JP2013144384A - 転写ロール交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写装置の被転写材送給方向上流側及び下流側のスペースを有効利用する。
【解決手段】台車5は、転写装置3の版胴取付位置Po下方に側方から進入して版胴31を搬入する一方、版胴取付位置Po下方から側方に後退して版胴31を搬出する。版胴昇降機構4は、版胴31の交換時、版胴取付位置Poと版胴取付位置Po下方に進入した台車5との間で、版胴31の受け渡しを行うべく版胴31を支持して昇降する。台車5は、版胴取付位置Po下方に進入した台車5を転写装置3の装置固定側との係合動作により版胴取付位置Po下方で移動しないように位置決めする。版胴位置決め機構6は、台車進退方向に移動可能に設けられ、台車5が版胴取付位置Po下方に進入した際に台車5上の版胴31が転写装置3に取付け可能なように、版胴31の端部を当接させて長さの異なる各種版胴31の位置決めを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷装置又は塗工装置の転写装置に備わる転写ロールを転写装置に脱着する際に用いる転写ロール交換装置に関する。
従来より、印刷装置又は塗工装置で使用される転写装置は、装置固定側に回転可能に支持された転写ロールを備え、上記転写装置は、通過する被転写材に上記転写ロールの外周面に付着する転写液を回転動作により転写して印刷又は塗工を行うようになっている。
ところで、上記転写装置で転写する絵柄等を変更する際、転写ロールを交換する必要がある。例えば、特許文献1に開示されている印刷装置は、転写ロールとしての版胴をそれぞれに備えた複数の転写装置が並設され、版胴の交換時には、上記各転写装置の版胴取付位置下方に対して台車で版胴を搬出入するようになっている。上記台車は、乗載した版胴を昇降させる昇降部を有していて、まず、被転写材送給方向上流側から上記版胴取付位置下方に空の台車を進入させた状態で上記昇降部を上昇させ、当該昇降部が上昇端位置で版胴取付位置から使用済みの版胴を受け取って下降した後、上記台車を被転写材送給方向下流側に移動させて使用済みの版胴を搬出するようになっている。次に、台車を被転写材送給方向上流側から進入させて新たな版胴を搬入した後、上記昇降部を上昇させて上昇端位置で版胴取付位置に新たな版胴を受け渡して版胴の交換が終了するようになっている。
特開昭60−105543号公報(第3頁、図5及び図6)
しかし、特許文献1の場合、転写装置の版胴取付位置下方への版胴の搬出入を転写装置の被転写材送給方向上流側及び下流側から行うので、転写装置の被転写材送給方向上流側及び下流側に台車用スペースが必要となり、当該スペースに他の設備を設置することができない。
また、塗工装置における転写装置においても、特許文献1と同様の構造であるので、上述と同じ課題が生じる。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、印刷装置又は塗工装置における転写装置の被転写材供給方向上流側及び下流側のスペースを有効利用できる転写ロール交換装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、転写ロールを搬出入する台車を転写装置の転写ロール取付位置下方で移動しないように位置決めする台車位置決め手段と、台車が転写ロール取付位置下方に進入した際、転写ロールが転写装置に取付け可能となるように台車上で転写ロールの位置決めを行うロール位置決め手段とを設けたことを特徴とする。
具体的には、印刷装置又は塗工装置の転写装置に備わる転写ロールを上記転写装置に脱着する際に用いる転写ロール交換装置において、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、上記転写装置の転写ロール取付位置下方に側方から進入して上記転写ロールを搬入する一方、上記転写ロール取付位置下方から側方に後退して上記転写ロールを搬出する台車と、転写ロール交換時、上記転写ロール取付位置と該転写ロール取付位置下方に進入した台車との間で、上記転写ロールの受け渡しを行うべく該転写ロールを支持して昇降するロール昇降手段とを備え、上記台車は、上記転写ロール取付位置下方に進入した台車を装置固定側との連係動作により、上記転写ロール取付位置下方で移動しないように位置決めする台車位置決め手段と、台車進退方向に移動可能に設けられ、上記台車が上記転写ロール取付位置下方に進入した際に該台車上の転写ロールが上記転写装置に取付け可能なように、該転写ロールの端部を当接させて長さの異なる各種転写ロールの位置決めを行うロール位置決め手段とを備えていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記台車は、当該台車の骨格をなす本体フレームと、該本体フレーム上部に台車進退方向にスライド可能に設けられ、上記転写ロールを乗載するスライドフレームとを備え、上記ロール位置決め手段による転写ロールの位置決めは、上記本体フレームに対して上記スライドフレームを台車進入方向にスライドさせた状態に対応して行われることを特徴とする。