JP2013143571A - 音響機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】音響機器のスタンドへの取り付け作業を容易にする。
【解決手段】挿入穴20の穴底に相当する部分の底面23またはテーパ面24に、挿入されたポール12の先端が突き当たる。レバー40は、回動軸43を中心に回動し、挿入穴20に形成された切り欠き部25から臨む押圧面41aがポール12の側部を押圧する。押圧面41aに押圧されるポール12は、主として、押圧面41aに対して軸中心Cを挟んで反対側に位置する凸部22C〜22F、特に凸部22D、22Eで受け止められる。凸部22D、22Eは、ポール12の軸方向視においてA−A線に沿う断面を挟んだ両側に位置する。レバー40が締め込み方向Fに回動操作されるにつれて、押圧位置Pが軸中心Cに徐々に近づき、それによって押圧力が増すようになっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、スタンドのポールに取り付け固定されるスピーカ等の音響機器に関する。
従来、スピーカやミキサ装置等の音響機器であってスタンドのポールに取り付け固定されるものが知られている。例えば、特許文献1では、スタンドの円柱状のポールの先端にブラケット部を設け、ブラケット部の台座に設けた2つのブラケットネジを音響機器に螺合するようにしている。ブラケット部はポールの先端に蝶ネジで固定される(図8)。
特許第4496904号公報
しかしながら、上記特許文献1のような取り付け構造においては、スタンドのポールにまずブラケット部を取り付ける必要があり、しかも、ブラケット部と音響機器とを2箇所でねじ止めするので、作業性が良くないという問題があった。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、音響機器のスタンドへの取り付け作業を容易にすることができる音響機器を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の音響機器は、スタンドの柱状のポール(12)に取り付け固定される音響機器(10)であって、前記ポールの先端が突き当たる突き当て部(23、24)と、締め込みまたは緩め操作により回動軸(43)を中心に回動するよう構成され、前記ポールの先端が前記突き当て部に突き当たっている状態で締め込み方向に回動操作されることで、前記ポールの側部を前記ポールの軸中心(C)の方向に押圧面(41a)で押圧する押圧手段(40)と、前記押圧手段の前記押圧面に対して前記ポールの前記軸中心を挟んで反対側に設けられ、前記押圧面により押圧される前記ポールを、前記ポールの軸方向視において前記押圧面と前記軸中心とを通る直線(L1)を挟んだ両側の少なくとも2箇所で受ける受け部(22C〜22F、26、61、62)とを有し、前記押圧手段は、締め込み方向に回動操作されるにつれて、前記ポールの側部を押圧する前記押圧面の位置(P)が前記ポールの前記軸中心に徐々に近づいて押圧力が増すように構成されたことを特徴とする。
好ましくは、前記ポールの前記軸中心を中心とした円周方向において前記受け部よりも前記押圧面に近い位置に設けられ、前記押圧手段を緩めた状態で前記突き当て部に突き当たっている前記ポールを前記受け部と協働して囲む仮受け部(22A、22H、27、28)を有する(請求項2)。
好ましくは、前記ポールが挿入可能で前記突き当て部を穴底に有する挿入穴(20)を有し、前記挿入穴の一部に形成された切り欠き部(25)から前記押圧面が前記挿入穴の内側に臨むと共に、前記挿入穴の内面が前記受け部及び前記仮受け部の機能を果たすように構成される(請求項3)。好ましくは、前記挿入穴の内面には、円周方向に凹凸(21、22)が形成され、そのうち凸部が前記受け部及び前記仮受け部の機能を果たす(請求項4)。
好ましくは、前記押圧手段の締め込み方向の回動行程において、前記ポールの側部を押圧する前記押圧面の位置が途中から一定となる(請求項5)。好ましくは、前記押圧手段の前記回動軸は、前記ポールの軸方向に略垂直である(請求項6)。好ましくは、前記押圧手段は当該音響機器の底部(15)に配設されると共に被操作部(42)を有し、前記底部には、前記押圧手段を緩めた状態で前記被操作部を維持するための維持手段(33、34)が設けられる(請求項7)。
なお、上記括弧内の符号は例示である。
本発明の請求項1によれば、音響機器のスタンドへの取り付け作業を容易にすることができる。
請求項2によれば、ポールへの仮装着状態が安定し、取り付け作業を一層容易にすることができる。
請求項3、4によれば、構成が簡単になる。
請求項5によれば、締め込み終了時における押圧力を一定にし、固定状態を安定させることができる。
