JP5907385B2 - 逆浸透膜エレメント取外し治具、逆浸透膜エレメント取外し装置、逆浸透膜エレメントの取外し方法 - Google Patents

逆浸透膜エレメント取外し治具、逆浸透膜エレメント取外し装置、逆浸透膜エレメントの取外し方法 Download PDF

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Description

本発明は、逆浸透膜ろ過装置の圧力容器に充填された逆浸透膜エレメントの取外しに好適な逆浸透膜エレメント取外し治具、逆浸透膜エレメント取外し装置、逆浸透膜エレメントの取外し方法に関する。
逆浸透膜エレメントを用いた海水淡水化設備において、逆浸透膜エレメントを交換する方法としては、特許文献1に開示されているようなものが知られている。具体的には、圧力容器(ベッセル)内に装填された複数の逆浸透膜エレメントのうち、圧力容器における一方の開口部(供給水側あるいは透過水側)から、使用済みの逆浸透膜エレメントを抜き取ると共に、他方の開口部から新たな逆浸透膜エレメントを装填するというものである。
しかし、特許文献1に開示されている逆浸透膜エレメントの交換方法は、メンテナンス期間を短くし(実施形態中では1年単位)、端部の逆浸透膜エレメントだけを交換するというものである。このような方法では、メンテナンス頻度が多くなり、稼動効率が悪いという問題がある。
海水淡水化設備の稼動効率を考慮し、圧力容器内に装填された逆浸透膜エレメントの全数交換を行う場合には、次のような問題があった。海水淡水化設備は近年、処理水の多量化を目的として、逆浸透膜エレメントの直径が大型化されると共に、圧力容器の長尺化による装填数の増加も図られている。このため、圧力容器に対する逆浸透膜エレメント装填時の摺動抵抗(摩擦抵抗)が増加し、装填作業、および抜き取り作業が人力では困難となるという問題が生じてきている。
これに対し、逆浸透膜エレメント装填時の摺動抵抗の低減を図るための手段が、特許文献2に開示されている。具体的には、圧力容器の内周面に、逆浸透エレメントとの間における摩擦抵抗低減処理を施すというものである。ここで、摩擦抵抗低減処理の具体的手段としては、特に限定されてはいないが、圧力容器の内周面に凸部や凹部、滑り性の高い部材、及び回転体などを設置するというものであれば良いという。このような手段を施して、逆浸透膜エレメントの摺動抵抗を低減させれば、逆浸透膜エレメントの交換作業が容易となり、作業性も向上すると考えられる。
その他、従来の逆浸透膜エレメントの取外し方法の一実施例について、図12を用いて説明する。圧力容器1に充填された逆浸透膜エレメント2の中心孔を通るロープ3を、容器先端の逆浸透膜エレメント2のけん引錐体4に取り付ける。そして、圧力容器1の逆浸透膜エレメント2の挿入側と同じ側からロープ3を引っ張り、逆浸透膜エレメント2を圧力容器1から外部へと引き出す。引き出された逆浸透膜エレメント2は、充填された逆浸透膜エレメント2から分離して取り出される。この動作を圧力容器1から逆浸透膜エレメント2がなくなるまで繰り返し行っている。
特開平6−114239号公報 国際公開第2009/104750号
使用後の逆浸透膜エレメントは処理水を含んでいるため、未使用の逆浸透膜エレメントと比べて重量が増加している。このような重量物の取外しは人為的な取り扱いが困難であり、エレメントの総重量に耐え得る専用の機械器具が必要となる。
前述のロープを用いたけん引による逆浸透膜エレメントは、圧力容器のエレメント挿入側から取り外すことができる。しかし、圧力容器の一端(挿入側)から取り外すために、中心孔にロープを通したり、他端でロープと錐体を接続したりする作業が必要となる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、上記従来技術の問題に鑑み、逆浸透膜ろ過装置の圧力容器に充填された逆浸透膜エレメントを容易、かつ短時間で交換することができる逆浸透膜エレメント取外し治具、逆浸透膜エレメント取外し装置、逆浸透膜エレメントの取外し方法を提供することを目的としている。