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、上記ロール位置決め手段は、台車進退方向に沿って延び、乗載する各種転写ロールの端部に対応する位置にそれぞれ目印が印された目印部材と、該目印部材に沿ってスライド可能なスライダと、該スライダに設けられ、上記転写ロールを乗載する際に当該転写ロールの端部を接触させる位置決めプレートとを備えていることを特徴とする。
第4の発明では、第3の発明において、上記位置決めプレートは、プレート付勢部材により上方に回動付勢された状態で一端が上記スライダに軸支されていることを特徴とする。
第5の発明では、第1から第4のいずれか1つの発明において、上記台車位置決め手段と装置固定側との連係動作は、係合動作であることを特徴とする。
第6の発明では、第5の発明において、上記係合動作は、上記台車位置決め手段及び装置固定側の一方に設けられ、フック付勢部材により回動付勢されたフックと、上記台車位置決め手段及び装置固定側の他方に設けられ、上記台車の上記転写ロール取付位置下方への進入動作により上記フックを押圧し、該フックが上記フック付勢部材の付勢力に抗して回動して係合する被係合部材とにより行われることを特徴とする。
第1の発明では、転写装置の転写ロール取付位置下方に対して側方から台車を進退させるので、転写装置の被転写材送給方向上流側及び下流側のスペースを有効利用できる。しかも、ローラ位置決め手段及び台車位置決め手段により、転写装置の転写ロール取付位置下方に台車を進入させるだけで転写ロールが転写装置に取付け可能な位置となるので、作業者は、台車を転写装置の転写ロール取付位置下方に進入させた後に、転写装置の被転写材送給方向上流側及び下流側に移動し、転写ロール取付位置に対する転写ロールの位置を確認する必要がなく転写ロールの交換作業が簡単である。
第2の発明では、スライドフレームを本体フレームに対して台車進入方向にスライドさせると、転写ロール取付位置下方に台車を進入させた状態で転写ロールが転写装置に取付け可能な位置となる一方、スライドフレームを本体フレームに対して台車後退方向にスライドさせると、台車の全長が短くなってコンパクトになるので、転写ロールを台車で搬送する際に小回りが効いて作業者の台車の操作が簡単になる。
第3の発明では、スライダのスライド動作により、各種転写ロールの端部に対応する目印まで位置決めプレートを簡単に移動させることができ、転写ロールを交換する際の段取り時間を短縮できる。
第4の発明では、台車に転写ロールを乗載する際に、上記位置決めプレートに不意に上方から転写ロールが接触しても、上記位置決めプレートはプレート付勢部材の付勢力に抗して下方に回動するので、上記位置決めプレートに上方から転写ロールが接触した際の位置決めプレートの故障を防ぐことができる。
第5の発明では、台車を転写ロール取付位置下方に側方から進入させると、台車位置決め手段及び装置固定側が互いに係合動作で係合するので、台車を装置固定側に強固に固定できる。
第6の発明では、台車を転写装置に進入させると自動的にフックが被係合部材に係合して装置固定側に台車が固定されるので、作業者が、台車を転写装置に進入させる作業とは別に、台車を転写装置に固定するといった煩わしい作業を行う必要がなく、簡単に台車を装置固定側に固定できる。
転写装置及び転写装置下方に進入した状態の台車の概略正面図である。 図1のA−A線における断面図である。 スライドフレームを台車進入方向にスライドさせた状態の台車を示す平面図である。 スライドフレームを台車後退方向にスライドさせた状態の台車を示す平面図である。 (a)は、図3のB矢視図であり、(b)は、図4のC矢視図であり、(c)は、(a)のD−D線における断面図である。 図3のE−E線における断面図であり、(a)は、通常状態の位置決めプレートを、(b)は、版胴が上方から接触した状態の位置決めプレートをそれぞれ示す。 図1のF部拡大図である。 転写装置に台車を進入させている途中の状態を示す図である。 転写装置に対して台車の位置が決められた状態を示す図である。 台車から転写装置に版胴を受け渡す直前の状態を示す図である。 台車から転写装置の装置固定側に版胴を受け渡している途中の状態を示す図である。 台車から転写装置の装置固定側に版胴を受け渡した直後の状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