請求項6によれば、押圧状態を適切にすることができる。
請求項7によれば、緩め状態において押圧手段がぐらつくことを防止することができる。
本発明の一実施の形態に係る音響機器が適用されるスピーカセットの使用状態の一例を示す図(図(a))、フロントカバーを外した状態のスピーカ装置の筐体下部の前側からの斜視図(図(b))である。 取り付け機構部の一部を構成するサポート蓋、押圧手段であるレバーの斜視図(図(a)、(b))、スピーカ装置を下側から見た斜視図にサポート蓋及びレバーを併せて示した図(図(c))である。 挿入穴及びレバー配設部の拡大斜視図である。 図2(c)のA−A線に沿う断面図である。 取り付け機構部の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1(a)は、本発明の一実施の形態に係る音響機器が適用されるスピーカセットの使用状態の一例を示す図である。本実施の形態では、スタンド11の円柱状のポール12に音響機器が取り付け固定される構造を説明する。音響機器として左右一対のスピーカ装置10、10を例示するが、ミキサ装置等、各種の音響機器に本発明を適用可能である。
電子鍵盤楽器KBがミキサ装置13に接続され、ミキサ装置13にスピーカ装置10が接続されている。ミキサ装置13は、不使用状態ではスピーカ装置10の裏面凹部S1に装着収納可能である。スピーカ装置10は、聴衆側に前側を向けて配置される。電子鍵盤楽器KBでの演奏によるオーディオ信号はミキサ装置13でミキシングされ、2チャンネルの左右の信号がスピーカ装置10、10にそれぞれ供給され、発音される。左右のスピーカ装置10のポール12の先端への取り付け構造については同様であるので、以下では、必要ない限り左右の区別をしない。また、以降、スピーカ装置10の方向について、聴衆側を前側とし、左右方向については奏者から見て呼称し、上下方向についてはポール12の先端に取りついた状態を基準とする。
図1(b)は、フロントカバーを外した状態のスピーカ装置10の筐体下部の前側からの斜視図である。スピーカ装置10は、樹脂等で構成される筐体14にフロントカバー9(図1(a))が固着されてなる。筐体14の下部の底板15において上方に盛り上がった部分の下側に取り付け機構部Mが構成され、この取り付け機構部Mの一部として、後述する挿入穴20やレバー配設部30が構成される。
筐体14には、取り付け機構部Mに連接して取付ボス17及びリブ18が一体に形成されている。リブ18は取付ボス17の補強を兼ねている(図4も参照)。また、左右に壁部に取付ボス19がそれぞれ一体に形成されている。ねじ取付部であるこれら取付ボス17、19、19のねじ穴を用いて上記のフロントカバー9が螺着固定される。
図2(a)、(b)は、取り付け機構部Mの一部を構成するサポート蓋、押圧手段であるレバーの斜視図である。図2(c)は、スピーカ装置10を下側から見た斜視図にサポート蓋50及びレバー40を併せて示した図である。
図2(c)に示すように、底板15には、4カ所に脚部16が突出して形成される。底板15は斜めに形成されるが、脚部16の脚底である先端16aは、接地時に筐体14の側面14aが垂直になるように4つとも面一に形成されている。また、底板15の中央付近において、取り付け機構部Mの一部として挿入穴20及びレバー配設部30が連接して底板15と一体に形成される。レバー配設部30には、緩め状態のレバー40が収容される収容凹部36が形成される。サポート蓋50及びレバー40はレバー配設部30に配設される。
図2(b)に示すように、レバー40は、頭部41から被操作部42が延設されてなり、頭部41には、回動軸43が両側に突出している(片側のみ図示)。頭部41の外周面は、スタンド11のポール12の側部を押圧する押圧面41aとなる。押圧面41aは、回動軸43の回転方向にはほぼ円形(厳密には後述)で、回動軸43の軸線方向に対しては凹状に湾曲しており、いわゆる鞍形に形成される。
図2(a)に示すように、サポート蓋50は、2つの締結穴52が形成された板部51を有し、板部51から2枚の突設片53が突設形成される。突設片53の先端は回動軸43を軸支する役割の一部を果たす凹曲面53aとなっている。
図3は、挿入穴20及びレバー配設部30の拡大斜視図である。図4は、図2(c)のA−A線に沿う断面図であり、挿入穴20の中心を通り上下方向及び前後方向に平行な断面を示している。図4ではスピーカ装置10は天地逆となっている。
