディスペンサ7側に供給する弁部材4とで主に構成されている。
上記ディスペンスヘッド2は、図1ないし図3に示すように、下端には、装着体3の上端に形成された取付部30に着脱可能に装着される内向き鍔部21を有する取付部20を具備している。この場合、装着体3の取付部30は、外向きフランジにて形成され、フランジの外周の3箇所に直線状の切欠き31を形成した形状とされている。したがって、ディスペンスヘッド2の装着体3との取付は、いわゆるバヨネット方式で行うことができる。
また、ディスペンスヘッド2は、上下に貫通する貫通路22aを有する胴部22と、この胴部22の貫通路22a内において洗浄液導出管23を移動するハンドル24とを具備している。
この場合、胴部22の一側部には、圧送ガス導入口25が設けられている。この圧送ガス導入口25と圧送ガス供給手段すなわち炭酸ガスボンベ6とが、ガスホース60及び減圧弁61を介して接続されている。この炭酸ガス導入口25は、上記ハンドル24の操作によって移動する洗浄液導入管23によって開閉可能になっている。また、洗浄液導入管23の下端面は、後述する装着体3内に配設される弁部材4の頭部40の上端面40aに当接可能に形成されている。
上記装着体3は、例えばプラスチック製部材によって形成されており、図2,図4及び図5に示すように、蓋状に形成され、内側部に容器本体1の口部10に形成された雄ねじ部11にねじ結合(螺合)可能な雌ねじ部32を設けた円筒装着部33を具備すると共に、この円筒装着部33の上部に口部10の内周面と対向する内壁34aを有する周溝34を具備しており、周溝34内にシール部材5が嵌合されている。この場合、雄ねじ部11及び雌ねじ部32のねじは、先端が平面を有する台形ねじにて形成されると共に、ねじかみ込み位置が180°方向にある2条ねじにて形成されている。
このように雄ねじ部11及び雌ねじ部32のねじを、ねじかみ込み位置が180°方向にある2条ねじにて形成することにより、ねじの送り量を2倍にして安全を確保しても装着体3を1回転させてねじのピッチを2ピッチ移動することができるので、装着体3の容器本体1に対する取付及び取外しを容易にすることができる。
更に、容器本体1の口部10に設けられる雄ねじ部11のねじの開始位置11aは、口部10の開口端部に設けられる起立円筒部12の下方に設けられている(図7参照)。また、図示しないが、装着体3の円筒装着部33に設けられる雌ねじ部32のねじの開始位置も雄ねじ部11のねじの開始位置11aに対応させて、円筒装着部33の開口端部に設けられる垂下円筒部35の上方に設けられている。
上記シール部材5は、例えばシリコンゴム等の合成ゴムにて形成されている。このシール部材5は、装着体3の円筒装着部33に設けられた周溝34内に嵌合する断面略矩形状の基部50と、口部10の内周面10aに接触可能な可撓性を有する第1のシール片51と、周溝34の内壁34aに接触可能な可撓性を有する第2のシール片52とを一体に形成されており、第1のシール片51と第2のシール片52とを先端に向かって互いに拡開テーパ状をなす断面略Y字状に形成されている。この場合、図8に示すように、周溝34の内壁34aと底壁34bとの隅角部には第1及び第2の嵌合凹溝36a,36bが設けられており、これら第1及び第2の嵌合凹溝36a,36bに、シール部材5の基部50の隣接する2辺に突設された第1及び第2の嵌合凸条50a,50bを嵌合させた状態で、周溝34内にシール部材5が嵌合されている。このように構成することにより、周溝34の内壁34aと底壁34bとの隅角部すなわち直交する2箇所に設けられる第1及び第2の嵌合凹溝36a,36bに、シール部材5の基部50の隣接する2辺に突設された第1及び第2の嵌合凸条50a,50bを嵌合させた状態で、周溝34内にシール部材5を嵌合固定することができる。これにより、シール部材5を装着体3の周溝34に確実に固定することができる。したがって、シール部材5、特に第1のシール片51は、装着体3の取付時には内方側に力を受け、装着体3の取外し時には反対の外方側に力を受けるが、シール部材5はずれることがない。また、装着体3を容器本体1の口部10に対して繰り返して装着(着脱)しても、シール部材5の位置がずれる心配がない。