図1は、本発明の実施形態に係る版胴交換装置(転写ロール交換装置)1、及びプラスチックフィルム等の被転写材Wにインキを転写する転写装置3を示す。
該転写装置3は、グラビア印刷等を行う印刷装置2の一部構成をなし、該印刷装置2において複数並設されて使用されるものである。
上記転写装置3は、図2にも示すように、上下に延びる一対のサイドフレーム30(図1に示す)と、印刷用のセルが刻設された版胴(転写ロール)31と、該版胴31に被転写材Wを上方から圧着させる圧胴32と、該圧胴32の外周面に回転可能に接してサイドプレート33と共にインク貯留部Liを構成するファニッシャロール34と、上記版胴31の外周面に圧接して外周面に付着する余分なインクを版胴31の回転動作により掻き取るドクターブレード36とを備えている。
上記両サイドフレーム30上部の版胴取付位置Po(転写ロール取付位置)には、略水平方向に伸縮して上記版胴31の軸心方向両端部にそれぞれ進退可能な支持軸35が対向配置され、該両支持軸35は、進出状態で上記版胴31の両端に係合して当該版胴31を支持する一方、後退状態で上記版胴31の両端から離れて当該版胴31を上記両サイドフレーム30から取り外すようになっている。
そして、上記版胴31が上記各支持軸35に支持された状態で、上記圧胴32を下方にスライドさせ、上記版胴31及び上記圧胴32で上記被転写材Wを挟み込むとともに、上記版胴31及び上記圧胴32の回転動作により上記被転写材Wを移動させながら上記版胴31の外周面に付着したインキを被転写材Wに転写するようになっている。
上記版胴交換装置1は、上記転写装置3の版胴取付位置Po下方に側方から進入して上記版胴31を搬入する一方、上記版胴取付位置Po下方から側方に後退して版胴31を搬出する台車5を備えている。
該台車5は、図3及び図4に示すように、当該台車5の骨格をなし、断面L字状の複数本の鉄製フレームで組み立てられた台車進退方向に細長い本体フレーム51を備えている。
該本体フレーム51は、台車進退方向前端が開口する平面視で略コ字状のロアフレーム51aと、台車進退方向前端が開口する平面視で略コ字状をなし、上記ロアフレーム51a上方の台車進退方向前端から中程までの位置に対応するアッパーフレーム51bとを備えている。
該アッパーフレーム51bは、当該アッパーフレーム51bの四隅から下方に真っ直ぐに延びる連結フレーム51cで上記ロアフレーム51aに組み付けられ、上記アッパーフレーム51bの台車進退方向に沿って延びる部分には、図2にも示すように、一対のスライドレールSrが配設されている。
上記本体フレーム51の台車進退方向前端には、図2及び図4に示すように、上記一対の連結フレーム51cに対向配置された正面視で略L字状のガイド部材52aが一対突設されている。
また、上記ロアフレーム51a下端側の台車進退方向前方には、一対の前側キャスターCaが鉛直方向に延びる軸心周りに回転不能に、台車進退方向後方には、一対の後側キャスターCbが鉛直方向に延びる軸心周りに回転可能に取り付けられている。
そして、上記ロアフレーム51aの台車進退方向後端には、略門型状の把持部材51dが取り付けられ、作業者Hが上記把持部材51dの上端を把持して上記台車5の移動操作を行えるようになっている。
上記アッパーフレーム51b上部には、上記版胴31を乗載するスライドフレーム54が設けられている。
該スライドフレーム54は、上記各スライドレールSrに対応するように台車進退方向に沿って延びる一対の第1フレーム54aと、台車進退方向に所定の間隔をあけて上記両第1フレーム54a間を橋絡する一対の第2フレーム54bとを備え、上記両第1フレーム54aと両第2フレーム54bとで平面視で略矩形状の開口部54cが形成されている。
上記両第1フレーム54a下面には、上記スライドレールSrにスライド可能に外嵌合された断面略コ字状のスライド部材54dがそれぞれ突設され、上記アッパーフレーム51bに対して上記スライドフレーム54が台車進退方向にスライド可能となっている。
また、上記各第1フレーム54aは、図5(c)に示すように、断面略L字状をなし、側面が上記アッパーフレーム51bの上部側面を覆うようになっていて、一方の第1フレーム54a(図3及び図4の紙面上側)の側面には、図5(a)、(b)に示すように、位置決め用孔54eが台車進退方向に所定の間隔をあけて一対形成されている。
さらに、上記一方の第1フレーム54aに対応する上記アッパーフレーム51bの台車進退方向に沿って延びる部分には、台車進退方向略中央に外側方に向かって先端ピンP1が突出するインデックスプランジャ51eが取り付けられ、図3及び図5(a)に示すように、上記アッパーフレーム51bに対して上記スライドフレーム54を台車進入方向にスライドさせた際、一方の位置決め用孔54eに上記インデックスプランジャ51eの先端ピンP1を嵌入させることにより上記アッパーフレーム51bに対する上記スライドフレーム54の位置が決まる一方、図4及び図5(b)に示すように、上記アッパーフレーム51bに対して上記スライドフレーム54を台車後退方向にスライドさせた際、他方の位置決め用孔54eに上記インデックスプランジャ51eの先端ピンP1を嵌入させることにより、上記アッパーフレーム51bに対する上記スライドフレーム54の位置が決まるようになっている。