本発明は、上記の課題を解決するための第1の手段として、逆浸透膜の圧力容器内に充填される逆浸透膜エレメントの軸方向に沿って挿入可能なシャフトと、前記シャフトの軸心から放射状に延出し、かつ前記シャフトの軸に沿って複数形成して前記シャフトを前記圧力容器の中心軸上に支持可能とし、前記圧力容器の内周面を摺動する摺動部と、前記シャフトの何れか一方の端部に形成された雌部と、他方の端部に取り付けて前記雌部と着脱可能な雄部からなる連結部と、を備えたことを特徴とする逆浸透膜エレメント取外し治具を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第2の手段として、上記第1の解決手段において、前記摺動部は、前記シャフトを軸心とし、前記圧力容器の内周面に沿って半円形状に形成されたことを特徴とする逆浸透膜エレメント取外し治具を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第3の手段として、上記第1及び第2の解決手段において、前記摺動部は、前記シャフトの軸方向と交差する方向に、前記シャフトの軸上に等間隔で複数形成したことを特徴とする逆浸透膜エレメント取外し治具を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第4の手段として、上記第1ないし第3のいずれか1の解決手段において、前記シャフトの長さは、前記逆浸透膜エレメントの軸方向の長さとほぼ同じ長さに設定したことを特徴とする逆浸透膜エレメント取外し治具を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第5の手段として、上記第1ないし第4のいずれか1の逆浸透膜エレメント取外し治具と、前記圧力容器の軸心上に前記逆浸透膜エレメント取外し治具の軸心を載置可能な載置部と、前記載置部に載置した前記逆浸透膜エレメント取外し治具の端部と接触する当接板を有し、前記当接板を前記圧力容器の軸方向に沿って進退移動可能な押込手段と、を備えたことを特徴とする逆浸透膜エレメント取外し装置を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するための第6の手段として、上記第5の解決手段において、前記当接板は、前記逆浸透膜エレメントの前記雄部と着脱可能な雌部を形成したことを特徴とする逆浸透膜エレメント取外し装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記の課題を解決するための第7の手段として、上記第5又は第6の解決手段において、前記摺動部は、前記圧力容器の内面と接触するローラを備え、前記載置部は、前記ローラを案内するガイドレールを備えたことを特徴とする逆浸透膜エレメント取外し装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記の課題を解決するための第8の手段として、逆浸透膜の圧力容器内に充填される逆浸透膜エレメントの軸方向に沿って挿入可能なシャフトと、前記シャフトの軸心から放射状に延出し、かつ前記シャフトの軸に沿って複数形成して前記シャフトを前記圧力容器の中心軸上に支持可能とし、前記圧力容器の内周面を摺動する摺動部と、前記シャフトの何れか一方の端部に形成された雌部と、他方の端部に取り付けて前記雌部と着脱可能な雄部からなる連結部と、を備えた逆浸透膜エレメント取外し治具の軸心を、前記逆浸透膜エレメントが充填された圧力容器の軸心上に合わせて挿入する工程と、前記逆浸透膜エレメント取外し治具の挿入と同時に、前記逆浸透膜エレメントを前記圧力容器から押し出す工程と、前記圧力容器から前記逆浸透膜エレメントを取外した後、前記圧力容器から前記逆浸透膜エレメント取外し治具を取り出す工程と、を有することを特徴とする逆浸透膜エレメントの取外し方法を提供することを目的としている。
本発明は、上記の課題を解決するための第9の手段として、上記第8の解決手段において、複数の前記逆浸透膜エレメントの前記雌部と前記雄部を互いに連結し、前記圧力容器の軸心上に配置して前記圧力容器に挿入することを特徴とする逆浸透膜エレメントの取外し方法を提供することを目的としている。