なお、容器本体1は、例えばステンレス鋼にて形成されている。容器本体1の口部10は、容器本体1の外径より若干小径の口径に形成されており、その内周面10aの上部には、装着体3を取り外す際にシール部材5の第1のシール片51との接触を徐々に解除すべく上端に向かって拡開するテーパ面13が形成されている。
上記のように、シール部材5を断面略Y字状に形成し、口部10の内周面10aに上端に向かって拡開するテーパ面13を形成することにより、容器本体1の口部10に装着体3を螺合することで、シール部材5の第1のシール片51が容器本体1の口部10の内周面10aに接触し、第2のシール片52が装着体3の周溝34の内壁34aに接触する。この状態で、容器本体1内に圧送用ガスが供給されると、そのガス圧によって第1のシール片51が口部10の内周面10aに押圧されると共に、第2のシール片52が周溝34の内壁に押圧されるので、シール性の向上が図れる(図8(a)参照)。
また、装着体3を口部10から取り外す際、装着体3と口部10の螺合状態を解除すると、第1のシール片51の先端部が口部10の内周面10aから拡開テーパ面13側に移動し、徐々に第1のシール片51と口部10の内周面との接触が解かれて、容器本体1内に残存するガスを外部に排出することができる。したがって、容器本体1から装着体3を取り外すと同時に、容器本体1内に残存するガスを外部に安全に排出することができる。
また、装着体3は、上端が開口する圧送ガス供給凹部37と、この圧送ガス供給凹部37の底部37aの中央に設けられた連通口37bに連通して下方に延在するガイド筒部37cとを具備すると共に、底部37aに圧送ガス流通用小孔37dが設けられている。更に、装着体3の底部37aにおける上面の連通口37bの同心円上には、外周面38aが上端に向かって狭小テーパ状の環状起立部38が突設されている。なお、ガイド筒部37cには、容器本体1の底部まで延びるサイホンチューブ39が接続されている。
なお、装着体3における圧送ガス供給凹部37の底部37aの下方部位の側壁部にはガス抜き口81を介して手動操作可能なガス抜き弁80が設けられている。
一方、上記弁部材4は、例えばNBR(アクリロニトリル・ブタジエンゴム)等の合成ゴムにて形成されている。この弁部材4は、圧送ガス供給凹部37内に圧送ガス流路用の隙間Sを残して収容される上端が平坦状の頭部40と、この頭部40の下部に垂下され、ガイド筒部37c内に気水密に、かつ摺動自在に貫挿される円柱状の脚部41と、頭部40の上端面40aと脚部41の下部側面に開口する洗浄液流通路42と、脚部41の下端に設けられ、ガイド筒部37cの下端面に対して接離可能な閉止蓋43と、を具備している。この場合、閉止蓋43は、脚部41の下端に設けられた小径円柱部44を貫挿する取付孔43aを有する円盤状に形成され、取付孔43aを介して小径円柱部44に取り付けられた状態で、小径円柱部44の下端側に設けられた軸方向に直交する貫通孔45に貫挿された抜け止めピン46によって弁部材4の脚部41に固定されている。なお、閉止蓋43の脚部41への固定は抜け止めピン46以外の固定手段例えば接着あるいはねじ込み式等を用いて行ってもよい。