上記各第2フレーム54bには、台車幅方向に所定の間隔をあけて一対の台車側コロ55が回転軸心を台車進退方向に向けて設けられ、該4つの台車側コロ55で上記版胴31を回転可能に支持するようになっている。
また、台車進退方向後側の第2フレーム54bに形成された2つの台車側コロ55の一方には、当該台車側コロ55の回転を規制可能なブレーキレバー55aが設けられ、該ブレーキレバー55aの操作により、上記4つの台車側コロ55に乗載された版胴31を軸心周りに回転可能な状態と停止状態とに切り替えることができるようになっている。
上記台車幅方向一方に位置する第1フレーム54a上面には、図2乃至図4に示すように、上下方向に揺動可能に下端が支持された略角棒状のバー56が台車進退方向にスライド可能に設けられ、各転写装置3の版胴31の印刷絵柄を合わせるために、上記4つの台車側コロ55に乗載された版胴31を軸心周りに回転させて上記バー56の上端を上記版胴31の基準マーク31c(図1参照、各転写装置3における版胴31の見当を合わせるもの)に接触させることにより、台車5上で基準マーク31cを予め決められた位置にしておくようになっている。
尚、上記バー56は、上記第1フレーム54aに脱着可能に取り付けられ、他の台車5でも使用できるようになっている。
また、上記ブレーキレバー55aにより版胴31を台車5上で停止状態に切り替えることで位置決めされた基準マーク31cが台車5の移動中にずれないようになっている。
さらに、本発明では、4つの台車側コロ55のうちの1つの回転を規制することにより版胴31を台車5上で停止状態に切り替えるようにしているが、4つの台車側コロ55のうちの少なくとも1つの回転を規制することにより版胴31を台車5上で停止状態に切り替えることができるようにしていればよい。
上記台車幅方向一方に位置する第1フレーム54aの台車進退方向前側には、図3及び図4に示すように、台車進退方向に移動可能な版胴位置決め機構(ロール位置決め手段)6が設けられている。
該版胴位置決め機構6は、図6(a)、(b)に示すように、台車進退方向に沿って延び、乗載する長さの異なる各種版胴31の端部に対応する位置にそれぞれ目印が印された目印部材61と、上記第1フレーム54aの反目印部材61側に台車進退方向に沿って配設されたガイドレール62と、上記目印部材61に沿ってスライド可能なスライダ63と、上記版胴31を乗載する際に当該版胴31の端部を接触させる位置決めプレート64とを備えている。
上記スライダ63は、上記ガイドレール62にスライド可能に外嵌合された断面略コ字状のガイド部材65と、上記位置決めプレート64を支持するスライダ本体66とを備えている。
該スライダ本体66は、上下に延びる鉛直板部66aと、上記第1フレーム54aから離れるように上記鉛直板部66a上端から水平に延びる上側水平板部66bと、上記第1フレーム54a下方に潜り込むように上記鉛直板部66a下端から水平に延びる下側水平板部66cとを備え、該下側水平板部66c上面が上記ガイド部材65に固定されている。
上記上側水平板部66bと上記鉛直板部66aとの間には、板面が台車進退方向に向くプレート支持板66dが上記上側水平板部66bと上記鉛直板部66aとに跨って一体に形成されている。
上記位置決めプレート64は、略への字状をなし、一端が上記プレート支持板66dに水平支軸64aにより回動可能に軸支されている。
該水平支軸64aには、捩りバネ(プレート付勢部材)64bが巻装され、該捩りバネ64bは、一端側が上記位置決めプレート64に、他端側が上記鉛直板部66aにそれぞれ固定されている。
上記位置決めプレート64は、上記捩りバネ64bにより上方に回動付勢された状態で略斜め上方に向かって延びる傾斜姿勢に保持されていて、図6(b)に示すように、上記版胴31が上方から上記位置決めプレート64に接触しても、当該位置決めプレート64が上記捩りバネ64bの付勢力に抗して下方に回動するようになっている。したがって、台車5に版胴31を乗載する際に、上記位置決めプレート64に不意に上方から版胴31が接触しても、上記位置決めプレート64は捩りバネ64bの付勢力に抗して下方に回動するので、上記位置決めプレート64に上方から版胴31が接触した際の位置決めプレート64の故障を防ぐことができる。