本発明によれば、上記のように、逆浸透膜エレメント取外し治具が、シャフトと、摺動部と、連結部からなり、逆浸透膜エレメント自体に比べて大幅に軽量化しているため、作業員が容易に持ち運びでき、取り扱いが容易となるため、使用後の重量が増加した逆浸透膜エレメントであっても、取外し治具を挿入して容易に、かつ短時間で圧力容器から逆浸透膜エレメントを押し出し取り外すことができる。また、取外し治具は、複数連結しても逆浸透膜エレメントに比べて十分軽量であり、取り扱いが容易なため、重量物を扱う危険な交換作業を低減して安全性を高めることができる。
本発明によれば、上記のように、摺動部を半円形状に形成することによって、取外し治具の小型化・軽量化を図ることができ、交換作業を容易、かつ短時間で行うことができる。
本発明によれば、上記のように、複数の摺動部によってシャフトを等間隔で支持することにより挿入時のシャフトの湾曲や折れ曲げを防止することができ、圧力容器に充填された逆浸透膜エレメントを押し出す際にシャフトを安定的に支持することができる。
本発明によれば、上記のように、シャフトの長さを逆浸透膜エレメントの長さとほぼ同じ長さに設定しているので、エレメント単位で交換作業を行うことができ、圧力容器の作業スペースが狭隘であっても、容易に取外し作業を行うことができる。
本発明によれば、上記のように、逆浸透膜エレメント取外し治具が、シャフトと、摺動部と、連結部からなり、逆浸透膜エレメント自体に比べて大幅に軽量化しているため、使用後の重量が増加した逆浸透膜エレメントであっても、取外し治具を挿入して容易に、かつ短時間で圧力容器から逆浸透膜エレメントを押し出し取り外すことができる。
本発明によれば、上記のように、当接板に取外し治具を連結可能な雌部を形成しているので、押し出し手段を用いて、逆浸透膜エレメントの取外し後、圧力容器に挿入された取外し治具を外部へ容易に取り出すことができる。
本発明によれば、上記のように、載置部にローラを案内するガイドレールを形成しているので、載置台の取外し治具を圧力容器へ容易に充填することができる。
本発明によれば、上記のように、逆浸透膜エレメント取外し治具が、シャフトと、摺動部と、連結部からなり、逆浸透膜エレメント自体に比べて大幅に軽量化した取外し治具を用いて、使用後の重量が増加した逆浸透膜エレメントであっても、容易に、かつ短時間で圧力容器から逆浸透膜エレメントを押し出し取り外すことができる。
本発明によれば、上記のように、取外し治具は、複数連結しても逆浸透膜エレメントに比べて十分軽量であり、摺動部にローラを取り付けているので、治具を取り出す作業等取り扱いが容易なため、取外し作業を短時間で行うことができる。
本実施形態に係る逆浸透膜エレメント取外し治具の概略構成図である。 本実施形態に係る逆浸透膜エレメント取外し治具の摺動部の説明図である。 本実施形態に係る逆浸透膜エレメント取外し治具の連結部の説明図である。 変形例1の逆浸透膜エレメント取外し治具の説明図である。 変形例2の逆浸透膜エレメント取外し治具の構成概略図である。 本実施形態に係る逆浸透膜エレメント交換装置の側面図である。 本実施形態に係る逆浸透膜エレメント交換装置の正面図である。 本実施形態に係る逆浸透膜エレメント交換装置の平面図である。 実施形態に係る逆浸透膜エレメント交換装置の斜視図である。 逆浸透膜エレメント交換装置の逆浸透膜エレメント取外し治具を圧力容器に充填する前の斜視図である。 逆浸透膜エレメント交換装置の逆浸透膜エレメント取外し治具を圧力容器に充填した後の斜視図である。 従来の逆浸透膜エレメントの取外し方法の一実施例図である。
本発明の逆浸透膜エレメント取外し治具、逆浸透膜エレメント取外し装置、逆浸透膜エレメントの取外し方法の実施形態を添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
図1から図3を参照して、本実施形態に係る逆浸透膜エレメント取外し治具について説明する。なお、図1は、本実施形態に係る逆浸透膜エレメント取外し治具の概略構成図である。図2は、本実施形態に係る逆浸透膜エレメント取外し治具の摺動部の説明図である。図3は、本実施形態に係る逆浸透膜エレメント取外し治具の連結部の説明図である。本実施形態に係る逆浸透膜エレメント取外し治具(以下、単に取外し治具と称す)80は、シャフト82と、摺動部84と、連結部90を主な基本構成としている。