図3、図4に示すように、スタンド11のポール12の軸中心C(図4)は鉛直方向に平行である。挿入穴20は、挿入されるポール12の外形よりも若干大きい内径を有している。厳密には、円周方向に凹部21と凸部22による交互に凹凸が内面に形成されており、複数の凸部22の内面で形成される内径が挿入穴20の実質的な内径となる。挿入穴20の一部には切り欠き部25が形成されている。挿入穴20の穴底に相当する部分に平坦な底面23が形成され、底面23と凹部21とに連接してテーパ面24が形成されている。
切り欠き部25が形成されていない領域において、凸部22は、円周方向に、22A〜22Hの8個が配置されている。切り欠き部25の上方(図4でいう下方)にも凸部22と同様のものは形成されているが、それらは設けなくてもよい。軸中心Cを挟んで切り欠き部25の反対側において、図2のA−A線に沿う断面上には凹部21、特に凹部21xが位置する。
レバー配設部30は、挿入穴20の後ろ側において挿入穴20の切り欠き部25に近接して設けられる。図3に示すように、レバー配設部30において、レバー40の回動軸43が嵌入されるU字溝31、32が形成される。U字溝31、32の左右両側には締結用のねじ穴35が形成されている。挿入穴20の後方に、一対の突設片でなる把持部33、34が設けられている。また、図4に示すように、レバー40の頭部41には、断面円形の突設ピン44が一体に形成されており、把持部33、34は突設ピン44を挟持できるようになっている。把持部33、34の互いの対向面には、突設ピン44に合わせた凹曲面が形成されている。
レバー40、サポート蓋50は、スピーカ装置10がポール12に取り付けられる前の段階でスピーカ装置10に組み付けられる。レバー40及びサポート蓋50は、レバー配設部30に次のようにして配設される。その際、スピーカ装置10の天地を逆にして底板15の下面を上側に露出させると配設作業がやりやすい。
まず、レバー40の2つの回動軸43をU字溝31、32に挿入する。その際、レバー40の突設ピン44を把持部33、34間に把持させる。次に、サポート蓋50の突設片53の先端である凹曲面53aを回動軸43に対向させるようにサポート蓋50をレバー40に被せる(図2(c)、図4参照)。そして、サポート蓋50の2つの締結穴52を介してビス54(図2(c)参照)をねじ穴35(図3)に螺合する。
これにより、レバー40及びサポート蓋50が底板15のレバー配設部30に固定される。また、レバー40については、2つの回動軸43が、突設片53の凹曲面53aとU字溝31、32との間に挟まれ、凹曲面53aとU字溝31、32の曲面部によって軸支されることになる。従って、レバー40は、回動軸43を中心として回動自在になる(図4)。ただし、把持部33、34が突設ピン44を挟持している状態では、レバー40の回動位置はその位置で維持される。レバー40の頭部41の押圧面41aが、挿入穴20の切り欠き部25から挿入穴20の内側に臨む(図4)。
図4に実線で示すレバー40が、把持部33、34が突設ピン44を挟持している緩め状態である。すなわち、レバー40は、被操作部42を操作することで回動し、締め込みまたは緩め操作が可能となっている。緩め状態から締め込み方向F(図4の反時計方向)に、回動可能な範囲まで回動させると、レバー40は仮想線で示す締め込み状態となる。回動軸43の軸線は挿入穴20の軸線とは垂直であるので、レバー40の回動方向はポール12の軸線方向、すなわち上下方向である。これにより、ポール12の押圧状態を適切にすることができる。
レバー40は、緩め状態では、底板15の下面より上側に全体が位置し(図4に実線で示す状態)、且つ、収容凹部36に収まっている。しかも、把持部33、34で回動が規制されているので、スピーカ装置10を単体として扱う際、特に床面に載置する際にはレバー40がぐらつかず、また張り出すこともなく、邪魔にならない。
レバー40及びサポート蓋50が組み付けられたスピーカ装置10をスタンド11に取り付けるには、まず、通常、スピーカ装置10の天地を正してスタンド11のポール12の先端を挿入穴20に挿入する。ポール12は、挿入穴20の複数の凸部22で形成される内径に仮嵌合されるので、レバー40が緩んだ状態であっても挿入穴20への挿入状態が維持される。
ポール12が挿入される際、ポール12の先端はテーパ面24で適度に芯出しされ、底面23に当接する。あるいは、ポール12の直径が大きい場合は、テーパ面24に当接したままとなる。底面23またはテーパ面24が、ポール12の先端が突き当たる突き当て部となる。その後、レバー40の被操作部42を締め込み方向Fに操作して回動させる。
ここで、図4に示すように、レバー40の頭部41の押圧面41aは、回動軸43の中心からの距離(外形)が角度領域θの範囲で徐々に変化するようになっている。押圧面41aのうち、ポール12の軸中心Cの側に最もせり出した部分がポール12の側部を押圧することになる。このせり出した部分を押圧位置Pとする。角度領域θの範囲では、レバー40が締め込み方向Fに回動操作されるにつれて、押圧位置Pが軸中心Cに徐々に近づき、それによって押圧力が増すようになっている。