そして、乗載する版胴31に対応する上記目印部材61の目印に上記位置決めプレート64をスライドさせた状態で、当該位置決めプレート64に上記版胴31の端部を接触させつつ上記版胴31を上記4つの台車側コロ55に乗載することにより、上記台車5が版胴取付位置Po下方に進入した際に、上記台車5上の版胴31が転写装置3に取付け可能に上記台車5に位置決めされるようになっている。したがって、スライダ63のスライド動作により、各種版胴31の端部に対応する目印まで位置決めプレート64を簡単に移動させることができ、版胴31を交換する際の段取り時間を短縮できる。
上記台車幅方向他方に位置する第1フレーム54a上方には、台車進退方向に沿って延び、上端に開口部58aを有する断面略V字状のインキ受け部材58が配設され、該インキ受け部材58は、上記版胴31及びファニッシャロール34から落下して上記転写装置3の版胴取付位置Po下方に取り付けられた一対のガイドプレート39に沿って案内されるインキを受けるようになっている。
上記ロアフレーム51aの台車進退方向後側上面には、図3及び図4に示すように、台車幅方向に延びる略長方形状の底壁部59a及び該底壁部59aの外周縁から上方に突設された側壁部59bからなる置き台59が設けられ、該置き台59は、上記ロアフレーム51aから両側方に飛び出している。
該置き台59には、インキ回収ボックス57が並置され、上記インキ受け部材58で受けたインキは、上記アッパーフレーム51bの台車進退方向後端に設けられたインキ案内部53を介して上記インキ回収ボックス57に回収されるようになっている。
尚、作業者Hの台車5の操作が容易となるように、上記置き台59を上記本体フレーム51に対して台車進退方向にスライド可能な構造にして、版胴31を運搬するときには、置き台59を台車進入方向にスライドさせて台車5の全長を短くしてコンパクトにする一方、版胴31の交換を行うときには、置き台59を台車後退方向にスライドさせて使用状態となるようにしてもよい。
また、上記版胴交換装置1は、版胴31交換時、上記版胴取付位置Poと該版胴取付位置Po下方に進入した台車5との間で、上記版胴31の受け渡しを行うべく該版胴31を支持して昇降する版胴昇降機構4(ロール昇降手段)を備えている。
該版胴昇降機構4は、上記一方のサイドフレーム30(図1の紙面右側)下部から他方のサイドフレーム30(図1の紙面左側)に向かって真っ直ぐ延びるベースフレーム41を備え、該ベースフレーム41の延出端寄りの位置には、地面との間で上記ベースフレーム41の延出端側を支える支持フレームFrが設けられている。
上記ベースフレーム41の幅寸法は、上記台車5における両ガイド部材52aの突出端の間の距離に対応していて、上記台車5を上記転写装置3下方に搬入する際、上記台車5は、図2に示すように、上記両ガイド部材52aの突出端面が上記ベースフレーム41の両側面に摺接しながら上記転写装置3下方に搬入され、上記転写装置3に対して上記台車5の幅方向の位置が決められるようになっている。
また、上記一方のサイドフレーム30の上記ベースフレーム41上方には、回転軸心が版胴軸心方向に向くサーボモータ制御の第1駆動部42が設けられている。該第1駆動部42の出力軸には、版胴軸心方向に延びる回転軸42aが取り付けられ、該回転軸42aは、上記第1駆動部42の回転駆動に連動して回転するようになっている。
上記ベースフレーム41上面には、版胴軸心方向に所定の間隔をあけて縦長の略長方形状ギアケース43が一対設けられ、上記回転軸42aは、一方のギアケース43を貫通するとともに、延出端が他方のギアケース43内部にまで達し、該各ギアケース43内部には、上記回転軸42aと一体に回転する平歯車42b(図2参照)が設けられている。
また、上記各ギアケース43には、当該ギアケース43を上下に貫通するラック44が設けられ、上記各ギアケース43内で上記ラック44と上記平歯車42bとが互いに噛み合っている。
上記各ラック44の上端には、版胴軸心方向に延びる平面視で略コ字状の支持プレート45が取り付けられ(図3参照)。該支持プレート45は、上記台車5の開口部54cを上下に通過可能な形状をなし、上記支持プレート45の略四隅には、回転軸心が版胴軸心方向に向く昇降用コロ46が設けられ、該4つの昇降用コロ46で上記版胴31を軸心周りに回転可能に支持するようになっている。
上記支持プレート45裏面の版胴軸心方向一方側で、且つ、版胴軸心方向と交差する一側方には、図2に示すように、回転軸心が版胴軸心方向に向くサーボモータ制御の第2駆動部47が設けられている。
上記4つの昇降用コロ46のうち、版胴軸心方向一方側で、且つ、版胴軸心方向と交差する一側方に位置する昇降用コロ46は、図示しないベルトを介して、上記第2駆動部47の回転駆動により回転し、上記4つの昇降用コロ46に支持された版胴31を軸心周りに回転させるようになっている。