シャフト82は、円筒状の逆浸透膜エレメントよりも直径が小さく、かつ逆浸透膜エレメントよりも軽量の筒体である。本実施形態のシャフト82は、逆浸透膜エレメントの長さとほぼ同じ長さに設定しているが、圧力容器端部の挿入場所に広いスペースがあれば、逆浸透膜エレメントよりも長く設定することもできる。シャフト82は、圧力容器内に充填された逆浸透膜エレメントを押し出す力に耐えられる厚み、材質であれば良く、材質の一例としてステンレス鋼を用いることが望ましい。なお、本実施形態のシャフトの長さは、エレメント取外し装置の載置部に合わせたものである。載置部の長さがエレメント1本分の長さに設定されていたため、シャフトの長さも1本分に設定している。この他、載置部がエレメント2本分の長さを有している場合には、シャフトの長さもエレメント2本分の長さに設定することができる。ただし、取外し治具の取り扱い容易性を考慮すると、エレメント1本分の長さであれば、取り扱いが容易となり、作業性が良くなる。
摺動部84は、シャフト82を圧力容器の中心軸上で支持可能とし、圧力容器の内周面を摺動する部材である。本実施形態の摺動部84は、一例として、シャフト82の軸心から放射状に延出した複数のサポート86と、各サポート86の先端に接続するガイドリング88と、ガイドリング88上に取り付けたローラ89と、を主な基本構成としている。サポート86は、シャフト82を中心として同一平面上を放射状に延出させている。サポート86の軸方向の長さは圧力容器の内径の半径よりも小さく設定している。ガイドリング88は、内周面が複数のサポート86の先端に接続する環状の部材である。ガイドリング88は、圧力容器の内周径よりも小さい直径に設定している。ローラ89は、ガイドリング88に支持されて、圧力容器の内周面を摺動する部材である。ローラ89は、一例として、ゴムなどの弾性部材からなるタイヤを用いて、中心孔をガイドリング88に通して回転自在に複数個形成している。このような摺動部84は、シャフト82の両端付近に一対取り付けて、シャフト82を圧力容器の中心軸上に支持することができるように構成している。これにより、取外し治具で逆浸透膜エレメントを押圧した際のシャフト82の変形を抑制することができる。
連結部90は、複数の取外し治具を互いに同一軸線上に連結可能な部材である。本実施形態の連結部90は、一例として、連結プレート92と、孔94と、ロックピン96と、を主な基本構成としている。連結プレート92は、シャフト82及び逆浸透膜エレメントの中心孔よりも直径の大きい円盤状のプレートである。連結プレート92はシャフト82の両端の端面に設けられている。連結プレート92は、平面視でシャフト82と重ならない位置にロックピン(雄部)96又は孔(雌部)94を形成している。
ロックピン96は、ピン96aと、ボール96bと、ボタン96cから構成されている。ピン96aは、円筒状の部材であり、一端にボール96bが形成され、他端にボタン96cが形成されている。ロックピン96は、連結プレート92に形成された貫通孔に挿入し、連結プレート92の一方の主面にボール96b側が配置され、他方の主面にボタン96c側が配置された状態で固定されている。
孔94は、連結プレート92の平面視でロックピン96と重なる位置に形成されている。
このような構成の連結部90は、ロックピン96のボタン96cを押すと、ボール96bのロックが外れて、ボール96bがピン96a内部へ入り込む(図3(A))。この状態でロックピン96を孔94に差し込む。そして、ボタン96cを手放すとボール96bがピン96a表面から突出して連結プレート92同士を連結することができる(図3(B))。
図4は、変形例1の逆浸透膜エレメント取外し治具の説明図である。図示のように変形例1の逆浸透膜エレメント取外し治具80aは、摺動部84aを半円形状に形成している。その他の構成は、図1に示す取外し治具80と同様の構成であり、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。摺動部84aは、シャフト82の軸心から放射状に延出した2本のサポート86と、各サポート86の先端に接続する半円形状のガイドリング88aと、ガイドリング88a上に取り付けたローラ89と、を主な基本構成としている。サポート86は、シャフト82を中心として同一平面上を放射状に延出させている。