締め込み方向Fにおいてレバー40の回動可能な範囲は角度領域θよりも広く、角度領域θを図4の反時計方向にさらに超えた領域においては、押圧面41aの外形は一定となっている。従って、角度領域θを超えて締め込んでも、押圧位置Pは変わらず、一定の押圧力でポール12が押圧されることになる。
ところで、押圧面41aによって前方に押圧されるポール12は、複数の凸部22のうち主として、押圧面41aに対して軸中心Cを挟んで反対側に位置する凸部22C〜22F(図3)で受け止められる。ポール12を受ける「受け部」としての機能を最も果たすのは、凹部21xの両側に隣接する凸部22D、22Eである。凸部22D、22Eは、ポール12の軸方向視においてA−A線に沿う断面を挟んだ両側に位置し、しかも押圧面41aの対向位置の最も近くに位置するからである。
一方、挿入穴20に挿入されたポール12を「受け部」と協働して囲み、レバー40が緩んだ状態においても挿入穴20への挿入状態を維持する「仮受け部」の機能を、主として凸部22A、22Hが果たす。凸部22A、22Hは、軸中心C周りの円周方向において受け部よりも押圧面41aに近い位置に設けられるからである。仮受け部を設けたことで、装着の作業性が一層良くなる。
このように、ポール12を挿入穴20に挿入してレバー40を下方に回動操作するだけでスピーカ装置10のスタンド11への取り付けが完了する。また、スピーカ装置10を取り外すときは、レバー40を上方に回動操作すればよい。しかも、上方に回動したレバー40は、突設ピン44が把持部33、34によって把持、乃至挟持されることでその状態が維持され、ぐらつくことがない。従って、スピーカ装置10に対するポール着脱の作業性が向上する。
本実施の形態によれば、レバー40を締め込み方向Fに回動操作するにつれて、ポール12の側部を押圧する押圧位置Pが軸中心Cに徐々に近づいて押圧力が増すので、簡単な操作で締め込みが可能である。よって、スタンド11のポール12へのスピーカ装置10の取り付け作業を容易にすることができる。また、レバー40の締め込み方向Fの回動行程において、押圧面41aの位置が途中から一定となるので、締め込み終了時における押圧力を一定にし、固定状態を安定させることができる。
また、挿入穴20の切り欠き部25から押圧面41aが臨むと共に、挿入穴20の内面(特に凸部22)が受け部及び仮受け部の機能を果たすので、ポール12への仮装着状態が安定し、取り付け作業を一層容易にすることができ、構成も簡単である。
また、把持部33、34を設けたので、レバー40が緩め状態においてぐらつくことを防止することができる。
なお、挿入穴20に挿入したポール12を側部から押圧する観点からは、レバー40の回動方向は上下方向に限られるものではない。
また、レバー40を緩め状態でロックする機構としては、突設ピン44と把持部33、34とによる機構に限定されるものではなく、例えば、レバー40が締め込み方向Fへ自重で回動することを規制する係止手段であってもよい。あるいは、弱い力を発生させるコイルバネを回動軸43に付着し、レバー40を緩み方向に常時付勢するようにしてもよい。
なお、サポート蓋50及びレバー40は別体で構成し、底板15において組み付けたが、これらを一体として構成した後に、底板15に組み付けるようにしてもよい。また、回動軸43を軸支する機構は、サポート蓋50のような別部材を用いることなく、底板15に設けてもよい。
ところで、本実施の形態では、あくまで挿入穴20という穴形状の要素にポール12を挿入して固定するという構成であった。しかし、ポール12への固定作業を簡単にするという観点からは、図5に取り付け機構部Mの変形例を例示するように、穴という概念でない構成も考えられる。
図5(a)は、軸中心Cの軸線方向に見た取り付け機構部Mの模式図である。図5(a)に示すように、「受け部」として、レバー40の押圧面41aに対してポール12の軸中心Cを挟んで反対側に円弧状受け部26を設ける。また、押圧面41aに近接して仮受け部27、28を設ける。円弧状受け部26、仮受け部27、28はいずれも、上記した凸部22と同様に、ポール12の外形に対応する凹面を有する。また、底面23またはテーパ面24に相当する突き当て部が存在するとする。
ポール12を突き当て部に突き当てると、円弧状受け部26、仮受け部27、28の協働によってポール12が囲まれ、ポール12への仮装着状態が安定する。レバー40を締め込むと、押圧面41aがポール12を押圧し、ポール12の押圧される側の反対側を円弧状受け部26が受けて、固定状態となる。