また、上記第2駆動部47には、ロータリエンコーダ47aが設けられ、該ロータリエンコーダ47aは、上記4つの昇降用コロ46に支持された版胴31の軸心周りの回転角度を上記昇降用コロ46を介して検出できるようになっている。
そして、上記両ラック44、支持プレート45、4つの昇降用コロ46及び第2駆動部47で昇降部40を構成し、該昇降部40は、上記版胴31を下方から支持した状態で上記第1駆動部42の回転駆動により上記回転軸42aが回転すると、上記平歯車42bを介して上記各ラック44が上下動することにより昇降するようになっていて、下降端位置で上記台車5との間で版胴31の受け渡しを行う一方、上昇端位置で上記両サイドフレーム30との間で版胴31の受け渡しを行うように構成されている。
上記ベースフレーム41の延出端側下部には、図7に示すように、当該ベースフレーム41から下方に延びる板状の鉛直壁部41a、及び該鉛直壁部41aの延出端から他方のサイドフレーム30側に延びる板状の水平壁部41bからなる断面略L字状の取付プレート41cが設けられている。
該水平壁部41bの上面には、第1突出板48a及び第2突出板48bが版胴軸心方向と交差する方向に所定の間隔をあけて並設され、上記第1突出板48aには、略水平方向に延びるフック48cの長手方向中程が水平支軸48eにより回動可能に軸支されている。
上記フック48cの長手方向一端側には、下方に開放する係合溝48dが形成される一方、上記フック48cの長手方向他端側には、コイルバネ(フック付勢部材)Spの一端が固定されている。
また、上記第2突出板48bの上端には、上記コイルバネSpの他端が固定され、当該コイルバネSpは、上記フック48cを上方に回動付勢して該フック48cを略水平姿勢に保持するようになっている。
一方、上記台車5の台車進退方向略中央下部に設けられた台車幅方向に延びるフレーム52b(図3及び図4参照)には、略矩形状のプレート52cが上方に向かって突設され、該プレート52cの台車進退方向前面には、平面視で略コ字状をなすストライカ(被係合部材)52dが突設されている。
そして、上記台車5を転写装置3の版胴取付位置Po下方に搬入する際、上記ストライカ52dは、図7に示すように、上記台車5の版胴取り付け位置Po下方への進入動作により上記フック48cの長手方向一端下部を押圧し、当該フック48cが上記ストライカ52dに摺接しながら上記コイルバネSpの付勢力に抗して回動するようになっている。さらに、上記台車5を版胴取り付け位置Po下方へ進入させて上記ストライカ52dが上記係合溝48dに対応すると、上記フック48cは、上記コイルバネSpの復元力により回動して上記係合溝48dにストライカ52dが係合し、上記転写装置3に対して上記台車5の長手方向の位置が決められるようになっている。
すなわち、上記プレート52c及び上記ストライカ52dで台車位置決め手段50が構成され、上記ストライカ52dは、上記版胴取付位置Po下方に進入した台車5を転写装置3のフック48cとの係脱可能な係合動作(連係動作)により、上記版胴取り付け位置Po下方で台車5が移動しないように位置決めするようになっている。
また、上記台車5を上記転写装置3の下部に進入させて上記フック48cが上記ストライカ52dに係合した状態で、且つ、上記アッパーフレーム51bに対して上記スライドフレーム54を台車進入方向にスライドさせて位置決めした状態で(図10参照)、上記昇降部40は、上記4つの台車側コロ55に乗載された版胴31の下方に位置するようになっていて、上昇時に上記版胴31を上記4つの台車側コロ55から受け取って上昇させる一方(図11及び図12参照)、下降時に上記各転写装置3の両サイドフレーム30から受け取った版胴31を上記4つの台車側コロ55に受け渡すように構成されている。
次に、上記転写装置3に版胴31を取り付ける方法について説明する。
まず、作業者Hは、上記印刷装置2が稼働中に、上記目印部材61における次に交換する版胴31に対応する目印の位置まで位置決めプレート64をスライドさせておき、当該位置決めプレート64に上記版胴31の端部を接触させつつ、当該版胴31を上記4つの台車側コロ55に乗載する。
次に、上記バー56を傾動させて上端が基準マーク31cに接触するように上記4つの台車側コロ55で上記版胴31を回転させ、上記バー56上端が上記基準マーク31cに接触した状態で、上記ブレーキレバー55aを操作して版胴31の回転を停止させる。
そして、版胴31を乗載した状態の台車5を各転写装置3毎に待機させる。
上記印刷装置2の印刷作業が終了すると、当該印刷装置2の各転写装置3から使用済みの版胴31を取り外し、その後、図8に示すように、上記各転写装置3毎に待機させた各台車5を各転写装置3の版胴取付位置Po下方に進入させる。上記台車5を版胴取付位置Po下方に進入させる際、上記台車5は、両ガイド部材52aの突出端面が上記ベースフレーム41の両側面に摺接しながら上記転写装置3下部に進入するので、上記転写装置3に対して上記台車5の幅方向の位置が決まる。