サポート86の軸方向の長さは圧力容器の内径の半径よりも小さく設定している。ガイドリング88aは、内周面が複数のサポート86の先端に接続する半円形状の部材である。ガイドリング88aは、圧力容器の内周径よりも小さい直径に設定している。ローラ89は、ガイドリング88aに支持されて、圧力容器の内周面を摺動する部材である。このような摺動部84aは、シャフト82の両端付近に一対取り付けて、シャフト82を圧力容器の中心軸上に支持することができるように構成している。このような構成の変形例1の取外し治具80aは、摺動部を半円形状に形成することによって、取外し治具の小型化・軽量化を図ることができ、逆浸透膜エレメントの押圧の際のシャフト82の変形が小さい場合に適用可能で、交換作業を容易、かつ短時間で行うことができる。
図5は、変形例2の逆浸透膜エレメント取外し治具の構成概略図である。図示のように変形例2の逆浸透膜エレメント取外し治具80bは、摺動部84bをシャフト82の軸に対して等間隔で複数形成している。その他の構成は、図1に示す取外し治具80と同様の構成であり、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。このような構成の変形例2の取外し治具80bによれば、複数の摺動部によってシャフトを等間隔で支持することにより挿入時のシャフトの湾曲や折れ曲げを効果的に防止することができ、圧力容器に充填された逆浸透膜エレメントを押し出す際にシャフトを安定的に支持することができる。
次に、図6から図9を参照して、本実施形態に係る逆浸透膜エレメント取外し装置について説明する。なお、図6は、本実施形態に係る逆浸透膜エレメント取外し装置の側面構成を示す図であり、図7は、同正面構成を示す図、図8は、同平面構成を示す図、図9は、同斜視図である。本実施形態に係る逆浸透膜エレメント取外し装置(以下、単に取外し装置10と称す)は、載置部となる載置台12と、載置台12を支持するベース40とを基本として構成されている。
載置台12は、取外し治具80を載置するための台である。取外し治具80を載置する載置台12には、少なくとも支持部14と、押込手段15が備えられる。実施形態で用いる取外し治具80は、載置台12には水平状態、すなわち長手方向に寝かせた状態で載置することとなる。このような載置形態を採ることで、水平状態で配置された圧力容器に対する装填が可能となるからである。
このような理由から支持部14は、取外し治具80の載置方向に沿って配置される。本実施形態の場合、支持部14は、載置台12の幅方向端部側に、長手方向に沿って2列のライン状に設けている。取外し治具80を安定支持するためには、断面視した状態で、最低2点の支持点が必要となる。一方で、支持点を増やすことによれば、取外し治具80の支持状態の安定化を図ることはできるが、取外し治具80を押し出す際の摺動抵抗(摩擦抵抗)が増加することとなる。このため、支持部14を2列のライン状とすることで、摩擦抵抗の低減と、支持状態の安定化の双方の効果を得ることができる。そして支持部14にはガイドレール13が形成されている。このガイドレール13は、摺動部84のローラ89が嵌る大きさに形成されている。このような構成により、取外し治具80を軸方向に容易にスライド移動させる(案内する)ことができる。支持部14は摩擦抵抗の小さい部材を用いることが望ましい。支持部14は、例えば、滑り性の良い樹脂(例えばポリエチレン系の樹脂)製のレールを配置することができる。これにより、取外し治具80を押し出した際の摩擦抵抗を低減することができる。
押込手段15は、本実施形態の場合、当接棒18とスライド板16を基本として構成されている。当接棒18は、支持部14に載置された取外し治具80の後端部分に当接され、詳細を後述するスライド板16による押し出しにより、取外し治具80を圧力容器内部へ押し込む役割を担う。本実施形態では、当接棒18の先端に、取外し治具80に対する押圧力の分散を図るための当接板18aを設けている。具体的な構成としては、当接板18aの平面積を当接棒18の先端部の平面積よりも大きく、かつ取外し治具80の連結プレート92の平面積と同等あるいは小さく構成するのが望ましい。