このような観点から、「受け部」としては、押圧面41aに対して軸中心Cを挟んで反対側に設けられ、ポール12の軸方向視において押圧面41aと軸中心Cとを通る直線L1を挟んだ両側の少なくとも2箇所で受けるものであればよい。図5(a)の例でいえば、円弧状受け部26のうち第1領域26aと第2領域26bとが該当する。ただし、第1領域26a、第2領域26bの全領域でなくてもよく、円弧状受け部26の一部、例えば両端部付近の領域だけであってもよい。
なお、図2〜図4の例でいえば、A−A線に沿う断面をポール12の軸線方向に見たときの直線が直線L1に相当する。
また、「仮受け部」としては、軸中心Cを中心とした円周方向において「受け部」よりも押圧面41aに近い位置に設けられ、レバー40を緩めた状態で受け部と協働してポール12を囲むことができる構成要素であればよい。
図5(b)は、取り付け機構部Mの他の変形例の要部の斜視図である。この例では、受け部として、2本の円柱状受け部61、62が突設され、円柱状受け部61、62が三角リブ63によって補強されている。レバー40は支持部64によって回動自在に支持される。ポール12への仮装着状態の安定の効果を求めない場合、「仮受け部」を設けることは必須でない。なお、支持部64のポール12に対向する面の形状を工夫して仮受け部の機能を果たさせるようにしてもよい。
なお、スタンド11のポール12は円柱状であるとしたが、4角形以上の多角形の柱状であってもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
10 スピーカ装置(音響機器)、 11 スタンド、 12 ポール、 15 底板(底部)、 20 挿入穴、 21 凹部、 22C〜22F 凸部(受け部)、 22A、22H 凸部(仮受け部)、 23 底面(突き当て部)、 24 テーパ面(突き当て部)、 25 切り欠き部、 26 円弧状受け部(受け部)、 27、28 仮受け部、 33、34 把持部(維持手段)、 40 レバー(押圧手段)、 41a 押圧面、 42 被操作部、 43 回動軸、 61、62 円柱状受け部(受け部)、
C 軸中心、 L1 直線

Claims (7)

  1. スタンドの柱状のポールに取り付け固定される音響機器であって、
    前記ポールの先端が突き当たる突き当て部と、
    締め込みまたは緩め操作により回動軸を中心に回動するよう構成され、前記ポールの先端が前記突き当て部に突き当たっている状態で締め込み方向に回動操作されることで、前記ポールの側部を前記ポールの軸中心の方向に押圧面で押圧する押圧手段と、
    前記押圧手段の前記押圧面に対して前記ポールの前記軸中心を挟んで反対側に設けられ、前記押圧面により押圧される前記ポールを、前記ポールの軸方向視において前記押圧面と前記軸中心とを通る直線を挟んだ両側の少なくとも2箇所で受ける受け部とを有し、
    前記押圧手段は、締め込み方向に回動操作されるにつれて、前記ポールの側部を押圧する前記押圧面の位置が前記ポールの前記軸中心に徐々に近づいて押圧力が増すように構成されたことを特徴とする音響機器。
  2. 前記ポールの前記軸中心を中心とした円周方向において前記受け部よりも前記押圧面に近い位置に設けられ、前記押圧手段を緩めた状態で前記突き当て部に突き当たっている前記ポールを前記受け部と協働して囲む仮受け部を有することを特徴とする請求項1記載の音響機器。
  3. 前記ポールが挿入可能で前記突き当て部を穴底に有する挿入穴を有し、前記挿入穴の一部に形成された切り欠き部から前記押圧面が前記挿入穴の内側に臨むと共に、前記挿入穴の内面が前記受け部及び前記仮受け部の機能を果たすように構成されたことを特徴とする請求項2記載の音響機器。
  4. 前記挿入穴の内面には、円周方向に凹凸が形成され、そのうち凸部が前記受け部及び前記仮受け部の機能を果たすことを特徴とする請求項3記載の音響機器。
  5. 前記押圧手段の締め込み方向の回動行程において、前記ポールの側部を押圧する前記押圧面の位置が途中から一定となることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の音響機器。
  6. 前記押圧手段の前記回動軸は、前記ポールの軸方向に略垂直であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の音響機器。
  7. 前記押圧手段は当該音響機器の底部に配設されると共に被操作部を有し、前記底部には、前記押圧手段を緩めた状態で前記被操作部を維持するための維持手段が設けられたことを特徴とする請求項6記載の音響機器。
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