次に、図8の状態からさらに台車5を転写装置3内へ進入させると、図9に示すように、上記ストライカ52dが上記フック48cを押圧し、該フック48cがコイルバネSpの付勢力に抗して回動する。そして、さらに台車5を転写装置3内へ進入させると、上記ストライカ52dが上記係合溝48dに対応し、上記フック48cは、上記コイルバネSpの復元力により回動して上記係合溝48dにストライカ52dが係合し、上記転写装置3に対して上記台車5の長手方向の位置が決まる。
したがって、台車5を版胴取付位置Po下方に側方から進入させると、台車位置決め手段50とフック48cとが互いに係合動作で係合するので、台車5を転写装置3の装置固定側に強固に固定できる。
また、上記台車5を転写装置3に進入させると自動的にフック48cがストライカ52dに係合して転写装置3の装置固定側に台車5が固定されるので、作業者Hが、台車5を転写装置3に進入させる作業とは別に、台車5を転写装置3に固定するといった煩わしい作業を行う必要がなく、簡単に台車5を転写装置3の装置固定側に固定できる。
その後、図10に示すように、上記アッパーフレーム51bに対して上記スライドフレーム54を台車進入方向にスライドさせ、一方の位置決め用孔54eに上記インデックスプランジャ51eの先端ピンP1を嵌入させる(図5(a)参照)ことにより上記アッパーフレーム51bに対する上記スライドフレーム54の位置を決める。
しかる後、図11に示すように、第1駆動部42を駆動させることにより上記昇降部40を上昇させて上記開口部54cを通過させるとともに4つの昇降用コロ46で上記版胴31を下方から支持する。
その後、上記第1駆動部42を駆動させて上記昇降部40を版胴取付位置Poまで上昇させる。そして、両支持軸35を進出させて上記版胴31の両端に係合させて版胴31を転写装置3に取り付ける。
しかる後、図示しない制御装置により、各転写装置3の各版胴31の見当が合うように各版胴31を回転させる。
そして、空の台車5をそのまま転写装置3の版胴取付位置Po下方に待機させ、印刷装置2の印刷を開始する。
次に、上記転写装置3から版胴31を取り外す方法について説明する。
まず、上記各支持軸35に上記版胴31が支持され、且つ、上記空の台車5が上記転写装置3の版胴取付位置Po下方に待機している状態で、上記第1駆動部42を駆動させて上記昇降部40を上昇端位置まで上昇させ、上記昇降部40で上記版胴31を支持する。
次いで、上記両支持軸35を上記版胴31の軸心方向両端部から後退させて上記両サイドフレーム30から上記版胴31を取り外し、上記両サイドフレーム30から上記版胴31を上記昇降部40に受け渡す。
その後、上記第1駆動部42を駆動させて上記昇降部40を下降させ、下降途中で上記版胴31を上記台車5に受け渡す。
そして、該台車5のスライドフレーム54をアッパーフレーム51bに対して台車進退方向後側にスライドさせて位置決めし、しかる後、図示しない解除レバーにより上記フック48cと上記ストライカ52dとの間の係合を解除する。
その後、上記台車5を転写装置3の版胴取付位置Po下方から側方に後退させ、版胴31を転写装置3から搬出する。
以上より、本発明の実施形態によれば、転写装置3の版胴取付位置Po下方に対して側方から台車5を進退させるので、転写装置3の被転写材送給方向上流側及び下流側のスペースを有効利用できる。しかも、版胴位置決め機構6及び台車位置決め手段50により、転写装置3の版胴取付位置Po下方に台車5を進入させるだけで版胴31が転写装置3に取付け可能な位置となるので、作業者Hは、台車5を転写装置3の版胴取付位置Po下方に進入させた後に、転写装置3の被転写材送給方向上流側及び下流側に移動し、版胴取付位置Poに対する版胴31の位置を確認する必要がなく版胴31の交換作業が簡単である。
また、台車5のスライドフレーム54を本体フレーム51に対して台車進入方向にスライドさせると、版胴取付位置Po下方に台車5を進入させた状態で版胴31が転写装置3に取付け可能な位置となる一方、スライドフレーム54を本体フレーム51に対して台車後退方向にスライドさせると、台車5の全長が短くなってコンパクトになるので、版胴31を台車5で搬送する際に小回りが効いて作業者Hの台車5の操作が簡単になる。
尚、本発明の実施形態では、印刷装置2の各転写装置3における版胴31の交換に使用する版胴交換装置1について説明したが、本発明の転写ロール交換装置は、塗工装置の転写装置における塗工ロールの交換にも使用できる。
