JP7308046B2 - 水洗式便器 - Google Patents
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Description
水洗式便器100は、洗浄水が供給されて汚物を排出する便器本体110を有する。便器本体110へは、汚物を下水に排出するための洗浄水を供給するジェット配管(図示省略)と、便器本体110の上部周縁から便器本体110の内壁を洗浄するための洗浄水を供給するリム配管2とが接続される。
なお、本明細書において、リムノズル1の先端とは洗浄水が流通する下流側の端部であり、基端とは、洗浄水が流通する上流側の端部を意味する。
キャップ底部32は、ノズル本体10の下流側端部が当接する略円形の面であり、洗浄水を便器本体110の内側へ向けて吐水する複数の貫通孔34が形成されている。図3(b)に示すように、ノズルキャップ3がノズル本体10に取り付けられた状態では、キャップ底部32とノズル本体10の先端側端部との間に間が空いており、ノズル本体10は、キャップ底部32に当接していない。
本実施形態では、水洗式便器100を、便器本体110と、便器本体110に設けられ、便器本体110に洗浄水を供給するリム配管2に接続されるリムノズル1と、を含んで構成した。また、リムノズル1を、ノズル本体10と、ノズル本体10の先端側に取り付けられ、便器本体110内へ吐水する貫通孔34を備えるノズルキャップ3と、を含んで構成し、ノズルキャップ3を、ノズル本体10との間に、リムノズル1内の残水を排出するための排出部35が形成されるように配置させた。
リムノズル1が、ノズル本体10とノズルキャップ3との2つの部品を有し、ノズルキャップ3が、ノズル本体10の外周面とノズルキャップ3の内周面との間に洗浄水の排出部35が形成されるように配置されるので、ノズル本体10の先端へ流れた水が、傾斜したノズルキャップ3の内周面を伝い、排出部35からノズルキャップ3のキャップ開口部31側へ流れやすい。このため、リムノズル1を流通した水が、吐水しない間にリムノズル1内に滞留することを防止することができる。特に、ノズル本体10が傾斜していたり、長かったりする場合でも、洗浄水がノズル本体10の外周面とノズルキャップ3の内周面との間の排出部35から逃げるので、リムノズル1内に残水が滞留しにくい。残水が滞留しにくいため、リムノズル1内に存在する空気が、次の吐水の際に残水によって前に一気に前方へ押し出されることが防止できる。また、排出部35が形成されていることにより、次の吐水の際に流れてきた洗浄水とリムノズル1の内部の中で圧力が高まることが防止できる。これにより、押し出される空気により発生する異音を低減し、静かな吐水を実現することができる。
ノズル本体10とノズルキャップ3が螺合や圧入接続でなく、凹部と凸部の係合により係止されているので、ノズル本体10とノズルキャップ3の間に十分な排出部35を形成しやすい。また、ノズル本体10とノズルキャップ3の間に排出部35が形成されていても、互いが外れないように係止することができる。
これにより、リム部112の内部にチャンバ114を有し、チャンバ114にリムノズル1を接続して、リム部112から便器本体110のボウル部111へ向けて吐水する水洗式便器100において、リムノズル1内の残水の滞留を防止することができる。よって、上記と同様の効果を奏することができる。
例えば、上記実施形態では、ノズル本体10に形成される凸部であるキャップ係合凸部13にノズルキャップ3に形成される係合溝331が係合するように構成されているが、これに限られない。ノズル本体の外側表面に凹部としての溝を形成し、ノズルキャップの内周面に、ノズル本体の溝に係合する凸部を形成してもよい。
2 リム配管(配管)
3 ノズルキャップ
34 貫通孔
35 排出部
10 ノズル本体
13 キャップ係合凸部(凸部)
100 水洗式便器
110 便器本体
111 ボウル部
112 リム部
114 チャンバ
331 係合溝(凹部)
Claims (5)
- 便器本体と、
前記便器本体に設けられ、前記便器本体に洗浄水を供給する配管に接続されるリムノズルと、を備える水洗式便器であって、
前記リムノズルは、
ノズル本体と、
前記ノズル本体の先端側に取り付けられ、前記便器本体内へ吐水する貫通孔を備えるノズルキャップと、を有し、
前記ノズルキャップは、前記ノズル本体との間に、前記リムノズル内の残水を排出するための排出部が形成されるように配置され、
前記排出部から、前記ノズル本体の下流側端部を受け入れる前記ノズルキャップの開放端であるキャップ開口部を通じて前記残水が排出される、水洗式便器。 - 前記ノズルキャップの内周面は、前記ノズル本体の先端側から基端側に向かうに従って拡径するテーパ形状である、請求項1に記載の水洗式便器。
- 前記ノズル本体は、前記便器本体に前記リムノズルが取り付けられた状態で少なくとも前記ノズル本体の内部における下側に位置する面が、上流側から下流側へ水が流れるように下り傾斜している、請求項1又は2に記載の水洗式便器。
- 前記ノズルキャップ及び前記ノズル本体は、前記ノズルキャップに形成される凹部又は凸部と、前記ノズル本体に形成される凸部又は凹部とが互いに係合することにより、互いに係止される、請求項1~3のいずれか1項に記載の水洗式便器。
- 前記便器本体は、上部が開口し洗浄水が供給される凹状のボウル部と、
前記ボウル部の上縁に沿うリム部と、を有し、
前記リム部は、内部が中空に形成されて、前記ボウル部に供給される洗浄水を受け入れ可能なチャンバを有し、
前記リムノズルは、前記チャンバに接続される、請求項1~4のいずれか1項に記載の水洗式便器。
Priority Applications (1)
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- 2019-02-12 JP JP2019022781A patent/JP7308046B2/ja active Active
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