また、弁部材4は、圧送ガス供給凹部37の底部37aと頭部40との間に縮設され、常時閉止蓋43をガイド筒部37cの下端面に圧接する付勢力(弾発力)を有する例えば圧縮ばね等のばね部材47を具備している。このばね部材47の付勢力(弾発力)によって閉止蓋43がガイド筒部37cの下端面に圧接されることにより、装着体3からディスペンスヘッド2が取り外された状態では、弁部材4に設けられた洗浄液流通路42は容器本体1内とは連通していない。また、装着体3にディスペンスヘッド2が取り付けられ、ハンドル24を操作(下方向に回動操作)すると、ディスペンスヘッド2の洗浄液導入管23の下端面が弁部材4の頭部40の上面に当接し、ばね部材47の付勢力(弾発力)に抗して弁部材4を下方に移動する。すると、閉止蓋43がガイド筒部37cの下端面から離れ、洗浄液流通路42の下端開口部が容器本体1内に露呈して洗浄液流通路42が容器本体1内と連通する。
また、弁部材4の頭部40の下面には、装着体3の圧送ガス供給凹部37に設けられた環状起立部38に嵌合可能に形成される嵌合凹溝部48が形成されている。この場合、嵌合凹溝部48には、環状起立部38の外周面38aに形成された狭小テーパ面に圧接可能な可撓性を有する外周壁48aが形成されている。
上記のように、装着体3に設けられた圧送ガス供給凹部37の底部上面に、外周面38aが上端に向かって狭小テーパ状の環状起立部38を突設する一方、弁部材4の頭部下面に、環状起立部38に嵌合可能に形成されると共に、狭小テーパ状の外周面38aに圧接可能な可撓性を有する外周壁48aを有する嵌合凹溝部48を形成することにより、圧送ガス供給凹部37内に供給された圧送ガスのガス圧によって嵌合凹溝部48の外周壁48aが、環状起立部38の狭小テーパ状の外周面38aに押圧することができる。したがって、ディスペンサ7の洗浄時において、ディスペンスヘッド2を介して容器本体1内に供給される圧送ガスの洗浄液供給側すなわちサイホンチューブ39側への回り込みを防止することができる。
上記のように構成される装着体3及びディスペンスヘッド2を有する洗浄用容器Tを用いてディスペンサ7の配管経路の洗浄を行う場合は、まず、洗浄液Wを収容した容器本体1の口部10の雄ねじ部11と装着体3の雌ねじ部32を螺合して、容器本体1に装着体3を装着する。次に、装着体3の上端に形成された取付部30にディスペンスヘッド2の取付部20をバヨネット方式で取り付ける。
容器本体1に装着体3とディスペンスヘッド2を取り付けた後、ディスペンスヘッド2にガスホース60及び減圧弁61を介して炭酸ガスボンベ6を接続する一方、ディスペンスヘッド2の洗浄液導出管23にビールホース70を介してディスペンサ7を接続する。
このように接続されたディスペンスヘッド2は、ハンドル24を下方向に回動することによって、洗浄液導入管23が下方に移動して、洗浄液導入管23の下端面が弁部材4の頭部40の上面に当接し、ばね部材47の付勢力(弾発力)に抗して弁部材4を下方に移動するので、洗浄液流通路42の下端開口部が容器本体1内に露呈して洗浄液流通路42がサイホンチューブ39に連通する。そして、炭酸ガスボンベ6から炭酸ガス導入口25を通って供給される炭酸ガスが、装着体3の圧送ガス供給凹部37と弁部材4の頭部40との隙間S及び圧送ガス流通用小孔37dを介して容器本体1内に充填された洗浄液Wを加圧する。この加圧された洗浄液Wが、サイホンチューブ39、洗浄液流通路42を通り、ビールホース70を介してディスペンサ7に入り、配管経路を通った後に、タップ71から排出することによって洗浄作業を行うことができる。
上記洗浄作業中において、容器本体1内に供給される炭酸ガスのガス圧がシール部材5の第1のシール片51及び第2のシール片52に作用し、第1のシール片51は口部10の内周面に押圧されると共に、第2のシール片52はシール部材5が嵌合されている周溝34の内壁34aに押圧される。したがって、容器本体1と装着体3との取付部は確実にシールされる。また、装着体3の圧送ガス供給凹部37内に供給(流入)された炭酸ガスは圧送ガス流通用小孔37dを介して容器本体1内に流れるまで圧送ガス供給凹部37内に充満するので、この充満された炭酸ガスのガス圧が弁部材4の嵌合凹溝部48の外周壁48aに作用して、この外周壁48aを環状起立部38の狭小テーパ状の外周面38aに押圧する。したがって、ディスペンサ7の洗浄時において、ディスペンスヘッド2を介して容器本体1内に供給される圧送ガスの洗浄液供給側すなわちサイホンチューブ39側への回り込みを防止することができる。