また、本発明の実施形態では、台車5にスライドフレーム54が設けられ、台車5を転写装置3の版胴取付位置Po下方に進入させた際に、本体フレーム51に対してスライドフレーム54を台車進入方向にスライドさせた状態で版胴31が転写装置3に取付け可能な位置となるが、台車5にスライドフレーム54がない構造で、台車5を転写装置3の版胴取付位置Po下方に進入させた際に版胴31が転写装置3に取付け可能な位置となるようにしてもよい。
また、本発明の実施形態では、台車5と転写装置3の装置固定側とをフック48cとストライカ52dとからなる係合動作で係脱可能に係合しているが、その他の手段で台車5を転写装置3の装置固定側との連係動作により、版胴取付位置Po下方で移動しないように位置決めしてもよい。
また、本発明の実施形態では、版胴昇降機構4が転写装置3に取り付いているが、台車5に設けてもよい。
また、本発明の実施形態では、台車5にストライカ52dが設けられる一方、転写装置3の装置固定側に上記ストライカ52dに係合するフック48cが設けられているが、台車5にフック48cを設け、転写装置3の装置固定側にストライカ52dを設けるようにしてもよい。
本発明は、印刷装置又は塗工装置の転写装置に備わる転写ロールを転写装置に脱着する際に用いる転写ロール交換装置に適している。
1 版胴交換装置(転写ロール交換装置)
2 印刷装置
3 転写装置
4 版胴昇降機構(ロール昇降手段)
5 台車
6 版胴位置決め機構(ロール位置決め手段)
31 版胴(転写ロール)
48c フック
50 台車位置決め手段
51 本体フレーム
52d ストライカ(被係合部材)
54 スライドフレーム
61 目印部材
63 スライダ
64 位置決めプレート
64b 捩りバネ(プレート付勢部材)
Sp コイルバネ(フック付勢部材)

Claims (6)

  1. 印刷装置又は塗工装置の転写装置に備わる転写ロールを上記転写装置に脱着する際に用いる転写ロール交換装置であって、
    上記転写装置の転写ロール取付位置下方に側方から進入して上記転写ロールを搬入する一方、上記転写ロール取付位置下方から側方に後退して上記転写ロールを搬出する台車と、
    転写ロール交換時、上記転写ロール取付位置と該転写ロール取付位置下方に進入した台車との間で、上記転写ロールの受け渡しを行うべく該転写ロールを支持して昇降するロール昇降手段とを備え、
    上記台車は、上記転写ロール取付位置下方に進入した台車を装置固定側との連係動作により、上記転写ロール取付位置下方で移動しないように位置決めする台車位置決め手段と、
    台車進退方向に移動可能に設けられ、上記台車が上記転写ロール取付位置下方に進入した際に該台車上の転写ロールが上記転写装置に取付け可能なように、該転写ロールの端部を当接させて長さの異なる各種転写ロールの位置決めを行うロール位置決め手段とを備えていることを特徴とする転写ロール交換装置。
  2. 請求項1に記載の転写ロール交換装置において、
    上記台車は、当該台車の骨格をなす本体フレームと、
    該本体フレーム上部に台車進退方向にスライド可能に設けられ、上記転写ロールを乗載するスライドフレームとを備え、
    上記ロール位置決め手段による転写ロールの位置決めは、上記本体フレームに対して上記スライドフレームを台車進入方向にスライドさせた状態に対応して行われることを特徴とする転写ロール交換装置。
  3. 請求項1又は2に記載の転写ロール交換装置において、
    上記ロール位置決め手段は、台車進退方向に沿って延び、乗載する各種転写ロールの端部に対応する位置にそれぞれ目印が印された目印部材と、
    該目印部材に沿ってスライド可能なスライダと、
    該スライダに設けられ、上記転写ロールを乗載する際に当該転写ロールの端部を接触させる位置決めプレートとを備えていることを特徴とする転写ロール交換装置。
  4. 請求項3に記載の転写ロール交換装置において、
    上記位置決めプレートは、プレート付勢部材により上方に回動付勢された状態で一端が上記スライダに軸支されていることを特徴とする転写ロール交換装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の転写ロール交換装置において、
    上記台車位置決め手段と装置固定側との連係動作は、係合動作であることを特徴とする転写ロール交換装置。
  6. 請求項5に記載の転写ロール交換装置において、
    上記係合動作は、上記台車位置決め手段及び装置固定側の一方に設けられ、フック付勢部材により回動付勢されたフックと、
    上記台車位置決め手段及び装置固定側の他方に設けられ、上記台車の上記転写ロール取付位置下方への進入動作により上記フックを押圧し、該フックが上記フック付勢部材の付勢力に抗して回動して係合する被係合部材とにより行われることを特徴とする転写ロール交換装置。
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