スライド板16は、上述した当接棒18の後端側を支持すると共に、載置台12の長手方向に沿って設けられた溝に沿ってスライドする板片である。スライド板16のスライドは、スライド板16の下部、すなわち載置台12の内部に設けられた駆動機構により実現される。駆動機構の方式については特に限定するものでは無いが、チェーン駆動方式や、リニアガイド方式などを挙げることができる。
このように、載置台12の内部に押込手段15の駆動機構を備えるようにすることで、取外し治具80の搭載スペースの延長線上に駆動機構を配置する必要が無い。このため、載置台12の短縮化、すなわち取外し装置10の小型化を図ることができる。
ベース40は、詳細を上述した載置台12を支持する役割を担う。ベース40は、垂直フレーム42と水平フレーム54、台車部68を基本として構成される。垂直フレーム42は、詳細を後述する台車部68を基部として垂直方向に立設された支柱型フレームである。垂直フレーム42には、詳細を後述する水平フレーム54を垂直方向に昇降させるための昇降手段と、作業員が取外し装置10を移動させる際に使用するハンドル50が設けられている。
昇降手段は、例えばリニアガイド方式のものであれば良い。すなわち、垂直フレーム42の長手方向(垂直方向)に沿って配置されたボールネジ44と、このボールネジ44の回転に伴って昇降移動することを可能とするスライダ48とを有するものであれば良い。このような基本構成を有する昇降手段では、ボールネジ44の一方の端部(本実施形態では上端部)には軸受、他方の端部(本実施形態では下端部)には、駆動用のモータ46等を設けるようにすれば良い。このような構成とすることで、モータ46を駆動させてボールネジ44を回転させることで、スライダ48を垂直フレーム42に沿って昇降させることが可能となる。なお、垂直フレーム42におけるハンドル50の配置側には、図示しない操作盤が設けられている。操作盤は、載置台12の昇降動作、水平移動、および押込手段15による押し込み動作を行うための制御信号を、各駆動部であるモータ等に出力するための制御部である。また、本実施形態では、垂直フレーム42における幅方向両端部に、スライドレール52を設け、載置台12の昇降動作の安定化を図るようにしている。
水平フレーム54は、上述した載置台12を支持するフレームであり、上述した垂直フレーム42に設けられたスライダ48に接続された水平フレームベース56を基点として、水平方向に延設されている。具体的には、水平フレーム54は、水平フレームベース56を基点として、垂直フレーム42から離間する方向に延設されたフォーク状のフレームである。水平フレーム54には、リニアガイド58、ハンドル66、操作盤64、マニュアルハンドル62などが設けられている。
リニアガイド58は、上述した載置台12を取外し治具の載置方向に対して平行に移動させるための平行移動手段の一例である。本実施形態におけるリニアガイド58は、水平フレーム54を構成する複数(実施形態においては2つ)のフォーク部分にそれぞれ設けられる。このような構成とすることで、重量物、および長尺物を移動させる際の安定性を向上させることができる。このような構成とする場合、各リニアガイド58を構成するボールネジを駆動させる各モータは、同期制御されるように電気的に接続しておく。このような構成とすることで、各ボールネジ上を水平移動するスライダ60の移動量が等しくなるからである。なお、水平フレーム54に設けたリニアガイド58のスライダ60上には、上述した載置台12が搭載・固定される。このような構成とすることで、載置台12を取外し治具80の載置方向に対して平行に移動させることができる。
ハンドル50は、水平フレーム54を構成するフォーク部分の先端側に設けられるバーハンドル(パイプ)である。ハンドル50の配置形態は、水平フレーム54を構成する複数のフォーク部分の先端を接続するというものである。このような構成のハンドル50を設けることにより、取外し装置10を水平フレーム54の先端側からでも移動させることが可能となる。
操作盤64は、載置台12の昇降動作、水平移動、および押込手段15による押し込み動作を行うための制御信号を、各駆動部であるモータ等に出力するための制御部である。水平フレーム54の先端側に操作盤64を配置することで、水平フレーム54先端側からであっても、載置台12の昇降動作、水平移動、および押し込み動作を行わせることが可能となる。