洗浄作業が終了した後に容器本体1からディスペンスヘッド2と装着体3を取り外す場合は、炭酸ガスボンベ6の元栓を閉めた後に取り外す。
装着体3からディスペンスヘッド2を取り外す場合は、ハンドル24を上方へ回動して洗浄液導出管23を上方へ移動した後、装着体3からディスペンスヘッド2を取り外す。この状態では、ばね部材47の付勢力(弾発力)によって弁部材4が上方に移動し、弁部材4の閉止蓋43がガイド筒部37cの下端面に圧接される。これにより、弁部材4に設けられた洗浄液流通路42は容器本体1内と遮断されるので、容器本体1内に残存する炭酸ガスは、圧送ガス流通用小孔37d及び圧送ガス供給凹部37と弁部材4の頭部40の隙間Sを介して外部に排出される。したがって、洗浄作業後に炭酸ガスボンベからの炭酸ガスの供給を停止しないで、万一ディスペンスヘッド2を取り付けた状態で装着体3からディスペンスヘッド2を取り外しても、容器本体1内の残留水分が不用意に外部に飛散したり、大きな音を発する心配がない。
また、容器本体1から装着体3を取り外す場合においては、装着体3と口部10の螺合状態を解除すると、第1のシール片51の先端部が口部10の内周面10aから拡開テーパ面13側に移動し、徐々に第1のシール片51と口部10の内周面との接触が解かれて、容器本体1内に残存するガスを外部に排出することができるので、容器本体1から装着体3を取り外すと同時に、容器本体1内に残存するガスを外部に安全に排出することができる。したがって、容器本体1から装着体3を取り外す際に、容器本体1内の残留水分が不用意に外部に飛散したり、大きな音を発する心配がない。
T ディスペンサ洗浄用容器
W 洗浄液
1 容器本体
2 ディスペンスヘッド
3 装着体
4 弁部材
5 シール部材
10 口部
10a 内周面
11 雄ねじ部
11a ねじ開始位置
12 起立円筒部
13 拡開テーパ面
23 洗浄液導出管
24 ハンドル
32 雌ねじ部
33 円筒装着部
34 周溝
34a 内壁
34b 底壁
35 垂下円筒部
36a 第1の嵌合凹溝
36b 第2の嵌合凹溝
37 圧送ガス供給凹部
37a 底部
37b 連通口
37c ガイド筒部
37d 圧送ガス流通用小孔
38 環状起立部
38a 外周面
40 弁部材の頭部
41 弁部材の脚部
42 洗浄液流通路
43 閉止蓋
47 ばね部材
48 嵌合凹溝
48a 外周壁
50 シール部材の基部
50a 第1の嵌合凸条
50b 第2の嵌合凸条
51 第1のシール片
52 第2のシール片
S 隙間

Claims (7)

  1. 洗浄液を収容する容器本体と、この容器本体の口部にシール部材を介在して取り付けられ、ディスペンスヘッドを着脱可能に装着する装着体と、この装着体に設けられ、上記ディスペンスヘッドの操作によって、このディスペンスヘッドを介して供給される圧送ガスを上記容器本体内に供給し、圧送ガスにより加圧された洗浄液をディスペンサ側に供給する弁部材と、を具備するディスペンサ洗浄用容器において、
    上記装着体は、上記容器本体の口部に設けられた雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有する円筒装着部を具備すると共に、この円筒装着部の上部に上記口部の内周面と対向する内壁を有する周溝を具備し、
    上記シール部材は、上記周溝に設けられた嵌合凹溝に嵌合可能な嵌合凸条を有する基部と、上記口部の内周面に接触可能な可撓性を有する第1のシール片と、上記周溝の内壁に接触可能な可撓性を有する第2のシール片とを一体に形成する合成ゴム製部材からなり、上記第1のシール片と第2のシール片とを先端に向かって互いに拡開テーパ状に形成し、