マニュアルハンドル62は、載置台12の水平移動を手動で行うための回転ハンドルである。マニュアルハンドル62を介して載置台12を水平移動させる場合には、マニュアルハンドル62を回転させれば良い。このため、取外し治具80を装填する対象となる圧力容器との位置ズレを微調整する場合に使用するのが好適である。制御信号による移動動作では、初期挙動が大きくなり、位置ズレの微調整が困難となる場合があるからである。
台車部68は、取外し装置10の移動を容易にするための走行手段である。台車部68は、取外し装置10の安定性を高めるために、垂直フレーム42よりも幅広に形成し、水平フレーム54を延設させた側に延設する形態とすると良い。台車部68には、垂直フレーム42を立設した面と反対側の面に、複数(本実施形態では4つ)の車輪70,74が設けられている。本実施形態のように車輪70,74を4つとした場合、4つの車輪70,74は、台車部68を平面視した際に四隅となる部分に設けるようにすると良い。このような構成とすることで、取外し装置10の安定性を高めることができる。
車輪70,74を4つとした場合、少なくとも2つの車輪74は、固定のための軸を回転可能な構成とする。このような構成とすることで、取外し装置10の進行方向を変えることが容易となる。また、少なくとも2つの車輪70には、車輪70の回転を止めるロック機構72を備えるようにする。このような構成とすることで、取外し装置10を所定位置に停止させておくことが可能となる。
なお、上記取外し装置10は、載置台12のガイドレール13に溝を埋める部材を取り付ければ、逆浸透膜エレメントの取り付け装置として適用することができる。
上記のような逆浸透膜エレメント取外し治具、逆浸透膜エレメント取外し装置を用いた逆浸透膜エレメントの取外し作業は、次のようにして行われる。図10は、逆浸透膜エレメント交換装置の逆浸透膜エレメント取外し治具を圧力容器に充填する前の斜視図である。図11は、逆浸透膜エレメント交換装置の逆浸透膜エレメント取外し治具を圧力容器に充填した後の斜視図である。
まず、あらかじめ取外し装置10を圧力容器100の開口部付近まで移動させておく。取外し装置10における載置台12に、取外し治具80を搭載する。取外し治具80は逆浸透膜エレメントと比べて十分軽量化されているため、既存のクランプ装置などを利用しなくても、作業員による手作業によって、容易に搭載することができる。
次に、昇降手段、および平行移動手段を用いて、取外し治具80の長手方向中心軸を圧力容器100の開口部の中心位置(長手方向中心軸)に合わせる。
位置合わせを終えた後、押込手段15を作動させて取外し治具80を圧力容器100内部に押し込み、装填する(図10参照)。圧力容器100の他端から充填された逆浸透膜エレメントが押し出される。
次に、押込手段15を原点復帰させた後、次に充填する取外し治具80を載置台12に搭載する。そして、充填された取外し治具80の雌部に、次に充填する取外し治具80の雄部を嵌め合わせて互いに連結させる。
連結後、押込手段15を作動させて取外し治具80を圧力容器100内部に押し込み、装填する(図11参照)。圧力容器100の他端から充填された逆浸透膜エレメントが押し出される。このような充填作業を圧力容器100内の逆浸透膜エレメントが無くなるまで行う。
このような取外し装置10を用いた逆浸透膜エレメントの取外し方法によれば、取外し治具を作業員が容易に持ち運びすることができ、取り扱いが容易となるため、使用後の重量が増加した逆浸透膜エレメントであっても、取外し治具を挿入して容易に、かつ短時間で圧力容器から逆浸透膜エレメントを押し出し取り外すことができる。また、取外し治具は、複数連結しても逆浸透膜エレメントに比べて十分軽量であり、取り扱いが容易なため、重量物を扱う危険な交換作業を低減して安全性を高めることができる。
本発明は、特に、例えば、海水淡水化の逆浸透膜ろ過装置に、広く適用することができる。
1………圧力容器、2………逆浸透膜エレメント、3………ロープ、4………けん引錐体、10………逆浸透膜エレメント取外し装置、12………載置台、13………ガイドレール、14………支持部、15………押込手段、16………スライド板、18………当接棒、18a………当接板、40………ベース、42………垂直フレーム、44………ボールネジ、46………モータ、48………スライダ、50………ハンドル、52………スライドレール、54………水平フレーム、56………水平フレームベース、58………リニアガイド、60………スライダ、62………マニュアルハンドル、64………操作盤、66………ハンドル、68………台車部、70………車輪、72………ロック機構、74………車輪、80,80a,80b………逆浸透膜エレメント取外し治具、82………シャフト、84,84a,84b………摺動部、86………サポート、88………ガイドリング、89………ローラ、90………連結部、92………連結プレート、94………孔、96………ロックピン、100………圧力容器。

Claims (9)

  1. 逆浸透膜の圧力容器内に充填される逆浸透膜エレメントの軸方向に沿って挿入可能なシャフトと、
    前記シャフトの軸心から放射状に延出し、かつ前記シャフトの軸に沿って複数形成して前記シャフトを前記圧力容器の中心軸上に支持可能とし、前記圧力容器の内周面を摺動する摺動部と、
    前記シャフトの何れか一方の端部に形成された雌部と、他方の端部に取り付けて前記雌部と着脱可能な雄部からなる連結部と、
    を備えたことを特徴とする逆浸透膜エレメント取外し治具。
  2. 前記摺動部は、前記シャフトを軸心とし、前記圧力容器の内周面に沿って半円形状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の逆浸透膜エレメント取外し治具。
  3. 前記摺動部は、前記シャフトの軸方向と交差する方向に、前記シャフトの軸上に等間隔で複数形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の逆浸透膜エレメント取外し治具。
  4. 前記シャフトの長さは、前記逆浸透膜エレメントの軸方向の長さとほぼ同じ長さに設定したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の逆浸透膜エレメント取外し治具。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の逆浸透膜エレメント取外し治具と、
    前記圧力容器の軸心上に前記逆浸透膜エレメント取外し治具の軸心を載置可能な載置部と、
    前記載置部に載置した前記逆浸透膜エレメント取外し治具の端部と接触する当接板を有し、前記当接板を前記圧力容器の軸方向に沿って進退移動可能な押込手段と、
    を備えたことを特徴とする逆浸透膜エレメント取外し装置。
  6. 前記当接板は、前記逆浸透膜エレメントの前記雄部と着脱可能な雌部を形成したことを特徴とする請求項5に記載の逆浸透膜エレメント取外し装置。
  7. 前記摺動部は、前記圧力容器の内面と接触するローラを備え、前記載置部は、前記ローラを案内するガイドレールを備えたことを特徴とする請求項5又は6に記載の逆浸透膜エレメント取外し装置。
  8. 逆浸透膜の圧力容器内に充填される逆浸透膜エレメントの軸方向に沿って挿入可能なシャフトと、前記シャフトの軸心から放射状に延出し、かつ前記シャフトの軸に沿って複数形成して前記シャフトを前記圧力容器の中心軸上に支持可能とし、前記圧力容器の内周面を摺動する摺動部と、前記シャフトの何れか一方の端部に形成された雌部と、他方の端部に取り付けて前記雌部と着脱可能な雄部からなる連結部と、を備えた逆浸透膜エレメント取外し治具の軸心を、前記逆浸透膜エレメントが充填された圧力容器の軸心上に合わせて挿入する工程と、
    前記逆浸透膜エレメント取外し治具の挿入と同時に、前記逆浸透膜エレメントを前記圧力容器から押し出す工程と、
    前記圧力容器から前記逆浸透膜エレメントを取外した後、前記圧力容器から前記逆浸透膜エレメント取外し治具を取り出す工程と、
    を有することを特徴とする逆浸透膜エレメントの取外し方法。
  9. 複数の前記逆浸透膜エレメントの前記雌部と前記雄部を互いに連結し、前記圧力容器の軸心上に配置して前記圧力容器に挿入することを特徴とする請求項8に記載の逆浸透膜エレメントの取外し方法。
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