    上記口部の内周面の上部に、上記装着体を取り外す際に上記シール部材の第1のシール片との接触を徐々に解除すべく上端に向かって拡開するテーパ面を形成してなる、
    ことを特徴とするディスペンサ洗浄用容器の安全装置。
  2. 請求項1記載のディスペンサ洗浄用容器の安全装置において、
    上記嵌合凹溝は、上記周溝の内壁と底壁の隅角部に設けられる第1及び第2の嵌合凹溝からなり、上記嵌合凸条は、それぞれ上記第1及び第2の嵌合凹溝に嵌合可能な第1及び第2の嵌合凸条からなる、ことを特徴とするディスペンサ洗浄用容器の安全装置。
  3. 請求項1又は2記載のディスペンサ洗浄用容器の安全装置において、
    上記雄ねじ部及び雌ねじ部のねじは、ねじかみ込み位置が180°方向にある2条ねじにて形成される、ことを特徴とするディスペンサ洗浄用容器の安全装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のディスペンサ洗浄用容器の安全装置において、
    上記容器本体の口部に設けられる雄ねじ部のねじの開始位置を、上記口部の開口端部に設けられる起立円筒部の下方に設け、上記装着体の円筒装着部に設けられる雌ねじ部のねじの開始位置を、上記円筒装着部の開口端部に設けられる垂下円筒部の上方に設ける、ことを特徴とするディスペンサ洗浄用容器の安全装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のディスペンサ洗浄用容器の安全装置において、
    上記雄ねじ部及び雌ねじ部は、先端が平面を有している、ことを特徴とするディスペンサ洗浄用容器の安全装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のディスペンサ洗浄用容器の安全装置において、
    上記装着体は、上端が開口する圧送ガス供給凹部と、この圧送ガス供給凹部の底部中央に設けられた連通口に連通して下方に延在するガイド筒部とを、具備すると共に、上記底部に圧送ガス流通用小孔を具備し、
    上記弁部材は、上記圧送ガス供給凹部内に圧送ガス流路用の隙間を残して収容される頭部と、この頭部の下部に垂下され、上記ガイド筒部内に気水密に、かつ摺動自在に貫挿される脚部と、上記頭部の上端面と上記脚部の下部側面に開口する洗浄液流通路と、上記脚部の下端に設けられ、上記ガイド筒部の下端面に対して接離可能な閉止蓋と、を具備する合成ゴム製部材にて形成され、
    上記圧送ガス供給凹部の底部と上記頭部との間に縮設され、常時上記閉止蓋を上記ガイド筒部の下端面に圧接する付勢力を有するばね部材を具備し、
    上記装着体に装着されたディスペンスヘッドの操作によって上記ばね部材の付勢力に抗して上記洗浄液流通路を上記用器本体内に連通可能に形成し、
    上記装着体からディスペンスヘッドを取り外した際に、上記ばね部材の付勢力によって上記閉止蓋が上記ガイド筒部の下端面を塞ぎ、上記用器本体内の残留ガスを上記圧送ガス流通用小孔及び隙間を介して外部に排出可能に形成してなる、
    ことを特徴とするディスペンサ洗浄用容器の安全装置。
  7. 請求項6記載のディスペンサ洗浄用容器の安全装置において、
    上記圧送ガス供給凹部の底部上面に、上記連通口の同心円上に突設され、外周面が上端に向かって狭小テーパ状の環状起立部を具備し、
    上記弁部材の頭部下面に、上記環状起立部に嵌合可能に形成されると共に、上記狭小テーパ面に圧接可能な可撓性を有する外周壁を有する嵌合凹溝部を形成してなる、
    ことを特徴とするディスペンサ洗浄用容器の安全装置。
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